JPH11328513A - 缶の投入機 - Google Patents
缶の投入機Info
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- JPH11328513A JPH11328513A JP14040998A JP14040998A JPH11328513A JP H11328513 A JPH11328513 A JP H11328513A JP 14040998 A JP14040998 A JP 14040998A JP 14040998 A JP14040998 A JP 14040998A JP H11328513 A JPH11328513 A JP H11328513A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- bottom plate
- flapper
- cans
- opening
- packing box
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 ジュース等の缶をその梱包用ダンボール箱か
ら自動販売機の投入口に容易、かつ、迅速に移送しうる
缶投入機を提供する。 【解決手段】 底板２とこれから缶の高さより若干大き
い間隔を隔てて互いに平行に立ち上がる一対の側壁３、
４とからなる本体１と、底板２の上方に配設されて前下
方に傾斜するフラッパー８と、多列・多段に積重された
多数の缶が収容された梱包箱Ｄを本体１の後部に係止す
る係止部６とを備え、梱包箱Ｄを本体１に係止したと
き、底板２が梱包箱Ｄの底壁Daとほぼ面一に連続し、一
対の側壁３、４が缶列の前端に位置する梱包箱Ｄの前壁
に形成された開口Ｅの両側に位置し、フラッパー８が開
口Ｅの前方に間隔を隔てて対向してその下面が開口Ｅか
ら流出した底板２上の缶イとその上の缶ロの中心を結ぶ
線ハより上流側の接触点ニで上の缶ロの外周面と接触す
るようにした。
ら自動販売機の投入口に容易、かつ、迅速に移送しうる
缶投入機を提供する。 【解決手段】 底板２とこれから缶の高さより若干大き
い間隔を隔てて互いに平行に立ち上がる一対の側壁３、
４とからなる本体１と、底板２の上方に配設されて前下
方に傾斜するフラッパー８と、多列・多段に積重された
多数の缶が収容された梱包箱Ｄを本体１の後部に係止す
る係止部６とを備え、梱包箱Ｄを本体１に係止したと
き、底板２が梱包箱Ｄの底壁Daとほぼ面一に連続し、一
対の側壁３、４が缶列の前端に位置する梱包箱Ｄの前壁
に形成された開口Ｅの両側に位置し、フラッパー８が開
口Ｅの前方に間隔を隔てて対向してその下面が開口Ｅか
ら流出した底板２上の缶イとその上の缶ロの中心を結ぶ
線ハより上流側の接触点ニで上の缶ロの外周面と接触す
るようにした。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明はコーヒー、ジュー
ス、ビール等の飲料が充填された缶をその梱包用ダンボ
ール箱から自動販売機の所定の投入口に投入する際に用
いるのに好適な缶の投入機に関する。
ス、ビール等の飲料が充填された缶をその梱包用ダンボ
ール箱から自動販売機の所定の投入口に投入する際に用
いるのに好適な缶の投入機に関する。
【０００２】
【従来の技術及びその課題】従来、この種缶を自動販売
機に補充する場合には、梱包用ダンボール箱を解包して
その内部から人手で缶を１又は２個づつ握持して取り出
し、これを自動販売機の所定の投入口に持ち運んで１個
づつその数を数えながら遂次投入していたため、缶の補
充に多大の手間及び時間が掛かるという問題があった。
機に補充する場合には、梱包用ダンボール箱を解包して
その内部から人手で缶を１又は２個づつ握持して取り出
し、これを自動販売機の所定の投入口に持ち運んで１個
づつその数を数えながら遂次投入していたため、缶の補
充に多大の手間及び時間が掛かるという問題があった。
【０００３】
【課題を解決するための手段】本発明は上記課題を解決
するために発明されたものであって、その要旨とすると
ころは、底板とこれから缶の高さより若干大きい間隔を
隔てて互いに平行に立ち上がる一対の側壁とからなる本
体と、上記底板の上方に配設されて前下方に傾斜するフ
