JPH11343996A - 流体機械のラビリンスシール構造 - Google Patents

流体機械のラビリンスシール構造

Info

Publication number
JPH11343996A
JPH11343996A JP10326135A JP32613598A JPH11343996A JP H11343996 A JPH11343996 A JP H11343996A JP 10326135 A JP10326135 A JP 10326135A JP 32613598 A JP32613598 A JP 32613598A JP H11343996 A JPH11343996 A JP H11343996A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
labyrinth seal
wall surface
gap
fluid
seal structure
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP10326135A
Other languages
English (en)
Inventor
Yasutoshi Senoo
泰利 妹尾
Makoto Oda
眞 小田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Miura Co Ltd
Miura Institute of Research and Development Co Ltd
Original Assignee
Miura Co Ltd
Miura Institute of Research and Development Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Miura Co Ltd, Miura Institute of Research and Development Co Ltd filed Critical Miura Co Ltd
Priority to JP10326135A priority Critical patent/JPH11343996A/ja
Publication of JPH11343996A publication Critical patent/JPH11343996A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Structures Of Non-Positive Displacement Pumps (AREA)
  • Sealing Using Fluids, Sealing Without Contact, And Removal Of Oil (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 流体機械の回転体と静止体との隙間通路から
流体の流出を少なくすることのできる流体機械のラビリ
ンスシール構造を提供する。 【解決手段】 回転体と静止体との隙間通路にラビリン
スシールを設けた流体機械において、前記ラビリンスシ
ールを階段状に形成し、凹部を形成する各フィンの上流
側壁面が、対向側の各階段の段差の壁面に対し、所定寸
法下流側へ移動した位置に形成されていることを特徴と
している。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、流体機械のラビ
リンスシール構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】ラビリンスシールは、流体機械の回転体
と静止体との隙間通路に絞り片(フィン)を設けるなど
の工夫を施し、前記隙間通路からの流体の漏れを防止し
ようとするものである。このラビリンスシールは、図6
および図7に示すような構造のものが一般的に知られて
いる。図6に示すものは、直通形式のものであり、また
図7に示すものは、階段形式のものである。前記直通形
式のものは、凹部の幅Wが隙間通路(隙間)に比べて充
分に広くなければ、流入側からの動圧が失われないうち
に後続の隙間に到達してしまうので効果が低い。また、
前記階段形式のものは、階段からフィンまでの距離が小
さくないので、流入側からの噴流は、段差壁面に当って
も、段に沿って流れ、つぎの隙間通路に流入するまでの
圧力損失が少ない。したがって、噴流が持っている動圧
は、充分に減少せずにつぎの隙間通路に到達するので効
果は低い。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】この発明は、前記問題
点に鑑み、流体機械の回転体と静止体との隙間通路から
流体の流出を少なくすることのできる流体機械のラビリ
ンスシール構造を提供することを目的とするものであ
る。
【0004】
【課題を解決するための手段】この発明は、前記課題を
解決するためになされたものであって、請求項1に記載
の発明は、回転体と静止体との隙間通路にラビリンスシ
ールを設けた流体機械において、前記ラビリンスシール
