JPH11331536A - ファクシミリ通信制御装置 - Google Patents
ファクシミリ通信制御装置Info
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- JPH11331536A JPH11331536A JP10128561A JP12856198A JPH11331536A JP H11331536 A JPH11331536 A JP H11331536A JP 10128561 A JP10128561 A JP 10128561A JP 12856198 A JP12856198 A JP 12856198A JP H11331536 A JPH11331536 A JP H11331536A
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Abstract
象による手順エラーや通信時間損失などを確実に防止す
る。 【構成】 全二重モード通信により送出した送信信号に
対する受信側からの応答信号が上記送信信号の送出中に
受信された交差信号であるか否かを判定し、交差信号で
あると判定された受信信号を無効にして通信手順を実行
する。
Description
機能を有するファクシミリ通信制御装置に関する。
の進歩により、従前の半二重モードに加えて、送信と受
信を同時に行わせることができる全二重モードが使われ
るようになり、また、CCITT勧告の通信手順もV.
17、V.34、V8と進化し、現在はこれら複数のモ
ードおよび手順が混在して使用されるにいたっている。
手順が実行可能なファクシミリ通信制御装置では、下位
バージョンの手順しか持たない旧機種にも対応すべく、
新旧複数のモードおよび手順の実行が可能なように構成
され、通信相手端末のバージョンに合わせたモード/バ
ージョンで通信を行うようになっている。
のファクシミリ通信制御装置は、複数の通信モードおよ
び複数の手順バージョンに下位互換で対応するために、
バージョンが新しくなるほど多くのバージョン機能を持
たざるを得なくなっている。この場合、回線接続された
相手端末に対しては、まず、その相手端末が有するバー
ジョン機能を判別する予備手順を実行してから、その相
手端末のバージョン機能に合わせた通信手順を実行す
る。
手順バージョンを最初から特定することができないファ
クシミリ通信では、勧告の手順(V.17、V.34、
V.8など)に定められていない規定外の事象による手
順エラーや通信時間損失などを生じやすいことが本発明
者によってあきらかとされた。
側と被呼側の間で送信信号と応答信号を1対1の対応で
やりとりしながら進行する場合が多いが、全二重モード
通信において送信信号の送出と受信信号の受信がタイミ
ング的に重なる信号交差が生じた場合、その受信信号が
何時の時点で送出した送信信号に対するものなのかを判
別することができなくなって、以後の手順進行に異常を
来たし、結果として、エラーとなってしまうことがあ
る。
の不安定などにより、コントロールチャンネルのデータ
フェーズにてリトレインが発生した場合、リトレイン前
に行った手順がリトレイン後に重複して実行されてしま
うという通信時間の無駄を生じることがある。
いるか否かをその相手端末から送出されるANSam信
号で判別しようとした場合に、回線ノイズあるいはその
ANSamの送出タイミングのずれなどにより、信号衝
突が発生して接続が不能になったり、あるいは通信時間
が長くなったりの支障を生じる恐れがあった。
られていない規定外の事象による手順エラーや通信時間
損失などを確実に防止することを目的とする。
において送信信号の送出と受信信号の受信がタイミング
的に重なる信号交差が生じた場合のエラー発生を確実に
防止することを目的とする。
ンネルのデータフェーズにてリトレインが発生した場合
の通信時間損失を回避することを目的とする。
手順能力を持っているか否かを的確に判別して接続不良
や通信時間損失を回避することを目的とする。
に本発明の第1の発明は、全二重モード通信により送出
した送信信号に対する受信側からの応答信号が上記送信
