JPH10312359A - デッドロック回避機構 - Google Patents

デッドロック回避機構

Info

Publication number
JPH10312359A
JPH10312359A JP13602097A JP13602097A JPH10312359A JP H10312359 A JPH10312359 A JP H10312359A JP 13602097 A JP13602097 A JP 13602097A JP 13602097 A JP13602097 A JP 13602097A JP H10312359 A JPH10312359 A JP H10312359A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
bus
transfer
data
execution
data transfer
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP13602097A
Other languages
English (en)
Inventor
Katsuji Yoshida
勝治 吉田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NEC Corp
Original Assignee
NEC Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by NEC Corp filed Critical NEC Corp
Priority to JP13602097A priority Critical patent/JPH10312359A/ja
Publication of JPH10312359A publication Critical patent/JPH10312359A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Bus Control (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】バス使用時のデッドロック状態を回避するデー
タ転送装置の提供。 【解決手段】受信装置内にデッドロックの発生を検出す
る回路と、デッドロック状態が発生した場合に、送信制
御装置に対して、リード系データ転送のためのバス使用
権を要求する要求信号を抑止する回路を設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、データ転送装置に
関し、特に、バスで接続された装置間のデータ転送にお
けるバス使用要求信号の制御方式に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、バスに接続された装置間のデータ
転送は、送信装置が調停回路に対してバス使用権を要求
し、調停回路から許可を得た装置がバスを使用しデータ
の送信を行っている。この時、受信装置において、その
データバッファに受信に必要な空き容量が無く、データ
の受信が不可能な状態にある場合には、該転送の再実行
を要求することにより、送信装置は、一旦バスを解放
し、規定時間後に、再度バスの使用権を要求し直し、バ
スの使用権を再取得してから、転送の再実行を試みる。
【0003】これにより、この間(送信装置がバスを解
放してから転送の再実行までの間)に、他の装置がバス
を使用できるようにしている。なお、この種のデータ転
送装置の従来技術として例えば特開平3−233745
号公報の記載が参照される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記した従来のデータ
転送装置では、一旦バスを解放した送信装置が再度バス
の使用権を獲得するまでの間に、受信可能状態になった
受信装置がリード系の転送命令を実行して受信バッファ
を使用してしまうと、再び受信装置が受信不可能な状態
になり、このため、送信装置の再実行に対して継続して
再実行を要求することになり、送信装置のデータ転送が
実行できなくなるというデッドロック状態が発生してし
まう。
【0005】したがって、本発明は、上記問題点に鑑み
てなされたものであって、その目的は、バス使用時のデ
ッドロック状態を回避する機構を備えたデータ転送装置
を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は、バスに接続された装置間でバスの使用権
を調停回路に要求しバス使用権を獲得した装置がバスを
使用してデータの送信を行い、データを受信する受信装
置が受信不可能な場合には送信装置に対し該転送の再実
行を要求することにより、前記送信装置が一旦バスを解
放し予め定められた規定時間経過後に再度バスの使用権
を前記調停回路に要求するデータ転送装置において、前
記受信装置に再実行の検出回路を設け、再実行が完了す
るまで、前記受信装置は、継続して受信不可能な状態を
発生させる転送に関して、バス使用要求を抑止すること
により、デッドロック状態の発生を回避するようにした
ものである。
【0007】また、本発明は、好ましくは、受信装置内
に、命令の再実行回数を計数するカウンタと、送信装置
に対しての再実行要求回数が規定回数以上になったこと
を検出する再実行検出回路と、送信制御装置に対しての
再実行要求回数が規定回数以上になった場合にバスの使
用権要求回路に対して、リード系データ転送のためのバ
ス使用権を要求する要求信号を抑止する回路と、を設け
ている。
【0008】[発明の概要]本発明の原理・作用につい
て説明すると、本発明においては、受信装置の再実行検
出回路回数を計数するカウンタは、送信装置の送信制御
装置に対して連続して再実行を要求した回数を記録す
る。この値を、規定値と比較して、規定値以上になった
場合に、デッドロックが発生していると判断し、バスの
使用権要求部に対して、リード系データ転送のためのバ
