JPH03256185A - 指紋入力装置 - Google Patents

指紋入力装置

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JPH03256185A
JPH03256185A JP2055666A JP5566690A JPH03256185A JP H03256185 A JPH03256185 A JP H03256185A JP 2055666 A JP2055666 A JP 2055666A JP 5566690 A JP5566690 A JP 5566690A JP H03256185 A JPH03256185 A JP H03256185A
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Koji Fujimoto
藤本 好司
Masayuki Katagiri
眞行 片桐
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、指紋照合又は指紋識別等に使用する指紋入力
装置に関する。
[従来の技術] 指紋入力を行う従来の装置として、第13図に示す如き
プリズムを用いて指紋の画像を直接的に取り込むものが
ある。
同図において、lOは直角2等辺三角形の断面を有する
プリズムであり、その直角の頂辺と対向する底面10a
に指紋パターンを入力すべき指11が押し付けられる。
この底面10aに対して45度の入射角で光源12から
光か照射され、指11の指紋の凹凸による反射画像を底
面10aに対して45度の角度で設けた撮像デバイス1
3で取り込み、電気信号に変換するように構成している
第14図は、プリズムを用いて指紋の画像を直接的に取
り込む他の従来の指紋人力装置を示している。
同図において、20は直角2等辺三角形の断面を有する
プリズムであり、その直角の頂辺と対向する底面20a
に指紋パターンを入力すべき指21が押し付けられる。
この底面20aに対して全反射の臨界角以上の大きな入
射角となるように光源22から光が照射される。これに
より、指紋の凹凸とプリズム20とが接触している部分
で乱反射が生じ、その光が光源22と同じ側の底面20
gにより近い位置に設けられた撮像デバイス23で取り
込み、電気信号に変換する。また、指紋の凹凸とプリズ
ム20とが接触してない部分では光は乱反射せず全反射
して面20bから外部に出射する。
第15図は、従来のさらに他の指紋入力装置を示してい
る。
同図において、30は例えばガラス板からなる導光板で
あり、その一方の面30aの一部に指紋パターンを入力
すべき指31が押し付けられる。指31が押し付けられ
た部分にレーザ光源32からコヒーレントなレーザ光を
照射する。これにより、指紋の凹凸と導光板30とが接
触している部分で乱反射が生じ、この乱反射による光が
導光板30内を伝搬して導光板30の離れた位置に取着
されたホログラム33に印加される。その結果、このホ
ログラム33の作用により導光板30から乱反射による
光が取り出され、撮像デバイス34に入射せしめられて
電気信号に変換される。指紋の凹凸と導光板30とが接
触していない部分ではレーザ光が導光板30の外部に出
射され指紋の凹部で反射されて再び導光板30に入射さ
れる。しかしなから、この光35は導光板30の反対側
の面30bから再度外部に出射されてしまい、ホログラ
ム33の部分に到達することはない。
[発明か解決しようとする課題] 第13図の従来の指紋入力装置は、構成は簡単であるが
、照射光の底面10aに対する入射角が45度と小さい
ため、指紋の凹凸に対する反射画像信号のS/Nが非常
に低いという問題点を有している。
また、第14図の従来の指紋入力装置によると、指紋の
凹凸とプリズム20とが接触してない部分では光が乱反
射せず全反射して面20bから外部に出射する。このた
め、撮像デバイス23にはこの部分から光が全く入射さ
れない。従って、第13図の装置よりその分S/Nが改
善されるが、乱反射した光の極く一部しか撮像デバイス
23に入射しないため、S/Nを大幅に向上させること
は難しい。
さらにまた、第15図の従来の指紋入力装置によると、
指紋の凹凸と導光板30とが接触してない部分に入射し
た光は、導光板30から外部に出射されてしまい、ホロ
グラム33の部分に到達することはないので、かなり優
れたS/Nを得ることかできるが、特殊なレーザ光源及
びホログラム等の光学デバイスが必要となり製造コスト
がかなり高くなるという問題点を有している。
従って本願の発明の目的は、優れたS/Nを有しかつ安
価な指紋入力装置を提供することにある。
