JP2002225679A - 車両用ワイパ装置 - Google Patents

車両用ワイパ装置

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JP2002225679A JP2001020835A JP2001020835A JP2002225679A JP 2002225679 A JP2002225679 A JP 2002225679A JP 2001020835 A JP2001020835 A JP 2001020835A JP 2001020835 A JP2001020835 A JP 2001020835A JP 2002225679 A JP2002225679 A JP 2002225679A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】払拭範囲を拡大することができ、且つ見栄えを
向上させることができ、車両の各レイアウトを容易にす
ることができ、雪や枝等の異物が絡みつくのを防止する
ためのカバー等を不要とすることができる車両用ワイパ
装置を提供する。 【解決手段】車両用ワイパ装置は、車体の第1支持軸7
に回動可能に支持され、駆動源の駆動力にて往復回動さ
れる第1レバー2と、第1支持軸7から離間した位置の
第2支持軸9に回動可能に支持される第2レバー3と、
第1レバー2の第1連結部2aに回動可能に連結される
とともに、第2レバー3の第2連結部3aに回動可能に
連結される第3レバー4と、第3レバー4と一体回動す
るように設けられ、ワイパブレードが連結されるワイパ
アーム5とを備える。第3レバー4の第1連結部2aと
第2連結部3aを結ぶ線分Lからオフセットした位置に
はアーム支持軸10が立設され、該アーム支持軸10に
ワイパアーム5が支持される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、車両のフロントウ
インドウ等を払拭する車両用ワイパ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、車両のフロントウインドウ等を払
拭する車両用ワイパ装置としては、1点を軸としてワイ
パブレードを回動させるものの他に、図8に示すような
4節リンク機構を備えることでフロントウインドウの払
拭範囲を拡大させたものがある。このような車両用ワイ
パ装置は、第1〜第3レバー51〜53を備えている。
第1レバー51は、その基端部が、図示しない車体に回
動可能に支持された第1支持軸54の上部に固定されて
いる。第2レバー52は、その基端部が、図示しない車
体に回動可能に支持された第2支持軸55の上部に固定
されている。第3レバー53は、ワイパアームのアーム
ヘッドを構成し、その基端部が第1レバー51の先端部
の第1連結部51aに回動可能に連結されるとともに、
その中間部が第2レバー52の先端部の第2連結部52
aに前記第1連結部51aから所定間隔を有して回動可
能に連結されている。
【0003】そして、第3レバー53の先端部には、ワ
イパアームの図示しないリテーナ等を介してフロントウ
インドウを払拭するための図示しないワイパブレードが
連結される。
【0004】又、前記第1支持軸54の下部には揺動レ
バー56が連結され、該揺動レバー56は、ロッド57
等を介して図示しないモータの駆動力にて所定角度範囲
で往復回動される。
【0005】このような車両用ワイパ装置では、モータ
の駆動力にて揺動レバー56と共に第1レバー51が回
動されると、その回動動作に基づいて第2及び第3レバ
ー52,53が第1連結部51aと第2連結部52aの
間隔を所定間隔に保ちながら回動する。このとき、第3
レバー53は、その基端部(第1連結部51aの部分)
が円弧運動しながら該基端部を軸として該円弧運動と異
なる方向に回動するため、図8中、ワイパ装置の停止位
置の状態では第1支持軸54と第2連結部52aとの距
離が距離cであるのに対し、払拭途中では上記距離が距
離aと距離bとの和になる(ただし、距離aは第1連結
部51aと第2連結部52aとの距離であり、距離bは
第1支持軸54と第1連結部51aとの距離である)。
よって、第3レバー53と一体回動するワイパブレード
によるフロントウインドウの払拭範囲を、1点を軸とし
てワイパブレードを回動させるものに比べて拡大するこ
とができる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記のよう
な車両用ワイパ装置は、車両のフロントウインドウの下
端側に設けられる。詳しくは、車両のフロントウインド
ウの下端側にはカウルルーバが設けられており、第1及
び第2支持軸54,55の中間部がカウルルーバに形成
された貫通孔58,59(図8中、2点鎖線で示す)を
