JPH11355160A - 回り込みキャンセラ - Google Patents
回り込みキャンセラInfo
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- JPH11355160A JPH11355160A JP10162189A JP16218998A JPH11355160A JP H11355160 A JPH11355160 A JP H11355160A JP 10162189 A JP10162189 A JP 10162189A JP 16218998 A JP16218998 A JP 16218998A JP H11355160 A JPH11355160 A JP H11355160A
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Abstract
分野で利用されている回り込みキャンセルでは、再生中
継方式を採用しているため中継所内での遅延時間が大き
くなり、この回り込みキャンセル方法をBST−OFD
M方式による放送波中継に使用することはできなかっ
た。 【解決手段】 本発明は、単純に増幅を行う直接中継方
式の採用を前提とし、減算器14と該減算器の減算端子
に、その出力信号が供給されるように接続された回り込
み信号の複製を発生するデジタル信号処理部11とを少
なくとも具えてなり、上記減算器14の被減算端子には
回り込み信号を含んでいる受信信号が供給され、減算器
14の出力端子には中継放送機の入力端子が接続され、
そして上記デジタル信号処理部11の入力端子には、中
継放送機の入出力信号のいずれか一方の信号が分岐され
て供給されるように構成されている。
Description
ジタル伝送における中継所(具体的には、中継装置)に
係り、特に、SFN(Single Frequency Network:単一
周波数ネットワーク)における中継所の送受アンテナ間
での信号の回り込み(以下、単に回り込みと言う)をキ
ャンセルする回り込みキャンセラに関する。
信周波数が異なるDFN(Dual Frequency Network:2
周波数ネットワーク)が採用されており、自局送信電波
は受信フィルタで十分減衰されているため、回り込みの
問題は発生しない。また、送信と受信に同一の周波数を
用いる場合は、送信電力の小さい局に限られ、さらに、
この場合には送信アンテナと受信アンテナの物理的距離
を十分確保する分離形式をとるため、送信電波は受信ア
ンテナ入力において十分減衰されているため、回り込み
は殆んど生ぜず問題とはならない。
ジタル放送ではBST−OFDM(Band Segmented Tra
nsmission Orthogonal Frequency Division Multiplexi
ng)方式が有力である。この方式はマルチパス歪みに対
して強く、様々なサービス形態に対応できるなどの利点
とともに、SFNが可能であるという特徴をもってい
る。地上デジタル放送を導入するに当たり、既存のアナ
ログ放送と共存するために、デジタル放送は空きチャン
ネルを利用する必要がある。一方、空きチャンネルの数
が少ないために、SFNは必要条件となる。
分離型放送波中継所における送受アンテナ間での回り込
み現象であり、伝送品質の劣化を生じるのみでなく、送
受アンテナ間での結合量が大きい場合には発振を引き起
こし、再送信を不能にしてしまう。回り込みの量を小さ
くするには、受信アンテナと送信アンテナの物理的距離
を離す方法(いわゆる分離型放送波中継所)があるが、
コスト的に不利である。
けて配置し、同一周波数で再送信している例として、ポ
ケットベル用の中継所の例があり、電気的な方法を用い
て回り込みをキャンセルしている。ただし、この例で
は、いったん、受信電波をデータに復調し、再び変調を
行う再生中継方式が採用されており、地上デジタル放送
における中継所のように、中継所での遅延時間が十分小
さいことを要求されるOFDM信号を用いるSFNでは
適用できない。また、これと同時に、デジタル放送波中
継の場合、帯域幅が数10kHzと非常に狭いポケット
ベルシステムに比べ帯域幅が約6MHzと非常に広く、
回り込みに起因する帯域内特性も非常に複雑であるた
め、ポケットベルシステムにおける回り込みをキャンセ
ルする方式を地上デジタル放送の中継に適用することは
できない。
