JPH11337496A - 透明体の欠陥検出方法及び透明体の製造方法 - Google Patents

透明体の欠陥検出方法及び透明体の製造方法

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JPH11337496A
JPH11337496A JP11050914A JP5091499A JPH11337496A JP H11337496 A JPH11337496 A JP H11337496A JP 11050914 A JP11050914 A JP 11050914A JP 5091499 A JP5091499 A JP 5091499A JP H11337496 A JPH11337496 A JP H11337496A
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JP11050914A
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English (en)
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Yukihisa Takeuchi
幸久 武内
Tsutomu Nanataki
七瀧  努
Iwao Owada
大和田  巌
Kei Sato
圭 佐藤
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Original Assignee
NGK Insulators Ltd
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    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01NINVESTIGATING OR ANALYSING MATERIALS BY DETERMINING THEIR CHEMICAL OR PHYSICAL PROPERTIES
    • G01N21/00Investigating or analysing materials by the use of optical means, i.e. using sub-millimetre waves, infrared, visible or ultraviolet light
    • G01N21/84Systems specially adapted for particular applications
    • G01N21/88Investigating the presence of flaws or contamination
    • G01N21/95Investigating the presence of flaws or contamination characterised by the material or shape of the object to be examined
    • G01N21/958Inspecting transparent materials or objects, e.g. windscreens

Abstract

(57)【要約】 【課題】アクリル板の表面傷、アクリル板内部の気泡や
異物等の検出並びにアクリル板自体の湾曲、うねり等の
欠陥の検出を同じ光学系で同時に行えるようにする。 【解決手段】アクリル板100の主面102に対して平
行でない非平行光を主体とした光104をアクリル板1
00の主面102に対してほぼ直角に形成される側面1
06より入射させてアクリル板100の欠陥を検出す
る。この場合、アクリル板100の主面102からの欠
陥に基づく透過光122を、受光面126aがアクリル
板100の主面102にほぼ平行に向けて配設された受
光デバイス126と、受光面136aがアクリル板10
0の主面102にほぼ垂直に向けて配設された受光デバ
イス136のどちらか又は両方により検出して、アクリ
ル板100の欠陥を、透過光122の光量を測定するこ
とにより定量的に検出する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、透明体の欠陥検出
方法及び透明体の製造方法に関し、例えばアクリル板内
部の気泡、異物、表面傷並びにアクリル板自体の湾曲、
うねり及び反り等の欠陥を検出する場合に好適な透明体
の欠陥検出方法と、該欠陥の検出結果を透明体の製造ラ
インにフィードバックして透明体の製造に供させる透明
体の製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来から、ディスプレイとして、陰極線
管(CRT)や液晶ディスプレイ装置等が知られてい
る。
【0003】これらのディスプレイにおいて導光板の材
料としては、光源を通じて入射された光を導光板内で全
反射させる必要があることから、透明材料であるガラス
が用いられることが多い。
【0004】ガラスによって導光板を構成した場合、表
示面を大型化した時に導光板の重量が大きくなり、しか
も、ガラスは価格が高いという問題がある。
【0005】この問題を解決するために、前記導光板の
材料としてアクリル板を用いることも行われている。
【0006】しかしながら、図15に示すようにアクリ
ル板200で導光板を作成した場合、その表面に傷20
2を生じやすく、また、アクリル板200の内部に気泡
204や異物206等が発生することがある。更に、ア
クリル板200自体の湾曲やうねりにより平坦性を損失
してしまうこともある。
【0007】このため、アクリル板200の製品の検査
工程において、人間の目視により前記した各欠陥の有無
の検査を行っているが、必ずしも能率的ではない。
【0008】また、光源からの光を板材に放射して板材
の欠陥等を検査する透明体の欠陥検査の技術が開示され
ている(例えば特開昭58−158920号公報参
照)。この欠陥検査装置は、表面上の異物や傷を、スリ
ットで放射方向に規制された光源の光をフォトリソグラ
