JPH11352459A - 液晶表示パネル駆動用電源回路とその消費電力低減方法 - Google Patents

液晶表示パネル駆動用電源回路とその消費電力低減方法

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JPH11352459A
JPH11352459A JP10158917A JP15891798A JPH11352459A JP H11352459 A JPH11352459 A JP H11352459A JP 10158917 A JP10158917 A JP 10158917A JP 15891798 A JP15891798 A JP 15891798A JP H11352459 A JPH11352459 A JP H11352459A
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    • G09G2330/023Power management, e.g. power saving using energy recovery or conservation

Abstract

(57)【要約】 【課題】 出力インピーダンスを低下させることなく、
定常時の消費電流を抑えると共に、負荷駆動時の充放電
した電荷を再利用することで動作時の消費電流を低減し
た液晶表示パネル駆動用電源回路を提供する。 【解決手段】 電位の高い第1の電源Vl1とこの第1
の電源Vl1より電位の低い第2の第2の電源VEE
と、前記第1の電源Vl1と第2の電源VEEとの間に
直列に設けた複数の分圧用の抵抗器(R1〜R5)と、
前記抵抗器(R1〜R5)の接続点の異なる複数の電圧
V12,V13,V14,V15を液晶表示パネルに導
くための複数のボルテージフォロワ構成の増幅器(A2
〜A5)とからなる液晶表示パネル駆動用電源回路にお
いて、前記各増幅器(A2〜A5)の出力端子と前記第
1の電源VEEとの間にコンデンサ(C2〜C4)を接
続したことを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、液晶表示パネル駆
動用電源回路とその消費電力低減方法に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、様々な携帯電子機器における液晶
パネルの普及に伴い、液晶の電源回路として低消費化の
要求と、漢字などの表示によりより大きな表示パネルへ
の対応として、電源の出力インピーダンスの向上が要求
されている。図6は液晶パネル及び周辺駆動回路も含め
たブロック図である。表示パネルM4は多数の平行配線
を備えたガラス電極2枚の間に液晶を挟み電極が互いに
直交するように配置している構造となっている。
【0003】この2つの電極のうち、通常、パネルの横
方向からコモン電極(又は、走査電極、COM電極)と
称される第1の電極が導出されており、一方、セグメン
ト電極(又はデータ電極、SEG電極)と称される第2
の電極を縦方向から導出している。液晶を挟んでコモン
電極とセグメント電極とが交差する点は等価的には容量
(以下、画素容量と称す。)を構成し、各コモン電極と
セグメント電極との間に所定の電位差を印加することに
より、この画素容量に前記電位が印加され対応する液晶
が表示する。したがって、コモン電極の走査(選択)に
応じてセグメント電極の電位を表示データに応じて選ぶ
ことによりデータを表示することが可能となる。選択回
路M2、コモンドライバーM3、セグメントドライバー
M5は基本的にはアナログMOSスイッチから成り、走
査及びデータ表示のタイミングに合わせてレベル電源回
路M1の所定の電圧レベルを選択して液晶パネルの電極
に電圧を印加している。図7は図6のレベル電源回路M
1で生成されたV1〜V5、VEE(=GND)をコモ
ンドライバーM3、セグメントドライバーM5で出力し
た時の出力波形の一例である。コモン出力はCOM1よ
り選択レベル(V1又は、GND)をシフトさせて走査
している。このコモン出力の走査に同期してセグメント
はデータ表示の有無に従い、選択レベル(V1又は、G
ND)、非選択レベル(V3,V4)を出力している。
液晶にかかる点灯・非点灯時に印加される電圧はDC的
