JPH1138519A - 写真焼付装置 - Google Patents

写真焼付装置

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JPH1138519A
JPH1138519A JP19730497A JP19730497A JPH1138519A JP H1138519 A JPH1138519 A JP H1138519A JP 19730497 A JP19730497 A JP 19730497A JP 19730497 A JP19730497 A JP 19730497A JP H1138519 A JPH1138519 A JP H1138519A
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JP
Japan
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photographic
photosensitive material
transport
drum
unit
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Withdrawn
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JP19730497A
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English (en)
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Junichi Owaki
淳一 大脇
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Noritsu Koki Co Ltd
Original Assignee
Noritsu Koki Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 簡単な構成で写真感光材料を搬送手段に確実
に密着させるようにして装置の小型化を促進する。 【解決手段】 円柱体232の外周面に写真感光材料P
を吸着するシート状の不粘性吸着部材233を取り付け
て搬送手段である回転ドラム23を構成する。回転ドラ
ム23の上流側に、上流側から搬送されてくる写真感光
材料Pを回転ドラム23側に押圧して不粘性吸着部材2
33に吸着させる圧接ローラ235を配設する一方、回
転ドラム23の下流側に、不粘性吸着部材233に吸着
されている写真感光材料Pを剥離して回転ドラム23か
ら分離させる分離爪236を配設する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、写真焼付装置に関
し、特には写真感光材料の搬送手段を改良した写真焼付
装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、印画紙等の写真感光材料を下流側
に搬送する搬送手段である搬送ベルトと、この搬送ベル
トに対向して配設された露光ヘッドとを備えた写真焼付
装置が汎用されている。なお、搬送ベルトの背面側に
は、真空吸着ユニットが配設され、写真感光材料が真空
吸着されて搬送面に密着した状態で搬送されるようにな
っている。
【0003】この写真焼付装置では、例えば、マガジン
から引き出された写真感光材料が所定長さにカットされ
た上で搬送ベルト上に送り込まれ、真空吸着されて搬送
面に固定される。そして、この状態で搬送ベルトが回転
駆動されて写真感光材料が露光位置にまで搬送され、そ
の位置でフィルム画像等が露光されるようになってい
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記従来の
写真焼付装置では、真空吸着ユニットを構成するのに真
空ポンプ等の動力部材を必要とするため、装置が大型化
するだけでなく、構造的にも複雑になるという問題があ
った。また、写真感光材料のサイズが大きくなると、そ
のサイズに対応させて吸着領域を大きくする必要が生
じ、さらに装置が大型化するという問題があった。
【0005】一方、搬送手段として回転ドラムを使用す
ることも可能であるが、この場合には写真感光材料を回
転ドラムの曲面に沿わせて搬送するときに写真感光材料
に復元力が作用するため、平坦な搬送ベルトのときより
も大きな吸着力が必要になる。このため、真空吸着ユニ
ットが大型化し、コスト面でも不利になる虞がある。
【0006】従って、本発明は、簡単な構成で写真感光