フィ用のガラスマスク等の透明体に平行(透明体の主面
に対して平行)に放射し、表面上の異物や傷に対する散
乱光を受光器により受光してマスク開口への異物や表面
傷の有無を検査するものである。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
欠陥検査装置においては、板材に平行光を照射する必要
から、例えば点光源等の光から平行光を作成するための
光学系を新たに設ける必要があり、構成が複雑化するお
それがある。しかも、平行光を透明体全体に照射するた
めの位置制御が困難であるという問題がある。
【0010】平行光の場合、スリットが板材の側面に位
置している際、板材の表面に付着した異物等を検知でき
ず、また、板材の内部に存在する異物の表面が鏡面であ
る場合、その位置や角度によっては平行光の反射光が透
明体の主面側に透過せず、透明体の側面に向かって透過
し、透明体の主面上に設置された受光器では検知できな
いという不都合がある。
【0011】また、前記従来の方法は、その検知原理か
らもわかるように、透明体内部の異物や表面傷の検出を
行うことはできるが、透明体自身の湾曲やうねり等の検
出はできない。
【0012】しかも、透明体が設置された測定空間に平
行光線をスリットを通して導入するようにしているた
め、透明体内部の気泡や異物等の検出と表面傷の検出を
行うためには、スリットを透明体の厚み方向に移動させ
る必要があり、これらの検出を同時に行うことができな
い。透明体の厚みが大きくなると、検出に時間と手間が
かかるという新たな問題が生じる。
【0013】本発明はこのような課題を考慮してなされ
たものであり、透明体の欠陥である表面傷及び透明体内
部の気泡や異物等の検出を定量的に、かつ、精度よく行
うことができる透明体の欠陥検出方法を提供することを
目的とする。
【0014】また、本発明の他の目的は、透明体自身の
湾曲、うねり等の検出を定量的に、かつ、精度よく行う
ことができる透明体の欠陥検出方法を提供することにあ
る。
【0015】また、本発明の他の目的は、透明体の表面
傷、透明体内部の気泡や異物等の検出並びに透明体自身
の湾曲、うねり等の欠陥の検出を同じ光学系で同時に行
うことができる透明体の欠陥検出方法を提供することに
ある。
【0016】また、本発明の他の目的は、上述の透明体
の欠陥検出方法による欠陥の検出結果を透明体の製造ラ
インにフィードバックすることで、欠陥の少ない高品質
な透明体を作製することができる透明体の製造方法を提
供することにある。
【0017】
【課題を解決するための手段】本発明に係る透明体の欠
陥検出方法は、透明体の主面に対して平行でない非平行
光を主に含んだ光を前記透明体の主面に対してほぼ直角
に形成される少なくとも1つの側面より入射させて前記
透明体の欠陥を検出することを特徴とする。透明体とし
ては、例えばディスプレイ等の光学的用途の導光板とし
て用いられるアクリル板等が挙げられる。
【0018】ここで、非平行光を主体とした光を透明体
に導入させたときの光の経路と、透明体の欠陥の検出原
理を説明する。
【0019】図1において屈折率(絶対屈折率)の大き
な透明体10から屈折率の小さな空気12中に光を透過
させる場合、入射角θi を大きくしていくと、これに対
応して屈折角θr が大きくなるが、その屈折角θr が9
0°に至ると光が透過しなくなり(図1の実線bで示す
光路参照。実際には透明体10と空気12との界面と重
なる位置になるが、説明の便宜上、ずらして表示してい
る。)、それ以上の入射角θi では透明体10内で全反
射する(図1の一点鎖線cで示す光路参照)。
【0020】この屈折角θr が90°となる場合の対応
する入射角θi は臨界角θi ′と呼ばれるものであり、
sinθi /sinθr =n2 /n1 (n1 、n2 はそ
れぞれ透明体10と空気12の屈折率を表す。)で表さ
れる屈折の法則の式から求めることができる。透明体1
0の屈折率n1 の値を1.49、空気12の屈折率n 2
の値を1.00としたとき、sinθr =sin90°
=1であるから、臨界角θi ′は42.2°となる。
【0021】図2において、前記した場合とは逆に、透
明体10の主面に対して直角に形成される側面14にほ
ぼ90°の入射角で光源16からの光18aを照射した
ときの透明体10内での屈折角θ1 は、臨界角42.2
°に近い値となる。この光18aが透明体10の主面2
0に達したときの空気12に対する入射角θ2 は47.
8°に近い値となる(=90−θ1 )。
【0022】入射角θ2 の値が臨界角42.2°を上回
るため、透明体10の主面20が完全な平滑面であれば
光18aは反射光18bとなり透過光18cを生じない
が、透明体10の内部に気泡22等がある場合は、光1
8bが散乱して透過光18cを生じるため、この透過光
18cを受光デバイス24で検知することにより気泡2
2等の欠陥を検知することができる。
【0023】更に、この透過光18cは、気泡22等の
存在量が大きければ(あるいは多ければ)、散乱も多く
発生するため、透過光の光量も多くなる。ここで、気泡
22等の存在量とは、気泡22の1つひとつの大きさや
気泡22等の数を示す概念である。
【0024】従って、受光デバイス24で測定される光
量により定量的に欠陥の存在量を検出することができ
る。
【0025】この場合、光源16からの光18aの透明
体10の主面20に対して直角に形成される側面14へ
の入射角が0°〜90°の間にあれば、入射角θ2 の値
は必ず臨界角を超えることになり、透明体10の主面2
0が完全な平滑面であれば光18aは全て反射光18b
となるため、透明体10の側面14への入射角を任意の
角度とすることができる。なお、受光デバイス24の受
光面の位置は、透明体10の主面20にほぼ平行に向け
ることが好適であるが、平行でなく適当な角度をもって
いてもよい。上記の光の入射方法は透明体10の屈折率
が√2より大きければ成立する。
【0026】一方、図3に示すように、透明体10に例
えばうねり面30がある場合には、前記した方法と同様