に印加すると液晶の劣化を早めるので一般的には選択レ
ベル、非選択レベルを一定期間毎に変化させることによ
りコモン電極と、セグメント電極の電位差を正・負と変
化させて、AC的に印加する方法がとられている。図7
はコモンの1スキャン毎に選択、非選択レベルを変化さ
せている例でフレーム反転方式と呼ばれている。このた
め、液晶駆動には多レベル出力電源が必要となる。しか
し、同時に、液晶表示装置の携帯化に伴い一般的に液晶
駆動用電源は低消費であることも必要である。そこで、
従来の電源回路として図9に見られる回路が使用されて
いる。液晶パネル駆動以外の無駄な電流を抑えるため、
分圧回路用抵抗R1〜R5は数10KΩ〜数100KΩ
の抵抗にして、流れるアイドリング電流を抑えている。
【0004】しかし、出力インピーダンスが高いと容量
性負荷である液晶を駆動するのに波形が鈍り表示品位が
低下するので、抵抗分割された電圧をアンプ(B1〜B
5)を介して出力することにより、液晶駆動に必要な各
電圧レベルでの容量負荷の充電又は放電する電流駆動能
力を向上させている。但し、アンプ使用による消費電流
増加を抑える為、各アンプは外部よりバイアスによりバ
イアス電流を制限して内部電流及び各レベル出力に不要
な電流駆動能力を抑えている。図10(a)は充電する
能力、(b)は放電する能力のあるアンプであり、従来
例の図9においてアンプB1,B2,B4は図10
(a)を、図9のアンプB3,B5は図10(b)の構
成をもつアンプである。電源電圧は回路内の最高位電位
(VLCD)と最低位電位(GND)である。図7
(c)は具体的に点灯・非点灯の繰返し表示しているセ
グメント出力の波形例である。コモンの選択レベルが駆
動最高位電位V1の時をフレーム1、最低位電位GND
の場合をフレーム2とした場合、フレーム1では、セグ
メントはV4とGND間を、フレーム2ではセグメント
はV1とV3のレベル選択する。今、ひとつのセグメン
トに着目すると、このセグメントはn本のコモンとの間
にn個の交差を持つ、即ち、n個の表示画素(容量)を
各コモンに対して持っている。コモンは1フレーム内に
おいて常に1つのコモンだけが選択レベルを出力してい
るので、前記液晶画素容量のセグメントと異なる端子は
1つだけコモンの選択レベルと短絡してあり、残りn−
1個は非選択レベルと短絡しているようにみなせる。図
8(a)は図9の電源において図7(c)のフレーム2
の動作時にコモンドライバー、セグメントドライバーが
動作した時の電圧レベルV1,V3を出力している電源
の電流の流れも含めた様子を表わしている。ここで、C
L1,CL2は1画素当たりの容量をCpとした場合、
CL1=(n−1)×Cp、CL2=Cpとなる。この
時、パネルが大きくなる(nが大きくなる)につれて負
荷容量は増加してしまい、各レベルの等価的な容量負荷
が大きくなるので、容量負荷を十分駆動出来るように出
力インピーダンスを低下させる必要がある。しかしなが
ら、近年の液晶表示機器の低消費化において上記アンプ
のバイアス電流も無視出来ない状況となっている。
【0005】例えば、抵抗R1〜R5を500KΩにし
た場合。VI1=10Vの時、抵抗に流れるアイドリン
グ電流は 10V÷(500KΩ×5)=4μA に抑
えることが可能であるが、一方、図10(a),(b)
アンプの差動段、出力段においてバイアス電流を1μA
にした場合、電源回路において全アンプのバイアス電流
は(1+1)×5個=10μAとなる。以上の電流は負
荷を駆動していない状況でも流れる無駄な電流であり、
近年の駆動電源の低消費化において技術的な問題となっ
ている。
【0006】また、この回路方式では、アンプによる液
晶負荷に対する充電・放電は回路内の最高位電位(VL
CD)と最低位電位(GND)との間に行われる為、ど
の電圧レベルを充電・放電するにも基本的にはアンプの
出力段のMOSを介して最高位電位(VLCD)又は最
低位電位(GND)に放電しているだけであり、負荷駆
動の電流を全く再利用していないという問題がある。但
し、この問題に関しては別の従来例(特開平5−257
121号公報)によれば、図11に見られるように抵抗
分割された各電位をアンプの電源電圧とする回路があ
る。この場合は、アンプで消費した電流は再びブリーダ
ー抵抗に利用されるが、抵抗は分圧用でもあるのでアン
