JPH1139106A - 印刷制御装置および印刷制御方法およびコンピュータが読み出し可能なプログラムを格納した記憶媒体 - Google Patents

印刷制御装置および印刷制御方法およびコンピュータが読み出し可能なプログラムを格納した記憶媒体

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JPH1139106A
JPH1139106A JP9192178A JP19217897A JPH1139106A JP H1139106 A JPH1139106 A JP H1139106A JP 9192178 A JP9192178 A JP 9192178A JP 19217897 A JP19217897 A JP 19217897A JP H1139106 A JPH1139106 A JP H1139106A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 非常に安価構成で印刷装置本体の状態や印刷
装置で処理している印刷ジョブや転送待ちの印刷ジョブ
状況をリアルタイムに音声として明快に認識するするこ
とである。 【解決手段】 センサ群SENが検知した状態を判別し
てデータ処理装置から通知すべき通知データをネットワ
ークボード107を介してCPU101が取得し、該取
得した前記通知データに基づく音声情報を音声出力部1
06,スピーカ111を介して出力する構成を特徴とす
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、所定の通信媒体を
介して複数のデータ処理装置と通信して受信した印刷情
報に基づいて印刷部を制御する印刷制御装置および印刷
制御方法およびコンピュータが読み出し可能なプログラ
ムを格納した記憶媒体に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、所定の通信媒体を介して複数のデ
ータ処理装置と通信して受信した印刷情報に基づいて印
刷部を制御する印刷制御装置を備える印刷装置(プリン
タ)において、特に印刷装置は本体の状態を本体に配置
される小型の表示パネルに表示していた。
【0003】また、プリンタ処理中に何らかの異常が発
生した場合には、異常時に電子音を発生してユーザにそ
の旨を通知していた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来の印刷制御装置は
上記のように構成されているので、プリンタ本体の表示
パネルは表示部が小さくプリンタの状態を細かく表示す
るには至らず、実際にプリンタを見ないとわからないと
いった問題があった。
【0005】特に、1台のプリンタをネットワークを用
いた共有する環境で使用する場合は、プリンタ位置と利
用者がかなり離れていることも多く、出力された出力紙
を取りに行って初めてプリンタの異常に気付く場合も多
く見られた。
【0006】また、プリンタから電子音で利用者に通知
する場合においても、電子音の意味が判断できなかっ
た。
【0007】この場合、電子音ではなく音声データを発
する方法もあるが、プリンタ本体に音声データを格納し
ていたため、データサイズが大きくコスト的に見合わな
いものとなってしまうか、もしくは決まったパターンに
のみ音声データを利用する程度でしかなく、きめ細かな
プリンタの状態を表現するには至ってなかった。
【0008】本発明は、上記の問題点を解消するために
なされたもので、本発明の目的は、印刷部の状態や印刷
情報の処理状態から必要な通知データをデータ処理装置
側から適時取得して、該取得した通知データを音声とし
て出力することにより、非常に安価構成で印刷装置本体
の状態や印刷装置で処理している印刷ジョブや転送待ち
の印刷ジョブ状況をリアルタイムに音声として明快に認
識することができる印刷制御装置および印刷制御方法お
よびコンピュータが読み出し可能なプログラムを格納し
た記憶媒体を提供することである。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明に係る第1の発明
は、所定の通信媒体を介してデータ処理装置と通信して
印刷情報を受信して印刷部による印刷処理を制御する印
