JP3493597B2 - 車両運行情報収集装置 - Google Patents

車両運行情報収集装置

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JP3493597B2 JP22560598A JP22560598A JP3493597B2 JP 3493597 B2 JP3493597 B2 JP 3493597B2 JP 22560598 A JP22560598 A JP 22560598A JP 22560598 A JP22560598 A JP 22560598A JP 3493597 B2 JP3493597 B2 JP 3493597B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、車両の出庫から入
庫までの運行中に時々刻々変化する該車両の運行状態を
監視し、該監視した運行状態を示す車両運行情報を、少
なくとも前記車両の出庫時に生成して、該生成した車両
運行情報を、読出可能な記憶媒体にデジタルデータの形
で記憶させる車両運行情報収集装置に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】トラックやタクシー、配送用車両等の業
務車には旧来から、その車両の走行速度やエンジン回転
数といった走行状態を営業所等において管理するため
に、チャート紙にそれらを書き込んで記録するタコグラ
フが搭載されていた。
【0003】しかし近年では、労務管理を行うために乗
務員が運行終了後に手書きで作成していた乗務記録での
記録内容(例えば、ハンドル時間等)や、安全管理を行
うために必要となる情報(例えば、運転中の空ぶかし、
急発進、急停止等)を、車両の走行状態と共に、ICメ
モリカードのような電気的記録媒体や磁気的記録媒体に
デジタルデータの形で記憶させることができるようにし
た、デジタル型のタコグラフ、即ち、車両運行情報収集
装置の普及が進んでいる。
【0004】この種の車両運行情報収集装置では、車両
の走行センサやエンジン回転数センサからの出力を基に
割り出される走行速度やエンジン回転数といった、時々
刻々変化する車両の走行状態に関する時系列情報が、デ
ジタルデータの形で記憶媒体に記憶させる車両運行情報
として収集される他に、次のような情報が車両運行情報
として併せて収集される。
【0005】即ち、上述した乗務員の労務管理や安全管
理のために必要な情報、つまり、乗務員が車両を運転し
た時間であるハンドル時間や、車両の急発進、急停止の
回数といった、乗務員の運行業務状態に関する情報が、
デジタルデータの形で記憶媒体に記憶させる車両運行情
報として収集される。
【0006】したがって、車両運行情報収集装置におい
ては、車両がトラックやタクシーの営業所等の車庫を出
発する時点、つまり、出庫時点の車両運行情報を必ず収
集しておくことが、その後の様々な状況において収集さ
れる車両運行情報が、出庫時点からどのように、或は、
どの程度変化しているかを評価するために重要となる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】ところが、従来の車両
運行情報収集装置では、車両の出庫時点における車両運
行情報の収集を、車両運行情報収集装置に対する記憶媒
体の装填を認識した時点や、車両の出庫を指示するため
に車両運行情報収集装置に設けられた専用の操作ボタン
等の操作を認識した時点といった、人的操作を伴う事項
の発生時点で行うのが通常である。
【0008】そのため、そのような人的操作をし忘れた
場合には、車両の出庫時点における車両運行情報の収集
がなされなくなってしまい、当然、収集されない車両の
出庫時点における車両運行情報は、記憶媒体にも記憶さ
れないことになる。
【0009】そうすると、車両の出庫後の車両運行情報
を折角収集しても、それだけでは乗務員の労務管理や安
全管理を行えないような内容でしか、記憶媒体に車両運
行情報を記憶させることができないという不具合があ
る。
【0010】本発明は前記事情に鑑みなされたもので、
本発明の目的は、人的操作による車両の出庫の指示がな
されない場合であっても、乗務員の労務管理や安全管理
を確実に行える内容で記憶媒体に車両運行情報を記憶さ
せることができる車両運行情報収集装置を提供すること
にある。
【0011】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
請求項1及び請求項2に記載した本発明の車両運行情報
収集装置は、図1に基本構成図で示すように、所定の操
作により定義される車両の出庫から入庫までの運行中に
時々刻々変化する該車両の運行状態を監視し、少なくと
も、前記車両の出庫と定義された時点において、前記監
視した車両の運行状態を示す車両運行情報を生成して、
該生成した車両運行情報を、読出可能な記憶媒体7にデ
ジタルデータの形で記憶させる車両運行情報収集装置に
おいて、前記車両の出庫が定義されたか否かを判別する
出庫定義済判別手段313Aと、前記監視した車両の運