プからの電流がレベルの変動を起こし表示品位の劣化を
招く場合がある。また、アンプの電源が5KΩ以上のイ
ンピーダンスをもつ為(従来例ではR1は5K〜15K
Ω)、出力のインピーダンスは(電源インピーダンス+
出力バッファのON抵抗)は分割抵抗以上になってしま
う点と電源インピーダンスが高いことによりノイズなど
でアンプの動作が不安定になってしまう。また、アンプ
の出力インピーダンスを抑えれば、前記分割抵抗が下が
り、この抵抗に流れる電流が増え、アンプ以上に消費電
流が増加してしまう問題がある。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、上記
した従来技術の欠点を改良し、特に、従来の液晶駆動用
電源回路より定常的な消費電流を抑えると共に、負荷駆
動時の充電・放電した電荷を再利用して動作時の消費電
流も抑え、また、その時にアンプの出力レベルを変動さ
せることなく、しかも、出力インピーダンスを下げるよ
うにして表示品位を向上させた新規な液晶表示パネル駆
動用電源回路とその消費電力低減方法を提供することに
ある。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は上記した目的を
達成するため、基本的には、以下に記載されたような技
術構成を採用するものである。即ち、本発明に係わる液
晶表示パネル駆動用電源回路の第1態様は、電位の高い
第1の電源とこの第1の電源より電位の低い第2の第2
の電源と、前記第1の電源と第2の電源との間に直列に
設けた複数の分圧用の抵抗器と、前記抵抗器の接続点の
異なる複数の電圧を液晶表示パネルに導くための複数の
ボルテージフォロワ構成の増幅器とからなる液晶表示パ
ネル駆動用電源回路において、前記各増幅器の出力端子
と前記第1の電源との間にコンデンサを接続したことを
特徴とするものであり、又、第2態様は、前記増幅器の
第1の電源は、この増幅器の出力電圧より高い出力電圧
を出力端子に出力する増幅器の出力電圧を第1の電源と
すると共に、前記増幅器の第2の電源は、この増幅器の
出力電圧より低い出力電圧を出力端子に出力する増幅器
の出力電圧を第2の電源とするように構成した増幅器を
含むことを特徴とするものであり、又、第3態様は、増
幅器の第1の電源は、この増幅器の出力電圧より高い出
力電圧を出力端子に出力する増幅器の出力電圧を第1の
電源とすると共に、この増幅器の出力電圧より高い出力
電圧を出力端子に出力する増幅器の内で最も低い出力電
圧を出力端子に出力する増幅器の出力電圧を第1の電源
とし、前記増幅器の第2の電源は、この増幅器の出力電
圧より低い出力電圧を出力端子に出力する増幅器の出力
電圧を第2の電源とすると共に、この増幅器の出力電圧
より低い出力電圧を出力端子に出力する増幅器の内で最
も高い出力電圧を出力端子に出力する増幅器の出力電圧
を第2の電源とするように構成したことを特徴とするも
のであり、又、第4態様は、増幅器の第1の電源は、こ
の増幅器の出力電圧より高い出力電圧を出力端子に出力
する増幅器の出力電圧を第1の電源とすると共に、この
増幅器の出力電圧より高い出力電圧を出力端子に出力す
る増幅器の内で最も低くない出力電圧を出力端子に出力
する増幅器の出力電圧を第1の電源とし、前記増幅器の
第2の電源は、この増幅器の出力電圧より低い出力電圧
を出力端子に出力する増幅器の出力電圧を第2の電源と
すると共に、この増幅器の出力電圧より低い出力電圧を
出力端子に出力する増幅器の内で最も高くない出力電圧
を出力端子に出力する増幅器の出力電圧を第2の電源と
するように構成したことを特徴とするものであり、又、
第5態様は、前記増幅器をMOSトランジスタで構成す
ると共に、このMOSトランジスタを誘電体分離された
基板上に形成したことを特徴とするものであり、又、第
6態様は、前記増幅器をMOSトランジスタで構成する
と共に、このMOSトランジスタをSOI基板上に形成
したことを特徴とするものである。
【0009】又、本発明に係る液晶表示パネル駆動用電
源回路の消費電力低減方法の態様は、電位の高い第1の
電源とこの第1の電源より電位の低い第2の第2の電源
と、前記第1の電源と第2の電源との間に直列に設けた
複数の分圧用の抵抗器と、前記抵抗器の接続点の異なる
複数の電圧を液晶表示パネルに導くための複数のボルテ
