JPH11341180A - 自動通報装置及び自動通報方法 - Google Patents

自動通報装置及び自動通報方法

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JPH11341180A
JPH11341180A JP14185398A JP14185398A JPH11341180A JP H11341180 A JPH11341180 A JP H11341180A JP 14185398 A JP14185398 A JP 14185398A JP 14185398 A JP14185398 A JP 14185398A JP H11341180 A JPH11341180 A JP H11341180A
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JP
Japan
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telephone
center
telephone line
automatic notification
setting data
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Application number
JP14185398A
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English (en)
Inventor
Hideki Oe
英城 大江
Tetsuo Kakita
哲男 柿田
Masaru Toyama
賢 外山
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Yazaki Corp
Original Assignee
Yazaki Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 切替スイッチが長い期間に亘って自動通報装
置側に保持されていることを防止できる自動通報装置及
び自動通報方法を提供する。 【解決手段】 電話回線を介してセンタ10に接続さ
れ、通話を行う際には切替スイッチ18を電話機側bに
設定して電話回線に電話機17を接続し、センタとの間
でノーリンギング通信を行い、切替スイッチを自動通報
装置側cに設定してガスメータ16からのデータをセン
タへ送信する自動通報装置において、データ終了判定部
19は、ノーリンギング通信時にセンタが設定データを
自動通報装置及びガスメータに設定する場合に、センタ
からの設定データの転送が終了したか否かを判定し、ス
イッチ切替制御部20は、設定データの転送が終了した
と判定された場合に切替スイッチを電話機側に設定す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ガスメータからの
ガス情報等をセンタに自動通報する自動通報装置及び自
動通報方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の自動通報装置は、外部のガスメー
タのガス検針値や、異常状態等の制御情報を検出して、
電話回線を介して外部のホストコンピュータ等のセンタ
に通報するものであり、従来のこの種の自動通報装置の
概略構成ブロック図を図12に示す。
【0003】図12に示す自動通信装置101は、ノー
リンギング(NR)通信回路102、端末発呼通信回路
103、メータ通信回路104、中央処理装置(CP
U)105、切替スイッチ108を備えて構成される。
メータ通信回路104にはガスメータ106が接続され
ており、切替スイッチ108には電話機107が接続さ
れている。
【0004】NR通信回路102は、ノーリンギング通
信における処理を行う。端末発呼通信回路103は、ガ
スメータ106等の端末から発呼された緊急通報情報等
をセンタに送信する。CPU105は、自動通報装置全
体を制御するとともに、メータ通信回路104を介して
外部のガスメータ106に接続されている。
【0005】切替スイッチ108は、センタとの間で電
話回線を介してデータ伝送を行う際には通報装置側(接
点c)に接続され、電話回線を介して通話を行う際には
電話機側(接点b)に接続されるようになっている。こ
の切替スイッチ108は、通常では、自動通報装置10
1内のCPU105からの制御信号により、電話機側と
通報装置側とを切り替えている。
【0006】この場合、CPU105が、ガスメータ1
06の発呼により緊急通報情報をメータ通信回路104
を介して受信した場合、切替スイッチ108は、CPU
105からの制御信号により、通報装置側に切り替えら
れる。そして、端末発呼通信回路103は、CPU10
5で受信した緊急通報情報をセンタへ伝送した後、切替
スイッチ108を電話機側に戻す。
【0007】次に、ノーリンギング通信時におけるセン
タからの設定データを自動通報装置及びガスメータへ設
定する処理を図13のフローチャートを参照して説明す
る。まず、自動通報装置101の取付工事が完了し(ス
テップS101)、次に、自動通報装置が通信業者のノ
ーリンギング通信サービスによる呼び出しを受ける(ス
テップS103のYES)。
【0008】すると、切替スイッチ108を電話機側の
ままとし、NR通信回路102は、センタからデータ伝
送される設定データを受信してメモリ等に記憶させる。
そして、受信した設定データをメータ通信回路104を
介してガスメータ106へ転送する(ステップS10
5)。さらに、センタからの設定データの転送が完了す
