JP7124300B2 - 車両ワイパ装置 - Google Patents

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本発明は、車両ワイパ装置に関するものである。
自動車等の車両に装備された車両ワイパ装置としては、一点を軸としてワイパアーム及びワイパブレードを回動させるものの他に、4節リンク機構を備えることで、フロントウインドウ(払拭面)の払拭範囲を単純な扇形とは異なる所望の範囲(実質的に拡大されたような範囲)とするものがある(例えば、特許文献1参照)。
このような車両ワイパ装置は、フロントウインドウの下端側において車体に対して回動可能に支持されたメインレバーを駆動源の駆動力にて往復回動させると、そのメインレバーの駆動力によってアームヘッドを含む他のレバーが従動して回動することで、単純な扇形よりもフロントウインドウにおける上方の角に近い部位を払拭することが可能となる。
特開平11-227572号公報
上記のように払拭範囲を実質的に拡大するような車両ワイパ装置は種々提案されているが、車両搭載性等を良好とするためなど、更に新たな車両ワイパ装置が求められている。
本発明は上記問題点を解消するためになされたものであって、その目的は、良好に払拭範囲を拡大することができる車両ワイパ装置を提供することにある。
上記課題を解決する車両ワイパ装置は、車体に対して一定の位置にある第1軸線を中心として回動可能に基端部が支持された第1駆動レバーと、前記車体に対して一定の位置にある第2軸線を中心として回動可能に基端部が支持された第2駆動レバーと、前記第1駆動レバーの先端側にある第3軸線を中心として回動可能に基端側が連結された第1従動レバーと、前記第1従動レバーの先端側にある第4軸線を中心として回動可能に基端側が連結されるとともに、前記第2駆動レバーの先端側にある第5軸線を中心として回動可能に先端側が連結された第2従動レバーと、前記第2従動レバーと一体動作するように設けられ、払拭面の上下反転位置の間を往復払拭するための第1ワイパブレードが先端部に連結される第1ワイパアームと、単一の駆動源の回転軸と一体回転可能に固定された揺動用クランクアームを含み前記第1駆動レバーに駆動力を伝達する揺動用伝達機構と、前記駆動源の前記回転軸と一体回転可能に固定された伸縮用クランクアームを含み前記第2駆動レバーに駆動力を伝達し前記第1ワイパアームの基端側の揺動中心軸である前記第5軸線を前記払拭面の上下方向に移動させる軸移動機構とを備える。
同構成によれば、単一の駆動源を駆動すると、その駆動力が揺動用クランクアームを含む揺動用伝達機構を介して第1駆動レバーに伝達されるとともに伸縮用クランクアームを含む軸移動機構を介して第2駆動レバーに伝達される。そして、第1駆動レバーの回動により第1ワイパアームの揺動動作、即ち第1ワイパブレードによる払拭動作が行われる際に、第2駆動レバーの回動により第2駆動レバーの先端側にある第5軸線(第1ワイパアームの基端側)を移動させることで、第1ワイパブレードによる払拭範囲を拡大することが可能となる。
上記車両ワイパ装置であって、前記揺動用伝達機構は、前記回転軸が1往復正逆回動されると該回転軸と一体回転可能に固定された前記揺動用クランクアームが正逆回動されることで前記第1駆動レバーが1往復揺動して前記第1ワイパブレードによる払拭動作を1往復させるように設定され、前記軸移動機構は、前記回転軸が1往復正逆回動されると該回転軸と一体回転可能に固定された前記伸縮用クランクアームが正逆回動されることで前記第2駆動レバーが2往復揺動して、該第2駆動レバーの往動時には前記第5軸線を前記払拭面の上下方向に移動させるとともに該第2駆動レバーの復動時には前記第5軸線を前記払拭面の上下方向に移動させるように設定される。
同構成によれば、回転軸が1往復正逆回動すると第1駆動レバーも1往復揺動して第1ワイパブレードによる払拭動作が1往復する。また、回転軸が1往復正逆回動すると第2駆動レバーは2往復揺動する。即ち、例えば、第1ワイパブレードの上下反転位置の中間地点で、第2駆動レバーの先端側にある第5軸線を払拭面の上方側に移動させ、第1ワイパブレードが上下反転位置にある状態で、第2駆動レバーの先端側にある第5軸線を払拭面の下方側に移動させることができ、払拭面における上方の角に近い部位を払拭することが可能となる。よって、具体的に第1ワイパブレードによる払拭範囲を拡大することが可能となる。