[課題を解決するための手段] 上述の目的を達成する本願の第1の発明の特徴は、指紋
パターンを入力すべき指を接触させる所定位置を有する
導光板と、光源と、光源からの光を導光板の少なくとも
1つの面からこの導光板内において光が全反射する入射
角度で入射せしめる手段と、導光板の上述の所定位置の
近傍であり指の接触面と対向する面の外側に設けた撮像
手段とを備えており、導光板は入射された光を上述の所
定位置に導くように構成されており、撮像手段は上述の
所定位置に接触した指の指紋パターンによって乱反射さ
れた光を受け取るように構成されていることにある。
上述の目的を達成する本願の第2の発明の特徴は、指紋
パターンを入力すべき指を載置する貫通穴を有する導光
板と、光源と、光源からの光を導光板の少な(とも1つ
の面から導光板内において光が全反射する入射角度で入
射せしめる手段と、導光板の貫通穴を介して指と対向す
る位置に設けた撮像手段とを備えており、導光板は入射
された光を貫通穴の端面から出射して指に照射するよう
に構成されており、撮像手段は指の指紋パターンによっ
て反射された光を受け取るように構成されていることに
ある。
[作用] 本願の第1の発明においては、導光板内において光が全
反射する入射角度で光源からの光か導光板に入射せしめ
られる。これにより、この入射光は全反射を繰り返しな
から導光板内を伝搬し、指紋パターンを入力すべき指が
接触される位置まで到達する。指紋パターンの凹凸に応
じて、指が実際に接触している部分では乱反射が生じ、
接触していない部分では乱反射せずに全反射されて導光
板内をさらに伝搬する。この乱反射された光をその指の
接触位置の近傍であり指の接触面と対向する面の外側に
設けた撮像手段で受け取ることによって指紋パターンが
電気的信号として入力せしめられる。
本願の第2の発明においても、導光板内において光が全
反射する入射角度で光源からの光か導光板に入射せしめ
られる。これにより、この入射光は全反射を繰り返しな
から導光板内を伝搬する。
指紋パターンを入力すべき指を載置する位置の導光板に
貫通穴が設けられており、導光板内を伝搬してきた光は
この貫通穴の端面から出射して指に照射せしめられる。
これにより、指紋パターンの凹凸に応じて光か反射され
、その反射光を貫通穴を介して指と対向する位置に設け
られた撮像手段で受け取ることによって指紋パターンが
電気的信号として人力せしめられる。
[実施例] 以下図面を用いて本発明の実施例を詳細に説明する。
第1図は本願の第1の発明の一実施例の構成を概略的に
表す側面図である。
同図において、40は水平に設置された透明な導光板で
あり、例えば帯板状のガラス板等で形成される。この導
光板40の一端側(図にて右端側)の上面には指紋パタ
ーンを入力すべき指4Iか接触せしめられる指紋採取部
分40aが設けられている。
導光板40の寸法は、光伝搬方向(図にて左右方向)の
長さが約100mmであり、幅が30〜40mm程度で
ある。この光伝搬方向の長さは、指紋採取部分40aの
長さ(10〜20mm)より十分長く設定されている。
導光板40の指紋採取部分40aに対して反対端側(図
にて左端側)の下面(上面であってもよい)には、直角
三角形の断面を有するプリズム42の直角の頂辺と対向
する底面42aが接着されている。
この接着には、導光板40と同じ屈折率を有する接着剤
が用いられる。
導光板40の指紋採取部分40aの真下には、撮像デバ
イス43が設けられている。
プリズム42の面42bに対向する位置に光源44が設
けられており、この光源44からの光Llがプリズム4
2を介して導光板40に入射せしめられる。この場合、
導光板40に対する入射角が、導光板40の全反射の臨
界角(−船釣なガラスの場合は約41゜2度)より少し
大きい角度となるように設定されている。これは、プリ
ズム42の形状、光源44の位置及び照射方向等によっ
て設定できる。
光源44からの光L1は平行光線であることが望ましい
が、完全に平行光線でなくともよい。その理由は、導光
板40の全反射の臨界角より小さい入射角の光は導光板
40の上面又は下面を透過して外部に放射されてしまい
導光板40内を伝搬しないからである。
導光板40の全反射の臨界角より大きい角度で導光板4
0に入射された光L2は、導光板40の上面及び下面で
全反射されながらこの導光板40内を伝搬し、指紋採取
部分40aに到達する。
指41が導光板40の上面の指紋採取部分40aに押し
付けられてない場合は、この光L2は全反射されて導光
板40の図にて右側の端面40bから外部に出射される
。従って、この場合撮像デバイス43には、光が印加さ
れない。
指41か導光板40の上面の指紋採取部分40aに押し