ージフォロワ構成の増幅器とからなる液晶表示パネル駆
動用電源回路の消費電力低減方法において、前記増幅器
の出力端子と前記第1の電源との間にコンデンサを接続
し、このコンデンサに一時的に貯えられた電荷を前記増
幅器の内の他の増幅器の電源に再利用することで消費電
力を低減することを特徴とするものである。
【0010】
【発明の実施の形態】次に、本発明に係る液晶表示パネ
ル駆動用電源回路の実施の形態について図面を参照して
詳細に説明する。図1を参照すると、本発明の実施の形
態は抵抗分割(R1〜R5)で液晶駆動用の最高位電位
(VI1)と最低電位(GND)の2つの電位間を分圧
し、この分圧されたレベルを入力して液晶駆動能力が十
分な出力インピーダンスのアンプ(アンプバッファ)か
ら成る液晶駆動用の多電圧レベル出力電源回路におい
て、各アンプの出力と回路内電源電位(GND又はVL
CD)との間にコンデンサー(C1〜C5)を挿入する
によりレベルの安定化をさせ、インピーダンスを低下さ
せる。この安定化された増幅器の出力レベルより高い電
圧(以下、高位レベル)を出力するアンプの出力を上位
側電源とし、前記出力より低い電圧(以下、下位レベ
ル)を出力するアンプの出力を下位側電源として構成す
る。
【0011】次に、上記した電源回路の動作について図
1を使って説明する。従来例の回路(図9)においては
アンプの出力電圧レベルがどんなレベルであってもバイ
アス電流は回路内の最高位電位(VLCD)から最低位
電位(GND)に流れる。又、出力段による負荷駆動も
負荷に充電された電荷を最低位電位(GND)に放電す
る、又は最高位電位(VLCD)により充電するだけで
あり、各アンプにおいて独立した電流を消費していた。
本発明では、アンプの電源は当該アンプの出力電圧レベ
ルより上位、または下位の電圧レベルを電源電圧として
いる為、最高位電位(VLCD)とV2の電圧レベルを
電源電圧としている最上位アンプA1で消費されたバイ
アス電流はV2の電圧レベルに流れ込みコンデンサーC
2に一時的に蓄えられる。一方、中間位レベルのアンプ
A3はV2とV4を電源電圧としている為、前記V2の
電圧レベルに流れ込んだ電流はアンプA3のバイアス電
流として再利用され、アンプA3に流れたバイアス電流
は再びV4レベルのコンデンサーC4に一時的に蓄えら
れる。V4は最低位アンプA5の電源であるので、前
記、電荷は再び最低位電位アンプA5のバイアス電流と
して利用される。同様に、アンプA4はA2で消費した
バイアス電流を再利用が可能となっている。
【0012】一方、バイアス電流だけでなく、各アンプ
における負荷駆動により消費された電流(電荷)も図9
の従来例のように負荷の充電、放電を最高位電位、最低
位電位を使って行なわず、各レベルの電荷を使うため、
前記バイアス電流と同じく再利用が可能である。また、
各レベルのコンデンサーと負荷容量との電荷分配により
電荷が各レベルのコンデンサーに回収されて、再びアン
プの電流として再利用される。
【0013】
【実施例】以下に、本発明に係わる液晶表示パネル駆動
用電源回路とその消費電力低減方法の具体例を図面を参
照しながら詳細に説明する。図1は、本発明に係わる液
晶表示パネル駆動用電源回路の具体例の構造を示す図で
あって、これらの図には、電位の高い第1の電源Vl1
とこの第1の電源Vl1より電位の低い第2の第2の電
源VEEと、前記第1の電源Vl1と第2の電源VEE
との間に直列に設けた複数の分圧用の抵抗器(R1〜R
5)と、前記抵抗器(R1〜R5)の接続点の異なる複
数の電圧V12,V13,V14,V15を液晶表示パ
ネルに導くための複数のボルテージフォロワ構成の増幅
器(A2〜A5)とからなる液晶表示パネル駆動用電源
回路において、前記各増幅器(A2〜A5)の出力端子
と前記第1の電源VEEとの間にコンデンサ(C2〜C
4)を接続した液晶表示パネル駆動用電源回路が示され
ており、更に、前記増幅器A3の第1の電源は、この増
幅器A3の出力電圧V3より高い出力電圧を出力端子に
出力する増幅器A2の出力電圧V2を第1の電源とする
と共に、前記増幅器A3の第2の電源は、この増幅器A
3の出力電圧より低い出力電圧を出力端子に出力する増
幅器A4の出力電圧V4を第2の電源とするように構成
