JPH1138470A - フォーカルプレンシャッタ - Google Patents

フォーカルプレンシャッタ

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JPH1138470A
JPH1138470A JP19711897A JP19711897A JPH1138470A JP H1138470 A JPH1138470 A JP H1138470A JP 19711897 A JP19711897 A JP 19711897A JP 19711897 A JP19711897 A JP 19711897A JP H1138470 A JPH1138470 A JP H1138470A
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Shigemi Takahashi
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Abstract

(57)【要約】 【課題】露光作動終了時に後羽根群の羽根によって再露
光が行われないようにしたカメラ用のフォーカルプレン
シャッタを提供すること。 【解決手段】光軸の側方部であって、後羽根群を構成す
る羽根16,17,18,19,20の先端側の位置に
スペース部材21が配置されている。このスペース部材
21には階段状の段部が形成されていて、そこに緩衝部
材22,23,24,25,26が取り付けられてい
る。そして、露光作動終了時には、羽根16,17,1
8,19,20の先端が、直接、緩衝部材22,23,
24,25,26に当接し、衝撃を吸収されるようにな
っている。従って、露光作動終了時における各羽根1
6,17,18,19,20の妄動が抑えられ、フィル
ムに対する一時的な再露光を効果的に防止することがで
きる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、撮影に際し、先羽
根群と後羽根群とを同一方向へ順次作動させ、両羽根群
のスリット形成羽根によって形成されたスリットにより
フィルムを露光するようにしたカメラ用のフォーカルプ
レンシャッタに関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、この種のフォーカルプレンシャ
ッタは、略中央部に露光用の開口部を有し、相互に取り
付けられた二つの地板(通常、一方の地板をシャッタ地
板と称しており、他方の地板はカバー板,補助地板など
と称されている)の間に、先羽根群と後羽根群とを配置
している。各羽根群は、一端部を一方の地板に枢着され
ている少なくとも二つのアームに、それらの他端部に向
けて複数枚の羽根を順次枢支した構成をしており、最先
端部に枢支された羽根が運動量の一番大きいスリット形
成羽根となっている。そして、その枢支構成は、リベッ
ト部品である連結軸をアームの孔に挿入して回転可能に
嵌合させ、その挿入端を羽根にかしめるようにしてい
る。
【0003】また、各羽根群のアームの一つには、枢着
部に近い位置に長孔が形成されている。そして、上記し
た二つの地板の間には、中間板又は仕切り板と称される
板部材を設け、先羽根群と後羽根群の作動領域を分離
し、両者が作動上干渉しないように構成されている。
尚、この中間板は、通常の場合、上記した二つの地板よ
りも若干小さくて、その略中央部には、二つの地板の開
口部と類似の開口部を有するように製作されることが多
いが、特にそのような形状にしなければならないという
ようなものではない。先羽根群と後羽根群との作動が干
渉しなければよいわけで、いろいろな形状が考えられ
る。
【0004】更に、一方の地板には、先羽根用駆動部材
と後羽根用駆動部材とが往復回動可能に取り付けられて
いて、夫々の駆動部材の作動ピンが、上記したアームの
孔に嵌合している。そのため、各羽根群の複数枚の羽根
は、アームが作動ピンによって一方向へ回動すると、相
互の重なりを少なくしつつ展開し、他方向へ回動する
と、相互の重なりを大きくしつつ重畳されるようになっ
ている。そして、シャッタのセット状態においては、先
羽根群が展開状態となって露光用の開口部を覆い、後羽
根群は重畳状態となって露光用の開口部から退避させら
れており、また、露光作動の終了直後においては、先羽
根群は重畳状態となって上記の開口部から退避し、後羽
根群は展開状態となって開口部を覆うようになってい
る。
【0005】更にまた、先羽根用駆動部材と後羽根用駆
動部材とは、通常、露光作動時には、夫々の駆動ばねの
付勢力によって一方向へ回転され、セット作動時には、
それらの駆動ばねの力に抗し、セット部材によって逆方
向へ回転されるようになっているが、そのほかにも、各