ラッパーと、多列・多段に積重された多数の缶が収容さ
れた梱包箱を上記本体の後部に係止する係止部とを備
え、上記梱包箱を上記本体に係止したとき、上記底板が
上記梱包箱の底壁とほぼ面一に連続し、上記一対の側壁
が缶列の前端に位置する上記梱包箱の前壁に形成された
開口の両側に位置するとともに上記フラッパーが上記開
口の前方に間隔を隔てて対向してその下面が上記開口か
ら流出した底板上の缶とその上の缶の中心を結ぶ線より
上流側で上記上の缶の外周面と接触することを特徴とす
る缶の投入機にある。
するために発明されたものであって、その要旨とすると
ころは、底板とこれから缶の高さより若干大きい間隔を
隔てて互いに平行に立ち上がる一対の側壁とからなる本
体と、上記底板の上方に配設されて前下方に傾斜するフ
ラッパーと、多列・多段に積重された多数の缶が収容さ
れた梱包箱を上記本体の後部に係止する係止部とを備
え、上記梱包箱を上記本体に係止したとき、上記底板が
上記梱包箱の底壁とほぼ面一に連続し、上記一対の側壁
が缶列の前端に位置する上記梱包箱の前壁に形成された
開口の両側に位置するとともに上記フラッパーが上記開
口の前方に間隔を隔てて対向してその下面が上記開口か
ら流出した底板上の缶とその上の缶の中心を結ぶ線より
上流側で上記上の缶の外周面と接触することを特徴とす
る缶の投入機にある。
【０００４】他の特徴とするところは、上記フラッパー
の上端を上記底板と平行な軸まわりに回動可能に枢支す
るとともに上記フラッパーの上方への揺動範囲を規制す
る上部ストッパを設けたことにある。
の上端を上記底板と平行な軸まわりに回動可能に枢支す
るとともに上記フラッパーの上方への揺動範囲を規制す
る上部ストッパを設けたことにある。
【０００５】他の特徴とするところは、上記フラッパー
の下方への揺動範囲を規制する下部ストッパを設けると
ともに上記フラッパーの下方への揺動範囲を規制した状
態で上記フラッパーの下端を上記底板上の缶の上部外周
面に当接する位置まで伸長したことにある。
の下方への揺動範囲を規制する下部ストッパを設けると
ともに上記フラッパーの下方への揺動範囲を規制した状
態で上記フラッパーの下端を上記底板上の缶の上部外周
面に当接する位置まで伸長したことにある。
【０００６】他の特徴とするところは、上記フラッパー
の少なくとも下部を弾性材料によって構成したことにあ
る。
の少なくとも下部を弾性材料によって構成したことにあ
る。
【０００７】他の特徴とするところは、上記開口の前方
に位置して上記梱包箱内の３段以上の缶の流出を阻止す
る流出阻止板を設けたことにある。
に位置して上記梱包箱内の３段以上の缶の流出を阻止す
る流出阻止板を設けたことにある。
【０００８】他の特徴とするところは、上記底板を前方
に伸長するとともにこの伸長部から上記缶の直径より若
干高く立ち上がる一対の側壁からなる突出部を設けたこ
とにある。
に伸長するとともにこの伸長部から上記缶の直径より若
干高く立ち上がる一対の側壁からなる突出部を設けたこ
とにある。
【０００９】更に他の特徴とするところは、上記本体又
は伸長部の前端に上記底板上を転動する缶に接触してそ
の数を積算する積算器を取り付けたことにある。
は伸長部の前端に上記底板上を転動する缶に接触してそ
の数を積算する積算器を取り付けたことにある。
【００１０】
【発明の実施の形態】本発明の実施形態が図１ないし図
３に示されている。１は本体で、底板２とこれから所定
の間隔を隔てて互いに平行に立ち上がる一対の側壁３及
び４からなる。本体１の前部には突出部５が設けられ、
後部には梱包箱Ｄの係止部６が設けられている。
３に示されている。１は本体で、底板２とこれから所定
の間隔を隔てて互いに平行に立ち上がる一対の側壁３及
び４からなる。本体１の前部には突出部５が設けられ、
後部には梱包箱Ｄの係止部６が設けられている。
【００１１】７は流出阻止板で、底板２に対してほぼ直
交し、その両側縁は側壁３及び４に固定されている。８
はフラッパーで、底板２の上方に配設されて全体として
前方に向かうに従って下降するように傾斜せしめられ、
その下端には下方に伸びる舌片10が形成されている。
交し、その両側縁は側壁３及び４に固定されている。８
はフラッパーで、底板２の上方に配設されて全体として
前方に向かうに従って下降するように傾斜せしめられ、