の方法で光源16から照射された光18aは、この箇所
での入射角θ3 が平滑面の入射角θ4 よりも小さくな
る。この入射角θ3 が臨界角を超えて小さくなったと
き、即ち、うねり面30が平滑面に対して例えば5.6
°を超える傾斜角を生じたときは、図3に示すように、
透過光18cが生じる。
【0027】この透明体10の主面20とほぼ平行に近
い光路をもつ透過光18cに相応するように、受光面を
透明体10の主面20に対してほぼ垂直に向けた受光デ
バイス24で透過光18cを検知することにより、簡便
な方法で透明体10のうねり面30の欠陥を検出するこ
とができる。また、この方法により、前記うねり面30
だけでなく、図4に示すように、透明体10の表面傷3
2や反り等による平坦性の損失についても検出すること
ができる。この場合も透過光18cの光量を受光デバイ
ス24で測定することにより、うねり、表面傷、反り等
の欠陥(欠陥の存在量)を定量的に検出することができ
る。
【0028】そして、前記受光デバイスとして、受光面
が透明体の主面にほぼ平行に向けて配設された少なくと
も1つの受光デバイスと、受光面が透明体の主面にほぼ
垂直に向けて配設された少なくとも1つの受光デバイス
とを併用することにより、定量的に効率よく透明体の欠
陥の存在量を検出することができる。
【0029】このように、本発明に示す非平行光とは、
透明体の主面に対して平行でない光、具体的には、例え
ば図5に示すように、透明体10の側面に対してさまざ
まな角度で入射された光束の群(光束群)を示し、例え
ば透明体10の内部に仮想的に1つのポイントPを設定
したとき、該ポイントPを通過するそれぞれ入射角の異
なる種々の光線の群(光束群)を示す。もちろん、この
ポイントPは仮想的なものであって、該ポイントPを通
過しない光束群も非平行光として定義することができ
る。
【0030】そして、前記非平行光のうち、側面にほぼ
平行に透明体に導入された光束群は、透明体内部での反
射回数が多くなるため、透明体内部及び表裏面の異物、
気泡、傷、うねり、反り等のいずれの欠陥に対してもそ
の検出感度が向上する。
【0031】ところで、透明体に導入される光束群が、
前記のように側面にほぼ平行に導入される光束群だけで
あると、特に大きな透明体に対する欠陥検出において、
透明体内部での欠陥で光が透過するため、透明体の中央
部に十分な光量を導入できない。
【0032】しかし、本発明において透明体に導入され
る光は、前記のような光束群に加えて、透明体の主面に
平行な光束群(光源から遠く離れた部分まで導入され
る)も存在するため、上述のような光量不足は生じず、
透明体全体にわたってほぼ一定の光量を導入することが
でき、透明体全体における欠陥検出の感度を向上させる
ことができる。このとき、導入光に対する非平行光の割
合は50%以上であれば十分であり、非平行光の割合が
90%以上のものがより好ましい。
【0033】このように、本発明に係る透明体の欠陥検
出方法は、透明体の表裏においての全反射を利用した欠
陥検出方法であり、透明体内部及び表裏面の異物、気
泡、傷、うねり、反り等の欠陥を同時に検出することが
可能となる。しかも、平行光を作る必要がないため、簡
単な装置構成で欠陥検出を実現させることができる。
【0034】つまり、非平行光を主体とした光を透明体
の主面に対してほぼ直角に形成される少なくとも1つの
側面より入射させることにより、簡便な方法で透明体の
欠陥の存在量を高精度に検出することができる。
【0035】また、透明体の主面のうち、受光デバイス
が配置される側と反対側の主面であって、かつ、前記受
光デバイスの受光面に対向する位置に散乱体を接触さ
せ、このときの透過光を前記受光デバイスによって検出
し、この検出レベルを参照レベルとし、前記散乱体を取
り外したときの透過光を前記受光デバイスによって検出
し、この検出レベルを実測レベルとし、前記参照レベル
と前記実測レベルとの比で前記透明体の欠陥の存在量を
定量的に検出するようにしてもよい。
【0036】この場合、透明体の欠陥を検出位置に拘わ
らず一定の感度で検出することができ、透明体全体にわ
たる欠陥の存在分布を精度よく把握することができる。
【0037】なお、光源としては、非平行光を主体とし
た光を出射するものであれば特に限定されない。例え
ば、蛍光管、メタルハライドランプ、キセノンランプ、
ハロゲンランプ、白熱灯、LED等が使用可能である。
【0038】透明体の主面に対してほぼ直角に存在する
側面からの非平行光を主体とした光の導入は、1箇所に
限られるものではない。また、透明体への光の導入は、
できるだけ多くの光を導入するために、端面全体から導
入されるのが好ましい。
【0039】透明体の形状は、特に限定されない。即
ち、透明体の主面の平面形状は、円形、矩形、楕円形、
多角形、あるいはこれらの複合した形状でもよいが、光
を導入させる側面は、主面に対してほぼ直角である必要
がある。望ましくは、透明体のすべての側面は、透明体
の主面に対してほぼ直角であることが好ましい。
【0040】そして、前記欠陥検出方法において、光源
からの光を前記光源側に設置された光源側リフレクタを
通じて非平行光を主体として前記透明体の前記側面より
入射させるようにしてもよい。この場合、前記光源から
の光の前記透明体の前記側面に対する入射角度を前記光
源側リフレクタで制御することが好ましい。
【0041】また、前記透明体の前記側面のうち、前記
光源が設置される側面以外の側面にリフレクタを配設す
るようにしてもよい。
【0042】即ち、リフレクタは、透明体の側面に接触
していてもよいし、離れていてもよく、また、光源を覆
うように構成されていてもよい。
【0043】次に、本発明は、モノマーと触媒を重合さ
せて透明体を製造する透明体の製造方法において、作製
された透明体の主面に対して平行でない非平行光を主に
含んだ光を前記透明体の主面に対してほぼ直角に形成さ
れる少なくとも1つの側面より入射させて前記透明体の
欠陥を検出し、前記欠陥の検出結果を前記透明体の製造
ラインにフィードバックして前記透明体の製造に供させ