ると(ステップS107)、ノーリンギング通信が終了
する。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、自動通
報装置を輸送中に落下衝突等によって、切替スイッチ1
08の接点位置が通報装置側にあるのか、電話機側にあ
るのか不定になってしまう場合がある。
【0010】例えば、切替スイッチ108が通報装置側
になった場合には、ガスメータ106からの緊急通報情
報が発生して端末発呼しない限り、切替スイッチ108
は、電話機側になることはない。このため、切替スイッ
チ108が通報装置側になった場合には、長い期間、電
話機107が通話に供されない状態を継続してしまうこ
とになる。
【0011】また、従来の自動通報装置にあっては、主
電源として使用している電池を取付工事の際に接続して
おり、この電池を接続する際に、CPU105から強制
的に電話機側に切り替えるための制御信号を出力し、取
付完了時には電話機が使用できる状態になるように制御
している。
【0012】一方、最近の自動通報装置にあっては、主
電源である電池を生産時に接続し、生産時に内蔵される
カレンダタイマの日時を設定し、カレンダタイマの計時
を維持する必要性が生じた。ここで、カレンダタイマと
は、例えば、ガスメータ等の端末発呼により、月に1
回、センタへガスメータからの検針値を送出する際の時
刻情報を管理するものである。
【0013】すなわち、生産時に電池を接続するため
に、取付工事の際には電池が接続されなくなり、CPU
は、取付完了時には電話機が使用できる状態になるよう
に切替スイッチを制御することができなくなった。
【0014】一方、従来のこの種の自動通報装置として
は、例えば実用新案登録第2507844号公報に記載
された端末用網制御装置が知られている。この端末用網
制御装置は、電話回線に局電源電圧が印加された場合
に、局電源電圧検出手段がそのことを検出し、局電源電
圧検出手段の検出結果を受けて、設定情報判別手段が、
記憶手段に記憶された設定情報が設定されているかどう
かを判別し、設定情報判別手段が、記憶手段に設定情報
が設定されていないと判別した場合に、リセット手段が
ラッチングリレーをリセットする。
【0015】このため、端末用網制御装置の輸送時や取
り付け時の際の強い衝撃でラッチングリレーが宅内電話
機を電話回線から切り離す側にセットされている場合で
も、自動的に元の状態に復帰させることができる。従っ
て、いつでも宅内電話機が使用でき、便利である。
【0016】しかしながら、従来の端末用網制御装置に
あっては、局電源電圧検出手段を設けなければならず、
回路構成が複雑化していた。また、従来の端末用制御装
置では、一般公衆回線(48V)のみを対象としてお
り、24V系の構内交換機(PBX)を対象としていな
い。すなわち、24V系のPBXに対応することができ
なかった。
【0017】本発明は、切替スイッチが長い期間に亘っ
て自動通報装置側に保持されていることを防止すること
ができる自動通報装置及び自動通報方法を提供すること
を課題とする。
【0018】
【課題を解決するための手段】本発明は、前記課題を解
決するために以下の構成とした。請求項1の発明は、ノ
ーリンギングトランクを有する電話回線を介してセンタ
に接続され、通話を行う際には切替部を電話機側に設定
して電話回線に電話機を接続し、センタとの間でノーリ
ンギング通信を行い、切替部を装置本体側に設定して端
末からのデータをセンタへ送信する自動通報装置におい
て、前記ノーリンギング通信が終了したか否かを判定す
る終了判定手段と、この終了判定手段により前記ノーリ
ンギング通信が終了したと判定された場合に前記切替部
を前記電話機側に設定する切替制御手段とを備えること
を特徴とする。
【0019】請求項1の発明によれば、終了判定手段
は、ノーリンギング通信が終了したか否かを判定し、切
替制御手段は、終了判定手段によりノーリンギング通信
が終了したと判定された場合に切替部を電話機側に設定
するため、切替部が長い期間に亘って装置本体側に保持
されていることを防止することができる。
【0020】請求項2の発明の終了判定手段は、前記ノ
ーリンギング通信時に前記センタが設定データを前記装
置本体及び前記端末に設定する場合に、前記センタから
の前記設定データの転送が終了したか否かを判定し、前
記切替制御手段は、前記終了判定手段により前記設定デ
ータの転送が終了したと判定された場合に前記切替部を
前記電話機側に設定することを特徴とする。
【0021】請求項2の発明によれば、ノーリンギング
通信時にセンタが設定データを装置本体及び端末に設定
する場合に、終了判定手段は、センタからの設定データ
の転送が終了したか否かを判定し、切替制御手段は、設
定データの転送が終了したと判定された場合に切替部を
電話機側に設定する。すなわち、センタからのローディ
ング終了後に切替部を電話機側に設定するため、切替部
が長い期間に亘って装置本体側に保持されていることを
防止することができる。
【0022】請求項3の発明の終了判定手段は、前記セ
ンタから送られてくる前記設定データを含む終了電文中
の前記設定データの転送終了を示す終了情報によって、
前記センタからの前記設定データの転送が終了したと判
定することを特徴とする。
【0023】請求項3の発明によれば、センタからの終
了電文中の設定データの転送終了を示す終了情報によっ
て、センタからの設定データの転送が終了したと判定す
ることができる。
【0024】請求項4の発明の前記切替制御手段は、前
記終了電文に対する応答を前記センタへ返送した後、前
記切替部を前記電話機側に切り替えることを特徴とす
る。