その下端には下方に伸びる舌片10が形成されている。
【００１２】フラッパー８の上端は底板２に対して平行
に伸びる軸９まわりに揺動自在に枢支されている。この
軸９の両端は流出阻止板７の前方において側壁３及び４
に取り付けられている。そして、フラッパー８の下部に
当接してその上下揺動範囲を規制するための上部ストッ
パ11及び下部ストッパ12が側板３及び４に取り付けられ
ている。
に伸びる軸９まわりに揺動自在に枢支されている。この
軸９の両端は流出阻止板７の前方において側壁３及び４
に取り付けられている。そして、フラッパー８の下部に
当接してその上下揺動範囲を規制するための上部ストッ
パ11及び下部ストッパ12が側板３及び４に取り付けられ
ている。
【００１３】しかして、この投入機を用いて缶を自動販
売機に装填する場合には、先ず、直方体状の梱包箱Ｄの
前壁を折り返し又は破り棄てることによって開口Ｅを形
成する。この前壁は、図２に示すように、梱包箱Ｄ内に
多列・多段に積重して収容された多数の缶（図示の例で
は、20ケの缶が５列・４段に積重されている）の缶列の
前端に位置する。
売機に装填する場合には、先ず、直方体状の梱包箱Ｄの
前壁を折り返し又は破り棄てることによって開口Ｅを形
成する。この前壁は、図２に示すように、梱包箱Ｄ内に
多列・多段に積重して収容された多数の缶（図示の例で
は、20ケの缶が５列・４段に積重されている）の缶列の
前端に位置する。
【００１４】次いで、この梱包箱Ｄを本体１の後部に係
止部６によって係止すると、梱包箱Ｄの底壁Daは底板２
上に乗り、両側壁Db、Dcは側壁３、４の内面に当接し、
後壁Deは堅壁11に当接し、前壁は流出阻止板７の後面に
当接する。
止部６によって係止すると、梱包箱Ｄの底壁Daは底板２
上に乗り、両側壁Db、Dcは側壁３、４の内面に当接し、
後壁Deは堅壁11に当接し、前壁は流出阻止板７の後面に
当接する。
【００１５】そして、この状態で底板２が梱包箱Ｄの底
壁Daとほぼ面一に連続し、一対の側壁３、４が開口Ｅの
両側に位置するとともにフラッパー８が開口Ｅの前方に
間隔を隔てて対向する。
壁Daとほぼ面一に連続し、一対の側壁３、４が開口Ｅの
両側に位置するとともにフラッパー８が開口Ｅの前方に
間隔を隔てて対向する。
【００１６】次いで、本体１及び梱包箱Ｄを持ち上げ
て、突出部５の先端を自動販売機Ａの所定の投入口A1に
挿入してその先端下面を投入口A1の下面に当接する。そ
こで、底板２をその前端が下がるように傾斜させること
により梱包箱Ｄ内の多数の缶が開口Ｅから流出し、流出
阻止板７及びフラッパー８に接触して１段となり、この
状態で遂次投入口A1内に入る。
て、突出部５の先端を自動販売機Ａの所定の投入口A1に
挿入してその先端下面を投入口A1の下面に当接する。そ
こで、底板２をその前端が下がるように傾斜させること
により梱包箱Ｄ内の多数の缶が開口Ｅから流出し、流出
阻止板７及びフラッパー８に接触して１段となり、この
状態で遂次投入口A1内に入る。
【００１７】缶を円滑に転動させるために底板２の上面
は平滑であるのが望ましく、また、側壁３、４の内面も
平滑で、その間隔は缶の高さより若干大きくされてい
る。
は平滑であるのが望ましく、また、側壁３、４の内面も
平滑で、その間隔は缶の高さより若干大きくされてい
る。
【００１８】また、投入機を大きく傾斜させたとき、底
板２上を転動する缶が自動販売機Ａの天板A3の後端に当
接して堰止められるのを防止するため、突出部５の側壁
３、４の高さは缶の直径より若干大きくされている。
板２上を転動する缶が自動販売機Ａの天板A3の後端に当
接して堰止められるのを防止するため、突出部５の側壁
３、４の高さは缶の直径より若干大きくされている。
【００１９】流出阻止板７は３段以上の缶に当接してこ
れらを梱包箱Ｄ内の１段及び２段の缶が移動した後にそ
の後方に落下させる。
れらを梱包箱Ｄ内の１段及び２段の缶が移動した後にそ
の後方に落下させる。
【００２０】かくして、図３に示すように、梱包箱Ｄ内
の缶は流出阻止板７の下方から２段となって流出し、底
板２上の缶イの上の缶ロの外周面はフラッパー８の下面
に点ニで接触するが、この接触点ニが缶イ及び缶ロの中
心を結ぶ線ハより右側、即ち、下流側にある場合には缶
