JPH0915747A - 除塵装置 - Google Patents

除塵装置

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JPH0915747A
JPH0915747A JP16844395A JP16844395A JPH0915747A JP H0915747 A JPH0915747 A JP H0915747A JP 16844395 A JP16844395 A JP 16844395A JP 16844395 A JP16844395 A JP 16844395A JP H0915747 A JPH0915747 A JP H0915747A
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thin plate
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Takahisa Miyamori
貴久 宮森
Keiji Hashizume
啓司 橋詰
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 薄板状部材の先端がカールしている場合や折
れている場合でも、適正に搬送でき、且つ、除塵を行え
るようにする。 【構成】 搬送径路に沿って搬送される薄板状部材2の
表面の除塵対象面2aに接触して除塵作用を行う除塵部
材REが備えられた除塵装置において、前記除塵部材R
Eのうちの少なくとも一部が、前記除塵対象面2aに対
して、接触可能な除塵作用位置と、離間する非除塵作用
位置とに位置変更可能に構成されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、搬送径路に沿って搬送
される薄板状部材の表面の除塵対象面に接触して除塵作
用を行う除塵部材が備えられた除塵装置に関する。
【0002】
【従来の技術】かかる除塵装置は、搬送径路に沿って搬
送される薄板状部材の除塵対象面に対して除塵対象面の
除塵を行うものであり、薄板状部材の一例として、例え
ば、写真用フィルム等の写真感光材料の除塵に用いられ
る。この除塵部材が、除塵対象面に除塵作用する場合に
おいては、除塵部材の除塵作用面と除塵対象面とが接触
する状態となるので、搬送径路を搬送される薄板状部材
搬送に対して搬送抵抗が作用し、搬送される薄板状部材
の先端が除塵部材との接触を開始するときは、薄板状部
材の搬送を阻止する側に力が作用する。このような力の
存在にも拘らず、薄板状部材を適正に搬送し且つ除塵を
行うために、従来は、薄板状部材がある程度の形状保持
力を有することを利用して、薄板状部材に十分な搬送力
を加えることで対処していた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来構成では、薄板状部材が適正に平板の形状を保持して
いる場合はそれほど問題はないが、薄板状部材の先端が
カールしている場合や折れている場合は、上記の搬送を
阻止する力により適正に搬送が行われず、除塵を行うこ
ともできない。本発明は上記実情に鑑みてなされたもの
であって、その第1の目的は、薄板状部材の先端がカー
ルしている場合や折れている場合でも、適正に搬送で
き、且つ、除塵を行えるようにする点にある。第2の目
的は、除塵装置の除塵能力を向上しながら、上記第1の
目的を達する点にある。第3の目的は、除塵装置の構成
の簡素化を図りながら、上記第1又は第2の目的を達す
る点にある。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明の除塵装置は、搬
送径路に沿って搬送される薄板状部材の表面の除塵対象
面に接触して除塵作用を行う除塵部材が備えられたもの
であって、その第1特徴構成は、前記除塵部材のうちの
少なくとも一部が、前記除塵対象面に対して、接触可能
な除塵作用位置と、離間する非除塵作用位置とに位置変
更可能に構成されている点にある。第2特徴構成は、上
記第1特徴構成において、前記除塵部材のうちの少なく
とも一部が、前記薄板状部材の厚さ方向に移動すること
によって、前記除塵作用位置と前記非除塵作用位置とに
位置変更可能に構成されている点にある。第3特徴構成
