JPH1134806A - モータアクチュエータ及びワイパ装置ユニット - Google Patents

モータアクチュエータ及びワイパ装置ユニット

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Publication number
JPH1134806A
JPH1134806A JP9207268A JP20726897A JPH1134806A JP H1134806 A JPH1134806 A JP H1134806A JP 9207268 A JP9207268 A JP 9207268A JP 20726897 A JP20726897 A JP 20726897A JP H1134806 A JPH1134806 A JP H1134806A
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JP
Japan
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gear
lever
motor actuator
wiper
wiper arm
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JP9207268A
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English (en)
Inventor
Hideshi Sawara
英志 佐原
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Asmo Co Ltd
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Asmo Co Ltd
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  • Connection Of Motors, Electrical Generators, Mechanical Devices, And The Like (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 リンク機構を有するモータアクチュエータに
おいて、スムーズな動きを確保しながら装置の小型化が
可能な手段及びこれを用いたワイパ装置ユニットを提供
することにある。 【解決手段】 回転の中心位置が固定されてモータ11
によって回転する第1のギヤ14と、ギヤ14にかみ合
ってその周りを回る第2のギヤ15と、ギヤ14とは非
係合状態でギヤ15にかみ合ってこれとともにギヤ14
の周りを回る第3のギヤ16と、回転の中心位置が固定
される出力軸20に連結固定される第1のレバー21
と、レバー21に回動自在に連結される第2のレバー2
2と、レバー22に回動自在に連結されるとともにギヤ
16の中心部に連結固定されてこれとともに回転する第
3のレバー23と、を有し、ギヤ14、15、16は、
回転中心の相対的な位置関係が維持されることを特徴と
する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、リンク機構を内蔵
するモータアクチュエータ及びこれを用いたワイパ装置
ユニットに関する。
【0002】
【発明の背景】ワイパ装置のように、所定角度での揺動
運動を必要とする装置には、リンク機構が用いられてい
る。例えば、実開平4−69358号公報には、モータ
の回転を、ウォーム及びウォームホイールにて減速し、
リンク機構によって揺動運動に変える装置が開示されて
いる。
【0003】図9は、リンク機構によって回転運動を揺
動運動へ変換してワイパを駆動する作用を説明する図で
ある。同図において、クランクピン111が点Oを中心
として回転し、このクランクピン111に回動自在に連
結されたロッド112と、出力軸113に固定されたレ
バー114とが、連結部115にて回動自在に連結され
て、リンク機構が構成されている。また、出力軸113
には、ワイパアーム116が固定され、ワイパアーム1
16にはワイパブレード117が固定されている。
【0004】そして、クランクピン111が、aの位置
を始点(0゜)として90゜ずつ左回りしてb(90
゜)、c(180゜)、d(270゜)、a(360
°)の位置へと回転すると、連結部115は、a´、b
´、c´、d´、a′の位置に移動する。a´及びc´
の位置でレバー114の揺動角が形成される。このa´
及びc´の位置は、クランクピン111の回転軌跡の中
心点0を通る直線上に位置している。したがって、レバ
ー114は、クランクピン111の回転軌跡の直径に対
応する揺動角、すなわち最大の揺動角を得られるように
なっている。
【0005】レバー114の揺動に対応して、ワイパア
ーム116を介してワイパブレード117が揺動する。
図において、クランクピン111がaの位置にあるとき
にワイパブレード117はa″の位置になり、クランク
