JPH1133211A - パチンコ玉計数装置 - Google Patents

パチンコ玉計数装置

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JPH1133211A
JPH1133211A JP19425797A JP19425797A JPH1133211A JP H1133211 A JPH1133211 A JP H1133211A JP 19425797 A JP19425797 A JP 19425797A JP 19425797 A JP19425797 A JP 19425797A JP H1133211 A JPH1133211 A JP H1133211A
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pachinko
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 パチンコ玉を受け入れてから計数するまでの
タイムラグを少くするとともに、パチンコ玉の保留部12
0 への納まりをよくする。 【解決手段】 帯状体102 に、パチンコ玉を1個ずつ受
け入れて揚送可能とする複数の保留部120 を幅方向に複
数列でかつ各列毎に長手方向に整列して形成する。帯状
体回動手段103 により、帯状体102 にパチンコ玉受入部
域104 およびパチンコ玉計数部域105 を形成し、帯状体
102 をパチンコ玉受入部域104 側からパチンコ玉計数部
域105 側へ回動させる。パチンコ玉受入部域104 に対応
して、帯状体102 の保留部120 をその幅方向の各列毎に
対応して区画する複数の仕切板152を設ける。パチンコ
玉計数部域105 に対応して、各保留部120 内のパチンコ
玉の有無を検知するパチンコ玉計数手段109 を設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、多数のパチンコ玉
を計数するパチンコ玉計数機に使用されるパチンコ玉計
数装置に関し、特に、低い位置で受け入れたパチンコ玉
を高い位置へ揚送する必要があるパチンコ玉計数機に好
適なパチンコ玉計数装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、パチンコ玉計数機はパチンコホー
ルのカウンター等に設置され、所定の高さを有するカウ
ンター等の上に載置されていた。そして、遊技者が獲得
したパチンコ玉をそのホールに設置されているパチンコ
玉収容箱(以下、玉箱という)に入れてカウンター等に
持参し、そこに設置されているパチンコ玉計数機のホッ
パへパチンコ玉を流し込むようにしている。パチンコ玉
計数機の中に流し込まれたパチンコ玉は傾斜状に設けら
れたレール上を自重により転動しつつ複数列に整列され
た状態でフォトセンサにより計数される。
【0003】また、例えば、実開昭61−54885号
公報または特開平8−215412号に記載されている
ように、玉箱とパチンコ玉計数機に工夫をし、パチンコ
玉が入った玉箱をパチンコ玉計数機のホッパの上に載せ
るだけで、玉箱の底面または側面が開口され、玉箱をひ
っくり返さなくともパチンコ玉計数機のホッパの中へパ
チンコ玉が流出するようにしたものも提案されている。
【0004】一方、最近では遊技者が獲得するパチンコ
玉の量が多くなり、一度に複数の玉箱をカウンター等の
計数機が載置されている場所まで運搬しなければならな
くなったために、玉箱の運搬に玉箱を重ねて載置できる
パチンコ玉運搬用台車が使用されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前述し
た従来のパチンコ玉計数機と玉箱およびパチンコ玉運搬
用台車を使用した運用方法では、玉箱をパチンコ玉運搬
用台車で運搬してきても、パチンコ玉が入った重い玉箱
をカウンター等の上に載置されているパチンコ玉計数機
のホッパの位置まで手作業により持ち上げなければなら
ず、多大な労力が必要であり、操作性が悪い問題があ
る。
【0006】そこで、本出願人が特願平8−13031
6号(公知ではない)に出願しているように、パチンコ
玉運搬用台車で運搬してきた玉箱をパチンコ玉運搬用台
車ごと装填するだけで自動的に玉箱内のパチンコ玉を排
出させて揚送装置の保留部に1個ずつ受け入れて上方へ
揚送し、従来のパチンコ玉計数機へ供給することができ
るパチンコ玉運搬用台車およびパチンコ玉計数機を考案
し、操作性を改善するようにした。
【0007】しかし、玉箱から排出されたパチンコ玉を
揚送装置によって一旦上方へ揚送した後に従来の自重に
より整列させて計数するパチンコ玉計数装置へ供給して
計数するため、玉箱から排出されてから計数されるまで
の時間が長くかかり、全てのパチンコ玉が玉箱から排出
されても計数がなかなか終了しないというタイムラグが
大きかった。さらに、残り少なくなったパチンコ玉が保
留部へ納まらずに動き回ることにより、計数終了までの
時間が長引くことがあった。
【0008】本発明は、このような点に鑑みなされたも
ので、下方位置で受け入れたパチンコ玉を揚送しつつ計
数することにより、パチンコ玉を受け入れてから計数す
るまでのタイムラグを少くでき、しかも、パチンコ玉の
保留部への納まりをよくでき、特に、残り少なくなった
パチンコ玉が保留部へ納まらずに計数に時間がかかるの
を防止できるパチンコ玉計数装置を提供することを目的
とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】請求項1記載のパチンコ
玉計数装置は、帯状に形成されるとともに、パチンコ玉
を1個ずつ受け入れて揚送可能とする複数の保留部が幅
方向に複数列でかつ各列毎に長手方向に整列して形成さ
れた帯状体と、この帯状体を張設して、前記保留部にパ
チンコ玉を受け入れるパチンコ玉受入部域および保留部
に受け入れたパチンコ玉を揚送するパチンコ玉計数部域
を形成し、その帯状体をパチンコ玉受入部域側からパチ
ンコ玉計数部域側へ回動させる帯状体回動手段と、前記
パチンコ玉受入部域に対応して設けられ、前記帯状体の
保留部をその幅方向の各列毎に対応して区画する複数の
仕切板と、前記パチンコ玉計数部域に対応して設けら
れ、前記各保留部内のパチンコ玉の有無を検知するパチ
ンコ玉計数手段とを具備しているものである。
【0010】帯状体をパチンコ玉受入部域からパチンコ
玉計数部域に回動させ、パチンコ玉受入部域において複
数の保留部にパチンコ玉を1個ずつ受け入れ、パチンコ
玉計数部域において各保留部内のパチンコ玉の有無をパ
チンコ玉計数手段で検知する。したがって、下方位置で
受け入れたパチンコ玉を揚送しつつ計数し、パチンコ玉
を受け入れて計数するまでのタイムラグを少くする。し
かも、複数の仕切板によって帯状体の保留部をその幅方
向の各列毎に対応して区画することにより、パチンコ玉
の保留部への納まりをよくし、特に、残り少なくなった
パチンコ玉が保留部へ納まらずに計数に時間がかかるの
を防止可能となる。
【0011】請求項2記載のパチンコ玉計数装置は、帯