行状態の内容を所定の判別基準と照合した結果を基に、
前記車両の出庫が完了しているか否かを判別する出庫完
了判別手段313Bとを備え、前記車両の出庫が定義さ
れていないと前記出庫定義済判別手段313Aが判別し
ている状態において、前記車両の出庫が完了していると
前記出庫完了判別手段313Bが判別した際に、前記車
両の出庫が定義されたと見倣すようにしたことを特徴と
する。
【0012】
【0013】 さらに、請求項1に記載した本発明の車
両運行情報収集装置は、前記車両に、営業タリフの設
定、解除に応じて乗車料金を算出表示する料金算出表示
装置1が搭載されており、前記車両運行情報が、前記料
金算出表示装置1における前記営業タリフの設定時及び
解除時と、前記所定の操作により前記車両の入庫と定義
された時点とにも生成され、前記所定の判別基準が、前
記車両の入庫と定義された時点における車両運行情報が
前回生成された後の、前記料金算出表示装置1における
最初の前記営業タリフの設定であり、前記出庫完了判別
手段313Bが、前記所定の判別基準に対する前記監視
した運行状態の内容の照合により、前記車両の入庫と定
義された時点における前記車両運行情報が前回生成され
た後に、前記料金算出表示装置1において最初の前記営
業タリフの設定がなされたと判別した場合に、前記車両
の出庫が完了していると判別するものとした。
【0014】 また、請求項2に記載した本発明の車両
運行情報収集装置はさらに、前記車両に、営業タリフの
設定に応じて乗車料金を算出表示する料金算出表示装置
1が搭載されており、前記車両運行情報が、前記料金算
出表示装置1における前記営業タリフの設定時及び解除
時と、前記所定の操作により前記車両の入庫と定義され
た時点とにおいても各々生成され、前記所定の判別基準
が、前記車両の入庫と定義された時点における車両運行
情報が前回生成された後の前記車両の走行距離と、前記
車両の入庫と定義された時点における車両運行情報が前
回生成された後の、前記料金算出表示装置1における最
初の前記営業タリフの設定とを含んでおり、前記出庫完
了判別手段313Bが、前記所定の判別基準に対する前
記監視した運行状態の内容の照合により、前記車両の入
庫と定義された時点における車両運行情報が前回生成さ
れた後に、前記車両が所定距離以上走行したと判別した
場合と、前記車両の入庫と定義された時点における車両
運行情報が前回生成された後に、前記料金算出表示装置
1において最初の前記営業タリフの設定がなされたと判
別した場合とのうちいずれか一方の場合に、前記車両の
出庫が完了していると判別するものとした。
【0015】 請求項1及び請求項2に記載した本発明
の車両運行情報収集装置によれば、車両の出庫が定義さ
れたと出庫定義済判別手段313Aによって判別されな
い状態において、車両の運行状態が、所定の判別基準と
照合した結果、車両の出庫が完了していると出庫完了判
別手段313Bにより判別される状態になると、出庫が
定義されたものと見倣されて、その時点において監視し
た車両の運行状態を示す車両運行情報が、車両の出庫が
定義された時点における車両運行情報として生成され
る。
【0016】したがって、所定の操作による車両の出庫
の定義がなされなくても、車両の出庫と定義された時点
における車両運行情報を、確実に生成させて記憶媒体7
に記憶させ、車両の出庫後に生成される車両運行情報と
共に、乗務員の労務管理や安全管理を確実に行える内容
で車両運行情報を記憶媒体7に記憶させることが可能と
なる。
【0017】
【0018】
【0019】 さらに、請求項1に記載した本発明の車
両運行情報収集装置によれば、車両の入庫と定義された
時点における車両運行情報が前回生成された後、車両に
搭載された料金算出表示装置1において最初の営業タリ
フの設定がなされると、車両の出庫が定義されたと出庫
定義済判別手段313Aによって判別されていなくて
も、その時点において出庫が定義されたものと見倣され
て、その時点において監視した車両の運行状態を示す車
両運行情報が、車両の出庫が定義された時点における車
両運行情報として生成される。
【0020】したがって、車両に料金算出表示装置1が
搭載されている場合には、所定の操作による車両の出庫
の定義がなされなくても、車両の出庫と定義された時点
における車両運行情報を、車両の入庫と定義された時点
における車両運行情報が前回生成された後、最悪でも、
料金算出表示装置1において営業タリフの設定が最初に
行われた時点までの間に、確実に生成させて記憶媒体7
に記憶させることが可能となる。
【0021】 また、請求項2に記載した本発明の車両
運行情報収集装置によれば、車両の入庫と定義された時
点における車両運行情報が前回生成された後、車両の走
行距離が所定距離以上になるか、それとも、車両に搭載
された料金算出表示装置1において最初の営業タリフの
設定がなされると、車両の出庫が定義されたと出庫定義
済判別手段313Aによって判別されていなくても、そ
の時点において出庫が定義されたものと見倣されて、そ
