JPH1139107A - プリンタサーバおよびプリンタサーバのデータ処理方法およびコンピュータが読み出し可能なプログラムを格納した記憶媒体 - Google Patents

プリンタサーバおよびプリンタサーバのデータ処理方法およびコンピュータが読み出し可能なプログラムを格納した記憶媒体

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JPH1139107A
JPH1139107A JP9192179A JP19217997A JPH1139107A JP H1139107 A JPH1139107 A JP H1139107A JP 9192179 A JP9192179 A JP 9192179A JP 19217997 A JP19217997 A JP 19217997A JP H1139107 A JPH1139107 A JP H1139107A
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JP
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paper
recording medium
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JP9192179A
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English (en)
Inventor
Akira Omori
明 大森
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Original Assignee
Canon Inc
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 簡便なデータ管理でキューイングされた各印
刷ジョブ実行に伴う中途用紙切れ発生を事前に通知し
て、適切なタイミングでユーザに用紙補給を催促するこ
とである。 【解決手段】 CPU1aは入力される記録媒体残数デ
ータを前記印刷装置から印刷可能な有効記録媒体数とし
て設定し、蓄積される各印刷ジョブ実行開始前に、各印
刷ジョブのページ数を解析して使用される実使用記録媒
体数と設定された有効記録媒体数とを比較して記録媒体
切れが発生するかどうかを判定し、記録媒体切れが発生
すると判定した場合に、用紙切れ発生および用紙補給後
の有効記録媒体数の入力を通知する構成を特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術】本発明は、所定の通信媒体を介し
てクライアント端末からの印刷ジョブを蓄積して順次印
刷装置に印刷情報を転送処理するプリンタサーバおよび
プリンタサーバのデータ処理方法およびコンピュータが
読み出し可能なプログラムを格納した記憶媒体に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】従来、所定のネットワークを介してクラ
イアント端末とプリンタサーバが通信して、プリンタサ
ーバが受信した印刷要求に基づいて接続されるプリンタ
に印刷データを出力する印刷システムにおいて、プリン
タサーバは、クライアントコンピュータにより作成され
た印刷ジョブを受け取ってスプールし、印刷順序がきた
ときに前記印刷ジョブをプリンタに送り印刷実行するも
のが実用に供されている。
【0003】このようなプリンタサーバで印刷ジョブを
印刷実行する際、印刷するための用紙が印刷途中で足り
なくなると、その時点で紙切れ信号をプリンタから受け
取りその旨をクライアント端末に知らせていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来のプリンタサーバ
は上記のように構成されているので、実際に印刷ジョブ
の印刷を行い用紙がなくなった事象を検知しなければ、
前記印刷ジョブを印刷するために必要な枚数の用紙がプ
リンタにセットされていない状態にある旨をユーザに通
知することができず、大量印刷要求を行ったクライアン
ト端末側のユーザが印刷途中で席を外してしまうような
状態では、印刷処理が延々と中断し結果として印刷結果
を得るまでに相当の時間を要してしまうという問題点が
あった。
【0005】本発明は、上記の問題点を解消するために
なされたもので、本発明の目的は、高価な記録媒体残数
を検出する機構を設けることなく、クライアント端末か
ら受信する印刷ジョブを解析してキューイングする際
に、解析した各ジョブの印刷頁と入力されたあるいはプ
リンタから取得した記録媒体情報から設定される有効記
録媒体数とを比較して、印刷開始前に用紙切れ発生状態
を簡便なデータ処理で管理しつつ、用紙切れ発生状態を
通知することにより、簡便なデータ管理でキューイング
された各印刷ジョブ実行に伴う中途用紙切れ発生を事前
に通知して、適切なタイミングでユーザに用紙補給を催
促できるプリンタサーバおよびプリンタサーバのデータ
処理方法およびコンピュータが読み出し可能なプログラ
ムを格納した記憶媒体を提供することである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明に係る第1の発明
は、所定の通信媒体を介してクライアント端末からの印
刷ジョブを蓄積して順次印刷装置に印刷情報を転送処理
するプリンタサーバであって、入力される記録媒体残数
データを前記印刷装置から印刷可能な有効記録媒体数と
して設定する設定手段と、前記クライアント端末からの
印刷ジョブを順次蓄積する蓄積手段と、前記蓄積手段に
蓄積される各印刷ジョブ実行開始前に、各印刷ジョブの
ページ数を解析して使用される実使用記録媒体数と前記
設定手段により設定された有効記録媒体数とを比較して