状に形成されるとともに、パチンコ玉を1個ずつ受け入
れて揚送可能とする複数の保留部が幅方向に複数列でか
つ各列毎に長手方向に整列して形成された帯状体と、こ
の帯状体を張設して、前記保留部にパチンコ玉を受け入
れる略水平状態のパチンコ玉受入部域および保留部に受
け入れたパチンコ玉を揚送する略垂直状態のパチンコ玉
計数部域を方向変換部を介して形成し、その帯状体をパ
チンコ玉受入部域側からパチンコ玉計数部域側へ回動さ
せる帯状体回動手段と、前記方向変換部に対応して設け
られ、前記帯状体の保留部をその幅方向の各列毎に対応
して区画するとともに帯状体の回動方向に対応して揺動
可能に支持された複数の仕切板と、前記パチンコ玉計数
部域に対応して設けられ、前記各保留部内のパチンコ玉
の有無を検知するパチンコ玉計数手段とを具備してい
る。
【0012】帯状体をパチンコ玉受入部域からパチンコ
玉計数部域に回動させ、パチンコ玉受入部域において複
数の保留部にパチンコ玉を1個ずつ受け入れ、パチンコ
玉計数部域において各保留部内のパチンコ玉の有無をパ
チンコ玉計数手段で検知する。したがって、下方位置で
受け入れたパチンコ玉を揚送しつつ計数し、パチンコ玉
を受け入れて計数するまでのタイムラグを少くする。し
かも、複数の仕切板によって帯状体の保留部をその幅方
向の各列毎に対応して区画することにより、パチンコ玉
の保留部への納まりをよくし、特に、残り少なくなった
パチンコ玉が保留部へ納まらずに計数に時間がかかるの
を防止し、さらに、仕切板が帯状体の回動方向に対応し
て揺動可能とすることにより、パチンコ玉の噛み込みや
詰まりなどを防止するとともにパチンコ玉の保留部への
納まりを円滑にする。
【0013】請求項3記載のパチンコ玉計数装置は、請
求項1記載のパチンコ玉計数装置において、帯状体は、
無端状の平ベルトと、この平ベルトの外周表面に突設さ
れパチンコ玉を1個ずつ保留して揚送可能とする保留部
と、この保留部の位置に対応して平ベルトに開口形成さ
れたセンサ孔とを有し、帯状体回動手段は、前記帯状体
のパチンコ玉受入部域とパチンコ玉計数部域との間に方
向変換部を形成し、仕切板は、前記方向変換部において
前記平ベルトの外周表面に接触して方向変換をガイドす
るものである。
【0014】帯状体として低コストで構成することがで
きる平ベルトを用いるため、パチンコ玉計数装置全体の
低コスト化が可能となる。
【0015】請求項4記載のパチンコ玉計数装置は、請
求項1ないし3いずれか記載のパチンコ玉計数装置にお
いて、パチンコ玉計数手段は、帯状体を挟んで対向配置
され、各保留部を通じてセンサ光を投受光する複数の投
受光センサと、前記帯状体の回動を検知し、前記投受光
センサで保留部を検知するタイミングをとるタイミング
検知手段とを備えているものである。
【0016】タイミング検知手段でとられるタイミング
に合わせて、投受光センサが透光状態、遮光状態のいず
れにあるか確認することにより、各保留部内のパチンコ
玉の有無を容易に検知する。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を参照して説明する。
【0018】図1ないし図6に第1の実施の形態を示
す。
【0019】図6はパチンコ玉収容箱の分解状態の斜視
図を示す。
【0020】パチンコ玉収容箱(以下、玉箱という)1
は、収容箱本体2とシャッタ板3とを備えている。
【0021】収容箱本体2は、底板4、長手方向の相対
向する端板5、長手方向と直交する短手方向の相対向す
る側板6とから、上面を開口した横長箱状に形成されて
いる。
【0022】底板4は中央域の中央底板4aと長手方向の
両側域の側部底板4bとを備え、この中央底板4aと両側部
底板4bとの間にパチンコ玉の排出孔7がそれぞれ開口形
成されている。両側部底板4bは排出孔7に向けて傾斜す
るように形成されている。
【0023】端板5および側板6の上端周縁にはフラン
ジ部8が突出形成され、一方の相対向する端板5のフラ
ンジ部8の中央部分には取手9が突出形成されている。
【0024】端板5および側板6は上側部分が外側に傾
斜して広がる形状に形成され、収容箱本体2の下部を他
の収容箱本体2の上方から挿入して、収容箱本体2同士
を積み重ね可能になっている。端板5の外面には取手9
の両側に縦方向にリブ状の一対の突起部5aが突出形成さ
れているとともに、側板6の外面には後述する作動部材
挿入孔12の両側に縦方向にリブ状の一対の突起部6aが突
出形成されている。そして、これら突起部5a,6aが収容
箱本体2の側面の補強部および収容箱本体2の積み重ね
時の規制部を兼ねている。
【0025】側板6の内面の下側中央域には肉厚部10が
突出形成され、この肉厚部10の上面には収容箱本体2の
内方へ少し傾斜する係合段部11が形成され、この係合段
部11上に積み重ねられる収容箱本体2の底部が載るよう
になっている。
【0026】肉厚部10には、中央域に収容箱本体2の底
部から上方に向けて垂直方向に沿って縦長孔状の作動部
材挿入孔12が形成されているとともに、この作動部材挿
入孔12の両側で収容箱本体2の底面位置に略水平方向に
沿って一対の横長孔13が形成されている。作動部材挿入
孔12は、側板6を貫通して形成されるとともに中央底板
4aの一部を貫通して形成されており、この作動部材挿入
孔12の幅はパチンコ玉の直径より小さい幅寸法に形成さ
れている。
【0027】側板6の内面の上側中央域すなわち作動部
材挿入孔12の上方には、肉厚部10の係合段部11から収容
箱本体2の上縁部にかけてリブ状の作動部材14が突出形
成されている。この作動部材14は、収容箱本体2同士を
積み重ねた際に1段上の収容箱本体2の作動部材挿入孔
12に進入可能になっている。
【0028】また、シャッタ板3は、略同じ大きさの2
枚の板体21を備え、この板体21の連結側の縁部が互いに
噛み合うようにジグザグ状に形成され、互いに噛み合っ
た部分を貫通する軸22によって屈曲可能に一体的に連結
されている。
【0029】軸22の略中央位置には、シャッタ板3の収
容箱本体2への取付状態においてシャッタ板3の屈曲部
23が広がる方向に付勢してシャッタ板3により排出孔7
を実質的に閉塞させるトグルばねにて構成されるばね部
材24が取り付けられている。軸22の両端部は板体21の端
面から所定長突出され、その両端部に四角形状の係合軸
部25が取り付けられ、各板体21の両端面外縁側には円柱
状の凸部26が突出形成されている。
【0030】そして、玉箱1のシャッタ板3の開閉動作
を説明する。
【0031】シャッタ板3の両端の係合軸部25が収容箱
本体2の作動部材挿入孔12に摺動可能に係合されるとと
もに、各板体21の両端の凸部26が各横長孔13に摺動可能
に係合される。ばね部材24によってシャッタ板3が広が
る方向に付勢され、シャッタ板3により排出孔7が実質
的に閉塞されている状態で、玉箱1内にパチンコ玉を収
容できる。
【0032】玉箱1の作動部材挿入孔12に作動部材14あ
るいは後述する作動部材42が挿入されて上方に相対的に
移動すると、これら作動部材14,42で作動部材挿入孔12
内のシャッタ板3の係合軸部25が押し上げられる。これ