貫通するように設けられる。即ち、揺動レバー56やロ
ッド57はカウルルーバの下方に配置される。
【0007】しかしながら、上記車両用ワイパ装置で
は、第1〜第3レバー51〜53(4節リンク機構)が
カウルルーバの上方(外部)に露出してしまうため、該
第1〜第3レバー51〜53(4節リンク機構)に雪や
枝等の異物が絡みつくのを防止するためのカバー等を設
ける必要がある。よって、部品点数が増え、コストが高
くなるという問題がある。又、第1〜第3レバー51〜
53がカウルルーバの外部に露出してしまうため、外観
を損ねるという問題がある。
【0008】そこで、例えば第3レバー53がワイパア
ームのアームヘッドを構成するのではなく、第3レバー
53の基端部(第1連結部51aの部分)に上部に突出
するアーム支持軸を設け、該アーム支持軸にワイパアー
ムのアームヘッドを固定し、該アーム支持軸より下方の
部材をカウルルーバの下方に配置する車両用ワイパ装置
が考えられる。このようにすると、4節リンク機構がカ
ウルルーバの上方(外部)に露出せず、カバー等を設け
る必要がなくなる。しかし、この場合、アーム支持軸
は、第1支持軸54を中心とした円弧運動を行うため、
アーム支持軸を通すための単純な(一定の半径の)円弧
形状の貫通孔をカウルルーバに形成することになる。こ
のように単純な円弧形状の貫通孔は、所定の払拭範囲を
得るための設計や、4節リンク機構の寸法や配置スペー
スを設計するにあたり、大きな制約となり、各レイアウ
トが困難となるという問題がある。特に、第1支持軸5
4をフロントウインドウに近接して配置したくても、円
弧形状の貫通孔がフロントウインドウに至るまで必要と
なるため、第1支持軸54をフロントウインドウに近接
して配置することはできない。
【0009】本発明の目的は、払拭範囲を拡大すること
ができ、且つ見栄えを向上させることができ、車両の各
レイアウトを容易にすることができるとともに、雪や枝
等の異物が絡みつくのを防止するためのカバー等を不要
とすることができる車両用ワイパ装置を提供することに
ある。
【0010】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の発明
は、車体の第1支持部に回動可能に支持され、駆動源の
駆動力にて往復回動される第1回動部と、前記車体の前
記第1支持部から離間した位置の第2支持部に回動可能
に支持される第2回動部と、前記第1回動部の前記第1
支持部から離間した位置に設けられる第1連結部に回動
可能に連結されるとともに、前記第2回動部の前記第2
支持部から離間した位置に設けられる第2連結部に前記
第1連結部から所定間隔を有して回動可能に連結される
連結回動部と、前記連結回動部と共に一体回動するよう
に設けられ、前記車体の払拭面を払拭するためのワイパ
ブレードが連結されるワイパアームとを備えた車両用ワ
イパ装置において、前記連結回動部の前記第1連結部と
前記第2連結部を結ぶ線分からオフセットした位置にア
ーム支持軸を立設し、該アーム支持軸に前記ワイパアー
ムを支持させた。
【0011】請求項2に記載の発明は、請求項1に記載
の車両用ワイパ装置において、前記アーム支持軸を、そ
の移動軌跡が前記第1及び第2支持部、前記第1及び第
2連結部を頂点とする4角形の移動軌跡範囲内となるよ
うに設定した。
【0012】請求項3に記載の発明は、請求項1又は2
に記載の車両用ワイパ装置において、前記連結回動部
を、前記第1及び第2回動部の上面側に連結し、前記連
結回動部の前記オフセットした位置を、前記第1及び第
2回動部の前記上面位置より上方に配置した。
【0013】請求項4に記載の発明は、車体の第1支持
部に回動可能に支持され、駆動源の駆動力にて往復回動
される第1回動部と、前記車体の前記第1支持部から離
間した位置の第2支持部に回動可能に支持される第2回
動部と、前記第1回動部の前記第1支持部から離間した
位置に設けられる第1連結部に回動可能に連結されると
ともに、前記第2回動部の前記第2支持部から離間した
位置に設けられる第2連結部に前記第1連結部から所定
間隔を有して回動可能に連結される連結回動部と、前記
連結回動部と共に一体回動するように設けられ、前記車
体の払拭面を払拭するための第1ワイパブレードが連結
される第1ワイパアームと、前記車体の前記第1及び第
2支持部と異なる位置に回動可能に支持され、前記第1
ワイパブレードと共に前記払拭面を払拭するための第2
ワイパブレードが連結される第2ワイパアームとを備え
た車両用ワイパ装置において、前記第1及び第2ワイパ
ブレードが停止位置にある状態で、前記連結回動部の前
記第1連結部と前記第2連結部とを結ぶ線分から前記払
拭面の下端方向にオフセットした位置にアーム支持軸を
立設し、該アーム支持軸に前記第1ワイパアームを支持