した増幅器A3を含む液晶表示パネル駆動用電源回路が
示されている。
【0014】次に、本発明の具体例を更に詳細に説明す
る。図1を参照すると、抵抗R1〜R5からなる分割回
路により駆動最高電位(Vl1)を分圧する。一般にR
1〜R5の抵抗値としては無駄なアイドリング電流が流
れないようにするために数10K〜数100KΩに設定
する。次に、この各分圧レベルを受けて液晶負荷を駆動
可能とする為にアンプバッファ(A1〜A5)により出
力インピーダンスを低下させる。各電圧レベルのアンプ
(A1〜A5)の出力にはそれぞれコンデンサー(C1
〜C5)が付加されており、レベルを安定化させ、又、
インピーダンスを低下させると共に、流れ込んだ電荷を
蓄える役割をもつ。このコンデンサーとしては、各電圧
レベルが前記アンプ(A2〜A5)の電源としても使用
されても問題ないようにパネル負荷(100×100ド
ットのパネルで2〜4万pF)駆動に対して影響しない
ように全パネル容量の数10〜数1000倍程度になる
様に設定する(約0.1μF〜数10μF)。アンプA
1〜A5は図4(a),(b)で示されるアンプであ
る。図7のセグメント波形、コモン波形を見るとV1,
V2,V4レベルはフレーム切り替え時を除けば、主に
液晶負荷を充電する(レベルを持ち上げる)能力が必要
であり、V3,V5レベルは放電する(レベルを持ち下
げる)能力が必要なのが分かる。その為、アンプA1,
A2,A4のアンプは図4(a)で示される様に出力段
がPchのMOSを駆動する構成のアンプとなる。一
方、アンプA3,A5は図4(b)で示される様に出力
段がNchのMOSを駆動する構成のアンプとなる。各
アンプは必要とされる電流能力以外は一定のバイアス電
流を流し、電流を抑えている。このアンプ(A1〜A
5)はそれぞれの各上位レベルのアンプの出力電圧と下
位レベルのアンプの出力電圧とを電源電圧とするため、
図5(b)で示す完全ウェル分離プロセス(SOIプロ
セスなど)を用いることによりMOSトランジスターの
バックゲート効果を無くし、中間電位を電源としてもア
ンプが正常動作するように設計する。
【0015】次に、実際の波形と各アンプの動作につい
て説明する。液晶駆動波形の一例を図7に示す。コモン
出力はCOM1から順次に選択レベル(フレーム1では
V1、フレーム2ではGND)を出力し、選択レベルを
出力している1コモンを除き他のコモンは非選択レベル
(フレーム1ではV5、フレーム2ではV2)を出力す
ることにより表示ラインを走査している。一方、セグメ
ントラインは、走査されたコモンラインのドット部の表
示の有無に応じて選択レベル(フレーム1ではGND、
フレーム2ではV1)と非選択レベル(フレーム1では
V4、フレーム2ではV3)を出力することによりコモ
ンとセグメントの交差する所望の液晶画素を表示してい
る。今、液晶駆動電源が最も電流を消費する表示・非表
示が交互に表示する場合を例にして説明する。この場
合、コモン波形は図7(a)であり、セグメント波形は
図7(c)となる。コモンは表示状態にかかわらず1つ
だけ選択レベルで、残りのコモン波形は非選択波形が出
力される。従って、セグメント出力から見るとコモンと
セグメントの交差にできる1画素分の液晶負荷容量をC
pとすると、1つのセグメント端子にはコモン数分Cp
×n個の画素容量がついており、一個の容量負荷の一端
はコモンの選択レベル(フレーム1では、GND、フレ
ーム2ではV1)と繋がっており、他の(n−1)個の
容量負荷は非選択レベル(フレーム1ではV2、フレー
ム2ではV5)を出力している状態とみなせる。この時
のパネル負荷及び周辺部のスイッチを含めた回路の等価
的な動作を示しているのが図8(b),(c)である。
図8(b)はフレーム2の時にセグメントが図7(c)
の如く変化している様子を表す。図8(b)左図が非表
示ドットを出力している状態を表し、図8(b)右図は
表示ドットを出力している状態を表している。また、図
8(c)左図はフレーム1の時の表示点に対する状態を
表し、図8(c)右図は非表示時の状態を表す。CL2
は選択された画素でCpに等しい。また、CL1は残り
非選択コモン出力と1セグメントとの間に生じる画素を
表しているので(n−1)×Cpに等しい。IB1〜I
B4は各レベルのアンプに流しているバイアス電流であ