上記車両ワイパ装置であって、前記揺動用伝達機構は、前記揺動用クランクアームと前記第1駆動レバーとを直接的に連結する揺動用ロッドを含み、前記軸移動機構は、前記伸縮用クランクアームと前記第2駆動レバーとを直接的に連結する伸縮用ロッドを含むことが好ましい。
同構成によれば、揺動用伝達機構は、揺動用クランクアームと第1駆動レバーとを直接的に連結する揺動用ロッドを含むため、揺動用クランクアームと第1駆動レバーとが無駄なく連結される。また、軸移動機構は、伸縮用クランクアームと第2駆動レバーとを直接的に連結する伸縮用ロッドを含むため、伸縮用クランクアームと第2駆動レバーとが無駄なく連結される。よって、例えば複雑に動きを変換させるように連結された車両ワイパ装置に比べて、部品点数(リンク(節)の数)が増大しない。
上記車両ワイパ装置であって、前記揺動用伝達機構は、前記揺動用クランクアームと前記第1駆動レバーとを連結する揺動用ロッドを含み、前記揺動用ロッドは、前記揺動用クランクアームと第2ワイパアームに連結される第2ワイパアーム用レバーとを連結する第1連結ロッド、及び前記第2ワイパアーム用レバーと前記第1駆動レバーとを連結する第2連結ロッドであることが好ましい。
同構成によれば、揺動用ロッドは、揺動用クランクアームと第2ワイパアームに連結される第2ワイパアーム用レバーとを連結する第1連結ロッド、及び第2ワイパアーム用レバーと第1駆動レバーとを連結する第2連結ロッドであるため、揺動用ロッドが2つになるものの第2ワイパアームの駆動にも利用され、無駄が生じない。
上記車両ワイパ装置であって、前記駆動源の前記回転軸には、第2ワイパアームの基端部が一体回転可能に連結されることが好ましい。
同構成によれば、前記駆動源の前記回転軸には、第2ワイパアームの基端部が一体回転可能に連結されるため、特に他のレバーやロッド等を増やすことなく第2ワイパアームをも駆動することができる。
上記車両ワイパ装置であって、前記揺動用伝達機構の少なくとも一部は、その駆動時の少なくとも一部の状態で、前記第1軸線の軸線方向から見て、前記第1駆動レバーと前記第2駆動レバーと前記第1従動レバーと前記第2従動レバーとで囲まれる部位の内側を通るように設定されることが好ましい。
同構成によれば、揺動用伝達機構の少なくとも一部は、その駆動時の少なくとも一部の状態で、第1軸線の軸線方向から見て、第1駆動レバーと第2駆動レバーと第1従動レバーと第2従動レバーとで囲まれる部位の内側を通るように設定されるため、前記内側を通らないものに比べて、搭載スペースの小型化を図ることができる。
上記車両ワイパ装置であって、前記軸移動機構の少なくとも一部は、その駆動時の少なくとも一部の状態で、前記第1軸線の軸線方向から見て、前記第1駆動レバーと前記第2駆動レバーと前記第1従動レバーと前記第2従動レバーとで囲まれる部位の内側を通るように設定されることが好ましい。
同構成によれば、軸移動機構の少なくとも一部は、その駆動時の少なくとも一部の状態で、第1軸線の軸線方向から見て、第1駆動レバーと第2駆動レバーと第1従動レバーと第2従動レバーとで囲まれる部位の内側を通るように設定されるため、前記内側を通らないものに比べて、搭載スペースの小型化を図ることができる。
本発明の車両ワイパ装置によれば、良好に払拭範囲を拡大することができる。
一実施形態における車両ワイパ装置を備えた車両の一部模式図。 一実施形態における車両ワイパ装置の平面図。 一実施形態における車両ワイパ装置の動作を説明するための平面図。 一実施形態における車両ワイパ装置の動作を説明するための平面図。 一実施形態における車両ワイパ装置の動作を説明するための平面図。 一実施形態における車両ワイパ装置の動作を説明するための平面図。 別例における車両ワイパ装置の平面図。 別例における車両ワイパ装置を備えた車両の一部模式図。
以下、車両ワイパ装置を備えた車両の一実施形態を図1~図6に従って説明する。
図1に示すように、車両の払拭面としてのフロントウインドウ1の下方(地面方向)には、車両ワイパ装置2が配設されている。尚、フロントウインドウ1は、その縁に黒色に着色された黒色セラミックエリア1a(図1中、網掛け部位)を有している。
図2に示すように、車両ワイパ装置2は、単一の駆動源としてのモータ11を備え、その回転軸11aの先端部には揺動用クランクアーム12の基端部が回転軸11aと一体回転可能に固定されるとともに伸縮用クランクアーム13の基端部が回転軸11aと一体回転可能に固定されている。この揺動用クランクアーム12と伸縮用クランクアーム13は、先端側が回転軸11aから異なる方向に延びるように設けられている。