を階段状に形成し、凹部を形成する各フィンの上流側壁
面が、対向側の各階段の段差の壁面に対し、所定寸法下
流側へ移動した位置に形成されていることを特徴として
いる。
【0005】請求項2に記載の発明は、前記各フィンの
上流側壁面と前記各段差の壁面が同一面に形成されてい
ることを特徴としている。
【0006】さらに、請求項3に記載の発明は、前記各
凹部を形成する各フィンが前記回転体または前記静止体
のいずれか一方、または両方に形成されていることを特
徴としている。
【0007】
【発明の実施の形態】つぎに、この発明の実施の形態に
ついて説明すると、この発明の流体機械のラビリンスシ
ール構造は、たとえば遠心式送風機のインペラとケーシ
ングとの隙間通路において実現される。
【0008】前記遠心式送風機(以下、「送風機」とい
う)は、インペラと、このインペラを収納するケーシン
グ本体と、吸気側ケーシングと、回転軸とにより構成さ
れている。前記インペラは、多数の湾曲した羽根を周方
向に等間隔に配して渦巻状に形成し、中央部に前記回転
軸を挿入する孔を形成している。そして、この発明に係
るラビリンスシールを形成する回転体として、吸気側の
羽根の側板外周壁に摺動部を形成している。前記ケーシ
ング本体は、中央部に前記回転軸の一端を保持する軸受
部を形成し、外周縁に前記吸気側ケーシングを装着する
ことにより、前記インペラを回転自在に収納する。そし
て、外周部の一端に圧力空気の吐出口を設けている。前
記吸気側ケーシングは、中央部に前記回転軸の他端を保
持する軸受部を形成し、前記ケーシング本体に装着する
外周縁と前記軸受部との間に吸気口を開口し、この吸気
口の外側内径部に、この発明に係るラビリンスシールを
形成する静止体としての摺動部を形成している。また、
前記送風機の組立は、前記回転軸の一端を前記ケーシン
グ本体の軸受部に貫入し、先端部に駆動プーリを装着す
る。そして、前記回転軸の他端側に前記インペラを装着
した後、前記吸気側ケーシングの軸受部に他端を挿入
し、前記ケーシング本体の外周縁に前記吸気側ケーシン
グを装着して組立は完了する。
【0009】この発明に係るラビリンスシール構造は、
前記吸気側ケーシングの摺動部(静止体)と前記インペ
ラの摺動部(回転体)との間に隙間(隙間通路)Sを形
成するようにしている。ここで説明するラビリンスシー
ル構造においては、前記吸気側ケーシングの摺動部に階
段状の段差a,a,…を軸方向に複数(たとえば、3
段)形成する。この段階状の各段差aは、上流側を最上
段とし、各段差aおよび各階段幅bの寸法を、それぞれ
a≧3Sおよびb≧5Sに設定している。一方、前記イ
ンペラの摺動部には、前記各段差aに対向する位置に階
段状の凹部をそれぞれ形成する。この階段状の各凹部を
形成する各フィンの上流側壁面が、前記各階段状の段差
壁面に対し、所定寸法下流側へ移動した位置に形成す
る。そして、各凹部の深さdの寸法をd≧2Sに設定し
ている。なお、前記各フィンの厚さおよび前記隙間Sの
寸法は、可能な限り小さい方が望ましい。
【0010】前記ラビリンスシール構造の作用を説明す
る。上流側から最初の隙間Sに流入した噴流(圧力空
気)は、約10度の広がり角で階段面に沿って流れる。
そして、段差壁面に当ってほぼ直角に向きを変え、凹部
の底面で再び方向を変えるまでの中間は、前記段差壁面
や前記フィン壁面に沿って流れ、圧力が低い。この圧力
が低いところに、つぎの隙間Sがあるので、流体は、こ
の隙間Sに流入するのが困難となる。その結果、流体の
漏れ量が少なくなる。したがって、ケーシング内から漏
れる空気量を従来のラビリンスシール構造に比較して、
大幅に低減することができる。
【0011】また、以上に説明した実施の形態において
は、回転体に凹部を設け、静止体に階段状の段差を軸方
向に設けたラビリンスシール構造について説明したが、
この発明に係るラビリンスシール構造は、これに限定さ
れるものではなく、たとえば回転体に階段状の段差を設
け、静止体に凹部を設けた構造とすることもできる。さ
らに、前記回転体および前記静止体の両方にそれぞれ前
記各凹部を設けた構造とすることもできる。そして、前
記各フィンの上流側壁面が、前記各階段状の段差壁面と
同一面となるように形成することもできる。さらにま
た、このラビリンスシール構造を半径方向に設けた構成
とすることもできる。なお、この発明のラビリンスシー
ル構造は、遠心式渦巻ポンプやタービンにおいても適用
することができる。
【0012】
【実施例】以下、この発明の具体的実施例を図面に基づ
いて詳細に説明する。図1は、この発明に係る遠心式送
風機の第一実施例の構成を概略的に示す断面説明図であ
り、また図2は、図1のラビリンスシール部(図1のZ
部)を拡大して示す説明図である。
【0013】図1において、遠心式送風機1(以下、
「送風機」という)は、インペラ2と、このインペラ2
を収納するケーシング本体3と、吸気側ケーシング4
と、回転軸5とにより構成されている。前記インペラ2
は、多数の湾曲した羽根を周方向に等間隔に配して渦巻