【0025】請求項4の発明によれば、切替制御手段
が、終了電文に対する応答をセンタへ返送した後、切替
部を電話機側に切り替えるため、終了電文を受け取った
ことをセンタに知らせることができるとともに、切替部
が長い期間に亘って装置本体側に保持されていることを
防止することができる。
【0026】請求項5の発明は、前記電話回線が接続さ
れる電話回線接続端子に印加される電圧の極性反転を検
出する極性反転検出回路を備え、前記極性反転検出回路
は、前記極性反転を検出するための第1基準電圧及び第
2基準電圧を前記電話回線接続端子に印加される電圧に
応じて予め設定する基準電圧設定手段と、前記電話回線
接続端子に印加される電圧を検出し、検出された電圧を
前記基準電圧設定手段で設定された前記第1基準電圧及
び第2基準電圧とそれぞれ比較する比較手段と、この比
較手段による比較結果に基づいて前記電話回線の状態を
判別する回線状態判別手段とを備えることを特徴とす
る。
【0027】請求項5の発明によれば、基準電圧設定手
段が、極性反転を検出するための第1基準電圧及び第2
基準電圧を電話回線接続端子に印加される電圧に応じて
予め設定すると、比較手段は、電話回線接続端子に印加
される電圧を検出し、検出された電圧を設定された第1
基準電圧及び第2基準電圧とそれぞれ比較し、回線状態
判別手段は、比較結果に基づいて電話回線の状態を判別
するため、構内交換機等を接続した場合に、対応してい
る電圧系(48V電圧系、24V電圧系)が異なる場合
でも、対応する電圧系に合わせて電話回線の状態を正確
に判別することができる。また、対応している電圧系が
異なる場合でも、局電源電圧を検出することなく、ノー
リンギング通信が終了した後に、切替部を電話機側に切
り替えることができる。
【0028】請求項6の発明は、ノーリンギングトラン
クを有する電話回線を介してセンタに接続し、通話を行
う際には切替部を電話機側に設定して電話回線に電話機
を接続し、センタとの間でノーリンギング通信を行い、
切替部を装置本体側に設定して端末からのデータをセン
タへ送信する自動通報方法において、前記ノーリンギン
グ通信が終了したか否かを判定する終了判定ステップ
と、前記ノーリンギング通信が終了したと判定された場
合に前記切替部を前記電話機側に設定する切替制御ステ
ップとを備えることを特徴とする。
【0029】請求項7の発明では、前記終了判定ステッ
プは、前記ノーリンギング通信時に前記センタが設定デ
ータを前記装置本体及び前記端末に設定する場合に、前
記センタからの前記設定データの転送が終了したか否か
を判定し、前記切替制御ステップは、前記設定データの
転送が終了したと判定された場合に前記切替部を前記電
話機側に設定することを特徴とする。
【0030】
【発明の実施の形態】以下、本発明の自動通報装置及び
自動通報方法の実施の形態を図面を参照して説明する。
【0031】<第1の実施の形態>図1に本発明の自動
通報装置の第1の実施の形態の概略構成ブロック図を示
す。図2に第1の実施の形態の自動通報装置を含む自動
通報システムの構成ブロック図を示す。
【0032】図1に示す自動通信装置11は、ノーリン
ギング(NR)通信回路12、端末発呼通信回路13、
メータ通信回路14、制御部15、切替スイッチ18を
備えて構成される。メータ通信回路14にはガスメータ
16が接続されており、切替スイッチ18には電話機1
7が接続されている。
【0033】NR通信回路12は、ノーリンギング通信
における処理を行う。端末発呼通信回路13は、ガスメ
ータ16等の端末から発呼された緊急通報情報等をセン
タ10に送信する。制御部15は、自動通報装置全体を
制御するとともに、メータ通信回路14を介して外部の
ガスメータ16に接続されている。
【0034】切替スイッチ18は、センタ10との間で
電話回線を介してデータ伝送を行う際には通報装置側c
(接点c)に接続され、電話回線を介して通話を行う際
には電話機側b(接点b)に接続されるようになってい
る。切替スイッチ18は、通常では、自動通報装置11
内の制御部15からの制御信号により、電話機側bと通
報装置側cとを切り替えている。
【0035】この場合、制御部15は、ガスメータ16
の端末発呼により緊急通報情報、ガス検針値情報をメー
タ通信回路14を介して受信した場合、切替スイッチ1
8を通報装置側cに切り替えるよう制御する。端末発呼
通信回路13は、制御部15で受信した緊急通報情報を
センタへ伝送した後、切替スイッチ18を電話機側に戻
す。
【0036】また、制御部15は、データ終了判定部1
9、スイッチ切替制御部20を有している。データ終了
判定部19は、NR通信回路12を介してノーリンギン
グ通信による呼出しがあった場合に、センタ10から転
送されてくる設定データが終了したかどうかを判定す
る。この設定データとしては、例えば、顧客(ID)コ
ード、通報先電話番号、通報時刻、メータ制御コード等
である。
【0037】スイッチ切替制御部20は、データ終了判
定部19により設定データが終了したと判定された場合
に、切替スイッチ18へ電話機側bに切り替えるための
制御信号を出力する。
【0038】図2において、自動通報装置11には複数
のガスメータ16a〜16n、電話機17が接続され、
自動通報装置11は、交換機23、電話回線22、及び
交換機21を介してセンタ10に接続されている。交換
機23にはノーリンギングで通信を行うためのノーリン
ギングトランク(NRT)24が接続されている。
【0039】センタ10は、自動通報装置11及びガス
メータ16a〜16nの各々に設定するための設定デー
タを作成し、この設定データを電話回線22を介して自