させ、前記第2ワイパブレードの一部を、前記第1ワイ
パアームの前記アーム支持軸よりも前記車体後方側にオ
ーバーラップして配置した。
【0014】(作用)請求項1に記載の発明によれば、
車両の払拭面の払拭範囲を拡大することができる。しか
も、連結回動部の第1連結部と第2連結部を結ぶ線分か
らオフセットした位置にアーム支持軸を立設し、該アー
ム支持軸にワイパアームを支持させるため、そのオフセ
ットさせる位置によってアーム支持軸の移動軌跡を所望
の軌跡に変更することができる。これにより、例えばフ
ロントウインドウを払拭面とし、例えば第1回動部、第
2回動部、連結回動部をアーム支持軸より下方に配置
し、アーム支持軸より下方の部材を車両内部、すなわち
カウルルーバの下方に配置しても、アーム支持軸が貫通
するアーム支持軸の移動軌跡に沿った貫通孔をフロント
ウインドウに至ることなく形成できる。その軌跡は、例
えば、フロントウインドウ近傍の下端側に沿った車幅方
向に長い(車両前後方向に短い)貫通孔とすることがで
き、カウルルーバだけで形成することができる。
【0015】請求項2に記載の発明によれば、アーム支
持軸は、その移動軌跡が前記第1及び第2支持部、前記
第1及び第2連結部を頂点とする4角形の移動軌跡範囲
内となるように設定されるため、アーム支持軸を第1連
結部と第2連結部を結ぶ線分からオフセットした位置に
立設しても該機構の占有面積が拡大してしまうことがな
い。
【0016】請求項3に記載の発明によれば、連結回動
部は、第1及び第2回動部の上面側に連結され、連結回
動部のオフセットした位置は、第1及び第2回動部の上
面位置より上方に配置されるため、該オフセットした位
置にアーム支持軸をかしめ等にて固定し、該かしめ等に
て該オフセットした位置の下方に突出した突部が形成さ
れても、該機構の駆動時に該突部が第1及び第2回動部
に干渉することがない。
【0017】請求項4に記載の発明によれば、車両の払
拭面の払拭範囲を拡大することができる。しかも、第1
及び第2ワイパブレードが停止位置にある状態で、連結
回動部の第1連結部と第2連結部を結ぶ線分から払拭面
の下端方向にオフセットした位置にアーム支持軸を立設
し、該アーム支持軸に第1ワイパアームを支持させ、第
2ワイパブレードの一部を、第1ワイパアームのアーム
支持軸よりも車体後方側にオーバーラップして配置する
ため、停止位置にある第2ワイパブレードを払拭面下端
部の更に下方、例えば、車両のボンネット下方位置(内
部)に容易に隠すことができる。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、本発明を具体化した一実施
形態を図1〜図5に従って説明する。図4に示すよう
に、車両用ワイパ装置は、車両の払拭面としてのフロン
トウインドウ1の下端側に設けられている。フロントウ
インドウ1の略中央に配置された車両用ワイパ装置は、
図1、図2、及び図4に示すように、第1回動部として
の第1レバー2、第2回動部としての第2レバー3、連
結回動部としての第3レバー4、第1ワイパアーム5、
及び第1ワイパブレード6を備えている。
【0019】第1レバー2は、直線的に延びるとともに
板状に形成され、その基端部が車体に回転自在に支持さ
れた第1支持軸7の上部に連結固定されている。尚、第
1支持軸7は、フロントウインドウ1の下端側に固定さ
れる樹脂製のカウルルーバ8(図4参照)の下方(内
部)において、車体に立設されている。
【0020】第2レバー3は、直線的に延びるとともに
板状に形成され、その基端部が車体に回転自在に支持さ
れた第2支持軸9の上部に連結固定されている。尚、第
2支持軸9は、フロントウインドウ1の下端側に固定さ
れるカウルルーバ8(図4参照)の下方(内部)におい
て、車体の前記第1支持軸7から車幅方向右側に離間し
た位置に立設されている。
【0021】第3レバー4は、直線的に延びるとともに
板状に形成されたレバー部4aと、レバー部4aの中間
部からレバー部4aの長手方向に直交する方向(レバー
部4aの中間部からフロントウインドウ下端方向)に延
びる延設部4bとからなる。延設部4bは、レバー部4
aと同様の板状に形成されるとともに、その基端部に段
差部4cが形成され、その先端部がレバー部4aより上
方に形成されている。第3レバー4は、その一端部が第
1レバー2の先端部上面側の第1連結部2aに回動可能
に連結されるとともに、その他端部が第2レバー3の先
端部上面側の第2連結部3aに前記第1連結部2aから
所定間隔を有して回動可能に連結されている。ここで、
図1及び図2は、停止位置(図4に示すように第1ワイ
パブレード6がフロントウインドウの下端側に車両幅方
向に沿って配置された位置)にある状態の第1〜第3レ
バー2〜4の状態を示したものであり、前記延設部4b