モータ11は、制御部14に電気的に接続され、制御部14によって回転軸11aが180°未満の角度範囲で正逆回転(回動)されるモータ(ブラシ付き直流モータ、またはブラシレスモータ)である。
又、車両には、運転席側ピボット軸15が車体に対して一定の位置で回動可能に支持されて設けられ、該運転席側ピボット軸15の基端部には第2ワイパアーム用レバーとしての運転席側揺動レバー16が固定され、同運転席側ピボット軸15の先端部には運転席側の第2ワイパアーム17(そのアームヘッド17a)が固定されている。図1に示すように、第2ワイパアーム17の先端部にはフロントウインドウ1の運転席側を払拭するための第2ワイパブレード18が連結されている。
そして、前記揺動用クランクアーム12の先端部と前記運転席側揺動レバー16とは、第1連結ロッド19にて連結されている。これにより、モータ11が駆動されると、揺動用クランクアーム12が回動し、その動力が第1連結ロッド19を介して運転席側揺動レバー16に伝達されて該運転席側揺動レバー16が揺動し、該運転席側揺動レバー16とともに第2ワイパアーム17が揺動(車両に対して一定の軸で回動駆動)される。すると、第2ワイパブレード18によってフロントウインドウ1の運転席側の上反転位置と下反転位置との間の範囲が往復払拭される。尚、図1では、第2ワイパブレード18による通常払拭範囲H1を一点鎖線にて図示している。
又、車両には、第1助手席側ピボット軸21が車体に対して一定の位置の第1軸線L1を中心として回動可能に支持されて設けられるとともに、第2助手席側ピボット軸22が車体に対して一定の位置の第2軸線L2を中心として回動可能に支持されて設けられている。本実施形態では、筒状の第1助手席側ピボット軸21の内部を貫通するように第2助手席側ピボット軸22が設けられることで、第1軸線L1と前記第2軸線L2とが同一直線L上(同心上)に配置されている。
第1助手席側ピボット軸21の基端部には、第1助手席側揺動レバー25が固定され、同第1助手席側ピボット軸21の先端部には、第1駆動レバー26が固定されている。そして、第1駆動レバー26と一体回動する第1助手席側揺動レバー25と前記運転席側揺動レバー16とは、第2連結ロッド27にて駆動連結されている。これにより、前記モータ11が駆動されて前述したように運転席側揺動レバー16が揺動すると、その駆動力が第2連結ロッド27を介して第1助手席側揺動レバー25に伝達されて該第1助手席側揺動レバー25が揺動し、該第1助手席側揺動レバー25とともに第1駆動レバー26が第1軸線L1周りに揺動(回動)する。尚、本実施形態では、前記第1連結ロッド19と第2連結ロッド27とが揺動用クランクアーム12と第1駆動レバー26とを直接的に連結する揺動用ロッドを構成している。
又、第2助手席側ピボット軸22は、第1助手席側ピボット軸21よりも長く形成されて、その基端部及び先端部が第1助手席側ピボット軸21から軸方向に突出し、その基端部には、第2助手席側揺動レバー28が固定され、第2助手席側ピボット軸22の先端部には、第2駆動レバー29が固定されている。
そして、前記伸縮用クランクアーム13の先端部と(第2駆動レバー29と一体回動する)前記第2助手席側揺動レバー28とは、第3連結ロッド31にて連結されている。これにより、モータ11が駆動されると、伸縮用クランクアーム13が回動し、その動力が第3連結ロッド31を介して第2助手席側揺動レバー28に伝達されて該第2助手席側揺動レバー28が揺動し、該第2助手席側揺動レバー28とともに第2駆動レバー29が揺動(回動)する。尚、第1助手席側ピボット軸21と第2助手席側ピボット軸22とは互いに連動していない。言い換えれば、第1助手席側ピボット軸21と第2助手席側ピボット軸22とは、同一直線L上に配置されているが、その回動動作は互いに独立している。また、本実施形態では第3連結ロッド31が伸縮用クランクアーム13と第2駆動レバー29とを直接的に連結する伸縮用ロッドを構成している。
又、図2~図6に示すように、車両ワイパ装置2は、前記第1駆動レバー26の先端側にある第3軸線L3を中心として回動可能に基端側が連結された第1従動レバー32を備える。
又、車両ワイパ装置2は、前記第1従動レバー32の先端側にある第4軸線L4を中心として回動可能に基端側が連結されるとともに、前記第2駆動レバー29の先端側にある第5軸線L5を中心(揺動中心軸)として回動可能に先端側が連結された第2従動レバーとしてのアームヘッド33を備える。図1に示すように、アームヘッド33は、第1ワイパアーム35の一部を構成し、該第1ワイパアーム35の先端部にはフロントウインドウ1の助手席側を払拭するための第1ワイパブレード36が連結されている。