駆動部材を、夫々のモータによって作動させるようにし
たものが知られている。そのうち、各駆動ばねによって
各駆動部材に露光作動を行わせるようにしたものは、過
去において、各露光作動のスタート時機を、歯車列から
なる機械的な遅延機構によって制御するようにしたもの
もあったが、現在では、その殆どが、露光時間制御回路
に接続された電磁石によって制御されるようになってい
る。
【0006】そして、このような電磁石によって制御す
る場合にも、その構成の違いによって、二つのタイプが
ある。即ち、その一つは、露光作動開始位置において
は、各駆動部材が各々の係止部材によって機械的に係止
されていて、各電磁石に吸着されていた夫々の鉄片部材
の作動によって、それらの係止を順次解除するようにし
たものであって、通常、係止タイプと称されているもの
である。また、もう一つのタイプは、鉄片部材が夫々各
駆動部材に設けられていて、露光作動開始位置において
は、各々の電磁石が各駆動部材を直接吸着保持してお
り、その吸着力を、所定のタイミングで順次解くように
したものであって、通常、ダイレクトタイプと言われて
いるものである。
【0007】ところで、これらの構成のシャッタにおい
ては、各羽根群は、露光作動時に高速で作動させられる
ため、露光作動終了直後の停止時には、ストッパに衝突
して強い衝撃を受けることになる。そのため、各羽根群
は、作動してきた方向(セット方向)へ戻る力を受ける
だけではなく、アームや羽根が撓まされて、羽根の平面
に対して略垂直方向への力も受けることになる。そし
て、作動してきた方向(セット方向)へ戻る力が大きく
働いてバウンドした場合には、各スリット形成羽根のス
リット形成縁が再度露光開口部内に進入し、先羽根群の
スリット形成羽根の場合には、フィルム面の一部に対す
る露光を一時的に遮り、後羽根群のスリット形成羽根の
場合には、フィルム面の一部に対して一時的に再露光を
行い、夫々露光むらを生じさせてしまうことになる。ま
た、ストッパに衝突したときの衝撃力が余りにも大きい
場合には、アームと羽根との枢支部が破壊されたり、羽
根が裂けたりしてしまうことがある。
【0008】そこで、そのような事態を回避するため
に、これまでにも、衝撃やバウンドを緩和することの可
能な種々の衝撃吸収手段が提案され且つそれらの一部が
実施されているが、それらを大別すると、その手段を羽
根に直接作用させるものと、羽根とアームとの連結軸に
作用させるものと、アームに作用させるものと、駆動部
材に作用させるものとに分けることができる。また、実
施をするに際しては、必要に応じて、それらの複数のも
のを採用することもあるし、先羽根系と後羽根系とで
は、異なるように構成することもある。
【0009】しかしながら、実際に露光むらが発生する
のも破壊が発生するのも、衝撃による羽根の異常作動が
原因であることから、特に機構上に問題さえなければ、
衝撃吸収手段の働きを羽根自身に対して、しかも全ての
羽根に対して直接作用させるようにするのが好ましい。
しかし、先羽根群の羽根の場合は、露光作動終了時に重
畳状態になるため、衝撃吸収手段を全ての羽根に直接作
用させるように構成するのが容易であるが、後羽根群の
場合には、各羽根が露光作動終了時に展開状態になって
しまうから面倒である。そのため、実開昭59−452
5号公報に記載の従来例においては、ゴム,合成樹脂等
の衝撃吸収性及び復元性に富む素材で形成されたスペー
サと称する緩衝部材が設けられているものの、そのスペ
ーサには、露光作動終了時に、先羽根群の羽根は全て当
接するが、後羽根群についてはスリット形成羽根のみが
当接するようになっている。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】周知のように、各羽根
群における複数の羽根は、夫々短冊状をしていて、その
一端でアームに連結され、作動中も常に横長に姿勢を保
つように構成されている。そのため、上記の従来例のよ
うに、後羽根群については、スリット形成羽根のみを緩
衝部材に当接させると、スリット形成羽根だけは、理論
的には、横長の姿勢を保って停止することになるが、そ
の他の羽根は、慣性力によって、アームとの各連結部近
辺を中心に傾きを生じ且つ反動によって一時的に揺動す
ることになる。そして、その慣性力は、各羽根の作動量
の違いから、アームの根元側に連結された羽根に対して
よりも、アームの先端側に連結された羽根の方に大きく
作用することになり、しかも、それらの異なる力が、薄
くて細長い板状のアームを介して、全ての羽根に相互に
複雑に作用し合うことになるため、羽根だけではなくア
ームにも撓みや捩じりが発生することになる。その結
果、特に、高速作動のシャッタであったり、展開状態に
おける羽根相互の重なりを少なく設定したシャッタの場