は、該停止位置にある状態で、レバー部4aよりフロン
トウインドウ1の下端方向(図2中、矢印で示す方向で
あって、車両前方向)に配置される。又、第3レバー4
は、レバー部4aが第1及び第2レバー2,3より上方
に配置されるように、第1及び第2レバー2,3の各先
端部の上面に重なって連結されている。尚、本実施の形
態の第1〜第3レバー2〜4は、第1支持軸7から第1
連結部2a間の距離Z1:第1連結部2aから第2連結
部3a間の距離Z2:第2連結部3aから第2支持軸9
間の距離Z3:第2支持軸9から第1支持軸7間の距離
Z4が、1:1.06:2.12:2.56となるよう
に設定されている。
【0022】前記延設部4bの先端部には、アーム支持
軸10が上方に向けて立設されている。本実施の形態の
アーム支持軸10は、第3レバー4と別体で成形され、
その基端部が延設部4bの先端部を貫通してかしめられ
ることで、第3レバー4に対して回転不能に固定されて
いる。ここで、かしめられたときに延設部4bの先端部
の下方に突出して形成される突部は、延設部4bの基端
部に段差部4cが形成されていることから、第1及び第
2レバー2,3の上面より上方に配置される。
【0023】第1ワイパアーム5は、アームヘッド11
とリテーナ12(図4参照)とを備えている。アームヘ
ッド11は、略クランク形状に形成され、その基端部が
前記アーム支持軸10の上部に対して回転不能にネジ止
めされている。このアームヘッド11は、図2に示すよ
うに、その先端側が前記第3レバー4のレバー部4a
(第1連結部2aと第2連結部3aを結ぶ線分L)と同
一直線状に延びて配置されるように形成されている。こ
のアームヘッド11の先端部にはリテーナ12等を介し
てフロントウインドウ1を払拭するための第1ワイパブ
レード6(図4参照)が連結されている。
【0024】そして、前記第1レバー2の下面側におい
て、第1連結部2aには、ロッド13がボールジョイン
ト等によって転動自在に連結され、該第1レバー2は、
ロッド13等を介して図示しないモータの駆動力にて所
定角度θ1(図3参照)範囲で往復回動される。
【0025】ここで、アーム支持軸10は、第1連結部
2aと第2連結部3aを結ぶ線分Lからオフセットした
位置(上方から見て、即ち図2において、線分Lからオ
フセット量Dだけズレた位置)に立設されている。そし
て、本実施の形態のアーム支持軸10のオフセットさせ
る位置は、第1レバー2を前記所定角度θ1範囲で往復
回動させたときのアーム支持軸10の移動軌跡P(図3
参照)がフロントウインドウ1近傍の下端側に略沿って
車幅方向に長く(車両前後方向に短く)なるように設定
されている。又、本実施の形態のアーム支持軸10のオ
フセットさせる位置は、第1レバー2を前記所定角度θ
1範囲で往復回動させたときのアーム支持軸10の移動
軌跡P(図3参照)が前記第1及び第2支持軸7,9、
第1及び第2連結部2a,3aを頂点とする4角形の移
動軌跡範囲内となるように設定されている。
【0026】そして、前記カウルルーバ8には、前記移
動軌跡Pに沿った貫通孔14が形成され、前記アーム支
持軸10の中間部が該貫通孔14を貫通するように配置
されている。即ち、第1〜第3レバー2〜4(4節リン
ク機構)、及びロッド13は、カウルルーバ8の下方
(車体内部)に配置されている。
【0027】一方、フロントウインドウ1の一端側(図
4中、左側)に配置された車両用ワイパ装置は、1点を
軸として第2ワイパアーム21を回動させるのものであ
って、第2ワイパアーム21には、第1ワイパブレード
6と連動してフロントウインドウ1を払拭するための第
2ワイパブレード22が連結されている。この第2ワイ
パブレード22の一部(先端部)は、図4及び図5に示
すように、停止位置(第2ワイパブレード22がフロン
トウインドウ1の下端側に沿って配置された位置)にあ
る状態で、前記アーム支持軸10よりも車体後方側にオ
ーバーラップして(アーム支持軸10とフロントウイン
ドウ1との間に)配置されている。
【0028】上記のように構成された車両用ワイパ装置
では、モータの駆動力にて第1レバー2が回動される
と、その回動動作に基づいて第2及び第3レバー3,4
が第1連結部2aと第2連結部3aの間隔を所定間隔に
保ちながら回動する。このとき、第3レバー4は、図3
に軌跡Q1〜Q9として示すように、その一端部(第1
連結部2aの部分)が一定半径の円弧運動をしながら該
一端部を軸として第1レバー2と反対方向(第1レバー
2が時計回り方向に回動する場合は反時計回り方向)に
回動する。よって、第3レバー4と一体回動する第1ワ
イパブレード6によってフロントウインドウ1(図5
中、右側)が払拭される。そして、このとき、図3に示
すように、前記軌跡Q1〜Q9と回動する途中の軌跡Q