デジタル放送では、空きチャンネルの不足から、SFN
を実現することが必要となる。OFDM信号は、キャリ
ア数を多くすることで、単一キャリア変調方式と比較し
てシンボル周波数を低く、1シンボル期間を長くするこ
とが可能である。このため、伝送効率を僅か低下させる
だけで、比較的長期間のガードインターバルを付加する
ことが可能となり、従って、強力な耐マルチパス特性を
もたせ得る。このマルチパスに強いという特性からSF
Nが可能となる。
要となるのは、第1に中継放送機における遅延時間、第
2に伝送信号の帯域幅である。前述したように、ポケッ
トベルなどの通信の分野で利用される回り込みキャンセ
ラ機能を有する中継所は、いったん、受信電波をデータ
に復調して再変調を行う再生中継方式であり、また、帯
域幅も、地上デジタル放送の1チャンネル当たりの帯域
幅が6MHzであるのに対して、数10kHzと非常に
狭い。この方式を地上デジタル放送用のOFDM信号に
適用した場合を考える。放送波中継用のOFDM変調波
の1シンボルの時間長が通信の場合のそれよりはるかに
長いことから、いったんデータを復調するのに、ガード
インターバルより長い遅延時間が中継放送機で生じてし
まう。この場合、受信機では、ガードインターバルを超
えた非常に長い遅延時間のマルチパス妨害を受けること
になり、誤り率が大きく劣化してしまう。
ける遅延時間はガードインターバルと比較して十分小さ
くする必要がある。また、通信の分野で使われている回
り込みキャンセラでは、再送信出力から分配した複素信
号に、複素係数を掛算して入力側に帰還させることによ
って回り込みをキャンセルする方式を採用している。伝
送帯域幅が十分狭い場合には、非常に長い遅延時間の回
り込みがないとすれば、帯域内特性は平坦であると見な
せるため、回り込みキャンセルはこの方法でもよいが、
帯域幅が約6MHzと広帯域な地上デジタル放送では、
回り込みによる複雑な帯域特性が予想されるため、単純
な複素係数の掛算による帰還では帯域内全体を等化する
ことはできない。
われている再生中継方式ではなく、単純に増幅して再送
信を行う直接中継方式に適用でき、従って、地上デジタ
ル放送のような広帯域の信号に対しても原理的に中継放
送機における遅延時間が大きくならない回り込みキャン
セラを提供することにある。
に、本発明回り込みキャンセラでは、中継放送機(中継
所内の機器にあって、特に信号の電力増幅を行う増幅器
のこと)の出力側または入力側から分配して取り出した
信号を直交復調して等価複素ベースバンド信号に変換
後、その変換した信号が供給されるように配置した後述
する種類のデジタルフィルタを用いて中継所の送受アン
テナ間の回り込み伝送系の伝達特性に等しい伝達特性を
実現し、出力側からの回り込みを含む中継所の受信入力
信号から、上記実現した等しい伝達特性を有するデジタ
ルフィルタを介して得られるキャンセル用信号を減算す
る(この減算は、当然に、キャンセル用信号の極性(正
または負)を反転して加算することを含む)ことによ
り、中継装置の送受アンテナ間での回り込みをキャンセ
ルするようにしている。
減算器14と該減算器の減算端子に、その出力信号が供
給されるように実質的に接続された回り込み信号の複製
を発生するデジタル信号処理部11とを少なくとも具え
てなり、前記減算器14の被減算端子には前記回り込み
信号を含んでいる受信信号が実質的に供給され、前記減
算器14の出力端子には中継放送機2の入力端子が実質
的に接続され、そして前記デジタル信号処理部11の入
力端子には、前記中継放送機2の入出力信号のいずれか
一方の信号が分岐されて実質的に供給されるように構成
されていることを特徴とするものである。
デジタル信号処理部11が、該処理部の主要な構成要素
としてアダプティブ複素デジタルフィルタ18を含む回
路により構成され、該アダプティブ複素デジタルフィル
タのタップ係数は、前記処理部11に供給される信号か
ら直交復調器16を介して得られた等価ベースバンド信
号が供給され、回り込み特性を評価するFFT回路17
および該回路に後続して配置されるDSP処理部21に
よって得られる複素インパルス応答に従って設定される
ことを特徴とするものである。
デジタル信号処理部11が、該処理部の主要な構成要素
として帯域通過特性を有する実数係数デジタルフィルタ
28を含む回路により構成され、該実数係数デジタルフ
ィルタのタップ係数は、前記処理部11に供給される信