ることを特徴とする。
【0044】即ち、作製された透明体に存在する欠陥を
上述した本発明に係る透明体の欠陥検出方法を利用して
高精度に検出し、欠陥の検出結果を前記透明体の製造ラ
インにフィードバックして前記透明体の製造に供させる
ものである。これにより、欠陥の少ない高品質な透明体
を作製することができる。
【0045】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係る透明体の欠陥
検出方法をアクリル板の欠陥を検出する方法に適用した
実施の形態例(以下、単に実施の形態に係る欠陥検出方
法と記す)を図6〜図13を参照しながら説明する。
【0046】まず、第1の実施の形態に係る欠陥検出方
法は、図6に示すように、アクリル板100の主面10
2に対して平行でない非平行光を主体とした光104を
アクリル板100の主面102に対してほぼ直角に形成
される少なくとも1つの側面106より入射させてアク
リル板100の欠陥を検出するものである。アクリル板
100は、第1の実施の形態では、ディスプレイ等の光
学的用途の導光板として用いられるもので、ほぼ長方形
状で厚みtのアクリル板100を使用している。
【0047】そして、非平行光を主体とした光104の
アクリル板100への導入は、複数個の光源108がア
クリル板100の側面106に沿って並べられて構成さ
れた光源列110(図7参照)と該光源列110を覆う
リフレクタ(反射板)112とを有する光源装置114
を用いるようにしている。
【0048】即ち、図6及び図7に示すように、光源列
110をアクリル板100の1つの側面106に対向し
て設置し、該光源列110をリフレクタ112で覆うよ
うにする。この例では、例えば合成樹脂で角柱状に形成
されたハウジング部材116の1つの側面に長手方向に
U字状の溝が形成され、この溝に沿ってリフレクタ11
2が形成されたリフレクタ装置118を使用している。
【0049】これにより、アクリル板100の前記側面
106に対する光の導入経路としては、光源列110か
ら直接導入される経路と、光源列110からリフレクタ
112を反射して導入される経路があり、これらの経路
を経てアクリル板100に導入される光束の群は様々な
入射角を有することになる。
【0050】つまり、前記光源装置114は、アクリル
板100の側面106に対してさまざまな角度で入射さ
れる光束の群(光束群)、即ち、非平行光を主体とした
光を作るための光源として機能することになる。
【0051】アクリル板100の側面106より入射し
た非平行光を主体とした光104は、図2に基づく原理
説明でも述べたように、空気とアクリル板100の互い
の屈折率の関係から、アクリル板100に欠陥がない場
合は、前記導入された非平行光を主体とした光104
は、外部(アクリル板100の外方)に漏れることな
く、アクリル板100の表裏面において全反射しながら
アクリル板100内を伝搬する。
【0052】そして、アクリル板100の内部に欠陥
(気泡や異物等)120が存在する場合は、アクリル板
100内に導入された非平行光を主体とした光104が
前記気泡や異物等120で散乱し、透過光122として
アクリル板100の外方に漏れることになる。この光の
散乱現象は、アクリル板100の表裏面に付着した異物
(表面付着物)124のエッジ部分や、アクリル板10
0の表裏面に形成された傷でも生じることになる。
【0053】従って、アクリル板100上において、受
光デバイス126をその受光面126aをアクリル板1
00の主面102に対向して配置することによって、前
記アクリル板100の内部の気泡や異物等120並びに
アクリル板100の表裏面に付着した異物124や傷を
前記受光デバイス126で光量を測定することにより、
容易に、かつ定量的に検出することができる。
【0054】この場合、前記気泡や異物等120、表面
付着物124及び表面傷に対してさまざまな角度をもつ
光束群が照射して散乱するため、これら欠陥の検出感度
を大幅に向上させることができる。
【0055】前記受光デバイス126は、例えば既知の
ロボットハンド等を用いてアクリル板100の主面に対
してその面方向に移動、例えばラスター走査できるよう
に構成することにより、アクリル板100全面の前記欠
陥を容易に検出することができ、また、画像処理を併用
することによって、前記欠陥の存在位置を容易に認識す
ることができる。
【0056】更に、第1の実施の形態に係る欠陥検出方
法は、前記アクリル板100内部の気泡や異物等120
並びにアクリル板の表面付着物124や表面傷を検出で
きるほか、図3及び図4の原理説明でも述べたように、
アクリル板100自体の湾曲、うねり及び反り等も容易
に検出することができる。
【0057】具体的には、図6に示すように、アクリル
板100にうねり面130がある場合、アクリル板10
0内に導入された非平行光を主体とした光104が前記
うねり面130において透過光132としてアクリル板
100の外方、特に、アクリル板100の主面102に
ほぼ沿うように前記光源装置114が設置された側面1
06とは反対側の側面134の方向に向かって漏れるこ
とになる。この光の透過現象は、アクリル板100の湾
曲部分や反りの部分でも生じることになる。
【0058】従って、アクリル板100の前記側面10
6の近傍において、受光デバイス136をその受光面1
36aをアクリル板100の主面に対してほぼ垂直に配
置して、前記アクリル板100自体の湾曲、うねり及び
反り等の欠陥を、受光デバイス126で光量を測定する
ことにより、容易に、かつ定量的に検出することができ
る。
【0059】この場合も、前記うねり面130や湾曲部
分並びに反りの部分に対してさまざまな角度をもつ光束
群が照射して散乱するため、これら欠陥の検出感度を大
幅に向上させることができる。
【0060】前記受光デバイス136は、例えば既知の
ロボットハンド等を用いてアクリル板100の側面13
4に沿って移動できるように構成することにより、アク
リル板100自体の湾曲、うねり及び反り等の前記欠陥