動通報装置11及びガスメータ16a〜16nに設定す
るようになっている。
【0040】図3にデータ設定時及び通報時の電文形式
を示す。図3(a)では、データ設定時の電文形式を示
し、センタ10から自動通報装置11に電文が転送され
る。図3(a)の電文は、電文の開始を示すSTX、設
定データ等のデータ部、その電文の終了を示すETBま
たはETX等を含む。
【0041】図3(b)の電文は、自動通報装置11か
らセンタ10への電文であり、電文の開始を示すST
X、警報データ(緊急通報情報等)等のデータ部、その
電文の終了を示すETBまたはETX等を含む。ETB
は、その電文の後に次の電文が続くことを示し、ETX
は、その電文の後に次の電文がない、すなわち、終了電
文であることを示す。
【0042】次に、ノーリンギング通信時におけるセン
タからの設定データを自動通報装置及びガスメータへ設
定する処理を図4のフローチャート及び図5のセンタと
自動通報装置との間の通信手順を参照して説明する。
【0043】まず、自動通報装置11の取付工事が完了
し(ステップS11)、次に、自動通報装置11は、通
信業者のノーリンギング通信による呼び出しがあったか
どうかを判定する(ステップS13)。
【0044】センタ10からノーリンギング通信による
呼び出しがあった場合には、自動通報装置11は、セン
タ10から送信されてくる設定データを含む電文を受信
する。すなわち、NR通信回路12が、センタ10から
データ伝送されてくる自動通報装置11のID、電話先
番号、通報時刻等の設定データを受信して、図示しない
メモリ等に記憶させる(ステップS15)。
【0045】例えば、図5に示すように、センタ10か
ら設定データD(A)を自動通報装置11が受信する
と、自動通報装置11は、データ受信に応答してACK
(A)をセンタ10に返送する。
【0046】そして、制御部15は、受信した設定デー
タをメータ通信回路14を介してガスメータ16へ転送
する(ステップS17)。さらに、センタ10から設定
データD(B)を自動通報装置11が受信すると、自動
通報装置11は、データ受信に応答してACK(B)を
センタ10に返送する。同様に、設定データの送受信処
理を行う。
【0047】そして、最後に、センタ10から終了電文
が自動通報装置11に送信されると、データ終了判定部
19は、センタ10からの設定データの転送が終了した
かどうかを判定する(ステップS19)。この場合、送
られてきた電文に含まれるETXの有無により、その電
文が終了電文かどうかを判定する。
【0048】センタ10から設定データの転送が終了し
たと判定した場合には、制御部15は、NR通信回路1
2を介してセンタ10へ終了電文の応答を返送する(ス
テップS21)。
【0049】その後、スイッチ切替制御部20は、切替
スイッチ18を電話機側bに切り替えるための制御信号
を切替スイッチ18に出力するので、切替スイッチ18
が電話機側bに切り替えられる(ステップS23)。そ
の後に、ノーリンギング通信が終了する。
【0050】このように、センタ10からのノーリンギ
ング通信時において、設定データの伝送終了後に、制御
部15が、切替スイッチ18を電話機側bに切り替える
ための制御信号を切替スイッチ18へ出力するようにし
た。
【0051】このため、万一、輸送中の落下衝突等によ
って、切替スイッチ18が通報装置側cになった場合で
も、取付工事完了後に行われる動作条件等の制御情報
(設定データ)をノーリンギング通信により、自動通報
装置11及びガスメータ16に転送終了した時に、切替
スイッチ18が電話機側bに戻されることになる。
【0052】従って、切替スイッチが長い期間に亘って
自動通報装置側に保持されていることを防止することが
でき、電話機17により通話を行うことができる。な
お、自動通報装置11の取付工事完了から、動作条件等
の制御情報をデータ伝送するまでの期間中、電話機17
が通話に供されない場合があるが、極めて短期間に通話
に供させる状態に戻すことができる。
【0053】また、センターローディング(センタ10
から設定データを自動通報装置11及びガスメータ16
に設定するノーリンギング通信)終了後に、電話機側b
へ切替スイッチ18を切り替えるようにしているが、当
然、センタ10からガスメータ16に有する遮断弁を弁
閉するセンタ遮断等のノーリンギング通信時にも、切替
スイッチ18を切り替えるようにしてもよい。
【0054】しかし、通常時及びノーリンギング通信時
には、特に異常がない限り、切替スイッチ18は、電話
機側bにある。このため、念のため、もし電話機側bに
切替スイッチ18がない場合の機能として有効であり、
この機能により、自動通報装置11の使用期間、常に切
替スイッチ18が電話機側bにあることが保証されるこ
とになる。
【0055】次に、第1の実施の形態の自動通報装置の
具体的な回路構成図を図6を参照して説明する。図6に
示す自動通報装置11の端子L1,L2には電話回線22
が接続され、端子T1,T2には電話機17が接続され、
端子TA1〜TAnにはガスメータ16a〜16nが対
応して接続されている。
【0056】自動通報装置11は、中央処理装置(CP
U)31a、制御プログラムを格納したリードオンリー
メモリ(ROM)31b、各種のデータを格納したラン
ダムアクセスメモリ(RAM)31c、プログラマブル
リードオンリーメモリPROM31d、時計・カレンダ
31eを有するマイクロコンピュータ(MPU)31を
備える。
【0057】変復調回路(モデム)32は、データバス
を介してMPU31に接続され、0〜Fの数字を表す4