号から直交復調器16を介して得られた等価ベースバン
ド信号が供給され、回り込み特性を評価するFFT回路
17および該回路に後続して配置されるDSP処理部2
1によって得られるインパルス応答に従って設定される
ことを特徴とするものである。
T−OFDM信号に含まれるTMCC信号、CP信号お
よびSP信号の各キャリアがBPSK変調波であり、か
つそれら信号の各キャリア振幅が一定であることを利用
して回り込み伝送系の伝達関数を推定するようにしたこ
とを特徴とするものである。
BST−OFDM信号のすべてのシンボルに含まれるC
P信号またはTMCC信号を用いて回り込み伝送系の伝
達関数の粗い推定を行った後、引き続き所定シンボル間
隔で送られるが、周波数軸上では、前記CP信号または
前記TMCC信号より細かい間隔で配置されるSP信号
を用いて回り込み伝送系の伝達関数の微細な推定を行う
ことにより、回り込み伝送系の伝達関数の推定精度を向
上させるようにしたことを特徴とするものである。
実施の形態に基づいて本発明を詳細に説明する。SFN
で地上デジタル放送の中継を行う場合、親局から到来し
てきた放送波を中継放送機で増幅して、全く同一の周波
数で再送信する。このとき、送信電波の電界強度は受信
電波の電界強度と比較して非常に強い。受信アンテナは
親局の方向に指向性を持っているが、送信アンテナには
サービスエリアの形状に合わせた指向性を持たせてい
て、通常広い角度で電波が放射される。従って、送信ア
ンテナの受信アンテナの方向への指向性利得、逆に受信
アンテナの送信アンテナ方向への指向性利得に応じて回
り込みが生じる。さらに、送信された電波のうち放送波
中継所付近の構築物、樹木、山などで反射され受信アン
テナに戻ってくる電波もあり、これらも回り込みとな
る。したがって、回り込みは異なる遅延時間、強度、位
相を持つ信号の合成信号として、受信アンテナにて加算
される。
して放送波中継所の送受アンテナ間での回り込みをキャ
ンセルする方法の原理的構成の一例をブロック図にて示
している。図1において、1は本発明回り込みキャンセ
ラ、2は電力増幅器などで構成される中継放送機、3は
出力フィルタ、および4は方向性結合器である。
んでいる希望波(再送信されるべき電波)は、図示の受
信アンテナで受信され、本発明回り込みキャンセラ1に
入力される。以下に詳細に説明するように、この本発明
回り込みキャンセラ1は、放送波の帯域制限用の出力フ
ィルタ3の後段に設けた方向性結合器4から得られる放
送波出力の分配信号を参照信号として、一巡伝達関数を
評価し、回り込み特性を推定すると同時に、回り込み波
の伝送路の伝達関数と同じ伝達関数をもつ伝送路を複素
デジタルフィルタによって実現し、このフィルタの出力
信号を受信入力信号から差し引くことで、回り込み波を
キャンセルするようにしたものであり、従って、回り込
みキャンセラ1の出力信号には回り込み波は見られず、
消失している。
希望波のみが中継放送機2により増幅され、さらに出力
フィルタ3、方向性結合器4を順次介して送信アンテナ
に入力され、回り込み波を含まない放送波が一般受信者
に届けられる。なお、図示の方向性結合器4は、放送波
出力から参照信号を取り出して本発明回り込みキャンセ
ラ1を動作させるために必要なものである。
して放送波中継所の送受アンテナ間での回り込みをキャ
ンセルする方法の原理的構成の他の例をブロック図にて
示している。なお、図2と図1とで同一符号を付して示
されるブロックは、両図において同一の回路要素を示す
ものとする。図2に示した構成においては、本発明回り
込みキャンセラ1を動作させるために必要な参照信号
を、図1では中継放送機2の出力側から方向性結合器4
を介して得ていたのを、中継放送機2の入力側から分配
器5を介して得ている点である。この場合、参照信号に
中継放送機2、出力フィルタ3の特性が含まれていない
ことを考慮し、一巡伝達関数の評価や、回り込みキャン
セラ1内で生成される伝達関数を作成する際に換算を行
う必要がある。
回り込みがキャンセルできることを図3を参照して説明
する。図3においては、図1に示した回り込みキャンセ
ルのための回路構成中、信号とそのフーリエ変換、およ
び各回路ブロックのインパルス応答とそのフーリエ変換
を以下の説明に合わせて回路動作の定量化のために定め
ている。図3および以下の説明における信号やインパル
