JPH11350709A - 床荷重支持具 - Google Patents

床荷重支持具

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JPH11350709A
JPH11350709A JP17228498A JP17228498A JPH11350709A JP H11350709 A JPH11350709 A JP H11350709A JP 17228498 A JP17228498 A JP 17228498A JP 17228498 A JP17228498 A JP 17228498A JP H11350709 A JPH11350709 A JP H11350709A
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lowering
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Tsuka Kanamono KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 床の基礎からの高さが高くなっても充分な曲
げ剛性を有し、しかも軽量化が図られてなる床荷重支持
具を提供する。 【解決手段】 床部材を受ける床受け部材10と、前記
床受け部材10に頂部または頭部21が固着されて下方
に突出している雄ねじ部材20と、前記雄ねじ部材20
に螺着されて、前記床受け部材10をその方向を所定方
向に維持しながら昇降させかつロックする昇降・ロック
手段30と、前記昇降・ロック手段30を保持している
所定の剛性および強度の胴部41を有する支持部材40
とを備えてなるものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は床荷重支持具に関す
る。さらに詳しくは、軽量化が図られかつ曲げ剛性も高
められてなる床荷重支持具に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、床荷重支持具として、図11
に示すような厚肉パイプの両端部に絞り加工を施し、つ
いで一方の絞り部内面に、例えば右ねじをタップにより
形成し、他方の絞り部内面に前記と反対の左ねじをタッ
プにより形成してなるパイプ式ターンバックル胴aの一
端に床受け部材bを螺着し、他端に底部部材cを螺着し
てなる鋼製束dが知られている。
【0003】しかしながら、この従来の鋼製束dは、直
径が小さなパイプ式ターンバックル胴aを用いている関
係上、床の基礎からの高さが高くなり、パイプ式ターン
バックル胴aの長さや床受け部材bおよび底部部材cの
ボルトの長さが長くなると曲げ剛性が不足する結果、人
が歩行するなどして床に荷重が掛かった際にパイプ式タ
ーンバックル胴aや床受け部材bおよび底部部材cのボ
ルトが曲がり、床の撓みやそれに起因する床鳴りが生ず
るという問題があった。
【0004】かかる従来の鋼製束dの有する問題を解決
すべく、本発明者は、既に図12に示すように、床部材
を受ける床部材受け部110と、前記床部材受け部に頭
部が固着されて下方に突出させられている雄ねじ部材1
20と、前記床部材受け部110の方向を所定方向に維
持しながら前記雄ねじ部材120を昇降させる昇降手段
130と、前記雄ねじ部材120の昇降を規制するロッ
ク手段140と、前記昇降手段130を載置する所望の
曲げ剛性とされている胴部151を有する支持部材15
0とを備えなる床荷重支持具100を提案している(特
開平10ー4679)。
【0005】しかしながら、前記提案に係る床荷重支持
具100にあっては、曲げ剛性を高める点に主眼をおい
ているので、支持部材150の胴部151に比較的直径
の大きな鋼管を使用している。そのため、床荷重支持具
100の重量増加を招来するとともに、その重量増加に
より施工性の低下を招来しているという問題がある。ま
た、支持部材150の胴部151に比較的直径の大きな
鋼管を使用しているため、支持荷重はベース部材132
を介して支持部材150の胴部151に伝達されてい
る。そのため、ベース部材132には支持荷重による曲
げモーメントが発生するので、ベース部材132はこの
曲げモーメントに耐える板厚のものを使用しなければな
らず、それにより床荷重支持具100の重量増加が助長
されているという問題もある。
【0006】さらに、中央部に作用する荷重をベース部
材132を介して胴部151に伝達しているので、構成
が複雑化するという問題もある。また、構成が複雑化す