合には、隣接する羽根の先端部(アームに連結している
端部とは反対側の端部)の重なりを適切に維持すること
ができず、その部分から一時的に光が漏れ、フィルム面
の一部を再露光させてしまうことがある。また、それら
の複雑な力の作用によって、スリット形成羽根をも傾け
させ、場合によってはスリット形成端縁から再露光をさ
せてしまうこともある。
【0011】本発明は、このような問題点を解決するた
めになされたものであり、その目的とするところは、露
光作動終了時に、後羽根群を構成する羽根のうち、複数
の羽根が緩衝部材に当接できるようにし、フィルムの再
露光を防止できるようにした小型化,高速化に適するカ
メラ用のフォーカルプレンシャッタを提供することであ
る。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、本発明のフォーカルプレンシャッタは、各々露光
用の開口部が形成されていて所定の間隔を開けて相互に
取り付けられた二つの地板と、前記二つの地板間に配置
され夫々の一端部を支点にして往復回動する複数のアー
ムにそれらの他端部に向けて複数枚の羽根を各羽根の一
端部で順次枢支した構成をしていて該アームの一つが先
羽根用駆動手段によって作動されることにより露光作動
時には複数枚の羽根が前記開口部を覆っている展開位置
から前記開口部を退避した重畳位置まで作動される先羽
根群と、前記二つの地板間に配置され夫々の一端部を支
点にして往復回動する複数のアームにそれらの他端部に
向けて複数枚の羽根を各羽根の一端部で順次枢支した構
成をしていて該アームの一つが後羽根用駆動手段によっ
て作動されることにより露光作動時には複数枚の羽根が
前記開口部を退避している重畳位置から前記開口部を覆
う展開位置まで作動される後羽根群と、前記後羽根群の
作動領域に配置されていて露光作動終了時に前記後羽根
群の複数枚の羽根のうち少なくとも2枚の羽根が個別に
当接することのできる複数の緩衝部材とを備えているよ
うにする。また、本発明のフォーカルプレンシャッタに
おいては、好ましくは、前記二つの地板の間にスペース
部材が配置されていて、前記複数の緩衝部材は該スペー
ス部材に取り付けられているようにする。その場合、好
ましくは、前記スペース部材には、前記後羽根群の露光
作動の終了側に少なくとも二つの階段状の段部が形成さ
れており、前記複数の緩衝部材は夫々該段部に取り付け
られているようにする。更に、好ましくは、前記スペー
ス部材が、前記二つの地板の一方に一体的に形成されて
いるようにする。又は、前記スペース部材と前記緩衝部
材とを、緩衝材料によって一体的に形成しているように
する。また、本発明のフォーカルプレンシャッタにおい
ては、好ましくは、前記複数の緩衝部材に、前記後羽根
群の各羽根が夫々その他端部で当接するようにする。
【0013】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態を、図1〜図
6に示した実施例によって説明する。尚、図1はシャッ
タのセット状態を透視的に描いた平面図である。また、
図2〜図5は、いずれも実施例の構成部を個々に示した
平面図であって、図1において表面側から背面側に向け
て配置されている順に図2(a),図2(b),図2
(c),図3(a),図3(b),図4(a),図4
(b),図4(c),図5(a),図5(b)として示
したものである。更に、図6は露光作動終了直後の状態
を透視的に描いた平面図である。
【0014】先ず、実施例の構成から説明する。図1に
おいて、一番表面側にはシャッタ地板1が配置されてい
る。このシャッタ地板1は図2(a)に示されていて、
その略中央部には開口部1aが形成されている。また、
四隅には夫々カメラへ取り付けるための孔1b,1b,
1b,1bが形成されており、開口部1aの左方には二
つの円弧状の孔1c,1dが形成されている。更に、シ
ャッタ地板1には軸1e,1f,1g,1h,1i,1
j,1k,1mが立設されていて、これらのうち軸1
f,1h,1i,1j,1k,1mは背面側に立設され
ているが、軸1e,1gは表裏に貫通しており、表面側
の直径が背面側の直径よりも大きくなるように形成され
ている。
【0015】本実施例における各構成部は、このような
シャッタ地板1の各軸に取り付けられているので、以
下、その詳細について説明するが、その前に、図示して
いない事柄も含めて全体像について説明をしておく。シ
ャッタ地板1の背面側には、夫々所定の間隔を空けて、
中間板12(図3(b))と補助地板28(図5
(b))が順に取り付けられており、中間板12と補助
地板28にも上記開口部1aと類似の形状をした開口部
12a,28aが形成されている。そして、通常は、そ
れらの三つの開口部の合成によって、シャッタユニット