5の位置において、第3レバー4の第2連結部3aの位
置は最もフロントウインドウ方向に位置するように4節
リンク機構による見かけ上の伸縮と回動の複合運動が行
われ、第1ワイパブレード6によるフロントウインドウ
1の払拭範囲S(図5中、2点鎖線で示す)は、1点を
軸としてワイパブレードを回動させるものの払拭範囲T
(図5中、1点鎖線で示す)に比べて拡大される。更に
このとき、第3レバー4の延設部4bに立設固定された
アーム支持軸10の移動軌跡は、第3レバー4の移動に
基づいて図3の軌跡Pに示す如く軌跡で移動する。尚、
このとき第2ワイパアーム21及び第2ワイパブレード
22は、第1ワイパブレード6と連動して回動され、該
第2ワイパブレード22によって、フロントウインドウ
1(図5中、左側)が払拭される。
【0029】次に、上記実施の形態の特徴的な効果を以
下に記載する。 (1)第1ワイパアーム5の基端部が固定されるアーム
支持軸10は、第3レバー4において、第1及び第2レ
バー2,3が連結される第1連結部2aと第2連結部3
aを結ぶ線分Lからオフセットした位置(上方から見
て、即ち図2において、線分Lからオフセット量Dだけ
ズレた位置)に立設される。そして、本実施の形態で
は、アーム支持軸10のオフセットさせる位置は、第1
レバー2を所定角度θ1範囲で往復回動させたときのア
ーム支持軸10の移動軌跡P(図3参照)がフロントウ
インドウ1近傍の下端側に略沿って車幅方向に長く(車
両前後方向に短く)なるように設定されている。そし
て、カウルルーバ8には、前記移動軌跡Pに沿った貫通
孔14が形成され、前記アーム支持軸10の中間部が該
貫通孔14を貫通するように配置されている。即ち、第
1〜第3レバー2〜4(4節リンク機構)、及びロッド
13は、カウルルーバ8の下方(内部)に配置されてい
る。よって、カウルルーバ8上に露出する部材が少なく
なり、見栄えが向上されるとともに、4節リンク機構に
雪や異物が絡みつくのを防止するためのカバー等が不要
となる。しかも、アーム支持軸10の移動軌跡P(図3
参照)はフロントウインドウ1近傍の下端側に略沿って
車幅方向に長く(車両前後方向に短く)なるように設定
されるため、アーム支持軸10が貫通する貫通孔14が
車幅方向に長く(車両前後方向に短く)てよく、車両の
各レイアウトが容易となる。詳しくは、カウルルーバ8
に従来技術のように単純な(一定の半径の)円弧形状の
貫通孔を設けなくてよいため、所定の払拭範囲を得るた
めの設計や、4節リンク機構の寸法や配置スペースを設
計するにあたり、制約が少なくなり、各レイアウトが容
易となる。即ち、払拭範囲を拡大することができ、且つ
見栄えを向上させることができ、車両の各レイアウトを
容易にすることができるとともに、雪や枝等の異物が絡
みつくのを防止するためのカバー等が不要となる。
【0030】(2)アーム支持軸10のオフセットさせ
る位置は、第1レバー2を所定角度θ1範囲で往復回動
させたときのアーム支持軸10の移動軌跡P(図3参
照)が第1及び第2支持軸7,9、第1及び第2連結部
2a,3aを頂点とする4角形の移動軌跡範囲内となる
ように設定されている。よって、アーム支持軸10を第
1連結部2aと第2連結部3aを結ぶ線分Lからオフセ
ットした位置(上方から見て、即ち図2において、線分
Lからオフセット量Dだけズレた位置)に立設しても該
機構の占有面積(上方から見た占有面積)が拡大してし
まうことがない。その結果、配置スペースを設計するに
あたり、制約が多くならず、そのレイアウトが容易とな
る。
【0031】(3)第3レバー4のレバー部4aは、第
1及び第2レバー2,3より上方に配置され、第3レバ
ー4のアーム支持軸10が固定される延設部4bの先端
部は、基端部に段差部4cが形成されることで、レバー
部4aより上方に配置されている。よって、アーム支持
軸10がかしめられて固定されるときに、延設部4bの
先端部の下方に突出して形成される突部を、第1及び第
2レバー2,3より上方に配置することができる。よっ
て、車両用ワイパ装置(4節リンク機構)の駆動時に前
記突部が第1及び第2レバー2,3に干渉することがな
い。その結果、容易にアーム支持軸10を立設すること
ができるとともに、干渉音が発生したり、円滑な動作が
妨げられるといったことは防止される。
【0032】(4)第1及び第2ワイパブレード6,2
2が停止位置にある状態で、アーム支持軸10は、第1
連結部2aと第2連結部3aを結ぶ線分Lよりフロント
ウインドウ1の下端方向(車両前方向)にオフセットし
た位置に立設され、第2ワイパブレード22の一部(先
端部)は、アーム支持軸10よりも車体後方側にオーバ
ーラップして(アーム支持軸10とフロントウインドウ
1との間に)配置される。よって、所望の払拭範囲を得
