JPH11354766A - 固体撮像装置 - Google Patents
固体撮像装置Info
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- JPH11354766A JPH11354766A JP10161847A JP16184798A JPH11354766A JP H11354766 A JPH11354766 A JP H11354766A JP 10161847 A JP10161847 A JP 10161847A JP 16184798 A JP16184798 A JP 16184798A JP H11354766 A JPH11354766 A JP H11354766A
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- 239000000853 adhesive Substances 0.000 claims abstract description 21
- 230000001070 adhesive effect Effects 0.000 claims abstract description 21
- 239000006059 cover glass Substances 0.000 claims abstract description 17
- 239000003795 chemical substances by application Substances 0.000 claims abstract description 4
- 238000003384 imaging method Methods 0.000 claims description 63
- 239000011521 glass Substances 0.000 claims 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 abstract description 2
- 239000002184 metal Substances 0.000 description 5
- 238000012327 Endoscopic diagnosis Methods 0.000 description 1
- 210000004204 blood vessel Anatomy 0.000 description 1
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- 210000004798 organs belonging to the digestive system Anatomy 0.000 description 1
- 210000000496 pancreas Anatomy 0.000 description 1
Landscapes
- Transforming Light Signals Into Electric Signals (AREA)
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 固体撮像装置の小型化に伴う外形面積に対す
る受光面積の割合の低下を抑制し、かつオンチップマイ
クロレンズの効果が低減しない超小型な固体撮像装置を
提供するものである。 【解決手段】 固体撮像素子とボンディングパッド1が
形成されたチップ2と、インナーリード9を備えたフレ
キシブルな配線基板とが、ボンディングパッド1とイン
ナーリード9の端部でバンプ10により接続され、かつ
インナーリード9はチップ2の側壁に沿って直角に曲げ
られ、固定剤11によりチップ2の側壁に固定されてい
る。また、凸型のマイクロレンズ12を搭載したチップ
2とカバーガラス3は接着剤4により接着されており、
接着剤4の屈折率はマイクロレンズ12の屈折率よりも
低いものである。
る受光面積の割合の低下を抑制し、かつオンチップマイ
クロレンズの効果が低減しない超小型な固体撮像装置を
提供するものである。 【解決手段】 固体撮像素子とボンディングパッド1が
形成されたチップ2と、インナーリード9を備えたフレ
キシブルな配線基板とが、ボンディングパッド1とイン
ナーリード9の端部でバンプ10により接続され、かつ
インナーリード9はチップ2の側壁に沿って直角に曲げ
られ、固定剤11によりチップ2の側壁に固定されてい
る。また、凸型のマイクロレンズ12を搭載したチップ
2とカバーガラス3は接着剤4により接着されており、