刷制御装置であって、前記印刷部の状態を検知する検知
手段と、前記検知手段が検知した状態を判別して前記デ
ータ処理装置から通知すべき通知データを取得する取得
手段と、前記取得手段が取得した前記通知データに基づ
く音声情報を出力する出力手段とを有するものである。
【0010】本発明に係る第2の発明は、前記取得手段
が取得している前記通知データの出力を指示する指示手
段と、前記指示手段からの指示に基づいて前記出力手段
による前記音声情報の出力を制御する制御手段とを有す
るものである。
【0011】本発明に係る第3の発明は、前記検知手段
は、印刷部に給排紙される記録媒体の給送状態,印刷材
料の残量状態有無,前記印刷情報の解析状態を検知可能
とするものである。
【0012】本発明に係る第4の発明は、所定の通信媒
体を介してデータ処理装置と通信して印刷情報を受信し
て印刷部による印刷処理を制御する印刷制御装置であっ
て、前記データ処理装置から受信した印刷情報の出力状
態の確認要求を入力する入力手段と、前記入力手段から
の確認要求に基づいて前記データ処理装置から現在処理
中の印刷情報を含む転送待ちの印刷情報に対する通知デ
ータを取得する取得手段と、前記取得手段が取得した前
記通知データに基づく音声情報を出力する出力手段とを
有するものである。
【0013】本発明に係る第5の発明は、所定の通信媒
体を介してデータ処理装置と通信して印刷情報を受信し
て印刷部による印刷処理を制御する印刷制御方法であっ
て、前記印刷部の状態を検知する検知工程と、前記検知
工程が検知した状態を判別して前記データ処理装置から
通知すべき通知データを取得する取得工程と、前記取得
工程が取得した前記通知データに基づく音声情報を出力
部より出力する出力工程とを有するものである。
【0014】本発明に係る第6の発明は、所定の通信媒
体を介してデータ処理装置と通信して印刷情報を受信し
て印刷部による印刷処理を制御するコンピュータが読み
出し可能なプログラムを格納した記憶媒体であって、前
記印刷部の状態を検知する検知工程と、前記検知工程が
検知した状態を判別して前記データ処理装置から通知す
べき通知データを取得する取得工程と、前記取得工程が
取得した前記通知データに基づく音声情報を出力部より
出力する出力工程とを有するものである。
【0015】
【発明の実施の形態】
〔第1実施形態〕以下、本発明のネットワークプリンタ
装置におけるプリンタ状態通知の一連の動作について図
を参照しながら説明する。
【0016】図1は、本発明に係る印刷制御装置を備え
る印刷装置を適用可能な印刷システムの概要を説明する
図である。
【0017】図において、201はプリンタで、例えば
レーザビームプリンタ(LBP)の場合に対応する。な
お、本実施形態において、プリンタは、LBPに限らず
他の印刷方式のプリンタ、例えば、インクジェットプリ
ンタ,熱転写,昇華型プリンタ等であってもいいし、プ
リンタ機能を含む複合機画像処理装置であってもよい。
【0018】202は例えばイーサネット等のネットワ
ーク路(ネットワーク)で、各装置間を所定のプロトコ
ルで通信可能に構成されている。なお、ネットワーク方
式はスター型方式であってもバス型方式であってもリン
グ型あるいはその組合わせであっても、本発明を適用す
ることができる。
【0019】本実施形態では、ネットワーク202を介
してサーバ203,クライアントパーソナルコンピュー
タ(クライアントPC)204とが接続されている。サ
ーバ203にはプリンタ201への印刷キューが作成さ
れており、ここに出力された印刷ジョブはプリンタ20
1に転送される。
【0020】また、サーバ203のメモリ資源にはプリ
ンタ201用の音声データが格納されている。この音声
データはいつでもプリンタ201からアクセスすること
が可能な状態になっている。ここでは、プリンタ201
へのキューとプリンタ用音声データが同一のサーバに置
かれているが、別々のサーバに分散して記憶する構成と
しても構わない。
【0021】図2は、本発明の第1実施形態を示す印刷
制御装置の構成を説明するブロック図であり、例えば図
1に示したプリンタ201の制御部に対応する。以下、
構成および動作について図1,図2を参照しながら説明
する。
【0022】図において、プリンタ201はプリンタ全
