JPH1134841A - アンチロックブレーキ制御装置 - Google Patents
アンチロックブレーキ制御装置Info
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- JPH1134841A JPH1134841A JP19122997A JP19122997A JPH1134841A JP H1134841 A JPH1134841 A JP H1134841A JP 19122997 A JP19122997 A JP 19122997A JP 19122997 A JP19122997 A JP 19122997A JP H1134841 A JPH1134841 A JP H1134841A
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Abstract
制御装置に関し、ABS制御の開始時点で、ホイルシリ
ンダ圧PW/C が過大となるのを防止することを目的とす
る。 【解決手段】 マスタシリンダ圧PM/C の時間変化率D
PM/C が所定値DP0 に達し(条件)、制動に伴う荷
重移動により前輪車輪加速度DVWFに正のピークが生じ
(条件)、車両減速度Gが所定値G0 に達し(条件
)、マスタシリンダ圧PM/C が所定値P0 に達し(条
件)、DVWFが所定値G1 を下回り(条件)、スリ
ップ基準が有効状態となる(条件)と、増圧ソレノイ
ド22にパルス信号が供給されることにより、ホイルシ
リンダ圧PW/C の増圧勾配が抑制される。このため、A
BS制御の開始時点でのホイルシリンダ圧PW/C が過大
となることが防止される。
Description
に係り、特に、アンチロックブレーキ制御を実行する機
能を有するブレーキ制御装置に関する。
2号に開示される如く、アンチロックブレーキ制御(以
下、ABS制御と称す)を実行する機能を有するブレー
キ制御装置が公知である。上記従来のブレーキ制御装置
において、ABS制御は車輪のスリップ率が所定値を越
えた場合に開始される。ABS制御が開始されると、先
ず、車輪のロック傾向が収束されるまで、ホイルシリン
ダの油圧(以下、ホイルシリンダ圧と称す)が減圧され
る。そして、以後、車輪のスリップ率が所定値以下に抑
制されるように、ホイルシリンダ圧の増減圧が繰り返し
行なわれる。従って、ABS制御によれば、急ブレーキ
操作が行なわれた場合に、車輪のロックを防止して車両
の速やかな制動を実現することができる。
御は車輪のスリップ率が所定値を越えた場合に開始され
る。従って、ABS制御が開始される時点でのホイルシ
リンダ圧の大きさは、走行路面の状態に依存して変化す
る。例えば、車両が、摩擦係数の比較的高い路面(以
下、高μ路と称す)を走行している場合には、車輪のス
リップは生じ難い。従って、車両が高μ路を走行してい
る場合に急ブレーキ操作が行なわれると、ABS制御が
開始される時点でのホイルシリンダ圧は高圧となる。
車輪のロック傾向が収束するようにホイルシリンダ圧の
減圧が行なわれる。しかしながら、上記した高μ路の走
行時に急ブレーキ操作が行なわれた場合の如く、ホイル
シリンダ圧が高圧となった状態でABS制御が開始され
ると、その開始直後におけるホイルシリンダ圧の減圧を
十分に行ない得なくなる場合がある。この場合、ABS
制御の開始直後に、車輪のロック傾向が増大してしまう
可能性がある。
であり、ABS制御の開始時点でのホイルシリンダ圧が
過度に高圧となるのを防止することが可能なアンチロッ
クブレーキ制御装置を提供することを目的とする。
に記載する如く、アンチロックブレーキ制御を実行する
制御手段を備えるアンチロックブレーキ制御装置におい
て、急ブレーキ操作が行なわれたことを検出する急ブレ
ーキ操作検出手段と、アンチロックブレーキ制御の開始
前に、急ブレーキ操作が行なわれた場合には、ホイルシ
リンダ圧の上昇を抑制する油圧上昇抑制手段と、を備え
たアンチロックブレーキ制御装置により達成される。
は、急ブレーキ操作が行なわれたことを検出する。一般
に、急ブレーキ操作が行なわれると、ホイルシリンダ圧
は高圧に増圧される。これに対して、油圧上昇抑制手段
は、アンチロックブレーキ制御の開始前に、急ブレーキ
操作が行なわれた場合には、ホイルシリンダ圧の上昇を
抑制する。このため、アンチロックブレーキ制御が開始
