JPH113310A - ダイレクトメモリアクセスリクエスト制御装置 - Google Patents
ダイレクトメモリアクセスリクエスト制御装置Info
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- JPH113310A JPH113310A JP15556597A JP15556597A JPH113310A JP H113310 A JPH113310 A JP H113310A JP 15556597 A JP15556597 A JP 15556597A JP 15556597 A JP15556597 A JP 15556597A JP H113310 A JPH113310 A JP H113310A
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- direct memory
- memory access
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 I/Oエーシ゛ェントからのDMA要求を受け付け、I/Oエー
シ゛ェントとメモリとの間のインタフェース制御を行うI/O制御部のDMAハ
゛ッファがful1状態にある時のリトライ発生サイクルを最低限にとど
めることにより、ハ゛スを効率的に使用するDMAリクエスト制御
装置を提供する。 【解決手段】 システムハ゛ス101には、コンヒ゜ュータであるCPU102
と記憶装置であるMEM103とI/O制御部104とが接続され、
I/0制御部104配下には、I/Oハ゛ス105を介してI/Oエーシ゛ェント1
06、I/Oエーシ゛ェント107、I/Oエーシ゛ェント108が接続されている。I/
Oエーシ゛ェント106とI/Oエーシ゛ェント107とは、それぞれI/O制御部
からの信号を監視し、この信号のアサート状態時においてI/
Oハ゛ス105の使用権を要求するタ゛イレクトメモリアクセスリクエスト信号r1
0、r20のアサートを抑止するリクエスト抑止回路110、111を有す
る。一方、タ゛イレクトメモリアクセスリクエストを抑止する回路を持たな
いI/Oエーシ゛ェント108にI/Oエーシ゛ェント106、I/Oエーシ゛ェント107と同一
機能を持たせるため、I/Oエーシ゛ェント108には、リクエスト抑止回
路112が接続されている。
シ゛ェントとメモリとの間のインタフェース制御を行うI/O制御部のDMAハ
゛ッファがful1状態にある時のリトライ発生サイクルを最低限にとど
めることにより、ハ゛スを効率的に使用するDMAリクエスト制御
装置を提供する。 【解決手段】 システムハ゛ス101には、コンヒ゜ュータであるCPU102
と記憶装置であるMEM103とI/O制御部104とが接続され、
I/0制御部104配下には、I/Oハ゛ス105を介してI/Oエーシ゛ェント1
06、I/Oエーシ゛ェント107、I/Oエーシ゛ェント108が接続されている。I/
Oエーシ゛ェント106とI/Oエーシ゛ェント107とは、それぞれI/O制御部
からの信号を監視し、この信号のアサート状態時においてI/
Oハ゛ス105の使用権を要求するタ゛イレクトメモリアクセスリクエスト信号r1
0、r20のアサートを抑止するリクエスト抑止回路110、111を有す
る。一方、タ゛イレクトメモリアクセスリクエストを抑止する回路を持たな
いI/Oエーシ゛ェント108にI/Oエーシ゛ェント106、I/Oエーシ゛ェント107と同一
機能を持たせるため、I/Oエーシ゛ェント108には、リクエスト抑止回
路112が接続されている。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ダイレクトメモリ
アクセス(以下DMA:Direct Memory
Access)バッファfull(新たにデータを記憶
する記憶容量が無い)時のリクエスト制御を行うDMA
リクエスト制御装置に関する。
アクセス(以下DMA:Direct Memory
Access)バッファfull(新たにデータを記憶
する記憶容量が無い)時のリクエスト制御を行うDMA
リクエスト制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種のリクエスト制御は、コン
ピュータ装置の通常運用において用いられることは無
く、たとえば特開平2−69874号公報に示されるよ
うに、記憶制御装置を試験する試験装置に於いて障害解
析時の試験作業の効率化を目的として用いられている。
ピュータ装置の通常運用において用いられることは無