接着剤4の屈折率はマイクロレンズ12の屈折率よりも
低いものである。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、固体撮像装置に関
するものである。
するものである。
【0002】
【従来の技術】固体撮像装置は、小型軽量、長寿命、低
消費電力、耐震性等の特徴を有しており、民生、産業分
野で広く用いられている。近年のマルチメディア分野の
進展にともなってデジタルスチルカメラ等の新たな固体
撮像装置の開発も活発になってきている。さらに、医療
分野では、電荷結合素子(CCD)を撮像素子に用いた
小型の固体撮像装置を使用する内視鏡による患者の直接
診断が、多くの消化器官で可能となり、治癒率の向上に
大きく貢献している。
消費電力、耐震性等の特徴を有しており、民生、産業分
野で広く用いられている。近年のマルチメディア分野の
進展にともなってデジタルスチルカメラ等の新たな固体
撮像装置の開発も活発になってきている。さらに、医療
分野では、電荷結合素子(CCD)を撮像素子に用いた
小型の固体撮像装置を使用する内視鏡による患者の直接
診断が、多くの消化器官で可能となり、治癒率の向上に
大きく貢献している。
【0003】以下に従来の小型の固体撮像装置について
図面を参照して説明する。図5は、従来の小型の固体撮
像装置の一例を示す斜視図である。この構造は、CCD
等の固体撮像素子やボンディングパッド1が形成された
チップ2の上に、ボンディングパッド1の領域以外を被
覆するカバーガラス3が接着剤4により固着され、チッ
プ2はボンディングパッド5が形成された凸部のあるパ
ッケージ6内に固定され、固体撮像素子のチップ2上の
ボンディングパッド1とパッケージ6上のボンディング
パッド5が金属細線(ワイヤー)7で接続されたもので
ある。
図面を参照して説明する。図5は、従来の小型の固体撮
像装置の一例を示す斜視図である。この構造は、CCD
等の固体撮像素子やボンディングパッド1が形成された
チップ2の上に、ボンディングパッド1の領域以外を被
覆するカバーガラス3が接着剤4により固着され、チッ
プ2はボンディングパッド5が形成された凸部のあるパ
ッケージ6内に固定され、固体撮像素子のチップ2上の
ボンディングパッド1とパッケージ6上のボンディング
パッド5が金属細線(ワイヤー)7で接続されたもので
ある。
【0004】なお、チップ2上のボンディングパッド1
の大きさは、ワイヤーボンディングするため通常150
μm×150μmであり、隣接するボンディングパッド
1の中心距離は300μmである。また、パッケージ6
のボンディングパッド5の大きさは、通常150μm×
500μmであり、パッケージ6はチップ2より少なく
とも800μm以上一辺が長くなる。
の大きさは、ワイヤーボンディングするため通常150
μm×150μmであり、隣接するボンディングパッド
1の中心距離は300μmである。また、パッケージ6
のボンディングパッド5の大きさは、通常150μm×
500μmであり、パッケージ6はチップ2より少なく
とも800μm以上一辺が長くなる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】膵臓、気管支、肺胞、
血管等の内視鏡診断を可能にするためには、従来の内視
鏡に用いられてきた小型の固体撮像装置(3mm角以
上)をさらに小型化(例えば1mm角)にした超小型の
固体撮像装置が必要である。しかしながら上記の従来の
構成では、固体撮像素子のチップのボンディングパッド
およびパッケージのボンディングパッドの大きさを縮小
することが困難であるため、固体撮像装置を小型化にす
るには、外形面積に対する固体撮像素子の受光面積の割
合の低下が避けられなかった。
血管等の内視鏡診断を可能にするためには、従来の内視
鏡に用いられてきた小型の固体撮像装置(3mm角以
上)をさらに小型化(例えば1mm角)にした超小型の
固体撮像装置が必要である。しかしながら上記の従来の
構成では、固体撮像素子のチップのボンディングパッド
およびパッケージのボンディングパッドの大きさを縮小
することが困難であるため、固体撮像装置を小型化にす
るには、外形面積に対する固体撮像素子の受光面積の割
合の低下が避けられなかった。
【0006】さらに、固体撮像素子のチップとカバーガ
ラスを接着する接着剤の屈折率(普通1.50)が、受光効
率を高めるために有効なチップ上に形成されたマイクロ
レンズ(以降、オンチップマイクロレンズと記す)の屈
折率(普通1.48)と近いために、レンズとして働かずオ