記録媒体切れが発生するかどうかを判定する判定手段
と、前記判定手段が記録媒体切れが発生すると判定した
場合に、用紙切れ発生および用紙補給後の有効記録媒体
数の入力を通知する通知手段とを有するものである。
【0007】本発明に係る第2の発明は、前記設定手段
は、前記通知手段による通知後、入力される記録媒体残
数データを前記印刷装置から印刷可能な有効記録媒体数
として再設定するものである。
【0008】本発明に係る第3の発明は、所定の通信媒
体を介してクライアント端末からの印刷ジョブを蓄積し
て順次印刷装置に印刷情報を転送処理するプリンタサー
バであって、前記印刷装置から取得される記録媒体デー
タに基づいて印刷可能な有効記録媒体数として設定する
設定手段と、前記クライアント端末からの印刷ジョブを
順次蓄積する蓄積手段と、前記蓄積手段に蓄積される各
印刷ジョブ実行開始前に、各印刷ジョブのページ数を解
析して使用される実使用記録媒体数と前記設定手段によ
り設定された有効記録媒体数とを比較して記録媒体切れ
が発生するかどうかを判定する判定手段と、前記判定手
段が記録媒体切れが発生すると判定した場合に、用紙切
れ発生および用紙補給後の有効記録媒体数の入力を通知
する通知手段とを有するものである。
【0009】本発明に係る第4の発明は、前記設定手段
は、前記通知手段による通知後、前記印刷装置から取得
され記録媒体データを前記印刷装置から印刷可能な有効
記録媒体数として再設定するものである。
【0010】本発明に係る第5の発明は、所定の通信媒
体を介してクライアント端末からの印刷ジョブを蓄積し
て順次印刷装置に印刷情報を転送処理するプリンタサー
バのデータ処理方法であって、入力される記録媒体残数
データを前記印刷装置から印刷可能な有効記録媒体数と
して設定する設定工程と、前記クライアント端末から受
信する各印刷ジョブを順次蓄積する蓄積手段に蓄積され
る各印刷ジョブの実行開始前に、各印刷ジョブのページ
数を解析して使用される実使用記録媒体数と前記設定工
程により設定された有効記録媒体数とを比較して記録媒
体切れが発生するかどうかを判定する判定工程と、前記
判定工程が記録媒体切れが発生すると判定した場合に、
用紙切れ発生および用紙補給後の有効記録媒体数の入力
を通知する通知工程とを有するものである。
【0011】本発明に係る第6の発明は、所定の通信媒
体を介してクライアント端末からの印刷ジョブを蓄積し
て順次印刷装置に印刷情報を転送処理するコンピュータ
が読み出し可能なプログラムを格納した記憶媒体であっ
て、入力される記録媒体残数データを前記印刷装置から
印刷可能な有効記録媒体数として設定する設定工程と、
前記クライアント端末から受信する各印刷ジョブを順次
蓄積する蓄積手段に蓄積される各印刷ジョブの実行開始
前に、各印刷ジョブのページ数を解析して使用される実
使用記録媒体数と前記設定工程により設定された有効記
録媒体数とを比較して記録媒体切れが発生するかどうか
を判定する判定工程と、前記判定工程が記録媒体切れが
発生すると判定した場合に、用紙切れ発生および用紙補
給後の有効記録媒体数の入力を通知する通知工程とを有
するものである。
【0012】本発明に係る第7の発明は、所定の通信媒
体を介してクライアント端末からの印刷ジョブを蓄積し
て順次印刷装置に印刷情報を転送処理するプリンタサー
バのデータ処理方法であって、前記印刷装置から取得さ
れる記録媒体データに基づいて印刷可能な有効記録媒体
数として設定する設定工程と、前記クライアント端末か
らの印刷ジョブを順次蓄積する蓄積手段に蓄積される各
印刷ジョブ実行開始前に、各印刷ジョブのページ数を解
析して使用される実使用記録媒体数と前記設定工程によ
り設定された有効記録媒体数とを比較して記録媒体切れ
が発生するかどうかを判定する判定工程と、前記判定工
程が記録媒体切れが発生すると判定した場合に、用紙切
れ発生および用紙補給後の有効記録媒体数の入力を通知
する通知工程とを有するものである。
【0013】本発明に係る第8の発明は、所定の通信媒
体を介してクライアント端末からの印刷ジョブを蓄積し
て順次印刷装置に印刷情報を転送処理するコンピュータ
が読み出し可能なプログラムを格納した記憶媒体であっ
て、前記印刷装置から取得される記録媒体データに基づ
いて印刷可能な有効記録媒体数として設定する設定工程
と、前記クライアント端末からの印刷ジョブを順次蓄積
する蓄積手段に蓄積される各印刷ジョブ実行開始前に、
各印刷ジョブのページ数を解析して使用される実使用記
録媒体数と前記設定工程により設定された有効記録媒体
数とを比較して記録媒体切れが発生するかどうかを判定
する判定工程と、前記判定工程が記録媒体切れが発生す
ると判定した場合に、用紙切れ発生および用紙補給後の
有効記録媒体数の入力を通知する通知工程とを有するも
のである。
【0014】
【発明の実施の形態】 〔第1実施形態〕図1は、本発明の第1実施形態を示す
プリンタサーバを適用可能な印刷システムの構成を説明
するブロック図であり、該印刷システムは、所定の通信
媒体を介してクライアント端末とプリンタサーバとが通
信して、受信した印刷情報をプリンタに出力できるよう
に構成されている。
【0015】図において、1はプリンタサーバであり、
CPU1a,RAM,ROMを含むメモリ1b,LC
D,CRT等の表示装置1c,ハードディスク等の固定
ディスク装置1d,双方向インタフェースとしてのセン
トロニクスインタフェース1e等より構成されている。
【0016】2はクライアント端末で、例えばイーサネ
ット仕様のネットワークを介してプリンタサーバ1に印
刷を指示する機能を備え、CPU2a,RAM,ROM
を含むメモリ2b,CRT,FLC,LCD等の表示装
置2c,ハードディスク等の固定ディスク装置2dによ
りそれぞれ構成されている。
【0017】4はレーザビームプリンタ,インクジェッ