付けられている場合は、指紋パターンの凹凸により導光
板40の上面と接触している部分で乱反射0 が生じる。このため、全反射の臨界角より小さい角度の
光L3が導光板40の下面から外部に出射され、撮像デ
バイス43に印加される。撮像デバイス43は、この光
L3を集光し、結像して電気的信号に変換する。その結
果、指紋パターンを表す電気的信号を得ることができる
第2図は本願の第1の発明の他の実施例の構成を概略的
に表す側面図である。
この実施例は、基本的には第1図の実施例と同じである
が、光源144からの光をプリズムを使用せずに導光板
140の端面140cから直接的に入射するように構成
されている点のみが第1図の実施例と異なっている。
この実施例は、光源144と導光板140と撮像デバイ
ス143との3つの部材から構成できるため、非常に構
造が簡単となる利点を有する。
なお、導光板140の端面140cをその上面及び下面
に対して直角となるように構成してもよいが、第2図に
示すように角度を持たせ、光源144からの光が垂直に
入射するようにすれば入射効率が最1 大となる。
第3図は本願の第1の発明のさらに他の実施例の構成を
概略的に表す側面図である。
この実施例は、指241を接触させる指紋採取部分24
0aを中心として導光板240の左右から光を入射する
ように構成している点を除いて基本的に第2図の実施例
と同じ構成である。
導光板240の左右両側に光源244及び245がそれ
ぞれ設けられており、これらの光源244及び245か
らの光が端面2 ll Oc及び240bをそれぞれ介
して導光板240に入射する。これにより、指紋採取部
分240aには両方向からの光か印加される。
この実施例によれば、指紋パターンの凹凸により乱反射
されて撮像デバイス243に印加される光の量が2倍と
なり、しかも指紋パターン画像のシェーディングを少な
くすることができる。その結果、S/Nを大幅に向上さ
せることができる。
第4図は本願の第1の発明のまたさらに他の実施例の構
成を概略的に表す側面図である。
この実施例ては、導光板340の光#344側の端2 面340cと上面と下面とを除く3つの面、即ち、2つ
の側面と端面340bとが全てアルミニウム等の金属を
蒸着した鏡面となっている。その他の構成は、第2図の
実施例の構成と全く同じである。
この実施例によれば、光が2つの側面においても確実に
反射されなから導光板340内を進み、端面340bで
外部に出ることなく反射されて再び指紋採取部分340
aに印加される。その結果、第3図の実施例と同様に、
指紋パターンの凹凸により乱反射されて撮像デバイス3
43に印加される光の量が大幅に増大し、しかも指紋パ
ターン画像のシェディングを少なくすることができ、S
/Nを大幅に向上させることができる。しかもこの実施
例によれば、光源を2つ設けることなく1つの光源だけ
で同等の効果をあげることができるので、より簡単な安
価な構成とすることができる。
このように本願の第1の発明によれば、光源と導光板と
撮像デバイスとから基本的に構成することができるので
、非常に小型かつ安価な指紋入力装置を提供することが
できる。しかも、指紋の凹3 凸と接触している部分での乱反射による光のうち、全反
射の臨界角より小さい反射角を有する光が全て撮像デバ
イスに印加され映像として結像されるので、S/Nを大
幅に向上させることができる。
第5図は本願の第2の発明の一実施例の構成を概略的に
表す側面図であり、第6図はその平面図である。
これらの図において、440は水平に設置された透明な
導光板であり、例えば長方形板状のガラス板等で形成さ
れる。この導光板440の中心位置に、指紋パターンを
入力すべき指441がその上側の開口部に載置せしめら
れる指紋採取用の貫通穴447が設けられている。この
貫通穴447は、指441の大きさより多少小さい径の
楕円形状となっており、指紋採取時は、指441がこの
貫通穴447の開口部をふさぐように指紋面を下にして
押し付けられる。
導光板440の寸法は、光伝搬方向(図にて左右方向)
の長さが約100mmであり、幅が50mm程度である
。この光伝搬方向の長さは、指紋採取用の貫通穴447
の長さ(10〜20mm)より4 十分長く設定されている。
導光板440の指紋採取用の貫通穴447の真下には、
撮像デバイス443が設けられている。
導光板440の左右両側に光源444及び445がそれ
ぞれ設けられており、これらの光源444及び445か
らの光が垂直に端面440C及び440bにそれぞれ印
加されて導光板440内に入射する。
この場合、導光板440に対する入射角が、導光板44
0の全反射の臨界角(−船釣なガラスの場合は約41.