る。一般的には数μA程度を流し、アンプを正常動作さ
せるのに必要である。説明を分かりやすくするため、ア
ンプのバイアス電流IB1〜IB4はほぼ同じ値とす
る。(一般的にもアンプのバイアスはカレントミラー回
路などによりほぼ同じ値を取る。また、異なる場合でも
本回路では各バイアス電流の差異分が再利用出来ない可
能性があるだけある。)図8(b)においてアンプA1
に流れたバイアス電流IB1はこのアンプの下位側電源
であるV2に流れ込みコンデンサーC2に蓄えられる。
一方、アンプA3はV2を上位側電源としている為、V
2よりバイアス電流IB3を消費する。この時、V2に
繋がっているコンデンサーC2には、IB1の電流が流
れ込み、IB3の電流が流れ出ることになる。先に定義
した様にIB1=IB3の場合、IB1で消費したアイ
ドリング電流を利用してアンプA3が動作するので、従
来では、アンプB1,B3に関して定常状態でIB1+
IB3の電流を消費したものがIB1だけになる。ま
た、アンプA3で流れたバイアス電流IB3は下位側電
源V4及びそのコンデンサーC4に流れ込むので、図1
からも分かるように、V4を電源としているアンプA5
で消費するバイアス電流として再利用される。即ち、ア
ンプA1で消費されたバイアス電流はアンプA3,A5
で再利用される。同様に、アンプA2で消費した電流は
アンプA4で再利用されるので、従来、アンプのバイア
ス電流を共通にした場合(IB1=IB2=…=I
B)、5×IBの電流を定常的に消費するのに対して、
本回路ではIB1+IB2=2×IBで済む(約40%
の消費電流)。また、図8(b)右図よりフレーム2時
には、アンプA1による液晶負荷の駆動電流IL1はア
ンプA3の放電駆動電流IL3によりV4レベルのコン
デンサー(C4)に回収されて、利用することが可能と
なる。実際には、アンプA4は図4(a)の構成の為、
バイアス電圧で決まるバイアス電流を出力段にも流して
いる。その為、回収した電流はその分だけロスする。I
L4はこのロス分を補えば良く、実際に負荷駆動に要す
る電流よりは極めて少ない。従来、1セグメントに対し
てアンプA1、アンプA3で負荷にチャージした電荷は
A3、又は、GNDレベルを介してディスチャージして
いたので、(フレーム切替え時を除けば2フレームの間
の)負荷駆動に要する消費電流としてはIL1+IL3
であったのが、図1、図8の回路では、IL1+(アン
プA4の出力段のバイアス電流分)で済む。一般にアイ
ドリング電流よりは負荷駆動の電流の方が大きい(数1
0pF〜数1000pFの負荷を駆動するため、電流と
しては数μA〜数100μAである。)点とパネルのフ
レームによる消費電流の違いは余り無い(極性が変わる
だけ)である点を考慮すると(1セグメントで考えて
も)パネル負荷駆動電流が従来のIL1+IL3から約
IL1となり約半分となっている。以上は、セグメント
の出力レベルに関してだけであるがフレーム切替え時に
おける各レベルでの消費電流については、周波数はセグ
メント波形変化に対して1/n(n:コモン数で数10
〜100程度)であるのでパネル負荷駆動の消費電流と
してはセグメント変化によるものに対して消費する電流
より1/nとなり少ない。また、各レベルのコンデンサ
ーは各アンプの電源としてのV1〜V5のインピーダン
スを低下させる働きをしているのと、アンプ回路を基板
電位に依存しない構成にすることにより、コンデンサー
により安定化した中間電位をアンプの電源とすることに
より出力インピーダンスの増加を抑えて、従来通りの表
示品位を維持しながら、消費電流が従来比50%程度の
電源回路を実現している。
【0016】前記アンプ回路をMOSトランジスターに
て構成した場合、電源電圧として中間レベルを使うた
め、回路内の最高位電位(VLCD)あるいは、最低位
電位電源(GND)であるウェハー基板とMOSトラン
ジスターの電源電位のソース電位との電位差によりMO
Sトランジスターの閾値(VT)変動(バックゲート効
果)が生じて、アンプが動作しなくならないようにウェ
ル電位が自由に選択できるSOI(Silocon o
n Insulator)基板を使ったプロセス(以
下、SOIプロセスと称する)又はウェルが誘電体分離
されたプロセスを使う。
【0017】この場合、バックゲート(ウェル)電位を