は、上記第1又は第2特徴構成において、前記除塵部材
が、除塵作用面の一部を除塵作用位置に順次繰り返し移
動させて、除塵対象面の塵埃を取り込んで除塵作用を行
うように構成されている点にある。
【0005】第4特徴構成は、上記第1、第2又は第3
特徴構成において、前記除塵対象面が前記薄板状部材の
表裏両面に存在し、前記除塵部材が、前記表裏両面の除
塵対象面に対して除塵作用するように構成され、前記除
塵部材における前記表裏両面の除塵対象面に接触する箇
所のうち、表面又は裏面の一方に接触する箇所のみを、
前記除塵作用状態と前記非除塵作用状態とに切り換え可
能に構成してある点にある。第5特徴構成は、上記第3
又は第4特徴構成において、前記除塵部材が、無端帯状
に形成され、前記除塵作用面が、前記無端帯状の除塵部
材の外周面を前記除塵対象面に接触して除塵作用するよ
うに構成され、前記除塵作用面が前記除塵対象面に接触
する状態で、前記除塵部材を巻回方向に回動駆動する駆
動手段が設けられている点にある。
【0006】第6特徴構成は、上記第5特徴構成におい
て、前記無端帯状の除塵部材が、前記搬送径路に交差す
る姿勢で配置されている点にある。第7特徴構成は、上
記第1、第2、第3、第4、第5又は第6特徴構成にお
いて、前記搬送径路における、前記除塵部材の存在箇所
よりも前記搬送径路下流側に、前記薄板状部材の先端部
を検出する先端検出センサが備えられ、前記先端検出セ
ンサの検出信号に基づいて、前記除塵部材を前記非除塵
作用位置から前記除塵作用位置へ位置変更するように構
成されている点にある。第8特徴構成は、上記第1、第
2、第3、第4、第5、第6又は第7特徴構成におい
て、前記薄板状部材が写真感光材料である点にある。
【0007】
【作用】本発明の第1特徴構成によれば、除塵部材のう
ちの少なくとも一部が、除塵対象面に対して、接触可能
な除塵作用位置と、離間する非除塵作用位置とに位置変
更可能であり、除塵部材を非除塵作用位置に位置させた
状態で、薄板状部材の先端を搬送通過させた後、除塵部
材を除塵作用位置に位置変更することによって、薄板状
部材の先端に多少のカールや折れがあっても、除塵部材
が薄板状部材の通過を阻止してしまうのを回避すること
ができる。本発明の第2特徴構成によれば、除塵部材が
除塵作用位置と非除塵作用位置とに位置変更するに際
し、除塵部材のうちの少なくとも一部が、薄板状部材の
厚さ方向に移動する。従って、搬送径路の側脇に移動さ
せて位置変更するような場合に較べて、非除塵作用位置
から除塵作用位置に位置変更するときに、搬送される薄
板状部材に余計なストレスをかけることがなく、円滑に
位置変更できる。本発明の第3特徴構成によれば、除塵
作用位置に位置する除塵部材は、除塵部材の一部を除塵
作用位置に繰り返し移動させて、除塵対象面の塵埃を取
り込んで除塵作用する。従って、単に静止状態の除塵部
材を除塵作用させるのに較べて、効率良く除塵を行うこ
とができる。
【0008】本発明の第4特徴構成によれば、薄板状部
材の表裏両面に存在する除塵対象面に対して除塵部材が
除塵作用し、薄板状部材の表裏両面を効率良く除塵する
のであるが、このような場合に、除塵部材における表裏
両面の除塵対象面に接触する箇所の両方を除塵作用位置
と非除塵作用位置とに位置変更可能としたのでは、除塵
装置に構成が複雑化してしまうのに対し、表面又は裏面
の一方に接触する箇所のみを除塵作用位置と非除塵作用
位置とに位置変更可能とすることで、構成の簡素化を図
っている。本発明の第5特徴構成によれば、無端帯状の
除塵部材を、その巻回方向に回動させて、除塵作用する
ので、除塵対象面に付着した塵埃を、幅広く、むらなく
しかも効果的に拭い去りながら取り込む。
【0009】本発明の第6特徴構成によれば、除塵部材
は、薄板状部材の搬送径路に交差する姿勢で配置されて
いるので、除塵部材が除塵対象面の塵埃を帯状部材の搬
送径路外に掃き出す状態となり、除塵部材が塵埃を取り
込むことができなかった場合でも、その塵埃を搬送経路
外へ排除できる。本発明の第7特徴構成によれば、薄板
状部材の搬送径路における、除塵部材の存在箇所よりも
搬送径路下流側に備えられた先端検出センサによって、
搬送されてきた薄板状部材の先端を検出して、除塵部材
を非除塵作用位置から除塵作用位置へ位置変更させるこ