トプリンタ等で構成されるプリンタであり、CPU4
a,メモリ4b,用紙カセット4c,印刷ユニット4
d,セントロニクスインタフェース4eによりそれぞれ
構成されている。
【0018】上記のように構成された印刷システムにお
いて、、プリンタサーバ1,クライアント端末2はイー
サネットインタフェース3によりネットワーク接続さ
れ、プリンタサーバ1上にあり、後述する図2に示すプ
リンタサーバ印刷予約キューにクライアント端末2より
印刷を予約することができる。
【0019】また、プリンタサーバ1はプリンタ4内の
用紙カセッ4cに現在入っている印刷用紙の枚数をオペ
レータにより入力し保持するためのインタフェースを実
装している。
【0020】さらに、プリンタサーバ1はセントロニク
スインタフェース1eを介して接続されるプリンタ4に
印刷を指示することができる。
【0021】図2は、図1に示したプリンタサーバ1で
管理されるプリンタサーバ印刷予約キューの構成を説明
する図であり、例えば固定ディスク装置1d上に確保さ
れてその予約される各ジョブ処理がCPU1aに管理さ
れている。
【0022】図において、Job1,Job2はそれぞ
れ1つの印刷単位を示し、各ジョブにはそれぞれジョブ
内の印刷枚数データ(全ページ数)及び印刷データが含
まれている。
【0023】図3は、図1に示した表示装置1cに表示
される印刷材料資源通知画面の一例を示す図であり、
(a)はプリンタ残り用紙枚数設定画面に対応し、
(b)はプリンタ用紙補給画面に対応する。
【0024】図において、BT1,BT2はボタンで、
ボタンBT1は数値入力部Gに設定された数値データを
確定するためのOKボタンとして機能し、ボタンBT2
は数値入力部Gに設定された数値データを取り消すため
のキャンセルボタンとして機能する。なお、数値入力部
Gに入力されたデータは、メモリ1bまたは固定ディス
ク装置1dで保持される。M1,M2はメッセージで、
メッセージM1はプリンタ残り用紙設定用のメッセージ
に対応し、メッセージM2はプリンタ用紙補給用のメッ
セージに対応する。
【0025】これにより、プリンタサーバ1でプリンタ
4内の用紙カセッ4cに現在入っている印刷用紙の枚数
をオペレータにより直接入力された数値データにより印
刷可能枚数を管理する。
【0026】以下、本実施形態の特徴的構成について図
1等を参照して説明する。
【0027】上記のように構成された所定の通信媒体
(ネットワーク)を介してクライアント端末2からの印
刷ジョブを蓄積して順次印刷装置(プリンタ4)に印刷
情報を転送処理するプリンタサーバ1であって、入力さ
れる記録媒体残数データを前記印刷装置から印刷可能な
有効記録媒体数として設定する設定手段(CPU1aが
メモリ1bまたは図示しないROM等のメモリ資源に記
憶された制御プログラムを実行して設定する)と、前記
クライアント端末からの印刷ジョブを順次蓄積する蓄積
手段(固定ディスク装置1d)と、前記蓄積手段に蓄積
される各印刷ジョブ実行開始前に、各印刷ジョブのペー
ジ数を解析して使用される実使用記録媒体数(後述する
変数job_page)と前記設定手段により設定され
た有効記録媒体数(後述する変数page)とを比較し
て記録媒体切れが発生するかどうかを判定する判定手段
(CPU1aがメモリ1bまたは図示しないROM等の
メモリ資源に記憶された制御プログラムを実行して判定
する)と、前記判定手段が記録媒体切れが発生すると判
定した場合に、用紙切れ発生および用紙補給後の有効記
録媒体数の入力を通知する通知手段(CPU1aがメモ
リ1bまたは図示しないROM等のメモリ資源に記憶さ
れた制御プログラムを実行して、例えば表示装置1c上
にその旨を通知処理する)とを有するので、印刷装置側
の記録媒体管理機構を大幅に変更することなく、入力さ
れたデータに基づいて設定された有効記録媒体数を管理
するという簡便な構成で、各印刷ジョブの実行開始前に
印刷用紙切れ発生状態をユーザに通知できる印刷処理環
境を自在に構築できる。
【0028】また、CPU1aは、表示装置1cへの通
知後、図示しないキーボード等より入力される記録媒体
残数データをプリンタ4から印刷可能な有効記録媒体数
として再設定するので、補給される記録媒体に応じて新
たな有効記録媒体数を確実に設定して、継続して用紙切
れ発生を各印刷ジョブ開始前に予告通知できる。
【0029】図4は、本発明に係るプリンタサーバにお
ける第1のデータ処理手順の一例を示すフローチャート
であり、プリンタサーバ印刷予約キューに印刷ジョブを
印刷予約するときのプリンタサーバ1のデータ処理手順
に対応する。なお、(1)〜(11)は各ステップを示
す。
【0030】先ず、ステップ(1)で、図3の(a)に
示したプリンタ残り用紙枚数設定画面を表示装置1cに
プリンタサーバ表示画面として表示する。次に、ステッ
プ(2)で、ステップ(1)で表示したプリンタ残り用
紙枚数設定画面に現在用紙カセット4cに入っている用
紙の枚数を図示しないキーボード等より入力し変数pa
geに代入する。
【0031】そして、ステップ(3)で、図3の(a)
に示したプリンタ残り用紙枚数設定画面W1で押下され
たボタンの種別を判断し、キャンセルボタン(ボタンB
T2)が押下されていればステップ(1)へ処理を移
す。
【0032】一方、ステップ(3)で、OKボタン(ボ
タンBT1)が押下されていると判断した場合は、ステ
ップ(4)で、クライアント端末2から図2に示したプ
リンタサーバ印刷予約キューに対して印刷予約指示がさ
れたかどうか判断し、印刷予約指示がされるまで本ステ
ップを繰り返す。
【0033】そして、ステップ(4)で印刷予約指示が
されたと判断すると、ステップ(5)へ処理を移し、前
記印刷予約指示された印刷ジョブから印刷ジョブの全ペ
ージ数を取り出し変数job_page(実使用記録媒