状に形成し、中央部に前記回転軸5を挿入する孔6を形
成している。そして、この第一実施例におけるラビリン
スシールを形成する回転体として、吸気側の羽根の側板
外周壁に摺動部7(図2参照)を形成している。
【0014】前記ケーシング本体3は、中央部に前記回
転軸5の一端を保持する軸受8を装着し、外周縁に前記
吸気側ケーシング4を装着することにより、前記インペ
ラ2を回転自在に収納する。そして、外周部の一端に圧
力空気の吐出口(図示省略)を設けている。前記吸気側
ケーシング4は、中央部に軸受部9を形成し、この軸受
部9に軸受8を装着して前記回転軸5の他端を保持する
ようにしている。そして、前記ケーシング本体3に装着
する外周縁と前記軸受部9との間に吸気口10を開口
し、この吸気口10の外側内径部に、この発明に係るラ
ビリンスシールを形成する静止体としての摺動部11
(図2参照)を形成している。
【0015】また、前記送風機1の組立は、前記回転軸
5の一端を図1に示すように、ケーシング本体3の軸受
8に貫入し、先端部に駆動プーリ12を装着する。この
駆動プーリ12は、ベルト(図示省略)を介して電動機
(図示省略)に回転自在に接続されている。そして、前
記回転軸5の他端側に前記インペラ2を装着した後、前
記吸気側ケーシング4に装着した軸受8に他端を挿入
し、前記ケーシング本体3の外周縁に前記吸気側ケーシ
ング4の外周縁を適宜の手段(たとえば、ボルト止め)
で装着して組立は完了する。また、前記吸気側ケーシン
グ4の外側には、カバー13が装着されている。
【0016】つぎに、この発明に係るラビリンスシール
構造について説明する。このラビリンスシール構造は、
図2に示すように、前記吸気側ケーシング4の摺動部1
1(静止体)と前記インペラ2の摺動部7(回転体)と
の間に隙間S(隙間通路)を形成するようにしている。
そして、この第一実施例では、前記摺動部11に階段状
の段差a,a,…を軸方向に複数(この実施例では3
段)形成する。この階段状の各段差aは、図2に示すよ
うに、上流側を最上段とし、各段差aおよび各階段幅b
の寸法を、たとえば段差a≧3Sおよび階段幅b≧5S
に設定している。この実施例では、S=1mm,a=3mm
およびb=6mmとしている。一方、前記摺動部7には、
前記各段差aに対向する位置に階段状の凹部A,A,…
を形成する。この階段状の各凹部Aを形成する各フィン
C,C,…の上流側壁面が前記各段差aの壁面に対し、
所定寸法e(この実施例では1mmとしている)だけ下流
側へ移動した位置に形成している。そして、各凹部Aの
深さdを、深さd≧2Sに設定している。この実施例で
は、d=2mmとしている。ここにおいて、前記各凹部A
の内幅寸法と前記各フィンCの根元寸法の和は、前記各
階段幅bと同じである。また、前記各フィンCの先端の
厚さは、可能な限り薄い方が望ましいが、この実施例で
は1mmとしている。そして、前記隙間Sが1mmよりも小
さい場合には、前記各部の寸法は、5S<b,b/2<
aおよびb/3<dとするのが標準的な形状である。さ
らに、前記各凹部Aの隅に充分な丸みを残すこともでき
る。
【0017】前記ラビリンスシール構造の作用を説明す
る。上流側(図2の左側)から最初の隙間Sへ流入した
噴流(圧力空気)は、約10度の広がり角で階段面に沿
って流れる。そして、最初の段差aの壁面に当ってほぼ
直角に向きを変え、最初の凹部Aの底面で再び方向を変
えるまでの中間は、前記段差aの壁面や最初のフィンC
の壁面に沿って流れ、圧力が低い。この圧力が低いとこ
ろに、つぎの隙間Sがあるので、流体は、この隙間Sへ
流入するのが困難となる。そして、つぎの隙間Sから流
入した流体は、前記と同様の作用によってさらに圧力が
低下する。その結果、前記ケーシング内からの流体の漏
れる量が少なくなる。したがって、従来のラビリンスシ
ール構造に比し、流体の漏れを大幅に低減することがで
きる。
【0018】前記ラビリンスシール構造においては、前
記インペラ2,前記ケーシング本体3,前記吸気側ケー
シング4および前記回転軸5の工作精度や組立精度を勘
案し、予め前記各段差aの壁面に対し、前記各フィンC
の上流側の壁面を下流側へ所定寸法e(この実施例では
1mm)移動させている。しかしながら、前記各段差aの
壁面に対し、前記各フィンCの上流側の壁面が、逆に上
流側へ移動した場合は、最初の段差aの壁面に当ってほ
ぼ直角に向きを変えた圧力空気が、最初のフィンCの先
端に当って、つぎの隙間Sからつぎの凹部Aへ流入する
ので漏れる空気量が多くなる。したがって、この第一実
施例におけるラビリンスシール構造においては、前記各
フィンCの上流側壁面が前記各段差aの壁面よりも上流
側へ出ることは絶対に避けなければならない。
【0019】つぎに、この発明に係るラビリンスシール
構造の第二実施例を図面に基づいて説明する。図3は、
ラビリンスシール構造の第二実施例を概略的に示す説明
図である。なお、送風機1は、前記第一実施例と同様で
あるので重複する説明は省略する。
【0020】図3に示す第二実施例は、各段差aの壁面