の時点において監視した車両の運行状態を示す車両運行
情報が、車両の出庫が定義された時点における車両運行
情報として生成される。
【0022】したがって、所定の操作による車両の出庫
の定義がなされなくても、車両の出庫と定義された時点
における車両運行情報を、車両の入庫と定義された時点
における車両運行情報が前回生成された後、最悪でも、
車両が所定距離走行した時点と、車両に搭載された料金
算出表示装置1において営業タリフの設定が最初に行わ
れた時点とのうち、どちらか早い方の時点までの間に、
確実に生成させて記憶媒体7に記憶させることが可能と
なる。
【0023】
【発明の実施の形態】以下、本発明による車両運行情報
収集装置を図面に基づいて説明する。
【0024】図2は本発明の一実施形態に係る車両運行
情報収集装置を用いたタクシーメータシステムの概略構
成を示す説明図で、本実施形態のタクシーメータシステ
ムは、タクシー用の車両に搭載されるもので、タクシー
メータ1と車両運行情報収集装置(以下、「収集装置」
と略記する。)3とを接続して構成されている。
【0025】前記タクシーメータ1(料金算出表示装置
に相当)は、図3に正面図で示すように、その前面10
1に、料金表示部103と、タリフ状態設定用の空車、
賃走、3割増、迎車、及び、支払の5つのタリフボタン
105〜113等を有しており、タクシーメータ1の内
部には、マイクロコンピュータ(以下、「マイコン」と
略記する。)117と、料金制のデータや迎車料金の金
額のデータが格納されたE2 PROM119等が設けら
れている。
【0026】そして、マイコン117は、各タリフボタ
ン105〜113の操作により設定されるタクシーメー
タ1のタリフ状態と、マイコン117に接続されている
走行センサ5(図5参照)から車両の走行距離に応じた
数で入力される走行パルスとを基に、E2 PROM11
9に格納されている料金制や迎車料金の金額のデータに
従って、一般的なタクシーメータが行うのと同じ従来公
知の内容で乗車料金を算出し、かつ、算出した乗車料金
を料金表示部103に表示させる。
【0027】また、マイコン117は、各タリフボタン
105〜113の操作によりタクシーメータ1のタリフ
状態が変更される毎に、図2に示す、タリフ信号専用の
信号線であるタリフ信号ライン121及び入出力インタ
フェース123を介して収集装置3に、タクシーメータ
1が現在どのタリフに設定されているかを示すタリフデ
ータを出力する。
【0028】前記収集装置3は、タクシー会社の営業所
の車庫から出庫してその車庫に戻り入庫するまでの、車
両の1回の運行中におけるイベント発生時点、つまり、
タクシーメータ1のタリフ状態が変化した時点における
運行状態を示す車両運行情報を収集するもので、図4に
正面図で示すように、その前面301に、電源スイッチ
303、カードスロット305、イジェクトボタン30
7、及び、表示部309等を有しており、収集装置3の
内部には、リーダライタ311と全体制御用のマイコン
313とが設けられている。
【0029】前記表示部309は、収集装置3の動作状
態を表示するもので、例えば液晶ディスプレイ等で構成
されており、前記リーダライタ311は、マイコン31
3によって生成された車両運行情報を、記憶媒体、例え
ばICメモリカード7(記憶媒体に相当)に書き込み記
憶させるためのものである。
【0030】尚、本実施形態の収集装置3では、カード
スロット305にICメモリカード7を挿入すること
で、そのICメモリカード7がリーダライタ311に装
填され、また、イジェクトボタン307を操作すること
で、リーダライタ311に装填されたICメモリカード
7が、不図示の排出機構によりカードスロット305を
介して収集装置3の外部に自動的に排出される。
【0031】次に、収集装置3の電気的概略構成につい
て、図5のブロック図を参照して説明する。
【0032】前記マイコン313は、CPU313a
と、RAM313bと、ROM313cとで構成されて
いる。
【0033】前記CPU313aには、表示部309及
びリーダライタ311が、ドライバ309a,311a
を介して各々接続されていると共に、タリフ信号ライン
121及び入出力インタフェース123を介してタクシ
ーメータ1が接続されており、さらに、CPU313a
には、イジェクトボタン307の操作に応じてオンオフ
状態が変化するイジェクトスイッチ307aと、走行セ
ンサ5と、車両のアクセサリスイッチ(以下、「ACC
スイッチ」と略記する。)9とが接続されている。
【0034】前記RAM313bには、データエリア及
び各種処理作業に用いるワークエリアを有していて、こ
のワークエリアには、各種フラグエリアや、出庫データ
及びイベントデータの各バッファエリア等が設けられて
おり、前記ROM313cには、CPU313aに各種
処理動作を行わせるための制御プログラムが格納されて
いる。
【0035】次に、前記ROM313cに格納された制
御プログラムに従いCPU313aが行う処理を、図6
のフローチャートを参照して説明する。
【0036】電源スイッチ303の投入によりマイコン