される時点でのホイルシリンダ圧が過度に高圧となるこ
とが防止される。
ンチロックブレーキ制御装置(以下、ABS制御装置1
0と称す)のシステム構成図である。なお、図1には、
1輪に対応する系統の油圧回路のみが示されているが、
ABS制御装置10は、4輪に対応する各系統について
図1と同様の油圧回路を備えている。
電子制御ユニット12(以下、ECU12と称す)を備
えている。ABS制御装置10はECU12により制御
される。ABS制御装置10は、また、マスタシリンダ
14を備えている。マスタシリンダ14の上部には、リ
ザーバタンク15が設置されている。マスタシリンダ1
4にはブレーキペダル16が連結されている。マスタシ
リンダ14は、ブレーキペダル16に付与されたペダル
踏力に応じた油圧(以下、マスタシリンダ圧PM/ C と称
す)を発生する。
連通している。液圧通路18には、マスタシリンダ圧P
M/C を検出するマスタ圧センサ20が配設されている。
マスタ圧センサ20の出力信号はECU12に供給され
ている。ECU12は、マスタ圧センサ20の出力信号
に基づいてマスタシリンダ圧PM/C を検出する。液圧通
路18は、その下流側において、増圧ソレノイド22に
連通している。増圧ソレノイド22は、ECU12から
オン信号を供給された場合に閉弁状態となる常開の電磁
開閉弁である。増圧ソレノイド22の下流側には、ホイ
ルシリンダ24へ至る液圧通路26が連通している。ま
た、増圧ソレノイド22には、逆止弁28が並設されて
いる。逆止弁28は、液圧通路26側から液圧通路18
側へ向かう流体の流れのみを許容するように構成されて
いる。
至る液圧通路30が連通している。減圧ソレノイド28
は、ECU12からオン信号を供給された場合に開弁状
態となる常閉の電磁開閉弁である。減圧ソレノイド28
の下流側には、補助リザーバ32へ至る液圧通路34が
連通している。補助リザーバ32には、ポンプ36の吸
入側へ至る液圧通路38が連通している。また、ポンプ
36の吐出側には、液圧通路18へ至る液圧通路40が
連通している。ポンプ36はポンプモータ42により駆
動され、補助リザーバ32に貯留されたブレーキフルー
ドを液圧通路18側へ汲み上げる。
ている。車輪速センサ43の出力信号はECU12に供
給されている。ECU12は、車輪速センサ43の出力
信号に基づいて各車輪の車輪速VW を検出する。また、
ECU12には、減速度センサ44が接続されている。
ECU12は減速度センサ44の出力信号に基づいて車
両の減速度Gを検出する。
以下である場合には、その車輪に対応する増圧ソレノイ
ド22及び減圧ソレノイド28を共にオフ状態(図1に
示す状態)とする。この場合、マスタシリンダ14とホ
イルシリンダ24とが連通すると共に、ホイルシリンダ
24と補助リザーバ32との連通が遮断されることで、
ホイルシリンダ24の液圧(以下、ホイルシリンダ圧P
W/C と称す)がマスタシリンダ圧PM/C と等圧に制御さ
れる通常ブレーキが実現される。
ップ率が所定値を越えると、所定のABS制御ルーチン
を起動することにより、その車輪についてABS制御の
実行を開始する。ABS制御は、増圧ソレノイド22及
び減圧ソレノイド28を適宜開閉することにより実現さ
れる。増圧ソレノイド22がオン(閉弁)状態とされ、
減圧ソレノイド28がオン(開弁)状態とされると、ホ
イルシリンダ24とマスタシリンダ14との連通が遮断
されると共に、ホイルシリンダ24と補助リザーバ32
とが連通する。このため、ホイルシリンダ24から補助
リザーバ32へブレーキフルードが流出することで、ホ
イルシリンダ圧PW/C が減圧される。以下、この状態を
減圧モードと称す。
態とされ、減圧ソレノイド28がオフ(閉)状態とされ
ると、ホイルシリンダ24が、マスタシリンダ14及び
補助リザーバ32の双方から遮断されることで、ホイル
シリンダ圧PW/C は一定に保持される。以下、この状態
を、保持モードと称す。また、増圧ソレノイド22がオ
フ(開)状態とされ、減圧ソレノイド28がオフ(閉)
状態とされると、ホイルシリンダ24とマスタシリンダ
14とが連通すると共に、ホイルシリンダ24と補助リ
ザーバ32との連通が遮断される。このため、ホイルシ
リンダ圧PW/C はマスタシリンダ圧PM/C に向けて増圧
される。以下、この状態を、増圧モードと称す。
ードが実現されることで、ホイルシリンダ圧PW/C が、