前記第1駆動レバー26、第2駆動レバー29、前記第1従動レバー32、及びアームヘッド33は、前記第1軸線L1(前記第2軸線L2)から前記第3軸線L3までの長さと、前記第4軸線L4から前記第5軸線L5までの長さが同じとなるように設定されて連結されている。又、前記第1駆動レバー26、第2駆動レバー29、前記第1従動レバー32、及びアームヘッド33は、前記第3軸線L3から前記第4軸線L4までの長さと、前記第1軸線L1(前記第2軸線L2)から前記第5軸線L5までの長さが同じとなるように設定されて連結されている。即ち、それらは、第1駆動レバー26とアームヘッド33とが平行を保ち、第2駆動レバー29と第1従動レバー32とが平行を保つ平行四辺形形状のリンク機構とされている。尚、本実施形態では、第1駆動レバー26、第1従動レバー32、及びアームヘッド33が、第1ワイパアーム35を往復揺動する揺動機構を構成している。また、本実施形態では、第2駆動レバー29が、第1ワイパアーム35をその長手方向に伸縮する伸縮機構であって、第1ワイパアーム35の基端側の揺動中心軸(第5軸線L5)をフロントウインドウ1の上下方向に移動させる軸移動機構を構成している。また、本実施形態では、前記揺動用クランクアーム12、第1連結ロッド19、運転席側揺動レバー16、第2連結ロッド27、及び第1助手席側揺動レバー25が第1駆動レバー26に駆動力を伝達する揺動用伝達機構を構成している。また、本実施形態では、伸縮用クランクアーム13、第3連結ロッド31、及び第2助手席側揺動レバー28が第2駆動レバー29に駆動力を伝達する伸縮用伝達機構を構成している。
そして、前記揺動用伝達機構は、第1駆動レバー26に外力を加えても回転軸11aを回転させることができない死点を含まない第1角度範囲θ1で揺動用クランクアーム12が正逆回動されるように設定されている。また、前記伸縮用伝達機構は、第2駆動レバー29に外力を加えても回転軸11aを回転させることができない死点を中間地点に含む第2角度範囲θ2で伸縮用クランクアーム13が正逆回動されるように設定されている。即ち、揺動用クランクアーム12と伸縮用クランクアーム13とは、揺動用クランクアーム12と第1連結ロッド19とが(詳しくは関節α1~α3が)駆動時に直線状に並ばないように設定され、伸縮用クランクアーム13と第3連結ロッド31とが(詳しくは関節A1~A3が)駆動時の中間地点で直線状に並ぶように(図4参照)設定されている。
また、本実施形態では、揺動用伝達機構の一部である第2連結ロッド27が、その駆動時の少なくとも一部の状態(図3~図6参照)で、前記第1軸線L1の軸線方向から見て、第1駆動レバー26と第2駆動レバー29と第1従動レバー32とアームヘッド33とで囲まれる部位の内側を通るように設定されている。また、伸縮用伝達機構の一部である第3連結ロッド31が、その駆動時の少なくとも一部の状態(図3~図5参照)で、前記第1軸線L1の軸線方向から見て、第1駆動レバー26と第2駆動レバー29と第1従動レバー32とアームヘッド33とで囲まれる部位の内側を通るように設定されている。
上記構成から、車両ワイパ装置2は、第1駆動レバー26を回動させて第1ワイパブレード36による払拭動作が行われる際に、第2駆動レバー29を回動させその第2駆動レバー29の先端側にある第5軸線L5をフロントウインドウ1の上方側に移動させることで第1ワイパブレード36による払拭範囲を拡大することが可能とされている。
即ち、図1に示すように、第1ワイパアーム35を単純に(第5軸線L5を定位置として)揺動させたときの第1ワイパブレード36による払拭範囲を基準範囲Z1として、上記のように第5軸線L5を上方に移動させながら第1ワイパアーム35を揺動させたときの第1ワイパブレード36による払拭範囲は実質的に拡大された拡大範囲Z2となる。
又、本実施形態の車両ワイパ装置2では、モータ11を駆動した際に、前記第1駆動レバー26が前記第1軸線L1よりもフロントウインドウ1の下方側の範囲内で揺動(回動)されるように、言い換えると、第1軸線L1よりも上方側で揺動(回動)しないように設定されている。