とができ、除塵部材の位置変更操作を自動化することが
可能となる。本発明の第8特徴構成によれば、写真感光
材料の表面を除塵対象面とする。写真感光材料は、良質
の写真画像を得るために特に塵埃を嫌うので、かかる除
塵対象面に上記の除塵作用を行うのは特に有効である。
【0010】
【発明の効果】上記第1特徴構成によれば、薄板状部材
の先端に多少のカールや折れがあっても、除塵部材が薄
板状部材の通過を阻止してしまうのを回避することがで
きるので、薄板状部材を適正に搬送でき、且つ、薄板状
部材に対して適正に除塵作用を行える。尚、除塵部材と
薄板状部材とが離間する状態とするには、除塵部材を位
置変更する構成以外に、薄板状部材を搬送する搬送径路
を移動させる構成とすることによっても可能であるが、
そのような構成では構成の複雑化を招くのに対し、除塵
部材側を位置変更する構成として極力構成の簡素化を図
っているのである。上記第2特徴構成によれば、上記第
1特徴構成による効果に加え、搬送される薄板状部材に
余計なストレスをかけることがなく、円滑に位置変更で
きるので、除塵部材を的確に除塵対象面に対して除塵作
用させることができる。
【0011】上記第3特徴構成によれば、上記第1又は
第2特徴構成による効果に加え、効率良く除塵を行うこ
とができるので、除塵装置の除塵能力を向上させること
ができる。上記第4特徴構成によれば、上記の如く構成
の簡素化を図りながら、上記第1、第2又は第3特徴構
成による効果を奏することができる。上記第5特徴構成
によれば、上記第1、第2、第3又は第4特徴構成によ
る効果に加え、除塵対象面に付着した塵埃を、幅広く、
むらなくしかも効果的に拭い去りながら取り込むので、
除塵装置の除塵能力を更に向上させることができる。上
記第6特徴構成によれば、上記第5特徴構成による効果
に加え、除塵部材が塵埃を取り込むことができなかった
場合でも、その塵埃を搬送経路外へ排除できるので、除
塵装置の除塵能力を更に向上させることができる。上記
第7特徴構成によれば、除塵部材の位置変更操作を自動
化することが可能となるので、除塵装置を一層便利なも
のとすることができる。上記第8特徴構成によれば、写
真感光材料は、良質の写真画像を得るために特に塵埃を
嫌うので、かかる除塵対象面に上記の除塵作用を行うの
は特に有効であり、除塵装置の機能を有効に発揮させる
ことができる。
【0012】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。図1に示すように、画像プリンタ1には、写真感
光材料PLの一例であり薄板状部材であるネガフィルム
等の写真用フィルム2の画像を印画紙3に投影露光する
投影露光部5、及び、露光された印画紙3を現像する現
像処理部Dが設けられている。印画紙3をロール状に収
納している印画紙マガジン4から引き出された印画紙3
は、投影露光部5で露光された後、現像処理部Dにて現
像され、1枚分の画像情報を含む大きさに切断されて排
出される。
【0013】以下、各構成部分について説明する。投影
露光部5には、投影露光用光源10、写真用フィルム2
に照射する光の色バランスを調整する調光フィルタ1
1、調光フィルタ11を通過した光を均一に混色するミ
ラートンネル12、写真用フィルム2の画像情報を印画
紙3上に結像させる焼き付けレンズ13及びシャッタ1
4が同一光軸上に設けられている。投影露光部5の写真
用フィルム2搬送経路上流側には、写真用フィルム2の
画像情報を多数の領域に分割して読み取る画像センサ1
5が設けられている。この画像センサ15は、写真用フ
ィルム2に対して白色光を照射し、その反射光あるいは
透過光の強度を赤色,緑色,青色の3原色に分解して例
えばCCDラインセンサ又はCCDイメージセンサ等で
測定するものであり、画像センサ15にて読み取った画
像情報は、コントローラ7に送られて、投影露光部5に
おける露光条件を求めるのに利用されると共に、その求
めた露光条件にて印画紙3を露光した場合に得られる画
像をシミュレートしてモニタMに表示される。
【0014】画像センサ15の写真用フィルム2搬送経
路上流側には、写真用フィルム2を投影露光部5に供給
するローラ16及びローラ18とローラ16,18を回
転駆動するモータM3とが設けられている。投影露光部