ンチップマイクロレンズによる受光効率の向上が図れな
かった。
ラスを接着する接着剤の屈折率(普通1.50)が、受光効
率を高めるために有効なチップ上に形成されたマイクロ
レンズ(以降、オンチップマイクロレンズと記す)の屈
折率(普通1.48)と近いために、レンズとして働かずオ
ンチップマイクロレンズによる受光効率の向上が図れな
かった。
【0007】本発明は上記従来の課題を解決するもの
で、固体撮像装置の小型化に伴う外形面積に対する受光
面積の割合の低下を抑制し、かつオンチップマイクロレ
ンズを搭載しても効果のある超小型の固体撮像装置を提
供することを目的とする。
で、固体撮像装置の小型化に伴う外形面積に対する受光
面積の割合の低下を抑制し、かつオンチップマイクロレ
ンズを搭載しても効果のある超小型の固体撮像装置を提
供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明の固体撮像装置
は、固体撮像素子が形成されたチップと、前記固体撮像
素子上に配置されたマイクロレンズと、同マイクロレン
ズ上に配置されたカバーガラスおよび前記マイクロレン
ズを介して前記チップと前記カバーガラスを接着する接
着剤とを備え、同接着剤の屈折率が前記マイクロレンズ
の屈折率とは異なるものである。
は、固体撮像素子が形成されたチップと、前記固体撮像
素子上に配置されたマイクロレンズと、同マイクロレン
ズ上に配置されたカバーガラスおよび前記マイクロレン
ズを介して前記チップと前記カバーガラスを接着する接
着剤とを備え、同接着剤の屈折率が前記マイクロレンズ
の屈折率とは異なるものである。
【0009】これにより、接着剤がマイクロレンズに影
響を及ぼさないので、マイクロレンズが本来のレンズの
働きをしてマイクロレンズの集光効率を向上させること
ができる。
響を及ぼさないので、マイクロレンズが本来のレンズの
働きをしてマイクロレンズの集光効率を向上させること
ができる。
【0010】また、本発明の固体撮像装置は、固体撮像
素子およびボンディングパッドが形成されたチップと、
前記ボンディングパッドに配線部分が接続されたフレキ
シブルな配線基板および前記チップ上に接着剤により固
着されたカバーガラスとを備えたものである。
素子およびボンディングパッドが形成されたチップと、
前記ボンディングパッドに配線部分が接続されたフレキ
シブルな配線基板および前記チップ上に接着剤により固
着されたカバーガラスとを備えたものである。
【0011】これにより、フレキシブルな配線基板を用
いることにより固体撮像素子のチップを保持するための
パッケージを必要としないとともに、チップに形成され
たボンディングパッドと配線基板とを金属細線によらず
バンプにより直接接続するので小型にすることができ
る。
いることにより固体撮像素子のチップを保持するための
パッケージを必要としないとともに、チップに形成され
たボンディングパッドと配線基板とを金属細線によらず
バンプにより直接接続するので小型にすることができ
る。
【0012】また、本発明の固体撮像装置は、上記の構
造に、さらに、チップ内に形成された固体撮像素子上に
マイクロレンズが配置され、前記マイクロレンズを介し
て前記チップとカバーガラスを接着する接着剤の屈折率
が前記マイクロレンズの屈折率とは異なるものである。
造に、さらに、チップ内に形成された固体撮像素子上に
マイクロレンズが配置され、前記マイクロレンズを介し
て前記チップとカバーガラスを接着する接着剤の屈折率
が前記マイクロレンズの屈折率とは異なるものである。
【0013】これにより、小型にできるとともに、接着
剤がマイクロレンズに影響を及ぼさないので、マイクロ
レンズが本来の働きをしてマイクロレンズの集光効率を
向上させることができる。
剤がマイクロレンズに影響を及ぼさないので、マイクロ
レンズが本来の働きをしてマイクロレンズの集光効率を
向上させることができる。
【0014】また、本発明の固体撮像装置は、カバーガ
ラスが、固体撮像素子の撮像部より大きく、チップより
も小さいものである。
ラスが、固体撮像素子の撮像部より大きく、チップより
も小さいものである。
【0015】これにより、固体撮像素子の心臓部である
撮像部を完全に保護するとともに、ボンディングパッド
領域を除いて固体撮像素子を保護することができる。
撮像部を完全に保護するとともに、ボンディングパッド
領域を除いて固体撮像素子を保護することができる。
【0016】また、本発明の固体撮像装置は、ボンディ
ングパッドが、チップの1辺に配列されているものであ
