JPH11326385A - 測定装置 - Google Patents

測定装置

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JPH11326385A
JPH11326385A JP15211298A JP15211298A JPH11326385A JP H11326385 A JPH11326385 A JP H11326385A JP 15211298 A JP15211298 A JP 15211298A JP 15211298 A JP15211298 A JP 15211298A JP H11326385 A JPH11326385 A JP H11326385A
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capacity
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JP15211298A
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Tetsuya Hasegawa
哲也 長谷川
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Hioki EE Corp
Original Assignee
Hioki EE Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 測定データを記録媒体に記録可能か否かを容
易かつ的確に判断することができ、記録容量不足に起因
しての記録の中断を回避することが可能な測定装置を提
供することを主目的とする。 【解決手段】 所定の測定条件に応じた測定データを記
録媒体に記録可能に構成されている測定装置において、
測定データを記録媒体に記録可能な記録可能回数および
記録可能時間の少なくとも一方を表示部2に表示させる
制御部を備えている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、所定の測定条件に
応じた測定データを記録媒体に記録可能に構成された測
定装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】この種の測定装置として、出願人は、図
8,9に示す電力計41を既に開発している。この電力
計41は、図9に示すように、種々の表示画面を切り替
え表示する表示部2と、複数の操作スイッチが配設され
た操作部3と、フロッピーディスク(以下、「FD」と
いう)を読み書き可能なフロッピーディスクドライブ
(以下、「FDD」という)4とを備えている。また、
電力計41は、図8に示すように、測定ユニットUN1
〜UN6(以下、特に区別しないときには「測定ユニッ
トUN」ともいう)を備えており、測定ユニットUNを
個別的に用いて単相測定を行ったり、各測定ユニットU
Nを任意に組み合わせて3相4線測定などを行ったりす
ることができる。これにより、電力計41では、電圧、
電流、電力、瞬間最大電圧、皮相電力、無効電力、力
率、位相角および電力量などの測定項目の中から後述す
る出力項目選択用画面上で選択された測定項目について
の測定データを表示部2に表示させたりFDD4に記録
させたり、本体側面に配設されたプリンタ18に印刷さ
せたりすることができる。
【0003】この電力計41を用いて測定した3相4線
測定の測定データをFDに記録する場合には、まず、測
定ユニットUNの組み合せに関する設定を行うための測
定ユニット組合せ設定用画面(図示せず)を表示部2に
表示させ、例えば、測定ユニットUN1〜UN3の組合
せを指定する。次に、出力項目選択用画面(図示せず)
を表示部2に表示させ、表示部2に表示させたりFDD
4に記録させたりする測定データを、上記した複数の測
定項目の中から選択する。次いで、測定データの記録時
間に関する設定を行うための記録時間設定用画面(図示
せず)を表示部2に表示させ、測定データを記録する間
隔(インターバル時間)と、記録する回数または記録期
間とを設定する。具体的には、例えば、インターバル時
間として1時間を、記録回数として10回を設定する。
【0004】続いて、図10に示すように、FDD操作
用画面52を表示部2に表示させ、「データファイル
名」の部位を反転表示させた状態で、測定データをFD
に記録する際のファイル名(例えば、「EEEE」)を
入力する。次に、カーソル移動用キー部8のキー8bを
操作して「ファイルリスト」の部位を反転表示させ、測
定データ記録用のFDをFDD4に挿入した後に、ファ
ンクションキー部7のキー7aを操作することにより、
図11に示すように、ファイルリスト表示53を表示部
2に表示させる。この際、「残り記録可能容量」の部位