信号の送出中に受信された交差信号であるか否かを判定
する交差判別手段と、交差信号であると判定された受信
信号を無効にして通信手順を実行する手順実行手段とを
備えたものである。
い規定外の事象による手順エラーや通信時間損失などを
確実に防止することができるようなって、上記第1およ
び第2の目的を達成することができる。
おいて、送信信号に対する受信信号の受信情報を、その
受信信号が交差信号であったか否かの別を示す交差情報
とともに登録し、この登録に基づいて上記受信信号を有
効にするか無効にするかを判定する手順制御手段を備え
たものである。
効果的に達成することができる。本発明の第3の発明
は、上記第1または第2の発明において、V.34手順
のフェーズDにおいて送出したPPS−MPS信号に対
するMCF信号が交差信号であった場合に、その交差信
号を無効にして上記PPS−MPS信号の送出から手順
を再実行させる手順制御手段を備えたものである。
の交差により生じる手順エラーを確実に防止することが
可能になって、上記第1および第2の目的を達成するこ
とができる。
いてリトレインが発生した場合にモデムコントロールフ
ェーズを再実行させてデータフェーズへの復帰を行わせ
るリトレイン時制御手段と、データフェーズ復帰後の手
順を上記リトレイン発生前の続きから開始させる手順制
御手段とを備えたものである。
ータフェーズにてリトレインが発生した場合の通信時間
損失を回避することができるようになって、上記第1お
よび第3の目的を達成することができる。
順能力があるか否かを検出するためのCI信号を送出す
るCI送出モードにおいて、そのCI信号の送出時間を
設定するタイマー手段を備えたものである。
持っているか否かを的確に判別して接続不良や通信時間
損失を回避することできるようになって、上記第1およ
び第4の目的を的確に達成することができる。
おいて、さらに、相手端末にV8手順能力があるか否か
を検出するためのCI信号を送出するCI送出モードに
おいて、そのCI信号の送出回数が所定以上になった場
合にV.17手順へ移行させる手順制御手段を備えたも
のである。
効率的に達成することができる。以上により、勧告の手
順に定められていない規定外の事象による手順エラーや
通信時間損失などを確実に防止することができるファク
シミリ通信制御装置が得られる。
は、全二重モード通信により送出した送信信号に対する
受信側からの応答信号が上記送信信号の送出中に受信さ
れた交差信号であるか否かを判定する交差判別手段と、
交差信号であると判定された受信信号を無効にして通信
手順を実行する手順実行手段とを備えたことを特徴とす
るものであり、これにより、勧告の手順に定められてい
ない規定外の事象による手順エラーや通信時間損失など
を確実に防止するという作用を有する。
号に対する受信信号の受信情報を、その受信信号が交差
信号であったか否かの別を示す交差情報とともに登録
し、この登録に基づいて上記受信信号を有効にするか無
効にするかを判定する手順制御手段を備えたことを特徴
とするものであり、これにより、勧告の手順に定められ
ていない規定外の事象による手順エラーや通信時間損失
などを確実に防止するという作用を有する。
4手順のフェーズDにおいて送出したPPS−MPS信
号に対するMCF信号が交差信号であった場合に、その
交差信号を無効にして上記PPS−MPS信号の送出か
ら手順を再実行させる手順制御手段を備えたことを特徴
とするものであり、これにより、PPS−MPSとMC
F信号の交差により生じる手順エラーを確実に防止する
という作用を有する。
4手順においてリトレインが発生した場合にモデムコン
トロールフェーズを再実行させてデータフェーズへの復
帰を行わせるリトレイン時制御手段と、データフェーズ
復帰後の手順を上記リトレイン発生前の続きから開始さ
せる手順制御手段とを備えたことを特徴とするものであ
り、これにより、コントロールチャンネルのデータフェ
ーズにてリトレインが発生した場合の通信時間の無駄を
回避するという作用を有する。
末にV8手順能力があるか否かを検出するためのCI信
