JPH0333681Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH0333681Y2
JPH0333681Y2 JP1984196985U JP19698584U JPH0333681Y2 JP H0333681 Y2 JPH0333681 Y2 JP H0333681Y2 JP 1984196985 U JP1984196985 U JP 1984196985U JP 19698584 U JP19698584 U JP 19698584U JP H0333681 Y2 JPH0333681 Y2 JP H0333681Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
container
frame
garbage
floor
receiving
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP1984196985U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS61113706U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP1984196985U priority Critical patent/JPH0333681Y2/ja
Publication of JPS61113706U publication Critical patent/JPS61113706U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH0333681Y2 publication Critical patent/JPH0333681Y2/ja
Expired legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Refuse Collection And Transfer (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案は多階層建築物の各階で生じたごみを
所定の階に設けたごみ貯留ドラムに投入する投入
装置に関するものである。
〔従来の技術〕
多階層建築物の場合、各階で発生したごみを入
れたごみ箱はエレベータにより所定の階まで運搬
し、この階に設けた投入装置からごみ貯留装置へ
と投入する。
また、ビルの各階を貫いて設けたエレベータシ
ヤフト内を昇降するごみ収集用ケージに各階のご
みを投入して、このケージ内のごみが定量に達す
るとこのケージが自動的に下降して内部のごみを
ごみ貯留排出装置へ排出するようにしたエレベー
タ式のものもある。
〔考案が解決しようとする問題点〕
従来の装置では、上記のように、投入装置は特
定の階に設けてあるため、他の階のごみ箱は全て
特定の階へ運ばねばならないのできわめて不便で
あつた。
また、上記のエレベータ式のものは特定の階へ
ごみを運ぶ手数はなくなるが、各階に止めたごみ
収集用ケージへその階の各所で集めたごみを投入
しなければならないという問題がある。
〔問題点を解決するための手段〕 上記問題点を解決するために、この考案は左右
の側枠と、下部枠からなる昇降枠を、各階の床板
に設けた開口を貫通して昇降するように、同開口
を貫通して設けた左右一対のガイドレール間に昇
降自在に取付けるとともに、この昇降枠を昇降さ
せる昇降手段を設け、上記開口には、閉鎖時、床
板上面とほぼ同一面となる開口自在の蓋板を設
け、上記昇降枠の下部寄りには、横棒を中心に回
動するコンテナ受枠を設け、このコンテナ受枠に
は床板上を移動してきたごみコンテナの底を受け
る受部と、同じごみコンテナの前側上部両端の係
合ピンを受ける切欠を設け、上記昇降枠の上部に
は、上記コンテナ受枠を上記横棒を中心としてご
み貯留ドラムの投入口へ向けて反転させてごみコ
ンテナ内のごみを貯留ドラムの投入口へ投入した
のち元の位置に復帰させるコンテナ受枠の駆動手
段を設け、さらに、前記コンテナ受枠に設けた切
欠は前記コンテナの係合ピンの出入口と、その奥
の上下に係合ピンの入る凹入部を設けた形状とし
て、上記コンテナ受枠とともに上記コンテナが反
転したとき、このコンテナとともにその係合ピン
がコンテナ受枠の切欠の一方の凹入部から他方の
凹入部へ移動して、反転したコンテナに衝撃を与
えるようにしたものである。
〔作用〕
この考案は上記の構成であるから、昇降枠を所
望の階まで移動させ、この階のごみコンテナを昇
降枠のコンテナ受枠に支持させたのち、昇降枠を
所定の階まで移動させて停止し、ここでコンテナ
受枠を反転させるとと、コンテナ内のごみがごみ
貯留ドラムの投入口に投入される。
上記のようにコンテナ受枠を反転させたとき、
ともに反転したコンテナとともに、その係合ピン
がコンテナ受枠の切欠の一方の凹入部から他方の
凹入部へ移動して、反転したコンテナに衝撃を与
えるため、コンテナ内のごみはシヨツクにより殆
んど残らず排出される。
〔実施例〕
第3図において、1はごみ貯留ドラムで、支持
台2上に回動自在に支持され、モータ、減速機な
どの駆動手段3で駆動される公知のもので、ドラ
ム1内には螺旋羽根を有している。
支持台2の後端上の枠5にはドラム1の後端の
ごみ投入口に通じるごみ投入シユート6を設け、
支持台2の前端上の枠8にはドラム1の前端の排
出口を開閉する蓋9を設ける。
11は建物の地階の床面、12は1階以上の各
床板を示すもので、図示例では1階と2階のみを
示しているが、さらにそれ以上の階を有する場合
もある。
13はごみ貯留ドラム1の後部に位置するガイ
ド枠で、地階の床面11上に設け、各階の床板1
2に設けた開口14を貫通している。
各開口14には軸15を中心として水平状態の
閉鎖位置より下方へ回動する開閉自在の蓋板16
を設ける。
前記ガイド枠13内には左右一対の内向きコ字
形のガイドレール18を設け、この両ガイドレー
ル18間に昇降枠19を位置させる。
昇降枠19は第2図のように、左右の側枠20
と、上部枠21と、下部枠22とを角形に組立て
たもので、両側枠20の外側上下に設けたローラ
23を左右のガイドレール18に係させる。
昇降枠19の上端に取付けた左右一対のチエン
25は支持枠26上の昇降手段27のスプロケツ
ト28に係合させる。この昇降手段27はモータ
と減速機等からなりスプロケツト28を正逆転さ
せて昇降枠19を上昇または下降させる。
また、図示省略してあるが、チエン25の他方
の端部にはバランスウエイトを取付ける。
30はコンテナ受枠で、第1図、第2図のよう
に左右一対の側枠31の上下を横棒32、33に
よつて一体に結合し、下部にはごみコンテナ35
の底を受ける受部34を設け、両側枠31の上部
寄りの後側には、コンテナ35の前側上部両端の
係合ピン36を受ける切欠37を設ける。この切
欠37は第4図に示すように、前記係合ピン36
