JPH113495A - バスロケーションシステム - Google Patents

バスロケーションシステム

Info

Publication number
JPH113495A
JPH113495A JP9155027A JP15502797A JPH113495A JP H113495 A JPH113495 A JP H113495A JP 9155027 A JP9155027 A JP 9155027A JP 15502797 A JP15502797 A JP 15502797A JP H113495 A JPH113495 A JP H113495A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
bus
stop
display
location system
time
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP9155027A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3386979B2 (ja
Inventor
Shuji Nakajima
修二 中島
Tatsuya Yokoyama
達哉 横山
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Engineering and Services Co Ltd
Original Assignee
Hitachi Engineering and Services Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Engineering and Services Co Ltd filed Critical Hitachi Engineering and Services Co Ltd
Priority to JP15502797A priority Critical patent/JP3386979B2/ja
Publication of JPH113495A publication Critical patent/JPH113495A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3386979B2 publication Critical patent/JP3386979B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Traffic Control Systems (AREA)
  • Road Signs Or Road Markings (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 バス路線に沿って信号伝達線を敷設するほ
か、バスの位置を検知するセンサ、その信号を処理する
為の大型計算機等を必要とし、設備が大掛かりになり、
実用化に課題が多い。 【解決手段】 行き先と運行時刻で特定される車両コー
ド信号を発信する発信器20を路線バス10に搭載す
る。停留所に設置された停留所ポスト30には、発信器
20からの無線信号を受信する受信器、バスの通過予定
時刻等を表示する表示器33、この表示器33を受信器
の出力を基に制御する制御器を備え、受信器が車両コー
ドを含む無線信号を受信すると、表示器33の表示を点
滅させる。これにより、利用者は、バスが停留所の近く
に来ていることを知ることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、停留所で路線バス
を待つ利用者にバスの運行状況を知らせるためのバスロ
ケーションシステムに係り、特に、停留所でバスを待つ
利用者にバスの到着状況を知らせるためのバスロケーシ
ョンシステムに関する。
【0002】
【従来の技術】路線バスの停留所には、その停留所を通
過するバスの行き先と通過予定時刻が表示用のポール等
に表示(又は貼付)されている。利用者は、その表示内
容によってバスの行き先及び到着時刻を知ることができ
る。しかし、バスは路線の交通渋滞等によって予定時刻
に到着しない場合があり、利用者は乗りたいバスが何時
頃到着するのか或いは既に通過してしまったのか等、不
安な気持ちでバスを待っているのが実情である。
【0003】この様な利用者の不安を解消するため、バ
ス路線に沿って信号の電送系を敷設し、更に、運行中の