ス応答の表示については、大文字で複素数、小文字で実
数をそれぞれ表すものとする。
局より到来する信号(希望波)をr(t)、そのフーリ
エ変換をR(ω)、自局送信信号(放送波)をs
(t)、そのフーリエ変換をS(ω)とする。つぎに、
回り込み伝送路のインパルス応答をc(t)、そのフー
リエ変換をC(ω)とし、回り込みキャンセラ1内のア
ダプティブフィルタ(複素デジタルフィルタ)のインパ
ルス応答をc'(t)、そのフーリエ変換をC'(ω)とす
る。同じく回り込みキャンセラ1内の入力フィルタのイ
ンパルス応答をd(t)、そのフーリエ変換をD(ω)
とし、中継放送機2のインパルス応答をA×g(t)、
そのフーリエ変換をA×G(ω)とする。ここで、Aは
中継放送機2の増幅度(定数)である。
をi(t)、そのフーリエ変換をI(ω)、回り込みキ
ャンセラの出力をo(t)とし、そのフーリエ変換をO
(ω)とする。回り込みキャンセラへの入力信号は、希
望波と回り込み波の和であるから(1)式が成立し、
(1)式をフーリエ変換した結果が(2)式である。 i(t)=r(t)+c(t)*s(t) (1) I(ω)=R(ω)+C(ω)S(ω) (2)
みキャンセラ1に入力された信号i(t)はキャンセラ
1内の入力フィルタを通過し、さらに、アダプティブフ
ィルタ出力を減算され回り込みキャセンラ1から出力さ
れo(t)となり、(3)式が成立する。(3)式をフ
ーリエ変換した結果が(4)式である。 o(t)=i(t)*d(t)−c'(t)*s(t) (3) O(ω)=I(ω)D(ω)−C'(ω)S(ω) (4)
中継放送機2を通って放送波s(t)となり送信アンテ
ナ(図示せず)より送信される。ここでは、(5)式が
成立し、(5)式をフーリエ変換した結果が(6)式で
ある。 s(t)=A・o(t)*g(t) (5) S(ω)=A・O(ω)・G(ω) (6) (6)式に(4)式を代入すると(7)式が得られる。 S(ω)=A・G(ω){I(ω)D(ω)−C'(ω)S(ω)} (7) また、(7)式に(2)式を代入すると(8)式が得ら
れる。 S(ω)=A・G(ω)[{R(ω)+C(ω)S(ω)}D(ω)−C'( ω)S(ω)] (8)
一巡伝達関数という)を求めると(10)式が得られ
る。
数特性G(ω)および回り込みキャンセラ1の入力フィ
ルタの特性D(ω)のみで(11)式のように表すこと
ができるとすれば、回り込みの影響はキャンセルされた
ことになる。 F(ω)=A・G(ω)D(ω) (11)
において分母が1になることを意味し、これは、(1
2)式が成立することである。 D(ω)C(ω)=C'(ω) (12) (12)式は、アダプティブフィルタの周波数特性(右
辺)の入力フィルタ経由の回り込み伝送路の周波数特性
(左辺)に等しいことがキャンセルの条件であることを
意味している。G(ω),D(ω)は既知であるから、
C(ω)を知ることができれば、回り込みはキャンセル
できることになる。
(一巡伝達関数)の評価方法について説明する。図4お
よび図5に、それぞれBST−OFDM信号のOFDM
セグメントの構成、および同期変調部のOFDMセグメ
ントの構成を示す。BST−OFDM信号では、図5に
示すように、受信機側での復調を容易にするために、C
P(Continual Pilot signal) 、SP(Scattered Pilo
t signal)などの基準信号が挿入されており、さらに、
各OFDMセグメントの変調方式などを示すTMCC
(Transmission Modulation Configuration Code) が各
OFDMセグメントに含まれている。
つキャリア振幅は一定であるため、BST−OFDM信
号を復調し、CP,SP,TMCCそれぞれのキャリア
振幅値、位相値を知ることで、回り込み伝送路特性を推
定することができる。ここでは、全OFDMセグメント
は同期変調部であり、SPを用いる場合について説明す
る。SPは、図5に示すように、シンボル内では12キ
ャリア間隔で挿入されており、さらにシンボル方向に3
キャリアずつ挿入位置がオフセットしていき、4シンボ
ルで完結するように配置されている。従って、回り込み
伝送路の変動がシンボル速度に比べ十分遅い場合、4シ
ンボル期間観測すれば、周波数方向に3キャリア間隔で
周波数振幅特性、周波数位相特性を得ることができる。
SPは一定振幅であるが、その位相は一定規則に従って