に対し、各フィンCの上流側壁面がそれぞれ同一面に形
成されたものである。したがって、各階段幅bの寸法に
対し、各凹部Aの内幅寸法は、それぞれ前記フィンCの
厚さ分だけ狭くなる。その他の寸法は、前記第一実施例
と同様に設定している。
【0021】前記第二実施例の作用は、前記第一実施例
と同様であるが、前記送風機1の組立時において、前記
各フィンCの上流側壁面が、それぞれ前記各段差aの壁
面より上流側に出ないように組立てることが肝要であ
る。
【0022】つぎに、この発明に係るラビリンスシール
構造の第三実施例を図面に基づいて説明する。図4は、
ラビリンスシール構造(図1のZ部)の第三実施例を概
略的に示す説明図である。なお、送風機1は、前記第一
実施例と同様であるので重複する説明は省略する。
【0023】図4に示す第三実施例は、前記第一実施例
においてはインペラ2(回転体)に凹部Aを設け、吸気
側ケーシング4(静止体)に階段状の段差aを軸方向に
設けたラビリンスシール構造について説明したが、この
第三実施例は、前記凹部Aを前記吸気側ケーシング4
(静止体)に設け、前記階段状の段差aを前記インペラ
2(回転体)に設けた構造としている。すなわち、前記
インペラ2の吸気側の内周壁に回転体としての摺動部7
を形成し、この摺動部7に階段状の段差a,a…を軸方
向(吸気側の反対方向)に複数(この実施例では3段)
形成する。一方、前記吸気口10の外周壁に静止体とし
ての摺動部11を形成し、この摺動部11には、前記各
段差aに対向する位置に階段状の凹部A,A…を形成す
る。この階段状の各凹部Aを形成する各フィンC,C…
の上流側壁面が前記各段差dの壁面に対し、所定寸法e
だけ下流側へ移動した位置に形成している。前記摺動部
7と前記摺動部11との隙間Sおよび各段差寸法等は、
前記第一実施例と同様に設定している。
【0024】前記第三実施例は、前記第一実施例とは反
対に前記各凹部Aを前記吸気側ケーシング4に設け、前
記階段状の各段差aを前記インペラ2に設けたものであ
るから、作用は第一実施例と同様である。
【0025】つぎに、この発明に係るラビリンスシール
構造の第四実施例を図面に基づいて説明する。図5は、
ラビリンスシール構造の第四実施例を概略的に示す説明
図である。なお、送風機1は、前記第一実施例と同様で
あるので重複する説明は省略する。
【0026】図5に示す第四実施例は、前記第一実施例
で説明したラビリンスシールと前記第三実施例で説明し
たラビリンスシールとを対称に配置し、前記両ラビリン
スシールを連通した構造のものである。すなわち、イン
ペラ2の吸気側の外周壁に前記第一実施例で説明した凹
部Aを設けるとともに、内周壁に前記第三実施例で説明
した階段状の段部aを設けている。一方、吸気側ケーシ
ング4の吸気口10の外側には、前記第一実施例で説明
した階段状の段差aと前記第三実施例で説明した凹部A
をそれぞれ形成している。そして、前記第一実施例と同
様に形成されたラビリンスシールの下流側端部と、前記
第三実施例と同様に形成されたラビリンスシールの上流
側とを連通する連通部Bを形成している。
【0027】前記構成の第四実施例によれば、複数のラ
ビリンスシールを設けた構造であるので、流体の漏れを
大幅に低減することができる。
【0028】前記第一〜第四実施例は、インペラ2(回
転体)と吸気側ケーシング4(静止体)の軸方向にラビ
リンスシールを設けた構造について説明したが、この発
明は、これに限定されるものではなく、このラビリンス
シール構造を半径方向に設けた構成とすることもでき
る。また、この発明のラビリンスシール構造は、遠心式
渦巻ポンプやタービンにおいても適用することができ
る。
【0029】
【発明の効果】以上説明したように、この発明によれ
ば、回転体と静止体との隙間通路に所定のラビリンスシ
ールを階段状に形成したので、従来のラビリンスシール
構造に比し、流体の漏れを大幅に低減することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明に係る遠心式送風機の第一実施例の構
成を概略的に示す断面説明図である。
【図2】図1のラビリンスシール部(図1のZ部)を拡
大して示す説明図である。
【図3】この発明のラビリンスシール構造の第二実施例
を拡大して示す説明図である。
【図4】この発明のラビリンスシール構造の第三実施例
を拡大して示す説明図である。
【図5】この発明のラビリンスシール構造の第四実施例
を拡大して示す説明図である。
【図6】従来の直通形式のラビリンスシール構造を示す
説明図である。
【図7】従来の階段形式のラビリンスシール構造を示す
説明図である。
【符号の説明】
2 インペラ(回転体) 4 吸気側ケーシング(静止体) 7 摺動部(回転体) 11 摺動部(静止体) A 凹部 C フィン S 隙間 a 段差 b 階段幅 d 凹部の深さ e 所定寸法
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI F16J 15/447 F16J 15/447