体数)に代入する。
【0034】次に、ステップ(6)で、変数page−
変数job_pageとの演算値となる変数減算値(p
age−job_page)がゼロ以上かどうか判断す
る。
【0035】これにより変数page(有効記録媒体
数)が保持する前記印刷ジョブが実際に印刷される際
に、用紙カセット4cの入っている印刷用紙枚数が前記
印刷ジョブを印刷するのに必要な枚数があるかどうか判
断することができる。
【0036】ステップ(6)で、ゼロ以上と判断された
場合は、ステップ(7)で変数pageから変数job
_pageを引いた値を変数pageに代入し、ステッ
プ(8)で、図2に示したプリンタサーバ印刷予約キュ
ーに印刷ジョブをキューイングして、ステップ(4)へ
戻る。
【0037】これにより、前記印刷ジョブを印刷した後
に用紙カセット4cに残る用紙枚数が変数pageに保
持される。
【0038】一方、ステップ(6)で、上記変数減算値
(page−job_page)がゼロ未満であると判
断した場合、つまり前記印刷ジョブが実際に印刷される
際に、用紙カセット4cに前記印刷ジョブを印刷するの
に必要な枚数が入っていないと判定した場合は、ステッ
プ(9)へ進み、図3の(b)のプリンタ用紙補給画面
W2を表示装置1cに表示する。
【0039】次に、ステップ(10)で、ステップ
(9)で表示した図3の(b)に示したリンタ用紙補給
画面W2上で、用紙カセット4cに補給した後、入って
いる用紙の枚数をキーボード等より入力し、該値を変数
pageに代入する。その後、ステップ(11)で、図
3の(b)のプリンタ用紙補給画面で押下されたボタン
の種別を判断し、OKボタンが押下されていると判断し
た場合は、ステップ(5)へ移行し、改めてキューイン
グ処理を行う。
【0040】一方、ステップ(11)で、キャンセルボ
タンが押下されていると判断した場合は、前記印刷ジョ
ブはキューイングを行わず、つまり前記ジョブは印刷予
約をキャンセルし、ステップ(4へ)戻る。
【0041】以下、本実施形態の特徴的構成についてさ
らに図4を参照して説明する。
【0042】上記のように構成された所定の通信媒体を
介してクライアント端末2からの印刷ジョブを蓄積して
順次印刷装置に印刷情報を転送処理するプリンタサーバ
1のデータ処理方法であって、あるいは所定の通信媒体
を介してクライアント端末からの印刷ジョブを蓄積して
順次印刷装置に印刷情報を転送処理するコンピュータが
読み出し可能なプログラムを格納した記憶媒体であっ
て、入力される記録媒体残数データを前記印刷装置から
印刷可能な有効記録媒体数として設定する設定工程(図
4のステップ(2))と、前記クライアント端末から受
信する各印刷ジョブを順次蓄積する蓄積手段に蓄積され
る各印刷ジョブの実行開始前に、各印刷ジョブのページ
数を解析して使用される実使用記録媒体数(変数job
_page)と前記設定工程により設定された有効記録
媒体数(変数page)とを比較して記録媒体切れが発
生するかどうかを判定する判定工程(図4のステップ
(5))と、前記判定工程が記録媒体切れが発生すると
判定した場合に、用紙切れ発生および用紙補給後の有効
記録媒体数の入力を通知する通知工程(図4のステップ
(9))とを有するので、印刷装置側の記録媒体管理機
構を大幅に変更することなく、入力されたデータに基づ
いて設定された有効記録媒体数を管理するという簡便な
構成で、各印刷ジョブの実行開始前に印刷用紙切れ発生
状態をユーザに通知できる印刷処理環境を自在に構築で
きる。
【0043】〔第2実施形態〕図5は、本発明の第2実
施形態を示すプリンタサーバを適用可能な印刷システム
の構成を説明するブロック図であり、該印刷システム
は、所定の通信媒体を介してクライアント端末とプリン
タサーバとが通信して、受信した印刷情報をプリンタに
出力できるように構成されている。なお、図1と同一の
ものには同一の符号を付してある。
【0044】図において、4fは用紙枚数カウンタで、
用紙カセット4cに現在入っている印刷用紙の枚数をカ
ウントする。該カウント値はプリンタサーバ1が必要に
応じて取得することができる。
【0045】また、プリンタサーバ1は印刷ジョブを解
析し印刷ジョブのページ数を数えることができる。ま
た、プリンタサーバ1はセントロニクスインタフェース
1eを介して接続されるプリンタ4に印刷を指示するこ
とができる。
【0046】図6は、図5に示したプリンタサーバ1上
にあるプリンタサーバ印刷予約キューの蓄積状況を説明
する図である。
【0047】図において、job1,job2はそれぞ
れ1つの印刷単位を示し、各ジョブには印刷データが含
まれている。
【0048】図7は、図5に示した表示装置1cに表示
される印刷材料資源通知画面W3の一例を示す図であ
り、図3と同一のものには同一の符号を付してある。
【0049】図において、M3はメッセージで、プリン
タ用紙補給を催促するメッセージ、例えば「印刷に必要
な枚数の印刷用紙がありません。プリンタに印刷用紙を
補給してください。」と表示した場合に対応する。
【0050】以下、本実施形態の特徴的構成について図
5を参照して説明する。
【0051】上記のように構成された所定の通信媒体
(ネットワーク)を介してクライアント端末2からの印
刷ジョブを蓄積して順次印刷装置に印刷情報を転送処理
するプリンタサーバであって、前記印刷装置(プリンタ
4の用紙枚数カウンタ4fから)から取得される記録媒
体データに基づいて印刷可能な有効記録媒体数として設
定する設定手段(CPU1aがメモリ1bまたは図示し
ないROM等のメモリ資源に記憶された制御プログラム
を実行して設定処理する)と、前記クライアント端末か
らの印刷ジョブを順次蓄積する蓄積手段と、前記蓄積手
段に蓄積される各印刷ジョブ実行開始前に、各印刷ジョ
ブのページ数を解析して使用される実使用記録媒体数