車輪のロック傾向が収束するような液圧(以下、基準液
圧と称す)まで減圧される。以下、ABS制御の開始
後、最初に実行されるホイルシリンダ圧PW/C の減圧
を、初期減圧と称す。初期減圧により、ホイルシリンダ
圧PW/C が基準液圧まで減圧されると、以後、車輪のス
リップ率が所定値を越えないように、増圧モード、保持
モード、及び減圧モードが適宜切り替えて実現されるこ
とで、ホイルシリンダ圧PW/C の増圧及び減圧が繰り返
される。従って、ABS制御によれば、車輪のロックを
防止しつつ車両の速やかな制動を実現することができ
る。
は、各輪について独立の液圧回路を備えている。従っ
て、本実施例においては、各輪について、上記増圧モー
ド、保持モード、及び減圧モードを実現することで、A
BS制御を各輪独立に実行することができる。上述の如
く、ABS制御は、車輪のスリップ率が所定値を越えた
場合に開始される。従って、ABS制御が開始される時
点でのホイルシリンダ圧PW/C の値は、走行路面の状態
によって変化することになる。例えば、車両が高μ路を
走行している場合は、車輪にスリップは生じ難い。従っ
て、この場合、ABS制御はホイルシリンダ圧PW/C が
比較的高圧まで増圧された時点で開始される。一方、車
両が低μ路を走行している場合は、車輪にスリップが生
じ易い。従って、この場合、ABS制御はホイルシリン
ダ圧PW/C が比較的低圧の状態で開始される。
先ず、初期減圧により、ホイルシリンダ圧PW/C は基準
液圧に向けて減圧される。このため、上記した高μ路の
走行中の如く、ABS制御が開始される時点で、ホイル
シリンダ圧PW/C が高圧に増圧されていると、ABS制
御の開始後、ホイルシリンダ圧PW/C を基準液圧まで速
やかに減圧させることができないことがある。この場
合、初期減圧が行なわれている間に、車輪のロック傾向
が増大してしまう可能性がある。
増圧(以下、初期増圧と称す)における増圧量は、初期
減圧での減圧量に応じて設定される。更に、初期増圧以
降のホイルシリンダ圧の増減圧における増減圧量は、そ
の前回の増減圧量に応じて設定される。一方、初期減圧
における減圧量は、ABS制御が開始される時点でのホ
イルシリンダ圧PW/C が高圧であるほど大きくなる。従
って、ABS制御が開始される時点でのホイルシリンダ
圧PW/C が高くなり過ぎていると、ABS制御中におけ
るホイルシリンダ圧PW/C の増減圧量が過大となる。こ
の場合、ホイルシリンダ圧PW/C の変動が不必要に大き
くなって、ABS制御による車両の減速を効果的に行な
うことができなくなってしまう。
0は、急ブレーキ操作が行なわれた場合にホイルシリン
ダ圧PW/C の上昇を抑制することで、ABS制御が開始
される時点でホイルシリンダ圧PW/C が過度に高圧とな
るのを防止し、これにより上述の如き不都合を回避し得
る点に特徴を有している。図2は、本実施例のABS制
御装置10において、急ブレーキ操作が行なわれた場合
の、車両の制動状態の時間変化を例示している。図2に
おいて、上段から順に、(a)前輪車輪速VWF、(b)
前輪車輪加速度DVWF、(c)車両の減速度G、(d)
マスタシリンダ圧PM/C 、(e)マスタシリンダ圧P
M/C の時間変化率DPM/C 、(f)ABS制御の開始条
件の判断基準となるスリップ基準の有効/無効状態、
(g)ホイルシリンダ圧PW/C 、及び、(h)増圧ソレ
ノイド22及び減圧ソレノイド28へのパルス出力状態
が示されている。なお、図2(a)には、車体速Vを破
線で併せて示している。
いて、急ブレーキ操作が開始されている。図2(d)に
示す如く、ブレーキ操作に伴ってマスタシリンダ圧P
M/C が速やかに立ち上がり、(e)に示す如く、マスタ
シリンダ圧PM/C の時間変化率DPM/C が所定値DP0
を上回ったこと(条件)でブレーキ操作が行なわれた
ことが検出される。また、マスタシリンダPM/C が立ち
上がることで、図2(g)に示す如く、時刻t1 以降、
前輪側のホイルシリンダ圧PW/C が上昇している。そし
て、ホイルシリンダ圧PW/C の上昇によって、(a)に
示す如く、前輪車輪速VWF及び車体速Vは低下し、一
方、(c)に示す如く、車両の減速度Gは上昇してい
る。
に制動トルクが作用すると、車輪にスリップが生ずるよ
うになる。このため、図2(a)に示す如く、急ブレー