るようにしながら、停止位置にある第2ワイパブレード
22を、例えばフロントウインドウ1の下部に設けられ
るボンネット23の下方(内部)に容易に隠すことがで
きる。特に、第2ワイパブレード22に高速走行時の浮
き上がり防止用のフィンが設けられ、このフィンが従来
は第1ワイパアーム5に近接してオーバーラップ配置さ
れていて両者の干渉が懸念されるためにレイアウトの制
限が厳しい場合でも、第1ワイパアーム5が連結される
アーム支持軸10をフロントウインドウ1の下端方向へ
距離Dだけオフセットさせた位置に設定することができ
るので、上記第2ワイパブレード22に設けたフィンと
の干渉を防止したレイアウトを容易に設定することがで
きる。
【0033】上記実施の形態は、以下のように変更して
もよい。 ・上記実施の形態では、アーム支持軸10のオフセット
させる位置を、アーム支持軸10の移動軌跡P(図3参
照)がフロントウインドウ1近傍の下端側に略沿って車
幅方向に長く(車両前後方向に短く)なるように設定し
たが、アーム支持軸10のオフセットさせる位置を他の
位置に変更することで、アーム支持軸10の移動軌跡を
所望の軌跡に変更してもよい。
【0034】図7は、アーム支持軸10のオフセットさ
せる位置をいくつか変更した場合のアーム支持軸10の
各移動軌跡を示す。尚、この移動軌跡は、図6に示すよ
うに、第3レバー4のレバー部4aが第1支持軸7と第
2支持軸9とを結ぶ線分Mと平行な状態において、アー
ム支持軸10の第1連結部2aからの位置を前記線分M
と平行なX方向と、前記線分Mと直角なY方向とに変更
した場合のものである。又、この移動軌跡は、第1レバ
ー2を前記所定角度θ1範囲と同様の範囲で往復回動さ
せたときのアーム支持軸10の軌跡を第1支持軸7を中
心とした点Aに対して表したものである。
【0035】図7に示すように、アーム支持軸10のオ
フセットさせる位置を(X方向とY方向に)変更すれ
ば、アーム支持軸10の移動軌跡を所望の軌跡に変更す
ることができる。例えば、図7中の軌跡V(X=12,
Y=27)とすれば、アーム支持軸10は、車幅方向に
長く移動し、車両前後方向にほとんど移動しなくなる。
又、図7中の軌跡W(X=30,Y=0)とすれば、ア
ーム支持軸10は、車幅方向に短く移動し、車両前後方
向に大きく移動する。このようにアーム支持軸10の移
動軌跡を所望の軌跡に変更して、カウルルーバ8に形成
する貫通孔14の形状を所望の形状に変更することがで
きる。
【0036】・上記実施の形態では、アーム支持軸10
のオフセットさせる位置を、第1レバー2を所定角度θ
1範囲で往復回動させたときのアーム支持軸10の移動
軌跡P(図3参照)が第1及び第2支持軸7,9、第1
及び第2連結部2a,3aを頂点とする4角形の移動軌
跡範囲内となるように設定したが、同移動軌跡範囲内に
収まらないように設定してもよい。このようにしても、
上記実施の形態の効果(1),(3),(4)と同様の
効果を得ることができる。
【0037】・上記実施の形態では、第3レバー4のレ
バー部4aは、第1及び第2レバー2,3より上方に配
置され、第3レバー4のアーム支持軸10が固定される
延設部4bの先端部は、基端部に段差部4cが形成され
ることで、レバー部4aより上方に配置されているとし
たが、車両用ワイパ装置(4節リンク機構)の駆動時に
干渉しなければ、他の構成に変更してもよい。
【0038】・例えば、アーム支持軸10を延設部4b
の先端部に固定するとき、該延設部4bの先端部より下
方に突出しない方法で固定すれば、段差部4cが形成さ
れていなくてもよい。このようにしても、上記実施の形
態の効果(1),(2),(4)と同様の効果を得るこ
とができるとともに、干渉音が発生したり、円滑な動作
が妨げられるといったことは防止される。
【0039】・例えば、アーム支持軸10を延設部4b
の先端部に一体成形して、該延設部4bの先端部に下方
に突出する突部が形成されないようにすれば、段差部4
cが形成されていなくてもよい。このようにしても、上
記実施の形態の効果(1),(2),(4)と同様の効
果を得ることができるとともに、干渉音が発生したり、
円滑な動作が妨げられるといったことは防止される。
【0040】・例えば、アーム支持軸10がかしめられ
て固定されるときに延設部4bの先端部の下方に突出し
て形成される突部が、第1及び第2レバー2,3と干渉
しないように、アーム支持軸10のオフセットさせる位
置を変更すれば、若しくは、第1レバー2を往復回動さ
せる角度を変更すれば、レバー部4aが第1及び第2レ
バー2,3より上方に配置されていなくてもよいし、段
差部4cが形成されていなくてもよい。又、第1及び第
2レバー2,3の第1及び第2支持軸7,9側に対して
第1及び第2連結部2a,3a側を上方に位置させて第