313が起動してプログラムがスタートすると、CPU
313aは、RAM313bの出庫定義済フラグエリア
のフラグF1を「0」に設定すると共に、RAM313
bの各種バッファエリアの格納データをクリアする初期
設定を行う(ステップS1)。
【0037】ステップS1の初期設定が済んだならば、
次に、ACCスイッチ9がオンであるか否かを確認し
(ステップS3)、オンでない場合は(ステップS3で
N)、ACCスイッチ9がオンになるまでステップS3
をリピートし、オンである場合は(ステップS3で
Y)、RAM313bの出庫定義済フラグエリアにおけ
るフラグF1が「0」であるか否かを確認する(ステッ
プS5)。
【0038】出庫定義済フラグF1が「0」でない場合
は(ステップS5でN)、後述するステップS17に進
み、「0」である場合は(ステップS5でY)、リーダ
ライタ311にICメモリカード7が装填されているか
否かを確認する(ステップS7)。
【0039】ICメモリカード7が装填されている場合
は(ステップS7でY)、後述するステップS13に進
み、装填されていない場合は(ステップS7でN)、走
行センサ5からの走行パルスを基に、後述するステップ
S27において出庫定義済フラグF1が前回「0」に設
定された後における車両の走行距離が、予め定められた
所定距離となったか否かを確認する(ステップS9)。
【0040】走行距離が所定距離となった場合は(ステ
ップS9でY)、ステップS13に進み、走行距離が所
定距離となっていない場合は(ステップS9でN)、タ
リフ信号ライン121及び入出力インタフェース123
を介してタクシーメータ1から入力されるタリフ信号を
基に、タクシーメータ1が営業タリフ(賃走タリフ、3
割増タリフ、迎車タリフ、並びに、支払タリフのうちい
ずれか1つのタリフ)状態であるか否かを確認する(ス
テップS11)。
【0041】タクシーメータ1が営業タリフ状態でない
場合は(ステップS11でN)、ステップS3にリター
ンし、営業タリフ状態である場合は(ステップS11で
Y)、ステップS13に進む。
【0042】ステップS7においてリーダライタ311
にICメモリカード7が装填されている場合(Y)、ス
テップS9において車両が所定距離走行した場合
(Y)、及び、ステップS11においてタクシーメータ
1が営業タリフ状態である場合(Y)に各々進むステッ
プS13では、出庫を示すヘッダと、走行距離や走行時
間といった、ヘッダに続く所定の累積データ等からなる
出庫データを生成して、RAM313bの出庫データバ
ッファエリアに格納し、次に、出庫定義済フラグF1を
「1」に設定した後(ステップS15)、ステップS3
にリターンする。
【0043】一方、ステップS5において出庫定義済フ
ラグF1が「0」でない場合(N)に進むステップS1
7では、タクシーメータ1から入力されるタリフ信号の
内容の変化の有無を基に、イベントが発生したか否かを
確認し、イベントが発生していない場合は(ステップS
17でN)、後述するステップS21に進む。
【0044】また、イベントが発生した場合は(ステッ
プS17でY)、そのイベントの種類を示すヘッダとこ
れに続く所定の累積データ等からなるイベントデータを
生成して、RAM313bのイベントデータバッファエ
リアに格納した後(ステップS19)、ステップS21
に進む。
【0045】ステップS17においてイベントが発生し
ていない場合(N)と、ステップS19においてイベン
トデータを生成しイベントデータバッファエリアに格納
した後とに各々進むステップS21では、リーダライタ
311にICメモリカード7が装填されているか否かを
確認し、装填されていない場合は(ステップS21で
N)、ステップS3にリターンする。
【0046】一方、リーダライタ311にICメモリカ
ード7が装填されている場合は(ステップS21で
Y)、イジェクトスイッチ307aのオンオフ状態の変
化を基にイジェクトボタン307が操作されたか否かを
確認し(ステップS23)、操作されていない場合は
(ステップS23でN)、ステップS3にリターンし、
操作された場合は(ステップS23でY)、入庫処理を
行う(ステップS25)。
【0047】このステップS25の入庫処理では、入庫
を示すヘッダとこれに続く所定の累積データ等からなる
入庫データを生成して、RAM313bの出庫データバ
ッファエリアやイベントデータバッファエリアに各々格
納されている出庫データやイベントデータと共に、リー
ダライタ311によってICメモリカード7に書き込み
記憶させ、その後、リーダライタ311からカードスロ
ット305を介してICメモリカード7を収集装置3の
外部に排出させる。
【0048】そして、ステップS25の入庫処理が済ん
だならば、出庫定義済フラグF1を「0」に設定し(ス
テップS27)、その後、ステップS3にリターンす
る。
【0049】以上の説明からも明らかなように、本実施
形態では、図6のフローチャートにおけるステップS5
及びステップS15が、請求項中の出庫定義済判別手段