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 回転体と静止体との隙間通路にラビリン
    スシールを設けた流体機械において、前記ラビリンスシ
    ールを階段状に形成し、凹部A,A,…を形成する各フ
    ィンC,C,…の上流側壁面が、対向側の各階段の段差
    a,a,…の壁面に対し、所定寸法e下流側へ移動した
    位置に形成されていることを特徴とする流体機械のラビ
    リンスシール構造。
  2. 【請求項2】 前記各フィンCの上流側壁面と前記各段
    差aの壁面が同一面に形成されていることを特徴とする
    請求項1に記載の流体機械のラビリンスシール構造。
  3. 【請求項3】 前記各凹部Aを形成する各フィンCが前
    記回転体または前記静止体のいずれか一方、または両方
    に形成されていることを特徴とする請求項1または請求
    項2に記載の流体機械のラビリンスシール構造。
JP10326135A 1998-04-02 1998-10-29 流体機械のラビリンスシール構造 Pending JPH11343996A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10326135A JPH11343996A (ja) 1998-04-02 1998-10-29 流体機械のラビリンスシール構造

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10-108727 1998-04-02
JP10872798 1998-04-02
JP10326135A JPH11343996A (ja) 1998-04-02 1998-10-29 流体機械のラビリンスシール構造

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH11343996A true JPH11343996A (ja) 1999-12-14

Family

ID=26448559

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP10326135A Pending JPH11343996A (ja) 1998-04-02 1998-10-29 流体機械のラビリンスシール構造

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH11343996A (ja)

Cited By (11)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002327764A (ja) * 2001-05-01 2002-11-15 Hitachi Electronics Eng Co Ltd ベアリング防水機構およびディスク洗浄装置
GB2408548A (en) * 2003-11-25 2005-06-01 Alstom Technology Ltd Finned seals for turbomachinery
JP2006022681A (ja) * 2004-07-07 2006-01-26 Hitachi Industries Co Ltd ターボ型流体機械及びこれに用いる段付シール装置
JP2007308137A (ja) * 2006-05-16 2007-11-29 Snr Roulements 強化シールを備える車両サスペンション停止体
JP2007309440A (ja) * 2006-05-19 2007-11-29 Hitachi Plant Technologies Ltd 回転軸貫通部の軸封装置及びそれを用いたポンプ
CN102434486A (zh) * 2010-09-29 2012-05-02 株式会社神户制钢所 旋转机械的轴密封装置
CN103321945A (zh) * 2013-06-21 2013-09-25 黄石市建材节能设备总厂 高效z型迷宫式密封风机
WO2016082979A1 (de) * 2014-11-27 2016-06-02 Robert Bosch Gmbh Verdichter mit einem dichtkanal
EP3156654A1 (en) * 2015-10-14 2017-04-19 Sulzer Management AG Pump for conveying a highly viscous fluid
GB2596547A (en) * 2020-06-30 2022-01-05 Dyson Technology Ltd Seal for a compressor
EP4273406A4 (en) * 2021-01-04 2024-07-03 Qingdao Haier Drum Washing Machine Co Ltd CENTRIFUGAL BLOWER AND WASHING DEVICE