の出入口45と、その内端の上下に設けた凹入部
46,47からなつている。
また、上記コンテナ受枠30の上部の横棒32
の両端を側枠31の外側に突出させて、これを昇
降枠19の両側枠20の下部寄りの軸受に回動自
在にはめ込むことにより、横棒32を中心として
回動し得るようにする。
また、昇降枠19の上部枠21にはモータと減
速機からなる駆動手段40を設け、この駆動手段
の出力軸に固定したスプロケツト41と、前記横
棒32に固定したスプロケツト42に無端伝動チ
エン43を巻掛けて駆動手段40の正逆回転によ
つてコンテナ受枠30を自在に回動し得るように
する。
前記、ごみコンテナ35はその平面形は矩形で
あつて、その底部には左右前後に計4個の首振り
式の車輪45を取付けてある。
上記の実施例において、通常は各階の開口14
はチエン25の貫通部を除く他の部は水平に保持
された蓋板16により閉じられている。このと
き、蓋板16の上面と床板12の上面とは同一の
水平面となつている。
この状態において、この階のごみを入れたごみ
コンテナ35を蓋板16上まで移動させて、その
係合ピン36をコンテナ受枠30の切欠37の出
入口45から切欠37内に入れたのち、昇降枠1
9を僅かに上昇させてピン36を切欠37の内端
下部となつた凹入部46に第1図、第4図のよう
に落し込むとともにコンテナ35の底部を受部3
4により支持させる。
この階が第1図のように、丁度ごみ貯留ドラム
1の投入シユート6がある階の場合は、上記のよ
うにコンテナ35を受枠30により支持させたの
ち、駆動手段40の起動スイツチを入れると、同
手段によりコンテナ受枠30が横棒32を中心と
して第1図の鎖線の位置まで回り、コンテナ35
を反転させる。
上記のようにコンテナ受枠30がコンテナ35
とともに反転すると、コンテナ35の自重によつ
てコンテナ35の係合ピン36が切欠37の内端
縁に沿つて滑り落ち、同ピン36が凹入部46の
底部に衝突して第4図の鎖線のように係合する。
上記のように係合ピン36が凹入部46の底部
に衝突したときのコンテナ35に働くシヨツクに
より、コンテナ35内のごみは全てシユート6内
に投入される。コンテナ35内のごみが完全に排
出された頃タイマーまたは手動操作スイツチの操
作により駆動手段40が逆転してコンテナ受枠3
0をコンテナ35とともに第1図の実線のように
元の位置に戻す。コンテナ受枠30にコンテナ3
5を支持させた階がシユート6のある階よりも上
の階である場合、コンテナ35を受枠30に支持
させたのち、蓋板16を下方に回して開口14を
全開とし、スイツチ操作により昇降手段27を起
動して昇降枠19を下降させ、この昇降枠19が
シユート6を有する階まで下るとリミツトスイツ
チなどの検知器が働いて昇降枠19が停止する。
昇降枠19が停止した条件で、駆動手段40が
働き、前記と同様にコンテナ30を反転させて元
に戻る。
シユート6のある階より下の階において、コン
テナ受枠30にコンテナ35を支持させた場合は
その上の階の蓋板16を開いて開口14を全開と
し、受枠30を上昇させる。
〔効果〕
この考案は上記のように各階の床板に設けた開
口を貫通して昇降する昇降枠の下部寄りに、コン
テナ受枠を設け、各階においてごみコンテナを受
枠により支持して、ごみ貯留ドラムを有する階ま
で移動し得るようにしたので各階毎のごみコンテ
ナの移動がきわめて容易である。
また、各床板に設けた開口には、閉鎖時、床板
上面とほぼ同一面となる開閉自在の蓋板を設けて
あるから、昇降枠が停止しているときはこの蓋板
で開口を閉じておくことにより安全であり、コン
テナを、閉鎖状の蓋板上に位置させてコンテナ受
枠に支持させることができる。
さらに、ごみ貯留ドラムを備えた階において
は、コンテナ受枠を反転させることによりコンテ
ナ内のごみをごみ貯留ドラム内に投入できるの
で、ごみの投入もきわめて容易であるが、特にこ
の考案では、コンテナ受枠に設けた切欠はごみコ
ンテナの係合ピンの出入口と、その奥の上下に係
合ピンの入る凹入部を設けた形状として、上記コ
ンテナ受枠とともに上記コンテナが反転したと
き、このコンテナとともにその係合ピンがコンテ
ナ受枠の切欠の一方の凹入部から他方の凹入部へ
移動して、反転したコンテナに衝撃を与えるよう
にしたことによりコンテナ内のごみがシヨツクに
よつて、殆んど安全に排出できるなどの効果があ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の装置の一実施例を示す一部
切欠側面図、第2図は同上の一部切欠正面図、第
3図はごみ貯留ドラムとこ考案の装置の側面図、
第4図はコンテナの係合ピンと、昇降枠の切欠形
成部の拡大側面図である。 1……ごみ貯留ドラム、18……ガイドレー
ル、19……昇降枠、20……側枠、21……上
部枠、22……下部枠、27……昇降手段、30
……コンテナ受枠、32,33……横棒、34…
…受部、35……ごみコンテナ、36……係合ピ
ン、37……切欠、40……駆動手段、45……
出入口、46,47……凹入部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 左右の側枠と、上部枠と、下部枠からなる昇降
    枠を、各階の床板に設けた開口を貫通して昇降す
    るように、同開口を貫通して設けた左右一対のガ
    イドレール間に昇降自在に取付けるとともに、こ
    の昇降枠を昇降させる昇降手段を設け、上記開口
    には、閉鎖時、床板上面とほぼ同一面となる開閉
    自在の蓋板を設け、上記昇降枠の下部寄りには、
    横棒を中心に回動するコンテナ受枠を設け、この
    コンテナ受枠には床板上を移動してきたごみコン
    テナの底を受ける受部と、同じごみコンテナの前
    側上部両端の係合ピンを受ける切欠を設け、上記
    昇降枠の上部には、上記コンテナ受枠を上記横棒
    を中心としてごみ貯留ドラムの投入口へ向けて反
    転させてごみコンテナ内のごみを貯留ドラムの投
    入口へ投入したのち元の位置に復帰させるコンテ
    ナ受枠の駆動手段を設け、さらに、前記コンテナ
    受枠に設けた切欠は前記コンテナの係合ピンの出
    入口と、その奥の上下に係合ピンの入る凹入部を
    設けた形状として、上記コンテナ受枠とともに上
    記コンテナが反転したとき、このコンテナととも
    にその係合ピンがコンテナ受枠の切欠の一方の凹
    入部から他方の凹入部へ移動して、反転したコン
    テナに衝撃を与えるようにしたごみコンテナの搬
    送兼投入装置。
JP1984196985U 1984-12-27 1984-12-27 Expired JPH0333681Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1984196985U JPH0333681Y2 (ja) 1984-12-27 1984-12-27