く、たとえば特開平2−69874号公報に示されるよ
うに、記憶制御装置を試験する試験装置に於いて障害解
析時の試験作業の効率化を目的として用いられている。
【0003】図3は、従来の記憶制御装置の試験装置の
構成を示すブロック図である。301はリクエスト記憶
手段であり、一つまたは複数のDMAリクエストを記憶
する。303はリクエスト制御手段であり、リクエスト
記憶手段301に記憶されているリクエストを、所定の
順序で記憶制御装置302に送出させる。
構成を示すブロック図である。301はリクエスト記憶
手段であり、一つまたは複数のDMAリクエストを記憶
する。303はリクエスト制御手段であり、リクエスト
記憶手段301に記憶されているリクエストを、所定の
順序で記憶制御装置302に送出させる。
【0004】304は制御手段であり、リクエスト制御
手段303に前記リクエスト送出の開始を指示する。3
05は数記憶手段であり、前記開始制御手段304を有
する情報処理装置の記憶制御装置を試験する試験装置に
おいて、所定の数を記憶する。
手段303に前記リクエスト送出の開始を指示する。3
05は数記憶手段であり、前記開始制御手段304を有
する情報処理装置の記憶制御装置を試験する試験装置に
おいて、所定の数を記憶する。
【0005】306は更新手段であり、前記リクエスト
が所定の個数送出されると前記数記憶手段305に記憶
された数に、所定の演算をし、演算の結果を前記数記憶
手段に記憶させる。307は停止制御手段であり、前記
数記憶手段に記憶された数が所定数に達したとき、前記
リクエスト制御手段に前記リクエストの送出の停止を指
示する。
が所定の個数送出されると前記数記憶手段305に記憶
された数に、所定の演算をし、演算の結果を前記数記憶
手段に記憶させる。307は停止制御手段であり、前記
数記憶手段に記憶された数が所定数に達したとき、前記
リクエスト制御手段に前記リクエストの送出の停止を指
示する。
【0006】上記試験装置では試験者が試験に必要なD
MAリクエストを指定し、数記憶手段において指定され
たDMAリクエストの回数で確実にDMAリクエストを
停止することで障害解析に必要な情報のみを記録するこ
とを目的としている。
MAリクエストを指定し、数記憶手段において指定され
たDMAリクエストの回数で確実にDMAリクエストを
停止することで障害解析に必要な情報のみを記録するこ
とを目的としている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、I/O
(Input/Output)制御部はDMAバッファ
がfull状態にあるときにI/Oエージェントからの
DMAリクエストが来るとDMAバッファに入りきれな
いDMAリクエストに対してはバス上のリトライ等によ
りリクエストが受付けられないことを示す手段をとって
いた。
(Input/Output)制御部はDMAバッファ
がfull状態にあるときにI/Oエージェントからの
DMAリクエストが来るとDMAバッファに入りきれな
いDMAリクエストに対してはバス上のリトライ等によ
りリクエストが受付けられないことを示す手段をとって
いた。
【0008】すなわち、I/O制御部からリトライでD
MAリクエストを拒否されたI/Oエージェントか、I
/O制御部のDMAバッファに空きかないことを知る手
段が無いために、DMAバッファが解放されI/O制御
部がDMAリクエストを受け付けられる状態になるまで
リトライを繰り返すことになる。
MAリクエストを拒否されたI/Oエージェントか、I
/O制御部のDMAバッファに空きかないことを知る手
段が無いために、DMAバッファが解放されI/O制御
部がDMAリクエストを受け付けられる状態になるまで
リトライを繰り返すことになる。
【0009】このことは、受け付けられることのないD
MAリクエストフェーズがバス上に生成され、無駄な調
停サイクルがI/O制御部のDMAバッファが解放され
るまで繰り返される。
MAリクエストフェーズがバス上に生成され、無駄な調
停サイクルがI/O制御部のDMAバッファが解放され
るまで繰り返される。
【0010】そのため、メモリヘのリクエスト抑止手段
は、従来技術の項で記したように障害発生時の解折を目
的としているので、目的にあわせ障害調査時に試験者に
よって指定された回数でDMAリクエストを抑止すると
いう方法をとっていた。こうした従来のリクエスト抑止
の制御では、試験者による入手介入が必要となるため、
通常運用時の適用は不可能であり、あくまで試験装置に
限られた適用しか出来ない問題があった。