ら作動部材14,42で作動部材挿入孔12に沿って係合軸部
25が押し上げられるシャッタ板3は、屈曲部23で2枚の
板体21が屈曲しながらその屈曲部23を先頭に上方へ移動
されるとともに、各板体21の凸部26が横長孔13に沿って
中央方向に相対向して接近するように移動され、各排出
孔7が開放される。そのため、開放される各排出孔7か
ら玉箱1内に収容されたパチンコ玉が下方へ排出され
る。
【0033】また、玉箱1の作動部材挿入孔12から作動
部材14,42が下方に相対的に移動すると、作動部材14,
42によるシャッタ板3の係合軸部25の押し上げが解除さ
れ、ばね部材24による2枚の板体21の屈曲が広がる方向
への付勢により、各板体21の凸部26が横長孔13に沿って
外側へ相反して離反移動するとともに、屈曲部23が下方
へ移動し、シャッタ板3により排出孔7が実質的に閉塞
される。
【0034】また、玉箱1は、収容箱本体2を上側部分
が広がる形状にして収容箱本体2同士を積み重ね可能に
しているため、収容箱本体2同士を積み重ねて保管する
ことができる。しかも、収容箱本体2の積み重ね時に
は、上側の収容箱本体2の作動部材挿入孔12に下側の収
容箱本体2の作動部材14が進入して係合軸部25を押し上
げ、上側の収容箱本体2のシャッタ板3を開放するた
め、収容箱本体2同士を積み重ねて使用することもでき
る。つまり、後述するパチンコ玉運搬用台車31上に1つ
めの玉箱1を置き、さらにその上側に2つめの玉箱1を
置いておけば、下側の玉箱1のパチンコ玉の排出に伴っ
て上側の玉箱1が下降して積み重ねられるとともに、上
側の玉箱1のシャッタ板3が自動的に開放されてパチン
コ玉が排出される。
【0035】次に、図1はパチンコ玉計数機およびパチ
ンコ玉運搬用台車の一部を切り欠いた断面図、図2はパ
チンコ玉計数機およびパチンコ玉運搬用台車の断面図で
ある。
【0036】図1および図2において、31はパチンコ玉
運搬用台車(以下、台車という)で、この台車31は、前
後方向(図中左右方向)に縦長に形成された台車本体32
を有し、この台車本体32の四隅に走行用の車輪33が取り
付けられているとともに、後部にハンドル34が立設され
ている。
【0037】台車本体32の上部には、玉箱1の下部を嵌
合する玉箱載置部35が形成されている。この玉箱載置部
35の左右両側には、玉箱1の両側の側板6の位置を規制
して位置決め可能とする位置に一対の保持部材36が立設
されている。この各保持部材36の上縁には、玉箱1の両
側の各突起部6aが嵌合する一対の保持凹部37がそれぞれ
形成されているとともに、この各保持凹部37の両縁に各
保持凹部37へ向けて傾斜して各突起部6aを誘導する傾斜
誘導部38が形成されている。
【0038】玉箱載置部35の底面中央には開口部39が形
成され、この開口部39の下側には玉箱1のシャッタ板3
の開放により排出孔7から開口部39に排出されるパチン
コ玉Pを受け入れるシュート部材40が配設され、このシ
ュート部材40によりパチンコ玉Pが前方へ導かれる。台
車本体32の走行方向の前面には放出口41が形成され、こ
の放出口41からシュート部材40により前方へ導かれるパ
チンコ玉Pが放出される。
【0039】玉箱載置部35の各保持部材36の内側中央位
置には、作動部材14と同様にリブ状の作動部材42がそれ
ぞれ上下動可能に配設されている。この各作動部材42
は、玉箱載置部35に載置された玉箱1の作動部材挿入孔
12に挿入可能とし、その挿入時にシャッタ板3を開放さ
せる。
【0040】台車本体32内の両側には、作動部材42より
前側位置において、伝達レバー43が支点軸44を中心とし
て揺動可能に軸支されている。この伝達レバー43の後端
が作動部材42に連結され、前端が台車本体32の前側上面
に開口された係合孔45に臨ませられている。係合孔45に
臨む伝達レバー43の前端は、後述するパチンコ玉計数機
71側から駆動力を受ける駆動受部46として構成されてい
る。そして、この伝達レバー43の揺動に伴って作動部材
42が上下動される。また、伝達レバー43の後端側が前端
側より重い重量バランスに形成されるとともに後端側に
作動部材42の重量が加わるため、駆動受部46に駆動力を
受けていないときには、伝達レバー43が図1時計回り方
向に回動されるとともに作動部材42が下降される。
【0041】次に、図1および図2において、71はパチ
ンコ玉計数機で、このパチンコ玉計数機71は、縦形の計
数機本体72を有し、この計数機本体72の両側から前方
(図中右方向)に一対の台車ガイド73が突出され、この
両台車ガイド73間に台車31を装填可能とする台車装填部
74が形成されている。一対の台車ガイド73の対向間隔は
台車31の台車本体32の幅より少し広い程度に形成され、
台車31の台車本体32の装填を許容するとともに台車31の
台車本体32の幅方向を位置決め規制する。
【0042】計数機本体72の前面下部には、台車装填部
74に装填される台車31の台車本体32の前面が当接して、
その台車31の装填方向の位置を位置決め規制する規制面
75が形成されている。この規制面75には台車31の放出口
41の位置に対応してその放出口41から放出されるパチン
コ玉Pを受け入れる受入口76が形成され、この受入口76
の下縁に後述するパチンコ玉計数装置101 にパチンコ玉
Pを導くシュート板77が配設されている。
【0043】また、計数機本体72の下部には、台車装填
部74に装填される台車31を係止するとともに台車31上の
玉箱1のシャッタ板3を開放させる作動装置78が配設さ
れている。この作動装置78は、作動体79を有し、この作
動体79は、両側にレバー部80を有する略コ字形に形成さ
れ、その両側のレバー部80の先端側が両側の台車ガイド
73に進入配置されるとともに、両側のレバー部80の先端
部が台車装填部74に装填された台車31側の伝達レバー43
の支点軸44と同軸上になる位置で台車ガイド73側に回動
自在に軸支されている。
【0044】作動体79の両側のレバー部80には、一対の
作動レバー81が取り付けられている。この作動レバー81
の先端側は計数機本体72の前面の開口82を通じて前方に
突出され、その先端部には下方に略L字形に屈曲する係
合部83が形成されている。係合部83は、台車装填部74に
装填される台車31の各係合孔45の位置に対応して配置さ
れ、作動体79の支点(支点軸44に対応する)を中心とす
る円弧状に形成されている。計数機本体72の前面には各
作動レバー81の下面を除く周囲を覆うカバー84が取り付
けられている。
【0045】作動体79にはアーム部85が突設され、この
アーム部85にモータ86からの駆動力を伝達する駆動力伝
達手段87が接続配置されている。この駆動力伝達手段87
は、ラック(ラックギヤ)88およびピニオン(ピニオン
ギヤ)89を有し、ラック88の一端はアーム部85に支軸90
によって回動可能すなわちピニオン89に対して係脱可能
に軸支されるとともにばね91によってピニオン89に係合
(噛合)する方向に付勢され、ピニオン89は定位置でモ