(変数job_page)と前記設定手段により設定さ
れた有効記録媒体数(変数page)とを比較して記録
媒体切れが発生するかどうかを判定する判定手段(CP
U1aがメモリ1bまたは図示しないROM等のメモリ
資源に記憶された制御プログラムを実行して判定する)
と、前記判定手段が記録媒体切れが発生すると判定した
場合に、用紙切れ発生および用紙補給後の有効記録媒体
数(変数page)の入力を通知する通知手段(CPU
1aがメモリ1bまたは図示しないROM等のメモリ資
源に記憶された制御プログラムを実行して表示装置1c
に通知処理判定する)とを有するので、印刷装置側の記
録媒体管理機構を大幅に変更することなく、印刷装置か
ら取得されるデータに基づいて設定された有効記録媒体
数を管理するという簡便な構成で、各印刷ジョブの実行
開始前に印刷用紙切れ発生状態をユーザに通知できる印
刷処理環境を自在に構築できる。
【0052】また、CPU1aは、表示装置1cへの通
知後、プリンタ4の用紙枚数カウンタ4fから取得され
記録媒体データをプリンタ4から印刷可能な有効記録媒
体数として再設定するので、補給される記録媒体に応じ
て新たに印刷装置から取得されるデータに基づいて有効
記録媒体数を確実に設定して、継続して用紙切れ発生を
各印刷ジョブ開始前に予告通知できる。
【0053】図8は、本発明に係るプリンタサーバにお
ける第2のデータ処理手順の一例を示すフローチャート
であり、プリンタサーバ印刷予約キューに印刷ジョブを
印刷予約するときのプリンタサーバ1のデータ処理手順
に対応する。なお、(1)〜(9)は各ステップを示
す。
【0054】先ず、ステップ(1)で現在用紙カセット
4cに入っている用紙の枚数を用紙枚数カウンタ4fよ
り取得し変数pageに代入する。次に、ステップ
(2)でクライアント端末2から図6に示したプリンタ
サーバ印刷予約キューに対して印刷予約指示がされたか
どうか判断し、印刷予約指示がされるまで本ステップを
繰り返す。そして、印刷予約指示がされたと判断する
と、ステップ(3)へ処理を移し、印刷予約指示された
印刷ジョブを解析して印刷ジョブの全ページ数を認識し
て変数job_pageに代入する。次に、ステップ
(4)で変数page−変数job_pageとの演算
値となる変数減算値(page−job_page)が
ゼロ以上かどうか判断する。
【0055】これにより、変数pageが保持する前記
印刷ジョブが実際に印刷される際に前記用紙カセットC
4に入っている印刷用紙枚数が前記印刷ジョブを印刷す
るのに必要な枚数があるかどうか判断することができ
る。
【0056】ここで、変数減算値(page−job_
page)がゼロ以上であると判断された場合、つまり
前記印刷ジョブが実際に印刷される際に、用紙カセット
4cに前記印刷ジョブを印刷するのに必要な枚数が入っ
ていると判断した場合は、ステップ(5)へ処理を移
し、変数pageから変数job_page変数を引い
た数を変数pageに代入する。これにより、前記印刷
ジョブを印刷した後に用紙カセット4cに残る用紙枚数
が変数pageに保持される。
【0057】そして、ステップ(6)で図6に示したプ
リンタサーバ印刷予約キューに前記印刷ジョブをキュー
イングして、ステップ(2)へ戻る。
【0058】一方、ステップ(4)で、変数減算値(p
age−job_page)がゼロ未満の場合、つまり
前記印刷ジョブが実際に印刷される際に用紙カセット4
cに前記印刷ジョブを印刷するのに必要な枚数が入って
いないと判断された場合には、ステップ(7)で図7に
示したプリンタ用紙補給メッセージ(メッセージM3)
を伴うプリンタ用補給画面W3を表示装置1cに表示す
る。
【0059】そして、ステップ(8)で、図7に示した
プリンタ用紙補給画面W3上で押下されたボタンの種別
を判断し、OKボタン(ボタンBT1)が押下されてい
ると判断した場合には、ステップ(9)で改めてキュー
イング処理を行うとともに、現在用紙カセット4cに入
っている用紙の枚数を用紙枚数カウンタ4fより取得し
変数pageに代入して、ステップ(3)へ戻る。
【0060】一方、ステップ(8)で、キャンセルボタ
ンが押下されていると判断した場合には、印刷ジョブの
キューイングを行わず、つまり印刷ジョブは印刷予約を
キャンセルしてステップ(2)へ戻る。
【0061】以下、本実施形態の特徴的構成についてさ
らに図8を参照して説明する。
【0062】上記のように構成された所定の通信媒体
(ネットワーク)を介してクライアント端末からの印刷
ジョブを蓄積して順次印刷装置に印刷情報を転送処理す
るプリンタサーバ1のデータ処理方法であって、あるい
は所定の通信媒体を介してクライアント端末からの印刷
ジョブを蓄積して順次印刷装置に印刷情報を転送処理す
るコンピュータが読み出し可能なプログラムを格納した
記憶媒体であって、前記印刷装置から取得される記録媒
体データに基づいて印刷可能な有効記録媒体数(pag
e変数)として設定する設定工程(図8のステップ
(3))と、前記クライアント端末からの印刷ジョブを
順次蓄積する蓄積手段に蓄積される各印刷ジョブ実行開
始前に、各印刷ジョブのページ数を解析して使用される
実使用記録媒体数(変数job_page)と前記設定
工程により設定された有効記録媒体数(変数page)
とを比較して記録媒体切れが発生するかどうかを判定す
る判定工程(図8のステップ(4))と、前記判定工程
が記録媒体切れが発生すると判定した場合に、用紙切れ
発生および用紙補給後の有効記録媒体数の入力を通知す
る通知工程(図8のステップ(7))とを有するので、
印刷装置側の記録媒体管理機構を大幅に変更することな
く、印刷装置から取得されるデータに基づいて設定され
た有効記録媒体数を管理するという簡便な構成で、各印
刷ジョブの実行開始前に印刷用紙切れ発生状態をユーザ