313Aに対応する処理となっており、図6中のステッ
プS7乃至ステップS11が、請求項中の出庫完了判別
手段313Bに対応する処理となっている。
【0050】また、本実施形態では、出庫データが、車
両の出庫と定義された時点における車両運行情報であ
り、入庫データが、車両の入庫と定義された時点におけ
る車両運行情報であると共に、イベントデータが、車両
の出庫から入庫までの運行中における車両運行情報であ
る。
【0051】次に、上述のように構成された本実施形態
のタクシーメータシステムの動作(作用)について説明
する。
【0052】まず、車庫に駐車している車両のエンジン
をかける等してACCスイッチ9をオフからオンにした
後、その車両が車庫から出庫するまでの間に、カードス
ロット305からリーダライタ311にICメモリカー
ド7を装填すると、その時点で出庫データが生成され
る。
【0053】また、リーダライタ311にICメモリカ
ード7を装填しないまま車両が車庫から出庫すると、そ
の時点では出庫データは生成されないが、その後、リー
ダライタ311にICメモリカード7を装填しないまま
車両が所定距離走行するか、或は、リーダライタ311
にICメモリカード7を装填しないままの状態でタクシ
ーメータ1のタリフ状態が空車タリフから営業タリフに
移行すると、そのどちらか早い方の時点で車両が出庫し
たものと見倣されて、出庫データが生成される。
【0054】また、車両が車庫から出庫する時点でリー
ダライタ311にICメモリカード7が装填されていな
くても、車両が所定距離走行する前であって、しかも、
タクシーメータ1のタリフ状態が空車タリフから営業タ
リフに移行するよりも前の時点で、リーダライタ311
にICメモリカード7が装填されると、その時点で出庫
データが生成される。
【0055】そして、出庫データが生成されると、それ
以後は、タクシーメータ1のタリフ状態が変わる毎に、
イベントデータが生成され、また、車両が営業所の車庫
に戻る等してイジェクトボタン307が操作されると、
入庫データが生成されると共に、それまでに生成された
出庫データやイベントデータと共に入庫データが、リー
ダライタ311によってICメモリカード7に書き込み
記憶され、その後、ICメモリカード7がカードスロッ
ト305を介してリーダライタ311から収集装置3の
外部に排出される。
【0056】但し、イジェクトボタン307が操作され
るのに伴って出庫、イベント、及び、入庫の各データが
ICメモリカード7に書き込み記憶されるのは、当然で
あるが、その時点でICメモリカード7がリーダライタ
311に装填されている場合に限ってである。
【0057】したがって、車両が出庫したものと見倣さ
れて出庫データが生成された場合、その後にICメモリ
カード7をリーダライタ311に装填してからイジェク
トボタン307を操作すれば、入庫データの生成及び各
データのICメモリカード7に対する書き込み動作が行
われる。
【0058】しかし、車両が出庫したものと見倣されて
出庫データが生成された場合、その後もリーダライタ3
11にICメモリカード7が装填されないままイジェク
トボタン307が操作されると、その操作は無視され、
入庫データの生成及び各データのICメモリカード7に
対する書き込み動作は行われない。
【0059】尚、リーダライタ311にICメモリカー
ド7を装填しないまま車両が所定距離走行したか否か
は、上述したように、イジェクトボタン307の操作に
応じて入庫データの生成及び各データのICメモリカー
ド7に対する書き込み動作が前回行われた時点を基準と
して、それ以後に車両が走行した距離が所定距離に達し
たか否かによって判別される。
【0060】同様に、リーダライタ311にICメモリ
カード7を装填しないままの状態でタクシーメータ1の
タリフ状態が空車タリフから営業タリフに移行したか否
かは、イジェクトボタン307の操作に応じて入庫デー
タの生成及び各データのICメモリカード7に対する書
き込み動作が前回行われた時点以後に、判別される。
【0061】即ち、車両が出庫したものと見倣されるの
は、正確には、イジェクトボタン307の操作に応じて
入庫データの生成及び各データのICメモリカード7に
対する書き込み動作が前回行われた後に、リーダライタ
311にICメモリカード7を装填しないまま車両が所
定距離走行した時点や、リーダライタ311にICメモ
リカード7を装填しないままの状態でタクシーメータ1
のタリフ状態が空車タリフから営業タリフに移行した時
点ということになる。
【0062】しかし、入庫データの生成及び各データの
ICメモリカード7に対する書き込み動作のトリガとな
るイジェクトボタン307の操作を、車両が営業所の車
庫に入庫した後に行うという運用が遵守される限り、そ
れ以後、車庫を出庫するまでの間に、車両が走行した
り、タクシーメータ1のタリフ状態が空車タリフから営
業タリフに移行することはまずない。
【0063】そのため、イジェクトボタン307の操作
に応じて入庫データの生成及び各データのICメモリカ
ード7に対する書き込み動作が前回行われた時点という