ータ86によって回転駆動される。したがって、駆動力伝
達手段87は、ラック88とピニオン89とを係脱可能に構成
するとともに噛み合い方向にばね付勢して駆動力伝達負
荷が所定値以上になったときに駆動力の伝達を解除する
リミッタ手段92を備えている。そして、モータ86の正転
駆動または逆転駆動により、作動体79が図1および図2
に実線で示す上昇位置、図1および図2に2点鎖線で示
す下降位置に揺動される。作動体79の上昇位置および下
降位置は上昇検知用センサ93a および下降検知用センサ
93b でそれぞれ検知されて、それらセンサ93a ,93b の
検知により対応する回転方向へのモータ86の駆動が停止
される。
【0046】ラック88の他端には手動操作レバー94が取
り付けられ、この手動操作レバー94の位置に対応して計
数機本体72の前面に扉95で開閉される操作用開口部96が
形成されている。そして、操作用開口部96を通じて手動
操作レバー94を手動操作することにより、ラック88をピ
ニオン89から外して作動体79を任意に可動させることが
できる。
【0047】そして、作動体79が上方に揺動されている
状態で、作動レバー81の係合部83は台車31の台車本体32
の上方に位置し、台車装填部74に対する台車31の挿脱が
許容され、また、台車装填部74に台車31が装填された状
態で、作動体79が下方に揺動されると、作動レバー81の
係合部83が台車本体32の係合孔45に進入し、伝達レバー
43を押し下げて玉箱1のシャッタ板3を開放するととも
に、台車31を台車装填部74に係止する。
【0048】また、計数機本体72内にはパチンコ玉計数
装置101 が配設されている。このパチンコ玉計数装置10
1 は、帯状でかつ無端状に形成された帯状体102 および
この帯状体102 を張設する帯状体回動手段103 を有して
いる。
【0049】帯状体回動手段103 により、帯状体102 に
は、下部の略水平状態のパチンコ玉受入部域104 、下部
から上方に延びる略垂直状態のパチンコ玉計数部域105
、上部で方向変換するパチンコ玉放出部域106 が形成
され、帯状体102 のパチンコ玉受入部域104 側からパチ
ンコ玉計数部域105 側に向けて、すなわち図1および図
2において反時計回り方向に回動される。
【0050】帯状体102 のパチンコ玉受入部域104 の上
方域には台車31側から受入口76およびシュート板77を通
じて放出されるパチンコ玉Pを受け入れる受入空間107
が形成されている。受入空間107 の両側には、受入空間
107 の両側面を閉塞する側板108 が配設されている。そ
して、受入空間107 において帯状体102 の後述する保留
部材113 の保留部120 にパチンコ玉Pが保留され、帯状
体102 に保留されたパチンコ玉Pがパチンコ玉計数部域
105 を通じて揚送されてパチンコ玉放出部域106 で放出
される。
【0051】パチンコ玉計数部域105 のパチンコ玉受入
部域104 に近い下部近傍には帯状体102 に保留されて揚
送されるパチンコ玉Pを計数するパチンコ玉計数手段10
9 が配設されている。
【0052】パチンコ玉放出部域106 に臨んで帯状体10
2 から放出されるパチンコ玉Pを受け取る放出部110 が
形成されている。放出部110 には計数機本体72の後方に
突出する排出シュート111 が配設され、この排出シュー
ト111 はパチンコ玉Pを回収する図示しないパチンコ玉
回収部に接続される。
【0053】図3に帯状体102 の一部の正面図を示し、
図4に帯状体102 の側面図(パチンコ玉計数手段の説明
図)を示し、この帯状体102 は、幅方向両側に配置され
る無端状のチェーン112 、この両側のチェーン112 間に
沿って連結される複数の保留部材113 によって構成され
ている。各チェーン112 は、一対の内側リンク114aと一
対の外側リンク114b とが交互に軸115 で回動自在に連
結され、それらリンク114a ,114b のうちの2つおき
のリンク114a ,114b には帯状体102 の外周側に突出
して保留部材113 が取り付けられる取付部116 が形成さ
れている。
【0054】保留部材113 は、チェーン112 の長手方向
と交差する幅方向に横長に形成され、両端にチェーン11
2 の取付部116 にボルト117 とナット118 により取り付
けられる取付片部119 が形成されている。保留部材113
の両端の取付片部119 間には、パチンコ玉Pを1個ずつ
保留する複数の保留部120 が形成されている。したがっ
て、帯状体102 としては、複数の保留部120 が帯状体10
2 の幅方向に複数列でかつ各列毎に長手方向に沿って整
列して形成されている。
【0055】各保留部120 は、基部121 およびこの基部
121 との間にパチンコ玉Pを1個ずつ保留する受部122
により形成されている。この受部122 は、帯状体102 の
回動方向と反対側の基部121 の縁部から略直角に折曲形
成された底部123 、および底部123 から略直角に折曲形
成されて基部121 に対向される対向部124 を有し、各保
留部120 の位置に対応して底部123 から対向部124 にか
けて溝部125 が形成されている。底部123 および対向部
124 の下部側の溝部125 の幅はパチンコ玉Pの直径より
狭く形成され、対向部124 の上部側の溝部125 の幅はパ
チンコ玉Pの直径より広く形成されている。そして、保
留部120 に保留されるパチンコ玉Pは、基部121 と、底
部123 と、溝部125 の両側の対向部124 の下部側との間
に係合して保留される。なお、対向部124 は、保留部12
0 の並列方向へのパチンコ玉Pの位置を規制する仕切部
として兼用される。
【0056】基部121 には、各保留部120 の位置に対応
して後述する投受光センサ141 のセンサ光が通るセンサ
孔126 が形成されている。対向部124 の溝部125 の上部
側でかつ帯状体102 の回動方向に隣接する保留部材113
との間には、センサ孔126 に対向されるとともに各保留
部120 に対してパチンコ玉Pが1個ずつ出入可能とする
開口部127 が形成されている。
【0057】また、図1および図2において、帯状体回
動手段103 は、帯状体102 の両側の各チェーン112 の位
置に対応して回転自在に軸支された下部のスプロケット
131,132 および上部のスプロケット133 を有し、これ
らスプロケット131 〜133 に各チェーン112 が掛け回さ
れている。受入空間107 の両側板108 の外側には、帯状
体102 の両側の各チェーン112 の部分の外周に接触して
パチンコ玉受入部域104 からパチンコ玉計数部域105 に
方向転換させるゴムローラ134 が回転自在に配設されて
いる。放出部110 の排出シュート111 の両側には、帯状
体102 の両側の各チェーン112 の部分の外周に接触して
パチンコ玉放出部域106 をパチンコ玉計数部域105 と反
対方向に略180度以上方向転換させるゴムローラ135
が回転自在に配設されている。
【0058】両側の上部のスプロケット133 は、一体的