5では、ローラ16,18及びモータM3による写真用
フィルム2の供給作動に伴って画像センサ15にて読み
取った写真用フィルム2の画像情報に基づいて、コント
ローラ7が調光フィルタ11を制御して投影露光用光源
10の照射光を写真用フィルム2の画像の色濃度に応じ
た色バランスに調整し、その調整後の光で写真用フィル
ム2を照射し、写真用フィルム2の画像情報を印画紙3
に焼き付けるのである。投影露光部5の印画紙搬送経路
下流側には、印画紙3を搬送するローラ22とそのロー
ラ22を駆動するモータM2とが設けられている。現像
処理部Dには、図示を省略するが、露光後の印画紙3を
現像するための処理液を充填した複数のタンクが備えら
れ、印画紙3はその複数のタンクを順次通過して行き現
像処理されるのである。ローラ16とローラ18との間
の写真用フィルム2搬送経路には、写真用フィルム2用
の除塵装置DRが設けられており、写真用フィルム2の
表裏両面が除塵対象面2aとなる。
【0015】除塵装置DRには、図2に示すように、写
真用フィルム2搬送経路を挟んで上下両側に、除塵部材
REとしての上側クリーニングベルト30及び下側クリ
ーニングベルト31と、上下のクリーニングベルト3
0,31を回動駆動する駆動手段BDとが備えられてい
る。上下のクリーニングベルト30,31は、図2に示
すように、無端帯状に形成され、夫々の外周面が除塵作
用面RSとなる。この除塵作用面RSの一部が、駆動手
段BDの駆動により、写真用フィルム2の搬送径路と交
差する位置で、写真用フィルム2の除塵対象面2aに接
触する除塵作用位置へ繰り返し移動する。尚、除塵作用
面RSは、ベルベット地の表面にウレタン被覆層を形成
して構成されている。
【0016】駆動手段BDは、上側クリーニングベルト
30を巻回するための駆動ローラ32及び従動ローラ3
7、下側クリーニングベルト31を駆動するための駆動
ローラ33及び従動ローラ38、駆動ローラ32と連結
シャフト32bを介して一体化された受動ギヤ32a、
駆動ローラ33と連結シャフト33bを介して一体化さ
れた受動ギヤ33a、クリーニングベルト30、31を
回動駆動するためのモータM1,モータM1の先端に設
けられた駆動ギヤ36、及び、駆動ローラ32,33の
回転方向を一致させるためのアイドルギヤ35からな
る。又、駆動ローラ33及び従動ローラ38は、揺動ア
ーム40に軸支されており、揺動アーム42は駆動ロー
ラ33の回動軸芯を揺動軸芯として揺動自在としてあ
る。
【0017】揺動アーム42の遊端側では、従動ローラ
38の取り付け箇所から更に延出して揺動操作部42a
が形成されており、揺動操作部42aには、ソレノイド
40の駆動軸40aが係止されている。このソレノイド
40の作動により、下側クリーニングベルト31は、図
3に示す、写真用フィルム2の裏側(下側)の除塵対象
面2aに対して接触して除塵作用する除塵作用位置と、
図4に示す、下側クリーニングベルト31が写真用フィ
ルム2の厚さ方向に移動して除塵対象面2aに対して離
間する非除塵作用位置とに位置変更される。写真用フィ
ルム2の搬送径路における、クリーニングベルト30,
31の存在箇所の搬送径路下流側には、図1及び図2に
示すように、搬送径路を挟む状態で配置された発光素子
43aと受光素子43bとからなり、写真用フィルム2
の先端を検出する先端検出センサ43が備えられてい
る。
【0018】写真用フィルム2が搬送されていない状態
では、下側クリーニングベルト31は、図3に示す非除
塵作用位置に位置しており、写真用フィルム2が搬送径
路を搬送されてきて、先端検出センサ43が写真用フィ
ルム2の先端を検出すると、コントローラ7の制御によ
りソレノイド40を作動させて、図4に示す除塵作用位
置に位置変更される。モータM1によるクリーニングベ
ルト30,31の回動駆動は、先端検出センサ43が写
真用フィルム2の先端を検出する前から行っていても良
いし、検出した時点で開始しても良いし、更に、除塵作
用位置に位置変更した時点から開始しても良い。又、先
端検出センサ43は、搬送される写真用フィルム2の後
端を検出することができ、この写真用フィルム2の後端
の検出に伴って、下側クリーニングベルト31を除塵作
用位置から非除塵作用位置へ位置変更させることができ