を容易に検出することができる。
【0061】そして、受光面126aがアクリル板10
0の主面に対向して配された受光デバイス126と、受
光面136aがアクリル板100の主面に対してほぼ垂
直に配された受光デバイス136を並設することによっ
て、前記アクリル板100の内部の気泡や異物等120
並びにアクリル板100の表面付着物124や表面傷の
検出と、アクリル板100自体の湾曲、うねり及び反り
等の検出を同時に行うことができ、欠陥検出時間の大幅
な短縮を図ることができる。
【0062】このように、第1の実施の形態に係る欠陥
検出方法は、アクリル板100の表裏面においての全反
射を利用した欠陥検出方法であり、アクリル板100の
内部及び表裏面の異物、気泡、傷、うねり、反り等の欠
陥を同時に検出することが可能となる。しかも、平行光
を作る必要がないため、簡単な装置構成で欠陥検出を実
現させることができる。
【0063】光源装置114から出射される非平行光を
主体とした光104のうち、図8Aに示すように、側面
106とほぼ平行にアクリル板100に導入された光束
群104aは、アクリル板100の内部での反射回数が
多くなるため、アクリル板100の内部及び表裏面の異
物、気泡、傷、うねり、反り等のいずれの欠陥に対して
もその検出感度が向上する。
【0064】ところで、アクリル板100に導入される
光束群が、前記のように側面106にほぼ平行に導入さ
れる光束群104aだけであると、特に大きなアクリル
板(例えば水族館に使用されるアクリル板等)に対する
欠陥検出において、アクリル板100の内部での欠陥で
光が透過するため、アクリル板100の中央部に十分な
光量を導入できない。
【0065】しかし、第1の実施の形態における非平行
光を主体とした光104は、前記のような光束群104
aに加えて、図8Bに示すように、アクリル板100の
主面に平行な光束群104b(光源から遠く離れた部分
まで導入される)も存在するため、上述のような光量不
足は生じず、アクリル板100全体にわたってほぼ一定
の光量を導入することができ、アクリル板100全体に
おける欠陥検出の感度を向上させることができる。この
とき、非平行光の割合は、50%以上であれば十分であ
り、非平行光の割合が90%以上であることが好まし
い。
【0066】光源装置114における光源列110を構
成する各光源108としては、非平行光を主体とした光
104を出射するものであれば特に限定されない。例え
ば、蛍光管、メタルハライドランプ、キセノンランプ、
ハロゲンランプ、白熱灯、LED等が使用可能である。
また、光源108の大きさ、特にその高さhは、アクリ
ル板100の厚みt以下であることが好ましい。また、
多くの入射角をもつ非平行光を主体とした光104をで
きるだけ多く導入するために、アクリル板100の端面
全体より光104を導入することが好ましい。
【0067】アクリル板100の形状は、特に限定され
ない。即ち、アクリル板100の主面の平面形状は、円
形、矩形、楕円形、多角形、あるいはこれらの複合した
形状でもよいが、光を導入させる側面106は、主面1
02に対してほぼ直角である必要がある。望ましくは、
アクリル板100のすべての側面(106、134、1
40及び142:図7参照)は、アクリル板100の主
面102に対してほぼ直角であることが好ましい。
【0068】更に、アクリル板100の側面(106、
134、140及び142)のうち、光源装置114が
設置された側面106以外の側面134、140及び1
42に、リフレクタ(便宜的に端面リフレクタと記す)
144を設けるようにしてもよい。この場合、前記側面
134に達した光束群が端面リフレクタ144によって
反射されてアクリル板100の内部に再び導入されるこ
とになるため、光源装置114から導入される光量が一
定でも、欠陥の検出感度を更に向上させ、欠陥(欠陥の
存在量)の検出精度も向上させることができる。
【0069】上述した第1の実施の形態では、複数個の
光源108をアクリル板100の側面106に沿って並
べることによって光源列110を構成するようにした
が、その他、光源108として長細い円筒状の蛍光管を
使用する場合は、図9に示すように、例えば1本の蛍光
管108をその軸方向をアクリル板100の側面に沿っ
て配置するようにしてもよい。もちろん、図10A及び
図10Bに示すように、複数本の蛍光管108をアクリ
ル板100の側面に沿って並置するようにしてもよい。
【0070】第1の実施の形態では、光源装置114を
1箇所に設けた例を示したが、図11に示す第2の実施
の形態に係る欠陥検出方法のように、1つのコーナー部
を挟む2つの側面(図11の例では側面106及び14
2)に設けるようにしてもよい。この場合、端面リフレ
クタ144も2箇所に設けることが望ましい。これによ
り、効率よくアクリル板100全体にわたってほぼ一定
の光量を導入することができ、アクリル板100全体に
おける欠陥検出の感度を更に向上させ、欠陥(欠陥の存
在量)の検出精度も向上させることができる。
【0071】ここで、1つの実施例を説明する。この実
施例は、図6に示す光源108として可視域発光ダイオ
ード(LED)を用い、2種類の受光デバイス126及
び136としてそれぞれ輝度計を用いた。各機器は、図
示しない適当な電源に接続されている。
【0072】光源108を構成する可視域発光ダイオー
ド(LED)は、発光色について特に限定はないが、例
えば、緑色発光ダイオード(日亜化学工業(株)製NS
PG500S)を用いた。また、受光デバイス126及
び136を構成する輝度計は、例えば、ソニー・テクト
ロニクス社製J17型輝度計にJ1803型輝度ヘッド
を装着したものを用いた。
【0073】図6に示すように、光源装置114からア
クリル板100に導入される非平行光を主体とした光1
04のうち、アクリル板100の側面106に例えば8
0°の入射角で照射する光束成分104cの作用につい
て説明すると、この入射角80°の光束成分104cに
おけるアクリル板100内での屈折角は、臨界角42.