体を制御するCPU101によって、データバス102
を通して、プリンタ内メモリ103,プリンタ出力制御
部104,プリンタパネル制御部105,音声出力部1
06を制御している。
【0023】通常の印刷ジョブでは、クライアントPC
204は印刷ジョブを作成し、ネットワーク202を通
して、サーバ203のプリンタ201用のプリントキュ
ーに出力する。サーバ203は同じくネットワーク20
2を通してプリンタ201へ印刷ジョブを出力する。
【0024】プリンタ201ではネットワークインタフ
ェースとして機能するネットワークボード107でプリ
ントジョブを受信し、データバス102を通して印刷ジ
ョブ受信中であることをCPU101に報告する。これ
を受けて、CPU101はコントロールパネル制御部1
05に対し表示パネル109に印刷ジョブ受信中である
ことを表示させる。また、CPU101はネットワーク
ボード107から印刷データを拡張可能なメモリ103
に格納する。
【0025】また、CPU101はメモリ103内の印
刷データをイメージ展開処理し、データバス102を通
してプリンタ出力制御部104に送る。プリンタ出力制
御部104では用紙出力部108を制御し、用紙を出力
する。
【0026】以下、本実施形態の特徴的構成について図
2等を参照して説明する。
【0027】上記のように構成された所定の通信媒体
(インタフェース,ネットワーク)を介してデータ処理
装置と通信して印刷情報を受信して印刷部による印刷処
理を制御する印刷制御装置であって、前記印刷部(用紙
出力部108)の状態を検知する検知手段(センサ群S
EN)と、前記検知手段が検知した状態を判別して前記
データ処理装置から通知すべき通知データを取得する取
得手段(ネットワークボード107を介してCPU10
1がメモリ103に記憶された制御プログラムを実行し
て取得処理する)と、前記取得手段が取得した前記通知
データに基づく音声情報を出力する出力手段(音声出力
部106,スピーカ111)とを有するので、あらかじ
め通知すべき音声データを記憶する高価なメモリ資源を
プリンタ側に常設する必要がなく、印刷部の状態に応じ
て必要な通知データを適時に取得して音声としてユーザ
に詳細に通知できるため、印刷部の状態に応じて迅速、
かつ適切に対応することができる。
【0028】また、前記取得手段が取得している前記通
知データの出力を指示する指示手段(パネルスイッチ1
10)と、前記指示手段からの指示に基づいて前記出力
手段による前記音声情報の出力を制御する制御手段(C
PU101がメモリ103に記憶された制御プログラム
を実行して制御する)とを有するので、ユーザの意図し
たタイミングで印刷部(用紙出力部108)の状態に対
応した通知データを取得して音声で確認することができ
る。
【0029】さらに、前記検知手段(センサ群SEN)
は、印刷部に給排紙される記録媒体の給送状態,印刷材
料の残量状態有無,前記印刷情報の解析状態を検知可能
とするので、印刷部の記録媒体の給送状態,印刷材料の
残量状態有無,前記印刷情報の解析状態に対応した通知
データを取得して音声で確認することができる。
【0030】また、所定の通信媒体を介してデータ処理
装置と通信して印刷情報を受信して印刷部(用紙出力部
108)による印刷処理を制御する印刷制御装置であっ
て、前記データ処理装置から受信した印刷情報の出力状
態の確認要求を入力する入力手段(パネルスイッチ11
0)と、前記入力手段からの確認要求に基づいて前記デ
ータ処理装置から現在処理中の印刷情報を含む転送待ち
の印刷情報に対する通知データを取得する取得手段(ネ
ットワークボード107を介してCPU101がメモリ
103に記憶された制御プログラムを実行して取得処理
する)と、前記取得手段が取得した前記通知データに基
づく音声情報を出力する出力手段(音声出力部106,
スピーカ111)とを有するので、受信した印刷情報の
処理状態の確認要求に応じてデータ処理装置から取得す
る通知データに基づいて現在処理中およびデータ送信待
ちの印刷情報、すなわち、印刷ジョブ処理状況を音声で
明快に確認することができる。
【0031】以下、図3に示すフローチャートを参照し
て、本発明に係る印刷制御装置におけるデータ処理動作