2度)より少し大きい角度となるように設定されている
光源444及び445からの光L4及びL5は平行光線
であることが望ましいが、完全に平行光線でなくともよ
い。その理由は、導光板440の全反射の臨界角より小
さい入射角の光は導光板440の上面又は下面を透過し
て外部に放射されてしまい導光板440内を伝搬しない
からである。
導光板440の全反射の臨界角より大きい角度で導光板
440に入射された光L6及びL7は、導光板440の
上面及び下面で全反射されながらこの導光板5 440内を伝搬し、指紋採取用の貫通穴447に到達す
る。そして、その貫通穴447の端面447aから導光
板440の外部に、即ち貫通穴447の内部に出射され
る。
指441かこの貫通穴447をふさぐように指紋面を下
にして押し付けられているため、この出射された光L8
及びL9か低い角度から指441の指紋面に照射される
。この光L8及びL9か指紋パターンの凹凸で反射され
、その反射光LIOか撮像デバイス443に印加される
。撮像デバイス443は、この先LIOを集光し、結像
して電気的信号に変換する。その結果、指紋パターンを
表す電気的信号を得ることができる。
この実施例によれば、導光板440の両方向から光が印
加されるので、指紋面は両側から照明されることとなる
。このため、撮像デバイス443に印加される光の量か
大幅に増大するのでS/Nを大幅に向上させることかで
きると共に指紋パターン画像のシェーディングを少なく
することかできる。
しかもこの実施例は、光源444及び445と導光6 板440と撮像デバイス443との4つの部材から構成
できるため、非常に構造が簡単となる利点を有する。
第7図は本願の第2の発明の他の実施例の構成を概略的
に表す側面図であり、第8図はその平面図である。
この実施例は、基本的には第5図及び第6図の実施例と
同じであるが、導光板540の光源544側の端面54
0cと光源545側の端面540bと上面と下面とを除
く2つの側面540d及び540eの側面が全てアルミ
ニウム等の金属を蒸着した鏡面となっている。
この実施例によれば、左右の光源544及び545から
入射された光が2つの側面においても外部に出ることな
く確実に反射されなから導光板540内を進み、指紋採
取用の貫通穴547に到達する。その結果、指541の
指紋パターンの凹凸により反射されて撮像デバイス54
3に印加される光の量が増大し、S/Nを向上させるこ
とができる。
第9図は本願の第2の発明のさらに他の実施例の構成を
概略的に表す側面図であり、第10図は7 その平面図である。
この実施例は、基本的には第5図及び第6図の実施例と
同じであるが、導光板640の指紋採取用の貫通穴64
7の端面647aの角度が第5図及び第6図の実施例と
異なっている。即ち、第5図及び第6図の実施例では、
端面447aは導光板440の上面及び下面に対して直
角となっているが、この実施例では、貫通穴647が下
方向に向かって広かるように傾斜されたテーパ状の端面
647aとなっている。
このため、光源644及び645から導光板640内を
平行に進み貫通穴647に到達した光かその端面647
aてより大きく屈折し、指641の指紋面により多くの
光が印加される。その結果、指641の指紋パターンの
凹凸により反射されて撮像デバイス643に印加される
光の量が大幅に増大し、S/Nを大幅に向上させること
ができる。
第11図は本願の第2の発明のまたさらに他の実施例の
構成を概略的に表す側面図であり、第12図はその平面
図である。
第9図及び第10図の実施例では、導光板6408 の指紋採取用の貫通穴647の端面647aが直線的に
傾斜されているのに対して、この実施例では、貫通穴7
47の端面747aが放物線状に下方向に向かって広が
るように傾斜されている。このため、光源744及び7
45から導光板740内を平行に進み貫通穴747に到
達した光がその端面747aで指741の指紋面に集光
するように屈折する。その結果、指741の指紋パター
ンの凹凸により反射されて撮像デバイス743に印加さ
れる光の量がより大幅に増大し、S/Nをより大幅に向
上させることかできる。
このように本願の第2の発明によれば、光源と穴をあけ
た導光板と撮像デバイスとから基本的に構成することが
できるので、非常に小型かつ安価な指紋入力装置を提供
することができる。しかも、指紋の凹凸と導光板とが非
接触であるため、接触による導光板表面の汚れ発生を防
止することができ、汚れによる経時変化を回避すること
ができる。
即ち、指を導光板やプリズムに接触させる方式の指紋入
力装置によると、導光板やプリズムの表面が汚れてしま
い、この汚れのために、S/Nが徐9 々に悪化して最終的には指紋の認識、照合が不可能とな
ることもあり、また、時には前の指の指紋パターンが残
っている場合があり、指紋の認識、照合を間違える可能
性もあったのである。
さらに本願の第2の発明によれば1、貫通穴によって指
の位置を確実に固定することができると共に指に対して
光を低い角度で照射することによって指紋の凹凸を明瞭