ス使用権要求信号を抑止するように指示する。
【0009】これにより、受信装置は、再実行要求によ
り、送信装置が保留中のデータ転送が完了するまで、リ
ード系の転送命令のために、バス使用権を要求すること
を中止する。これにより、送信装置が保留しているデー
タ転送は、受信バッファに空き容量が発生し、受信装置
が受信可能状態になった時に確実に実行可能になり、デ
ッドロック状態から脱出することができる。
【0010】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態について図面
を参照して以下に詳細に説明する。
【0011】図1は、本発明の一実施例の構成を示す図
である。図1を参照すると、本実施例は、データ転送バ
ス1にホストモジュール2と、ゲストモジュール3と、
が接続されている。ホストモジュール2は、送信データ
バッファ21と、送信制御装置22と、調停回路24
と、を備えている。送信データバッファ21の中には、
転送命令が格納される。送信制御装置22と調停回路2
4とはデータ転送バス使用要求/許可信号線23で接続
されている。
【0012】ゲストモジュール3は、送信用データバッ
ファ31と、受信用データバッファ32と、受信制御装
置33と、送信制御装置34と、再実行要求回路35
と、を備えている。送信用データバッファ31内には、
転送命令等が格納される。送信制御装置34と調停回路
24とはデータ転送バス使用要求/許可信号線36で接
続されている。
【0013】次に本発明の実施の形態の装置の動作につ
いて、図1を参照して詳細に説明する。
【0014】図1において、ホストモジュール2の送信
データバッファ21内に転送命令210が格納される
と、送信制御装置22は、データ転送バス使用要求・許
可信号線23を介して、調停回路24に対して、バスの
使用権を要求する。
【0015】調停回路24からバスの使用許可を得た送
信制御装置22は、データ転送バス1を使用して、送信
データバッファ21内のデータを、ゲストモジュール3
に対して送信する。
【0016】ゲストモジュール3内の受信制御装置33
は、受信用データバッファ32の空き容量から判断し
て、上記の転送データを格納できない場合には、ホスト
モジュール2に対して、該転送の再実行を要求するよう
に、再実行要求回路35に指示を出す。
【0017】この指示を受けて、再実行要求回路35
は、ホストモジュール2内の送信制御装置22に対し
て、再実行要求信号線37を介して、該転送の再実行を
要求する。
【0018】再実行要求を受けた送信制御装置22は、
データ転送バスの使用を終了し、調停回路24に終了を
知らせる。
【0019】これにより調停回路24は他の送信制御装
置にバスの使用権を与えることができるようになる。
【0020】ゲストモジュール3の送信用データバッフ
ァ31に転送命令310が格納されると、送信制御装置
34は、データ転送バス使用要求/許可信号線36を介
して、調停回路24に対して、バスの使用権を要求す
る。
【0021】調停回路24からバスの使用許可を得た送
信制御装置34は、データ転送バス1を使用して送信デ
ータバッファ31内のデータをホストモジュール2に対
して送信し、転送命令310がリード系命令の場合は、
返却されるデータを、受信用データバッファ32に格納
する。
【0022】
【実施例】本発明の実施の形態についてさらに具体的に
説明すべく、本発明の実施例を詳細に説明する。
【0023】図2は、本発明の一実施例の構成を示す図
である。図2を参照して、ゲストモジュール3の再実行
カウンタ38は、再実行要求回路35が送信制御装置2
2に対して連続して再実行を要求した回数を保持してい
る。
【0024】再実行検出回路40は、再実行カウンタ3
8の保持している値と、再実行規定値39とを比較し
て、カウンタ38の保持している値が再実行規定値39
よりも大きくなった場合に、送信制御装置34に対し
て、ホストが同一の転送命令210を実行できない状
態、すなわちデッドロックが発生していることを通知す
る。
【0025】再実行検出回路40からの通知を検出した
送信制御装置34は、送信用データバッファ内の転送命
令に関して受信用データバッファ32を使用する種類の
命令を実行するためのデータ転送バス使用要求を発行し
ないように動作する。
【0026】送信制御装置34は、再実行検出回路40
からの通知を検出すると、受信用データバッファ32を
使用する転送命令、例えばリード命令を実行するための
データ転送バス使用要求を出さなくなる。従って、それ
以降に受信用データバッファ32にデータを格納する転
送命令が実行されることが無くなるので、以降受信用デ
ータバッファ32に空き容量が発生すると、ホストモジ
ュール2のリトライ中の転送命令210が確実に実行さ
れる。以上によりデッドロック状態が回避される。
【0027】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
送信装置が保留しているデータ転送は、受信バッファに
空き容量が発生し、受信装置が受信可能状態になった時
に確実に実行可能になり、デッドロック状態から脱出す
ることができる、という効果を奏する。
【0028】その理由は、本発明においては、受信装置
の再実行検出回路の回数を計数し、この値が規定値以上
になった場合に、デッドロックが発生していると判断
し、バスの使用権要求部に対して、リード系データ転送
のためのバス使用権要求信号を抑止するように指示する
ことにより、受信装置は、再実行要求により、送信装置
が保留中のデータ転送が完了するまで、リード系の転送
命令のために、バス使用権を要求することを中止するよ
うに構成したためである。
【図面の簡単な説明】
【図1】装置の構成と動作を示す図である。
【図2】本発明の実施の形態を示す図である。
【符号の説明】
1 データ転送バス 2 ホストモジュール 3 ゲストモジュール