また、本実施形態の運転席側の第2ワイパブレード18は、下反転位置(停止位置)にある状態で、その先端側が、第1ワイパブレード36のフロントウインドウ1の表面に沿った方向の上方側に配置されている。言い換えると、第2ワイパブレード18の先端側と第1ワイパブレード36の基端側は、下反転位置(停止位置)にある状態で、フロントウインドウ1の表面に沿った方向の上下方向に重なるラップ範囲Wを有するように設定されている。また、第2ワイパブレード18は、その払拭範囲H1が第1ワイパブレード36の基端部の移動軌跡Xを全て含む(但し、第2ワイパブレード18の下反転位置(停止位置)よりも下方の部位の移動軌跡は除く)ように、その長さや前記ラップ範囲Wが設定されている。これにより、第1ワイパブレード36による払拭範囲(即ち前記拡大範囲Z2)の内側に拭き残し範囲が無いようにされている。
次に、上記のように構成された車両ワイパ装置2の作用について説明する。
尚、第2ワイパアーム17及び第2ワイパブレード18は、モータ11が駆動されると、単純に運転席側ピボット軸15を軸中心として回動(揺動)するだけであるため、ここでは、第1ワイパアーム35及び第1ワイパブレード36側の動きについて詳述する。
例えば、図2に示すように、第1ワイパアーム35(及び第1ワイパブレード36)が停止位置にある状態で、運転席に設けられたウォッシャスイッチが操作されると、前記制御部14によってモータ11が駆動され、その駆動力にて第1駆動レバー26及び第2駆動レバー29が回動され、拡大払拭動作が行われる。
このとき、まず図3に示すように、第1駆動レバー26が回動されて第1ワイパアーム35(及び第1ワイパブレード36)が上下反転位置間の約1/4ほど往動されるまでに、前記第5軸線L5がフロントウインドウ1の上方側に移動されるように第2駆動レバー29も回動される。これにより、第1ワイパブレード36(図1参照)の先端部はフロントウインドウ1の幅方向端部にほぼ沿った上方に移動されてフロントウインドウ1が払拭される。
そして、図4に示すように、第1駆動レバー26が更に回動されて第1ワイパアーム35(及び第1ワイパブレード36)が上下反転位置間の約半分ほど往動されるまでに、前記第5軸線L5が更に上方に移動されるように第2駆動レバー29も回動される。これにより、図1に示すように、第1ワイパブレード36の先端部はフロントウインドウ1における上方の角に近い位置まで移動されてフロントウインドウ1が払拭される。なお、このとき、前記伸縮用伝達機構は、第2駆動レバー29に外力を加えても回転軸11aを回転させることができない死点の状態であって、伸縮用クランクアーム13と第3連結ロッド31とが(詳しくは関節A1~A3が)直線状に並んだ状態となる。
そして、図5に示すように、第1駆動レバー26が更に回動されて第1ワイパアーム35(及び第1ワイパブレード36)が上下反転位置間の約3/4ほど往動されるまでは、前記第5軸線L5がフロントウインドウ1の下方側に移動されるように第2駆動レバー29も(前記死点を越えたことで逆方向に)回動される。これにより、第1ワイパブレード36(図1参照)の先端部はフロントウインドウ1の上端にほぼ沿った幅方向(図1中、左方向)に移動されてフロントウインドウ1が払拭される。
そして、図6に示すように、第1駆動レバー26が更に回動されて第1ワイパアーム35(及び第1ワイパブレード36)が往動を終了するまでは、前記第5軸線L5が更に下方の基準位置(停止位置の状態と同じ位置)に移動されるように第2駆動レバー29も(逆方向に)回動される。これにより、フロントウインドウ1は、第1ワイパブレード36(図1参照)によって前記拡大範囲Z2が払拭される。
そして、復動時は、上記した往動時と逆の動きにより、第1ワイパブレード36(図1参照)によって前記拡大範囲Z2が払拭される。
次に、上記実施形態の効果を以下に記載する。
(1)単一のモータ11を駆動すると、その駆動力が揺動用クランクアーム12を含む揺動用伝達機構を介して第1駆動レバー26に伝達されるとともに伸縮用クランクアーム13を含む伸縮用伝達機構を介して第2駆動レバー29に伝達される。そして、第1駆動レバー26の回動により第1ワイパアーム35の揺動動作、即ち第1ワイパブレード36による払拭動作が行われる際に、第2駆動レバー29の回動により第2駆動レバー29の先端側にある第5軸線L5(第1ワイパアーム35の基端側)を移動させることで、第1ワイパブレード36による払拭範囲を拡大することが可能となる。