は、従来技術の項で記したように障害発生時の解折を目
的としているので、目的にあわせ障害調査時に試験者に
よって指定された回数でDMAリクエストを抑止すると
いう方法をとっていた。こうした従来のリクエスト抑止
の制御では、試験者による入手介入が必要となるため、
通常運用時の適用は不可能であり、あくまで試験装置に
限られた適用しか出来ない問題があった。
【0011】すなわち、通常運用においてI/Oエージ
ェントからDMAリクエストがあった時、I/Oエージ
ェントからのDMAリクエストをメモリに送出するI/
O制御部内のDMAバッファがfull状態になった場
合、上記試験装置には、DMAバッファがfull状態
の間、バスが使用出来ずバスの効率的な使用が阻害され
る欠点があった。
ェントからDMAリクエストがあった時、I/Oエージ
ェントからのDMAリクエストをメモリに送出するI/
O制御部内のDMAバッファがfull状態になった場
合、上記試験装置には、DMAバッファがfull状態
の間、バスが使用出来ずバスの効率的な使用が阻害され
る欠点があった。
【0012】本発明はこのような背景の下になされたも
ので、I/OエージェントからのDMA要求を受け付
け、I/Oエージェントとメモリとの間のインタフェー
ス制御を行うI/O制御部のDMAバッファがful1
状態にある時のリトライ発生サイクルを最低限にとどめ
ることにより、バスを効率的に使用するDMAリクエス
ト制御装置を提供することにある。
ので、I/OエージェントからのDMA要求を受け付
け、I/Oエージェントとメモリとの間のインタフェー
ス制御を行うI/O制御部のDMAバッファがful1
状態にある時のリトライ発生サイクルを最低限にとどめ
ることにより、バスを効率的に使用するDMAリクエス
ト制御装置を提供することにある。
【0013】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明は、
ダイレクトメモリアクセスリクエスト制御装置におい
て、コンピュータおよび記憶装置の接続されたシステム
バスと、複数のI/Oエージェントが接続されたI/O
バスと、前記システムバスと前記I/Oバスとの間に介
挿され、I/Oエージェントからコンピュータおよび記
憶装置に対するダイレクトメモリアクセスリクエストと
コンピュータからI/Oエージェントに対するアクセス
とを制御するI/O制御部と、このI/O制御部内に設
けられ、複数の前記ダイレクトメモリアクセスリクエス
トのエントリが可能なダイレクトメモリアクセスバッフ
ァとを具備し、前記ダイレクトメモリアクセスバッファ
の有するエントリ数がI/Oエージェントからのダイレ
クトメモリアクセスリクエストにより満たされた場合、
前記I/O制御部は、ダイレクトメモリアクセスバッフ
ァに空きが無いことを示すステータス信号を出力するこ
とを特徴とする。
ダイレクトメモリアクセスリクエスト制御装置におい
て、コンピュータおよび記憶装置の接続されたシステム
バスと、複数のI/Oエージェントが接続されたI/O
バスと、前記システムバスと前記I/Oバスとの間に介
挿され、I/Oエージェントからコンピュータおよび記
憶装置に対するダイレクトメモリアクセスリクエストと
コンピュータからI/Oエージェントに対するアクセス
とを制御するI/O制御部と、このI/O制御部内に設
けられ、複数の前記ダイレクトメモリアクセスリクエス
トのエントリが可能なダイレクトメモリアクセスバッフ
ァとを具備し、前記ダイレクトメモリアクセスバッファ
の有するエントリ数がI/Oエージェントからのダイレ
クトメモリアクセスリクエストにより満たされた場合、
前記I/O制御部は、ダイレクトメモリアクセスバッフ
ァに空きが無いことを示すステータス信号を出力するこ
とを特徴とする。
【0014】請求項2記載の発明は、請求項1記載のダ
イレクトメモリアクセスリクエスト制御装置において、
前記I/Oエージェントが自身の出力するダイレクトメ
モリアクセスリクエストを制御するリクエスト抑止回路
を具備し、このリクエスト抑止回路は、前記I/O制御
部から出力される前記ステータス信号を監視し、前記ダ
イレクトメモリアクセスバッファのエントリ数に空きが
あることを検知した場合、前記I/Oエージェントから
前記コンピュータおよび前記記憶装置に対するダイレク
トメモリアクセスリクエストを許可することを特徴とす
る。
イレクトメモリアクセスリクエスト制御装置において、
前記I/Oエージェントが自身の出力するダイレクトメ
モリアクセスリクエストを制御するリクエスト抑止回路
を具備し、このリクエスト抑止回路は、前記I/O制御