バスの位置を時々刻々に検知するセンサを設け、このセ
ンサからの信号を電送系を介してコントロールセンタの
大型計算機に取り込み、バスの位置と運行ダイヤから停
留所の表示装置を制御し、停留所で待つ利用者に次に到
着するバスの行き先や到着時刻等を利用者に案内する案
内システムが提案されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記し
た従来の案内システムは、複雑なバス路線に沿って信号
伝達線を敷設せねばならず、更に、バスの位置を時々刻
々に検知するセンサやそれらの信号を処理するための大
型の計算機等を必要とし、設備が大掛かりになり、実用
化が難しい。
【0005】本発明は、停留所で待つ利用者に必要な情
報を簡便な設備構成により報知することのできるバスロ
ケーションシステムの提供することを目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、本発明は、予め定められたダイヤに従って運行経
路を運行するバスに設置され、前記バスの行き先及び運
行時刻を特定する車両コード信号を発信する発信器と、
前記運行経路上の所定位置に確保された停留所に設置さ
れると共に、前記発信器からの無線信号を受信する受信
器、前記バスの通過予定時刻等を表示する表示器、及び
前記バスが停留所の近くに到達したことに伴う前記車両
コード信号の受信に応じて前記表示器の表示状態を変更
する制御手段の各々を備えた停留所ポストを設けたバス
ロケーションシステムにしている。このシステムによれ
ば、バスに搭載された発信器から車両コード信号が送信
され、これが停留所に設置した停留所ポストの受信器に
よって受信され、その受信出力を基に制御手段が表示器
の表示内容を制御する。表示器には、バスが停留所より
遠方にある状態、近づいたとき状態等を区別でき、各々
の状態に応じた異なる表示を行う。これにより、簡単な
システム構成によって停留所で待つ利用者に必要な情報
を効果的に提供することが可能になる。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て、図面を参照して説明する。図1は本発明によるバス
ロケーションシステムの概略構成を示す。10は路線バ
スであり、この路線バス10には図2に示す構成の発信
器20が搭載されている。この発信器20には、例え
ば、送信出力が10mWで行政当局の免許を必要としな
い特定小出力無線モデムを使用する。この無線モデムの
交信距離は、見通しの良い所で数百mから1km程度で
あり、本発明のシステムに用い場合の実用性は十分であ
る。30は停留所ポストであり、路線バス10の運行経
路に沿って用意されている各停留所毎に設けられてい
る。停留所ポスト30は、上部に箱型で防水構造にした
本体31が設けられ、ポール状の脚部32の上部に取り
付けられている。本体31内には液晶ディスプレィやL
EDマトリクスディスプレィを用いた表示器33が設け
られ、その上面にはソーラパネル40(太陽電池)が取
り付けられ、更にロッド型の受信アンテナ34が立設さ
れている。
【0008】図2は発信器20の構成を示し、その上面
には送信アンテナ21が立設され(又は、バスの前方、
又は屋根上に設けられる)、更に、運転手や管理者が車
コードを入力するためのキーボード22、及び入力され
たデータをチェックするための入力データ表示部23が
設置されている。キーボード22からは、バスの行き先
と運行時間(即ち、始発の停留所を発車する時刻とで特
定される車両特有のコード)が入力され、このバスが終
点に到着するまで内容が変更されることはない。発信器
20の側面には、発信器20への電源供給をオン/オフ
するための電源スイッチ24が設けられている。また、
路線バス10に搭載のバッテリ(不図示)から電源供給
を受けるために、電源コード25が接続されている。
【0009】図3及び図4は停留所ポスト30の詳細を
示し、図3は正面図、図4は側面図である。図3に示す
ように、停留所ポスト30の本体31の正面には表示器
33が設けられ、当該停留所を通過する路線バス10の
行き先毎のの通過予定時刻が表示される。この表示器3
3に表示された時刻は、夫々3つの態様で表示形態が変
化する。その3つの状態は、例えば、「点灯状態」、
「点滅状態」、「消灯状態」である。通過予定時刻を表
す数字が「点灯状態」にあれば、その予定時刻の路線バ
ス10は未だこの停留所に来ていないことを表し、「点
滅状態」は、停留所に近づいていることを表し、「消灯