ることによる部品点数の増加を招来し、それにともない
コストの上昇も招来しているという問題もある。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】本発明はかかる従来技
術の課題に鑑みなされたものであって、床の基礎からの
高さが高くなっても充分な曲げ剛性を有し、しかも軽量
化が図られてなる床荷重支持具を提供することを目的と
している。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明の床荷重支持具
は、床部材を受ける床受け部材と、前記床受け部材に頂
部または頭部が固着されて下方に突出している雄ねじ部
材と、前記雄ねじ部材に螺着されて前記床受け部材をそ
の方向を所定方向に維持しながら昇降させかつロックす
る昇降・ロック手段と、前記昇降・ロック手段を保持し
ている所定の剛性および強度の胴部を有する支持部材と
を備えてなることを特徴とする。
【0009】本発明の床荷重支持具の第1形態において
は、前記昇降・ロック手段が、前記胴部に載置される鍔
を有する昇降ナットと、前記昇降ナットの鍔を押圧する
押圧部を有する前記胴部に外嵌される円筒部材と、前記
昇降ナットを収容する収容部を有するロック袋ナットと
を備え、前記昇降ナットの鍔を前記胴部に載置し、前記
円筒部材をその押圧部を前記昇降ナットの鍔との間に所
定の隙間を設けて前記胴部に装着し、それにより昇降ナ
ットが回転可能とされ、前記昇降ナットに前記雄ねじ部
材が螺着された状態で、同昇降ナットを所定方向に回転
させることにより床受け部材の上昇または降下がなさ
れ、前記雄ねじ部材の上部に螺着されているロック袋ナ
ットを降下させ、その下端により前記押圧部を押圧して
昇降ナットのロックがなされることを特徴とする。
【0010】本発明の床荷重支持具の第2形態において
は、前記昇降・ロック手段が、前記胴部に装着される上
端に鍔を有する補強円筒部材と、前記補強円筒部材の鍔
に載置される鍔を有する昇降ナットと、前記昇降ナット
の鍔を押圧する押圧部を有する前記胴部に外嵌される円
筒部材と、前記昇降ナットを収容する収容部を有するロ
ック袋ナットとを備え、前記補強円筒部材の鍔を前記胴
部上端に載置してその鍔に前記昇降ナットの鍔を載置
し、前記円筒部材をその押圧部を前記昇降ナットの鍔と
の間に所定の隙間を設けて前記胴部に装着し、それによ
り昇降ナットが回転可能とされ、前記昇降ナットに前記
雄ねじ部材が螺着された状態で、同昇降ナットを所定方
向に回転させることにより床受け部材の上昇または降下
がなされ、前記雄ねじ部材の上部に螺着されているロッ
ク袋ナットを降下させ、その下端により前記押圧部を押
圧してロックがなされることを特徴とする。
【0011】また、本発明の床荷重支持具の第1形態お
よび第2形態においては、前記ロック袋ナットの下端端
面に戻りまたは緩み防止加工がなされていたり、前記ロ
ック袋ナットがセレイト付フランジを有していたりする
のが好ましい。
【0012】
【作用】本発明の床荷重支持具は、前記のごとく構成さ
れているので、床の基礎からの高さが高くなり、それに
ともない床荷重支持具の丈が高くなっても曲げ剛性の不
足による床荷重支持具の曲がりが生じない。そのため、
床荷重支持具の曲がりによる床の撓みや、それに起因す
る床鳴りを生ずることがない。
【0013】また、昇降・ロック手段が床受け部材の方
向を所定方向に維持し、かつ支持部材も固定した状態で
前記床受け部材を昇降させることができる、つまり固定
されている支持部材で大引を支持した状態で前記床受け
部材を昇降させることができるので、据付け後において
床荷重支持具のメンテナンスが必要になった場合、メン
テナンスが容易になし得る。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、添付図面を参照しながら本
発明を実施形態に基づいて説明するが、本発明はかかる
実施形態のみに限定されるものではない。
【0015】実施形態1 本発明の実施形態1にかかる床荷重支持具を図1に正面
図で示し、図2に断面図で示し、この床荷重支持具1
は、大引を受ける床受け部材10と、この床受け部材1
0に頭部21が固着されてねじ部22が下方に突出させ
られている雄ねじ部材20と、この雄ねじ部材20を昇
降させかつ所望位置でロックする昇降・ロック手段30
と、この昇降・ロック手段30が装着されている支持部
材40とを主要構成要素としてなる。
【0016】床受け部材10は、図3に示すように、平
板11に押出し加工により下方に向けた線状の突出部1