ビットパラレルデータと、電話回線を介して伝送される
信号との間の変換を行う。MPU31のn個の入出力シ
リアルポートにはガスメータ16a〜16nが接続され
ている。
【0058】MPU31の入力ポートには、電池電圧低
下検出回路33の出力が接続され且つ16Hz検出回路
34及びTEL検出回路35の出力がフォトカプラPC
1,PC2を介してそれぞれ接続されている。電池電圧低
下検出回路33は、例えば、リチュウム電池36の電圧
が一定値以下に低下したことを検出し、検出信号をMP
U31に出力する。
【0059】DC−DCコンバータ36aは、リチュウ
ム電池36の電圧を昇圧してMPU31に供給する。ト
ランジスタQ1は、オン動作またはオフ動作によりDC
−DCコンバータ36aからの出力電圧をMPU31に
供給したり、供給停止したりする。
【0060】16Hz検出回路34の入力側は、MPU
31からの制御信号により切換えられ互いに連動する切
替スイッチSW1,SW2を介して端子L1,L2に接続さ
れると共に端子T2に接続される。16Hz検出回路3
4は、電話回線を介して入力される着信呼び出し中であ
ることを示す16Hzの呼出信号を検出し、呼出検出信
号をフォトカプラPC1を介してMPU31に出力す
る。
【0061】TEL検出回路35の一方の入力側は、切
替スイッチSW1を介して端子L1に接続され、他方の入
力側は、端子T1に接続されている。TEL検出回路3
5は、電話機17が使用中であることを検出し、その検
出信号をフォトカプラPC2を介してMPU31に出力
する。
【0062】切替スイッチSW1,SW2は、ガスメータ
16a〜16nの発呼事象の発生により自動通報装置1
1がセンタ10に通報しなければならないとき、また
は、センタ10からデータを受信するとき、MPU31
から出力される制御信号により図示の状態とは反対側に
切り替えられる。
【0063】データ設定スイッチ37aは、センタ10
からの設定データを所定の格納エリアに格納させるため
にオン操作したり、設定データをガスメータ16a〜1
6nに格納させるためにオン操作する。
【0064】MPU31の出力側にはフォトカプラPC
3を介してトランジスタQ2が接続されている。トランジ
スタQ2がMPU31からの制御信号によりフォトカプ
ラPC3を介してオンしたことにより、電話回線22を
全波整流器39,トランジスタQ2を介して結合トラン
スTの一次巻線L1に接続する。二次巻線L2にはモデ
ム32が接続される。
【0065】手動切替スイッチ41は、図示の状態で、
電話回線22に電話機17、16Hz検出回路34及び
TEL検出回路35または全波整流器39を接続し、図
示の状態と反対の状態で、電話回線22に電話機17の
みを接続する。
【0066】このため、手動切替スイッチ41が図示の
状態にあるとき、切替スイッチSW1,SW2が図示の状
態から反対の状態に切り替えられると、電話機17、1
6Hz検出回路34及びTEL検出回路35が電話回線
22から切り離され、その代わりに全波整流器39のみ
が接続され、モデム32を介してセンタ10とのデータ
の授受が行える。手動切替スイッチ41、及び切替スイ
ッチSW1,SW2は、切替スイッチ18を構成する。C
PU31aは、図示しないが、データ終了判定部19、
及びスイッチ切替制御部20を有する。
【0067】このように、図6に示す具体的な自動通報
装置によっても、図1に示す自動通報装置と同様な効果
が得られる。
【0068】<第2の実施の形態>次に、本発明の自動
通報装置の第2の実施の形態を説明する。図7に第2の
実施の形態の自動通報装置の構成ブロック図を示す。図
7に示す自動通報装置11aは、電話回線に接続される
電話回線接続端子LL、電話機が接続される電話接続端
子TT、NR通信回路12、端末発呼通信回路13、メ
ータ通信回路14、切替スイッチ18、極性反転検出部
51、検出電圧切換部54、制御部15aを備えて構成
されている。
【0069】極性反転検出部51は、通常着信時の電話
回線の極性反転、ノーリンギング通信時の電話回線の極
性反転及びオフフック検出を行う。検出電圧切換部54
は、極性反転検出部51の検出電圧(基準電圧)を切り
換える。制御部15aは、自動通報装置全体を制御する
とともに外部のガスメータ16に接続される。
【0070】図8に極性反転検出部51及び検出電圧切
換部54の回路構成を示す。極性反転検出部51におい
て、ダイオードブリッジ回路DBの第1入力端子には、
電話回線接続端子LLを構成する第1電話回線接続端子
L1が接続され、第2電話回線接続端子L2がダイオード
ブリッジ回路DBの第2入力端子に接続されている。
【0071】第1電話回線接続端子L1とダイオードブ
リッジ回路DBの第1入力端子との間の中間接続点に
は、ツェナーダイオードZD11のカソード端子が接続さ
れ、ツェナーダイオードZD11のアノード端子には、ツ
ェナーダイオードZD12のカソード端子が接続されてい
る。トランジスタTR1のベース端子には、分圧抵抗群
RG1を介してツェナーダイオードZD12のアノード端
子が接続され、トランジスタTR1のコレクタ端子が状
態監視用端子LS1に接続されている。
【0072】第2電話回線接続端子L2とダイオードブ
リッジ回路DBの第2入力端子との間の中間接続点に
は、ツェナーダイオードZD21のカソード端子が接続さ
れ、ツェナーダイオードZD21のアノード端子には、ツ
ェナーダイオードZD22のカソード端子が接続されてい
る。トランジスタTR2のベース端子に分圧抵抗群RG2
を介してツェナーダイオードZD22のアノード端子が接
続され、トランジスタTR2のコレクタ端子が状態監視