キ操作が行なわれた後、前輪車輪速VWFは車体速Vより
も大きく落ち込んでいる。一方、車両の減速に伴う前方
への荷重移動によって、前輪に作用する荷重が増加す
る。前輪に作用する荷重が増加すると、前輪による路面
のグリップ状態が回復し、前輪のスリップ傾向は抑制さ
れる。このため、前輪車輪速VWFはいったん落ち込んだ
後、再び、車体速Vに向けて増加している。また、かか
る前輪車輪速VWFの増加に伴って、図2(b)に示す如
く、前輪車輪加速度DVWFに正のピークが発生してい
る。
ブレーキ操作が行なわれても、車両に発生する減速度は
小さい。車両の減速度が小さい場合には、減速に伴う前
輪への荷重移動も小さい。このため、前輪のスリップ傾
向はほとんど抑制されず、前輪車輪加速度DVWFに正の
ピークが生ずることはない。従って、急ブレーキ操作が
行なわれた後にDVWFに正のピークが検出されたこと
(条件)は、高μ路の走行中に急ブレーキ操作が行な
われたことを推認する判断基準の一つとなる。
された後、図2(c)に示す如く、減速度Gが所定値G
0 を上回ったこと(条件)で、急ブレーキ操作によ
り、車両に大きな減速度が発生したと判断される。ただ
し、上述の如く、走行路面が低μ路である場合は、急ブ
レーキ操作が行なわれても、車両に大きな減速度は発生
しない。従って、条件が成立したことで、上記条件
が成立したことと相俟まって、高μ路の走行中に急ブレ
ーキ操作が行なわれたと判断される。また、図2(d)
に示す如く、マスタシリンダ圧PM/C が所定値P0 を上
回ったこと(条件)で、ブレーキペダル16が大き踏
力で踏み込まれたと判断される。従って、条件が成立
したことで、上記条件及びが成立したことと相俟ま
って、今回のブレーキ操作が急ブレーキ操作であること
がより確実に判断される。
とで、高μ路の走行中に急ブレーキ操作が行なわれたと
判断される。従って、この場合には、ABS制御が開始
される時点で、ホイルシリンダ圧PW/C が過度に高圧と
なる可能性が大きいと判断される。このため、条件〜
が成立すると、以後、前輪のホイルシリンダ圧PW/ C
の増圧勾配を抑制するための制御(以下、前輪油圧急増
防止制御と称す)を適切なタイミングで開始するための
処理が行なわれる。
すると、図2(a)及び(b)に示す如く、その後、前
輪車輪速VWF及び前輪車輪加速度DVWFは低下する。そ
して、前輪車輪加速度DVWFが所定の基準値G1 を下回
ったこと(条件)が検出されると、この時点での車体
速Vと前輪車輪速VWFとの差δ0 がスリップ基準値とし
て記憶されると共に、図2(f)に示す如く、スリップ
基準状態が有効状態とされる。
車体速Vと前輪車輪速VWFとの差δが増加し、時刻t2
において、δが(δ0 +α)に達した時点で、ABS制
御の実行が開始される。ここで、αは、ABS制御の開
始条件の成否判断の基準となる所定値である。この場
合、前輪油圧急増防止制御が実行されなければ、図2
(g)に破線で示す如く、前輪のホイルシリンダ圧P
W/C がPm まで過度に上昇し、上記したように、ABS
制御の開始直後における車輪のロック傾向の増大や、A
BS制御中におけるホイルシリンダ圧PW/C の過大な変
動を招く可能性がある。
ップ基準状態が有効状態となったこと(条件)が検出
された時点で、前輪油圧急増防止制御が開始される。上
述の如く、ABS制御は、スリップ基準状態が有効状態
になった後、すなわち、条件が成立した後、車体速V
と前輪車輪速VWFとの差δが更に所定値αだけ増加した
時点で開始される。従って、本実施例においては、AB
S制御の開始前に、前輪油圧急増防止制御が実行される
ことにより、ホイルシリンダ圧PW/C の上昇が抑制され
ることになる。
制御の開始前にホイルシリンダ圧P W/C の上昇が抑制さ
れることで、図2(g)に示す如く、ABS制御が開始
される時点でのホイルシリンダ圧PW/C が過大となるこ
とが防止されている。このため、ABS制御の開始直後
の初期減圧において、ホイルシリンダ圧PW/C は基準液
圧まで速やかに減圧されており、これにより、初期減圧
中に車輪のロック傾向が増大することが防止されてい
る。また、初期減圧における減圧量が小さく抑制される
ことで、初期減圧の次の初期増圧における増圧量も必要
最小限に抑制されており、これにより、ABS制御中に
ホイルシリンダ圧PW/C が過剰に増減圧されることが防