自由に設定可能となり、ソース電位とバックゲート電位
を共通にすることにより、従来の接合プロセスにおいて
サブ電位とMOSのソース電位(ウェル電位)により生
じたバックゲート効果によるVTシフトなどによりアン
ブの動作が不安定になることはない。図1の回路は、増
幅器の第1の電源は、この増幅器の出力電圧より高い出
力電圧を出力端子に出力する増幅器の出力電圧を第1の
電源とすると共に、この増幅器の出力電圧より高い出力
電圧を出力端子に出力する増幅器の内で最も低い出力電
圧を出力端子に出力する増幅器の出力電圧を第1の電源
とし、前記増幅器の第2の電源は、この増幅器の出力電
圧より低い出力電圧を出力端子に出力する増幅器の出力
電圧を第2の電源とすると共に、この増幅器の出力電圧
より低い出力電圧を出力端子に出力する増幅器の内で最
も高い出力電圧を出力端子に出力する増幅器の出力電圧
を第2の電源とするように構成したが、図2のように、
増幅器の第1の電源は、この増幅器の出力電圧より高い
出力電圧を出力端子に出力する増幅器の出力電圧を第1
の電源とすると共に、この増幅器の出力電圧より高い出
力電圧を出力端子に出力する増幅器の内で最も低くない
出力電圧を出力端子に出力する増幅器の出力電圧を第1
の電源とし、前記増幅器の第2の電源は、この増幅器の
出力電圧より低い出力電圧を出力端子に出力する増幅器
の出力電圧を第2の電源とすると共に、この増幅器の出
力電圧より低い出力電圧を出力端子に出力する増幅器の
内で最も高くない出力電圧を出力端子に出力する増幅器
の出力電圧を第2の電源とするように構成しても本発明
の目的を達成することができる。
【0018】
【発明の効果】本発明に係る液晶パネル駆動用電源回路
は上述のように構成したので、以下のような効果を奏す
る。 (1)各レベルアンプで消費したバイアス電流を他のレ
ベルに付加しているコンデンサーに一時的に蓄えてそれ
を下位レベルアンプの電源として再利用する構成である
から、従来の液晶用電源と異なり定常的な電流が少なく
て済む。 (2)各レベルで駆動した電流による電荷を下位レベル
に付加しているコンデンサーに一時的に蓄え、この電荷
を下位レベルがパネル負荷駆動に再利用できるから、従
来の液晶用電源と異なりパネル負荷を駆動する電流も少
ない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の具体例の液晶駆動用電源回路の回路図
である。
【図2】本発明の他の具体例の回路図である。
【図3】周辺回路も含めた回路図である。
【図4】図1に使用されるアンプの回路図である。
【図5】(a)は従来のプロセスでのMOS構造(接合
分離)の断面図、(b)は本発明で使用するMOS構造
の断面図である。
【図6】液晶パネルを含めた一般的な液晶パネル駆動用
回路のブロック図である。
【図7】液晶駆動波形(フレーム反転)を示す図であ
り、(a)はコモン出力波形図、(b)はセグメント出
力波形図、(c)は交互に点灯・非点灯する時のセグメ
ント波形図である。
【図8】(a)従来の回路での液晶負荷駆動時の等価回
路図(フレーム2時、セグメント選択時)、(b)は本
回路のフレーム2で、セグメント選択時の液晶負荷駆動
時の等価回路図、(c)は本回路のフレーム1で、セグ
メント選択時の液晶負荷駆動時の等価回路図である。
【図9】従来例の回路図である。
【図10】従来例におけるアンプの構成を示す回路図で
ある。
【図11】他の従来例の回路図である。
【符号の説明】
V1〜V5…液晶駆動用レベル C1〜C5…レベル安定用コンデンサー R1〜R5,R6…分圧回路用抵抗 Cc…位相補償用コンデンサー M1…レベル電源回路 M2…選択回路 M3…コモン
ドライバー M4…液晶表示パネル M5…セグメントドライバー COMi…i番目のコモン出力 SEGi…i番目のセ
グメント出力 MP1〜MP7…Pch MOS MN1〜MN7…N
ch MOS VBn,VSn,VDn,VGn…Nch MOSトラ
ンジスターのバックゲート電位、ソース電位、ドレイン
電位、ゲート電位 VBp,VSp,VDp,VGp…Pch MOSトラ
ンジスターのバックゲート電位、ソース電位、ドレイン
電位、ゲート電位 SW1〜SW12…スイッチ IL1,IL3,IL4,IL6…パネル負荷駆動電流 IB1〜IB4…アンプのバイアス電流 CL1〜CL2…等価液晶負荷