用端子LS2に接続されている。
【0073】ツェナーダイオードZD12の両端には、第
1スイッチSW1が接続され、ツェナーダイオードZD2
2の両端には、第2スイッチSW2が接続されている。第
1スイッチSW1及び第2スイッチSW2は、前述した検
出電圧切換部14を構成している。
【0074】この場合、48V電圧系PBXを自動通報
装置10に接続した場合には、第1スイッチSW1及び
第2スイッチSW2は、双方ともオフ状態とされ、第1
基準電圧VTH1 =30V、第2基準電圧VTH2 =−30
Vとなる。
【0075】また、24V電圧系PBXを自動通報装置
11に接続した場合には、第1スイッチSW1及び第2
スイッチSW2は、双方ともオン状態とされ、ツェナー
ダイオードZD12、ZD22は、電気的に非接続状態とな
るため、第1基準電圧VTH1 =15V、第2基準電圧V
TH2 =−15Vとなる。
【0076】なお、ツェナーダイオードZD11、ZD1
2、ZD21、ZD22のそれぞれのスレッショルドレベル
は15Vであり、分圧抵抗群RG1及びRG2の一端は、
それぞれ、共通電源(GND)に接続されている。
【0077】次に、このように構成された第2の実施の
形態の自動通報装置の動作を説明する。
【0078】(1)48V電圧系機種接続時の動作 まず、自動通報装置に48V電圧系機種接続した時の動
作を説明する。この場合、第1のスイッチSW1及び第
2のスイッチSW2は、共にオフであり、第1基準電圧
VTH1 =30V、第2基準電圧VTH2 =−30Vとな
る。
【0079】(a)ノーリンギング通信時及び着信時の
電話回線の極性反転検出時 ノーリンギング通信時及び着信時において、電話回線の
極性が反転した場合には、図9(a)に示すように、第
1電話回線接続端子L1と、第2電話回線接続端子L2と
の間の電圧は、−48Vから+48Vに徐々に遷移す
る。
【0080】このため、時刻t11までは、トランジスタ
TR1がオフ、トランジスタTR2がオンであるため、状
態監視用端子LS1は、”1”レベル、状態監視用端子
LS2は、”0”レベルとなり、図10の状態説明図に
示すように、制御部15aは、定常時(極性非反転時)
であることを検出することができる。
【0081】次に、時刻t11から時刻t12まで(遷移状
態)は、両方のトランジスタTR1,TR2が共にオフと
なるため、状態監視用端子LS1,LS2は、共に”1”
レベルとなる。状態としては、オフフック検出時(図9
(b))と同一となるが、状態継続時間が短いため、制
御部15aは、遷移状態であると検出する。
【0082】次に、時刻t12からは、トランジスタTR
1がオン、トランジスタTR2がオフとなるため、状態監
視用端子LS1は、”0”レベル、状態監視用端子LS2
は、”1”レベルとなり、制御部15aは、極性反転状
態であることを検出することができる。
【0083】(b)オフフック時 図9(b)に示すように、オンフック時の第1電話回線
接続端子L1と、第2電話回線接続端子L2との間の電圧
は、−48Vであり、時刻t21までは、トランジスタT
R1がオフ、トランジスタTR2がオンであるため、状態
監視用端子LS1は、”1”レベル、状態監視用端子L
S2は、”0”レベルとなり、図10の状態説明図に示
すように、制御部15aは、オンフック状態(定常時;
極性非反転時)であることを検出することができる。
【0084】次に、時刻t21において、オフフック状態
にしたとすると、第1電話回線接続端子L1と、第2電
話回線接続端子L2との間の電圧は、−30V以上0V
未満の所定の電圧に上昇し、トランジスタTR2はオフ
となり、状態監視用端子LS1,LS2は、共に”1”レ
ベルとなる。そして、、その状態が所定時間以上継続す
ることとなり、制御部15aは、オフフック状態にある
ことを検出することができる。
【0085】次に、時刻t22において、相手先と接続さ
れると、第1電話回線接続端子L1と、第2電話回線接
続端子L2との間の電圧は、再び上昇し、0V以上30
V未満の所定の電圧になるが、トランジスタTR1がオ
フとなる閾値電圧30Vを越えないため、状態監視用端
子LS1,LS2は、共に”1”レベルのままとなり、制
御部15aは、オフフック状態が継続していることを検
出することができる。
【0086】(2)24V電圧系機種接続時の動作 次に、自動通報装置に24V電圧系機種接続した時の動
作を説明する。この場合、第1のスイッチSW1及び第
2のスイッチSW2は、共にオンであり、第1基準電圧
VTH1 =15V、第2基準電圧VTH2 =−15Vとな
る。
【0087】(a)ノーリンギング通信時及び着信時の
電話回線の極性反転検出時 ノーリンギング通信時及び着信時において、電話回線の
極性が反転した場合には、図11に示すように、第1電
話回線接続端子L1と、第2電話回線接続端子L2との間
の電圧は、−24Vから+24Vに徐々に遷移する。
【0088】このため、時刻t11までは、トランジスタ
TR1がオフ、トランジスタTR2がオンであるため、状
態監視用端子LS1は、”1”レベル、状態監視用端子
LS2は、”0”レベルとなり、図10の状態説明図に
示すように、制御部15aは、定常時(極性非反転時)
であることを検出することができる。
【0089】次に、時刻t11から時刻t12まで(遷移状
態)は、両方のトランジスタTR1,TR2が共にオフと
なるため、状態監視用端子LS1,LS2は、共に”1”
レベルとなる。状態としては、オフフック検出時(図1
1(b))と同一となるが、状態継続時間が短いため、
制御部15aは、遷移状態であると検出する。