止されている。
28をオフ(閉)状態に保持しつつ、増圧ソレノイド2
2に対してパルス信号を供給することにより実現され
る。図3は、前輪油圧急増防止制御において、増圧ソレ
ノイド22に対して供給されるパルス信号を示す図であ
る。上述の如く、減圧ソレノイド28がオフされた状態
で、増圧ソレノイド22にオン信号が供給されると保持
モードが実現され、ホイルシリンダ圧PW/C は一定に保
持される。また、増圧ソレノイド22にオフ信号が供給
されると増圧モードが実現され、ホイルシリンダ圧P
W/C はマスタシリンダ圧PM/C に向けて増圧される。従
って、図3に示す如く、増圧ソレノイド22に対してオ
ン・オフが交互に繰り返されるパルス波が供給されるこ
とで、増圧モードと保持モードとが交互に実現され、そ
の結果、増圧ソレノイド22がオフ状態に維持される場
合と比較して、ホイルシリンダ圧PW/C の上昇勾配が抑
制される。
22に供給されるパルス波のオン期間、すなわち、保持
モード期間T1 を例えば23msとし、また、このパル
ス波の周期T2 を例えば30msとしている。また、前
輪油圧急増防止制御において、増圧ソレノイド22に供
給されるパルス波の全パルス数Nは例えば7個としてい
る。ただし、前輪油圧急増防止制御の実行中に、ABS
制御の開始条件が成立した場合は、増圧ソレノイド22
に供給されたパルス数がNに達していなくとも、前輪急
圧急増防止制御を終了して、ABS制御を開始する。
記機能は、ECU12が所定のルーチンを実行すること
により実現される。以下、図4乃至図6を参照して、E
CU12が実行する処理の内容を説明する。図4乃至図
6は、本実施例において、ECU12が前輪油圧急増防
止制御を適正なタイミングで開始させるべく実行するル
ーチンのフローチャートである。なお、本ルーチンは、
一定時間間隔で起動される定時割り込みルーチンであ
り、左右前輪についてそれぞれ独立に実行される。
と、先ず、図4に示すステップ100の処理が実行され
る。ステップ100では、システム許可状態であるか否
かが判別される。その結果、システム許可状態でないな
らば、前輪油圧急増防止制御を実行すべきでないと判断
されて、次に、後述するステップ114において、前輪
油圧急増防止制御の実行を禁止するための処理が実行さ
れる。一方、ステップ100において、システム許可状
態である場合は、次にステップ102の処理が実行され
る。
路であるか否かが判別される。かかる判別は、例えば前
輪車輪加速度DVWFに基づいて行なわれ、DVWFに振動
的な変動が生じている場合に、走行路面は良路ではない
と判別される。ステップ102において、走行路面は良
路でないと判別された場合は、前輪油圧急増防止制御を
開始する適正なタイミングを検出するのは困難であると
判断されて、次に、後述するステップ114の処理が実
行される。一方、ステップ102において、走行路面は
良路であると判別された場合は、次にステップ104の
処理が実行される。
に異常がなく、かつ、その出力信号が有効であるか否か
が判別される。その結果、否定判別された場合は、前輪
油圧急増防止制御を適正に実行することができないと判
断されて、次に、後述するステップ114の処理が実行
される。一方、ステップ104において肯定判別された
場合は、次にステップ106の処理が実行される。
ABS制御の開始前であるか否かが判別される。その結
果、全ての車輪についてABS制御の開始前であると判
別された場合は、次にステップ108の処理が実行され
る。ステップ108では、マスタシリンダ圧PM/C の時
間変化率DPM/C が所定値DP0 以上であるか否か(す
なわち、上記条件が成立するか否か)が判別される。
その結果、DPM/C ≧DP0 が成立するならば、ブレー
キ操作が行なわれたと判断されて、次にステップ110
の処理が実行される。
可状態フラグFCONDがセットされる。すなわち、前輪油
圧急増防止許可状態フラグFCONDは、システムが許可状
態にあり、走行中の路面が良路であり、マスタ圧センサ
20に異常がなくその出力信号が有効であり、全ての車
輪がABS制御の開始前であり、かつ、上記条件が成
立した場合にセットされる。
にステップ112の処理が実行される。ステップ112
では、前輪油圧急増防止許可状態フラグFCONDが、所定
期間T1 以上、セットされた状態にあるか否かが判別さ