材料を確実に搬送手段に密着させることができ、小型化
を促進することのできる写真焼付装置を提供することを
目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め、請求項1に係る写真焼付装置は、写真感光材料を吸
着する不粘性吸着部材を搬送面に有する搬送手段と、写
真感光材料を前記搬送手段側に押圧して該写真感光材料
を前記不粘性吸着部材に吸着させる圧接手段と、前記搬
送手段に対向配置された露光手段とを備えたことを特徴
としている。
【0008】この構成によれば、印画紙等の写真感光材
料が不粘性吸着部材により搬送手段の搬送面に確実に吸
着される結果、写真感光材料が搬送手段の回転駆動に対
応して正確に搬送される。
【0009】また、請求項2に係る写真焼付装置は、請
求項1に係るものにおいて、前記搬送手段が回転ドラム
であることを特徴としている。
【0010】この構成によれば、写真感光材料が不粘性
吸着部材により回転ドラムの搬送面に確実に吸着される
結果、写真感光材料が回転ドラムの回転駆動に対応して
正確に搬送される。
【0011】
【発明の実施の形態】図1は、本発明の実施形態に係る
写真焼付装置10の概略構成を示す図である。この図に
おいて、写真焼付装置10は、フィルム画像等を露光手
段により印画紙等の写真感光材料上に露光することによ
り焼付け処理する焼付け処理部20と、この焼付け処理
部20で焼付け処理された写真感光材料Pを現像処理す
る現像処理部30とを備えている。
【0012】焼付け処理部20は、印画紙等の写真感光
材料がロール状に巻装されたマガジンMGが装填される
マガジン載置台21と、マガジン載置台21の下流側に
配設されたカッタ部22と、カッタ部22の下流側に配
設された搬送手段である回転ドラム23と、マガジン載
置台21とカッタ部22との間に配設された第1の搬送
路24と、カッタ部22と回転ドラム23との間に配設
された第2の搬送路25と、回転ドラム23と現像処理
部30との間に配設された第3の搬送路26と、回転ド
ラム23に対向して配設された露光手段27とを備えて
いる。
【0013】マガジン載置台21は、マガジンMGの写
真感光材料引出口EXに対応する位置に給紙ローラ対2
11が配設され、そこに装填されたマガジンMGの内部
に巻装されている写真感光材料Pを引出口EXから引き
出して第1の搬送路24に送り込むようになっている。
この第1の搬送路24に送り込まれた写真感光材料P
は、第1の搬送路24に配設されている搬送ローラ対2
41により下流側に搬送される。なお、給紙ローラ対2
11は、ローラ駆動部212により回転駆動され、搬送
ローラ対241は、ローラ駆動部242により回転駆動
される。
【0014】カッタ部22は、写真感光材料Pの露光面
側に位置する第1の刃221と、写真感光材料Pの露光
面とは反対側に位置する第2の刃222とを備える一
方、第1の刃221はカッタ駆動部223により写真感
光材料Pに対する接離方向に移動するようになってお
り、第1の搬送路24により搬送されてきた写真感光材
料Pを予め設定された所定長さに切断する。この所定長
さに切断された写真感光材料Pは、第2の搬送路25に
送り込まれ、第2の搬送路25に配設された搬送ローラ
対251により回転ドラム23側に搬送される。なお、
搬送ローラ対251は、ローラ駆動部252により回転
駆動される。
【0015】回転ドラム23は、軸心231を中心に回
転可能に支持された円柱体232と、この円柱体232
の外周面全域に貼着等の手段で取り付けられたシート状
の不粘性吸着部材233とで構成されている。このシー
ト状の不粘性吸着部材233は、例えば、樹脂製のシー
ト面にミクロ状の吸盤が樹脂加工技術により多数形成さ
れて構成されたもので、写真感光材料Pを吸盤で吸着す
ることによりそのシート面に密着状に保持する機能を有
するものである。従って、印画紙等の写真感光材料のよ
うな平滑面を有するシート部材を保持するのに特に優れ
ており、水平方向に対しては大きな吸着力を有する一
方、垂直方向に対しては比較的弱い吸着力しか有してい
ないため、吸着の痕跡を残すことなく写真感光材料の保
持を解除することができる。勿論、不粘性吸着部材23
3は、垂直方向についても水平方向と同様の大きな吸着
力を有していても特に支障はない。
【0016】また、回転ドラム23の上流側の第2の搬
送路25近傍位置には、第2の搬送路25から搬送され
てきた写真感光材料Pを回転ドラム23側に押圧して不
粘性吸着部材233に吸着させるための圧接ローラ23
5が配設されている。また、回転ドラム23の下流側の