2が所定配列にて形成されてなるものとされる。この突
出部12は、平板11の曲げ剛性を向上させるためのも
のであるので、突出部12の配列はこの目的に沿ったも
のとされればよく、図示の配列に限定されるものではな
い。例えば、突出部12を縦列状に配列してもよい。そ
して、この平板11の平坦とされている中央部裏面に雄
ねじ部材20の頭部21が固着される。なお、床受け部
材10は、図3に示すような平板状のものに限定される
ものではなく、図4に示すようにL字状とされてもよ
く、また図5に示すようにU字状とされてもよい。
【0017】昇降・ロック手段30は、図6に示すよう
に、雄ねじ部材20のねじ部22に螺着されてこれを昇
降させる、つまり床受け部材10を昇降させる下部に鍔
31aを有する昇降ナット31と、上端にこの鍔31a
を押圧する押圧部32aを有する円筒部材32と、この
昇降ナット31を収納する収納部33aを有する雄ねじ
部材20のねじ部22に螺着されて昇降ナット31をロ
ックするロック袋ナット33とからなるものとされる。
ここで、前記昇降ナット31の鍔31aは支持部材40
の胴部41を構成しているパイプ上端に載置できるよう
にそのサイズが調整され、前記円筒部材32は支持部材
40の胴部41を構成しているパイプ上端部に外嵌でき
るようにそのサイズが調整されている。また、ロック袋
ナット33は、施工後に作用する振動などによるロック
の緩みやロック袋ナット33の戻りを防止する観点か
ら、端部にセレイト加工などの緩み・戻り防止加工がな
されているフランジを有する袋ナットとされるのが好ま
しい。
【0018】支持部材40は、前記昇降・ロック手段3
0を先端部に載置するパイプからなる胴部41と、この
胴部41の基端部41aに、例えば溶接により固着され
ているベースプレート42とからなる。この胴部41を
構成しているパイプは、この床荷重支持具1が大引を支
持した状態で曲がることがないような曲げ剛性を有する
とともに、昇降ナット31の鍔31aから床荷重が伝達
された際に、口が開いて昇降ナット31がパイプ内に減
り込むことがないような強度を有するものとされてい
る。かかる強度を有するパイプの選定は、例えば荷重試
験の結果に基づいてなされる。
【0019】また、図7も参照するに、ベースプレート
42の胴部41が接合されている両脇の前後、あるいは
左右に一対のアンカーボルト装着用の長孔43,43が
設けられるととも、このベースプレート42を接着剤あ
るいはコンクリート釘と接着剤の併用によりコンクリー
ト基礎に接着した場合、このベースプレート42とコン
クリート基礎の間に気泡が溜ることのないよう、空気抜
き孔44,44,44,…が散点状に設けられている。
なお、図において符号45はベースプレート42の一部
を上方に折り曲げて形成されたガイドである。
【0020】次に、かかる構成とされている床荷重支持
具1の組立および施工について説明する。
【0021】(1)昇降・ロック手段30の昇降ナット
31の鍔31aを胴部41を構成しているパイプ上端に
載置する。
【0022】(2)昇降ナット31が載置されたを胴部
41を構成しているパイプ上端部に、昇降・ロック手段
30の円筒部材32を、昇降ナット31の回転がなし得
るように鍔31aと押圧部32aとの間に所定の隙間を
設けて、例えばブラインドリベット留めにて装着する。
【0023】(3)昇降・ロック手段30のロック袋ナ
ット33がねじ部22に螺着された雄ねじ部材20を昇
降手段30の昇降ナット31に螺着する。これにより、
床荷重支持具1の組立てが完了する。
【0024】(4)このようにして組立てられた床荷重
支持具1,1,1,…を施工現場に搬入する。
【0025】(5)床荷重支持具1,1,1,…を所定
位置にセットし、床受け部材10,10,10,…を大
引(図示省略)の下面に当接させる。
【0026】(6)床受け部材10の平板11の裏面よ
り大引に釘あるいは木ねじなどで接合を行う。
【0027】(7)昇降・ロック手段30の昇降ナット
31を所定方向に回転させて、支持部材40を昇降させ
る。
【0028】(8)ベースプレート42,42,42,
…をコンクリート金属用接着剤とコンクリート釘あるい
はアンカーボルト(図示省略)により固定する。
【0029】(9)床受け部材10が大引を完全に支持
しかつレベル調整が終了した時点で、昇降・ロック手段
30のロック袋ナット33を降下させ、その底面33b
により円筒部材32の押圧部32aを押圧して昇降ナッ
ト31をロックする。
【0030】これにより、床荷重支持具1の施工が完了