について説明する。
【0032】図3は、本発明に係る印刷制御装置におけ
るデータ処理手順の一例を示すフローチャートである。
なお、(1)〜(16)は各ステップを示す。
【0033】実際の用紙印刷が開始されると、プリンタ
出力制御部104はCPU101に印刷開始を報告し
(1)、CPU101はコントロールパネル制御部10
5に対し表示パネル109に印刷中の表示をさせる
(2)。
【0034】そして、印刷ジョブの受信が終了したかど
うかを判定して(3)、受信が完了すると、ネットワー
クボード107がCPU101に対しデータ転送の終了
を報告し(4)、CPU101はコントロールパネル制
御部105に対し表示パネル109に印刷ジョブ受信中
の表示を終了させる(5)。
【0035】また、用紙の排出が正常に完了したかどう
かを判定して(6)、YESならばプリンタ出力制御部
104がCPU101に報告し(7)、CPU101は
コントロールパネル制御部105に対し表示パネル10
9に印刷中の表示から印刷待機中の表示に変更させて
(8)、処理を終了する。
【0036】以上の例は、印刷が正常に行われた場合の
例であるが、ここでは印刷中に用紙がなくなった場合に
ついて説明する。
【0037】一方、ステップ(6)で、NO、例えば印
刷中に用紙がなくなった場合、図示しないセンサによっ
て検知された場合には、その旨を、CPU101に報告
する。次に、CPU101はプリンタ出力制御部104
に対し紙出力の停止を命じ(9)、コントロールパネル
制御部105に対し表示パネル109に用紙が無いこと
を表示させるとともに(10)、ネットワークボード1
07に対し、印刷ジョブの停止をサーバ203に通知す
る(11)。
【0038】次に、CPU101は用紙切れの詳しい状
態を、例えば(用紙種類や用紙セット位置,ジョブオー
ナ名,何枚目まで出力されたかなどを調べ(12)、状
況に応じた音声データを選択し(13)、ネットワーク
ボード107を通してサーバ203から音声データを読
み込み(14)、それを音声出力部106へ送り(1
5)、音声出力部106はスピーカ111から音声デー
タを出力してユーザにその状態を音声出力により通知し
て(16)、処理を終了する。
【0039】これにより、プリンタ状態通知のための音
声データをプリンタ本体内ではなくサーバ側に常駐させ
ておき異常発生時等の必要に応じてプリンタに読み込む
ことにより、プリンタ本体のコストアップなく、詳しい
状態や異常からの必要な復帰手順(例えば排紙ジャムが
発生していますので、プリンタカバーを開けて用紙を取
り除いてください等)を音声で通知することができる。
また、それを聞いた利用者、もくはプリンタの管理者、
プリンタの近くにいる人がプリンタのところへ行く前に
プリンタの異常の状態を認識して、異常に対応した適切
な対策(例えば用紙補給,トナーの発注等)を準備する
ことが可能になる。
【0040】なお、上記実施形態では、印刷部の状態と
して検知する種別が排紙状態である場合について説明し
たが、図1に示した印刷システムにおいて、状態検知手
段(図示しない各種のセンサ)で検知したプリンタ自体
の状態、例えば正常,用紙切れ,トナー切れ,インク切
れ,プリントデータ異常,不正印刷などに応じて、各状
態を音声出力部106を用いて出力する際、上記ネット
ワークボード107によって接続されたサーバ203か
ら状態にあわせた音声データ(例えばプリンタの状態,
ジョブ名,ジョブのオーナ名,ジョブサイズ,異常状態
からの復帰方法など)を取得し、音声出力部106から
出力するように構成されていてもよい。
【0041】以下、本実施形態の特徴的構成についてさ
らに図3を参照して説明する。
【0042】上記のように構成された所定の通信媒体
(ネットワーク,インタフェース)を介してデータ処理
装置と通信して印刷情報を受信して印刷部による印刷処
理を制御する印刷制御方法であって、あるいは所定の通
信媒体(ネットワーク,インタフェース)を介してデー
タ処理装置と通信して印刷情報を受信して印刷部による
印刷処理を制御するコンピュータが読み出し可能なプロ
グラムを格納した記憶媒体であって、前記印刷部の状態
を検知する検知工程(図3のステップ(6))と、前記
検知工程が検知した状態を判別して前記データ処理装置