位置には、不粘性吸着部材233に吸着された状態で上
流側から搬送されてきた写真感光材料Pをその不粘性吸
着部材233から剥離して回転ドラム23から分離する
分離爪236が配設されている。この分離爪236は、
回転ドラム23の不粘性吸着部材233面に対して垂直
方向の力が作用するものであるため、写真感光材料Pが
強い吸着力で吸着されていても回転ドラム23から容易
に分離することができる。なお、回転ドラム23は、ス
テッピングモータ等から構成されたドラム駆動部234
により間欠的に回転駆動され、写真感光材料Pを順方向
である下流側に搬送するようになっている。
【0017】露光手段27は、デジタル画像を写真感光
材料P上に露光するもので、画像を表示するFOCRT
(Fiber Optic Cathode-Ray-Tube)やPLZT等のライ
ン光源からなる露光ヘッド271と、露光ヘッド271
を駆動する駆動回路部272と、駆動回路部272に画
像データを出力する画像データ出力部273とを備えて
いる。この画像データ出力部273は、フィルム画像等
をCCD等の撮像素子で読み取って得た画像データやパ
ソコン等の外部装置から入力された画像データに所定の
画像処理を施して1乃至数ライン毎に出力するものであ
る。これにより、露光ヘッド271は、画像データを1
乃至数ライン毎に光信号に変換して写真感光材料P上に
出力する。
【0018】現像処理部30は、画像の焼付け処理され
た写真感光材料Pを現像処理する処理液の充填された複
数の処理タンク31と、処理タンク31から排出された
写真感光材料Pを乾燥処理する乾燥室32とを備えてい
る。回転ドラム23による搬送途中で焼付け処理された
写真感光材料Pは、第3の搬送路26に配設されている
搬送ローラ対261により搬送されて処理タンク31に
搬入されるようになっている。なお、搬送ローラ対26
1は、ローラ駆動部262により回転駆動される。ま
た、処理タンク31は写真感光材料Pを処理タンク31
内で搬送する搬送手段311を備え、乾燥室32は温風
を発生させるヒータとファンとからなる温風発生器32
1を備えている。
【0019】図2は、写真焼付装置10の制御系の概略
構成を示す図である。この図において、制御部40は、
所定の演算処理を行うCPU41と、所定のプログラム
の記憶されているROM42と、データが一時的に記憶
されるRAM43とから構成されている。この制御部4
0には、スタートスイッチSWや写真感光材料Pの位置
を検知するセンサSEが接続されて所定の出力信号が入
力され、カッタ駆動部223、ドラム駆動部234、ロ
ーラ駆動部212,242,252,262、駆動回路
272、画像データ出力部273、搬送手段311及び
温風発生器321が接続されて各動作が制御されるよう
になっている。
【0020】このように構成された写真焼付装置10は
次のように動作する。まず、スタートスイッチSWがO
Nされると、マガジンMGから写真感光材料Pが引き出
されて下流側に搬送され、カッタ部22で所定長さに切
断される。この切断された写真感光材料Pは、下流側に
搬送されて圧接ローラ235により回転ドラム23面に
押圧されることにより不粘性吸着部材233に吸着保持
され、この状態で回転ドラム23が連続的に回転駆動さ
れることにより下流側に搬送される。そして、写真感光
材料Pの先端が露光ヘッド271の位置に達したとき、
回転ドラム23は一旦回転を停止する。
【0021】その後、回転ドラム23が間欠的に回転駆
動されて写真感光材料Pが下流側に搬送される一方、露
光ヘッド271の表示面に写真感光材料Pの間欠送りと
同期して画像が1乃至数ラインづつ表示され、写真感光
材料Pに対する焼付け処理が行われる。そして、写真感
光材料Pの先端が分離爪236の位置に達すると、分離
爪236により不粘性吸着部材233による吸着保持が
順に解除されて写真感光材料Pは回転ドラム23面から
順に分離され、第3の搬送路26に送り込まれる。焼付
け処理の終了した写真感光材料Pは、現像処理部30に
搬送されて現像処理され、乾燥室32で乾燥されて外部
に排出される。なお、写真感光材料Pが第3の搬送路2
6に送り込まれると、カットされた次の写真感光材料P
が回転ドラム23側に搬送されて上記の動作が繰り返し
行われる。
【0022】上記のように構成された本発明に係る写真
焼付装置10は、回転ドラム23の搬送面に不粘性吸着
部材233を有しているので、簡単な構成で写真感光材
料Pを回転ドラム23に確実に密着させることができ
る。その結果、真空ポンプ等の動力部材が不要となって