部から出力される前記ステータス信号を監視し、前記ダ
イレクトメモリアクセスバッファのエントリ数に空きが
あることを検知した場合、前記I/Oエージェントから
前記コンピュータおよび前記記憶装置に対するダイレク
トメモリアクセスリクエストを許可することを特徴とす
る。
【0015】請求項3記載の発明は、請求項1記載のダ
イレクトメモリアクセスリクエスト制御装置において、
前記I/OバスとI/Oエージェントとの介挿され、I
/Oエージェントが行うダイレクトメモリアクセスリク
エストの出力処理を制御するリクエスト抑止回路を具備
し、このリクエスト抑止回路は、前記I/O制御部から
出力される前記ステータス信号を監視し、前記ダイレク
トメモリアクセスバッファのエントリ数に空きがあるこ
とを検知した場合、前記I/Oエージェントから前記コ
ンピュータおよび前記記憶装置に対するダイレクトメモ
リアクセスリクエストを許可することを特徴とする。
イレクトメモリアクセスリクエスト制御装置において、
前記I/OバスとI/Oエージェントとの介挿され、I
/Oエージェントが行うダイレクトメモリアクセスリク
エストの出力処理を制御するリクエスト抑止回路を具備
し、このリクエスト抑止回路は、前記I/O制御部から
出力される前記ステータス信号を監視し、前記ダイレク
トメモリアクセスバッファのエントリ数に空きがあるこ
とを検知した場合、前記I/Oエージェントから前記コ
ンピュータおよび前記記憶装置に対するダイレクトメモ
リアクセスリクエストを許可することを特徴とする。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施形態について説明する。図1は本発明の一実施形態に
よるDMAリクエスト制御装置の構成を示すブロック図
である。この図において、システムバス101には、コ
ンピュータであるCPU102と記憶装置であるMEM
103とI/O制御部104とが接続され、I/O制御
部104配下には、I/Oバス105を介しOてI/O
エージェント106、I/Oエージェント107、I/
Oエージェント108が接続されている。
施形態について説明する。図1は本発明の一実施形態に
よるDMAリクエスト制御装置の構成を示すブロック図
である。この図において、システムバス101には、コ
ンピュータであるCPU102と記憶装置であるMEM
103とI/O制御部104とが接続され、I/O制御
部104配下には、I/Oバス105を介しOてI/O
エージェント106、I/Oエージェント107、I/
Oエージェント108が接続されている。
【0017】I/O制御部104は、4段のバッファ領
域で構成されたDMAバッファ109を有する。また、
I/O制御部104は、DMAバッファ109が4段埋
められたfull状態の場合、I/Oエージェント10
6、I/Oエージェント107、I/Oエージェント1
08からのDMAリクエストを受け付けることの出来な
い状態にあることを示す信号dを出力する。
域で構成されたDMAバッファ109を有する。また、
I/O制御部104は、DMAバッファ109が4段埋
められたfull状態の場合、I/Oエージェント10
6、I/Oエージェント107、I/Oエージェント1
08からのDMAリクエストを受け付けることの出来な
い状態にあることを示す信号dを出力する。
【0018】I/Oエージェント106とI/Oエージ
ェント107は、それぞれ信号dを監視し、信号dのア
サート状態時においてI/Oバス105の使用権を要求
するDMAリクエスト信号r10、r20のアサートを
抑止するリクエスト抑止回路110、111を有する。
ェント107は、それぞれ信号dを監視し、信号dのア
サート状態時においてI/Oバス105の使用権を要求
するDMAリクエスト信号r10、r20のアサートを
抑止するリクエスト抑止回路110、111を有する。
【0019】一方、DMAリクエストを抑止するための
回路を持たないI/Oエージェント108にI/Oエー
ジェント106、I/Oエージェント107と同一機能
を持たせるため、I/Oエージェント108には、リク
エスト抑止回路112が接続されている。リクエスト抑
止回路112は、I/Oエージェント108とI/Oバ
ス105の問に設けられ、信号dを監視し信号dのアサ
ート状態時にI/Oバス105の使用権を要求するI/
Oエージェント107のDMAリクエスト信号r30の
アサートを抑止した信号r31を出力する。
回路を持たないI/Oエージェント108にI/Oエー
ジェント106、I/Oエージェント107と同一機能