イ及びロが詰まるおそれがあるが、左側、即ち、上流側
にある場合には詰まらない。
の缶は流出阻止板７の下方から２段となって流出し、底
板２上の缶イの上の缶ロの外周面はフラッパー８の下面
に点ニで接触するが、この接触点ニが缶イ及び缶ロの中
心を結ぶ線ハより右側、即ち、下流側にある場合には缶
イ及びロが詰まるおそれがあるが、左側、即ち、上流側
にある場合には詰まらない。
【００２１】そこで、フラッパー８は底板上の缶イとそ
の上の缶ロの中心を結ぶ線ハより上流側でフラッパー８
の下面が缶ロの外周面と接触するような形状とされてい
る。
の上の缶ロの中心を結ぶ線ハより上流側でフラッパー８
の下面が缶ロの外周面と接触するような形状とされてい
る。
【００２２】フラッパー８の下端から下方に伸びる舌片
10が底板２上を転動する缶イの上部外周面に接触するこ
とによって舌片10が押し上げられると、フラッパー８が
軸９まわりに回動してフラッパー８と缶イとの接触点ニ
が上方に移動することによって缶イ及びロの詰まりを防
止する。
10が底板２上を転動する缶イの上部外周面に接触するこ
とによって舌片10が押し上げられると、フラッパー８が
軸９まわりに回動してフラッパー８と缶イとの接触点ニ
が上方に移動することによって缶イ及びロの詰まりを防
止する。
【００２３】なお、図３に示すように、底板２上を転動
する缶に接触してその数を積算する積算器20を取り付け
れば、投入個数を容易に確認することができ、この積算
器20は本体１又は突出部５の底板２に取り付けることが
できるが、側壁３又は４に取り付けることもできる。
する缶に接触してその数を積算する積算器20を取り付け
れば、投入個数を容易に確認することができ、この積算
器20は本体１又は突出部５の底板２に取り付けることが
できるが、側壁３又は４に取り付けることもできる。
【００２４】また、図示の実施形態においては、フラッ
パー８を軸９回りに揺動自在に枢支しているが、フラッ
パー８を側壁３及び４に固定することができ、更に、そ
の全体をばね鋼等の弾性材料により構成して上下動させ
ることができ、又は、その下半部のみを弾性材料により
構成して上下動させることができる。
パー８を軸９回りに揺動自在に枢支しているが、フラッ
パー８を側壁３及び４に固定することができ、更に、そ
の全体をばね鋼等の弾性材料により構成して上下動させ
ることができ、又は、その下半部のみを弾性材料により
構成して上下動させることができる。
【００２５】また、フラッパー８の下面に多数のローラ
を列設することによって缶との接触抵抗を低減すること
ができ、また、これら多数のローラを上下動自在とする
ことによって缶の詰まりを防止することができる。
を列設することによって缶との接触抵抗を低減すること
ができ、また、これら多数のローラを上下動自在とする
ことによって缶の詰まりを防止することができる。
【００２６】更に、梱包箱Ｄの前壁に形成される開口Ｅ
を前壁の下半部のみに開口するように小さくし、又は、
図３に示すように、フラッパー８の上半部を開口Ｅの上
部と対面するように立ち上げれば、流出阻止板７を省略
することができる。
を前壁の下半部のみに開口するように小さくし、又は、
図３に示すように、フラッパー８の上半部を開口Ｅの上
部と対面するように立ち上げれば、流出阻止板７を省略
することができる。
【００２７】また、図示の実施形態においては、係止部
６は底板２と側壁３、４と、堅壁11によって構成されて
いるが、底板２のみを後方に伸長させ、この伸長部を開
口Ｅから梱包箱Ｄ内にその底壁Daに沿って挿入すること
によって梱包箱Ｄを本体１の後部に係止することがで
き、また、紐、ゴム、バンド等によって梱包箱Ｄを本体
１の後部に係止することもでき、その形状、構造は任意
のものを採用しうる。
６は底板２と側壁３、４と、堅壁11によって構成されて
いるが、底板２のみを後方に伸長させ、この伸長部を開
口Ｅから梱包箱Ｄ内にその底壁Daに沿って挿入すること
によって梱包箱Ｄを本体１の後部に係止することがで
き、また、紐、ゴム、バンド等によって梱包箱Ｄを本体
１の後部に係止することもでき、その形状、構造は任意
のものを採用しうる。
【００２８】
【発明の効果】本発明においては、本体の後部に梱包箱
を係止して持ち上げ、底板の前端を投入口に臨ませて底