ピン111がcの位置にあるときにワイパブレード11
7はc″の位置になる。これらa″及びc″の位置で、
ワイパブレード117は反転する。
【0006】このような構成によれば、レバー114の
動きをスムーズにするために、ある程度の長さのロッド
112が必要である。そうすると、クランクピン111
の回転軌跡と、レバー114の揺動軌跡と、が離れるた
めに装置が大型化する。
【0007】本発明は、上記問題点を解決するためにな
されたもので、その目的は、リンク機構を有するモータ
アクチュエータにおいて、スムーズな動きを確保しなが
ら装置の小型化が可能な手段及びこれを用いたワイパ装
置ユニットを提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1記載の発明は、回転の中心位置が固定され
てモータによって回転する第1のギヤと、前記第1のギ
ヤにかみ合って該第1のギヤの周りを回る第2のギヤ
と、前記第1のギヤとは非係合状態で前記第2のギヤに
かみ合って、該第2のギヤとともに前記第1のギヤの周
りを回る第3のギヤと、回転の中心位置が固定される出
力軸に連結固定される第1のレバーと、前記第1のレバ
ーに回動自在に連結される第2のレバーと、前記第2の
レバーに回動自在に連結されるとともに、前記第3のギ
ヤの中心部に連結固定されて該第3のギヤとともに回転
する第3のレバーと、を有し、前記第1、第2及び第3
のギヤは、回転中心の相対的な位置関係が維持されるこ
とを特徴とする。
【0009】本発明によれば、第1のギヤが回転する
と、第2及び第3のギヤが回転する。すなわち、第2及
び第3のギヤは自転する。また、第3のギヤには、第3
のレバーが連結固定されており、第3のレバーには第1
及び第2のレバーが回動自在に連結され、第1のレバー
は、回転の中心位置が固定される出力軸に連結されてい
る。したがって、第1及び第2のレバー及び出力軸によ
って、第3のレバーの動きが規制され、第2及び第3の
ギヤが第1のギヤの周りを回るようになる。すなわち、
第2及び第3のギヤは、第1のギヤの周りを公転する。
【0010】ここで、第2のギヤは第1のギヤとかみ合
っているので、その自転と公転の方向が一致する。これ
に対して、第3のギヤは、第1との間に第2のギヤが介
在しているので、自転と公転の方向が反対になる。した
がって、第3のギヤは、例えば右に公転すると、左に自
転する。この動きによって、第3のレバーと第2のレバ
ーとの連結部は移動する。この移動によって、第2のレ
バーが動いて第1のレバーは揺動する。
【0011】本発明によれば、回転運動の軌跡と揺動運
動の軌跡を接近させ又は重複させることができるので、
装置全体を小型化することができる。
【0012】請求項2記載の発明は、請求項1記載のモ
ータアクチュエータにおいて、前記第2及び第3のギヤ
は、等しい歯数を有し、前記第1のギヤは、前記第2又
は第3のギヤの2倍の歯数を有することを特徴とする。
【0013】本発明によれば、歯数について上記構成に
したことで、第1のギヤが1回転すると、第2及び第3
のギヤは、1回転の自転を行って第1のギヤの周りを1
周する。そして、第2及び第3のレバーの連結部は、第
1のギヤが1回転すると一往復する。こうして、第1の
ギヤが1回転すると、出力軸も1回転するようになる。
【0014】請求項3記載の発明は、請求項1又は請求
項2記載のモータアクチュエータと、このモータアクチ
ュエータによって往復回動運動するワイパアームと、こ
のワイパアームに回動自在に連結されるロッドと、この
ロッドに回動自在に連結されて前記ワイパアームと平行
に駆動される他のワイパアームと、車両のボディの一部
を構成するボディ板と、を含み、前記ボディ板には、前
記モータアクチュエータ及び少なくとも前記2つのワイ
パアームが取り付けられることを特徴とする。
【0015】本発明によれば、上述したモータアクチュ
エータの出力軸から、所定角度で反転する回転運動を得
ることができる。これを利用して、ワイパアームが往復
回動運動する。また、ワイパアームにロッドが連結され
ており、このロッドに他のワイパアームが取り付けられ
ており、複数のワイパアームが駆動されるようになって
いる。さらに、ボディ板にモータアクチュエータ及びワ
イパアームが取り付けられているので、このワイパ装置
ユニットの一部がボディを構成し、これらの構成がユニ
ット化されているので、取付作業が簡略化される。
【0016】請求項4記載の発明は、請求項3記載のワ
イパ装置ユニットにおいて、前記ボディ板に取り付けら
れるウォッシャ装置を含むことを特徴とする。
【0017】本発明によれば、ウォッシャ装置の取付作
業も簡略化することができる。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、本発明の好適な実施の形態
について、図面を参照して説明する。図1(A)〜図4
(B)は、本発明の実施形態に係るモータアクチュエー
タの概略図である。
【0019】モータアクチュエータ10は、モータ11
によって回転するウォーム12と、このウォーム12に