変化している。
ア再生、シンボルタイミング再生して得られた、基準キ
ャリアおよび、基準シンボルタイミングを用いて、受信
したBST−OFDM信号を直交復調し、さらに、複素
FFT処理して得られた実数データxk 、虚数データy
k (k=1〜N、ここにkはキャリア番号、Nはキャリ
ア総数)を4シンボルぶん観測し、SPに相当するsx
l ,syl を(L=1〜NS 、ここに、Lは離散的な周
波数、NS はSPの1シンボル内の総数の4倍)を抽出
する。離散的な周波数Lは、SPキャリア周波数と一致
し、Lが1つ増減するごとに、対応する周波数はOFD
M信号のキャリア間隔の3倍だけ増減する。
DMフレームタイミングを再生して、SPの規定振幅
A、規定位相φから実数部の値rxl 、虚数部の値ry
l を求め、(13), (14)式に示す関係にある差ex
l ,eyl を求める。 exl =sxl −rxl (13) eyl =syl −ryl (14)
る親局電波の歪みが十分に小さければ、回り込み伝送系
を含む一巡伝達関数F(ω)をサンプリングしたものと
なる。上述の(10)式を変形すると(15)式が得ら
れる。
けた帰還回路の伝達関数と、遅延回路の影響を考慮した
実際の回り込み系との差を表しており、これ(左辺)を
E(ω)と置けば(16)式となる。
ることは、回り込みの完全なキャンセルに対応する。
A,G(ω),D(ω)は既知で変化しないから、あら
かじめ、SPの送られるキャリア周波数でのサンプリン
グ値を得ることは可能であり、それらをGl ,Dl とす
れば、E(ω)のサンプリング値El は(17)式で表
される。
得られる複素インパルス応答をHm, n-1 とし、アダプテ
ィブ複素デジタルフィルタのタップ係数を次の(19)
式で示すように修正を繰り返すことで、回り込みを完全
にキャンセルできると同時に、特性の変動する回り込み
波に追従、キャンセルを行うことが可能となる。(1
9)式において、μは0〜1の適当な数値、Hm,n-1 は
上記複素インパルス応答、および右辺第1項のPm,n-1
は更新を行う前のタップ係数であり、さらに、P
m,n (左辺)は更新後のタップ係数である。 Pm,n =Pm,n-1 +μ・Hm,n-1 (19)
る回り込みキャンセラの実施の形態について説明する。
図6は、本発明回り込みキャンセラの第1の実施の形態
をブロック図にて示している。図6において、6,1
0,13は帯域通過フィルタ(以下、BPFと記す)、
7は局部発振器、8は分配器、9,12はミキサ回路と
しての掛算器、11は回り込み信号の複製を発生するデ
ジタル信号処理部、および14は減算回路である。
された信号はBPF6で所定の帯域幅に帯域制限される
とともに、後述するデジタル信号処理部11で発生する
信号の遅延を補正するための遅延も与えられる。次に、
中継増幅器の入力側で分配し作成した参照信号(図2参
照)は、局部発振器7で発生され、分配器8で2分配さ
れた一方の局部発振信号とミキサ回路9で掛算し、IF
信号に変換した後、BPF10でイメージ成分を除去し
た後、デジタル信号処理部11に送り、同処理部におい
て、回り込み伝送系から供給され、受信アンテナにて受
信される信号と同じ周波数−振幅特性、周波数−位相特
性を有する回り込み信号の複製を発生する。
み信号の複製(IF信号)はミキサ回路12で、分配器
8から送られる局部発振信号と掛算して周波数変換し、
再びRF信号にする。さらにBPF13でイメージ成分
を除去した後減算回路14に供給する。減算回路14に
おいて、この回り込み信号の複製は、BPF6からこの
同じ減算回路14に供給されるアンテナ受信信号から引
き算され、回り込み信号成分が除去されて後、中継放送
機へ送られる。
ジタル信号処理部11の詳細な構成例を図7にブロック
図にて示し、以下、これにつき説明する。図7におい
て、15はAD変換器、16は直交復調器、17はFF
T回路、18はアダプティブ複素デジタルフィルタ、1
9はクロック再生回路、20はキャリア再生回路、21
は回り込み伝送路インパルス応答を作成するDSP処理
部、22は直交変調器、および23はDA変換器であ
る。
される回路部分)の動作について説明する。図6中のB
PF10を介して当該回路部分に供給される参照信号
(IF信号)は、まずAD変換器15でデジタルIF信
号に変換され、さらに直交復調器16で等価ベースバン