れる。その結果、肯定判別された場合は、次回のブレー
キ操作に備えて前輪油圧急増防止許可状態フラグFCO ND
を初期状態、すなわち、リセット状態に戻すべきである
と判断されて、次にステップ114の処理が実行され
る。
可状態フラグFCONDがリセットされる。後述する如く、
前輪油圧急増防止制御は、フラグFCONDがセットされて
いることを前提条件として実行される。従って、ステッ
プ114の処理が行なわれると、再度、ブレーキ操作が
行なわれて条件が成立するまで、前輪油圧急増防止制
御が実行されることはない。ステップ114の処理が終
了されると、次に、図5に示すステップ116の処理が
実行される。
112において否定判別された場合は、前輪油圧急増防
止許可状態フラグFCONDが操作されることなく、次に、
ステップ116の処理が実行される。図5に示すステッ
プ116では、前輪油圧急増防止許可状態フラグFCOND
がセットされているか否かが判別される。その結果、フ
ラグFCONDがセットされているならば、次に、ステップ
118において、本ルーチンが制御を行なっている車輪
(以下、対象輪と称す)がABS制御の実行を許可され
た状態にあるか否かが判別される。ここで、ABS制御
の実行の禁止/許可の設定は、例えば車体速Vに基づい
て行なわれ、車体速Vが所定値未満であれば、ABS制
御の実行は禁止状態とされる。
制御の実行を許可された状態にないと判別された場合
は、対象輪についてABS制御が開始されることはな
く、従って、前輪油圧急増防止制御を実行する必要はな
いと判断されて、次に、後述するステップ128の処理
が実行される。一方、ステップ118において、対象輪
がABS制御の実行を許可された状態にあると判別され
た場合は、次にステップ120の処理が実行される。
開始前であるか否かが判別される。その結果、対象輪が
ABS制御の開始前でないと判別された場合は、既に対
象輪についてABS制御が開始されていることになる。
この場合、前輪油圧急増防止制御を開始すべきでなく、
また、前輪油圧急増防止制御の実行中であれば、前輪油
圧急増防止制御を速やかに終了させるべきと判断され
て、次に、後述するステップ128の処理が実行され
る。一方、ステップ120において、対象輪がABS制
御の開始前であると判別された場合は、次にステップ1
22の処理が実行される。
WFの現在値DVWF(n)が前回値DVWF(n−1)以下
であり、かつ、前回値DVWF(n−1)が前々回値DV
WF(n−2)に比して大きいか否かが判別される。その
結果、DVWF(n)≦DVWF(n−1)かつDVWF(n
−1)>DVWF(n−2)が成立する場合は、前輪車輪
加速度DVWFは前回、正のピークであった、すなわち、
上記条件が成立したと判断される。この場合、次にス
テップ124において、条件が成立したことを示す前
輪油圧急増防止制御開始前提フラグFPRE がセットされ
る。ステップ124の処理が終了されると、次にステッ
プ126の処理が実行される。一方、上記ステップ12
2において否定判別された場合は、上記条件は成立し
ていないと判断されて、フラグFPRE が操作されること
なく、次に、後述するステップ130の処理が実行され
る。
御開始前提フラグFPRE が所定期間T2 以上、セットさ
れた状態であるか否かが判別される。その結果、肯定判
別された場合は、条件が成立したにもかかわらず、す
なわち、前輪への荷重移動が生じたにもかかわらず、条
件が成立しない場合であり、今回行なわれたブレーキ
操作は急ブレーキ操作ではなかったと判断されて、次に
ステップ128の処理が実行される。
御開始前提フラグFPRE がリセットされる。後述する如
く、フラグFPRE がセットされていない場合は、前輪油
圧急増防止制御が開始されず、また、前輪油圧急増防止
制御が既に実行されている場合は、前輪油圧急増防止制
御は終了される。従って、条件及びが成立しても、
ステップ128の処理が行なわれた後は、再度、条件
及びが成立しない限り、前輪油圧急増防止制御が実行
されることはない。ステップ128の処理が終了される
と、次に、図6に示すステップ130の処理が実行され
る。
判別された場合は、ステップ128はスキップされて、
次に、ステップ130の処理が実行される。図6に示す
ステップ130では、前輪油圧急増防止制御開始前提フ
ラグFPREがセットされているか否かが判別される。そ