号を送出するCI送出モードにおいて、そのCI信号の
送出時間を設定するタイマー手段を備えたことを特徴と
するものであり、これにより、相手端末がV.8手順能
力を持っているか否かを的確に判別して接続不良や通信
時間損失を回避するという作用を有する。
末にV8手順能力があるか否かを検出するためのCI信
号を送出するCI送出モードにおいて、そのCI信号の
送出回数が所定以上になった場合にV.17手順へ移行
させる手順制御手段を備えたことを特徴とするものであ
り、これにより、、相手端末がV.8手順能力を持って
いるか否かを的確に判別して接続不良や通信時間損失を
回避するという作用を有する。
から図13を用いて説明する。なお、図中、同一符号は
同一または相当部分を示す。
クシミリ通信制御装置の機能に着目したブロック図を示
す。
シミリ回線などの通信回線、1はNCU(回線制御ユニ
ット)、2は全二重/半二重送受信回路、3は通信制御
部、4はバッファメモリ、5は圧縮伸張回路、6はイン
タフェイス部、71,72,73は外部データ端末をそ
れぞれ示す。
ン/オフなどの回線制御を行う。全二重/半二重送受信
回路2は、2値デジタル信号をアナログ信号に変調して
回線Lへ送出するデータ送信と、回線Lからのアナログ
受信信号から2値デジタル信号を復調するデータ受信と
を行う。このデータ送受信は、ファクシミリ通信の場
合、周波数帯域分割多重による全二重データ送受信また
は送受切換による半二重データ送受信のいずれかの通信
モードに切り換えて行われる。
7、V.34、V8手順を実行する手順実行部31、通
信状態を記憶する状態フラグ32、信号受信待ち時間
(T4)などを計時するタイマー33、交差信号検出部
34、手順制御部35などにより構成されている。
U(マイクロコンピュータ)を用いることにより、ハー
ドウェア的には一体に構成することができる。
モリを用いて構成され、ファクシミリ情報(画情報)な
どの通信データのほかに、各種通信コマンド(またはモ
デムコマンド)、各種制御情報などを一時的に蓄積また
は格納する。
号化圧縮および復号化伸張を行う。インタフェイス部6
は、プリンタ71、スキャナ72、パーナルコンピュー
タ73などの外部データ端末(DTE)との間で、ファ
クシミリ情報および各種コマンドの受け渡しを行う。
御装置のハードウェア構成例を示す。
ミリ通信制御装置の機能は、主制御部101、ROM1
02、RAM103、通信制御部104、全二重/半二
重送受信回路105、NCU106、圧縮伸張回路10
7、インタフェイス108の各ハードブロックにより構
成することができる。
ば、半導体集積回路化されたマイクロコンピュータなど
の汎用処理装置により、その一部または全体をハードウ
ェア的に統合させることが可能である。たとえば、通信
制御部104は主制御部101にその機能を担わせるこ
とができる。さらに要すれば、圧縮伸張回路107につ
いても、その機能を主制御部101または通信制御部1
04に担わせることができる。
ミリ通信手順例を示す。図4は本発明の第1の実施態様
によるファクシミリ通信手順例を示す。
送出時の制御フローチャートを示す。
受信時の制御フローチャートを示す。
りV.34ファクシミリ手順のフェーズDが実行される
場合、そのフェーズDのコントロールチャンネル(制御
チャンネル)の中にて、送信機信号PPS−MPSの送
出と受信機信号MCFの受信とがタイミング的に重なる
信号交差を生じることがある。つまり、全二重モード通
信では、送信と受信が同時並行で行われるため、発呼側
からのPPS−MPS信号の送出と、このPPS−MP
S信号に対する被呼側からのMCF信号の受信とが時間
的に重なる信号交差を生じることがある。
して受信されたMCF信号は、そのPPS−MPS信号
に対して返信されるべきMCF信号であるとは限らな
い。しかし、CCITT勧告の手順では、そのような信
号交差が生じた場合の定めがなく、したがって、たとえ
ば、そのMCF信号が交差して送出されたPPS−MP
S信号に対してではなく、それよりも前のPPS−MP
S信号に対しての返信であったような場合は、手順が正