する。なお、何らかの事情により、この施工された床荷
重支持具1をメンテナンスする場合は、ロック袋ナット
33を上昇させてロックを解除し、昇降ナット31を所
定方向に回転させ、それにより床受け部材10を下降さ
せるだけでよい。そのため、床荷重支持具1のメンテナ
ンスは一切大引との接合部および基礎との接合部を破壊
することなく簡単に行える。
【0031】このように、この実施形態1によれば、支
持部材40の胴部41に所望の曲げ剛性を有し、かつ所
定の強度を有するパイプが用いられているので、床の高
さが基礎面から高くなり、そのため床荷重支持具1の丈
が高くなっても支持部材40の胴部41の曲げ剛性不足
により胴部41が曲がることがなく、かつ昇降ナット3
1も胴部41に減り込むこともない。その結果、床が撓
んだりすることがなくなるとともに、それに起因する床
鳴りも防止される。
【0032】また、昇降・ロック手段30は、昇降ナッ
ト31と円筒部材32とロック袋ナット33により構成
されているので、その構成が著しく簡素化される。した
がって、製作が容易となるとともに、製造コストも著し
く低減される。
【0033】さらに、昇降・ロック手段30の昇降ナッ
ト31の鍔31aを直接胴部41を構成しているパイプ
上端に載置しているので、胴部41を構成しているパイ
プの直径を小さくできる。そのため、床荷重支持具1の
全体重量が著しく軽減されて施工性が向上する。
【0034】実施形態2 本発明の実施形態2にかかる床荷重支持具2を図8に正
面図で示し、図9に断面図で示す。この実施形態2は、
実施形態1を改変したものであって、図8および図9に
示すように、昇降・ロック手段50および支持部材40
を構成している胴部41とベースプレート42との接合
形式を改変してなるものである。
【0035】昇降・ロック手段50は、図10に示すよ
うに、支持部材40の胴部41を構成しているパイプ上
端に内装される鍔付補強ピース(鍔付円筒部材)51
と、鍔付昇降ナット52と、円筒部材53と、ロック袋
ナット54とにより構成されてなるものである。すなわ
ち、胴部41を構成しているパイプ上端部を鍔付補強ピ
ース51により補強し、その補強ピース51の鍔51a
に昇降ナット52の鍔52aを載置してなるものであ
る。かかる構成とすることにより、昇降ナット52のパ
イプ内への減り込みは補強ピース51により防止され
る。そのため、パイプそのものは、床荷重による圧縮荷
重や曲げモーメントに耐えるだけでよくなるので、パイ
プの肉厚を必要最小限とできる。なお、補強ピース51
による補強を充分なものとするため、補強ピース51と
円筒部材53とのパイプへの装着をビス留めによる場合
は、少なくとも3個所留めとするのが好ましい。また、
これらのビスにも剪断力が作用するので、充分な強度を
有するものを選択するのが好ましい。例えば、耐食性も
考慮してステンレス鋼製のブラインドリベットにて強度
を確保するのが好ましい。この場合、接合箇所を2個所
とすることもできる。
【0036】また、支持部材40の胴部41を構成して
いるパイプの肉厚を必要最小限とできるので、パイプの
ベースプレート42への接合を、図9に示すように圧接
接合とできる。
【0037】なお、実施形態2のその余の構成は実施形
態1と同様とされている。
【0038】このように、この実施形態2によれば、昇
降ナット52が載置されるパイプ上端部を補強ピース5
1により補強し、パイプそのものの肉厚を必要最小限と
しているので、床荷重支持具2の全体重量をより一層軽
減できるという実施形態1では得られない効果も得られ
る。
【0039】以上、本発明を実施形態に基づいて説明し
てきたが、本発明はかかる実施形態のみに限定されるも
のではなく、種々改変が可能である。例えば、実施形態
1〜2においては、パイプとして丸パイプが用いられて
いるが角パイプとされてもよい。
【0040】
【発明の効果】以上詳述したように、本発明によれば次
のような優れた効果が得られる。
【0041】(1)支持部材の胴部に所望の曲げ剛性を
有し、かつ所定の強度を有するものが用いられているの
で、床の高さが基礎面から高くなり、そのため床荷重支
持具1の丈が高くなっても支持部材の胴部の曲げ剛性不
足により胴部が曲がることがない。その結果、床が撓ん
だりすることがなくなるとともに、それに起因する床鳴
りも防止される。
【0042】(2)本発明の好ましい形態においては、
昇降・ロック手段は昇降ナットと円筒部材とロック袋ナ
ットにより構成されているので、その構成が著しく簡素
化される。したがって、製作が容易となるとともに、製