としての露光開口が、光軸を中心にして略長方形に形成
されるが、本実施例においては、実質上、開口部1aが
その露光開口を規制している。尚、既に述べたように、
中間板12は、その機能さえ果たせれば形状には制約が
なく、例えば図3(b)に示す右半分の形状、即ちコ字
状に形成しても差し支えない場合がある。
【0016】また、本実施例の場合には、シャッタ地板
1と中間板12の間に形成された空間領域が先羽根群4
(図3(a))の羽根室となり、中間板12と補助地板
28の間に形成された空間領域が後羽根群13(図4
(a))の羽根室となっている。更に、周知であるため
図示していないが、シャッタ地板1の軸1e,1gに
は、シャッタ地板1の表面側において先羽根用駆動部材
と後羽根用駆動部材が回転可能に取り付けられ、それら
の各作動ピンが孔1c,1dを貫通して各羽根室内に伸
長し、先羽根群4と後羽根群13を作動させるようにな
っている。各駆動部材の駆動方法については、既に述べ
た周知のどの方法を用いても差し支えない。そして、こ
のようなシャッタユニットをカメラに組み付けた場合に
は、シャッタ地板1がレンズ側になり、補助地板28が
フィルム側となる。
【0017】さて、そこで、シャッタ地板1の軸1m,
1kには、図2(b)に示す先羽根用押さえ板2が孔2
a,2bを嵌合させており、その後、軸1kにのみ図2
(c)に示す間座3が嵌合されている。そして、それら
は、いずれも各軸に対して軸方向に可動となっている。
図3(a)に示すように、先羽根群4は、基本的には二
つのアーム5,6と、それらに夫々の一端を枢支された
5枚の羽根7,8,9,10,11で構成されており、
アーム5,6の最先端に枢支されている羽根7がスリッ
ト形成羽根である。そして、それらの配置関係は、図3
(a)から分かるように、シャッタ地板側にアーム5,
6があり、背面側に向けて羽根7,8,9,10,11
の順になっている。
【0018】また、アーム5,6は、シャッタ地板1の
軸1e,1fに回転可能に取り付けられていて、アーム
5には、長い孔5aが形成されている。そして、その孔
5aには上記した図示していない先羽根用駆動部材の作
動ピンが嵌合するようになっている。従って、先羽根用
駆動部材が時計方向へ回転すると、図3(a)において
アーム5が時計方向へ回転され、各羽根7,8,9,1
0,11は相互の重なりを大きくしつつ下方へ作動して
重畳状態に達し、その後、先羽根用駆動部材が反時計方
向へ回転すると、各羽根7,8,9,10,11は相互
の重なりを少なくしつつ上方へ作動し、図3(a)に示
す展開状態に達することになる。
【0019】次に、図3(b)に示した中間板12が、
孔12b,12c,12dを軸1j,1k,1mに嵌合
させることによってシャッタ地板1に取り付けられてい
る。従って、先羽根群4は、全体としてはシャッタ地板
1と中間板12との間の領域に配置されているものの、
本実施例の場合には、厳密に言えば、羽根7,8,9,
10,11の先端(図2(a)の右方端)は、間座を挟
んでいる先羽根用押さえ板2と中間板12との間に配置
されていることになる。
【0020】しかし、この先羽根用押さえ板2は必ずし
も必要ではない。即ち、本実施例の場合には、先羽根群
4の構成上、アーム5,6が、上記したようにシャッタ
地板1側に配置されているため、羽根7の理論上の作動
面とシャッタ地板1との間には、少なくとも、アーム
5,6の厚さ寸法と、枢支部における連結軸の突出分の
寸法(リベット部品の頭の軸方向の寸法)とを合わせた
大きさの隙間が生じることになる。そのため、何らかの
方策を講じないと、各羽根7,8,9,10,11の先
端は、シャッタ地板1側に不安定な状態に置かれてしま
う。そこで、各羽根の先端がシャッタ地板1側に大きく
変位するのを抑制するために、先羽根用押さえ板2を設
けている。従って、他の方策が講じられていれば、先羽
根用押さえ板2は必要ない。また、そのようにする場合
の一例としては、シャッタ地板1を合成樹脂製とし、先
羽根用押さえ板2の配置されている部分を一体成形で肉
厚に形成することが考えられる。
【0021】また、上記したように、本実施例において
は、先羽根用押さえ板2と中間板12との間において、
軸1kには間座3が取り付けられているが、軸1mには
特別な間座を取り付けていない。言い換えれば、軸1k
の部分においては、先羽根用押さえ板2と中間板12と
の間隔が間座3によって規制され、所定の寸法が確保さ
れているが、軸1mの部分においては、その寸法よりも
狭い間隔になっている。そのため、図1を右側面から視
た場合、中間板12は、実際には、シャッタ地板1及び
先羽根用押さえ板2に対して斜めになるように取り付け
られている。これは、先羽根群4の羽根は下方に重畳さ