状態」は、既にバスはその停留所を通過し或いは運行予
定がないことを表している。表示器35の通過予定時刻
の数字の表示状態は、制御器50で制御される。表示器
33の下方には、本体31の表面に人体検知センサ36
が設けられている。
【0010】図4に示すように、本体31内には、発信
器20からの信号を受信する受信器37、本体31に設
けられた各電子機器を制御する制御器50、及びこれら
の電源供給源となる蓄電池38が設けられている。電源
に蓄電池38を用いたことにより、電力会社の電柱より
の引き込み工事が不要になり、停留所ポストを所望の位
置に配置することが可能となる。この蓄電池38は、昼
間の明るい時にソーラパネル40により充電され、電池
交換等を行わずに済むようにしている。なお、39は制
御器50に接続された外部接続端子であり、必要に応じ
て管理者がデータを引き出す際に利用される。
【0011】図5は制御器50の詳細構成を示す。制御
器50は、外部メモリ51、CPU52、ROM53、
RAM54、音声メモリ55、運行テーブル56の各々
を備えたマイクロコンピュータ(以下、「マイコン」と
いう)である。制御器50はCPU52を中核に構成さ
れ、このCPU52に他の構成部材が接続され、更に、
表示器33、人体検知センサ36、受信器37、蓄電池
39、スピーカ57の各々が接続されている。制御器5
0は受信器37で受信した車両コード信号から路線バス
10を特定し、この路線バス10の通過予定時刻を表示
する表示器33を制御する。利用者が停留所ポスト30
に接近したことを人体検知センサ36によって検知する
と、制御器50は表示器33を点灯させる。また、利用
者が一人も停留所ポスト30の前にいない時には表示器
33を消灯し、蓄電池38が無駄に消費されるのを防止
する。更に、制御器50は、同一のバスから発信される
電波の強さを経時的に測定し、最も強くなった時点で、
そのバスが停留所を通過したものと判断し、通過予定時
刻の数字の表示を消灯させる。制御器50は時計機能を
備えており、路線バス10の通過を判断すると、その路
線バス10の「車両コード」と「通過時刻」を対にして
外部メモリ51に記憶させる。
【0012】図6は外部メモリ51に記憶されたデータ
のテーブルを示す。このテーブルには、1つの停留所を
通過した時刻の半年分が収納される。このテーブルの内
容は、外部外部接続端子39を介して外部の機器へ取り
出すことができる。次に、本発明のシステムの動作につ
いて説明する。路線バス10が始発点から発車する際に
は、発信器20はそれぞれ定められた車両コードが設定
されている。バスの運行中、電源スイッチ24はON状
態にあり、送信アンテナ21から所定の周期でバスコー
ド信号を乗せた電波が発信される。停留所ポスト30
は、毎日最初のバスが到着するよりも前の適当な時刻に
初期処理がなされ、制御器50内の運行ダイヤテーブル
56の更新がなされる。
【0013】図7は運行ダイヤテーブル56の初期状態
を示す。運行ダイヤテーブル56は、車両コード、行先
・予定時刻、運行フラグ、距離フラグ、通過フラグの各
項目を備えている。この運行ダイヤテーブル56の各フ
ラグの意味するところは、次の通りである。 運行フラグ:“1”は「車両コード」のバスが運行され
ることを表し、“0”はそのバスが運行されないことを
表す。 距離フラグ:停留所ポスト30と路線バス10との距離
を表すものであり、“1”は、バスが停留所から所定の
距離以内に近づいている状態を表し、“0”はバスが所
定の距離よりも遠方にあることを表す。 通過フラグ:“1”は、そのバスがまだ停留所を通過し
ていないことを表し、“0”はその停留所を通過してし
まったことを表す。 ここで、運行フラグは、例えば、平日と休日とでは異な
ったダイヤで運行される場合、制御器50が初期設定の
際に平日か休日かを判断してフラグの設定を行う。初期
設定された運行フラグは、次の日の初期設定まで変更さ
れることはない。運行フラグが設定されると、後記する
距離フラグと通過フラグが変更されるまでは、通過予定
時刻の表示は各フラグの組み合わせで決まる点灯状態に
維持される。
【0014】図8は受信側の処理を示す。この受信側の
処理は、停留所ポスト30に設けられた制御器50で行
われる。路線バス10が停留所に近づくと、路線バス1
0からの無線信号を受信器37が受信し、これを基に制
御器50による図8の処理が開始される。まず、受信電
界強度が測定される(ステップ81)。受信電界強度が