常に続行されなくなって、同図に示すように、通信が異
常終了してしまう恐れがある。
V.34手順のフェーズDにおいて送出したPPS−M
PS信号に対するMCF信号が交差信号であった場合
に、その交差信号を無効にして上記PPS−MPS信号
の送出から手順を再実行させる手順制御部34(図1)
を備えることにより、信号交差による通信の異常終了を
回避させるようにしてある。
MPS信号の再送出時にMCF信号の交差があった場合
の通信手順実行例を示す。
PS信号に交差して受信されたMCF信号を無効処理し
た後、一定の待ち時間T4をおいてPPS−MPS信号
を再々送出して、この再々送出のPPS−MPS信号に
対するMCF信号が交差せずに受信された例を示す。
号が再送出のPPS−MPS信号に対する正規の返信
(応答)であって、本来は無効にする必要はなかった
が、一定待ち時間T4後に3回目のPPS−MPS信号
を送出することで、その3回目のPPS−MPS信号に
対するMCF信号を交差なしに受信し、これによりコン
トロールチャンネルを正常終了させている。
PS信号に交差して受信したMCF信号を無効処理した
後で、その再送出のPPS−MPS信号に対して正規の
応答であるMCF信号が受信された場合を示す。
号が前回送出のPPS−MPS信号に対する返信であっ
て、これを無効処理することにより、そのあとに続いて
受信されたMCF信号を再送PPS−MPS信号として
正しく認識し、これによりコントロールチャンネルを正
常終了させている。
送出制御について、図5のフローチャートを用いて説明
する。
ムのバッファ(図1のバッファメモリ4に相当)へ送出
する準備をする(S1)。
に相当)の状態を調べ、送出可能かどうかを判断する
(S2)。
信号をモデムバッファに設定(書込)し、相手端末へ信
号を送出する(S3)。
(S4)。 ステップ5:信号送出完了であれば、次の処理の準備を
行う(S5)。
受信信号の監視を行う(S6)。 ステップ7:もし、信号送出中に相手端末からの信号受
信があった場合、すなわち信号交差があった場合は、内
部フラグ(図1の状態フラグ32が相当)に、交差信号
(信号送出中に受信した信号)である旨の情報(タグ)
を登録し、再度の信号送出処理を実行する(S7)。
の信号受信制御について、図6のフローチャートを用い
て説明する。
信が発生した場合、まず、その受信信号を有効にするか
無効にするかを判断する。その判断は、信号送出のとき
に登録される交差信号情報(図5のステップ7)に基づ
いて行われる(S1)。
効と判断した場合は、その受信信号が何かを解析する。
つまり、受信信号の機能解析を行う(S2)。
行う(S3)。 ステップ4:ステップ1において、受信信号が信号送出
中の受信信号すなわち交差信号であると判断した場合
は、その受信信号を読み捨てる(S4)。
クシミリ通信制御装置の機能に着目したブロック図を示
す。
シミリ回線などの通信回線、1はNCU(回線制御ユニ
ット)、2は全二重/半二重送受信回路、3は通信制御
部、4はバッファメモリ、5は圧縮伸張回路、6はイン
タフェイス部、71,72,73は外部データ端末をそ
れぞれ示す。
のV.17、V.34、V8手順を実行する手順実行部
31、通信状態を記憶する状態フラグ32、信号受信待
ち時間などを計時するタイマー33、リトレイン発生時
の制御を行うリトレイン時制御部36および手順制御部
35などにより構成されている。
U(マイクロコンピュータ)を用いることにより、ハー
ドウェア的には一体的に構成することができる。また、
図1に示した通信制御装置の機能を併せ持つことも可能
である。
クシミリ通信手順例を示す。まず、同図(A)は、コン
トロールチャンネルのデータフェーズにて、回線ノイズ
などにより、リトレインが発生した場合のリトレイン後
の処理手順例を示す。
トロールフェーズに再度移行し、このフェーズを経てデ
ータフェーズに戻ったら、リトレイン前の続きから手順
を実行する。ここで示す例では、リトレイン前の続きと
して、被呼側からのCFR信号を一定時間T4受信待ち
する。
モデムコントロールフェーズに再度移行してデータフェ
ーズに戻ったときの手順実行例を示したものであって、