れるので、下方においては光軸方向に羽根5枚分以上の
間隔を必要とするが、展開状態においては各羽根の重な
りは略2枚分になってしまうから、同じ寸法の間隔を空
けておくと、各羽根の先端が不安定になってしまうから
である。
【0022】中間板12の背面側には後羽根群13が配
置されている。この後羽根群13は、上記した先羽根群
4と類似の構成をしていて、図4(a)に示すように、
二つのアーム14,15と、それらに夫々の一端部を枢
支した5枚の羽根16,17,18,19,20で構成
しており、それらのうちアーム14,15の最先端に枢
支された羽根16がスリット形成羽根である。そして、
それらの配置関係は、図4(a)から分かるように、補
助地板23側にアーム14,15があり、表面側に向け
て羽根16,17,18,19,20の順になってい
る。
【0023】また、アーム14,15は、シャッタ地板
1の軸1g,1hに回転可能に取り付けられていて、ア
ーム14には、長い孔14aが形成されている。そし
て、孔14aには図示していない後羽根用駆動部材の作
動ピンが嵌合するようになっていて、後羽根用駆動部材
が時計方向へ回転すると、図4(a)においてアーム1
4が時計方向へ回転され、各羽根16,17,18,1
9,20は相互の重なりを小さくしつつ下方へ作動して
展開状態に達し、その後、後羽根用駆動部材が反時計方
向へ回転すると、各羽根16,17,18,19,20
は重なりを大きくしつつ上方へ復帰し、図4(a)に示
す重畳状態に達することになる。
【0024】更に、中間板12の背面側には、図4
(b)に実線で示したスペース部材21が配置されてい
て、孔21a,21bをシャッタ地板1の軸1m,1k
に嵌合させている。また、このスペース部材21の光軸
側には階段状に形成した五つの段部が形成されていて、
夫々の段部に、ブチルゴム等の弾性材料からなる緩衝部
材22,23,24,25,26が接着等によって取り
付けられている。更に、このスペース部材21の表面側
は、中間板12と面接触するようになっているため、側
面から視た場合、シャッタ地板1の面に対して傾いてお
り、背面側はシャッタ地板1の面に対して平行な面に形
成されている。従って、孔21aの近傍位置は、孔21
bの近傍位置に比較して厚くなっている。
【0025】スペース部材21の背面側には、図4
(c)に示した後羽根用押さえ板27が配置されてい
て、孔27a,27bをシャッタ地板1の軸1m,1k
に嵌合させている。この後羽根用押さえ板27は後羽根
群13のために設けられた部材であり、その役目は、先
羽根用押さえ板2の先羽根群4に対する役目と同じであ
るから詳細な説明は省略する。従って、この後羽根用押
さえ板27は、必ずしも単独の部品として構成する必要
はなく、補助地板28を合成樹脂製にし、そこに一体成
形で形成するようにしてもよい。また、上記したスペー
ス部材21と合成樹脂で一体的に製作しても構わない。
そのようにして製作した場合の部品形状が図4(b)に
一点鎖線で付記されている。更に、このことから、スペ
ース部材21を補助地板28と合成樹脂で一体的に製作
することも可能となる。
【0026】最後に、シャッタ地板1の一番背面側には
補助地板28が配置されていて、軸1i,1j,1k,
1mに取り付けられている。その取り付け方は周知であ
るため、その取り付けに必要な各軸の具体的な形状を図
示していないが、軸1k,1mの先端近くには周面に環
状の溝が形成されていて、軸1i,1jの先端面には軸
方向に向けてねじ穴が形成されている。取り付けに際し
ては、補助地板28に形成されている瓢箪型の孔28
b,28cの大きい孔の部分を軸1m,1kの先端部に
挿入し、次に、補助地板28を左方へ移動させることに
よって、孔28b,28cの小さい孔の部分の縁を上記
した環状溝に嵌合させ、その後、ビスを孔28d,28
eに貫通させ、軸1i,1jに形成された上記のねじ穴
に螺合させさせることによって固定する。
【0027】このような取り付け作業によって、補助地
板28が左方へ移動されたとき、補助地板28に形成さ
れた切欠き28f,28g,28h,28iは、シャッ
タ地板1の軸1g,1h,1f,1eに夫々嵌まるよう
になっていて、アーム14,15,6,5の抜け止めの
役目をしている。また、補助地板28の取り付け後にお
いては、補助地板28に形成されている円弧状の孔28
j,28kは、シャッタ地板1に形成された円弧状の孔
1c,1dに重なるようになっていて、上記した各駆動
部材の作動ピンの先端が挿入され、アーム5,14の孔
5a,14aと各作動ピンとの嵌合状態を維持し、且つ
作動ピンの作動に影響を与えないようにしている。更
に、補助地板28には、周囲に、シャッタ地板1側に向
けて遮光用の折曲部が形成されているが、それらのうち