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電位の高い第1の電源とこの第1の電源
    より電位の低い第2の第2の電源と、前記第1の電源と
    第2の電源との間に直列に設けた複数の分圧用の抵抗器
    と、前記抵抗器の接続点の異なる複数の電圧を液晶表示
    パネルに導くための複数のボルテージフォロワ構成の増
    幅器とからなる液晶表示パネル駆動用電源回路におい
    て、 前記各増幅器の出力端子と前記第1の電源との間にコン
    デンサを接続したことを特徴とする液晶表示パネル駆動
    用電源回路。
  2. 【請求項2】 前記増幅器の第1の電源は、この増幅器
    の出力電圧より高い出力電圧を出力端子に出力する増幅
    器の出力電圧を第1の電源とすると共に、前記増幅器の
    第2の電源は、この増幅器の出力電圧より低い出力電圧
    を出力端子に出力する増幅器の出力電圧を第2の電源と
    するように構成した増幅器を含むことを特徴とする請求
    項1記載の液晶表示パネル駆動用電源回路。
  3. 【請求項3】 増幅器の第1の電源は、この増幅器の出
    力電圧より高い出力電圧を出力端子に出力する増幅器の
    出力電圧を第1の電源とすると共に、この増幅器の出力
    電圧より高い出力電圧を出力端子に出力する増幅器の内
    で最も低い出力電圧を出力端子に出力する増幅器の出力
    電圧を第1の電源とし、前記増幅器の第2の電源は、こ
    の増幅器の出力電圧より低い出力電圧を出力端子に出力
    する増幅器の出力電圧を第2の電源とすると共に、この
    増幅器の出力電圧より低い出力電圧を出力端子に出力す
    る増幅器の内で最も高い出力電圧を出力端子に出力する
    増幅器の出力電圧を第2の電源とするように構成したこ
    とを特徴とする請求項2記載の液晶表示パネル駆動用電
    源回路。
  4. 【請求項4】 増幅器の第1の電源は、この増幅器の出
    力電圧より高い出力電圧を出力端子に出力する増幅器の
    出力電圧を第1の電源とすると共に、この増幅器の出力
    電圧より高い出力電圧を出力端子に出力する増幅器の内
    で最も低くない出力電圧を出力端子に出力する増幅器の
    出力電圧を第1の電源とし、前記増幅器の第2の電源
    は、この増幅器の出力電圧より低い出力電圧を出力端子
    に出力する増幅器の出力電圧を第2の電源とすると共
    に、この増幅器の出力電圧より低い出力電圧を出力端子
    に出力する増幅器の内で最も高くない出力電圧を出力端
    子に出力する増幅器の出力電圧を第2の電源とするよう
    に構成したことを特徴とする請求項2記載の液晶表示パ
    ネル駆動用電源回路。
  5. 【請求項5】 前記増幅器をMOSトランジスタで構成
    すると共に、このMOSトランジスタを誘電体分離され
    た基板上に形成したことを特徴とする請求項1乃至4の
    何れかに記載の液晶表示パネル駆動用電源回路。
  6. 【請求項6】 前記増幅器をMOSトランジスタで構成
    すると共に、このMOSトランジスタをSOI基板上に
    形成したことを特徴とする請求項1乃至4の何れかに記
    載の液晶表示パネル駆動用電源回路。
  7. 【請求項7】 電位の高い第1の電源とこの第1の電源
    より電位の低い第2の第2の電源と、前記第1の電源と
    第2の電源との間に直列に設けた複数の分圧用の抵抗器
    と、前記抵抗器の接続点の異なる複数の電圧を液晶表示
    パネルに導くための複数のボルテージフォロワ構成の増
    幅器とからなる液晶表示パネル駆動用電源回路の消費電
    力低減方法において、 前記増幅器の出力端子と前記第1の電源との間にコンデ
    ンサを接続し、このコンデンサに一時的に貯えられた電
    荷を前記増幅器の内の他の増幅器の電源に再利用するこ
    とで消費電力を低減することを特徴とする液晶表示パネ
    ル駆動用電源回路の消費電力低減方法。
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