いずれの場合も、リトレイン発生前の状態を引き継いで
継続実行している。
御信号のやりとり状態を示す。同図に示すモデムコント
ロールフェーズでは、pph信号とALT信号のやりと
りを経てMph信号のやりとりに移行することにより、
データフェーズへの復帰を行わせる。
トレイン時処理の制御フローチャートを示す。
悪くて送出した信号に対しての応答がない、あるいは受
信した信号が読めないなどの障害が生じた場合、再度モ
デムコントロールフェーズを行うことにより、コントロ
ールチャンネルの通信速度を落とす(2400bpsか
ら1200bps)ことを行ったりすることができる。
は、リトレイン前に行った手順が最初からやり直される
ことがあり、このやり直しが行われると通信時間が著し
く長くなってしまう恐れがある。
10にその制御手順をフローチャートで示すように、リ
トレインが発生した場合の手順の重複を避けるようにし
てある。
明する。 ステップ1:コントロールチャンネルのデータフェーズ
にてリトレインが発生したか否かを判断する(S1)。
現在の状態すなわちファクシミリ通信手順の遷移状態を
判断する(S2)。
生した場合は、信号送出後の状態に遷移する(S3)。
が発生した場合は、信号受信待ちタイマーを再スタート
させてして、再度信号待ちを行う(S4)。
ァクシミリ通信制御装置の機能に着目したブロック図を
示す。
シミリ回線などの通信回線、1はNCU(回線制御ユニ
ット)、2は全二重/半二重送受信回路、3は通信制御
部、4はバッファメモリ、5は圧縮伸張回路、6はイン
タフェイス部、71,72,73は外部データ端末をそ
れぞれ示す。
のV.21、V.29、V.17、V.34、V8手順
の実行能力する手順実行部31、通信状態を記憶する状
態フラグ32、信号受信待ち時間や信号送出時間などを
計時するタイマー33、およびCI信号の送出を制御す
るCI送出制御部37などにより構成されている。
U(マイクロコンピュータ)を用いることにより、ハー
ドウェア的には一部または全体を一体的に構成すること
ができる。
ァクシミリ通信手順例を示す。同図において、(A)は
本発明の第3の実施態様におけるCI信号のリトライ制
御の手順を示す。(B)は本発明の第3の実施態様にお
けるCI信号送出制御の手順を示す。また、(C)はC
I信号の送出タイミングを示す。
I信号送出制御フローチャートを示す。
8手順の開始を示す信号であって、V.21(L)によ
り300bpsで送信される。このCI信号を受信した
相手端末がV.8手順能力を有していれば、その相手端
末はCI信号に対してANSam信号を送出することに
なっている。
知らせる信号であって、2100Hzで450msの位
相反転を行い、15Hzの振幅変調がかけられている。
送出回数と送出タイミングが定義されていないため、回
線上のちょっとしたアナログノイズで接続不能になった
り、信号衝突が発生して通信時間が伸びたりする恐れが
あった。
13のフローチャートに示すような制御動作により、そ
の接続不良等の障害を防止するようにしている。
明する。 ステップ1:着呼側から受信したDIS信号のFIFを
解析し、着呼側にV.8能力があるか否かを判断する。
もし、V.8能力がなければ、通常のV.17以下の手
順により通信を行う(S1)。
V.8能力があり、かつ相手側からのANSam信号が
未受信状態であれば、モデムをCI送出モードに切り替
えてCI信号を送出する(S2)。
送出オンタイマーを設定する。このタイマーによるCI
送出時間の設定は、0.1s〜2.0sの間で100m
s単位で行えるようになっている(S3)。
CI信号を送出したかを判定する(S4)。
定時間だけ送出されたならば、つまりCI送出タイマー
がタイムアウトしたならば、CI信号の送出を停止する
(S5)。
号検出モードに切り替える(S6)。
時間すなわちANSam信号の監視時間を定めるため
に、CI送出オフタイマーを設定する(S7)。
タイムアウトしたか否かを判定する(S8)。
ならば、ANSam信号が検出されたか否かを判定す
る。ここで、ANSam信号が検出されたならば、V.