る。
【0019】以下、画像プリンタ1の印画紙3に対する
露光作動を概略説明する。画像プリンタ1の起動後、写
真用フィルム2が、投影露光部5に装填されると、モー
タM3が作動して写真用フィルム2の搬送を開始する。
先端検出センサ43の検出情報に基づいて、下側クリー
ニングベルト31は除塵作用位置に位置し、除塵装置D
Rは、搬送される写真用フィルム2の除塵を行う。除塵
装置DRを通過した写真用フィルム2は、画像センサ1
5にて駒の画像情報が読み取られ、その画像情報を読み
取った駒が露光用位置まで搬送される。コントローラ7
は、画像センサ15の読取情報に基づいて露光条件を求
めると、その露光条件にて印画紙3に露光した場合に得
られる写真プリントとしての画像をシミュレートして、
モニタMに表示する。操作者はモニタMの表示を見て、
露光条件の修正の必要があれば操作卓Oから修正指示を
入力し、修正の必要がなければそのまま露光指示を操作
卓Oから入力する。露光指示が入力されると、求めた露
光条件に基づいて投影露光部5にて、写真用フィルム2
の画像を印画紙3に露光する。
【0020】〔別実施例〕以下、別実施例を列記する。 上記実施例では、無端帯状に形成したクリーニング
ベルト30,31にて除塵対象面2aに対して除塵を行
っているが、周面をブラシ状に形成した略円柱状の除塵
部材REを回動駆動して、除塵対象面2aを除塵する構
成としても良い。又、ベルベット地の除塵部材REを、
静止状態で除塵対象面2aに接触して除塵する構成とし
ても良い。 上記実施例では、除塵部材REを薄板状部材の厚さ
方向に移動させて、除塵作用位置と非除塵作用位置とに
位置変更する構成としているが、搬送径路の側脇に移動
させて位置変更するように構成しても良い。 上記実施例では、除塵部材REの除塵作用位置と非
除塵作用位置との位置変更を、先端検出センサ43の検
出情報に基づいて自動的に行う構成としているが、操作
者の手動操作により除塵作用位置と非除塵作用位置とに
位置変更する構成としても良い。
【0021】 上記実施例では、写真用フィルム2の
搬送径路の上下両側に位置するクリーニングベルト3
0,31のうち、下側クリーニングベルト31のみを除
塵作用位置と非除塵作用位置とに位置変更する構成とし
ているが、上下のクリーニングベルト30,31の両方
を、除塵作用位置と非除塵作用位置とに位置変更する構
成としても良い。 上記実施例では、下側クリーニングベルト31全体
を揺動させて、除塵作用位置と非除塵作用位置とに位置
変更する構成としているが、例えば、下側クリーニング
ベルト31のうちの写真用フィルム2の搬送径路に位置
する部分をガイドする、上下に位置変更自在のガイド部
材を備え、ガイド部材が上側位置に位置する状態で、除
塵作用面RSを除塵対象面2aに接触させ、ガイド部材
が下側位置に位置する状態で、除塵作用面RSを除塵対
象面2aから離間させて、除塵部材REの一部が除塵作
用位置と非除塵作用位置とに位置変更可能とする構成と
しても良い。 上記実施例では、除塵装置DRを、写真感光材料P
Lである写真用フィルム2の表裏両面の除塵対象面2a
の除塵をするのに適用しているが、VTR用テープ又は
オーディオテープ等の種々の薄板状部材の除塵に適用で
きる。
【0022】 上記実施例では、クリーニングベルト
30,31を巻回する駆動ローラ32,33及び従動ロ
ーラ37,38は、略円柱状に形成されているが、図5
及び図5の部分断面図である図6に示すように、回動軸
芯方向の中央部が端部よりも大径となる樽状に形成し、
クリーニングベルト30,31を、樽状に形成した駆動
ローラ32,33及び従動ローラ37,38の周面に沿
わせる構成としても良い。このように構成することで、
回動するクリーニングベルト30,31には、駆動ロー
ラ32,33及び従動ローラ37,38の回動軸芯方向
中央寄りに位置するように力が作用する。写真用フィル
ム2は、クリーニングベルト30,31と交差姿勢で搬
送されるので、クリーニングベルト30,31を駆動ロ
ーラ32,33及び従動ローラ37,38に対して回動
軸芯方向に位置ずれさせる力が作用するが、上記のよう
にクリーニングベルト30,31には、回動軸芯方向中
央寄りに位置するように力が作用するので、クリーニン
グベルト30,31の位置ずれを防止できる。