に通知できる印刷処理環境を自在に構築できる。
【0063】上記各実施形態によれば、印刷ジョブを投
入した時点で印刷ジョブを印刷するのに必要な枚数の用
紙がプリンタにセットされていないことを検知しその旨
を知らせることができ、時間のかかる印刷をプリンタに
任せきりにした場合に印刷終了予定時間を過ぎて印刷結
果を回収しに行ったが途中で紙切れを起こし印刷が終わ
っていなかったなどの印刷トラブルを起こす状況を未然
に回避することができる。
【0064】以下、図9に示すメモリマップを参照して
本発明に係るプリンタサーバを適用可能な印刷システム
で読み出し可能なデータ処理プログラムの構成について
説明する。
【0065】図9は、本発明に係るプリンタサーバを適
用可能な印刷システムで読み出し可能な各種データ処理
プログラムを格納する記憶媒体のメモリマップを説明す
る図である。
【0066】なお、特に図示しないが、記憶媒体に記憶
されるプログラム群を管理する情報、例えばバージョン
情報,作成者等も記憶され、かつ、プログラム読み出し
側のOS等に依存する情報、例えばプログラムを識別表
示するアイコン等も記憶される場合もある。
【0067】さらに、各種プログラムに従属するデータ
も上記ディレクトリに管理されている。また、各種プロ
グラムをコンピュータにインストールするためのプログ
ラムや、インストールするプログラムが圧縮されている
場合に、解凍するプログラム等も記憶される場合もあ
る。
【0068】本実施形態における図4,図8に示す機能
が外部からインストールされるプログラムによって、ホ
ストコンピュータにより遂行されていてもよい。そし
て、その場合、CD−ROMやフラッシュメモリやFD
等の記憶媒体により、あるいはネットワークを介して外
部の記憶媒体から、プログラムを含む情報群を出力装置
に供給される場合でも本発明は適用されるものである。
【0069】以上のように、前述した実施形態の機能を
実現するソフトウエアのプログラムコードを記録した記
憶媒体を、システムあるいは装置に供給し、そのシステ
ムあるいは装置のコンピュータ(またはCPUやMP
U)が記憶媒体に格納されたプログラムコードを読出し
実行することによっても、本発明の目的が達成されるこ
とは言うまでもない。
【0070】この場合、記憶媒体から読み出されたプロ
グラムコード自体が本発明の新規な機能を実現すること
になり、そのプログラムコードを記憶した記憶媒体は本
発明を構成することになる。
【0071】プログラムコードを供給するための記憶媒
体としては、例えば、フロッピーディスク,ハードディ
スク,光ディスク,光磁気ディスク,CD−ROM,C
D−R,磁気テープ,不揮発性のメモリカード,RO
M,EEPROM等を用いることができる。
【0072】また、コンピュータが読み出したプログラ
ムコードを実行することにより、前述した実施形態の機
能が実現されるだけでなく、そのプログラムコードの指
示に基づき、コンピュータ上で稼働しているOS(オペ
レーティングシステム)等が実際の処理の一部または全
部を行い、その処理によって前述した実施形態の機能が
実現される場合も含まれることは言うまでもない。
【0073】さらに、記憶媒体から読み出されたプログ
ラムコードが、コンピュータに挿入された機能拡張ボー
ドやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わ
るメモリに書き込まれた後、そのプログラムコードの指
示に基づき、その機能拡張ボードや機能拡張ユニットに
備わるCPU等が実際の処理の一部または全部を行い、
その処理によって前述した実施形態の機能が実現される
場合も含まれることは言うまでもない。
【0074】
【発明の効果】以上説明したように、本発明に係る第1
の発明によれば、所定の通信媒体を介してクライアント
端末からの印刷ジョブを蓄積して順次印刷装置に印刷情
報を転送処理するプリンタサーバであって、入力される
記録媒体残数データを前記印刷装置から印刷可能な有効
記録媒体数として設定する設定手段と、前記クライアン
ト端末からの印刷ジョブを順次蓄積する蓄積手段と、前
記蓄積手段に蓄積される各印刷ジョブ実行開始前に、各
印刷ジョブのページ数を解析して使用される実使用記録
媒体数と前記設定手段により設定された有効記録媒体数
とを比較して記録媒体切れが発生するかどうかを判定す
る判定手段と、前記判定手段が記録媒体切れが発生する
と判定した場合に、用紙切れ発生および用紙補給後の有
効記録媒体数の入力を通知する通知手段とを有するの
で、印刷装置側の記録媒体管理機構を大幅に変更するこ
となく、入力されたデータに基づいて設定された有効記
録媒体数を管理するという簡便な構成で、各印刷ジョブ
の実行開始前に印刷用紙切れ発生状態をユーザに通知で
きる印刷処理環境を自在に構築できる。
【0075】第2の発明によれば、前記設定手段は、前
記通知手段による通知後、入力される記録媒体残数デー
タを前記印刷装置から印刷可能な有効記録媒体数として
再設定するので、補給される記録媒体に応じて新たな有
効記録媒体数を確実に設定して、継続して用紙切れ発生
を各印刷ジョブ開始前に予告通知できる。
【0076】第3の発明によれば、所定の通信媒体を介
してクライアント端末からの印刷ジョブを蓄積して順次
印刷装置に印刷情報を転送処理するプリンタサーバであ
って、前記印刷装置から取得される記録媒体データに基
づいて印刷可能な有効記録媒体数として設定する設定手
段と、前記クライアント端末からの印刷ジョブを順次蓄
積する蓄積手段と、前記蓄積手段に蓄積される各印刷ジ
ョブ実行開始前に、各印刷ジョブのページ数を解析して
使用される実使用記録媒体数と前記設定手段により設定
された有効記録媒体数とを比較して記録媒体切れが発生
するかどうかを判定する判定手段と、前記判定手段が記