に回転するように同軸上に連結され、モータ136 によっ
て帯状体102 が図1および図2中反時計回り方向に回転
するように駆動される。
【0059】また、図4において、パチンコ玉計数手段
109 は、帯状体102 の保留部材113の各保留部120 を通
じてセンサ光を投受光する複数の投受光センサ141 を有
するとともに、帯状体102 の回動を検知して投受光セン
サ141 で保留部120 を検知するタイミングをとるタイミ
ング検知手段142 を有している。
【0060】投受光センサ141 は、帯状体102 を挟んで
対向配置される投光器143 と受光器144 を有し、これら
投光器143 および受光器144 は、保留部材113 の各セン
サ孔126 の位置に対応してセンサブロック145 ,146 に
一体的に設けられている(図3参照)。
【0061】タイミング検知手段142 は、周縁に複数
(4つ)のスリット147 が等間隔に形成された検知板14
8 を有し、この検知板148 がチェーン112 に係合するス
プロケット149 に同軸に取り付けられ、検知板148 の周
縁両側に臨んで図示しない投光器および受光器を対向さ
せたフォトセンサ150 が配設されている。
【0062】また、図1ないし図3において、受入空間
107 において、帯状体102 のパチンコ玉受入部域104
(パチンコ玉受入部域104 とパチンコ玉計数部域105 と
の間の方向変換部151 を含む)に対応して、帯状体102
の保留部120 をその幅方向の各列毎に対応して区画する
ことによりパチンコ玉Pを各列毎の保留部120 に案内す
る複数の仕切板152 が配設されている。
【0063】この複数の仕切板152 は、後部側がゴムロ
ーラ134 の軸134aの周囲に係合するパイプにて構成され
る連結部材153 で一体的に連結されているとともに、前
端が連結部材154 で一体的に連結されている。複数の仕
切板152 の間にはパチンコ玉Pの直径より大きい間隙の
パチンコ玉受入間隙部155 が形成され、各仕切板152の
上縁には前方に向けて下降傾斜するガイド縁部156 が形
成されている。各仕切板152 の下縁は、帯状体102 のパ
チンコ玉受入部域104 から方向変換部151 に沿って、保
留部材113 の対向部124 とパチンコ玉Pの直径より小さ
い間隔で対向する対向縁部157 が形成されている。した
がって、複数の仕切板152 によって帯状体102 の保留部
120 をその幅方向の各列毎に対応して区画している。
【0064】また、図1および図2において、計数機本
体72の上部には操作パネル161 が配設され、この操作パ
ネル161 には、計数スタートを指示するスタート釦、計
数ストップを指示するストップ釦、パチンコ玉計数値な
どを表示する表示部などが配設されている。
【0065】また、計数機本体72の前面上部寄り位置に
は窓162 が形成され、この窓162 に透明板163 が閉塞配
置されているとともに、窓162 の内側には帯状体102 の
前面との間に囲枠164 が配置されている。これにより、
計数機本体72の前方から透明板163 を通じて、帯状体10
2 の保留部120 に保留されて揚送されるパチンコ玉Pの
様子を視認できる。
【0066】なお、パチンコ玉計数機71を制御する図示
しない制御部を備え、この制御部では、パチンコ玉計数
手段109 によりパチンコ玉Pの有無を判断し、パチンコ
玉Pが有りの場合にカウンタで個数をカウントさせる機
能を有する。
【0067】次に、本実施の形態の作用を説明する。
【0068】計数時以外の通常時には、台車31の作動部
材42は下降位置に位置されるとともに伝達レバー43は駆
動受部46が係合孔45に上昇進入する揺動位置に位置さ
れ、かつ、パチンコ玉計数機71の作動レバー81は上昇位
置に位置されている。
【0069】図1および図2に示すように、台車31の玉
箱載置部35にパチンコ玉Pを収容した玉箱1が載置され
る。場合によっては、この1段目の玉箱1の上に、同様
にパチンコ玉Pを収容した2段目および3段目の玉箱1
がそれぞれ載置される。2段目および3段目の玉箱1
は、下段の玉箱1に収容されたパチンコ玉P上に載置さ
れる。
【0070】玉箱1を載置した台車31を走行させて、パ
チンコ玉計数機71の台車装填部74に台車31の前面側から
装填する。台車装填部74の両側の台車ガイド73によって
台車31の台車本体32の幅方向の位置が位置決め規制され
る。
【0071】台車31を台車装填部74の最も奥側まで装填
すると、台車本体32の前面が計数機本体72の規制面75に
当接され、台車本体32の前面の放出口41が規制面75の受
入口76に連通される。
【0072】計数処理を開始させるために、操作パネル
161 のスタート釦が押されると、モータ86が駆動され、
ピニオン89とラック88との噛合を介してラック88が下降
されるとともに、作動体79および両側の作動レバー81が
下方に揺動される。これら両側の作動レバー81の係合部
83が台車31の両側の係合孔45に進入され、台車31が台車
装填部74に係止される。さらに、台車31の両側の係合孔
45に進入する両側の作動レバー81の係合部83で両側の伝
達レバー43の駆動受部46が押し下げられ、台車31の両側
の作動部材42が上昇され、この両側の作動部材42が台車
31に載置された1段目の玉箱1の両側の作動部材挿入孔
12に進入され、作動部材挿入孔12内のシャッタ板3の係
合軸部25が押し上げられ、シャッタ板3が開放される。
【0073】なお、台車31が正しい装填位置に装填され
ていない場合には、作動レバー81の係合部83は係合孔45
に進入せずに台車本体32の上面に当接し、玉箱1のシャ
ッタ板3は開放されない。このとき、ラック88とピニオ
ン89との駆動力伝達負荷が所定値以上になると、ラック
88がばね付勢に抗してピニオン89から離反する方向に回
動して、ラック88とピニオン89との噛み合いが解除され
るため、台車31が台車装填部74の所定位置に装填されて
いなかったり、あるいは作動レバー81が動作不能状態に
あっても、モータ86や駆動力伝達手段87等の損傷を防止
できる。
【0074】シャッタ板3の開放により、排出孔7が開
放され、玉箱1内のパチンコ玉Pが、排出孔7から下方
に流出され、シュート部材40を通じて放出口41から計数
機本体72側の受入口76に放出され、シュート板77を通じ
て受入空間107 に導かれ、複数の仕切板152 間のパチン
コ玉受入間隙部155 を通じて帯状体102 の略水平状態の
パチンコ玉受入部域104 上に導かれ、帯状体102 の保留
部120 に1個ずつ受け入れられる。このとき、複数の仕
切板152 は帯状体102 の保留部120 をその幅方向の各列
毎に対応して区画しているため、パチンコ玉Pの保留部
120 への納まりをよくできる。特に、残り少なくなった
パチンコ玉Pが保留部120 へ納まらずに計数に時間がか
かるのを防止できる。
【0075】また、操作パネル161 のスタート釦が押さ
れた時点で、モータ136 が駆動されており、受入空間10