ノイズレべルよりも高いしきい値以上であることが判定
されると(ステップ82)、有効な受信信号として、受
信信号中の「車両コード」を確認(ステップ83)す
る。確認された「車両コード」から、そのバスが本日運
行予定のバスであるか否かを判定(ステップ84)す
る。本日の運行予定に含まれていれば、バスの接近処理
(ステップ85)を実行した後、路線バス10の通過処
理(ステップ86)を行い、更に、表示器33の状態処
理(ステップ87)を実行して全ての処理が終了する。
通常、路線バスの停留所が設置される道路には、上り方
向のバス及び下り方向のバスが通過するので、停留所ポ
スト30では両方向のバスからの無線信号が受信され
る。しかし、運行ダイヤテーブル56には、上りか下り
の一方向のバスの車両コードのみが登録されるので、登
録外のバスからの無線信号は受信があってもステップ8
5,86及び87の処理は行われない。
【0015】図9は停留所から路線バス10までの距離
xと受信電界強度Vの関係を示している。路線バス10
が停留所ポスト30に近づくにつれて受信電界強度は強
くなるので、停留所から所定距離x1に近づいたときの
電界強度v1をしきい値として、路線バス10からの発
信電波の電界強度が前記しきい値より大きくなった時
に、距離フラグを“0”から“1”に変更する。つま
り、距離フラグが“0”の時は、そのバスが停留所から
遠方にあり、“1”の時は、当該バスは、停留所の近く
まで来ていることを示している。
【0016】図10は図8における「バスの接近処理」
(ステップ85の処理)の詳細を示す。まず、停留所に
接近しているバスの通過フラグが、“1”であるか
“0”であるかを判定する(ステップ101)。通過フ
ラグが“1”、すなわちバスが停留所を通過していない
場合には、受信電界強度がv1以上か否かを判断する
(ステップ102)。受信電界強度がv1以上であれ
ば、バスが停留所に接近していると判断(ステップ10
3)し、距離フラグを“0”から“1”に変更(ステッ
プ104)する。ステップ101で通過フラグが“0”
であることが判断された場合、処理は終了とする。図1
0のように、この接近処理は、停留所に接近しているバ
スについてのみ接近処理がなされ、停留所を通過したバ
スについては何の処理もなされない。
【0017】図11は図8における「バスの通過処理」
(ステップ86の処理)の詳細を示す。また、図12は
停留所に到達した時点をtc とした時のバスと停留所間
の時間と停留所における電界強度を示している。図11
の通過処理は、停留所における受信電界強度の経時的な
変化が、図12に示すように、停留所に最も接近した
(停留所にバスが停車)時点tc の時に極大になること
を利用している。まず、通過フラグによって既に通過し
たバスか否かを判断(ステップ111)し、未通過のバ
スであれば、例えば、20m/秒間隔で電界強度を所定
回数(ここでは50点)測定する(ステップ112)。
次に、測定された値の複数点(ここでは5点)毎の加算
平均を逐次的に計算し(ステップ113)、各加算平均
の偏差の統計を計算する(ステップ114)。ついで、
この計算による偏差統計が正か負かを判定(ステップ1
15)する。偏差統計が正であれば、路線バス10が停
留所に近づいていると判断(ステップ117)する。一
方、偏差統計が負であれば、バスは停留所を通過したも
のと判断(ステップ116)し、通過フラグを“1”か
ら“0”に変更する(ステップ118)。このように、
停留所ポスト30にバスの通過を検知する手段を設けた
ことにより、その停留所に近づいているバスと既に通過
したバスとを分けて表示することが可能になる。
【0018】図8に示した表示器33の状態処理(ステ
ップ87の処理)は、図7のテーブルに示される各フラ
グの組み合わせに従って行われる。運行フラグ、距離フ
ラグ、通過フラグの組み合わせは8通りあるが、実際に
起きる組み合わせは図13に示す4通り(ケース1〜ケ
ース4)である。図13において、「ケース1」は、そ
の日に運行予定が無いバスのものであり、通過予定時刻
の表示は「消灯」されている。「ケース2」は、運行予
定はあるが、そのバスは停留所のはるか遠方にあり、時
刻の表示は「点灯」状態になっている。「ケース3」
は、バスが停留所に近づいたことを表し、時刻の表示は
「点滅」状態にある。「ケース4」は、バスが停留所を
通過したことを表し、時刻の表示は「消灯」されてい
る。
【0019】図14は或る停留所の7時10分頃の表示