装置の小型化が可能になる一方、写真感光材料Pが回転
ドラム23の間欠駆動に対応して正確なピッチで搬送さ
れることにより鮮明な焼付け画像を得ることができる。
【0023】また、写真感光材料Pが回転ドラム23の
搬送面に確実に吸着されるため、回転ドラム23の外径
を小さくしても、写真感光材料Pに生じる復元力による
回転ドラム23からの不用意な分離が可及的に抑制で
き、その結果、装置の小型化がより促進されることにな
る。
【0024】なお、この実施形態では、写真感光材料P
の下流側への搬送時に焼付け処理を行うようにしている
が、下流側への搬送時には焼付け処理を行わずに写真感
光材料Pを一旦第3の搬送路26側に送り込み、その後
に回転ドラム23を逆方向に間欠的に回転駆動させて写
真感光材料Pを逆送させ、この逆送時に上記と同様にし
て焼付け処理を行うようにしてもよい。
【0025】この場合は、回転ドラム23の下流側の第
3の搬送路26近傍位置に鎖線で示す別の圧接ローラ2
37を配設しておき、この圧接ローラ237で第3の搬
送路26から逆送されてくる写真感光材料Pを押圧して
回転ドラム23の不粘性吸着部材233に吸着させるよ
うにすればよい。このように逆送時に焼付け処理を行う
ときは、焼付け処理終了後に回転ドラム23が再び順方
向に回転駆動されて写真感光材料Pが下流側に搬送され
ることになる。
【0026】また、この実施形態では、不粘性吸着部材
233が円柱体232の全域に取り付けられているが、
この不粘性吸着部材233はカットされた写真感光材料
Pのサイズに対応する領域のみに取り付けるようにして
もよい。この場合は、上流側から搬送されてきた写真感
光材料Pの先端が圧接ローラ235の位置に達したと
き、回転ドラム23の不粘性吸着部材233の取り付け
られた領域が圧接ローラ235の位置に達するようにし
ておけばよい。
【0027】図3は、本発明の別の実施形態に係る写真
焼付装置50の概略構成を示す図である。なお、図1に
示す写真焼付装置10では、搬送手段が回転ドラムから
なるものであるのに対し、図3に示す写真焼付装置50
では、搬送手段が搬送ベルトで構成されている点でのみ
相違している。従って、写真焼付装置10と同一の構成
部材については同一の符号を付すことによって各構成部
材の詳細な説明を省略し、以下にはその相違点について
のみ説明する。
【0028】すなわち、この写真焼付装置50では、搬
送手段が、上下方向に配設された一対の搬送ローラ5
1,52に架け渡された搬送ベルト53で構成されてい
る。この搬送ベルト53は、ベルト素材531の外周面
全域に不粘性吸着部材532が貼着等の手段で取り付け
られて構成されたものである。この不粘性吸着部材53
2は、先の実施形態における回転ドラム23の不粘性吸
着部材233と同様の機能を有するものである。なお、
搬送ベルト53は、一方の搬送ローラ52がベルト駆動
部521により駆動されることにより回転するようにな
っている。このベルト駆動部521は、制御部40によ
り駆動制御される。
【0029】また、搬送ベルト53の上流側には、第2
の搬送路25から搬送されてきた写真感光材料Pを搬送
ベルト53側に押圧して不粘性吸着部材532に吸着さ
せるための圧接ローラ533が配設され、搬送ベルト5
3の下流側の位置には、不粘性吸着部材532に吸着さ
れた状態で上流側から搬送されてきた写真感光材料Pを
その不粘性吸着部材532から剥離して搬送ベルト53
から分離する分離爪534が配設されている。
【0030】このように構成された写真焼付装置50で
は、カッタ部22で所定長さに切断されて搬送されてき
た写真感光材料Pが、圧接ローラ533により搬送ベル
ト53面に押圧されて不粘性吸着部材532に吸着保持
され、この状態で搬送ベルト53が連続的に回転駆動さ
れることにより下流側に搬送される。そして、写真感光
材料Pの先端が露光ヘッド271の位置に達したとき、
搬送ベルト53は一旦回転を停止する。
【0031】その後、搬送ベルト53が間欠的に回転駆
動されて写真感光材料Pが下流側に搬送される一方、露
光ヘッド271の表示面に写真感光材料Pの間欠送りと
同期して画像が1乃至数ラインづつ表示され、写真感光
材料Pに対する焼付け処理が行われる。そして、写真感
光材料Pの先端が分離爪534の位置に達すると、分離
爪534により不粘性吸着部材532による吸着保持が
順に解除されて写真感光材料Pは搬送ベルト53面から
順に分離され、第3の搬送路26に送り込まれる。焼付
け処理の終了した写真感光材料Pは、現像処理部30に
搬送されて現像処理され、乾燥室32で乾燥されて外部