下側の折曲部28mには、ブチルゴム等の弾性材料で製
作された緩衝部材29が接着されている。
【0028】次に、本実施例の作動を説明する。図1は
シャッタのセット状態を示しており、アーム5,14
は、図示していない夫々の駆動部材の作動ピンによって
反時計方向へ回転された状態にある。そのため、先羽根
群4の羽根7,8,9,10,11は展開状態となって
露光開口即ち開口部1aを覆っており、後羽根群13の
羽根16,17,18,19,20は重畳状態となって
開口部1aから退避し、開口部1aの上方位置に格納さ
れている。このようなセット状態において、シャッタが
レリーズされると、夫々軸1e,1gに回転可能に取り
付けられている先羽根用駆動部材と後羽根用駆動部材
が、所定のタイミングで順次時計方向へ回転することに
なる。
【0029】そこで、先ず、先羽根用駆動部材によって
作動される先羽根群4の露光作動について説明する。先
羽根用駆動部材が軸1eで時計方向へ回転すると、孔5
aに嵌合している作動ピンによって、アーム5が時計方
向へ急速に回転される。それによって先羽根群4の羽根
7,8,9,10,11は下方へ作動され、開口部1a
を開放していく。この下方への作動において、羽根7,
8,9,10,11は隣接する羽根との相互の重なり量
を大きくしてゆき、開口部1aを開放したとき、即ちス
リット形成羽根である羽根7の上端縁(スリット形成
縁)が開口部1aの下端縁を過ぎた頃には、各羽根の重
なり量は殆ど最大になっている。そして、各羽根は、略
同時に、補助地板28の折曲部28mに取り付けられた
緩衝部材29に当接する。また、それと相前後して、先
羽根用駆動部材の作動ピンが、円弧状の孔1cの下端部
に当接し、先羽根群4の露光作動が終了する。
【0030】このような露光作動の終了段階において、
もしも、緩衝部材29が設けられていない場合には、先
羽根用駆動部材の作動ピンが孔1cの下端部に当接する
ことによって、また、各羽根7,8,9,10,11が
折曲部28mに当接することによって、先羽根系を構成
する先羽根用駆動部材や先羽根群4がバウンドし、その
結果として、羽根7の上端縁が一時的に開口部1a内の
下方領域に進入し、その部分の露光を妨げてしまうこと
がある。緩衝部材29は、このようなバウンドを防止す
るために設けられているわけであるが、バウンド量は、
駆動力の大きさや先羽根系を構成する部材の質量等によ
って左右されてしまうので、何処か一箇所に緩衝部材を
設ければそれで良いというものではなく、通常の場合、
先羽根系については、緩衝部材29のほかに孔1cの下
端部にも緩衝部材を取り付け、そこに先羽根用駆動部材
の作動ピンを当接させるようにしているのが普通であ
る。更に、アーム5が当接する位置に、緩衝部材を設け
るものも知られている。
【0031】次に、後羽根用駆動部材によって作動され
る後羽根群13の露光作動について説明する。図示して
いない後羽根用駆動部材が軸1gで時計方向へ回転する
と、孔14aに嵌合している作動ピンによって、アーム
14が時計方向へ急速に回転される。それによって後羽
根群13の羽根16,17,18,19,20は下方へ
作動され、開口部1aを覆っていく。その過程で、各羽
根は隣接する羽根との重なり量を少なくしてゆき、スリ
ット形成羽根である羽根16の下端縁(スリット形成
縁)が開口部1aの下端縁を過ぎ、開口部1aを完全に
覆った直後に、夫々の羽根の先端(右端)が、スペース
部材21に取り付けられた緩衝部材22,23,24,
25,26に当接する。また、それと殆ど同時に、後羽
根用駆動部材の作動ピンが、円弧状の孔1dの下端部に
当接し、後羽根群13の露光作動が終了する。その状態
が図6に示されている。尚、先羽根系について述べたの
と同様に、後羽根系についても、通常は、孔1dの下端
部に別の緩衝部材を取り付けるのが普通である。
【0032】ところで、既に述べたように、後羽根群に
ついては、露光作動終了時において、スリット形成羽根
のみを緩衝部材に当接させる構成が知られている。そこ
で、本実施例において、緩衝部材22だけを残してお
き、他の緩衝部材23,24,25,26とそれらの取
り付け部とを取り除いた場合には、どのような不都合が
生じ易くなるのかを説明しておく。露光作動終了時に、
羽根16が緩衝部材22に当接すると、緩衝部材22は
押されて変形し、衝撃力を吸収して制動作用を発揮す
る。しかし、このとき、他の羽根には制動力が直接与え
られていないし、また各羽根は長尺形状の一端部(左
端)で枢支されているので、それらの各羽根は、慣性力
によって各枢支部近傍を支点にして時計方向へ傾かされ
ることになる。そして、その傾かせる力は、各羽根の質
量が略同じと仮定すると、羽根16の次に作動量の大き
な羽根17の場合に一番大きく働くことになる。