を持たせるため、I/Oエージェント108には、リク
エスト抑止回路112が接続されている。リクエスト抑
止回路112は、I/Oエージェント108とI/Oバ
ス105の問に設けられ、信号dを監視し信号dのアサ
ート状態時にI/Oバス105の使用権を要求するI/
Oエージェント107のDMAリクエスト信号r30の
アサートを抑止した信号r31を出力する。
【0020】次に、一実施形態の動作を図1および図2
を参照して説明する。図2は、一実施形態の動作例を示
したタイミングチャートである。ここで、I/Oエージ
ェント106のDMAリクエスト信号r10に対するD
MA許可信号をa10、I/Oエージェント107のD
MAリクエスト信号r20に対するDMA許可信号をa
20とする。
を参照して説明する。図2は、一実施形態の動作例を示
したタイミングチャートである。ここで、I/Oエージ
ェント106のDMAリクエスト信号r10に対するD
MA許可信号をa10、I/Oエージェント107のD
MAリクエスト信号r20に対するDMA許可信号をa
20とする。
【0021】また、I/Oエージェント108のDMA
リクエスト信号r30をリクエスト抑止回路112によ
ってリクエスト抑止制御を施したDMAリクエスト信号
r31に対するDMA許可信号をa30とする。
リクエスト信号r30をリクエスト抑止回路112によ
ってリクエスト抑止制御を施したDMAリクエスト信号
r31に対するDMA許可信号をa30とする。
【0022】さらに、3つのI/Oエージェント間のI
/Oバス上において、I/O制御部104がDMAリク
エストの受け付る優先順位は、優先度の高い順にI/O
エージェント106、I/Oエージェント107、I/
Oエージェント108の順である。
/Oバス上において、I/O制御部104がDMAリク
エストの受け付る優先順位は、優先度の高い順にI/O
エージェント106、I/Oエージェント107、I/
Oエージェント108の順である。
【0023】で示す時刻間において、I/Oエージェ
ント107は、DMAリクエスト信号r20を発行す
る。しかしながら、I/Oエージェント108の発行し
たDMAトランザクションにより、I/O制御部の持つ
DMAバッファは、fullとなっている。
ント107は、DMAリクエスト信号r20を発行す
る。しかしながら、I/Oエージェント108の発行し
たDMAトランザクションにより、I/O制御部の持つ
DMAバッファは、fullとなっている。
【0024】そのため、I/O制御部104は、I/O
エージェント106、I/Oエージェント107および
I/Oエージェント108へリクエスト抑止信号dを出
力する。これにより、I/Oエージェント107は、こ
のリクエスト抑止信号dをアサートし、r20を一旦ネ
ゲートする。
エージェント106、I/Oエージェント107および
I/Oエージェント108へリクエスト抑止信号dを出
力する。これにより、I/Oエージェント107は、こ
のリクエスト抑止信号dをアサートし、r20を一旦ネ
ゲートする。
【0025】次に、で示す時刻間において、I/O制
御部104は、DMAバッファ109が解放されたこと
により、リクエスト抑止信号dをネゲートする。これに
より、I/Oエージェント107は、再度DMAリクエ
スト信号r20を出力する。しかしながら、I/Oエー
ジェント107より優先順位の高いI/Oエージェント
106が送出したDMAリクエスト信号r10との競合
において、I/Oバスのオーナー権は、I/Oエージェ
ント106に獲得される。
御部104は、DMAバッファ109が解放されたこと
により、リクエスト抑止信号dをネゲートする。これに
より、I/Oエージェント107は、再度DMAリクエ
スト信号r20を出力する。しかしながら、I/Oエー
ジェント107より優先順位の高いI/Oエージェント
106が送出したDMAリクエスト信号r10との競合
において、I/Oバスのオーナー権は、I/Oエージェ
ント106に獲得される。
【0026】その結果、DMAバッファ109は、再度
full状態になる。そして、I/O制御部104は、
I/Oエージェント106、I/Oエージェント10
7、I/Oエージェント108へリクエスト抑止信号d
を出力する。I/Oエージェント107は、リクエスト
抑止信号dをアサートし、DMAリクエスト信号r20
を一旦ネゲートする。
full状態になる。そして、I/O制御部104は、
I/Oエージェント106、I/Oエージェント10
7、I/Oエージェント108へリクエスト抑止信号d