器33の表示内容を示している。通過予定時刻の表示枠
にハッチングが施された部分は、表示が消灯され、既に
バスがこの停留所を通過したことを表している。点滅の
表示されている時刻表示(この例では、駅行きの「7時
15分」)は、そのバスがまもなく停留所に到着するこ
とを表している。このようにして、最初の停留所を或る
時刻に通過するバス(例えば、車両コード「M33
1」、行き先「駅」、通過予定時刻「6時15分」)の
「15」の数字は点灯状態からバスの接近によって点滅
状態に変わり、バスが通過すると消灯状態に変化する。
各停留所の停留所ポスト30は、通過予定時刻が異なる
のみで、同一の構成及び表示形態になっている。バスが
停留所に近づき通過すると、上記したように通過予定時
刻の表示が変化する。したがって、停留所でバスを待つ
利用者は、運行が予定されているが、まだ停留所の遠方
にあるバス、停留所に近接しているバス、既に通過して
しまったバス等の区別を予定時刻の表示から知ることが
できる。
【0020】以上の説明は、路線バス10の到着を表示
器33の表示を変えて行う実施例について述べたが、先
の例で「点滅表示」に加えて図5に示すように音声メモ
リ55及びスピーカ57を設けて点滅状態になったバス
の行き先と通過予定時刻を音声で報知することも可能で
ある。この場合、報知回数もしくは報知の時間々隔を設
定しておき、点滅状態になってからバスが通過するま
で、数回にわたって音声で報知することができる。
【0021】表示器33の表示は、「点灯」、「点
滅」、「消灯」の点消灯状態の変化に代えて、表示色の
違いによる表示にしてもよい。更に、停留所ポスト30
の近傍に利用者が全くいない場合、制御器50が表示器
33への電源供給を停止し、蓄電池38の消耗を少なく
する構成にすることも可能である。なお、近くに100
Vの電柱がある場所では、このラインから電源の供給を
受けるようにすることもできる。この場合、直流電出力
を得られるようにする電源回路の内蔵が新たに必要にな
る。
【0022】また、外部メモリ51には、路線バス10
がその停留所を通過した実際の時刻がある期間にわたり
蓄積されているので、これを次回のダイヤ改正の時に利
用することができる。
【0023】更に、表示器33にはバスの通過予定時刻
を表示するものとしたが、時刻表示に代えて他の表示、
例えば、広告、各種の案内等の表示を行うことも可能で
ある。
【0024】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
バスに搭載した発信器から情報を発信し、停留所に設置
した停留所ポストにより受信し、その受信結果を基に停
留所ポストに設けた表示器の表示を制御器で制御するよ
うにしたので、利用者に停留所にバスが接近しているこ
との報知を、簡単なシステム構成により達成することが
可能になり、バスの利用者へサービス向上が図れるよう
になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるバスロケーションシステムの概略
を示す構成図である。
【図2】図1の発信器の構成を示す斜視図である。
【図3】図1の停留所ポストの詳細構成を示す正面図で
ある。
【図4】図3の停留所ポストの側面図である。
【図5】図4の制御器の詳細構成を示すブロック図であ
る。
【図6】図4の外部メモリに記憶されたデータのテーブ
ル構成を示す説明図である。
【図7】運行ダイヤテーブルの初期状態を示す説明図で
ある。
【図8】受信側の処理を示すフローチャートである。
【図9】停留所から路線バスまでの距離と受信電界強度
の関係を示す特性図である。
【図10】図8における「バスの接近処理」の詳細を示
すフローチャートである。
【図11】図8における「バスの通過処理」の詳細を示
すフローチャートである。
【図12】停留所に到達した時点をtc とした時のバス
と停留所間の時間と停留所における電界強度の関係を示
す特性図である。
【図13】表示器の状態処理におけるフラグと表示状態
の組み合わせケースを示す説明図である。
【図14】或る停留所の或る時間帯の表示器の表示内容
を示す画面図である。
【符号の説明】
10 路線バス 20 発信器 22 キーボード 23 入力データ表示部 30 停留所ポスト 33 表示器 36 人体検知センサ 37 受信器 38 蓄電池 40 ソーラパネル 50 制御器 51 外部メモリ 52 CPU 53 ROM 55 音声メモリ 56 運行テーブル 57 スピーカ