【0090】次に、時刻t12からは、トランジスタTR
1がオン、トランジスタTR2がオフとなるため、状態監
視用端子LS1は、”0”レベル、状態監視用端子LS2
は、”1”レベルとなり、制御部15aは、極性反転状
態であることを検出することができる。
【0091】(b)オフフック時 図11(b)に示すように、オンフック時の第1電話回
線接続端子L1と、第2電話回線接続端子L2との間の電
圧は、−24Vであり、時刻t21までは、トランジスタ
TR1がオフ、トランジスタTR2がオンであるため、状
態監視用端子LS1は、”1”レベル、状態監視用端子
LS2は、”0”レベルとなり、図10の状態説明図に
示すように、制御部15aは、オンフック状態(定常
時;極性非反転時)であることを検出することができ
る。
【0092】次に、時刻t21において、オフフック状態
にしたとすると、第1電話回線接続端子L1と、第2電
話回線接続端子L2との間の電圧は、−15V以上0V
未満の所定の電圧に上昇し、トランジスタTR2はオフ
となり、状態監視用端子LS1,LS2は、共に”1”レ
ベルとなる。その状態が所定時間以上継続することとな
り、制御部15aは、オフフック状態にあることを検出
することができる。
【0093】次に、時刻t22において、相手先と接続さ
れると、第1電話回線接続端子L1と、第2電話回線接
続端子L2との間の電圧は、再び上昇し、0V以上15
V未満の所定の電圧になるが、トランジスタTR1がオ
フとなる閾値電圧15Vを越えないため、状態監視用端
子LS1,LS2は、共に”1”レベルのままとなり、制
御部15aは、オフフック状態が継続していることを検
出することができる。
【0094】このように、第2の実施の形態の自動通報
装置によれば、簡易な検出電圧切換部54を設けること
により、48V電圧系、24V電圧系の機器を自動通報
装置に接続して、極性反転、オフフック検出、着信検出
を行うことができる。
【0095】また、自動通報装置11aに48V電圧系
または24V電圧系の機器が接続されていても、ノーリ
ンギング通信時には、データ終了判定部19は、センタ
10からの設定データの伝送終了かどうかを判定し、設
定データの伝送終了であれば、スイッチ切替制御部20
は、ノーリンギング終了電文をセンタ10に返送した後
に、切替スイッチ18を電話機側bに切り替える。
【0096】すなわち、自動通報装置11aは、一般公
衆回線(48V電圧系)のみでなく、PBX(24V電
圧系)に対応することができ、また、局電源電圧が印加
されたことを検出することなく、ノーリンギング終了電
文をセンタ10に返送した後に、切替スイッチ18を電
話機側bに切り替えることができる。
【0097】
【発明の効果】請求項1及び請求項6の発明によれば、
ノーリンギング通信が終了したか否かを判定し、ノーリ
ンギング通信が終了したと判定された場合に切替部を電
話機側に設定するため、切替部が長い期間に亘って装置
本体側に保持されていることを防止することができる。
【0098】請求項2及び請求項7の発明によれば、ノ
ーリンギング通信時にセンタが設定データを装置本体及
び端末に設定する場合に、センタからの設定データの転
送が終了したか否かを判定し、設定データの転送が終了
したと判定された場合に切替部を電話機側に設定する。
すなわち、センタからのローディング終了後に切替部を
電話機側に設定するため、切替部が長い期間に亘って装
置本体側に保持されていることを防止することができ
る。
【0099】請求項3の発明によれば、センタからの終
了電文中の設定データの転送終了を示す終了情報によっ
て、センタからの設定データの転送が終了したと判定す
ることができる。
【0100】請求項4の発明によれば、切替制御手段
が、終了電文に対する応答をセンタへ返送した後、切替
部を電話機側に切り替えるため、終了電文を受け取った
ことをセンタに知らせることができるとともに、切替部
が長い期間に亘って装置本体側に保持されていることを
防止することができる。
【0101】請求項5の発明によれば、基準電圧設定手
段が、極性反転を検出するための第1基準電圧及び第2
基準電圧を電話回線接続端子に印加される電圧に応じて
予め設定すると、比較手段は、電話回線接続端子に印加
される電圧を検出し、検出された電圧を設定された第1
基準電圧及び第2基準電圧とそれぞれ比較し、回線状態
判別手段は、比較結果に基づいて電話回線の状態を判別
する。
【0102】このため、構内交換機等を接続した場合
に、対応している電圧系(48V電圧系、24V電圧
系)が異なる場合でも、対応する電圧系に合わせて電話
回線の状態を正確に判別することができる。また、対応
している電圧系が異なる場合でも、局電源電圧を検出す
ることなく、ノーリンギング通信が終了した後に、切替
部を電話機側に切り替えることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の自動通報装置の第1の実施の形態の概
略構成ブロック図である。
【図2】第1の実施の形態の自動通報装置を含む自動通
報システムの構成ブロック図である。
【図3】データ設定時及び通報時の電文形式である。
【図4】ノーリンギング通信時におけるセンタからの設
定データを自動通報装置及びガスメータへ設定する処理
を示すフローチャートである。
【図5】センタと自動通報装置との間の通信手順を示す
図である。
【図6】第1の実施の形態の自動通報装置の具体的な回
路構成図である。
【図7】第2の実施の形態の自動通報装置の構成ブロッ
ク図である。
【図8】第2の実施の形態の自動通報装置に設けられた
極性反転検出部及び検出電圧切換部の回路構成図であ