の結果、フラグFPRE がセットされていないならば、次
に、後述するステップ146において、増圧モードを実
現するための処理が実行される。従って、フラグFPRE
がセットされていなければ、前輪油圧急増防止制御は開
始されず、また、前輪油圧急増防止制御の実行中である
場合にば、前輪油圧急増防止制御は終了されることにな
る。一方ステップ130において、フラグFPRE がセッ
トされているならば、次にステップ132の処理が実行
される。
出力信号が有効であるか否かが判別される。その結果、
減速度センサ44の出力信号が有効でないならば、次
に、後述するステップ146の処理が実行される。一
方、ステップ132において、減速度センサ44の出力
信号が有効ならば、次にステップ134の処理が実行さ
れる。
0 以上であるか否かが判別される。その結果、G≧G0
が不成立ならば、条件は成立していないと判断され
て、次に、後述するステップ146の処理が実行され
る。一方、ステップ134においてG≧G0 が成立する
ならば、条件が成立したと判断されて、次に、ステッ
プ136の処理が実行される。
に異常がなく、かつ、その出力信号が有効であるか否か
が判別される。その結果、否定判別された場合は、次
に、後述するステップ146の処理が実行される。一
方、ステップ136において肯定判別されたならば、次
にステップ138の処理が実行される。ステップ138
では、マスタシリンダ圧PM/C が所定値P0 以上である
か否かが判別される。その結果、PM/C ≧P0 が成立す
る場合は、上記条件が成立したと判断されて、次に、
ステップ140の処理が実行される。一方、ステップ1
38においてPM/C ≧P0 が不成立ならば、条件は成
立していないと判断されて、次に、後述するステップ1
46の処理が実行される。
状態であるか否か(すなわち、上記条件が成立してい
るか否か)が判別される。その結果、スリップ基準が有
効状態であるならば、ABS制御が開始される直前の状
態であり、従って、前輪油圧急増防止制御を開始すべき
と判断されて、次にステップ142の処理が実行され
る。一方、ステップ140において、スリップ基準が有
効状態でないならば、未だ条件は成立していないと判
断されて、以後の処理が実行されることなく今回のルー
チンは終了される。
御を実行するための処理、すなわち、増圧ソレノイド2
2に対して、図3に示すパルス信号を出力するための処
理が実行される。ステップ142の処理が終了される
と、次に、ステップ144の処理が実行される。ステッ
プ144では、増圧ソレノイド22に対して所定数N個
のパルスが出力されたか否かが判別される。その結果、
増圧ソレノイド22に対してN個のパルスが出力された
と判別されたならば、前輪油圧急増防止制御を終了させ
るべきと判断されて、次に、ステップ146の処理が実
行される。
るための処理、すなわち、増圧ソレノイド22をオフ状
態とするための処理が実行される。従って、前輪油圧急
増防止制御の実行中にステップ146の処理が実行され
ると、前輪油圧急増防止制御は終了される。ステップ1
46の処理が終了されると、今回のルーチンは終了され
る。
イド22に対して未だN個のパルスは出力されていない
と判断されたならば、ステップ146の処理が実行され
ることなく、すなわち、前輪油圧急増防止制御が終了さ
れることなく、今回のルーチンは終了される。上述の如
く、本実施例においては、高μ路の走行中に急ブレーキ
操作が行なわれた場合、ABS制御が開始される直前
に、前輪急増防止制御が実行されることで、ABS制御
が開始される時点での、ホイルシリンダ圧PW/C が過度
に高圧となることが防止される。従って、本実施例のA
BS制御装置10によれば、ABS制御の開始直後の初
期減圧において、ホイルシリンダ圧PW/C を基準液圧ま
で速やかに減圧させることができ、これにより、ABS
制御の開始直後に車輪のロック傾向が増大するのを防止
することができる。
ホイルシリンダ圧PW/C が抑制されることで、ABS制
御の開始直後の初期減圧における減圧量が過大となるの
を防止することができる。従って、本実施例によれば、
ABS制御の実行中に、ホイルシリンダ圧PW/C が過剰
に増減圧されるのを防止することができ、これにより、
ABS制御による車両の減速を効果的に行なうことがで
きる。
ルシリンダ圧PW/C の上昇を抑制するための制御を実行