を出力する。I/Oエージェント107は、リクエスト
抑止信号dをアサートし、DMAリクエスト信号r20
を一旦ネゲートする。
【0027】次に、で示す時刻間において、I/Oエ
ージェント107は、リクエスト抑止信号dのネゲート
を待って再度DMAリクエストを発行する。この結果、
I/Oエージェント107は、I/Oエージェント10
8とDMAリクエストが競合する。しかしながら、I/
Oエージェント107は、I/Oエージェント108よ
りも優先順位が高い。
ージェント107は、リクエスト抑止信号dのネゲート
を待って再度DMAリクエストを発行する。この結果、
I/Oエージェント107は、I/Oエージェント10
8とDMAリクエストが競合する。しかしながら、I/
Oエージェント107は、I/Oエージェント108よ
りも優先順位が高い。
【0028】これにより、DMA許可信号a20がアサ
ートされ、I/Oエージェント7は、I/Oバス105
のオーナ権獲得に成功する。同時に、DMAバッファ1
09が再度fullになるため、I/Oエージェント1
08のDMAリクエスト信号r30は、I/Oエージェ
ント108の外部に設けられたリクエスト抑止回路11
2によって抑止される。
ートされ、I/Oエージェント7は、I/Oバス105
のオーナ権獲得に成功する。同時に、DMAバッファ1
09が再度fullになるため、I/Oエージェント1
08のDMAリクエスト信号r30は、I/Oエージェ
ント108の外部に設けられたリクエスト抑止回路11
2によって抑止される。
【0029】その結果、DMAリクエスト信号r30
は、I/Oバス105に対してDMAリクエスト信号r
31としてネゲートされて送出される。
は、I/Oバス105に対してDMAリクエスト信号r
31としてネゲートされて送出される。
【0030】以上述べてきたように、一実施形態におい
て、DMAバッファがfull状態にあるとき、I/O
エージェントは、I/Oバス上へのDMAリクエストを
抑止する。このため、I/Oバス上に発生するDMAの
調停フェーズを最小限に留めることが可能となり、一実
施形態によるDMAリクエスト制御回路は、I/Oバス
上のトラフィックの低減を実現することが可能である。
て、DMAバッファがfull状態にあるとき、I/O
エージェントは、I/Oバス上へのDMAリクエストを
抑止する。このため、I/Oバス上に発生するDMAの
調停フェーズを最小限に留めることが可能となり、一実
施形態によるDMAリクエスト制御回路は、I/Oバス
上のトラフィックの低減を実現することが可能である。
【0031】このように、I/O制御部の有するDMA
バッファがfull状態であることを示すリクエスト抑
止信号を提供することにより、I/Oエージェントは、
I/O制御部のDMAバッファの状態を検知することが
出来る。また、I/Oエージェントに上記リクエスト抑
止信号を検知し、DMAリクエストの発行を抑止するり
クエスト抑止回路を持たせることにより、I/Oエージ
ェントは、上記DMAバッファがfull状態時のDM
Aリクエストの発行を抑止することが可能となる。
バッファがfull状態であることを示すリクエスト抑
止信号を提供することにより、I/Oエージェントは、
I/O制御部のDMAバッファの状態を検知することが
出来る。また、I/Oエージェントに上記リクエスト抑
止信号を検知し、DMAリクエストの発行を抑止するり
クエスト抑止回路を持たせることにより、I/Oエージ
ェントは、上記DMAバッファがfull状態時のDM
Aリクエストの発行を抑止することが可能となる。
【0032】さらに、外部にリクエスト抑止回路を提供
することにより、リクエスト抑止回路を持たないI/O
エージェントについても、外部のリクエスト抑止回路
は、上記DMAバッファがfull状態時に、I/O制
御部へのDMAリクエストの発行を抑止することが可能
となる。
することにより、リクエスト抑止回路を持たないI/O
エージェントについても、外部のリクエスト抑止回路
は、上記DMAバッファがfull状態時に、I/O制
御部へのDMAリクエストの発行を抑止することが可能
となる。
【0033】
【発明の効果】本発明によれば、I/O制御部がDMA
を受け付けられないことをI/Oエージェントが検知
し、DMAリクエストを抑止することにより、I/Oバ
ス上のリトライサイクルの発生を最小限に抑え、従来リ
トライサイクルの頻発によりI/Oバスの使用が困難で
あったDMAリクエストサイクルの隙間に、I/Oエー
ジェント間の転送サイクルやCPUからI/Oエージェ
ントヘの転送サイクルが入り込むことが容易になるた