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】バスに接続された装置間でバスの使用権を
    調停回路に要求しバス使用権を獲得した装置がバスを使
    用してデータの送信を行い、データを受信する受信装置
    が受信不可能な場合には送信装置に対し該転送の再実行
    を要求することにより、前記送信装置が一旦バスを解放
    し予め定められた規定時間経過後に再度バスの使用権を
    前記調停回路に要求するデータ転送装置において、 前記受信装置に、転送の再実行の検出回路を設け、再実
    行が完了するまで、前記受信装置は、継続して受信不可
    能な状態を発生させる転送に関して、バス使用要求を抑
    止することにより、デッドロック状態の発生を回避する
    ようにしたことを特徴とするデータ転送装置。
  2. 【請求項2】バスに接続された装置間でバスの使用権を
    調停回路に要求しバス使用権を獲得した装置がバスを使
    用してデータの送信を行い、データを受信する受信装置
    が受信不可能な場合には送信装置に対し該転送の再実行
    を要求することにより、前記送信装置が一旦バスを解放
    し予め定められた規定時間経過後に再度バスの使用権を
    前記調停回路に要求するデータ転送装置において、 前記受信装置が、前記送信装置に対して連続して再実行
    を要求した回数を記録する計数手段と、 前記計数手段の計数値を、予め定めた規定値と比較し、
    規定値以上になった場合に、デッドロックが発生してい
    ると判断し、リード系データ転送のためのバス使用権要
    求信号を抑止する手段と、 を備え、 前記受信装置は、再実行要求により、送信装置が保留中
    のデータ転送が完了するまで、リード系の転送命令のた
    めに、バス使用権を要求することを中止する、 ことを特徴するデータ転送装置。
JP13602097A 1997-05-09 1997-05-09 デッドロック回避機構 Pending JPH10312359A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP13602097A JPH10312359A (ja) 1997-05-09 1997-05-09 デッドロック回避機構

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP13602097A JPH10312359A (ja) 1997-05-09 1997-05-09 デッドロック回避機構

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH10312359A true JPH10312359A (ja) 1998-11-24

Family

ID=15165318

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP13602097A Pending JPH10312359A (ja) 1997-05-09 1997-05-09 デッドロック回避機構

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH10312359A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010191492A (ja) * 2009-02-16 2010-09-02 Ricoh Co Ltd データ転送制御装置、データ転送制御方法、データ転送制御プログラム及び記録媒体

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010191492A (ja) * 2009-02-16 2010-09-02 Ricoh Co Ltd データ転送制御装置、データ転送制御方法、データ転送制御プログラム及び記録媒体

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5467295A (en) Bus arbitration with master unit controlling bus and locking a slave unit that can relinquish bus for other masters while maintaining lock on slave unit
KR930000634B1 (ko) 멀티프로세서 컴퓨터 시스템의 프로세서로 시스템 자원에 대한 적절한 액세스를 보장하기 위한 방법 및 장치
EP0676696B1 (en) Parallel port circuits in computer systems
KR930000992B1 (ko) 멀티 프로세서 컴퓨터 시스템상의 인터록 판독 트랜잭션을 개시하기 위한 방법 및 장치
US5724609A (en) Apparatus for transfer-controlling data by direct memory access
US7065596B2 (en) Method and apparatus to resolve instruction starvation
US4729090A (en) DMA system employing plural bus request and grant signals for improving bus data transfer speed
US6629178B1 (en) System and method for controlling bus access for bus agents having varying priorities
EP2904765A1 (en) Method and apparatus using high-efficiency atomic operations
JP2002245022A (ja) マルチプロセッサシステムとその共有メモリ制御方法、及び共有メモリ制御プログラム
US5454082A (en) System for preventing an unselected controller from transferring data via a first bus while concurrently permitting it to transfer data via a second bus
JPH10312359A (ja) デッドロック回避機構
US4539656A (en) Memory access selection circuit
JPH11272637A (ja) マルチプロセッサ・システムおよび方法
JP2972491B2 (ja) バス制御機構及び計算機システム
US6260100B1 (en) System and method for arbitrating interrupts on a daisy-chained architected bus
JP2002049580A (ja) バス管理装置、バス使用要求送信装置、バス管理方法、及びバス使用要求送信方法
JP2800764B2 (ja) データ転送制御方式
JP2837893B2 (ja) マイクロコンピュータ装置
JP2837698B2 (ja) ダイレクト・メモリ・アクセス制御装置
JP2679440B2 (ja) 情報処理装置
US6032210A (en) Method for maintaining bus ownership while bus mastering
JPH0863427A (ja) データ処理装置
JP3421492B2 (ja) バスのスタック監視方式
JP2504515B2 (ja) テスト・チャネル命令の実行制御方式

Legal Events

Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20010321