よって回転するウォームホイール13と、出力軸20
と、を有し、ウォームホイール13の回転を、反転する
回転運動として、出力軸20に伝達するようになってい
る。出力軸20は、ウォームホイール13の中心軸と平
行に延びている。
【0020】ウォームホイール13には、第1のギヤ1
4が一体的に設けられており、ギヤ14はウォームホイ
ール13とともに回転する。第1のギヤ14には、第2
のギヤ15がかみ合うようになっており、第2のギヤ1
5には、第3のギヤ16がかみ合うようになっている。
ただし、第3のギヤ16は、第1のギヤ14にはかみ合
わないようになっている。これら第1〜第3のギヤ1
4、15、16は、ウォームホイール13の外形に収ま
る大きさで設けられている。
【0021】また、第1〜第3のギヤ14、15、16
の回転軸14a、15a、16aは、プレート17に取
り付けられている。したがって、第1〜第3のギヤ1
4、15、16は、それぞれの回転軸14a、15a、
16aの相対的な位置関係が維持されるようになってい
る。ここで、回転軸14aはウォームホイール13の回
転の中心にもなっている。なお、第3のギヤ16とその
回転軸16aとは固定されており、両者が一体的に回転
するようになっている。
【0022】さらに、第2及び第3のギヤ15、16は
歯数が等しくなっており、第1のギヤ14は、第2及び
第3のギヤ15、16の倍の歯数を有するようになって
いる。
【0023】出力軸20は、ウォームホイール13を挟
んで、ウォーム12とは反対側に配置されている。出力
軸20には、第1のレバー21が連結固定されており、
このレバー21には第2のレバー22が連結部22aに
よって回動自在に連結され、このレバー22には第3の
レバー23が連結部22bによって回動自在に連結され
ている。
【0024】第3のレバー23は、第3のギヤ16の回
転軸16aに固定されている。上述したように、回転軸
16aはギヤ16に固定されているので、レバー23も
ギヤ16とともに回転するようになっている。また、レ
バー23の長さは、回転軸14a、16a間の距離に等
しくなっているのが好ましい。
【0025】本実施形態は、上記のように構成されてお
り、以下その作用を説明する。図1(A)には、出力軸
20に連結固定されたレバー21が一方の端部(最も左
側)に揺動した状態が示されている。この状態では、レ
バー21、22、23の間の連結部22a、22b及び
ギヤ16の回転軸16aが、直線L上に位置している。
直線Lは、ウォームホイール13及びギヤ14の回転軸
14a上を通る。また、レバー22、23は一直線状に
延びている。このことによって、図1(A)では、回転
軸14aから、最も離れた位置にレバー21が揺動した
状態となっている。
【0026】この状態を基準位置(0゜)として、ギヤ
14が左回転すると、ギヤ15を介して、ギヤ16が左
回転する。ここで、ギヤ16の中心にはレバー23が固
定されている。レバー23は、レバー21、22を介し
て、固定位置の出力軸20にて動きが規制される。した
がって、ギヤ16は、自転しながらギヤ14の周りを公
転する。
【0027】図1(B)には、ギヤ14が左方向に45
゜回転し、ギヤ16が左方向に45゜自転するのととも
に右方向に45゜公転した状態が示されている。このよ
うに、ギヤ16とともに回転するレバー23によって、
レバー22を介して、レバー21が右方向に揺動する。
ここで、レバー23の揺動の中心となる回転軸16a
は、上方に動きながら回転するので、レバー22、23
の連結部22bは、直線L上を移動する。
【0028】さらに、ギヤ14が左方向に45゜回転し
て、図1(A)に示す基準位置から90゜回転した状態
を図2(A)に示す。同図において、ギヤ16は、図1
(A)に示す基準位置から左方向に90゜自転するとと
もに右方向に90゜公転した状態となっている。また、
ギヤ16に連結固定されたレバー23とレバー22との
連結部22bが、ギヤ14の回転軸14aと重なった状
態となっている。こうして、レバー23がさらに右方向
に揺動する。
【0029】さらに、ギヤ14が左方向に45゜回転し
て、図1(A)に示す基準位置から135゜回転した状
態を図2(B)に示す。同図において、ギヤ16は、図
1(A)に示す基準位置から左方向に135゜自転する
とともに右方向に135゜公転した状態となっている。
また、連結部22bは、回転軸14a上を通る直線L上
に位置している。
【0030】さらに、ギヤ14が左方向に45゜回転し
て、図1(A)に示す基準位置から180゜回転した状
態を図3(A)に示す。同図において、ギヤ16は、図
1(A)に示す基準位置から左方向に180゜自転する
とともに右方向に180゜公転した状態となっている。
この状態では、レバー21、22、23の連結部22
a、22b及び回転軸16aが、直線L上に位置してい
る。また、レバー22、23は一直線状に延びている。
この状態では、図1(A)の状態と反対側で、回転軸1
4aから最も離れた位置(右側)にレバー21が揺動し
た状態となっている。