7 内のパチンコ玉Pが、複数の仕切板152 間を通じて帯
状体102 のパチンコ玉受入部域104 に導かれるととも
に、そのパチンコ玉受入部域104 で帯状体102 に保留さ
れてパチンコ玉計数部域105 に搬送されていく。すなわ
ち、帯状体102 のパチンコ玉受入部域104 においては、
各保留部材113 の各保留部120 の開口部127 が上方に臨
んでおり、この開口部127 を通じてパチンコ玉Pが1個
ずつ各保留部120 に落下して受け入れられる。各保留部
120 にパチンコ玉Pが受け入れられると、受け入れられ
たパチンコ玉Pで別のパチンコ玉Pの保留部120 への進
入が規制される。
【0076】パチンコ玉Pを受け入れた保留部材113 が
略水平状態のパチンコ玉受入部域104 から略垂直状態の
パチンコ玉計数部域105 に移動されていくと、各保留部
120の開口部127 が側方に向くが、各保留部120 内に受
け入れられた1個のパチンコ玉Pは保留された状態を保
ち、保留部120 に受け入れられずに保留部材113 ととも
にパチンコ玉計数部域105 に移動されたパチンコ玉Pは
落下して受入空間107内に戻される。
【0077】パチンコ玉計数部域105 では、図4に示す
ように、パチンコ玉計数手段109 により、タイミング検
知手段142 でとられるタイミングに合わせて、投受光セ
ンサ141 が透光状態、遮光状態のいずれにあるか確認
し、各保留部120 内のパチンコ玉Pの有無が検知され
る。
【0078】すなわち、図5に示すように、投受光セン
サ141 の出力は、パチンコ玉Pが保留されている保留部
材113 が通過する間(図5のA領域)が遮光状態とな
り、隣接する保留部材113 ,113 の間隙部分が通過する
間(図5のB領域)が透光状態となる。さらに、パチン
コ玉Pが保留されていない保留部材113 が通過する間に
おいて、センサ孔126 の部分が通過する間(図5のC領
域)が透光状態となる。一方、フォトセンサ150 の出力
は、帯状体102 の回動に伴って回転する検知板148 の縁
部で遮光となり、スリット147 の部分で透光状態(図5
のD領域)となる。そして、フォトセンサ150 の出力が
透光状態となるとき、投受光センサ141 が保留部材113
のセンサ孔126 に対向するタイミングとなり、投受光セ
ンサ141 が遮光状態にあればパチンコ玉Pは有りとし、
透光状態であればパチンコ玉Pは無しとする。
【0079】そして、制御部では、パチンコ玉Pの有無
が判断され、パチンコ玉Pが有りの場合にカウンタで個
数をカウントする。パチンコ玉Pの計数状況は操作パネ
ル161 の表示部に表示される。
【0080】なお、パチンコ玉計数手段109 で計数され
たパチンコ玉Pが帯状体102 のパチンコ玉計数部域105
を揚送される状態は、透明板163 を通じて計数機本体72
の前方から視認できる。
【0081】パチンコ玉計数手段109 で計数されてパチ
ンコ玉計数部域105 を揚送されるパチンコ玉Pは、パチ
ンコ玉放出部域106 で各保留部120 から放出部110 に放
出される。すなわち、上方へ移動していた保留部材113
が下方へ向けて方向変換する際に、遠心力の作用により
各保留部120 内のパチンコ玉Pが開口部127 を通じて放
出される。さらに、パチンコ玉計数部域105 に対して略
180度以上方向変換して下方に向く状態においては、
重力の作用が加わり、保留部120 内の遠心力の作用で放
出されないようなパチンコ玉Pが確実に放出される。
【0082】放出部110 で放出されたパチンコ玉Pは、
排出シュート111 を通じてパチンコ玉回収部に排出され
る。
【0083】そして、台車31に載置された1段目の玉箱
1内のパチンコ玉Pが流出してその収容量が減少してい
くと、この1段目の玉箱1のパチンコ玉P上に載置され
ている2段目の玉箱1が下降していく。これにより、2
段目の玉箱1の作動部材挿入孔12に1段目の玉箱1の作
動部材14が進入して、2段目の玉箱1のシャッタ板3が
開放される。そのため、2段目の玉箱1の排出孔7が開
放され、2段目の玉箱1に収容されたパチンコ玉Pが、
排出孔7から下方の1段目の玉箱1に流出し、この1段
目の玉箱1を通じて、前述と同様に、計数機本体72に導
かれて計数される。
【0084】さらに、2段目の玉箱1内のパチンコ玉P
が流出してその収容量が減少していくと、この2段目の
玉箱1のパチンコ玉P上に載置されている3段目の玉箱
1が下降していき、2段目の玉箱1と同様に、3段目の
玉箱1に収容されたパチンコ玉Pが2段目の玉箱1およ
び1段目の玉箱1を通じて計数機本体72に導かれて計数
される。
【0085】このように、1段目、2段目および3段目
の玉箱1の順にパチンコ玉Pが順次排出されるとともに
パチンコ玉計数機71に導かれて計数される。
【0086】また、計数完了後に操作パネル161 のスト
ップ釦が押されると、モータ86がスタート操作時とは逆
方向に駆動され、ピニオン89とラック88との噛合を介し
てラック88が上昇されるとともに、作動体79および両側
の作動レバー81が上方に揺動され、これら両側の作動レ
バー81の係合部83が台車31の両側の係合孔45から上方に
退避される。そのため、台車31の両側の伝達レバー43の
駆動受部46の押し下げが解除され、台車31の両側の作動
部材42が下降される。作動レバー81の係合部83が台車31
の係合孔45から上方に退避されると、パチンコ玉計数機
71に対する台車31の係止が解除されるので、台車31を後
退させて台車装填部74から外すことができる。
【0087】また、パチンコ玉Pの計数中に停電あるい
は詰まり等によって動作不能状態になり、台車31をパチ
ンコ玉計数機71から外せなくなった場合には、計数機本
体72の前面の扉95を開放し、操作用開口部96を通じて手
動操作レバー94を手前に引き寄せることにより、ラック
88をピニオン89から離反させて駆動伝達手段87の駆動力
伝達経路を切断し、さらに、手動操作レバー94を上方へ
引き上げて、作動レバー81を上方へ移動させれば、作動
レバー81による台車31の係止を解除でき、復旧作業を容
易に行なえる。
【0088】以上のように、パチンコ玉計数機71の台車
装填部74に、台車31で搬送してきた玉箱1を台車31ごと
装填するだけで、自動的に玉箱1内のパチンコ玉Pを排
出させてパチンコ玉計数機71で計数させることができ、
そのため、重い玉箱1を持ち上げる必要がなく、多量の
パチンコ玉Pであっても容易に計数できる。さらに、複
数の玉箱1からパチンコ玉Pを順次排出してパチンコ玉
Pの計数に要する処理時間を短時間にできる。
【0089】また、帯状体102 をパチンコ玉受入部域10
4 からパチンコ玉計数部域105 に回動させ、パチンコ玉
受入部域104 において複数の保留部120 にパチンコ玉P
を1個ずつ受け入れ、パチンコ玉計数部域105 において
各保留部120 内のパチンコ玉Pの有無をパチンコ玉計数
手段109 で検知するため、下方位置で受け入れたパチン
コ玉Pを揚送しつつ計数でき、パチンコ玉Pを受け入れ