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1984196985U JPH0333681Y2 (ja) 1984-12-27 1984-12-27

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS61113706U JPS61113706U (ja) 1986-07-18
JPH0333681Y2 true JPH0333681Y2 (ja) 1991-07-17

Family

ID=30754943

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1984196985U Expired JPH0333681Y2 (ja) 1984-12-27 1984-12-27

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0333681Y2 (ja)

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5827179A (ja) * 1981-08-10 1983-02-17 Minolta Camera Co Ltd 磁気刷子クリ−ニング装置
JPS59149201A (ja) * 1983-02-14 1984-08-27 石川島播磨重工業株式会社 ビルの排出ごみ輸送装置

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5827179A (ja) * 1981-08-10 1983-02-17 Minolta Camera Co Ltd 磁気刷子クリ−ニング装置
JPS59149201A (ja) * 1983-02-14 1984-08-27 石川島播磨重工業株式会社 ビルの排出ごみ輸送装置

Also Published As

Publication number Publication date
JPS61113706U (ja) 1986-07-18

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5377706A (en) Garbage collecting device
CA1137894A (en) Container for treating and transporting industrial waste sludges
US4778328A (en) Tray loader apparatus
JPH0333681Y2 (ja)
GB486206A (en) Improvements in and relating to the collection of refuse from buildings
JPH0339921B2 (ja)
US4215966A (en) Material handling apparatus
JPH0457561B2 (ja)
JP2004162288A (ja) 地下組込型駐車装置
JP2553074Y2 (ja) ゴミ搬送装置
JPH0547122Y2 (ja)
JPH03297701A (ja) 高層建物用ダムウエイターの移載装置
JP2553075Y2 (ja) ゴミ搬送装置
JPH017796Y2 (ja)
JPS6339330Y2 (ja)
JP2882036B2 (ja) ビルのごみ処理方法
JPH04115807U (ja) 垂直搬送装置
JPH0729042Y2 (ja) ゴミの搬送装置
JPH0747362Y2 (ja) ビルのごみ処理設備
JP2002037567A (ja) 住宅用荷物昇降装置
JP2773580B2 (ja) 自動倉庫用の出し入れ装置
JPH0635075Y2 (ja) 前後併設式立体駐車装置
JPH085927Y2 (ja) ゴミ搬送装置
JPH082609A (ja) ゴミ回収車
JPH0638007Y2 (ja) ビルのごみ処理設備