に表示される記録可能残容量(同図では「272byt
e」と表示されている)と、測定データの記録1回当た
りに必要な記録単位容量(byte数)の概算値に基づ
いて、FDD4に挿入されているFDに希望する回数の
測定データを記録するだけの記録可能残容量があるかを
確認する。
【0005】次いで、各測定ユニットUNと測定対象体
とを電気的に接続し、表示画面切替用キー部5のMEA
Sキー5aを操作する。この場合、表示部2には、図9
に示すように、測定値表示用画面51が表示される。こ
の後、START/STOPキー10を操作することに
より、測定ユニットUNによって測定された測定データ
が、記録時間設定用画面で設定されている条件に従って
1時間おきに10回、FDD4によってFDに記録され
る。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところが、従来の電力
計41には、以下の改善すべき課題がある。第1に、こ
の電力計41では、測定データをFDに記録する際に、
希望回数分の測定データを記録するために必要な記録容
量を記録単位容量および希望する記録回数から計算し、
計算した記録容量とFDD4に挿入されているFDの記
録可能残容量とに基づいて、希望記録回数の測定データ
を記録するだけの記録可能残容量がFDに存在するかを
確認しなければならない。この場合、測定に不慣れな者
にとっては、記録単位容量自体が分からないため、測定
データを記録するために必要な記録容量を計算すること
ができず、この結果、希望回数の測定データを記録可能
か否かを判断することが困難であるという課題がある。
また、記録容量の計算を誤った場合には、測定データを
数回記録した後にFDの記録可能残容量が不足し、図1
2に示すように、エラー表示54が表示部2に表示され
ると共に、測定データの記録が中断されてしまう。この
場合には、中断されてしまった測定に係る測定データを
最初から記録し直さなければならないため、中断される
までの測定および記録に要した時間を無駄にしてしまう
という課題がある。
【0007】第2に、例えば、1時間おきに数ヶ月間に
亘って測定データを記録させるような場合には、すべて
の測定データを記録するために必要な記録容量が、未記
録のFDの記録可能残容量よりも大容量となるため、測
定データを複数枚のFDに分散して記録させる必要があ
る。しかし、この電力計41では、測定データの記録を
開始してから終了するまでの間にFDを差し替えるよう
な長期間に亘る測定データの記録を想定して設計されて
いないため、測定データの記録中にFDの記録可能残容
量を確認することができない。このため、長期間に亘っ
て測定データを記録する場合には、FDD4に挿入され
ているFDの記録可能残容量が不足して記録が中断され
てしまわないように、FDD4に挿入されているFDの
記録可能残容量に余裕があるうちに別のFDに差し替え
なくてはならない。したがって、この電力計41には、
FDの記録可能容量を使い切るのが困難であるため、測
定データを記録するために使用するFDが必要以上に多
数になってしまうという課題がある。
【0008】第3に、電力計41は、ファイルリスト表
示53のみにFDの記録可能残容量を表示させている。
このため、例えば、測定値表示用画面51を表示部2に
表示させている状態で、FDD4に挿入されているFD
の記録可能残容量を確認するときには、まず、FDD操
作用画面52を表示部2に再び表示させ、さらにファイ
ルリスト表示53を表示させて「残り記録可能容量」の
部位に表示された容量を確認しなくてはならない。この
ように、この電力計41では、記録可能残容量を確認す
るための操作が煩雑であり、これを改善すべきとの要望
がある。
【0009】本発明は、かかる改善点に鑑みてなされた
ものであり、測定データを記録媒体に記録可能か否かを
容易かつ的確に判断することができ、記録容量不足に起
因しての記録の中断を回避することが可能な測定装置を
提供することを主目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成すべく請
求項1記載の測定装置は、所定の測定条件に応じた測定
データを記録媒体に記録可能に構成されている測定装置
において、測定データを記録媒体に記録可能な記録可能
回数および記録可能時間の少なくとも一方を表示部に表
示させる制御部を備えていることを特徴とする。
【0011】この測定装置では、測定データを記録媒体
に記録可能な記録可能回数および記録可能時間の少なく
とも一方を、記録媒体の記録可能残容量として表示させ
る。これにより、記録媒体に測定データを記録するだけ
の記録可能残容量があるか否かを容易かつ的確に判断す
ることが可能となる。したがって、例えば、記録媒体の
記録可能残容量が不足する場合には、測定データを記録
する対象を他の記録媒体に変更したり、表示された記録