ド信号のI軸信号、Q軸信号に変換された後、FFT回
路17、アダプティブ複素デジタルフィルタ18、クロ
ック再生回路19、キャリア再生回路20にそれぞれ供
給される。クロック再生回路19はBST−OFDM信
号よりシンボルタイミングを再生すると共に、当該信号
処理部で必要な各種タイミング信号を作成のうえ、クロ
ックを必要とする各回路に供給する。
信号より基準キャリア信号を再生し、直交復調器16と
直交変調器22に供給する。また、FFT回路17で
は、有効シンボル期間のBST−OFDM信号の抽出と
FFT処理を行い、その結果を次段のDSP処理部21
へ送る。DSP処理部21では、FFT回路17から供
給されるFFT処理結果の実数部と虚数部の各信号か
ら、SP,CP,TMCCのキャリア成分を抽出して回
り込み伝送系の伝達関数を求めた後、逆FFT処理を行
い、複素インパルス応答に変換し、さらにタップ係数を
作成して、そのタップ係数をアダプティブ複素デジタル
フィルタ18へ送る。アダプティブ複素デジタルフィル
タ18は、直交復調器16から供給された等価ベースバ
ンド信号に、回り込み伝送系から受信アンテナに供給さ
れる信号と同じ周波数−振幅特性、周波数−位相特性を
与えて、その出力を直交変調器22へ送出する。
用したのと同じキャリア再生回路20で発生された基準
キャリア信号を用いて等価ベースバンド信号をデジタル
IF信号に変換後、DA変換器23でアナログ信号に変
換し、当該デジタル信号処理部の出力としている。以上
において、アダプティブ複素デジタルフィルタ18は、
図示のように、4個のアダプティブデジタルフィルタと
2個の加算器とで構成することができる。なお、アダプ
ティブ複素デジタルフィルタ18と同様、破線枠で囲っ
て示される直交復調器16および直交変調器22の構成
は、それら構成が十分周知であるので説明を省略する。
込みキャンセラの第1の実施形態に対して、アナログ信
号処理を行う直交復調器、直交変調器を使用して本発明
回り込みキャンセラを構成することもでき、この場合の
構成例を第2の実施形態として、それぞれ図8および図
9にブロック図にて示している。
ンセラの第2の実施形態においては、回り込みキャンセ
ラ1(図1および図2参照)への入力信号である参照信
号をIF信号に変換しなくてもよい(図8参照)代わり
に、図9に示すように、AD変換器およびDA変換器が
それぞれ2個ずつ必要となる(図9に、それぞれ24,
25および26,27として示される)ほか、十分なキ
ャンセル効果を得るためには、これらに高い直交性能が
要求される。また、この第2の実施形態では、キャリア
再生回路20から出力される再生キャリア信号はアナロ
グ信号となる。なお、図8および図9の回路動作は、そ
れぞれ図6および図7から殆んど類推可能である(例え
ば、同じ参照番号によって)ことから、詳細な説明は省
略する。
は、その第1および第2の実施形態においても、図6お
よび図8のデジタル信号処理部11にアダプティブ複素
デジタルフィルタ18を用いて回り込みキャンセル用信
号を発生している(図7、図9参照)が、本発明回り込
みキャンセラは、図6に示すデジタル信号処理部11
を、図10に示すように、帯域通過特性を有する実数係
数デジタルフィルタ(図10において、アダプティブフ
ィルタ28と記されている)を用いて構成することもで
きる。
回路17や、その後段のDSP処理部21に供給する信
号は直交復調器16による直交復調後の等価ベースバン
ド信号であるが、回り込み伝送系で生成されたのと同じ
周波数−振幅特性、周波数−位相特性を有する回り込み
信号の複製を作り出す帯域通過特性を有する実数係数デ
ジタルフィルタ28には直交復調する前の参照信号(I
F信号)が供給され、帯域通過特性が与えられる。この
構成においては、アダプティブデジタルフィルタ(図1
0において、アダプティブフィルタ28として示されて
いる)のブロックは1個ですむが、高速動作が要求され
る。
ィルタは、いずれの場合も(前述した図7および図9の
場合も含めて)、例えば、図11に示すように、複数の
係数レジスタ、加算器:
路の形態をなしているが、1個のアダプティブデジタル
フィルタ28のブロックは2つの独立したデジタルフィ
ルタの系統を有し、それら各系統が交互にセレクタによ
って選択され、選択されていない系統にDSP処理部2
1(図10参照)から更新後の係数がロードされ、係数