1及び第2レバー2,3の上面と延設部4bとの間(隙
間)を形成して両者の干渉を防止するようにしてもよ
い。このようにしても、上記実施の形態と同様の効果を
得ることができる。
【0041】・上記実施の形態では、停止位置にある状
態で、アーム支持軸10は、第1連結部2aと第2連結
部3aを結ぶ線分Lよりフロントウインドウ1の下端方
向(車両前方向)にオフセットした位置に立設され、第
2ワイパブレード22の一部(先端部)は、アーム支持
軸10よりも車体後方側にオーバーラップして(アーム
支持軸10とフロントウインドウ1との間に)配置され
る構成としたが、第2ワイパブレード22の一部(先端
部)を、オーバーラップして配置しなくてもよい。例え
ば、第2ワイパブレード22の先端部をアーム支持軸1
0の車幅方向側部(図4及び図5中、左側側部)に配置
してもよい。このようにしても、上記実施の形態の効果
(1)〜(3)と同様の効果を得ることができる。
【0042】・上記実施の形態では、フロントウインド
ウ1の下端側にカウルルーバ8が固定された車両に具体
化したが、カウルルーバ8のない車両に変更してもよ
い。例えば、カウルルーバ8の部分が車体(フレーム)
と一体の金属板で形成されている車両に変更してもよ
い。この場合、前記金属板に、前記貫通孔14と同様の
貫通孔を形成し、アーム支持軸10の中間部が該孔を貫
通するように配置する。このようにしても、前記金属板
上に露出する部材が少なくなり、見栄えが向上されると
ともに、4節リンク機構に雪や異物が絡みつくのを防止
するためのカバー等が不要となる。しかも、アーム支持
軸10が貫通する貫通孔が車幅方向に長く(車両前後方
向に短く)てよく、従来技術のように単純な(一定の半
径の)円弧形状としなくてよいため、所定の払拭範囲を
得るための設計や、4節リンク機構の寸法や配置スペー
スを設計するにあたり、制約が少なくなる。よって、車
両の各レイアウトが容易となる。即ち、払拭範囲を拡大
することができ、且つ見栄えを向上させることができ、
車両の各レイアウトを容易にすることができるととも
に、雪や枝等の異物が絡みつくのを防止するためのカバ
ー等が不要となる。
【0043】・上記実施の形態では、フロントウインド
ウ1の一端側(図4中、左側)に配置された車両用ワイ
パ装置は、1点を軸として第2ワイパアーム21を回動
させるのものとしたが、フロントウインドウ1の略中央
に配置された車両用ワイパ装置と同様のものに変更して
もよい。このようにしても、上記実施の形態の効果と同
様の効果を得ることができる。又、このようにすると、
フロントウインドウ1の一端側(図4中、左側)におい
ても払拭範囲が拡大される。
【0044】・上記実施の形態では、フロントウインド
ウ1の下端側に設けられた車両用ワイパ装置に具体化し
たが、他の払拭面(例えば、リアウインドウ)に設けら
れた車両用ワイパ装置に具体化してもよい。
【0045】上記実施形態から把握できる技術的思想に
ついて、以下にその効果とともに記載する。 (イ)請求項1乃至4のいずれか1項に記載の車両用ワ
イパ装置において、前記払拭面はフロントウインドウで
あり、前記第1回動部、前記第2回動部、及び前記連結
回動部を、前記アーム支持軸より下方に配置するととも
に、前記車両のカウルルーバの下方に配置し、前記オフ
セットさせる位置を決定することで前記アーム支持軸の
移動軌跡が前記フロントウインドウ近傍の下端側に略沿
った車幅方向に長くなるように設定し、前記カウルルー
バに前記アーム支持軸が貫通する該アーム支持軸の移動
軌跡に沿った貫通孔を設けたことを特徴とする車両用ワ
イパ装置。このようにすると、容易にカウルルーバ上に
露出する部材を減らすことができる。
【0046】
【発明の効果】以上詳述したように、本発明によれば、
払拭範囲を拡大することができ、且つ見栄えを向上させ
ることができ、車両の各レイアウトを容易にすることが
できるとともに、雪や枝等の異物が絡みつくのを防止す
るためのカバー等を不要とすることができる車両用ワイ
パ装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施の形態の車両用ワイパ装置の要部分解斜
視図。
【図2】本実施の形態の車両用ワイパ装置の要部平面
図。
【図3】本実施の形態の車両用ワイパ装置の動作を説明
するための説明図。
【図4】本実施の形態の車両用ワイパ装置の外観図。
【図5】本実施の形態の車両用ワイパ装置の動作を説明
するための説明図。
【図6】アーム支持軸の位置に対する移動軌跡を説明す
るための説明図。
【図7】アーム支持軸の位置に対する移動軌跡を説明す
るための説明図。
【図8】従来技術の車両用ワイパ装置の要部斜視図。
【符号の説明】
1…フロントウインドウ、2…第1レバー(第1回動
部)、3…第2レバー(第2回動部)、4…第3レバー