て計数するまでのタイムラグを少くできる。しかも、複
数の仕切板152 によって帯状体102 の保留部120 をその
幅方向の各列毎に対応して区画するため、パチンコ玉P
の保留部120 への納まりをよくでき、特に、残り少なく
なったパチンコ玉Pが保留部120 へ納まらずに計数に時
間がかかるのを防止できる。
【0090】また、タイミング検知手段142 でとられる
タイミングに合わせて、投受光センサ141 が透光状態、
遮光状態のいずれにあるか確認することにより、各保留
部120 内のパチンコ玉Pの有無を簡単に検知できる。
【0091】また、パチンコ玉計数機71は、台車31の放
出口41から放出されるパチンコ玉Pを揚送してパチンコ
玉計数手段109 で計数するため、台車31の低い位置から
放出されるパチンコ玉Pの計数を行なえ、すなわち台車
31の台車本体32の高さを低くでき、特に玉箱1を複数段
に高く積み上げた状態での運搬時における安定性を確保
できる。
【0092】また、パチンコ玉計数機71側に台車31上の
玉箱1のシャッタ板3を開放させる駆動源を備えること
により、台車31側には特別な駆動源を必要とせず、台車
31を簡素化できるとともに安価に構成できる。
【0093】なお、台車31の作動部材42を動かすため
に、パチンコ玉計数機71側から台車31側に駆動力の作用
を与えていたが、台車31に作動部材42を動かすモータや
ソレノイドなどの電気駆動手段を設け、パチンコ玉計数
機71側から台車31側に給電するようにしてもよい。この
場合、台車31をパチンコ玉計数機71の台車装填部74に装
填することにより、台車31側の電気接点とパチンコ玉計
数機71側の電気接点とが接合する構造とし、パチンコ玉
計数機71側から台車31側に給電するように構成する。ま
た、台車31自体に作動部材42を動かすペダルやレバーな
どの手動操作部を設け、手動操作によりパチンコ玉Pの
排出を任意に行なえるようにしてもよい。
【0094】次に、図7に第2の実施の形態を示す。
【0095】なお、第1の実施の形態と同一構造につい
ては同一符号を用いてその説明を省略する。そして、第
1の実施の形態と同様の作用効果を有している。
【0096】図7はパチンコ玉計数機71の帯状体102 の
パチンコ玉受入部域104 の一部の側面図である。
【0097】この第2の実施の形態では、複数の仕切板
152 は、方向変換部151 に対応して配設されるもので、
扇状に形成されて連結部材153 で一体的に連結され、こ
の連結部材153 がゴムローラ134 の軸134aに回動自在に
係合されることにより、揺動可能に支持されている。こ
の仕切板152 の回動領域内にはストッパ171 が配置さ
れ、仕切板152 の揺動範囲が規制されている。通常、仕
切板152 は、図7に実線で示すように、仕切板152 の自
重により下降してストッパ171 に当接した定位置に位置
される。なお、この仕切板152 は、第1の実施の形態と
同様に、帯状体102 の保留部120 をその幅方向の各列毎
に対応して区画する。
【0098】そして、パチンコ玉Pの計数処理時には、
パチンコ玉受入部域104 に受け入れられたパチンコ玉P
が、複数の仕切板152 間(パチンコ玉受入間隙部155 )
を通じて帯状体102 の保留部120 に1個ずつ受け入れら
れる。
【0099】このとき、複数の仕切板152 は帯状体102
の保留部120 をその幅方向の各列毎に対応して区画して
いるため、パチンコ玉Pの保留部120 への納まりをよく
できる。特に、残り少なくなったパチンコ玉Pが保留部
120 へ納まらずに計数に時間がかかるのを防止できる。
【0100】さらに、仕切板152 が帯状体102 の回動方
向に対応して揺動可能であるため、パチンコ玉受入部域
104 に多量のパチンコ玉Pが受け入れられても、パチン
コ玉Pの噛み込みや詰まりなどを防止できるとともに、
パチンコ玉Pの保留部120 への納まりを円滑にできる。
【0101】次に、図8および図9に第3の実施の形態
を示す。
【0102】なお、第1の実施の形態と同一構造につい
ては同一符号を用いてその説明を省略する。そして、第
1の実施の形態と同様の作用効果を有している。
【0103】図8はパチンコ玉計数機71の帯状体102 の
パチンコ玉受入部域104 の一部の側面図、図9(a) は帯
状体102 のパチンコ玉計数部域105 の一部の斜視図、図
9(b) は帯状体102 のパチンコ玉計数部域105 の一部の
側面図である。
【0104】この第3の実施の形態では、帯状体102
が、可撓性を有する無端状の平ベルト181 を有するもの
で、この平ベルト181 の外周表面にはパチンコ玉Pを1
個ずつ保留して揚送可能とする複数の保留部120 が配設
されている。なお、この平ベルト181 は、第1の実施の
形態と同様に、平ベルト181 の両側縁部をチェーン112
に連結して回動させるように構成してもよいし、あるい
は、チェーン112 を用いず、第1の実施の形態のスプロ
ケット131 〜133 を平ベルト181 をガイドするローラに
代えることで回動させるように構成してもよい。
【0105】保留部120 は、平ベルト181 の回動方向す
なわち揚送方向に対して平ベルト181 面に対してほぼ垂
直面状に立ち揚げられる保留面182 が形成されるととも
にこの保留面182 に対して反対側に傾斜面183 が形成さ
れる保留突部184 を有している。保留突部184 の保留面
182 はパチンコ玉Pが納まりやすいように周縁部に対し
て中央部が凹む凹状に形成されている。この保留部120
の位置に対応して、すなわち保留突部184 の保留面182
に近接する位置に、パチンコ玉計数手段109 の投受光セ
ンサ141 のセンサ光が通るセンサ孔185 が開口形成され
ている。
【0106】また、複数の仕切板152 は、帯状体102 の
方向変換部151 において、対向縁部157 が平ベルト181
の外周表面に接触して方向変換をガイドするように構成
されている。
【0107】そして、パチンコ玉Pの計数処理時には、
パチンコ玉受入部域104 に受け入れられたパチンコ玉P
が、複数の仕切板152 間(パチンコ玉受入間隙部155 )
を通じて帯状体102 の保留部120 に1個ずつ受け入れら
れる。このとき、保留部120に受け入れられるパチンコ
玉Pは、保留突部184 の保留面182 と平ベルト181 のセ
ンサ孔185 との間に納められて、パチンコ玉計数部域10
5 へ揚送される。
【0108】また、方向変換部151 において、複数の仕
切板152 によって平ベルト181 の方向変換をガイドする
ため、平ベルト181 の外表面に複数の保留部120 が突設
されていても、平ベルト181 を円滑に方向変換させるこ
とができる。
【0109】このように、帯状体102 として簡単でかつ
低コストで構成できる平ベルト181を用いるため、パチ
ンコ玉計数装置71の簡素化および低コスト化を図れる。
【0110】
【発明の効果】請求項1記載のパチンコ玉計数装置によ
れば、帯状体をパチンコ玉受入部域からパチンコ玉計数
部域に回動させ、パチンコ玉受入部域において複数の保