更新によって生じる不正信号が消失した後で、系統を切
り替えるようにしている。この切り替えのタイミング
を、OFDM信号のガードインターバルに一致させるこ
とで、係数更新の影響を少なくすることが可能である。
また、図6〜図9を参照して説明したアダプティブ複素
デジタルフィルタ18を使用する場合には、アダプティ
ブデジタルフィルタのブロックを4個必要とするのに対
し、図10に示す本例の場合は1個のみでよい。
送受アンテナ間での回り込みをキャンセルすることが可
能となり、従って、地上デジタル放送におけるSFNを
実現するのに必要なコストを大幅に軽減することができ
る。
継所の送受アンテナ間での回り込みをキャンセルする方
法の原理的構成の一例をブロック図にて示している。
継所の送受アンテナ間での回り込みをキャンセルする方
法の原理的構成の他の例をブロック図にて示している。
ることを説明するために、図1の回路構成中の信号とそ
のフーリエ変換、および各回路ブロックのインパルス応
答とそのフーリエ変換を示している。
構成を示している。
ている。
をブロック図にて示している。
タル信号処理部の詳細な構成例をブロック図にて示して
いる。
をブロック図にて示している。
タル信号処理部の詳細な構成例をブロック図にて示して
いる。
ルタ(アダプティブフィルタ)を用いて構成した回り込
み信号の複製を発生するデジタル信号処理部の詳細な構
成例をブロック図にて示している。
(アダプティブフィルタ) 〔外1〕 加算器 〔外2〕 掛算器 D Dラッチ
Claims (5)
- 【請求項1】 減算器14と該減算器の減算端子に、そ
の出力信号が供給されるように実質的に接続された回り
込み信号の複製を発生するデジタル信号処理部11とを
少なくとも具えてなり、前記減算器14の被減算端子に
は前記回り込み信号を含んでいる受信信号が実質的に供
給され、前記減算器14の出力端子には中継放送機2の
入力端子が実質的に接続され、そして前記デジタル信号
処理部11の入力端子には、前記中継放送機2の入出力
信号のいずれか一方の信号が分岐されて実質的に供給さ
れるように構成されていることを特徴とする回り込みキ
ャンセラ。 - 【請求項2】 請求項1記載の回り込みキャンセラにお
いて、前記デジタル信号処理部11は、該処理部の主要
な構成要素としてアダプティブ複素デジタルフィルタ1
8を含む回路により構成され、該アダプティブ複素デジ
タルフィルタのタップ係数は、前記処理部11に供給さ
れる信号から直交復調器16を介して得られた等価ベー
スバンド信号が供給され、回り込み特性を評価するFF
T回路17および該回路に後続して配置されるDSP処
理部21によって得られる複素インパルス応答に従って
設定されることを特徴とする回り込みキャンセラ。 - 【請求項3】 請求項1記載の回り込みキャンセラにお
いて、前記デジタル信号処理部11は、該処理部の主要
な構成要素として帯域通過特性を有する実数係数デジタ
ルフィルタ28を含む回路により構成され、該実数係数
デジタルフィルタのタップ係数は、前記処理部11に供
給される信号から直交復調器16を介して得られた等価
ベースバンド信号が供給され、回り込み特性を評価する
FFT回路17および該回路に後続して配置されるDS
P処理部21によって得られるインパルス応答に従って
設定されることを特徴とする回り込みキャンセラ。 - 【請求項4】 請求項1乃至3のいずれか1項記載の回
り込みキャンセラにおいて、BST−OFDM信号に含
まれるTMCC信号、CP信号およびSP信号の各キャ
リアがBPSK変調波であり、かつそれら信号の各キャ
リア振幅が一定であることを利用して回り込み伝送系の
伝達関数を推定するようにしたことを特徴とする回り込
みキャンセラ。 - 【請求項5】 請求項4記載の回り込みキャンセラにお
いて、前記BST−OFDM信号のすべてのシンボルに
含まれるCP信号またはTMCC信号を用いて回り込み
伝送系の伝達関数の粗い推定を行った後、引き続き所定
シンボル間隔で送られるが、周波数軸上では、前記CP
信号または前記TMCC信号より細かい間隔で配置され
るSP信号を用いて回り込み伝送系の伝達関数の微細な
推定を行うことにより、回り込み伝送系の伝達関数の推
定精度を向上させるようにしたことを特徴とする回り込
みキャンセラ。
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