から通知すべき通知データを取得する取得工程(図3の
ステップ(14))と、前記取得工程が取得した前記通
知データに基づく音声情報を出力部より出力する出力工
程(図3のステップ(15),(16))とを有するの
で、あらかじめ通知すべき音声データを記憶する高価な
メモリ資源をプリンタ側に常設する必要がなく、印刷部
の状態に応じて必要な通知データを適時に取得して音声
としてユーザに詳細に通知できるため、印刷部の状態に
応じて迅速、かつ適切に対応することができる。
【0043】〔第2実施形態〕上記第1実施形態では、
印刷部の異常発生時に、その異常を通知するための通知
情報をネットワーク上のサーバ203から取得して、音
声出力部106から適切なメッセージを出力してネット
ワーク上のユーザにプリンタ異常を詳細に通知する場合
について説明したが、他の利用者による印刷ジョブが印
刷中であり、後から印刷ジョブを出力した利用者が自分
の出力ジョブが出力される順番を、すなわち、印刷ジョ
ブの進行状況をプリンタ側で音声により容易に確認でき
るように構成してもよい。以下、その実施形態について
説明する。
【0044】なお、図2に示したプリンタ201のパネ
ルスイッチ110には状態確認ボタン(複数のキーの組
合わせ押下指示でもよい)が備えられており、現在のプ
リンタ201の状態を確認したい場合に利用者が当該ボ
タンを押下すると、プリンタ201内のコントロールパ
ネル制御部105でこれを検知し、CPU101へ報告
する。
【0045】これを受けて、CPU101は印刷ジョブ
が実行中であることを確認し、ネットワークボード10
7を通してサーバ203より、現在のジョブとキューに
溜まっているジョブに関する情報(オーナ名,ジョブサ
イズなど)を読み込む。そして、上記情報に対応した音
声データを同様にしてサーバ203から読み込み、音声
出力部106を通してスピーカ111より出力する。
【0046】これにより、プリンタ201の利用者がプ
リンタ本体のスイッチを押下するという簡単な操作指示
で、プリンタ状態通知のための音声データをプリンタ本
体内ではなくサーバ203側に置き必要に応じてプリン
タ201に読み込むことにより、プリンタ本体のコスト
アップなく、詳しい印刷ジョブ処理状況を音声で明快に
通知することができる。
【0047】以下、図4に示すメモリマップを参照して
本発明に係る印刷制御装置で読み出し可能なデータ処理
プログラムの構成について説明する。
【0048】図4は、本発明に係る印刷制御装置で読み
出し可能な各種データ処理プログラムを格納する記憶媒
体のメモリマップを説明する図である。
【0049】なお、特に図示しないが、記憶媒体に記憶
されるプログラム群を管理する情報、例えばバージョン
情報,作成者等も記憶され、かつ、プログラム読み出し
側のOS等に依存する情報、例えばプログラムを識別表
示するアイコン等も記憶される場合もある。
【0050】さらに、各種プログラムに従属するデータ
も上記ディレクトリに管理されている。また、各種プロ
グラムをコンピュータにインストールするためのプログ
ラムや、インストールするプログラムが圧縮されている
場合に、解凍するプログラム等も記憶される場合もあ
る。
【0051】本実施形態における図3に示す機能が外部
からインストールされるプログラムによって、ホストコ
ンピュータにより遂行されていてもよい。そして、その
場合、CD−ROMやフラッシュメモリやFD等の記憶
媒体により、あるいはネットワークを介して外部の記憶
媒体から、プログラムを含む情報群を出力装置に供給さ
れる場合でも本発明は適用されるものである。
【0052】以上のように、前述した実施形態の機能を
実現するソフトウエアのプログラムコードを記録した記
憶媒体を、システムあるいは装置に供給し、そのシステ
ムあるいは装置のコンピュータ(またはCPUやMP
U)が記憶媒体に格納されたプログラムコードを読出し
実行することによっても、本発明の目的が達成されるこ
とは言うまでもない。
【0053】この場合、記憶媒体から読み出されたプロ
グラムコード自体が本発明の新規な機能を実現すること
になり、そのプログラムコードを記憶した記憶媒体は本
発明を構成することになる。
【0054】プログラムコードを供給するための記憶媒