る。
【図9】第2の実施の形態の動作説明図(48V電圧
系)である。
【図10】第2の実施の形態の動作状態説明図である。
【図11】第2の実施の形態の動作説明図(24V電圧
系)である。
【図12】従来の自動通報装置の概略構成ブロック図で
ある。
【図13】従来の自動通報装置の動作を説明するフロー
チャートである。
【符号の説明】
10 センタ 11 自動通報装置 12 NR通信回路 13 端末発呼通信回路 14 メータ通信回路 15 制御部 16 ガスメータ 17 電話機 18 切替スイッチ 19 データ終了判定部 20 スイッチ切替制御部 21 交換機 22 電話回線 24 NRT 31a CPU 32 モデム 33 電池電圧低下回路 34 16Hz検出回路 35 TEL検出回路 36a DC−DCコンバータ 37a データ設定スイッチ 39 全波整流器 41 手動切替スイッチ 51 極性反転検出部 54 検出電圧切換部

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ノーリンギングトランクを有する電話回
    線を介してセンタに接続され、通話を行う際には切替部
    を電話機側に設定して電話回線に電話機を接続し、セン
    タとの間でノーリンギング通信を行い、切替部を装置本
    体側に設定して端末からのデータをセンタへ送信する自
    動通報装置において、 前記ノーリンギング通信が終了したか否かを判定する終
    了判定手段と、 この終了判定手段により前記ノーリンギング通信が終了
    したと判定された場合に前記切替部を前記電話機側に設
    定する切替制御手段と、を備えることを特徴とする自動
    通報装置。
  2. 【請求項2】 前記終了判定手段は、前記ノーリンギン
    グ通信時に前記センタが設定データを前記装置本体及び
    前記端末に設定する場合に、前記センタからの前記設定
    データの転送が終了したか否かを判定し、 前記切替制御手段は、前記終了判定手段により前記設定
    データの転送が終了したと判定された場合に前記切替部
    を前記電話機側に設定することを特徴とする請求項1記
    載の自動通報装置。
  3. 【請求項3】 前記終了判定手段は、前記センタから送
    られてくる前記設定データを含む終了電文中の前記設定
    データの転送終了を示す終了情報によって、前記センタ
    からの前記設定データの転送が終了したと判定すること
    を特徴とする請求項1または請求項2記載の自動通報装
    置。
  4. 【請求項4】 前記切替制御手段は、前記終了電文に対
    する応答を前記センタへ返送した後、前記切替部を前記
    電話機側に切り替えることを特徴とする請求項3記載の
    自動通報装置。
  5. 【請求項5】 前記電話回線が接続される電話回線接続
    端子に印加される電圧の極性反転を検出する極性反転検
    出回路を備え、 前記極性反転検出回路は、前記極性反転を検出するため
    の第1基準電圧及び第2基準電圧を前記電話回線接続端
    子に印加される電圧に応じて予め設定する基準電圧設定
    手段と、 前記電話回線接続端子に印加される電圧を検出し、検出
    された電圧を前記基準電圧設定手段で設定された前記第
    1基準電圧及び第2基準電圧とそれぞれ比較する比較手
    段と、 この比較手段による比較結果に基づいて前記電話回線の
    状態を判別する回線状態判別手段と、を備えることを特
    徴とする請求項1記載の自動通報装置。
  6. 【請求項6】 ノーリンギングトランクを有する電話回
    線を介してセンタに接続し、通話を行う際には切替部を
    電話機側に設定して電話回線に電話機を接続し、センタ
    との間でノーリンギング通信を行い、切替部を装置本体
    側に設定して端末からのデータをセンタへ送信する自動
    通報方法において、 前記ノーリンギング通信が終了したか否かを判定する終
    了判定ステップと、 前記ノーリンギング通信が終了したと判定された場合に
    前記切替部を前記電話機側に設定する切替制御ステップ
    と、を備えることを特徴とする自動通報方法。
  7. 【請求項7】 前記終了判定ステップは、前記ノーリン
    ギング通信時に前記センタが設定データを前記装置本体
    及び前記端末に設定する場合に、前記センタからの前記
    設定データの転送が終了したか否かを判定し、 前記切替制御ステップは、前記設定データの転送が終了
    したと判定された場合に前記切替部を前記電話機側に設
    定することを特徴とする請求項6記載の自動通報方法。
JP14185398A 1998-05-22 1998-05-22 自動通報装置及び自動通報方法 Abandoned JPH11341180A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005260538A (ja) * 2004-03-11 2005-09-22 Matsushita Electric Ind Co Ltd 無線データ収集システム

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JP2005260538A (ja) * 2004-03-11 2005-09-22 Matsushita Electric Ind Co Ltd 無線データ収集システム

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