2°に近い41.3°となる。
【0074】この光束成分104cがアクリル板100
の主面102に達したときの空気に対する入射角は4
8.7°となり、臨界角42.2°を上回るため、アク
リル板100の主面102が完全な平滑面の箇所では前
記光束成分104cは反射光となって透過光122を生
じないが、アクリル板100の内部に気泡や異物等12
0がある場合は、光束成分104cが該気泡や異物等1
20で散乱して透過光122を生じるため、この透過光
122が輝度計126によりその光量が検知されて、気
泡や異物等120の欠陥および図示しない表面傷の欠陥
を定量的に認識できる。
【0075】この場合、光源108である可視域発光ダ
イオード(LED)の光をアクリル板100の側面10
6に照射する際の入射角は、0°から90°の間の任意
の角度でよい。
【0076】ところで、受光デバイス126での検出レ
ベルは、必ずしも相対比較できるわけではない。欠陥の
存在分布等によって検出場所での光量が異なっている場
合もある。また、光の吸収率が高いアクリル板100で
は、光源108からの距離が遠いほど光量が減ってしま
うため、受光デバイス126での検出レベルが低くな
り、あたかも欠陥が少ないようにみえてしまう。このよ
うな検出レベルの検出場所依存性は、アクリル板100
の面積が大きくなるほど顕著となる。
【0077】以下、このような問題を解決する第3の実
施の形態に係る欠陥検出方法について図12A〜図13
を参照しながら説明する。
【0078】この第3の実施の形態に係る欠陥検出方法
は、図12A及び図12Bに示すように、上述した第1
の実施の形態に係る欠陥検出方法の具体例(図6参照)
とほぼ同じ原理構成を有するが、以下の点で異なる。
【0079】まず、アクリル板100の主面のうち、受
光デバイス126が配置される側と反対側の主面であっ
て、かつ、受光デバイス126の受光面126aに対向
する位置に散乱体150を接触させる。
【0080】この散乱体150をアクリル板100に接
触させるには、その接触における密着性の確保と、接触
界面において光源108からの光104が全反射せずに
散乱体150に到達させる目的から、アクリル板100
の屈折率以上の屈折率を有する液体を介することが好ま
しい。例えば、アクリル板100の屈折率を1.49と
すると屈折率1.49以上の屈折率を有する液体が好ま
しく用いられる。
【0081】このときの透過光122を受光デバイス1
26によって検出し、この検出レベルを参照レベルSr
としてスイッチング回路152を介して第1のレジスタ
R1に格納する。散乱体150としては、例えばTiO
2 のグリーンシート等が挙げられる。
【0082】この参照レベルSrは、アクリル板100
のうち、散乱体150が接触された位置における最大の
レベルを指すもので、欠陥(気泡や異物等)120の有
無には左右されないが、検出場所に応じてそのレベルが
変化することになる。即ち、検出場所に依存した最大レ
ベルとなる。
【0083】次いで、図12Bに示すように、前記散乱
体150を取り外し、そのときの透過光122を受光デ
バイス126によって検出する。この検出レベルを実測
レベルStとしてスイッチング回路152を介して第2
のレジスタR2に格納する。この実測レベルStは、受
光デバイス126で検出される欠陥120の存在量に応
じたレベルであるが、この場合も検出場所に依存したレ
ベルとなる。
【0084】そして、図13に示すように、第1のレジ
スタR1に格納された参照レベルSrと第2のレジスタ
R2に格納された実測レベルStとの比(St/Sr)
を演算回路154にて演算し、その演算結果(比データ
Dr)をコントローラ156を通じてメモリ158に登
録する。この比データDrは、当該検出場所における最
大レベル(参照レベル)Srに対して当該検出場所にお
ける実測レベルStがどのぐらいのレベルであるかを明
示したものである。
【0085】前記メモリ158は、アクリル板100に
対して散乱体150が配置される座標に応じて配列変数
領域が展開されており、前記比データDrは、メモリ1
58のうち、受光デバイス126を位置決めする装置か
ら出力される座標情報に基づく配列変数領域に、あるい
は散乱体150の配置座標に基づく配列変数領域に登録
されることになる。
【0086】このメモリ158に座標順次に登録された
比データDrを例えばレベル毎に色分けして、コントロ
ーラ156に接続されたモニタ160等に表示すること
により、アクリル板100の欠陥の存在分布を一目で確
認することが可能となる。
【0087】特に、アクリル板100をディスプレイの
導光板として用いる場合においては、例えば特開平10
−78549号公報等に記載されているように、前記散
乱体150の接触、取り外しが、導光板に対する画素の
接触・離隔に相当することになるため、上述の第3の実
施の形態に係る欠陥検出方法を行うことにより、欠陥の
存在分布を検出することができると同時に、ディスプレ
イとしての発光特性(輝度及びコントラストのばらつ
き)を確認することができる。
【0088】即ち、導光板に対する欠陥検査と、画素単
位に輝度を調整するための発光検査とを同時に行うこと
ができ、検査工程の簡略化を図ることができる。しか
も、メモリ158に登録された比データDrを画素単位
の輝度調整用の係数データに利用することができ、デー
タ処理の有効利用を向上させることができる。
【0089】ところで、アクリル板100は、一般に、
図14に示すような製造工程を経て製造される。即ち、
モノマーと触媒を重合させて固め(ステップS1)、そ
の後、帯状あるいは板状に成形し(ステップS2)、該
成形体に保護紙を被覆した後(ステップS3)、切断す
ることにより(ステップS4)、製品として完成するこ
とになる。
【0090】通常は、そのまま製品として出荷すること
も考えられるが、製品としてのアクリル板100に対し
て第1〜第3の実施の形態に係る欠陥検出方法を適用し
(ステップS5)、該欠陥検出方法にて得られた検出結
果を重合工程や成形工程にフィードバックし、重合処理
や成形処理に供するようにしてもよい。この場合、欠陥
の少ない高品質な透明体を作製することができる。