録媒体切れが発生すると判定した場合に、用紙切れ発生
および用紙補給後の有効記録媒体数の入力を通知する通
知手段とを有するので、印刷装置側の記録媒体管理機構
を大幅に変更することなく、印刷装置から取得されるデ
ータに基づいて設定された有効記録媒体数を管理すると
いう簡便な構成で、各印刷ジョブの実行開始前に印刷用
紙切れ発生状態をユーザに通知できる印刷処理環境を自
在に構築できる。
【0077】第4の発明によれば、前記設定手段は、前
記通知手段による通知後、前記印刷装置から取得され記
録媒体データを前記印刷装置から印刷可能な有効記録媒
体数として再設定するので、補給される記録媒体に応じ
て新たに印刷装置から取得されるデータに基づいて有効
記録媒体数を確実に設定して、継続して用紙切れ発生を
各印刷ジョブ開始前に予告通知できる。
【0078】第5,第6の発明によれば、所定の通信媒
体を介してクライアント端末からの印刷ジョブを蓄積し
て順次印刷装置に印刷情報を転送処理するプリンタサー
バのデータ処理方法であって、あるいは所定の通信媒体
を介してクライアント端末からの印刷ジョブを蓄積して
順次印刷装置に印刷情報を転送処理するコンピュータが
読み出し可能なプログラムを格納した記憶媒体であっ
て、入力される記録媒体残数データを前記印刷装置から
印刷可能な有効記録媒体数として設定する設定工程と、
前記クライアント端末から受信する各印刷ジョブを順次
蓄積する蓄積手段に蓄積される各印刷ジョブの実行開始
前に、各印刷ジョブのページ数を解析して使用される実
使用記録媒体数と前記設定工程により設定された有効記
録媒体数とを比較して記録媒体切れが発生するかどうか
を判定する判定工程と、前記判定工程が記録媒体切れが
発生すると判定した場合に、用紙切れ発生および用紙補
給後の有効記録媒体数の入力を通知する通知工程とを有
するので、印刷装置側の記録媒体管理機構を大幅に変更
することなく、入力されたデータに基づいて設定された
有効記録媒体数を管理するという簡便な構成で、各印刷
ジョブの実行開始前に印刷用紙切れ発生状態をユーザに
通知できる印刷処理環境を自在に構築できる。
【0079】第7,第8の発明によれば、所定の通信媒
体を介してクライアント端末からの印刷ジョブを蓄積し
て順次印刷装置に印刷情報を転送処理するプリンタサー
バのデータ処理方法であって、あるいは所定の通信媒体
を介してクライアント端末からの印刷ジョブを蓄積して
順次印刷装置に印刷情報を転送処理するコンピュータが
読み出し可能なプログラムを格納した記憶媒体であっ
て、前記印刷装置から取得される記録媒体データに基づ
いて印刷可能な有効記録媒体数として設定する設定工程
と、前記クライアント端末からの印刷ジョブを順次蓄積
する蓄積手段に蓄積される各印刷ジョブ実行開始前に、
各印刷ジョブのページ数を解析して使用される実使用記
録媒体数と前記設定工程により設定された有効記録媒体
数とを比較して記録媒体切れが発生するかどうかを判定
する判定工程と、前記判定工程が記録媒体切れが発生す
ると判定した場合に、用紙切れ発生および用紙補給後の
有効記録媒体数の入力を通知する通知工程とを有するの
で印刷装置側の記録媒体管理機構を大幅に変更すること
なく、印刷装置から取得されるデータに基づいて設定さ
れた有効記録媒体数を管理するという簡便な構成で、各
印刷ジョブの実行開始前に印刷用紙切れ発生状態をユー
ザに通知できる印刷処理環境を自在に構築できる。
【0080】従って、簡便なデータ管理でキューイング
された各印刷ジョブ実行に伴う中途用紙切れ発生を事前
に通知して、適切なタイミングでユーザに用紙補給を催
促できる等の効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態を示すプリンタサーバを
適用可能な印刷システムの構成を説明するブロック図で
ある。
【図2】図1に示したプリンタサーバで管理されるプリ
ントサーバ印刷予約キューの構成を説明する図である。
【図3】図1に示した表示装置に表示される印刷材料資
源通知画面の一例を示す図である。
【図4】本発明に係るプリンタサーバにおける第1のデ
ータ処理手順の一例を示すフローチャートである。
【図5】本発明の第2実施形態を示すプリンタサーバを
適用可能な印刷システムの構成を説明するブロック図で
ある。
【図6】図5に示したプリンタサーバ上にあるプリンタ
サーバ印刷予約キューの蓄積状況を説明する図である。
【図7】図5に示した表示装置に表示される印刷材料資
源通知画面の一例を示す図である。
【図8】本発明に係るプリンタサーバにおける第2のデ
ータ処理手順の一例を示すフローチャートである。
【図9】本発明に係るプリンタサーバを適用可能な印刷
システムで読み出し可能な各種データ処理プログラムを
格納する記憶媒体のメモリマップを説明する図である。
【符号の説明】
1 プリンタサーバ 1a CPU 1b メモリ 1c 表示装置 1d 固定ディスク装置 2 クライアント端末 2a CPU 2b メモリ 2c 表示装置 2d 固定ディスク装置 4 プリンタ 4a CPU 4b メモリ 4c 用紙カセット 4d 印刷ユニット

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 所定の通信媒体を介してクライアント端
    末からの印刷ジョブを蓄積して順次印刷装置に印刷情報
    を転送処理するプリンタサーバであって、 入力される記録媒体残数データを前記印刷装置から印刷
    可能な有効記録媒体数として設定する設定手段と、 前記クライアント端末からの印刷ジョブを順次蓄積する
    蓄積手段と、 前記蓄積手段に蓄積される各印刷ジョブ実行開始前に、
    各印刷ジョブのページ数を解析して使用される実使用記
    録媒体数と前記設定手段により設定された有効記録媒体