具体的には、揺動用伝達機構は、第1駆動レバー26に外力を加えても回転軸11aを回転させることができない死点を含まない第1角度範囲θ1で揺動用クランクアーム12が正逆回動されるため、回転軸11aが1往復正逆回動すると第1駆動レバー26も1往復揺動して第1ワイパブレード36による払拭動作が1往復する。また、伸縮用伝達機構は、第2駆動レバー29に外力を加えても回転軸11aを回転させることができない死点を中間地点に含む第2角度範囲θ2で伸縮用クランクアーム13が正逆回動されるため、回転軸11aが1往復正逆回動すると第2駆動レバー29は2往復揺動する。即ち、第1ワイパブレード36の上下反転位置の中間地点で、第2駆動レバー29の先端側にある第5軸線L5をフロントウインドウ1の上方側(最上端)に移動させ、第1ワイパブレード36が上下反転位置にある状態で、第2駆動レバー29の先端側にある第5軸線L5をフロントウインドウ1の下方側(最下端)に移動させることができる。よって、フロントウインドウ1における上方の角に近い部位を払拭することが可能となり、具体的に、第1ワイパブレード36による払拭範囲を拡大した前記拡大範囲Z2とすることができる。
(2)揺動用伝達機構は、揺動用クランクアーム12と第1駆動レバー26とを直接的に連結する揺動用ロッド(第1連結ロッド19及び第2連結ロッド27)を含むため、揺動用クランクアーム12と第1駆動レバー26とが無駄なく連結される。また、伸縮用伝達機構は、伸縮用クランクアーム13と第2駆動レバー29とを直接的に連結する伸縮用ロッド(第3連結ロッド31)を含むため、伸縮用クランクアーム13と第2駆動レバー29とが無駄なく連結される。よって、例えば複雑に動きを変換させるように連結された車両ワイパ装置に比べて、部品点数(リンク(節)の数)が増大しない。
(3)揺動用ロッドは、揺動用クランクアーム12と第2ワイパアーム17に連結される運転席側揺動レバー16とを連結する第1連結ロッド19、及び運転席側揺動レバー16と第1駆動レバー26(詳しくは第1駆動レバー26と一体回動する第1助手席側揺動レバー25)とを連結する第2連結ロッド27であるため、揺動用ロッドが2つになるものの第2ワイパアーム17の駆動にも利用され、無駄が生じない。
(4)揺動用伝達機構の一部である第2連結ロッド27が、その駆動時の少なくとも一部の状態で、第1軸線L1の軸線方向から見て、第1駆動レバー26と第2駆動レバー29と第1従動レバー32とアームヘッド33とで囲まれる部位の内側を通るように設定されるため、内側を通らないものに比べて、搭載スペースの小型化を図ることができる。
(5)伸縮用伝達機構の一部である第3連結ロッド31が、その駆動時の少なくとも一部の状態で、第1軸線L1の軸線方向から見て、第1駆動レバー26と第2駆動レバー29と第1従動レバー32とアームヘッド33とで囲まれる部位の内側を通るように設定されるため、内側を通らないものに比べて、搭載スペースの小型化を図ることができる。
上記実施形態は、以下のように変更してもよい。
・上記実施形態では、モータ11の回転軸11aと一体回転する揺動用クランクアーム12と、第2ワイパアーム17と一体回転する運転席側揺動レバー16とを第1連結ロッド19にて連結したが、回転軸11aに第2ワイパアーム17の基端部を一体回転可能に連結してもよい。
具体的には、図7に示すように、モータ11を第2ワイパアーム17の基端部近傍に配置して、その回転軸11aを上記実施形態の運転席側ピボット軸15としてもよい。そして、この場合、回転軸11aに揺動用クランクアーム12の基端部を回転軸11aと一体回転可能に固定するとともに伸縮用クランクアーム13の基端部を回転軸11aと一体回転可能に固定する。そして、揺動用クランクアーム12と前記第1助手席側揺動レバー25とを連結ロッド51にて駆動連結し、伸縮用クランクアーム13と前記第2助手席側揺動レバー28とを連結ロッド52にて駆動連結してもよい。なお、この例では、揺動用クランクアーム12、連結ロッド51、及び第1助手席側揺動レバー25が第1駆動レバー26に駆動力を伝達する揺動用伝達機構を構成している。また、この例では、伸縮用クランクアーム13、連結ロッド52、及び第2助手席側揺動レバー28が第2駆動レバー29に駆動力を伝達する伸縮用伝達機構を構成している。
このようにすると、モータ11の回転軸11aに第2ワイパアーム17の基端部が一体回転可能に連結されるため、上記実施形態に比べてレバーやロッド等を少なくしながら第2ワイパアーム17を駆動することができる。