造コストも著しく低減される。
【0043】(3)本発明の好ましい形態においては、
昇降・ロック手段の昇降ナットの鍔を胴部をの上端に載
置しているので、胴部の直径を小さくできる。そのた
め、床荷重支持具の全体重量が著しく軽減され、それに
ともない施工性も向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態1にかかる床荷重支持具の正
面図である。
【図2】同断面図である。
【図3】実施形態1に用いられている床受け部材を示す
ものであって、同(a)は平面図を示し、同(b)は正
面図を示す。
【図4】床受け部材の他の例を示すものであって、同
(a)は平面図を示し、同(b)は正面図を示す。
【図5】床受け部材のさらに他の例を示すものであっ
て、同(a)は平面図を示し、同(b)は正面図を示
す。
【図6】実施形態1に用いられている昇降・ロック手段
の分解斜視図である。
【図7】図1のAーA線断面図である。
【図8】本発明の実施形態2にかかる床荷重支持具の正
面図である。
【図9】同断面図である。
【図10】実施形態2に用いられている昇降・ロック手
段の分解斜視図である。
【図11】従来の鋼製束の正面図である。
【図12】特開平10ー46791に提案されている床
荷重支持具の断面図である。
【符号の説明】
1 床荷重支持具 2 床荷重支持具 10 床受け部 11 平板 12 突出部 20 雄ねじ部材 21 頭部 22 ねじ部 30 昇降・ロック手段 31 昇降ナット 32 円筒部材 33 ロック袋ナット 40 支持部材 41 胴部 42 ベースプレート 50 昇降・ロック手段 51 補強ピース 52 昇降ナット 53 円筒部材 54 ロック袋ナット
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成11年3月18日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】特許請求の範囲
【補正方法】変更
【補正内容】
【特許請求の範囲】
【請求項】 前記ロック袋ナットの下端端面に戻りま
たは緩み防止加工がなされていることを特徴とする請求
記載の床荷重支持具。
【請求項】 前記ロック袋ナットがセレイト付フラン
ジを有してなることを特徴とする請求項記載の床荷重
支持具。
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0008
【補正方法】変更
【補正内容】
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明の床荷重支持具
は、床部材を受ける床受け部材と、前記床受け部材に頂
部または頭部が固着されて下方に突出している雄ねじ部
材と、前記雄ねじ部材に螺着されて前記床受け部材をそ
の方向を所定方向に維持しながら昇降させかつロックす
る昇降・ロック手段と、前記昇降・ロック手段を保持し
ている所定の剛性および強度の胴部を有する支持部材と
を備えてなり、前記昇降・ロック手段が、前記胴部に装
着される上端に鍔を有する補強部材と、前記補強部材の
鍔に載置される鍔を有する昇降ナットと、前記昇降ナッ
トの鍔を押圧する押圧部を有する前記胴部に外嵌される
外嵌部材と、前記昇降ナットを収容する収容部を有する
ロック袋ナットとを備え、前記補強部材の鍔を前記胴部
上端に載置してその鍔に前記昇降ナットの鍔を載置し、
前記外嵌部材をその押圧部を前記昇降ナットの鍔との間
に所定の隙間を設けて前記胴部に装着し、それにより昇
降ナットが回転可能とされ、前記昇降ナットに前記雄ね
じ部材が螺着された状態で、同昇降ナットを所定方向に
回転させることにより前記床受け部材の上昇または降下
がなされ、前記雄ねじ部材の上部に螺着されているロッ
ク袋ナットを降下させ、その下端により前記押圧部を押
圧してロックがなされることを特徴とする。
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0009
【補正方法】削除
【手続補正4】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0010
【補正方法】削除 ─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成11年5月13日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】特許請求の範囲
【補正方法】変更
【補正内容】
【特許請求の範囲】