    数とを比較して記録媒体切れが発生するかどうかを判定
    する判定手段と、 前記判定手段が記録媒体切れが発生すると判定した場合
    に、用紙切れ発生および用紙補給後の有効記録媒体数の
    入力を通知する通知手段と、を有することを特徴とする
    プリンタサーバ。
  2. 【請求項2】 前記設定手段は、前記通知手段による通
    知後、入力される記録媒体残数データを前記印刷装置か
    ら印刷可能な有効記録媒体数として再設定することを特
    徴とする請求項1記載のプリンタサーバ。
  3. 【請求項3】 所定の通信媒体を介してクライアント端
    末からの印刷ジョブを蓄積して順次印刷装置に印刷情報
    を転送処理するプリンタサーバであって、 前記印刷装置から取得される記録媒体データに基づいて
    印刷可能な有効記録媒体数として設定する設定手段と、 前記クライアント端末からの印刷ジョブを順次蓄積する
    蓄積手段と、 前記蓄積手段に蓄積される各印刷ジョブ実行開始前に、
    各印刷ジョブのページ数を解析して使用される実使用記
    録媒体数と前記設定手段により設定された有効記録媒体
    数とを比較して記録媒体切れが発生するかどうかを判定
    する判定手段と、 前記判定手段が記録媒体切れが発生すると判定した場合
    に、用紙切れ発生および用紙補給後の有効記録媒体数の
    入力を通知する通知手段と、を有することを特徴とする
    プリンタサーバ
  4. 【請求項4】 前記設定手段は、前記通知手段による通
    知後、前記印刷装置から取得され記録媒体データを前記
    印刷装置から印刷可能な有効記録媒体数として再設定す
    ることを特徴とする請求項3記載のプリンタサーバ。
  5. 【請求項5】 所定の通信媒体を介してクライアント端
    末からの印刷ジョブを蓄積して順次印刷装置に印刷情報
    を転送処理するプリンタサーバのデータ処理方法であっ
    て、 入力される記録媒体残数データを前記印刷装置から印刷
    可能な有効記録媒体数として設定する設定工程と、 前記クライアント端末から受信する各印刷ジョブを順次
    蓄積する蓄積手段に蓄積される各印刷ジョブの実行開始
    前に、各印刷ジョブのページ数を解析して使用される実
    使用記録媒体数と前記設定工程により設定された有効記
    録媒体数とを比較して記録媒体切れが発生するかどうか
    を判定する判定工程と、 前記判定工程が記録媒体切れが発生すると判定した場合
    に、用紙切れ発生および用紙補給後の有効記録媒体数の
    入力を通知する通知工程と、を有することを特徴とする
    プリンタサーバのデータ処理方法。
  6. 【請求項6】 所定の通信媒体を介してクライアント端
    末からの印刷ジョブを蓄積して順次印刷装置に印刷情報
    を転送処理するコンピュータが読み出し可能なプログラ
    ムを格納した記憶媒体であって、 入力される記録媒体残数データを前記印刷装置から印刷
    可能な有効記録媒体数として設定する設定工程と、 前記クライアント端末から受信する各印刷ジョブを順次
    蓄積する蓄積手段に蓄積される各印刷ジョブの実行開始
    前に、各印刷ジョブのページ数を解析して使用される実
    使用記録媒体数と前記設定工程により設定された有効記
    録媒体数とを比較して記録媒体切れが発生するかどうか
    を判定する判定工程と、 前記判定工程が記録媒体切れが発生すると判定した場合
    に、用紙切れ発生および用紙補給後の有効記録媒体数の
    入力を通知する通知工程と、を含むことを特徴とするコ
    ンピュータが読み出し可能なプログラムを格納した記憶
    媒体。
  7. 【請求項7】 所定の通信媒体を介してクライアント端
    末からの印刷ジョブを蓄積して順次印刷装置に印刷情報
    を転送処理するプリンタサーバのデータ処理方法であっ
    て、 前記印刷装置から取得される記録媒体データに基づいて
    印刷可能な有効記録媒体数として設定する設定工程と、 前記クライアント端末からの印刷ジョブを順次蓄積する
    蓄積手段に蓄積される各印刷ジョブ実行開始前に、各印
    刷ジョブのページ数を解析して使用される実使用記録媒
    体数と前記設定工程により設定された有効記録媒体数と
    を比較して記録媒体切れが発生するかどうかを判定する
    判定工程と、 前記判定工程が記録媒体切れが発生すると判定した場合
    に、用紙切れ発生および用紙補給後の有効記録媒体数の
    入力を通知する通知工程と、を有することを特徴とする
    プリンタサーバのデータ処理方法。
  8. 【請求項8】 所定の通信媒体を介してクライアント端
    末からの印刷ジョブを蓄積して順次印刷装置に印刷情報
    を転送処理するコンピュータが読み出し可能なプログラ
    ムを格納した記憶媒体であって、 前記印刷装置から取得される記録媒体データに基づいて
    印刷可能な有効記録媒体数として設定する設定工程と、 前記クライアント端末からの印刷ジョブを順次蓄積する
    蓄積手段に蓄積される各印刷ジョブ実行開始前に、各印
    刷ジョブのページ数を解析して使用される実使用記録媒
    体数と前記設定工程により設定された有効記録媒体数と
    を比較して記録媒体切れが発生するかどうかを判定する
    判定工程と、 前記判定工程が記録媒体切れが発生すると判定した場合
    に、用紙切れ発生および用紙補給後の有効記録媒体数の
    入力を通知する通知工程と、を含むことを特徴とするコ
    ンピュータが読み出し可能なプログラムを格納した記憶
    媒体。
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