・上記実施形態では、単一のモータ11にて第1ワイパアーム35の他に第2ワイパアーム17をも駆動させる構成としたが、これに限定されず、例えば、第2ワイパアーム17は、別体のモータにて駆動させるようにしてもよい。この場合、上記第1連結ロッド19及び第2連結ロッド27は、揺動用クランクアーム12と第1駆動レバー26(詳しくは第1駆動レバー26と一体回動する第1助手席側揺動レバー25)とを連結する単一の揺動用ロッドに変更すればよい。また、勿論、揺動用クランクアーム12と第1駆動レバー26(詳しくは第1駆動レバー26と一体回動する第1助手席側揺動レバー25)とを単一の揺動用ロッドで連結しつつも揺動用クランクアーム12と運転席側揺動レバー16とを(揺動用伝達機構を構成しない)第1連結ロッド19で連結して上記実施形態と同様に動作する構成としてもよい。
・上記実施形態では、第2連結ロッド27が、第1駆動レバー26と第2駆動レバー29と第1従動レバー32とアームヘッド33とで囲まれる部位の内側を通るように設定されるとしたが、これに限定されず、前記内側を通らないように設定してもよい。
・上記実施形態では、第3連結ロッド31が、第1駆動レバー26と第2駆動レバー29と第1従動レバー32とアームヘッド33とで囲まれる部位の内側を通るように設定されるとしたが、これに限定されず、前記内側を通らないように設定してもよい。
・上記実施形態では、第1駆動レバー26の第1軸線L1と第2駆動レバー29の第2軸線L2とが同一直線L上に配置されるとしたが、これに限定されず、例えば、第1駆動レバーの第1軸線L1と第2駆動レバーの第2軸線L2とがずれた位置に配置された構成としてもよい。
・上記実施形態では、第1駆動レバー26は、前記第1軸線L1よりも下方の範囲内で回動されるとしたが、第1軸線L1よりも上方側の範囲で回動される構成としてもよい。
・上記実施形態では、前記第1軸線L1から前記第3軸線L3までの長さと、前記第4軸線L4から前記第5軸線L5までの長さが同じとなるように設定され、前記第3軸線L3から前記第4軸線L4までの長さと、前記第1軸線L1から前記第5軸線L5までの長さが同じとなるように設定されるとしたが、異なる長さに変更してもよい。
・上記実施形態では、第1ワイパアーム35の基端部は、車幅方向の中央寄りの位置に配置され、第2ワイパアーム17の基端部は、車幅方向の運転席側端部寄りの位置に配置された例としたが、これに限定されず、逆に配置してもよい。
具体的には、図8に示すように、第1ワイパアーム35の基端部は、車幅方向の中央寄りの位置に配置され、第2ワイパアーム17の基端部は、車幅方向の助手席側(図8中、左側)端部寄りの位置に配置された構成としてもよい。なお、車幅方向の中央寄りの位置とは、車幅方向の両端よりも車幅方向の中心に近い位置であり、車幅方向の助手席側端部寄りの位置とは、車幅方向の中心よりも助手席側端部に近い位置である。また、この例(図8参照)の車両は、運転席が上記実施形態とは反対側(図8中、右側)に配置されている。
このようにすると、運転席側に広いスペース61(図8中、網目部位)を確保することができる。よって、例えば、運転席側のスペース61に、フロントウインドウに走行状況等を表示するためのヘッドアップディスプレイ装置等を配置し易くなる。
上記実施形態及び変更例から把握できる技術的思想について記載する。
(イ)請求項1乃至7のいずれか1項に記載の車両用ワイパ装置であって、前記第1ワイパアームの基端部は、車幅方向の中央寄りの位置に配置され、第2ワイパアームの基端部は、車幅方向の助手席側端部寄りの位置に配置されたことを特徴とする車両ワイパ装置。
同構成によれば、前記第1ワイパアームの基端部は、車幅方向の中央寄りの位置に配置され、第2ワイパアームの基端部は、車幅方向の助手席側端部寄りの位置に配置されるため、運転席側に広いスペースを確保することができる。よって、例えば、運転席側のスペースに、フロントウインドウに走行状況等を表示するためのヘッドアップディスプレイ装置等を配置し易くなる。
1…フロントウインドウ(払拭面)、11…モータ(駆動源)、11a…回転軸、12…揺動用伝達機構の一部を構成する揺動用クランクアーム、13…伸縮用伝達機構の一部を構成する伸縮用クランクアーム、16…揺動用伝達機構の一部を構成する運転席側揺動レバー(第2ワイパアーム用レバー)、17…第2ワイパアーム、19…揺動用伝達機構の一部及び揺動用ロッドの一部を構成する第1連結ロッド、25…揺動用伝達機構の一部を構成する第1助手席側揺動レバー、26…第1駆動レバー、27…揺動用伝達機構の一部及び揺動用ロッドの一部を構成する第2連結ロッド、28…伸縮用伝達機構の一部を構成する第2助手席側揺動レバー、29…第2駆動レバー、31…伸縮用伝達機構の一部を構成する第3連結ロッド(伸縮用ロッド)、32…第1従動レバー、33…アームヘッド(第2従動レバー)、35…第1ワイパアーム、36…第1ワイパブレード、51…揺動用伝達機構の一部を構成する連結ロッド(揺動用ロッド)、52…伸縮用伝達機構の一部を構成する連結ロッド(伸縮用ロッド)、L1…第1軸線、L2…第2軸線、L3…第3軸線、L4…第4軸線、L5…第5軸線、θ1…第1角度範囲、θ2…第2角度範囲。