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 予め定められたダイヤに従って運行経路
    を運行するバスに設置され、前記バスの行き先及び運行
    時刻を特定する車両コード信号を発信する発信器と、前
    記運行経路上の所定位置に確保された停留所に設置され
    ると共に、前記発信器からの無線信号を受信する受信
    器、前記バスの通過予定時刻等を表示する表示器、及び
    前記バスが停留所の近くに到達したことに伴う前記車両
    コード信号の受信に応じて前記表示器の表示状態を変更
    する制御手段の各々を備えた停留所ポストを設けたこと
    を特徴とするバスロケーションシステム。
  2. 【請求項2】 前記停留所ポストは、前記受信器、前記
    制御手段、及び電源としての蓄電池の各々を内蔵すると
    共に前記表示器を表面に装着した本体と、該本体を上端
    部に固定した状態で立設される脚部と、前記本体の上面
    に設置されて電源として用いられるソーラパネルとを具
    備することを特徴とする請求項1記載のバスロケーショ
    ンシステム。
  3. 【請求項3】 前記停留所ポストは、前記受信器が前記
    車両コード信号を受信した時、そのバスの行き先及び通
    過予定時刻等を音声で報知する音声発生装置を備えるこ
    とを特徴とする請求項1記載のバスロケーションシステ
    ム。
  4. 【請求項4】 前記音声発生装置は、前記バスよりの無
    線信号を受信後、予め定めた時間間隔で数回の音声報知
    を行うことを特徴とする請求項3記載のバスロケーショ
    ンシステム。
  5. 【請求項5】 前記停留所ポストは、前記表示器の近傍
    に人が存在するか否かを検知する人体検知センサを備
    え、この人体検知センサの検知に応じて前記表示器の照
    明を点灯することを特徴とする請求項1記載のバスロケ
    ーションシステム。
  6. 【請求項6】 前記発信器は、データの入力手段を備
    え、前記バスの運行の前に行き先及び運行時刻によって
    定められた車両コードの入力を可能にしたことを特徴と
    する請求項1記載のバスロケーションシステム。
  7. 【請求項7】 前記制御手段は、前記バスが前記停留所
    に接近したことを判定する処理手段を備え、前記バスの
    接近を判定した時に前記表示器の表示を点滅させ、或い
    は表示色を変更することを特徴とする請求項1記載のバ
    スロケーションシステム。
  8. 【請求項8】 前記制御手段は、前記バスが前記停留所
    を通過したことを判定する処理手段を備え、前記バスの
    通過を判定した時に前記表示器の表示を消灯させること
    を特徴とする請求項1記載のバスロケーションシステ
    ム。
  9. 【請求項9】 前記処理手段は、前記受信器による受信
    電界強度が前記バスと前記停留所の間の距離に応じて変
    化するのを利用して行うことを特徴とする請求項7又は
    8記載のバスロケーションシステム。
  10. 【請求項10】 前記制御手段は、時計機能及び記憶装
    置を備え、前記バスの通過時刻を定められた期間中前記
    記憶装置に記憶することを特徴とする請求項7記載のバ
    スロケーションシステム。
  11. 【請求項11】 前記制御手段は、前記記憶装置に蓄積
    されたデータを外部の端末装置へ転送するための外部接
    続端子を備えることを特徴とする請求項10記載のバス
    ロケーションシステム。
JP15502797A 1997-06-12 1997-06-12 バスロケーションシステム Expired - Fee Related JP3386979B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP15502797A JP3386979B2 (ja) 1997-06-12 1997-06-12 バスロケーションシステム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP15502797A JP3386979B2 (ja) 1997-06-12 1997-06-12 バスロケーションシステム