【0091】なお、この発明に係る透明体の欠陥検出方
法及び透明体の製造方法は、上述の実施の形態に限ら
ず、この発明の要旨を逸脱することなく、種々の構成を
採り得ることはもちろんである。
【0092】
【発明の効果】以上説明したように、本発明に係る透明
体の欠陥検出方法によれば、透明体の欠陥である表面傷
及び透明体内部の気泡や異物等の検出を精度よく定量的
に行うことができる。また、透明体自身の湾曲、うねり
等の検出を精度よく定量的に行うことができる。更に、
透明体の表面傷、透明体内部の気泡や異物等の検出並び
に透明体自身の湾曲、うねり等の欠陥の検出を同じ光学
系で同時に行うことができる。
【0093】また、本発明に係る透明体の製造方法によ
れば、上述の透明体の欠陥検出方法による欠陥の検出結
果を透明体の製造ラインにフィードバックすることが可
能となり、欠陥の少ない高品質な透明体を作製すること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る透明体の欠陥検出方法において、
その検出対象である透明体から空気層へ光を透過させる
際の光の屈折状態を説明するための図である。
【図2】本発明に係る透明体の欠陥検出方法において、
透明体内部における気泡、異物及び表面傷等の欠陥を検
出する原理を説明するための図である。
【図3】本発明に係る透明体の欠陥検出方法において、
透明体自身のうねりを検出する原理を説明するための図
である。
【図4】本発明に係る透明体の欠陥検出方法において、
透明体自身の表面傷や反り等を検出する原理を説明する
ための図である。
【図5】本発明に係る透明体の欠陥検出方法における非
平行光を説明するための図である。
【図6】本発明に係る透明体の欠陥検出方法をアクリル
板の欠陥を検出する方法に適用した実施の形態例(以
下、単に実施の形態に係る欠陥検出方法と記す)を側面
からみて示す構成図である。
【図7】本実施の形態に係る欠陥検出方法を平面からみ
て示す構成図である。
【図8】図8Aはアクリル板の側面とほぼ平行にアクリ
ル板に導入された光束群の作用を示す説明図であり、図
8Bはアクリル板の主面とほぼ平行にアクリル板に導入
された光束群の作用を示す説明図である。
【図9】光源として筒状の蛍光管を用いた例を平面から
みて示す構成図である。
【図10】図10Aは光源として複数本の蛍光管を用い
た例を側面からみて示す構成図であり、図10Bは光源
として複数本の蛍光管を用いた例を平面からみて示す構
成図である。
【図11】他の実施の形態に係る欠陥検出方法を平面か
らみて示す構成図である。
【図12】図12Aはアクリル板の主面に散乱体を接触
させて透過光の最大レベルを検出する過程を示す説明図
であり、図12Bは散乱体を取り外して欠陥による透過
光のレベルを検出する過程を示す説明図である。
【図13】第3の実施の形態に係る欠陥検出方法のデー
タ処理を示すブロック図である。
【図14】アクリル板の製造方法を示す工程ブロック図
である。
【図15】アクリル板の内部気泡等の欠陥の発生状態を
説明するための図である。
【符号の説明】
10…透明体 12…空気
(空気層) 14…側面 16…光源 18a…光源からの光 18b…反射
光 18c…透過光 20…主面 24…受光デバイス 30…うねり
面 32…表面傷 100…アク
リル板 102…主面 104…非平
行光を主体とした光 106、134、140、142…側面 108…光源 110…光源列 112…リフ
レクタ 114…光源装置 116…ハウ
ジング部材 118…リフレクタ装置 120…欠陥
(気泡や異物等) 122、132…透過光 124…表面
付着物 126、136…受光デバイス 130…うね
り面 144…端面リフレクタ 150…散乱
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 佐藤 圭 愛知県名古屋市瑞穂区須田町2番56号 日 本碍子株式会社内

Claims (18)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】透明体の主面に対して平行でない非平行光
    を主に含んだ光を前記透明体の主面に対してほぼ直角に
    形成される少なくとも1つの側面より入射させて前記透
    明体の欠陥を検出することを特徴とする透明体の欠陥検
    出方法。
  2. 【請求項2】請求項1記載の透明体の欠陥検出方法にお
    いて、 前記透明体の主面からの欠陥に基づく透過光を、受光面
    が前記透明体の主面にほぼ平行に向けて配設された少な
    くとも1つの受光デバイスにより検出して、前記透明体
    の欠陥の存在量を定量的に検出することを特徴とする透
    明体の欠陥検出方法。
  3. 【請求項3】請求項2記載の透明体の欠陥検出方法にお
    いて、 前記透明体の主面のうち、前記受光デバイスが配置され
    る側と反対側の主面であって、かつ、前記受光デバイス
    の受光面に対向する位置に散乱体を接触させ、このとき
    の透過光を前記受光デバイスによって検出し、この検出
    レベルを参照レベルとし、 前記散乱体を取り外したときの透過光を前記受光デバイ
    スによって検出し、この検出レベルを実測レベルとし、 前記参照レベルと前記実測レベルとの比で前記透明体の
    欠陥の存在量を定量的に検出することを特徴とする透明
    体の欠陥検出方法。
  4. 【請求項4】請求項1記載の透明体の欠陥検出方法にお
    いて、 前記透明体の主面からの欠陥に基づく透過光を、受光面
    が前記透明体の主面にほぼ垂直に向けて配設された少な
    くとも1つの受光デバイスにより検出して、前記透明体
    の欠陥の存在量を定量的に検出することを特徴とする透
    明体の欠陥検出方法。
  5. 【請求項5】請求項1記載の透明体の欠陥検出方法にお
    いて、 前記透明体の主面からの欠陥に基づく透過光を、受光面
    が前記透明体の主面にほぼ平行に向けて配設された少な
    くとも1つの受光デバイスと、受光面が前記透明体の主
    面にほぼ垂直に向けて配設された少なくとも1つの受光