Claims (7)

  1. 車体に対して一定の位置にある第1軸線を中心として回動可能に基端部が支持された第1駆動レバーと、
    前記車体に対して一定の位置にある第2軸線を中心として回動可能に基端部が支持された第2駆動レバーと、
    前記第1駆動レバーの先端側にある第3軸線を中心として回動可能に基端側が連結された第1従動レバーと、
    前記第1従動レバーの先端側にある第4軸線を中心として回動可能に基端側が連結されるとともに、前記第2駆動レバーの先端側にある第5軸線を中心として回動可能に先端側が連結された第2従動レバーと、
    前記第2従動レバーと一体動作するように設けられ、払拭面の上下反転位置の間を往復払拭するための第1ワイパブレードが先端部に連結される第1ワイパアームと、
    単一の駆動源の回転軸と一体回転可能に固定された揺動用クランクアームを含み前記第1駆動レバーに駆動力を伝達する揺動用伝達機構と、
    前記駆動源の前記回転軸と一体回転可能に固定された伸縮用クランクアームを含み前記第2駆動レバーに駆動力を伝達し前記第1ワイパアームの基端側の揺動中心軸である前記第5軸線を前記払拭面の上下方向に移動させる軸移動機構と
    を備えたことを特徴とする車両ワイパ装置。
  2. 請求項1に記載の車両ワイパ装置であって、
    前記揺動用伝達機構は、前記回転軸が1往復正逆回動されると該回転軸と一体回転可能に固定された前記揺動用クランクアームが正逆回動されることで前記第1駆動レバーが1往復揺動して前記第1ワイパブレードによる払拭動作を1往復させるように設定され、
    前記軸移動機構は、前記回転軸が1往復正逆回動されると該回転軸と一体回転可能に固定された前記伸縮用クランクアームが正逆回動されることで前記第2駆動レバーが2往復揺動して、該第2駆動レバーの往動時には前記第5軸線を前記払拭面の上下方向に移動させるとともに該第2駆動レバーの復動時には前記第5軸線を前記払拭面の上下方向に移動させるように設定されたことを特徴とする車両ワイパ装置。
  3. 請求項2に記載の車両ワイパ装置であって、
    前記揺動用伝達機構は、前記揺動用クランクアームと前記第1駆動レバーとを直接的に連結する揺動用ロッドを含み、
    前記軸移動機構は、前記伸縮用クランクアームと前記第2駆動レバーとを直接的に連結する伸縮用ロッドを含むことを特徴とする車両ワイパ装置。
  4. 請求項に記載の車両ワイパ装置であって、
    前記揺動用伝達機構は、前記揺動用クランクアームと前記第1駆動レバーとを連結する揺動用ロッドを含み、
    前記揺動用ロッドは、前記揺動用クランクアームと第2ワイパアームに連結される第2ワイパアーム用レバーとを連結する第1連結ロッド、及び前記第2ワイパアーム用レバーと前記第1駆動レバーとを連結する第2連結ロッドであることを特徴とする車両ワイパ装置。
  5. 請求項1乃至3のいずれか1項に記載の車両ワイパ装置であって、
    前記駆動源の前記回転軸には、第2ワイパアームの基端部が一体回転可能に連結されたことを特徴とする車両ワイパ装置。
  6. 請求項1乃至5のいずれか1項に記載の車両ワイパ装置であって、
    前記揺動用伝達機構の少なくとも一部は、その駆動時の少なくとも一部の状態で、前記第1軸線の軸線方向から見て、前記第1駆動レバーと前記第2駆動レバーと前記第1従動レバーと前記第2従動レバーとで囲まれる部位の内側を通るように設定されたことを特徴とする車両ワイパ装置。
  7. 請求項1乃至6のいずれか1項に記載の車両ワイパ装置であって、
    前記軸移動機構の少なくとも一部は、その駆動時の少なくとも一部の状態で、前記第1軸線の軸線方向から見て、前記第1駆動レバーと前記第2駆動レバーと前記第1従動レバーと前記第2従動レバーとで囲まれる部位の内側を通るように設定されたことを特徴とする車両ワイパ装置。
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