8手順モード(CM信号とJM信号のやりとりを行う)
の処理へ移行する(S9)。
ていなかった場合は、300bps信号が検出されたか
否かを判断する。ここで、300bps信号が検出され
たならば、CI信号送出制御を停止してステップ1に戻
る(S10)。
がタイムアウトするまでANSam信号または300b
ps信号のどちらも検出できなかった場合は、ステップ
3に戻ってCI信号を設定時間だけ送出する動作を行
う、この動作は、あらかじめ設定された指定回数に達す
るまで繰り返される。指定回数のCI送出が行われた場
合は、V.8手順による通信開始をあきらめ、V.17
モードでの通信を行う。この場合、V.17手順にて受
信されるDIS信号にV.8手順能力有りの情報があっ
ても無視し、そのDIS信号に対してはDCSを送出し
て通常処理を行う(S11)。
順に定められていない規定外の事象による手順エラーや
通信時間損失などを確実に防止することができるという
効果が得られる。
により生じる手順エラーを確実に防止することができる
という効果が得られる。
フェーズにてリトレインが発生した場合の通信時間の無
駄を回避させることができるという効果が得られる。
っているか否かを的確に判別して接続不良や通信時間損
失を回避させることができるという効果が得られる。
信制御装置の機能に着目したブロック図
ドウェア構成例を示すブロック図
順例を示す図
信手順例を示す図
御フローチャート
御フローチャート
信制御装置の機能に着目したブロック図
ミリ通信手順例を示す図
号のやりとり状態を示す図
処理の制御フローチャート
通信制御装置の機能に着目したブロック図
通信手順例を示す図
制御フローチャート
Claims (7)
- 【請求項1】 全二重モード通信により送出した送信信
号に対する受信側からの応答信号が上記送信信号の送出
中に受信された交差信号であるか否かを判定する交差判
別手段と、交差信号であると判定された受信信号を無効
にして通信手順を実行する手順実行手段とを備えたこと
を特徴とするファクシミリ通信制御装置。 - 【請求項2】 送信信号に対する受信信号の受信情報
を、その受信信号が交差信号であったか否かの別を示す
交差情報とともに登録し、この登録に基づいて上記受信
信号を有効にするか無効にするかを判定する手順制御手
段を備えたことを特徴とする請求項1に記載のファクシ
ミリ通信制御装置。 - 【請求項3】 V.34手順のフェーズDにおいて送出
したPPS−MPS信号に対するMCF信号が交差信号
であった場合に、その交差信号を無効にして上記PPS
−MPS信号の送出から手順を再実行させる手順制御手
段を備えたことを特徴とする請求項1または2に記載の
ファクシミリ通信制御装置。 - 【請求項4】 V.34手順においてリトレインが発生
した場合にモデムコントロールフェーズを再実行させて
データフェーズへの復帰を行わせるリトレイン時制御手
段と、データフェーズ復帰後の手順を上記リトレイン発
生前の続きから開始させる手順制御手段とを備えたこと
を特徴とするファクシミリ通信制御装置。 - 【請求項5】 相手端末にV8手順能力があるか否かを
検出するためのCI信号を送出するCI送出モードにお
いて、そのCI信号の送出時間を設定するタイマー手段
を備えたことを特徴とするファクシミリ通信制御装置。 - 【請求項6】 相手端末にV8手順能力があるか否かを
検出するためのCI信号を送出するCI送出モードにお
いて、そのCI信号の送出回数が所定以上になった場合
にV.17手順へ移行させる手順制御手段を備えたこと
を特徴とする請求項5に記載のファクシミリ通信制御装
置。 - 【請求項7】 相手端末にV8手順能力があるか否かを
検出するためのCI信号を送出するCI送出モードにお
いて、CI信号の送出後に相手端末からのANSam信
号を検出するための一定の待ち時間を設定するタイマー
手段を備えたことを特徴とする請求項5または6に記載
のファクシミリ通信制御装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12856198A JP3466915B2 (ja) | 1998-05-12 | 1998-05-12 | ファクシミリ通信制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12856198A JP3466915B2 (ja) | 1998-05-12 | 1998-05-12 | ファクシミリ通信制御装置 |
Related Child Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2003103980A Division JP3656070B2 (ja) | 2003-04-08 | 2003-04-08 | ファクシミリ通信制御装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH11331536A true JPH11331536A (ja) | 1999-11-30 |
JP3466915B2 JP3466915B2 (ja) | 2003-11-17 |
Family
ID=14987818
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Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
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Country Status (1)
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JP (1) | JP3466915B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2013048325A (ja) * | 2011-08-29 | 2013-03-07 | Nec Commun Syst Ltd | ファクシミリ装置、通信接続確立方法、及びプログラム |
-
1998
- 1998-05-12 JP JP12856198A patent/JP3466915B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2013048325A (ja) * | 2011-08-29 | 2013-03-07 | Nec Commun Syst Ltd | ファクシミリ装置、通信接続確立方法、及びプログラム |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP3466915B2 (ja) | 2003-11-17 |
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