板を前下方に傾斜させることにより梱包箱内に多列・多
段に積重された多数の缶が開口から流出し、底板上を転
動して遂次投入口に供給されるので、梱包箱内の多数の
缶をこれに手を触れることなく容易、かつ、迅速に投入
口に供給することが可能となる。
を係止して持ち上げ、底板の前端を投入口に臨ませて底
板を前下方に傾斜させることにより梱包箱内に多列・多
段に積重された多数の缶が開口から流出し、底板上を転
動して遂次投入口に供給されるので、梱包箱内の多数の
缶をこれに手を触れることなく容易、かつ、迅速に投入
口に供給することが可能となる。
【００２９】そして、開口から流出した缶は底板の上方
に配設され開口の前方に間隔を隔てて対向して前方に傾
斜するフラッパーに接触することによって強制的に１段
とされるので、缶を投入口に遂次供給することができる
とともに本体の長さを短くすることができ、従って、本
体を小形、軽量化することができるとともにそのコスト
を低減しうる。
に配設され開口の前方に間隔を隔てて対向して前方に傾
斜するフラッパーに接触することによって強制的に１段
とされるので、缶を投入口に遂次供給することができる
とともに本体の長さを短くすることができ、従って、本
体を小形、軽量化することができるとともにそのコスト
を低減しうる。
【００３０】また、底板上の缶はこの高さより若干大き
い間隔を隔てて互いに平行に立ち上がる一対の側壁によ
って案内されるので、底板上を円滑に転動する。
い間隔を隔てて互いに平行に立ち上がる一対の側壁によ
って案内されるので、底板上を円滑に転動する。
【００３１】また、底板が梱包箱の底壁にほぼ面一に連
続し、一対の側壁が開口の両側に位置するので、開口か
ら流出した缶は全て溢出することなく円滑に底板上に供
給される。
続し、一対の側壁が開口の両側に位置するので、開口か
ら流出した缶は全て溢出することなく円滑に底板上に供
給される。
【００３２】そして、底板上の缶とその上の缶の中心と
を結ぶ線より上流側でフラッパーの下面が上の缶の外周
面と接触するので、底板上の缶とその上の缶がフラッパ
ーと底板との間に詰まるのを防止できる。
を結ぶ線より上流側でフラッパーの下面が上の缶の外周
面と接触するので、底板上の缶とその上の缶がフラッパ
ーと底板との間に詰まるのを防止できる。
【００３３】フラッパーの上端を底板と平行な軸まわり
に回動可能に枢支するとともにフラッパーの上方への揺
動範囲を規制する上部ストッパを設ければ、フラッパー
の揺動によって缶が詰まるのを防止できるとともに、フ
ラッパーの上方への揺動範囲を上部ストッパにより規制
することによって底板上の缶の上の缶をフラッパーと接
触させて底板上に落下させることができる。
に回動可能に枢支するとともにフラッパーの上方への揺
動範囲を規制する上部ストッパを設ければ、フラッパー
の揺動によって缶が詰まるのを防止できるとともに、フ
ラッパーの上方への揺動範囲を上部ストッパにより規制
することによって底板上の缶の上の缶をフラッパーと接
触させて底板上に落下させることができる。
【００３４】フラッパーの下方への揺動範囲を規制する
下部ストッパを設けるとともにフラッパーの下方への揺
動範囲を規制した状態でその下端を底板上の缶の上部外
周面に当接する位置まで伸長すれば、フラッパーを強制
的に揺動させることができる。
下部ストッパを設けるとともにフラッパーの下方への揺
動範囲を規制した状態でその下端を底板上の缶の上部外
周面に当接する位置まで伸長すれば、フラッパーを強制
的に揺動させることができる。
【００３５】フラッパーの少なくとも下部を弾性材料に
よって構成すれば、弾性材料の撓みによってフラッパー
を揺動させ、その弾発力によって底板上の缶の上の缶を
底板上に落下させることができる。
よって構成すれば、弾性材料の撓みによってフラッパー
を揺動させ、その弾発力によって底板上の缶の上の缶を
底板上に落下させることができる。
【００３６】開口の前方に位置して梱包箱内の３段以上
の缶の流出を阻止する流出阻止板を設ければ、梱包箱内
の３段以上の缶は流出阻止板によってその流出を阻止さ
れ、１段及び２段の缶が流出した後その背後に落下す
る。
の缶の流出を阻止する流出阻止板を設ければ、梱包箱内
の３段以上の缶は流出阻止板によってその流出を阻止さ