る。
ングパッドが、チップの1辺に配列されているものであ
る。
【0017】これにより、チップ内のボンディングパッ
ドの占有面積を極小化することができるとともに、単一
のフレキシブルな配線基板で構成できる。
ドの占有面積を極小化することができるとともに、単一
のフレキシブルな配線基板で構成できる。
【0018】また、本発明の固体撮像装置は、フレキシ
ブルな配線基板が、チップの側面に沿って直角に折り曲
げられているものである。
ブルな配線基板が、チップの側面に沿って直角に折り曲
げられているものである。
【0019】これにより、固体撮像装置を受光方向から
見てほぼチップの面積にまで小さくすることができ、受
光面積を低下させることなく超小型の構造にできる。
見てほぼチップの面積にまで小さくすることができ、受
光面積を低下させることなく超小型の構造にできる。
【0020】
【発明の実施の形態】以下本発明の固体撮像装置の実施
の形態について、図面を用いて説明する。
の形態について、図面を用いて説明する。
【0021】(実施の形態1)図1は本発明の第1の実
施の形態における固体撮像装置を説明するための斜視図
である。
施の形態における固体撮像装置を説明するための斜視図
である。
【0022】この構造は、CCD等の固体撮像素子やボ
ンディングパッド1が形成されたチップ2の上に、ボン
ディングパッド1の領域以外を被覆するカバーガラス3
が接着剤4により固着され、チップ2上のボンディング
パッド1とフレキシブルな配線基板8とが配線基板8に
形成されたインナーリード9の端部で金属層でできたバ
ンプ10により接続されたものである。
ンディングパッド1が形成されたチップ2の上に、ボン
ディングパッド1の領域以外を被覆するカバーガラス3
が接着剤4により固着され、チップ2上のボンディング
パッド1とフレキシブルな配線基板8とが配線基板8に
形成されたインナーリード9の端部で金属層でできたバ
ンプ10により接続されたものである。
【0023】この構造の固体撮像装置では、ボンディン
グパッド1はチップ2の4辺のうち1辺に1列に配列さ
れ、バンプボンディングをするための大きさは50μm
×50μmであり、隣接するボンディングパッドの中心
間距離は100μmである。またバンプ10は直径が5
0μmである。また、フレキシブルな配線基板8のイン
ナーリード9の幅が50μmで、隣接するインナーリー
ド9の中心間距離は例えば100μmである。従ってこ
の構成により、固体撮像装置の中でボンディングパッド
1が占める面積を大幅に削減できるとともに、フレキシ
ブルな配線基板の幅を固体撮像素子と同じにすることが
できるので、固体撮像装置の小型化に特に有効である。
グパッド1はチップ2の4辺のうち1辺に1列に配列さ
れ、バンプボンディングをするための大きさは50μm
×50μmであり、隣接するボンディングパッドの中心
間距離は100μmである。またバンプ10は直径が5
0μmである。また、フレキシブルな配線基板8のイン
ナーリード9の幅が50μmで、隣接するインナーリー
ド9の中心間距離は例えば100μmである。従ってこ
の構成により、固体撮像装置の中でボンディングパッド
1が占める面積を大幅に削減できるとともに、フレキシ
ブルな配線基板の幅を固体撮像素子と同じにすることが
できるので、固体撮像装置の小型化に特に有効である。
【0024】(実施の形態2)図2は本発明の第2の実
施の形態における固体撮像装置を説明するための斜視図
である。また、図3はこの固体撮像装置、受光面に対し
て水平な方向から見た側面断面図である。
施の形態における固体撮像装置を説明するための斜視図
である。また、図3はこの固体撮像装置、受光面に対し
て水平な方向から見た側面断面図である。
【0025】この構造は、CCD等の固体撮像素子やボ
ンディングパッド1が形成されたチップ2の上に、ボン
ディングパッド1の領域以外を被覆するカバーガラス3
が接着剤4により固着され、チップ2上のボンディング
パッド1とフレキシブルな配線基板8とが配線基板8に
形成されたインナーリード9の端部で金属層でできたバ
ンプ10により接続され、ボンディングパッド1はチッ
プ2の4辺のうち1辺に1列に形成され、単一のフレキ
シブルな配線基板8のインナーリード9は、チップ2の
側壁に沿って直角に曲げられ、固定剤11により配線基
板8がチップ2の側壁に固定されたものである。
ンディングパッド1が形成されたチップ2の上に、ボン
ディングパッド1の領域以外を被覆するカバーガラス3