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH113495A true JPH113495A (ja) 1999-01-06
JP3386979B2 JP3386979B2 (ja) 2003-03-17

Family

ID=15597077

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP15502797A Expired - Fee Related JP3386979B2 (ja) 1997-06-12 1997-06-12 バスロケーションシステム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3386979B2 (ja)

Cited By (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20020093705A (ko) * 2002-11-09 2002-12-16 김남채 노선버스 통과시간 표시 타이머
CN103295415A (zh) * 2013-06-28 2013-09-11 上海新兴媒体信息传播有限公司 基于双信标和双模通信的公交车定位方法
JP2014010533A (ja) * 2012-06-28 2014-01-20 Lecip Holdings Corp 停留所の情報表示装置
JP2014228929A (ja) * 2013-05-20 2014-12-08 株式会社京三製作所 バス業務情報表示装置
JP2018063466A (ja) * 2016-10-11 2018-04-19 株式会社ゼンリンデータコム 動態管理システム、動態管理装置及び動態管理方法
JP6360266B1 (ja) * 2018-01-10 2018-07-18 安川情報システム株式会社 停留所管理システム
JP2019016334A (ja) * 2017-07-05 2019-01-31 聡子 荻原 バス停時刻掲示板(電子化)
US11648963B2 (en) 2019-09-30 2023-05-16 Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha Driving control apparatus for automated driving vehicle, stop target, and driving control system

Cited By (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20020093705A (ko) * 2002-11-09 2002-12-16 김남채 노선버스 통과시간 표시 타이머
JP2014010533A (ja) * 2012-06-28 2014-01-20 Lecip Holdings Corp 停留所の情報表示装置
JP2014228929A (ja) * 2013-05-20 2014-12-08 株式会社京三製作所 バス業務情報表示装置
CN103295415A (zh) * 2013-06-28 2013-09-11 上海新兴媒体信息传播有限公司 基于双信标和双模通信的公交车定位方法
JP2018063466A (ja) * 2016-10-11 2018-04-19 株式会社ゼンリンデータコム 動態管理システム、動態管理装置及び動態管理方法
JP2019016334A (ja) * 2017-07-05 2019-01-31 聡子 荻原 バス停時刻掲示板(電子化)
JP6360266B1 (ja) * 2018-01-10 2018-07-18 安川情報システム株式会社 停留所管理システム
JP2019121289A (ja) * 2018-01-10 2019-07-22 株式会社Ye Digital 停留所管理システム
US11648963B2 (en) 2019-09-30 2023-05-16 Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha Driving control apparatus for automated driving vehicle, stop target, and driving control system

Also Published As

Publication number Publication date
JP3386979B2 (ja) 2003-03-17

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CN106157673B (zh) 一种基于智能感知的公交出行信息提醒系统及方法
JP4986571B2 (ja) 携帯型ナビゲーション装置
US20110221615A1 (en) System and Method for Informing Public Transport Vehicle Arrival Information
JPH10208195A (ja) 乗車位置選定システム及び乗車位置案内システム
CN101520330A (zh) 手机到站提醒系统及方法
KR20070111590A (ko) 스케줄 정보를 이용한 출발시각 알림 방법 및 그 장치
JP3386979B2 (ja) バスロケーションシステム
CN109525733A (zh) 一种智能到站提醒方法及系统
CN101882378A (zh) 公交车到站人数提醒系统
KR20000030482A (ko) 목적지 도착알림 및 현재위치 확인장치
CN201362966Y (zh) 具有gps公交车动态信息提示的候车亭
KR200449990Y1 (ko) 버스 경로 안내 시스템 단말기를 구비한 안내표지판
CN201387670Y (zh) 盲人报站装置
CN111199657A (zh) 一种电子站牌终端系统
CN204155463U (zh) 一种公交站台显示站牌及公交车载线路牌
JPH10162032A (ja) 携帯情報端末装置とその利用システム
CN101866555A (zh) 智能公交临站提示系统
CN209674532U (zh) 视障人士用分布式公共汽车实时位置查询装置
JP3208048B2 (ja) 車両運行管理システムの通信方法
CN202976705U (zh) 公交电子路牌智能控制系统
CN102035575A (zh) 出租车无线呼租蜂窝系统
CN108877278A (zh) 一种多功能电子公交站牌及其控制方法
JPH06150193A (ja) タクシーの乗車報知方法及びそれに用いるタクシー呼出装置
JP2000331290A (ja) 乗物到来確認システム、及び、乗物到来確認システム用の携帯端末装置
JPH08305964A6 (ja) 音声警告装置

Legal Events

Date Code Title Description
LAPS Cancellation because of no payment of annual fees