のは、結果的に、車両が車庫に入庫した時点ということ
になり、車両が出庫したものと見倣されるのは、リーダ
ライタ311にICメモリカード7を装填しないまま車
庫から出庫した車両が所定距離走行した時点や、リーダ
ライタ311にICメモリカード7を装填しないまま車
両が車庫から出庫した後の、タクシーメータ1のタリフ
状態が空車タリフから営業タリフに移行した時点という
ことになる。
【0064】このように本実施形態のタクシーメータシ
ステムによれば、本来ならば、車両が車庫を出庫する時
点でリーダライタ311にICメモリカード7を装填す
ることで生成されるはずの出庫データが、リーダライタ
311にICメモリカード7を装填していないために生
成されなかった場合であっても、そのままの状態で車両
の走行距離が所定距離になるか、或は、そのままの状態
でタクシーメータ1のタリフ状態が空車タリフ状態から
営業タリフ状態に移行するかのどちらか早い方の時点
で、車両が出庫したものと見倣して出庫データを生成す
るようにした。
【0065】このため、その後にICメモリカード7が
リーダライタ311に装填されて、イジェクトボタン3
07の操作に応じて入庫データの生成及び各データのI
Cメモリカード7に対する書き込み動作が行われた場合
に、出庫データが抜けてイベントデータや入庫データの
みがICメモリカード7に書き込み記憶されてしまい、
出庫時点における累計データがないために、後にICメ
モリカード7から読み出したイベントデータや入庫デー
タ中の累計データを評価できなくなってしまう、という
事態の発生を確実に防止することができる。
【0066】尚、リーダライタ311にICメモリカー
ド7を装填しないまま車両が出庫した場合に、その車両
が出庫したものと見倣す時点は、車両が所定距離走行し
た時点だけとするか、或は、タクシーメータ1のタリフ
状態が空車タリフから営業タリフに移行した時点だけと
してもよいが、本実施形態のように、それら2つの時点
のうちどちらか早い方とすることで、車両の走行状態に
よって影響を受けて車両が出庫したものと見倣す時点が
大きく変動するのを防ぎ、本来出庫データが生成される
べき車両が出庫する時点にできるだけ近い時点、即ち、
できるだけ早い時点で、車両が出庫したものと見倣し、
出庫データを生成させることができるので、有利であ
る。
【0067】そして、本実施形態では、タクシー用車両
に搭載するタクシーメータシステムを例に取って説明し
たが、例えば、運転代行業者用の車両に運転代行料金の
算出、表示のために搭載される料金算出表示装置を収集
装置3に接続した、料金メータシステムに本発明を適用
した場合にも、本実施形態と同様の効果を得ることがで
きるのは、言うまでもない。
【0068】また、収集装置を搭載するのが、タクシー
メータ1や料金算出表示装置を収集装置3に接続して搭
載するような種類の車両ではない、トラックやバス等で
あり、その車両に搭載した収集装置において、例えば荷
物の積み降ろし等が発生した際にイベントデータを生成
するような場合には、リーダライタ311にICメモリ
カード7を装填しないまま出庫した車両が出庫したもの
と見倣される時点を、車両が所定距離走行した時点だけ
としたり、或は、最初にイベントが発生した場合だけと
したり、それらの両方の内どちらか早い方の時点として
もよい。
【0069】また、リーダライタ311にICメモリカ
ード7を装填しないまま車両が出庫した場合に、その車
両が出庫したものと見倣す時点は、車両が出庫しない限
り起こり得ないような他の状況、即ち、車両の走行速度
が所定速度に達した時点等であってもよいのは、勿論の
ことである。
【0070】
【発明の効果】以上説明したように請求項1及び請求項
に記載した本発明の車両運行情報収集装置によれば、
所定の操作により定義される車両の出庫から入庫までの
運行中に時々刻々変化する該車両の運行状態を監視し、
少なくとも、前記車両の出庫と定義された時点におい
て、前記監視した車両の運行状態を示す車両運行情報を
生成して、該生成した車両運行情報を、読出可能な記憶
媒体にデジタルデータの形で記憶させる車両運行情報収
集装置において、前記車両の出庫が定義されたか否かを
判別する出庫定義済判別手段と、前記監視した車両の運
行状態の内容を所定の判別基準と照合した結果を基に、
前記車両の出庫が完了しているか否かを判別する出庫完
了判別手段とを備え、前記車両の出庫が定義されていな
いと前記出庫定義済判別手段が判別している状態におい
て、前記車両の出庫が完了していると前記出庫完了判別
手段が判別した際に、前記車両の出庫が定義されたと見
倣す構成とした。
【0071】このため、車両の出庫が定義されたと出庫
定義済判別手段によって判別されない状態において、車
両の運行状態が、所定の判別基準と照合した結果、車両
の出庫が完了していると出庫完了判別手段により判別さ
れる状態になると、出庫が定義されたものと見倣され
て、その時点において監視した車両の運行状態を示す車
両運行情報が、車両の出庫が定義された時点における車
両運行情報として生成される。