    デバイスのどちらか又は両方により検出して、前記透明
    体の欠陥の存在量を定量的に検出することを特徴とする
    透明体の欠陥検出方法。
  6. 【請求項6】請求項5記載の透明体の欠陥検出方法にお
    いて、 前記受光デバイスをその受光面を前記透明体の主面にほ
    ぼ平行に向けて配設して前記透明体の欠陥を検出する場
    合に、 前記透明体の主面のうち、前記受光デバイスが配置され
    る側と反対側の主面であって、かつ、前記受光デバイス
    の受光面に対向する位置に散乱体を接触させ、このとき
    の透過光を前記受光デバイスによって検出し、この検出
    レベルを参照レベルとし、 前記散乱体を取り外したときの透過光を前記受光デバイ
    スによって検出し、この検出レベルを実測レベルとし、 前記参照レベルと前記実測レベルとの比で前記透明体の
    欠陥の存在量を定量的に検出することを特徴とする透明
    体の欠陥検出方法。
  7. 【請求項7】請求項1〜6のいずれか1項に記載の透明
    体の欠陥検出方法において、 光源からの光を前記光源側に設置された光源側リフレク
    タを通じて非平行光を主体とした光として前記透明体の
    前記側面より入射させることを特徴とする透明体の欠陥
    検出方法。
  8. 【請求項8】請求項7記載の透明体の欠陥検出方法にお
    いて、 前記透明体の前記側面のうち、前記光源が設置される側
    面以外の側面にリフレクタを配設して行うことを特徴と
    する透明体の欠陥検出方法。
  9. 【請求項9】請求項7又は8記載の透明体の検出方法に
    おいて、 前記光源からの光の前記透明体の前記側面に対する入射
    角度を前記光源側リフレクタで制御することを特徴とす
    る透明体の欠陥検出方法。
  10. 【請求項10】モノマーと触媒を重合させて透明体を製
    造する透明体の製造方法において、 作製された透明体の主面に対して平行でない非平行光を
    主に含んだ光を前記透明体の主面に対してほぼ直角に形
    成される少なくとも1つの側面より入射させて前記透明
    体の欠陥を検出し、 前記欠陥の検出結果を前記透明体の製造ラインにフィー
    ドバックして前記透明体の製造に供させることを特徴と
    する透明体の製造方法。
  11. 【請求項11】請求項10記載の透明体の製造方法にお
    いて、 前記透明体の欠陥検出は、前記透明体の主面からの欠陥
    に基づく透過光を、受光面が前記透明体の主面にほぼ平
    行に向けて配設された少なくとも1つの受光デバイスに
    より検出して、前記透明体の欠陥の存在量を定量的に検
    出することを特徴とする透明体の製造方法。
  12. 【請求項12】請求項11記載の透明体の製造方法にお
    いて、 前記透明体の主面のうち、前記受光デバイスが配置され
    る側と反対側の主面であって、かつ、前記受光デバイス
    の受光面に対向する位置に散乱体を接触させ、このとき
    の透過光を前記受光デバイスによって検出し、この検出
    レベルを参照レベルとし、 前記散乱体を取り外したときの透過光を前記受光デバイ
    スによって検出し、この検出レベルを実測レベルとし、 前記参照レベルと前記実測レベルとの比で前記透明体の
    欠陥の存在量を定量的に検出することを特徴とする透明
    体の製造方法。
  13. 【請求項13】請求項10記載の透明体の製造方法にお
    いて、 前記透明体の欠陥検出は、前記透明体の主面からの欠陥
    に基づく透過光を、受光面が前記透明体の主面にほぼ垂
    直に向けて配設された少なくとも1つの受光デバイスに
    より検出して、前記透明体の欠陥の存在量を定量的に検
    出することを特徴とする透明体の製造方法。
  14. 【請求項14】請求項10記載の透明体の製造方法にお
    いて、 前記透明体の欠陥検出は、前記透明体の主面からの欠陥
    に基づく透過光を、受光面が前記透明体の主面にほぼ平
    行に向けて配設された少なくとも1つの受光デバイス
    と、受光面が前記透明体の主面にほぼ垂直に向けて配設
    された少なくとも1つの受光デバイスのどちらか又は両
    方により検出して、前記透明体の欠陥の存在量を定量的
    に検出することを特徴とする透明体の製造方法。
  15. 【請求項15】請求項14記載の透明体の製造方法にお
    いて、 前記受光デバイスをその受光面を前記透明体の主面にほ
    ぼ平行に向けて配設して前記透明体の欠陥を検出する場
    合に、 前記透明体の主面のうち、前記受光デバイスが配置され
    る側と反対側の主面であって、かつ、前記受光デバイス
    の受光面に対向する位置に散乱体を接触させ、このとき
    の透過光を前記受光デバイスによって検出し、この検出
    レベルを参照レベルとし、 前記散乱体を取り外したときの透過光を前記受光デバイ
    スによって検出し、この検出レベルを実測レベルとし、 前記参照レベルと前記実測レベルとの比で前記透明体の
    欠陥の存在量を定量的に検出することを特徴とする透明
    体の製造方法。
  16. 【請求項16】請求項10〜15のいずれか1項に記載
    の透明体の製造方法において、 前記透明体の欠陥検出は、光源からの光を前記光源側に
    設置された光源側リフレクタを通じて非平行光を主体と
    した光として前記透明体の前記側面より入射させること
    を特徴とする透明体の製造方法。
  17. 【請求項17】請求項16記載の透明体の製造方法にお
    いて、 前記透明体の前記側面のうち、前記光源が設置される側
    面以外の側面にリフレクタを配設して行うことを特徴と
    する透明体の製造方法。
  18. 【請求項18】請求項16又は17記載の透明体の製造
    方法において、 前記光源からの光の前記透明体の前記側面に対する入射
    角度を前記光源側リフレクタで制御することを特徴とす
    る透明体の製造方法。
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