が接着剤4により固着され、チップ2上のボンディング
パッド1とフレキシブルな配線基板8とが配線基板8に
形成されたインナーリード9の端部で金属層でできたバ
ンプ10により接続され、ボンディングパッド1はチッ
プ2の4辺のうち1辺に1列に形成され、単一のフレキ
シブルな配線基板8のインナーリード9は、チップ2の
側壁に沿って直角に曲げられ、固定剤11により配線基
板8がチップ2の側壁に固定されたものである。
【0026】本発明の第2の実施の形態における固体撮
像装置では、フレキシブルな配線基板8が直角に曲げら
れチップ2の側壁に固定されているので、フレキシブル
な配線基板8とチップ2の側壁の距離は約50μmとな
る。従ってこの構造では、固体撮像装置を受光方向から
見てほぼチップ2の面積にまで小さくすることができ、
外形面積に対する受光面積の割合を低下させる必要が無
くなる。
像装置では、フレキシブルな配線基板8が直角に曲げら
れチップ2の側壁に固定されているので、フレキシブル
な配線基板8とチップ2の側壁の距離は約50μmとな
る。従ってこの構造では、固体撮像装置を受光方向から
見てほぼチップ2の面積にまで小さくすることができ、
外形面積に対する受光面積の割合を低下させる必要が無
くなる。
【0027】(実施の形態3)図4は本発明の第3の実
施の形態における固体撮像装置の受光面に対して水平な
方向から見た側面断面図である。
施の形態における固体撮像装置の受光面に対して水平な
方向から見た側面断面図である。
【0028】この構造は、CCD等の固体撮像素子やボ
ンディングパッド1が形成されたチップ2の固体撮像素
子の上に凸型のマイクロレンズが配置され、マイクロレ
ンズを介してボンディングパッド1の領域以外を被覆す
るカバーガラス3が接着剤4によりチップ2に固着さ
れ、チップ2上のボンディングパッド1とフレキシブル
な配線基板8とが配線基板8に形成されたインナーリー
ド9の端部で金属層でできたバンプ10により接続さ
れ、ボンディングパッド1はチップ2の4辺のうち1辺
に1列に形成され、単一のフレキシブルな配線基板8の
インナーリード9は、チップ2の側壁に沿って直角に曲
げられ、固定剤11により配線基板8がチップ2の側壁
に固定されたものである。
ンディングパッド1が形成されたチップ2の固体撮像素
子の上に凸型のマイクロレンズが配置され、マイクロレ
ンズを介してボンディングパッド1の領域以外を被覆す
るカバーガラス3が接着剤4によりチップ2に固着さ
れ、チップ2上のボンディングパッド1とフレキシブル
な配線基板8とが配線基板8に形成されたインナーリー
ド9の端部で金属層でできたバンプ10により接続さ
れ、ボンディングパッド1はチップ2の4辺のうち1辺
に1列に形成され、単一のフレキシブルな配線基板8の
インナーリード9は、チップ2の側壁に沿って直角に曲
げられ、固定剤11により配線基板8がチップ2の側壁
に固定されたものである。
【0029】そして、接着剤4の屈折率は凸型のマイク
ロレンズ12の屈折率よりも低いものである。具体的に
は、凸型のマイクロレンズ12の屈折率は通常1.48
であるので、接着剤の屈折率は1.35のものを使用す
る。これにより、接着剤の影響なくマイクロレンズの集
光効果を現出させることができる。
ロレンズ12の屈折率よりも低いものである。具体的に
は、凸型のマイクロレンズ12の屈折率は通常1.48
であるので、接着剤の屈折率は1.35のものを使用す
る。これにより、接着剤の影響なくマイクロレンズの集
光効果を現出させることができる。
【0030】なお、本発明の実施の形態ではマイクロレ
ンズを凸型としたが、表面が凹型のマイクロレンズを用
いてもよい。この場合には、接着剤の屈折率を凹型のマ
イクロレンズの屈折率よりも高いものを用いればよい。
ンズを凸型としたが、表面が凹型のマイクロレンズを用
いてもよい。この場合には、接着剤の屈折率を凹型のマ
イクロレンズの屈折率よりも高いものを用いればよい。
【0031】
【発明の効果】本発明の固体撮像装置では、固体撮像素
子表面に形成されたマイクロレンズの屈折率とチップに
カバーガラスを接着する接着剤の屈折率が異なるため、
マイクロレンズの集光効率を高めることができるととも
に、ボンディングパッドがチップの4辺のうち1辺に形
成され、フレキシブルな配線基板の配線部分と直接接続
されるので、ボンディングパッドが占める面積を大幅に
削減で、さらにフレキシブルな配線基板の幅をチップと
同じにすることができるので、固体撮像装置を小型化で
きる。また、フレキシブルな配線基板が固体撮像素子の