【0033】このとき、アームや各羽根は、剛性が大き
ければともかく、実際には極めて薄い材料で製作されて
いるために、そのような力を受けると捩じれを伴って複
雑に撓むことになる。また、そのような撓みを生じつつ
一定量時計方向へ傾いた後は、反作用によって反時計方
向への動きに転じ、以下、各枢支部近傍を支点にした揺
動(図6において上下方向への動き)をもすることにな
る。しかも、これらの運動は画一的に行われるわけでは
ない。そのため、後羽根用押さえ板27が配置されてい
ても重なり量の少なくなっている羽根間の一部が、羽根
の垂直方向(光軸方向)へ開いて一時的にフィルム面を
再露光したり、また、バラバラな揺動によって隣接する
羽根の先端部間が一時的に開いてしまい、再露光をさせ
るような事態が発生する。更に、場合によっては、それ
らの運動が羽根16に対しても影響し、スリット形成縁
が開口部1aに一時的に進入し、再露光をさせてしまう
ような心配もある。
【0034】しかしながら、本実施例のように構成した
場合には、このような心配を解消することが可能にな
る。また、本実施例においては、後羽根群13の全ての
羽根16,17,18,19,20に緩衝部材22,2
3,24,25,26を設けているが、そのように構成
しなくても良い場合がある。既に説明したように、緩衝
部材は、一箇所だけに設ける場合もあるが、実際には複
数箇所に設けることがある。それは、シャッタの仕様に
よって異なってくるわけである。従って、他の条件によ
っては、全ての羽根に対して緩衝部材を設けなくても、
それらのうちの複数の羽根に対して設けてあれば、それ
なりの効果を得られる場合がある。そして、そのように
構成する場合には、アーム14,15の先端側に枢支さ
れている作動量の大きな羽根に対して、優先的に設ける
ことが好ましい。
【0035】さて、このようにして露光作動が終了する
と、フィルムの巻き上げに連動してシャッタのセット作
動が行われる。本実施例の場合には、図6に示すよう
に、露光作動終了時には、スリット形成羽根である二つ
の羽根7,16の重なりが十分に得られているため、図
示していない先羽根用駆動部材と後羽根用駆動部材と
は、反時計方向へ同時に回転され、作動ピンによってア
ーム5,14が反時計方向へ回転される。そのため、先
羽根群4の羽根7,8,9,10,11は、相互の重な
りを少なくしつつ上方へ作動し、後羽根群13の羽根1
6,17,18,19,20は、相互の重なりを大きく
しつつ上方へ作動する。そして、先羽根群4の羽根7,
8,9,10,11が展開状態となって開口部1aを完
全に覆い、後羽根群13の羽根16,17,18,1
9,20が重畳状態となって開口部1aの上方位置に格
納されることによって、図1に示すセット状態となる。
【0036】尚、上記の実施例においては、スペース部
材21を、緩衝部材22,23,24,25,26とは
別の材料で製作し、それに各緩衝部材を取り付けている
が、スペース部材21も緩衝部材22,23,24,2
5,26と同じ材料により、一部品として製作するよう
にしても差し支えない。また、各緩衝部材はスペース部
材21の各段部に取り付けられているが、例えば二つの
地板の一方に、個別に且つ直接に取り付けるようにして
も差し支えない。更に、上記の実施例の場合には、中間
板12が、図1の側面から視て、二つの地板1,28に
対して斜めになるように配置されているが、シャッタの
形式によっては二つの地板1,28に対して平行に配置
したものもある。そのため、本発明は、中間板12に接
触しているスペース部材21の面が、実施例のように中
間板12の面に合わせて斜めに形成したものに限定され
るものではない。
【0037】また、上記の実施例は、シャッタ地板1と
中間板12との間に先羽根群4が、中間板12と補助地
板28との間に後羽根群13が配置されているが、本発
明は、シャッタ地板1と中間板12との間に後羽根群1
3が、中間板12と補助地板28との間に先羽根群4が
配置されているシャッタにも適用することが可能であ
る。その場合には、当然のことながら、スペース部材2
1はシャッタ地板1と中間板12との間に配置されるこ
とになる。更に、本実施例の場合には、露光作動時に、
各羽根群4,13が下方へ作動する形式になっている
が、本発明は、上方へ作動する形式のシャッタにも適用
することが可能である。
【0038】
【発明の効果】上記のように、本発明によれば、露光作
動終了時に、後羽根群を構成する複数の羽根が緩衝部材
に直接当接するので、従来のようにスリット形成羽根の
みが緩衝部材に当接するものに比較して、フィルムの再
露光を防止することが容易になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例のセット状態を透視的に示した