め、I/OエージェントからのDMA要求を受け付け、
I/Oエージェントとメモリとの間のインタフェース制
御を行うI/O制御部のDMAバッファがfull状態
の場合、I/O制御部がI/OエージェントからのDM
Aリクエストを受け付けることが出来ないことをI/O
エージェントに対して通知する手段を有し、かつ当該通
知手段によりI/Oエージェントが自らDMAリクエス
トを抑止する手段を有することにより、I/Oバスをよ
り効率的に使用できる効果がある。
を受け付けられないことをI/Oエージェントが検知
し、DMAリクエストを抑止することにより、I/Oバ
ス上のリトライサイクルの発生を最小限に抑え、従来リ
トライサイクルの頻発によりI/Oバスの使用が困難で
あったDMAリクエストサイクルの隙間に、I/Oエー
ジェント間の転送サイクルやCPUからI/Oエージェ
ントヘの転送サイクルが入り込むことが容易になるた
め、I/OエージェントからのDMA要求を受け付け、
I/Oエージェントとメモリとの間のインタフェース制
御を行うI/O制御部のDMAバッファがfull状態
の場合、I/O制御部がI/OエージェントからのDM
Aリクエストを受け付けることが出来ないことをI/O
エージェントに対して通知する手段を有し、かつ当該通
知手段によりI/Oエージェントが自らDMAリクエス
トを抑止する手段を有することにより、I/Oバスをよ
り効率的に使用できる効果がある。
【0034】また、本発明によれば、I/O制御部がD
MAを受け付けられないことを外部回路のDMAリクエ
スト抑止回路が検知し、I/Oエージェントの外部でD
MAリクエストを抑止することにより、DMAリクエス
ト抑止回路を持たないI/OエージェントがI/Oバス
に接続される場合でも、I/Oバス上のリトライサイク
ルの発生を最小限に抑え、従来リトライサイクルの頻発
によりI/Oバスの使用が困難であったDMAリクエス
トサイクルの隙間に、I/Oエージェント間の転送サイ
クルやCPUからI/Oエージェントヘの転送サイクル
が入り込むことが容易になるため、I/Oエージェント
からのDMA要求を受け付け、I/Oエージェントとメ
モリ間のインタフェース制御を行うI/O制御部のDM
Aバッファがfull状態にあり、I/O制御部がI/
OエージェントからのDMAリクエストを受け付けるこ
とが出来ないことをI/Oエージェントに対して通知す
る手段を有し、同時に当該通知手段により自らDMAリ
クエストを抑止する手段を持たないI/Oエージェント
が、外部回路としてDMAリクエスト抑止回路を用意す
ることにより、バスをより効率的に使用できるという効
果がある。
MAを受け付けられないことを外部回路のDMAリクエ
スト抑止回路が検知し、I/Oエージェントの外部でD
MAリクエストを抑止することにより、DMAリクエス
ト抑止回路を持たないI/OエージェントがI/Oバス
に接続される場合でも、I/Oバス上のリトライサイク
ルの発生を最小限に抑え、従来リトライサイクルの頻発
によりI/Oバスの使用が困難であったDMAリクエス
トサイクルの隙間に、I/Oエージェント間の転送サイ
クルやCPUからI/Oエージェントヘの転送サイクル
が入り込むことが容易になるため、I/Oエージェント
からのDMA要求を受け付け、I/Oエージェントとメ
モリ間のインタフェース制御を行うI/O制御部のDM
Aバッファがfull状態にあり、I/O制御部がI/
OエージェントからのDMAリクエストを受け付けるこ
とが出来ないことをI/Oエージェントに対して通知す
る手段を有し、同時に当該通知手段により自らDMAリ
クエストを抑止する手段を持たないI/Oエージェント
が、外部回路としてDMAリクエスト抑止回路を用意す
ることにより、バスをより効率的に使用できるという効
果がある。
【図1】 本発明の一実施形態による無線電話機の構成
を示すブロック図である。
を示すブロック図である。
【図2】 本発明の一実施形態による無線電話機の動作
を示すフローチャートである。
を示すフローチャートである。
【図3】 本発明の一実施形態による無線電話機の外観
の正面図である。
の正面図である。
101 システムバス 102 CPU(中央演算処理装置) 103 MEM(主記憶部) 104 I/O制御部 105 I/Oバス 106、107、108 I/Oエージェント 109 DMAバッファ 110、111 リクエスト抑止回路 112 リクエスト抑止回路
Claims (3)
- 【請求項1】 コンピュータおよび記憶装置の接続され