側壁に沿って直角に曲げられているので、固体撮像装置
の受光面に平行な面積をチップひいては受光面積に近づ
けることができる。
子表面に形成されたマイクロレンズの屈折率とチップに
カバーガラスを接着する接着剤の屈折率が異なるため、
マイクロレンズの集光効率を高めることができるととも
に、ボンディングパッドがチップの4辺のうち1辺に形
成され、フレキシブルな配線基板の配線部分と直接接続
されるので、ボンディングパッドが占める面積を大幅に
削減で、さらにフレキシブルな配線基板の幅をチップと
同じにすることができるので、固体撮像装置を小型化で
きる。また、フレキシブルな配線基板が固体撮像素子の
側壁に沿って直角に曲げられているので、固体撮像装置
の受光面に平行な面積をチップひいては受光面積に近づ
けることができる。
【図1】本発明の第1の実施の形態における固体撮像装
置の斜視図
置の斜視図
【図2】本発明の第2の実施の形態における固体撮像装
置の斜視図
置の斜視図
【図3】本発明の第2の実施の形態における固体撮像装
置の側面断面図
置の側面断面図
【図4】本発明の第3の実施の形態における固体撮像装
置の側面断面図
置の側面断面図
【図5】従来の固体撮像装置を説明するための斜視図
1 ボンディングパッド 2 チップ 3 カバーガラス 4 接着剤 8 配線基板 9 インナーリード 10 バンプ 11 固定剤 12 マイクロレンズ
Claims (6)
- 【請求項1】固体撮像素子が形成されたチップと、前記
固体撮像素子上に配置されたマイクロレンズと、同マイ
クロレンズ上に配置されたカバーガラスおよび前記マイ
クロレンズを介して前記チップと前記カバーガラスを接
着する接着剤とを備え、同接着剤の屈折率が前記マイク
ロレンズの屈折率とは異なることを特徴とする固体撮像
装置。 - 【請求項2】固体撮像素子およびボンディングパッドが
形成されたチップと、前記ボンディングパッドに配線部
分が接続されたフレキシブルな配線基板および前記チッ
プ上に接着剤により固着されたカバーガラスとを備えた
ことを特徴とする固体撮像装置。 - 【請求項3】請求項2記載の固体撮像装置おいて、さら
に、チップ内に形成された固体撮像素子上にマイクロレ
ンズが配置され、前記マイクロレンズを介して前記チッ
プとカバーガラスを接着する接着剤の屈折率が前記マイ
クロレンズの屈折率とは異なることを特徴とする固体撮
像装置。 - 【請求項4】カバーガラスが、固体撮像素子の撮像部よ
り大きく、チップよりも小さいことを特徴とする請求項
2または3記載の固体撮像装置。 - 【請求項5】ボンディングパッドが、チップの1辺に配
列されていることを特徴とする請求項2または3記載の
固体撮像装置。 - 【請求項6】フレキシブルな配線基板が、チップの側面
に沿って直角に折り曲げられていることを特徴とする請
求項2または3記載の固体撮像装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10161847A JPH11354766A (ja) | 1998-06-10 | 1998-06-10 | 固体撮像装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10161847A JPH11354766A (ja) | 1998-06-10 | 1998-06-10 | 固体撮像装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH11354766A true JPH11354766A (ja) | 1999-12-24 |
Family
ID=15743081
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10161847A Pending JPH11354766A (ja) | 1998-06-10 | 1998-06-10 | 固体撮像装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH11354766A (ja) |
Cited By (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2003100998A (ja) * | 2001-09-19 | 2003-04-04 | Sony Corp | 固体撮像装置 |
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