【0031】さらに、ギヤ14が左方向に45゜回転し
て、図1(A)に示す基準位置から225゜回転した状
態を図3(B)に示す。同図において、ギヤ16は、図
1(A)に示す基準位置から左方向に225゜自転する
とともに右方向に225゜公転した状態となっている。
この状態でも、連結部22bは、回転軸14a上を通る
直線L上に位置している。そして、レバー23が左方向
に戻るように揺動する。
【0032】さらに、ギヤ14が左方向に45゜回転し
て、図1(A)に示す基準位置から270゜回転した状
態を図4(A)に示す。同図において、ギヤ16は、図
1(A)に示す基準位置から左方向に270゜自転する
とともに右方向に270゜公転した状態となっている。
また、連結部22bが、ギヤ14の回転軸14aと重な
った状態となっている。こうして、レバー23がさらに
左方向に揺動する。
【0033】さらに、ギヤ14が左方向に45゜回転し
て、図1(A)に示す基準位置から315゜回転した状
態を図4(B)に示す。同図において、ギヤ16は、図
1(A)に示す基準位置から左方向に315゜自転する
とともに右方向に315゜公転した状態となっている。
この状態でも、連結部22bは、回転軸14a上を通る
直線L上に位置している。そして、レバー23が左方向
に戻る。
【0034】さらに左方向に45゜回転すると、ギヤ1
4は、図1(A)に示す基準位置に戻る。
【0035】以上の動作において、出力軸20に設けら
れたレバー21の揺動軌跡は、平面視において、ウォー
ムホイール13と重なるため、装置を小型化することが
できる。また、本実施形態では、レバー21を揺動させ
るためのレバー22、23を短くすることができる。こ
れによっても装置を小型化することができる。
【0036】次に、図5〜図8は、本発明の実施形態に
係るワイパ装置ユニットを示す図である。これらのワイ
パ装置ユニットは、いずれも自動車のワイパ装置を構成
するためのものである。
【0037】図5に示すワイパ装置ユニット30は、上
述したモータアクチュエータ10を含む。すなわち、モ
ータアクチュエータ10の出力軸20にレバー32が固
定されており、このレバー32が揺動するようになって
いる。レバー32には、リンク34が回動自在に連結さ
れ、リンク34には、ワイパアーム36が回動自在に連
結されている。ワイパアーム36は、ボディに固定する
ための回転軸36aを有している。以上の構成によっ
て、ワイパアーム36を往復回動運動させることができ
る。また、レバー32には、他のワイパアームを駆動す
るためのロッド38が回動自在に連結されている。
【0038】このワイパ装置ユニット30は、ワイパア
ーム36を駆動するための機構が備えられているので、
ボディへの取付作業が簡略化される。
【0039】図6に示すワイパ装置ユニット40も、モ
ータアクチュエータ10が使用され、一対のワイパアー
ム42、44を有する。すなわち、モータアクチュエー
タ10の出力軸20にレバー46が固定されており、こ
のレバー46が揺動するようになっている。レバー46
には、一対のロッド41、43が回動自在に連結され、
ロッド41、43には、ワイパアーム42、44が回動
自在に連結されている。ワイパアーム42、44は、ボ
ディに固定される回転軸42a、44aを有している。
以上の構成によって、一対のワイパアーム42、44を
往復回動運動させることができる。
【0040】このワイパ装置ユニット40は、一対のワ
イパアーム42、44を駆動するための機構が備えられ
ているので、さらにボディへの取付作業が簡略化され
る。
【0041】図7にはワイパ装置ユニット50の全体が
示され、図8には、ワイパ装置ユニット50を自動車の
ボディに取り付けた状態の概略が示されている。
【0042】ワイパ装置ユニット50も、モータアクチ
ュエータ10を含む。モータアクチュエータ10の出力
軸20にはワイパアーム52が固定されており、出力軸
20によって直接ワイパアーム52を往復回動運動させ
るようになっている。なお、ワイパアーム52には、ワ
イパブレード53が取り付けられている。
【0043】ワイパアーム52には、ロッド56の一方
の端部が回動自在に連結されている。ロッド56の他方
の端部は、別のワイパアーム54に回動自在に連結され
ている。このワイパアーム54は、回転軸54aを有し
ている。そして、一方のワイパアーム52が往復回動運
動すると、ロッド56を介して、他方のワイパアーム5
4も往復回動運動する。なお、ワイパアーム54にもワ
イパブレード55が取り付けられている。
【0044】さらに、ワイパ装置ユニット50は、ウォ
ッシャノズル60、給水部62、並びに図示しないウォ
ッシャタンク及びウォッシャモータ等からなるウォッシ
ャ装置を含む。
【0045】以上の構成は、ボディの一部を構成するル
ーバ64によってユニット化されている。すなわち、モ
ータアクチュエータ10は、ルーバ64の裏面に固定さ
れており、ワイパアーム54の回転軸54aもルーバ6
4に固定されており、ウォッシャノズル60や給水部6