に排出される。なお、写真感光材料Pが第3の搬送路2
6に送り込まれると、カットされた次の写真感光材料P
が搬送ベルト53側に搬送されて上記の動作が繰り返し
行われる。
【0032】上記のように構成された本発明に係る写真
焼付装置50は、搬送ベルト53の搬送面に不粘性吸着
部材532を有しているので、簡単な構成で写真感光材
料Pを搬送ベルト53に確実に密着させることができ
る。その結果、写真焼付装置10と同様に真空ポンプ等
の動力部材が不要となって装置の小型化が可能になる一
方、写真感光材料Pが搬送ベルト53の間欠駆動に対応
して正確なピッチで搬送されることにより鮮明な焼付け
画像を得ることができる。
【0033】なお、この実施形態では、写真感光材料P
の下流側への搬送時に焼付け処理を行うようにしている
が、下流側への搬送時には焼付け処理を行わずに写真感
光材料Pを一旦第3の搬送路26側に送り込み、その後
に搬送ベルト53を逆方向に間欠的に回転駆動させて写
真感光材料Pを逆送させ、この逆送時に上記と同様にし
て焼付け処理を行うようにしてもよい。
【0034】この場合は、搬送ベルト53の下流側の第
3の搬送路26近傍位置に鎖線で示す別の圧接ローラ5
35を配設しておき、この圧接ローラ535で第3の搬
送路26から逆送されてくる写真感光材料Pを押圧して
搬送ベルト53の不粘性吸着部材532に吸着させるよ
うにすればよい。このように逆送時に焼付け処理を行う
ときは、焼付け処理終了後に搬送ベルト53が再び順方
向に回転駆動されて写真感光材料Pが下流側に搬送され
ることになる。
【0035】また、この実施形態では、不粘性吸着部材
532がベルト素材531の全域に取り付けられている
が、この不粘性吸着部材532はカットされた写真感光
材料Pのサイズに対応する領域のみに取り付けるように
してもよい。この場合は、上流側から搬送されてきた写
真感光材料Pの先端が圧接ローラ533の位置に達した
とき、搬送ベルト53の不粘性吸着部材532の取り付
けられた領域が圧接ローラ533の位置に達するように
しておけばよい。
【0036】また、この実施形態では、デジタル画像を
写真感光材料P上に露光するようになっているが、フィ
ルム画像を直接写真感光材料P上に投影して焼付け処理
を行うようにすることも可能である。
【0037】また、上記のいずれの実施形態において
も、第1,第2,第3の搬送路24,25,26が搬送
ローラ対241,251,261により写真感光材料P
を搬送する構成となっているが、これらの第1,第2,
第3の搬送路24,25,26を上記不粘性吸着部材2
33,532と同様の不粘性吸着部材を搬送面に配設し
た搬送ベルトで構成することもできる。
【0038】
【発明の効果】以上のように、本発明によれば、搬送手
段がその搬送面に写真感光材料を吸着するシート状の不
粘性吸着部材を有しているので、簡単な構成で写真感光
材料を搬送手段に確実に密着させることができ、真空ポ
ンプ等の動力部材が不要となって装置の小型化を促進す
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態に係る写真焼付装置の概略構
成を示す図である。
【図2】図1に示す写真焼付装置の制御系の概略構成を
示す図である。
【図3】本発明の別の実施形態に係る写真焼付装置の概
略構成を示す図である。
【符号の説明】
20 焼付け処理部 23 回転ドラム(搬送手段) 30 現像処理部 51,52 搬送ローラ 53 搬送ベルト(搬送手段) 232 円柱体 233,532 不粘性吸着部材 235,237,533,535 圧接ローラ(圧接手
段) 236,534 分離爪 271 露光ヘッド(露光手段) 531 ベルト素材

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 写真感光材料を吸着する不粘性吸着部材
    を搬送面に有する搬送手段と、写真感光材料を前記搬送
    手段側に押圧して該写真感光材料を前記不粘性吸着部材
    に吸着させる圧接手段と、前記搬送手段に対向配置され
    た露光手段とを備えたことを特徴とする写真焼付装置。
  2. 【請求項2】 前記搬送手段は回転ドラムであることを
    特徴とする請求項1記載の写真焼付装置。
JP19730497A 1997-07-23 1997-07-23 写真焼付装置 Withdrawn JPH1138519A (ja)

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Effective date: 20041005