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0008
【補正方法】変更
【補正内容】
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明の床荷重支持具
は、床部材を受ける床受け部材と、前記床受け部材に頂
部または頭部が固着されて下方に突出している雄ねじ部
材と、前記雄ねじ部材に螺着されて前記床受け部材をそ
の方向を所定方向に維持しながら昇降させかつロックす
る昇降・ロック手段と、前記昇降・ロック手段を保持し
ている所定の剛性および強度の胴部を有する支持部材と
を備えてなり、前記昇降・ロック手段が、前記胴部に装
着される上端に鍔を有する鍔付補強ピースと、前記鍔付
補強ピースの鍔に載置される鍔を有する昇降ナットと、
前記昇降ナットの鍔を押圧する押圧部を有する前記胴部
に外嵌される円筒部材と、前記昇降ナットを収容する収
容部を有するロック袋ナットとを備え、前記鍔付補強ピ
ースの鍔を前記胴部上端に載置してその鍔に前記昇降ナ
ットの鍔を載置し、前記円筒部材をその押圧部を前記昇
降ナットの鍔との間に所定の隙間を設けて前記胴部に装
着し、それにより昇降ナットが回転可能とされ、前記昇
降ナットに前記雄ねじ部材が螺着された状態で、同昇降
ナットを所定方向に回転させることにより前記床受け部
材の上昇または降下がなされ、前記雄ねじ部材の上部に
螺着されているロック袋ナットを降下させ、その下端に
より前記押圧部を押圧してロックがなされることを特徴
とする。

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 床部材を受ける床受け部材と、前記床受
    け部材に頂部または頭部が固着されて下方に突出してい
    る雄ねじ部材と、前記雄ねじ部材に螺着されて前記床受
    け部材をその方向を所定方向に維持しながら昇降させか
    つロックする昇降・ロック手段と、前記昇降・ロック手
    段を保持している所定の剛性および強度の胴部を有する
    支持部材とを備えてなることを特徴とする床荷重支持
    具。
  2. 【請求項2】 前記昇降・ロック手段が、前記胴部に載
    置される鍔を有する昇降ナットと、前記昇降ナットの鍔
    を押圧する押圧部を有する前記胴部に外嵌される円筒部
    材と、前記昇降ナットを収容する収容部を有するロック
    袋ナットとを備え、 前記昇降ナットの鍔を前記胴部に載置し、前記円筒部材
    をその押圧部を前記昇降ナットの鍔との間に所定の隙間
    を設けて前記胴部に装着し、それにより昇降ナットが回
    転可能とされ、 前記昇降ナットに前記雄ねじ部材が螺着された状態で、
    同昇降ナットを所定方向に回転させることにより床受け
    部材の上昇または降下がなされ、 前記雄ねじ部材の上部に螺着されているロック袋ナット
    を降下させ、その下端により前記押圧部を押圧してロッ
    クがなされることを特徴とする請求項1記載の床荷重支
    持具。
  3. 【請求項3】 前記昇降・ロック手段が、前記胴部に装
    着される上端に鍔を有する補強円筒部材と、前記補強円
    筒部材の鍔に載置される鍔を有する昇降ナットと、前記
    昇降ナットの鍔を押圧する押圧部を有する前記胴部に外
    嵌される円筒部材と、前記昇降ナットを収容する収容部
    を有するロック袋ナットとを備え、 前記補強円筒部材の鍔を前記胴部上端に載置してその鍔
    に前記昇降ナットの鍔を載置し、前記円筒部材をその押
    圧部を前記昇降ナットの鍔との間に所定の隙間を設けて
    前記胴部に装着し、それにより昇降ナットが回転可能と
    され、 前記昇降ナットに前記雄ねじ部材が螺着された状態で、
    同昇降ナットを所定方向に回転させることにより床受け
    部材の上昇または降下がなされ、 前記雄ねじ部材の上部に螺着されているロック袋ナット
    を降下させ、その下端により前記押圧部を押圧してロッ
    クがなされることを特徴とする請求項1記載の床荷重支
    持具。
  4. 【請求項4】 前記ロック袋ナットの下端端面に戻りま
    たは緩み防止加工がなされていることを特徴とする請求
    項2または3記載の床荷重支持具。
  5. 【請求項5】 前記ロック袋ナットがセレイト付フラン
    ジを有してなることを特徴とする請求項2または3記載
    の床荷重支持具。
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