体としては、例えば、フロッピーディスク,ハードディ
スク,光ディスク,光磁気ディスク,CD−ROM,C
D−R,磁気テープ,不揮発性のメモリカード,RO
M,EEPROM等を用いることができる。
【0055】また、コンピュータが読み出したプログラ
ムコードを実行することにより、前述した実施形態の機
能が実現されるだけでなく、そのプログラムコードの指
示に基づき、コンピュータ上で稼働しているOS(オペ
レーティングシステム)等が実際の処理の一部または全
部を行い、その処理によって前述した実施形態の機能が
実現される場合も含まれることは言うまでもない。
【0056】さらに、記憶媒体から読み出されたプログ
ラムコードが、コンピュータに挿入された機能拡張ボー
ドやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わ
るメモリに書き込まれた後、そのプログラムコードの指
示に基づき、その機能拡張ボードや機能拡張ユニットに
備わるCPU等が実際の処理の一部または全部を行い、
その処理によって前述した実施形態の機能が実現される
場合も含まれることは言うまでもない。
【0057】
【発明の効果】以上説明したように、本発明に係る第1
の発明によれば、所定の通信媒体を介してデータ処理装
置と通信して印刷情報を受信して印刷部による印刷処理
を制御する印刷制御装置であって、前記印刷部の状態を
検知する検知手段と、前記検知手段が検知した状態を判
別して前記データ処理装置から通知すべき通知データを
取得する取得手段と、前記取得手段が取得した前記通知
データに基づく音声情報を出力する出力手段とを有する
ので、あらかじめ通知すべき音声データを記憶する高価
なメモリ資源をプリンタ側に常設する必要がなく、印刷
部の状態に応じて必要な通知データを適時に取得して音
声としてユーザに詳細に通知できるため、印刷部の状態
に応じて迅速、かつ適切に対応することができる。
【0058】第2の発明によれば、前記取得手段が取得
している前記通知データの出力を指示する指示手段と、
前記指示手段からの指示に基づいて前記出力手段による
前記音声情報の出力を制御する制御手段とを有するの
で、ユーザの意図したタイミングで印刷部の状態に対応
した通知データを取得して音声で確認することができ
る。
【0059】第3の発明によれば、前記検知手段は、印
刷部に給排紙される記録媒体の給送状態,印刷材料の残
量状態有無,前記印刷情報の解析状態を検知可能とする
ので、印刷部の記録媒体の給送状態,印刷材料の残量状
態有無,前記印刷情報の解析状態に対応した通知データ
を取得して音声で確認することができる。
【0060】第4の発明によれば、所定の通信媒体を介
してデータ処理装置と通信して印刷情報を受信して印刷
部による印刷処理を制御する印刷制御装置であって、前
記データ処理装置から受信した印刷情報の出力状態の確
認要求を入力する入力手段と、前記入力手段からの確認
要求に基づいて前記データ処理装置から現在処理中の印
刷情報を含む転送待ちの印刷情報に対する通知データを
取得する取得手段と、前記取得手段が取得した前記通知
データに基づく音声情報を出力する出力手段とを有する
ので、受信した印刷情報の処理状態の確認要求に応じて
データ処理装置から取得する通知データに基づいて現在
処理中およびデータ送信待ちの印刷情報、すなわち、印
刷ジョブ処理状況を音声で明快に確認することができ
る。
【0061】第5,第6の発明によれば、所定の通信媒
体を介してデータ処理装置と通信して印刷情報を受信し
て印刷部による印刷処理を制御する印刷制御方法であっ
て、あるいは所定の通信媒体を介してデータ処理装置と
通信して印刷情報を受信して印刷部による印刷処理を制
御するコンピュータが読み出し可能なプログラムを格納
した記憶媒体であって、前記印刷部の状態を検知する検
知工程と、前記検知工程が検知した状態を判別して前記
データ処理装置から通知すべき通知データを取得する取
得工程と、前記取得工程が取得した前記通知データに基
づく音声情報を出力部より出力する出力工程とを有する
ので、あらかじめ通知すべき音声データを記憶する高価
なメモリ資源をプリンタ側に常設する必要がなく、印刷
部の状態に応じて必要な通知データを適時に取得して音
声としてユーザに詳細に通知できるため、印刷部の状態