【0072】したがって、所定の操作による車両の出庫
の定義がなされなくても、車両の出庫と定義された時点
における車両運行情報を、確実に生成させて記憶媒体に
記憶させ、車両の出庫後に生成される車両運行情報と共
に、乗務員の労務管理や安全管理を確実に行える内容で
車両運行情報を記憶媒体に記憶させることができる。
【0073】
【0074】
【0075】
【0076】 さらに、請求項1に記載した本発明の車
両運行情報収集装置によれば、前記車両に、営業タリフ
の設定、解除に応じて乗車料金を算出表示する料金算出
表示装置が搭載されており、前記車両運行情報が、前記
料金算出表示装置における前記営業タリフの設定時及び
解除時と、前記所定の操作により前記車両の入庫と定義
された時点とにも生成され、前記所定の判別基準が、前
記車両の入庫と定義された時点における車両運行情報が
前回生成された後の、前記料金算出表示装置における最
初の前記営業タリフの設定であり、前記出庫完了判別手
段が、前記所定の判別基準に対する前記監視した運行状
態の内容の照合により、前記車両の入庫と定義された時
点における前記車両運行情報が前回生成された後に、前
記料金算出表示装置において最初の前記営業タリフの設
定がなされたと判別した場合に、前記車両の出庫が完了
していると判別する構成とした。
【0077】このため、車両の入庫と定義された時点に
おける車両運行情報が前回生成された後、車両に搭載さ
れた料金算出表示装置において最初の営業タリフの設定
がなされると、車両の出庫が定義されたと出庫定義済判
別手段によって判別されていなくても、その時点におい
て出庫が定義されたものと見倣されて、その時点におい
て監視した車両の運行状態を示す車両運行情報が、車両
の出庫が定義された時点における車両運行情報として生
成される。
【0078】したがって、車両に料金算出表示装置が搭
載されている場合には、所定の操作による車両の出庫の
定義がなされなくても、車両の出庫と定義された時点に
おける車両運行情報を、車両の入庫と定義された時点に
おける車両運行情報が前回生成された後、最悪でも、料
金算出表示装置において営業タリフの設定が最初に行わ
れた時点までの間に、確実に生成させて記憶媒体に記憶
させることができる。
【0079】 また、請求項2に記載した本発明の車両
運行情報収集装置によれば、前記車両に、営業タリフの
設定に応じて乗車料金を算出表示する料金算出表示装置
が搭載されており、前記車両運行情報が、前記料金算出
表示装置における前記営業タリフの設定時及び解除時
と、前記所定の操作により前記車両の入庫と定義された
時点とにおいても各々生成され、前記所定の判別基準
が、前記車両の入庫と定義された時点における車両運行
情報が前回生成された後の前記車両の走行距離と、前記
車両の入庫と定義された時点における車両運行情報が前
回生成された後の、前記料金算出表示装置における最初
の前記営業タリフの設定とを含んでおり、前記出庫完了
判別手段が、前記所定の判別基準に対する前記監視した
運行状態の内容の照合により、前記車両の入庫と定義さ
れた時点における車両運行情報が前回生成された後に、
前記車両が所定距離以上走行したと判別した場合と、前
記車両の入庫と定義された時点における車両運行情報が
前回生成された後に、前記料金算出表示装置において最
初の前記営業タリフの設定がなされたと判別した場合と
のうちいずれか一方の場合に、前記車両の出庫が完了し
ていると判別する構成とした。
【0080】このため、車両の入庫と定義された時点に
おける車両運行情報が前回生成された後、車両の走行距
離が所定距離以上になるか、それとも、車両に搭載され
た料金算出表示装置において最初の営業タリフの設定が
なされると、車両の出庫が定義されたと出庫定義済判別
手段によって判別されていなくても、その時点において
出庫が定義されたものと見倣されて、その時点において
監視した車両の運行状態を示す車両運行情報が、車両の
出庫が定義された時点における車両運行情報として生成
される。
【0081】したがって、所定の操作による車両の出庫
の定義がなされなくても、車両の出庫と定義された時点
における車両運行情報を、車両の入庫と定義された時点
における車両運行情報が前回生成された後、最悪でも、
車両が所定距離走行した時点と、車両に搭載された料金
算出表示装置において営業タリフの設定が最初に行われ
た時点とのうち、どちらか早い方の時点までの間に、確
実に生成させて記憶媒体に記憶させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は本発明の車両運行情報収集装置の基本構
成図である。
【図2】本発明の一実施形態に係る車両運行情報収集装
置を用いたタクシーメータシステムの概略構成を示す説
明図である。
【図3】図2のタクシーメータの正面図である。
【図4】図2の車両運行情報収集装置の正面図である。
【図5】図4の車両運行情報収集装置の電気的概略構成
を示すブロック図である。
【図6】図5のマイクロコンピュータのROMに格納さ