たシステムバスと、 複数のI/Oエージェントが接続されたI/Oバスと、 前記システムバスと前記I/Oバスとの間に介挿され、
I/Oエージェントからコンピュータおよび記憶装置に
対するダイレクトメモリアクセスリクエストとコンピュ
ータからI/Oエージェントに対するアクセスとを制御
するI/O制御部と、 このI/O制御部内に設けられ、複数の前記ダイレクト
メモリアクセスリクエストのエントリが可能なダイレク
トメモリアクセスバッファと、 を具備し、 前記ダイレクトメモリアクセスバッファの有するエント
リ数がI/Oエージェントからのダイレクトメモリアク
セスリクエストにより満たされた場合、前記I/O制御
部は、ダイレクトメモリアクセスバッファに空きが無い
ことを示すステータス信号を出力することを特徴とする
ダイレクトメモリアクセスリクエスト制御装置。 - 【請求項2】 前記I/Oエージェントが自身の出力す
るダイレクトメモリアクセスリクエストを制御するリク
エスト抑止回路を具備し、このリクエスト抑止回路は、
前記I/O制御部から出力される前記ステータス信号を
監視し、前記ダイレクトメモリアクセスバッファのエン
トリ数に空きがあることを検知した場合、前記I/Oエ
ージェントから前記コンピュータおよび前記記憶装置に
対するダイレクトメモリアクセスリクエストを許可する
ことを特徴とする請求項1記載のダイレクトメモリアク
セスリクエスト制御装置。 - 【請求項3】 前記I/OバスとI/Oエージェントと
の介挿され、I/Oエージェントが行うダイレクトメモ
リアクセスリクエストの出力処理を制御するリクエスト
抑止回路を具備し、このリクエスト抑止回路は、前記I
/O制御部から出力される前記ステータス信号を監視
し、前記ダイレクトメモリアクセスバッファのエントリ
数に空きがあることを検知した場合、前記I/Oエージ
ェントから前記コンピュータおよび前記記憶装置に対す
るダイレクトメモリアクセスリクエストを許可すること
を特徴とする請求項1記載のダイレクトメモリアクセス
リクエスト制御装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15556597A JPH113310A (ja) | 1997-06-12 | 1997-06-12 | ダイレクトメモリアクセスリクエスト制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15556597A JPH113310A (ja) | 1997-06-12 | 1997-06-12 | ダイレクトメモリアクセスリクエスト制御装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH113310A true JPH113310A (ja) | 1999-01-06 |
Family
ID=15608836
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP15556597A Pending JPH113310A (ja) | 1997-06-12 | 1997-06-12 | ダイレクトメモリアクセスリクエスト制御装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH113310A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP1059589A1 (en) * | 1999-06-09 | 2000-12-13 | Texas Instruments Incorporated | Multi-channel DMA with scheduled ports |
-
1997
- 1997-06-12 JP JP15556597A patent/JPH113310A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP1059589A1 (en) * | 1999-06-09 | 2000-12-13 | Texas Instruments Incorporated | Multi-channel DMA with scheduled ports |
US6738881B1 (en) | 1999-06-09 | 2004-05-18 | Texas Instruments Incorporated | Multi-channel DMA with scheduled ports |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20000411 |