することとしたが、本発明はこれに限定されるものでは
なく、後輪側のホイルシリンダ圧PW/C について同様の
制御を実行することとしてもよい。ただし、車両の制動
に伴う荷重移動によって後輪側に作用する荷重は減少す
るため、後輪側については上記実施例の条件を適用す
ることはできない。しかしながら、この場合には、条件
に代えて、路面が高μ路であることを示す他の条件を
用いることとすればよい。
が図4乃至図6に示すルーチンのステップ108、12
2、134、及び138の処理を実行することにより上
記した急ブレーキ操作検出手段が、ステップ140及び
142の処理を実行することにより上記した油圧上昇抑
制手段が、それぞれ実現されている。
御の開始前に急ブレーキ操作が行なわれた場合にはホイ
ルシリンダ圧の上昇を抑制することで、ABS制御が開
始される時点で、ホイルシリンダ圧が過度に高圧となる
のを防止することができる。従って、本発明に係るアン
チロックブレーキ制御装置によれば、ABS制御の開始
直後のホイルシリンダ圧の減圧を速やかに行なうことが
でき、これにより、ABS制御の開始直後に、車輪のロ
ック傾向が増大するのを防止することができる。
テム構成図である。
場合の制動状態を示す各種パラメータの時間変化を示す
図である。
時に増圧ソレノイドに供給されるパルス信号を示す図で
ある。
制御を適正なタイミングで開始させるべく実行するルー
チンのフローチャート(その1)である。
制御を適正なタイミングで開始させるべく実行するルー
チンのフローチャート(その2)である。
制御を適正なタイミングで開始させるべく実行するルー
チンのフローチャート(その3)である。
Claims (1)
- 【請求項1】 アンチロックブレーキ制御を実行する制
御手段を備えるアンチロックブレーキ制御装置におい
て、 急ブレーキ操作が行なわれたことを検出する急ブレーキ
操作検出手段と、 アンチロックブレーキ制御の開始前に、急ブレーキ操作
が行なわれた場合には、ホイルシリンダ圧の上昇を抑制
する油圧上昇抑制手段と、を備えたことを特徴とするア
ンチロックブレーキ制御装置。
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
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JPH1134841A true JPH1134841A (ja) | 1999-02-09 |
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ID=16271053
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JP19122997A Expired - Fee Related JP3502747B2 (ja) | 1997-07-16 | 1997-07-16 | アンチロックブレーキ制御装置 |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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JP5251986B2 (ja) * | 2008-10-14 | 2013-07-31 | トヨタ自動車株式会社 | 制動時の車輪過剰スリップを抑制する車輌用制動装置 |
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1997
- 1997-07-16 JP JP19122997A patent/JP3502747B2/ja not_active Expired - Fee Related
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US8573711B2 (en) | 2008-10-14 | 2013-11-05 | Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha | Vehicle braking apparatus suppressing excessive slip of wheel during braking |
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