平面図である。
【図2】実施例の一部の構成部を示した平面図であっ
て、図1において表面側から配置されている順に、図2
(a),図2(b),図2(c)として示したものであ
る。
【図3】実施例の一部の構成部を示した平面図であっ
て、図1において図2に示した構成部の背面側に配置さ
れている順に、図3(a),図3(b)として示したも
のである。
【図4】実施例の一部の構成部を示した平面図であっ
て、図1において図3に示した構成部の背面側に配置さ
れている順に、図4(a),図4(b),図4(c)と
して示したものである。
【図5】実施例の一部の構成部を示した平面図であっ
て、図1において図4に示した構成部の背面側に配置さ
れている順に、図5(a),図5(b)として示したも
のである。
【図6】露光作動終了直後の状態を透視的に示した実施
例の平面図である。
【符号の説明】
1 シャッタ地板 1a,12a,28a 開口部 1b,1c,1d,2a,2b,5a,12b,12
c,12d,14a,21a,21b,27a,27
b,28b,28c,28d,28e,28j,28k
孔 1e,1f,1g,1h,1i,1j,1k,1m 軸 2 先羽根用押さえ板 3 間座 4 先羽根群 5,6,14,15 アーム 7,8,9,10,11,16,17,18,19,2
0 羽根 12 中間板 13 後羽根群 21 スペース部材 22,23,24,25,26,29 緩衝部材 27 後羽根用押さえ板 28 補助地板 28f,28g,28h,28i 切欠き 28m 折曲部

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 各々露光用の開口部が形成されていて所
    定の間隔を開けて相互に取り付けられた二つの地板と、
    前記二つの地板間に配置され夫々の一端部を支点にして
    往復回動する複数のアームにそれらの他端部に向けて複
    数枚の羽根を各羽根の一端部で順次枢支した構成をして
    いて該アームの一つが先羽根用駆動手段によって作動さ
    れることにより露光作動時には複数枚の羽根が前記開口
    部を覆っている展開位置から前記開口部を退避した重畳
    位置まで作動される先羽根群と、前記二つの地板間に配
    置され夫々の一端部を支点にして往復回動する複数のア
    ームにそれらの他端部に向けて複数枚の羽根を各羽根の
    一端部で順次枢支した構成をしていて該アームの一つが
    後羽根用駆動手段によって作動されることにより露光作
    動時には複数枚の羽根が前記開口部を退避している重畳
    位置から前記開口部を覆う展開位置まで作動される後羽
    根群と、前記後羽根群の作動領域に配置されていて露光
    作動終了時に前記後羽根群の複数枚の羽根のうち少なく
    とも2枚の羽根が個別に当接することのできる複数の緩
    衝部材とを備えていることを特徴とするフォーカルプレ
    ンシャッタ。
  2. 【請求項2】 前記二つの地板の間にスペース部材が配
    置されていて、前記複数の緩衝部材は該スペース部材に
    取り付けられていることを特徴とする請求項1に記載の
    フォーカルプレンシャッタ。
  3. 【請求項3】 前記スペース部材には、前記後羽根群の
    露光作動の終了側に少なくとも二つの階段状の段部が形
    成されており、前記複数の緩衝部材は夫々該段部に取り
    付けられていることを特徴とする請求項2に記載のフォ
    ーカルプレンシャッタ。
  4. 【請求項4】 前記スペース部材が、前記二つの地板の
    一方に一体的に形成されていることを特徴とする請求項
    2又は3に記載のフォーカルプレンシャッタ。
  5. 【請求項5】 前記スペース部材と前記緩衝部材とを、
    緩衝材料によって一体的に形成していることを特徴とす
    る請求項2又は3に記載のフォーカルプレンシャッタ。
  6. 【請求項6】 前記複数の緩衝部材に、前記後羽根群の
    各羽根が夫々その他端部で当接するようにしたことを特
    徴とする請求項1乃至5の何れかに記載のフォーカルプ
    レンシャッタ。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015138255A (ja) * 2014-01-24 2015-07-30 日本電産コパル株式会社 フォーカルプレンシャッタ
JP2016053702A (ja) * 2014-09-04 2016-04-14 日本電産コパル株式会社 カメラ用フォーカルプレンシャッタ、及びそれを備えたカメラ

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