留部にパチンコ玉を1個ずつ受け入れ、パチンコ玉計数
部域において各保留部内のパチンコ玉の有無をパチンコ
玉計数手段で検知するため、下方位置で受け入れたパチ
ンコ玉を揚送しつつ計数でき、パチンコ玉を受け入れて
計数するまでのタイムラグを少くできる。しかも、複数
の仕切板によって帯状体の保留部をその幅方向の各列毎
に対応して区画するため、パチンコ玉の保留部への納ま
りをよくでき、特に、残り少なくなったパチンコ玉が保
留部へ納まらずに計数に時間がかかるのを防止できる。
【0111】請求項2記載のパチンコ玉計数装置によれ
ば、帯状体をパチンコ玉受入部域からパチンコ玉計数部
域に回動させ、パチンコ玉受入部域において複数の保留
部にパチンコ玉を1個ずつ受け入れ、パチンコ玉計数部
域において各保留部内のパチンコ玉の有無をパチンコ玉
計数手段で検知するため、下方位置で受け入れたパチン
コ玉を揚送しつつ計数でき、パチンコ玉を受け入れて計
数するまでのタイムラグを少くできる。しかも、複数の
仕切板によって帯状体の保留部をその幅方向の各列毎に
対応して区画するため、パチンコ玉の保留部への納まり
をよくでき、特に、残り少なくなったパチンコ玉が保留
部へ納まらずに計数に時間がかかるのを防止でき、さら
に、仕切板が帯状体の回動方向に対応して揺動可能であ
るため、パチンコ玉の噛み込みや詰まりなどを防止でき
るとともにパチンコ玉の保留部への納まりを円滑にでき
る。
【0112】請求項3記載のパチンコ玉計数装置によれ
ば、請求項1記載のパチンコ玉計数装置の効果に加え
て、帯状体として簡単でかつ低コストで構成できる平ベ
ルトを用いるため、パチンコ玉計数装置の簡素化および
低コスト化を図れる。
【0113】請求項4記載のパチンコ玉計数装置によれ
ば、請求項1ないし3いずれか記載のパチンコ玉計数装
置の効果に加えて、タイミング検知手段でとられるタイ
ミングに合わせて、投受光センサが透光状態、遮光状態
のいずれにあるか確認することにより、各保留部内のパ
チンコ玉の有無を容易に検知できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態を示すパチンコ玉計
数機およびパチンコ玉運搬用台車の一部の断面図であ
る。
【図2】同上パチンコ玉計数機およびパチンコ玉運搬用
台車の断面図である。
【図3】同上帯状体の一部の正面図である。
【図4】同上パチンコ玉計数手段の説明図である。
【図5】同上パチンコ玉計数手段の投受光センサおよび
タイミング検知手段の出力波形の説明図である。
【図6】同上パチンコ玉収容箱の分解状態の斜視図であ
る。
【図7】本発明の第2の実施の形態を示すパチンコ玉計
数機の帯状体のパチンコ玉受入部域の一部の側面図であ
る。
【図8】本発明の第3の実施の形態を示すパチンコ玉計
数機の帯状体のパチンコ玉受入部域の一部の側面図であ
る。
【図9】同上帯状体を示し、(a) は帯状体のパチンコ玉
計数部域の一部の斜視図、(b)は帯状体のパチンコ玉計
数部域の一部の側面図である。
【符号の説明】
101 パチンコ玉計数装置 102 帯状体 103 帯状体回動手段 104 パチンコ玉受入部域 105 パチンコ玉計数部域 109 パチンコ玉計数手段 120 保留部 141 投受光センサ 142 タイミング検知手段 151 方向変換部 152 仕切板 181 平ベルト 185 センサ孔 P パチンコ玉

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 帯状に形成されるとともに、パチンコ玉
    を1個ずつ受け入れて揚送可能とする複数の保留部が幅
    方向に複数列でかつ各列毎に長手方向に整列して形成さ
    れた帯状体と、 この帯状体を張設して、前記保留部にパチンコ玉を受け
    入れるパチンコ玉受入部域および保留部に受け入れたパ
    チンコ玉を揚送するパチンコ玉計数部域を形成し、その
    帯状体をパチンコ玉受入部域側からパチンコ玉計数部域
    側へ回動させる帯状体回動手段と、 前記パチンコ玉受入部域に対応して設けられ、前記帯状
    体の保留部をその幅方向の各列毎に対応して区画する複
    数の仕切板と、 前記パチンコ玉計数部域に対応して設けられ、前記各保
    留部内のパチンコ玉の有無を検知するパチンコ玉計数手
    段とを具備していることを特徴とするパチンコ玉計数装
    置。
  2. 【請求項2】 帯状に形成されるとともに、パチンコ玉
    を1個ずつ受け入れて揚送可能とする複数の保留部が幅
    方向に複数列でかつ各列毎に長手方向に整列して形成さ
    れた帯状体と、 この帯状体を張設して、前記保留部にパチンコ玉を受け
    入れる略水平状態のパチンコ玉受入部域および保留部に
    受け入れたパチンコ玉を揚送する略垂直状態のパチンコ
    玉計数部域を方向変換部を介して形成し、その帯状体を
    パチンコ玉受入部域側からパチンコ玉計数部域側へ回動
    させる帯状体回動手段と、 前記方向変換部に対応して設けられ、前記帯状体の保留
    部をその幅方向の各列毎に対応して区画するとともに帯
    状体の回動方向に対応して揺動可能に支持された複数の
    仕切板と、 前記パチンコ玉計数部域に対応して設けられ、前記各保
    留部内のパチンコ玉の有無を検知するパチンコ玉計数手
    段とを具備していることを特徴とするパチンコ玉計数装
    置。
  3. 【請求項3】 帯状体は、無端状の平ベルトと、この平
    ベルトの外周表面に突設されパチンコ玉を1個ずつ保留
    して揚送可能とする保留部と、この保留部の位置に対応
    して平ベルトに開口形成されたセンサ孔とを有し、 帯状体回動手段は、前記帯状体のパチンコ玉受入部域と
    パチンコ玉計数部域との間に方向変換部を形成し、 仕切板は、前記方向変換部において前記平ベルトの外周
    表面に接触して方向変換をガイドすることを特徴とする
    請求項1記載のパチンコ玉計数装置。
  4. 【請求項4】 パチンコ玉計数手段は、 帯状体を挟んで対向配置され、各保留部を通じてセンサ
    光を投受光する複数の投受光センサと、 前記帯状体の回動を検知し、前記投受光センサで保留部
    を検知するタイミングをとるタイミング検知手段とを備
    えていることを特徴とする請求項1ないし3いずれか記
    載のパチンコ玉計数装置。
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JP2005125028A (ja) * 2003-10-21 2005-05-19 Oizumi Corp 遊技媒体洗浄装置
CN113870669A (zh) * 2021-09-29 2021-12-31 中国人民解放军国防科技大学 智能化自由落体运动实验仪
CN115417069A (zh) * 2022-11-04 2022-12-02 陕西晖煌建筑劳务有限公司 一种桥梁施工用物料的运输装置

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