に応じて迅速、かつ適切に対応することができる。
【0062】従って、非常に安価構成で印刷装置本体の
状態や印刷装置で処理している印刷ジョブや転送待ちの
印刷ジョブ状況をリアルタイムに音声として明快に認識
することができる等の効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る印刷制御装置を備える印刷装置を
適用可能な印刷システムの概要を説明する図である。
【図2】本発明の第1実施形態を示す印刷制御装置の構
成を説明するブロック図である。
【図3】本発明に係る印刷制御装置におけるデータ処理
手順の一例を示すフローチャートである。
【図4】本発明に係る印刷制御装置で読み出し可能な各
種データ処理プログラムを格納する記憶媒体のメモリマ
ップを説明する図である。
【符号の説明】
101 CPU 103 メモリ 104 プリンタ出力制御部 105 コントロールパネル制御部 106 音声出力部 109 表示パネル 110 パネルスイッチ 111 スピーカ

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 所定の通信媒体を介してデータ処理装置
    と通信して印刷情報を受信して印刷部による印刷処理を
    制御する印刷制御装置であって、 前記印刷部の状態を検知する検知手段と、 前記検知手段が検知した状態を判別して前記データ処理
    装置から通知すべき通知データを取得する取得手段と、 前記取得手段が取得した前記通知データに基づく音声情
    報を出力する出力手段と、を有することを特徴とする印
    刷制御装置。
  2. 【請求項2】 前記取得手段が取得している前記通知デ
    ータの出力を指示する指示手段と、 前記指示手段からの指示に基づいて前記出力手段による
    前記音声情報の出力を制御する制御手段と、を有するこ
    とを特徴とする請求項1記載の印刷制御装置。
  3. 【請求項3】 前記検知手段は、印刷部に給排紙される
    記録媒体の給送状態,印刷材料の残量状態有無,前記印
    刷情報の解析状態を検知可能とすることを特徴とする請
    求項1記載の印刷制御装置。
  4. 【請求項4】 所定の通信媒体を介してデータ処理装置
    と通信して印刷情報を受信して印刷部による印刷処理を
    制御する印刷制御装置であって、 前記データ処理装置から受信した印刷情報の出力状態の
    確認要求を入力する入力手段と、 前記入力手段からの確認要求に基づいて前記データ処理
    装置から現在処理中の印刷情報を含む転送待ちの印刷情
    報に対する通知データを取得する取得手段と、 前記取得手段が取得した前記通知データに基づく音声情
    報を出力する出力手段と、を有することを特徴とする印
    刷制御装置。
  5. 【請求項5】 所定の通信媒体を介してデータ処理装置
    と通信して印刷情報を受信して印刷部による印刷処理を
    制御する印刷制御方法であって、 前記印刷部の状態を検知する検知工程と、 前記検知工程が検知した状態を判別して前記データ処理
    装置から通知すべき通知データを取得する取得工程と、 前記取得工程が取得した前記通知データに基づく音声情
    報を出力部より出力する出力工程と、を有することを特
    徴とする印刷制御方法。
  6. 【請求項6】 所定の通信媒体を介してデータ処理装置
    と通信して印刷情報を受信して印刷部による印刷処理を
    制御するコンピュータが読み出し可能なプログラムを格
    納した記憶媒体であって、 前記印刷部の状態を検知する検知工程と、 前記検知工程が検知した状態を判別して前記データ処理
    装置から通知すべき通知データを取得する取得工程と、 前記取得工程が取得した前記通知データに基づく音声情
    報を出力部より出力する出力工程と、を有することを特
    徴とするコンピュータが読み出し可能なプログラムを格
    納した記憶媒体。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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