Cited By (15)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002327764A (ja) * 2001-05-01 2002-11-15 Hitachi Electronics Eng Co Ltd ベアリング防水機構およびディスク洗浄装置
GB2408548A (en) * 2003-11-25 2005-06-01 Alstom Technology Ltd Finned seals for turbomachinery
CN100404876C (zh) * 2004-07-07 2008-07-23 日立产业有限公司 涡轮型流体机械及其使用的阶梯形密封装置
JP2006022681A (ja) * 2004-07-07 2006-01-26 Hitachi Industries Co Ltd ターボ型流体機械及びこれに用いる段付シール装置
JP4513432B2 (ja) * 2004-07-07 2010-07-28 株式会社日立プラントテクノロジー ターボ型流体機械及びこれに用いる段付シール装置
US7338255B2 (en) 2004-07-07 2008-03-04 Hitachi Industries Co., Ltd. Turbo-type fluid machine and a stepped seal apparatus to be used therein
JP2007308137A (ja) * 2006-05-16 2007-11-29 Snr Roulements 強化シールを備える車両サスペンション停止体
JP2007309440A (ja) * 2006-05-19 2007-11-29 Hitachi Plant Technologies Ltd 回転軸貫通部の軸封装置及びそれを用いたポンプ
CN102434486A (zh) * 2010-09-29 2012-05-02 株式会社神户制钢所 旋转机械的轴密封装置
CN102434486B (zh) * 2010-09-29 2015-06-03 株式会社神户制钢所 旋转机械的轴密封装置
CN103321945A (zh) * 2013-06-21 2013-09-25 黄石市建材节能设备总厂 高效z型迷宫式密封风机
WO2016082979A1 (de) * 2014-11-27 2016-06-02 Robert Bosch Gmbh Verdichter mit einem dichtkanal
EP3156654A1 (en) * 2015-10-14 2017-04-19 Sulzer Management AG Pump for conveying a highly viscous fluid
GB2596547A (en) * 2020-06-30 2022-01-05 Dyson Technology Ltd Seal for a compressor
EP4273406A4 (en) * 2021-01-04 2024-07-03 Qingdao Haier Drum Washing Machine Co Ltd CENTRIFUGAL BLOWER AND WASHING DEVICE

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US10281046B2 (en) Fluid machine having a labyrinth seal
JP5314256B2 (ja) 回転流体機械のシール装置および回転流体機械
JPH11343996A (ja) 流体機械のラビリンスシール構造
US4478550A (en) Pump apparatus
US6638009B2 (en) Impeller of liquid pump
JP3653972B2 (ja) 電動燃料ポンプ
JP2008128201A (ja) ベーンポンプ
CN111379744B (zh) 离心式旋转机械
JP2004011556A (ja) タービン型燃料ポンプ
JP2546943B2 (ja) 一体形遠心ポンプとモータ
JP2003083292A (ja) 高速遠心ポンプ用羽根車
JP2001027199A (ja) 両吸込多翼送風装置
JP5172115B2 (ja) 渦流式圧縮機及び渦流式圧縮機の製造方法
JP2582863Y2 (ja) ベーンポンプ
JPH08232892A (ja) クローズド型ポンプ
JP3788505B2 (ja) 燃料ポンプ
JP7476125B2 (ja) 遠心回転機械
JP7351784B2 (ja) 遠心回転機械
US7128544B1 (en) Crescent seal for the cylinder of a vane motor
JP2684911B2 (ja) 水封式真空ポンプ
JP4811243B2 (ja) ベーンポンプ
JPH0249996A (ja) 渦流形真空ポンプ
JP5747472B2 (ja) ターボ形圧縮機
JPH025119Y2 (ja)
JPS62276295A (ja) 回転ベ−ン式ポンプ