【0023】尚、特許請求の範囲の項に図面との対照を
便利にするために符号を記すが、該記入により本発明は
添付図面の構造に限定されるものではない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の除塵装置を適用した実施例にかかる概
略構成図
【図2】本発明の実施例にかかる要部斜視図
【図3】本発明の実施例にかかる動作説明図
【図4】本発明の実施例にかかる動作説明図
【図5】本発明の別実施例にかかる要部斜視図
【図6】本発明の別実施例にかかる要部断面図
【符号の説明】
2 薄板状部材 2a 除塵対象面 43 先端検出センサ BD 駆動手段 PL 写真感光材料 RE 除塵部材 RS 除塵作用面

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 搬送径路に沿って搬送される薄板状部材
    (2)の表面の除塵対象面(2a)に接触して除塵作用
    を行う除塵部材(RE)が備えられた除塵装置であっ
    て、 前記除塵部材(RE)のうちの少なくとも一部が、前記
    除塵対象面(2a)に対して、接触可能な除塵作用位置
    と、離間する非除塵作用位置とに位置変更可能に構成さ
    れている除塵装置。
  2. 【請求項2】 前記除塵部材(RE)のうちの少なくと
    も一部が、前記薄板状部材(2)の厚さ方向に移動する
    ことによって、前記除塵作用位置と前記非除塵作用位置
    とに位置変更可能に構成されている請求項1記載の除塵
    装置。
  3. 【請求項3】 前記除塵部材(RE)が、除塵作用面
    (RS)の一部を前記除塵作用位置に順次繰り返し移動
    させて、除塵対象面(2a)の塵埃を取り込んで除塵作
    用を行うように構成されている請求項1又は2記載の除
    塵装置。
  4. 【請求項4】 前記除塵対象面(2a)が前記薄板状部
    材(2)の表裏両面に存在し、 前記除塵部材(RE)が、前記表裏両面の除塵対象面
    (2a)に対して除塵作用するように構成され、 前記除塵部材(RE)における前記表裏両面の除塵対象
    面(2a)に接触する箇所のうち、表面又は裏面の一方
    に接触する箇所のみを、前記除塵作用状態と前記非除塵
    作用状態とに切り換え可能に構成してある請求項1、2
    又は3記載の除塵装置。
  5. 【請求項5】 前記除塵部材(RE)が、無端帯状に形
    成され、 前記除塵作用面(RS)が、前記無端帯状の除塵部材
    (RE)の外周面を前記除塵対象面(2a)に接触して
    除塵作用するように構成され、 前記除塵作用面(RS)が前記除塵対象面(2a)に接
    触する状態で、前記除塵部材(RE)を巻回方向に回動
    駆動する駆動手段(BD)が設けられている請求項3又
    は4記載の除塵装置。
  6. 【請求項6】 前記無端帯状の除塵部材(RE)が、前
    記搬送径路に交差する姿勢で配置されている請求項5記
    載の除塵装置。
  7. 【請求項7】 前記搬送径路における、前記除塵部材
    (RE)の存在箇所よりも前記搬送径路下流側に、前記
    薄板状部材(2)の先端部を検出する先端検出センサ
    (43)が備えられ、 前記先端検出センサ(43)の検出信号に基づいて、前
    記除塵部材(RE)を前記非除塵作用位置から前記除塵
    作用位置へ位置変更するように構成されている請求項
    1、2、3、4、5又は6記載の除塵装置。
  8. 【請求項8】 前記薄板状部材(2)が写真感光材料
    (PL)である請求項1、2、3、4、5、6又は7記
    載の除塵装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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KR100625352B1 (ko) * 2005-03-15 2006-09-20 (주)와이티에스 연마벨트를 이용한 tft-lcd 패널 세정장치

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