れた制御プログラムに従いCPUが行う処理を示すフロ
ーチャートである。
【符号の説明】
1 料金算出表示装置 3 車両運行情報収集装置 313 マイクロコンピュータ 313a CPU 313b RAM 313c ROM 313A 出庫定義済判別手段 313B 出庫完了判別手段
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G07C 1/00 - 15/00 G06F 17/60 G06F 19/00 G01D 9/00 - 9/42 G01D 15/00 - 15/34

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 所定の操作により定義される車両の出庫
    から入庫までの運行中に時々刻々変化する該車両の運行
    状態を監視し、少なくとも、前記車両の出庫と定義され
    た時点において、前記監視した車両の運行状態を示す車
    両運行情報を生成して、該生成した車両運行情報を、読
    出可能な記憶媒体にデジタルデータの形で記憶させる車
    両運行情報収集装置において、 前記車両の出庫が定義されたか否かを判別する出庫定義
    済判別手段と、 前記監視した車両の運行状態の内容を所定の判別基準と
    照合した結果を基に、前記車両の出庫が完了しているか
    否かを判別する出庫完了判別手段とを備え、 前記車両の出庫が定義されていないと前記出庫定義済判
    別手段が判別している状態において、前記車両の出庫が
    完了していると前記出庫完了判別手段が判別した際に、
    前記車両の出庫が定義されたと見倣すようにし、 前記車両には、営業タリフの設定、解除に応じて乗車料
    金を算出表示する料金算出表示装置が搭載されており、 前記車両運行情報は、前記料金算出表示装置における前
    記営業タリフの設定時及び解除時と、前記所定の操作に
    より前記車両の入庫と定義された時点とにも生成され、 前記所定の判別基準は、前記車両の入庫と定義された時
    点における車両運行情報が前回生成された後の、前記料
    金算出表示装置における最初の前記営業タリフの設定で
    あり、 前記出庫完了判別手段は、前記所定の判別基準に対する
    前記監視した運行状態の内容の照合により、前記車両の
    入庫と定義された時点における前記車両運行情報が前回
    生成された後に、前記料金算出表示装置において最初の
    前記営業タリフの設定がなされたと判別した場合に、前
    記車両の出庫が完了していると判別する、 ことを特徴とする車両運行情報収集装置。
  2. 【請求項2】 所定の操作により定義される車両の出庫
    から入庫までの運行中に時々刻々変化する該車両の運行
    状態を監視し、少なくとも、前記車両の出庫と定義され
    た時点において、前記監視した車両の運行状態を示す車
    両運行情報を生成して、該生成した車両運行情報を、読
    出可能な記憶媒体にデジタルデータの形で記憶させる車
    両運行情報収集装置において、 前記車両の出庫が定義されたか否かを判別する出庫定義
    済判別手段と、 前記監視した車両の運行状態の内容を所定の判別基準と
    照合した結果を基に、前記車両の出庫が完了しているか
    否かを判別する出庫完了判別手段とを備え、 前記車両の出庫が定義されていないと前記出庫定義済判
    別手段が判別している状態において、前記車両の出庫が
    完了していると前記出庫完了判別手段が判別した際に、
    前記車両の出庫が定義されたと見倣すようにし、 前記車両には、営業タリフの設定に応じて乗車料金を算
    出表示する料金算出表示装置が搭載されており、 前記車両運行情報は、前記料金算出表示装置における前
    記営業タリフの設定時及び解除時と、前記所定の操作に
    より前記車両の入庫と定義された時点とにおいても各々
    生成され、 前記所定の判別基準は、前記車両の入庫と定義された時
    点における車両運行情報が前回生成された後の前記車両
    の走行距離と、前記車両の入庫と定義された時点におけ
    る車両運行情報が前回生成された後の、前記料金算出表
    示装置における最初の前記営業タリフの設定とを含んで
    おり、 前記出庫完了判別手段は、前記所定の判別基準に対する
    前記監視した運行状態の内容の照合により、前記車両の
    入庫と定義された時点における車両運行情報が前回生成
    された後に、前記車両が所定距離以上走行したと判別し
    た場合と、前記車両の入庫と定義された時点における車
    両運行情報が前回生成された後に、前記料金算出表示装
    置において最初の前記営業タリフの設定がなされたと判
    別した場合とのうちいずれか一方の場合に、前記車両
    出庫が完了していると判別する、 ことを特徴とする 車両運行情報収集装置。
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