れ、１段及び２段の缶が流出した後その背後に落下す
る。
【００３７】本体の前端に底板上を転動する缶に接触し
てその数を積算する積算器を取り付ければ、供給口に供
給された缶の数を積算器によって知ることができる。
てその数を積算する積算器を取り付ければ、供給口に供
給された缶の数を積算器によって知ることができる。
【図１】本発明の実施形態に係わる缶投入機の斜視図で
ある。
ある。
【図２】上記缶投入機の使用状態を示す略示的断面図で
ある。
ある。
【図３】上記缶投入機の部分的拡大断面図である。
１ 本体 ２ 底板 ３、４ 側板 ５ 突出部 ６ 係止部 ７ 流出阻止板 ８ フラッパー ９ 軸 10 舌片 11 上部ストッパ 12 下部ストッパ Ｄ 梱包箱 Ｅ 開口
Claims (7)
- 【請求項１】 底板とこれから缶の高さより若干大きい
間隔を隔てて互いに平行に立ち上がる一対の側壁とから
なる本体と、上記底板の上方に配設されて前下方に傾斜
するフラッパーと、多列・多段に積重された多数の缶が
収容された梱包箱を上記本体の後部に係止する係止部と
を備え、上記梱包箱を上記本体に係止したとき、上記底
板が上記梱包箱の底壁とほぼ面一に連続し、上記一対の
側壁が缶列の前端に位置する上記梱包箱の前壁に形成さ
れた開口の両側に位置するとともに上記フラッパーが上
記開口の前方に間隔を隔てて対向してその下面が上記開
口から流出した底板上の缶とその上の缶の中心を結ぶ線
より上流側で上記上の缶の外周面と接触することを特徴
とする缶の投入機。 - 【請求項２】 上記フラッパーの上端を上記底板と平行
な軸まわりに回動可能に枢支するとともに上記フラッパ
ーの上方への揺動範囲を規制する上部ストッパを設けた
ことを特徴とする請求項１記載の缶の投入機。 - 【請求項３】 上記フラッパーの下方への揺動範囲を規
制する下部ストッパを設けるとともに上記フラッパーの
下方への揺動範囲を規制した状態で上記フラッパーの下
端を上記底板上の缶の上部外周面に当接する位置まで伸
長したことを特徴とする請求項２記載の缶の投入機。 - 【請求項４】 上記フラッパーの少なくとも下部を弾性
材料によって構成したことを特徴とする請求項１記載の
缶の投入機。 - 【請求項５】 上記開口の前方に位置して上記梱包箱内
の３段以上の缶の流出を阻止する流出阻止板を設けたこ
とを特徴とする請求項１記載の缶の投入機。 - 【請求項６】 上記底板を前方に伸長するとともにこの
伸長部から上記缶の直径より若干高く立ち上がる一対の
側壁からなる突出部を設けたことを特徴とする請求項１
記載の缶の投入機。 - 【請求項７】 上記本体又は伸長部の前端に上記底板上
を転動する缶に接触してその数を積算する積算器を取り
付けたことを特徴とする請求項１ないし６記載の缶の投
入機。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP14040998A JPH11328513A (ja) | 1998-05-08 | 1998-05-08 | 缶の投入機 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP14040998A JPH11328513A (ja) | 1998-05-08 | 1998-05-08 | 缶の投入機 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH11328513A true JPH11328513A (ja) | 1999-11-30 |
Family
ID=15268086
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP14040998A Pending JPH11328513A (ja) | 1998-05-08 | 1998-05-08 | 缶の投入機 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH11328513A (ja) |
Cited By (15)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
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