2もルーバ64に取り付けられている。なお、ルーバ6
4は樹脂にて成形してもよく、その場合には、ウォッシ
ャノズル60や給水部62を一体的に成形することがで
きる。
【0046】このルーバ64は、図8に示すように、フ
ロントウインドガラス66に取り付けられるとともに、
エンジンフード68によって一部が覆われるようになっ
ている。特に、ロッド56並びにウォッシャノズル60
及び給水部62の上方をエンジンフード68が覆うよう
になっている。
【0047】本実施形態によれば、ワイパ装置及びウォ
ッシャ装置が一体化されていることに加えて、ルーバ6
4がボディの一部を構成するので、これらの取付作業が
簡略化される。なお、輸送の便宜を図るために、ワイパ
アーム54とロッド56との連結を外しておいて、ワイ
パアーム52、54を重ねておいてもよい。
【0048】
【図面の簡単な説明】
【図1】図1(A)及び図1(B)は、本発明の実施形
態に係るモータアクチュエータの概略図である。
【図2】図2(A)及び図2(B)は、本発明の実施形
態に係るモータアクチュエータの概略図である。
【図3】図3(A)及び図3(B)は、本発明の実施形
態に係るモータアクチュエータの概略図である。
【図4】図4(A)及び図4(B)は、本発明の実施形
態に係るモータアクチュエータの概略図である。
【図5】本発明の実施形態に係るワイパ装置ユニットを
示す図である。
【図6】本発明の他の実施形態に係るワイパ装置ユニッ
トを示す図である。
【図7】本発明のさらに別の実施形態に係るワイパ装置
ユニットを示す図である。
【図8】図7に示すワイパ装置ユニットをボディに取り
付けた状態を示す概略図である。
【図9】従来のリンク機構によって回転運動を揺動運動
へ変換してワイパを駆動する作用を説明する図である。
【符号の説明】
10 モータアクチュエータ 11 モータ 14 第1のギヤ 15 第2のギヤ 16 第3のギヤ 20 出力軸 21 第1のレバー 22 第2のレバー 23 第3のレバー 30、40、50 ワイパ装置ユニット 36、42、44、52、54 ワイパアーム 38、56 ロッド 64 ルーバ(ボディ板) 60 ウォッシャノズル 62 給水部

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 回転の中心位置が固定されてモータによ
    って回転する第1のギヤと、 前記第1のギヤにかみ合って該第1のギヤの周りを回る
    第2のギヤと、 前記第1のギヤとは非係合状態で前記第2のギヤにかみ
    合って、該第2のギヤとともに前記第1のギヤの周りを
    回る第3のギヤと、 回転の中心位置が固定される出力軸に連結固定される第
    1のレバーと、 前記第1のレバーに回動自在に連結される第2のレバー
    と、 前記第2のレバーに回動自在に連結されるとともに、前
    記第3のギヤの中心部に連結固定されて該第3のギヤと
    ともに回転する第3のレバーと、 を有し、 前記第1、第2及び第3のギヤは、回転中心の相対的な
    位置関係が維持されることを特徴とするモータアクチュ
    エータ。
  2. 【請求項2】 請求項1記載のモータアクチュエータに
    おいて、 前記第2及び第3のギヤは、等しい歯数を有し、 前記第1のギヤは、前記第2又は第3のギヤの2倍の歯
    数を有することを特徴とするモータアクチュエータ。
  3. 【請求項3】 請求項1又は請求項2記載のモータアク
    チュエータと、このモータアクチュエータによって往復
    回動運動するワイパアームと、このワイパアームに回動
    自在に連結されるロッドと、このロッドに回動自在に連
    結されて前記ワイパアームと平行に駆動される他のワイ
    パアームと、車両のボディの一部を構成するボディ板
    と、を含み、 前記ボディ板には、前記モータアクチュエータ及び少な
    くとも前記2つのワイパアームが取り付けられることを
    特徴とするワイパ装置ユニット。
  4. 【請求項4】 請求項3記載のワイパ装置ユニットにお
    いて、 前記ボディ板に取り付けられるウォッシャ装置を含むこ
    とを特徴とするワイパ装置ユニット。
JP9207268A 1997-07-16 1997-07-16 モータアクチュエータ及びワイパ装置ユニット Withdrawn JPH1134806A (ja)

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JP9207268A Withdrawn JPH1134806A (ja) 1997-07-16 1997-07-16 モータアクチュエータ及びワイパ装置ユニット

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JP (1) JPH1134806A (ja)

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Effective date: 20041005