(連結回動部)、5…第1ワイパアーム、6…第1ワイ
パブレード、7…第1支持軸(第1支持部)、9…第2
支持軸(第2支持部)、10…アーム支持軸、21…第
2ワイパアーム、22…第2ワイパブレード、2a…第
1連結部、3a…第2連結部。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 川口 朋秀 静岡県湖西市梅田390番地 アスモ 株式 会社内 Fターム(参考) 3D025 AA02 AB01 AC01 AD02 AD09 AE05 AE21 AE22 AE24 AE53 AE66 AE71

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車体の第1支持部(7)に回動可能に支
    持され、駆動源の駆動力にて往復回動される第1回動部
    (2)と、 前記車体の前記第1支持部(7)から離間した位置の第
    2支持部(9)に回動可能に支持される第2回動部
    (3)と、 前記第1回動部(2)の前記第1支持部(7)から離間
    した位置に設けられる第1連結部(2a)に回動可能に
    連結されるとともに、前記第2回動部(3)の前記第2
    支持部(9)から離間した位置に設けられる第2連結部
    (3a)に前記第1連結部(2a)から所定間隔を有し
    て回動可能に連結される連結回動部(4)と、 前記連結回動部(4)と共に一体回動するように設けら
    れ、前記車体の払拭面(1)を払拭するためのワイパブ
    レード(6)が連結されるワイパアーム(5)とを備え
    た車両用ワイパ装置において、 前記連結回動部(4)の前記第1連結部(2a)と前記
    第2連結部(3a)を結ぶ線分(L)からオフセットし
    た位置にアーム支持軸(10)を立設し、該アーム支持
    軸(10)に前記ワイパアーム(5)を支持させたこと
    を特徴とする車両用ワイパ装置。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の車両用ワイパ装置にお
    いて、 前記アーム支持軸(10)を、その移動軌跡が前記第1
    及び第2支持部(7,9)、前記第1及び第2連結部
    (2a,3a)を頂点とする4角形の移動軌跡範囲内と
    なるように設定したことを特徴とする車両用ワイパ装
    置。
  3. 【請求項3】 請求項1又は2に記載の車両用ワイパ装
    置において、 前記連結回動部(4)を、前記第1及び第2回動部
    (2,3)の上面側に連結し、 前記連結回動部(4)の前記オフセットした位置を、前
    記第1及び第2回動部(2,3)の前記上面位置より上
    方に配置したことを特徴とする車両用ワイパ装置。
  4. 【請求項4】 車体の第1支持部(7)に回動可能に支
    持され、駆動源の駆動力にて往復回動される第1回動部
    (2)と、 前記車体の前記第1支持部(7)から離間した位置の第
    2支持部(9)に回動可能に支持される第2回動部
    (3)と、 前記第1回動部(2)の前記第1支持部(7)から離間
    した位置に設けられる第1連結部(2a)に回動可能に
    連結されるとともに、前記第2回動部(3)の前記第2
    支持部(9)から離間した位置に設けられる第2連結部
    (3a)に前記第1連結部(2a)から所定間隔を有し
    て回動可能に連結される連結回動部(4)と、 前記連結回動部(4)と共に一体回動するように設けら
    れ、前記車体の払拭面(1)を払拭するための第1ワイ
    パブレード(6)が連結される第1ワイパアーム(5)
    と、 前記車体の前記第1及び第2支持部(7,9)と異なる
    位置に回動可能に支持され、前記第1ワイパブレード
    (6)と共に前記払拭面を払拭するための第2ワイパブ
    レード(22)が連結される第2ワイパアーム(21)
    とを備えた車両用ワイパ装置において、 前記第1及び第2ワイパブレード(6,22)が停止位
    置にある状態で、前記連結回動部(4)の前記第1連結
    部(2a)と前記第2連結部(3a)とを結ぶ線分
    (L)から前記払拭面(1)の下端方向にオフセットし
    た位置にアーム支持軸(10)を立設し、該アーム支持
    軸(10)に前記第1ワイパアーム(5)を支持させ、
    前記第2ワイパブレード(22)の一部を、前記第1ワ
    イパアーム(5)の前記アーム支持軸(10)よりも前
    記車体後方側にオーバーラップして配置したことを特徴
    とする車両用ワイパ装置。
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