に浮かび上がらせることができるため、S/Nを大幅に
向上させることができる。
[発明の効果] 以上詳細に説明したように本願の第1の発明によれば、
指紋パターンを入力すべき指を接触させる所定位置を有
する導光板と、光源と、光源からの光を導光板の少なく
とも1つの面からこの導光板内において光か全反射する
入射角度で入射せしめる手段と、導光板の上述の所定位
置の近傍であり指の接触面と対向する面の外側に設けた
撮像手段とを備えており、導光板は入射された光を上述
の所定位置に導くように構成されており、撮像手0 段は上述の所定位置に接触した指の指紋パターンによっ
て乱反射された光を受け取るように構成されているため
、非常に小型かつ安価な指紋入力装置を提供することが
できる。しかも、指紋の凹凸と接触している部分での乱
反射による光のうち、全反射の臨界角より小さい反射角
を有する光が全て撮像デバイスに印加され映像として結
像されるので、S/Nを大幅に向上させることができる
さらに本願の第2の発明によれば、指紋パターンを入力
すべき指を載置する貫通穴を有する導光板と、光源と、
光源からの光を導光板の少なくとも1.つの面から導光
板内において光が全反射する入射角度で入射せしめる手
段と、導光板の貫通穴を介して指と対向する位置に設け
た撮像手段とを備えており、導光板は入射された光を貫
通穴の端面から出射して指に照射するように構成されて
おり、撮像手段は指の指紋パターンによって反射された
光を受け取るように構成されているため、非常に小型か
つ安価な指紋入力装置を提供することができる。しかも
、指紋の凹凸と導光板とが非接1 触であるため、接触による導光板表面の汚れ発生を防止
することができ、汚れによる経時変化を回避することが
できる。さらにまた、貫通穴によって指を所定の位置に
固定する効果をもつ。また、指に対して光を低い角度で
照射することによって指紋の凹凸を明瞭に浮かび上がら
せることができるため、S/Nを大幅に向上させること
ができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本願の第1の発明の一実施例の構成を概略的に
表す側面図、第2図は本願の第1の発明の他の実施例の
構成を概略的に表す側面図、第3図は本願の第1の発明
のさらに他の実施例の構成を概略的に表す側面図、第4
図は本願の第1の発明のまたさらに他の実施例の構成を
概略的に表す側面図、第5図は本願の第2の発明の一実
施例の構成を概略的に表す側面図、第6図はその平面図
、第7図は本願の第2の発明の他の実施例の構成を概略
的に表す側面図、第8図はその平面図、第9図は本願の
第2の発明のさらに他の実施例の構成を概略的に表す側
面図、第10図はその平面図、2 第11図は本願の第2の発明のまたさらに他の実施例の
構成を概略的に表す側面図、第12図はその平面図、第
13図、第14図及び第15図は従来の指紋入力装置の
側面図である。 40、+40.240.340.440 、540.6
40.740・・・・・・導光板、40a 、 240
a、 340a・・・・・・指紋採取部分、41.24
1.341.441.541.641.741・・・・
・・指、42・・・・・・プリズム、43.143.2
43.343.443.543.643.743・・・
・・・撮像デバイス、44.144.244.245.
344.444.445.544.545.644.6
45.744.745・・・・・・光源、447.54
7.647.747・・・・・・貫通穴。 3

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)指紋パターンを入力すべき指を接触させる所定位
    置を有する導光板と、光源と、該光源からの光を前記導
    光板の少なくとも1つの面から該導光板内において該光
    が全反射する入射角度で入射せしめる手段と、前記導光
    板の前記所定位置の近傍であり前記指の接触面と対向す
    る面の外側に設けた撮像手段とを備えており、前記導光
    板は入射された前記光を前記所定位置に導くように構成
    されており、前記撮像手段は前記所定位置に接触した指
    の指紋パターンによって乱反射された前記光を受け取る
    ように構成されていることを特徴とする指紋入力装置。
  2. (2)指紋パターンを入力すべき指を載置する貫通穴を
    有する導光板と、光源と、該光源からの光を前記導光板
    の少なくとも1つの面から該導光板内において該光が全
    反射する入射角度で入射せしめる手段と、前記導光板の
    前記貫通穴を介して前記指と対向する位置に設けた撮像
    手段とを備えており、前記導光板は入射された前記光を
    前記貫通穴の端面から出射して前記指に照射するように
    構成されており、前記撮像手段は前記指の指紋パターン
    によって反射された前記光を受け取るように構成されて
    いることを特徴とする指紋入力装置。
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