可能回数および記録可能時間を踏まえて記録可能残容量
内で測定データを記録することができるように、測定回
数や記録時間を設定することが可能となる。このため、
測定データを記録媒体に記録する際における記録媒体の
記録容量不足に起因しての記録の中断を防止することが
可能となる。
【0012】請求項2記載の測定装置は、請求項1記載
の測定装置において、制御部は、記録媒体の記録可能残
容量と測定条件とに基づいて記録可能回数および記録可
能時間の少なくとも一方を演算することを特徴とする。
なお、表示制御部と演算部とで制御部を構成し、表示制
御部が、記録可能回数および記録可能時間の少なくとも
一方を表示部に表示させ、演算部が、記録可能回数およ
び記録可能時間の少なくとも一方を演算するようにして
もよい。
【0013】記録可能回数および記録可能時間の表示に
ついては、記憶媒体の種類に応じて一義的に、または測
定データを記録する際に必要な記録容量の平均値に基づ
いて、表示させる方法も考えられる。一方、この測定装
置では、まず、測定データを記録する記録媒体の実際の
記録可能残容量を調べ、その記録可能残容量と、測定デ
ータの記録1回当たりに必要な単位記録容量とから記録
可能回数や記録可能時間を演算する。これにより、その
記録媒体の記録可能回数や記録可能時間を正確に表示さ
せることが可能となる。
【0014】請求項3記載の測定装置は、請求項1また
は2記載の測定装置において、制御部は、測定条件に応
じた測定結果を表示するための測定結果表示用画面と共
に記録可能回数および記録可能時間の少なくとも一方を
表示部に表示させることを特徴とする。
【0015】この測定装置では、測定結果表示用画面と
共に、記録可能回数および記録可能時間の少なくとも一
方を表示させる。したがって、測定者は、測定データを
記録している最中に、記録可能回数および記録可能時間
を確認することができる。このため、例えば、測定デー
タの記録中に記録媒体の記録可能残容量が不足しそうな
場合には、別の記録媒体に差し替えたり、記録媒体への
記録を中断させたりすることが可能となる。
【0016】請求項4記載の測定装置は、請求項1から
3のいずれかに記載の測定装置において、制御部は、記
録可能回数および記録可能時間の少なくとも一方を所定
の操作に応じて表示部に表示させることを特徴とする。
【0017】記録媒体に十分な記録可能残容量がある場
合などは、記録を開始する前に1度だけ、記録可能回数
や記録可能時間を確認すればよい。この測定装置では、
例えば、記録可能回数や記録可能時間を表示部に表示さ
せるための操作スイッチを設け、その操作スイッチが操
作されたときに、記録可能回数や記録可能時間を表示部
に表示させる。これにより、記録媒体の記録可能残容量
を確認する必要が生じたときだけ、記録可能回数および
記録可能時間を表示させることが可能となる。
【0018】請求項5記載の測定装置は、請求項1から
4のいずれかに記載の測定装置において、制御部は、記
録可能回数および記録可能時間の少なくとも一方を表示
部に表示させる際に、記録媒体の記録可能残容量が不足
しているときには、その旨を報知することを特徴とす
る。
【0019】この測定装置では、記録媒体の記録可能残
容量を表示させる際に、測定データを記録するために必
要な記録容量が記録媒体の記録可能残容量よりも大きい
場合には、例えば、その記録媒体の記録可能残容量が不
足している旨を報知するメッセージを表示部に表示させ
る。これにより、記録可能残容量が不足することに起因
して測定データが記録媒体に未記録となることを防止す
ることが可能となる。
【0020】請求項6記載の測定装置は、請求項5記載
の測定装置において、制御部は、測定データを記録する
際に不足する不足容量、不足回数および不足時間のいず
れかを表示部に表示させることによりその旨を報知する
ことを特徴とする。
【0021】この測定装置では、測定データを記録する
ために必要な記録容量が記録媒体の記録可能残容量より
も大きい場合には、測定データを記録する際に不足する
不足容量、不足回数および不足時間のいずれかを表示部
に表示させる。このため、不足分に応じた測定条件に変
更してから測定および記録を開始することが可能とな
る。
【0022】
【発明の実施の形態】以下、添付図面を参照して、本発
明に係る測定装置を電力計に適用した実施の形態につい
て説明する。なお、出願人が既に開発している電力計4
1と同一の構成要素については、同一の符号を付して重
複した説明を省略する。
【0023】最初に、電力計1の構成について、図1,
8を参照して説明する。
【0024】電力計1は、図1に示すように、表示部
2、操作部3およびFDD4を備えて構成されている。
表示部2には、測定値などを多色で表示することができ
るカラーLCDが採用されており、測定値を表示するた
めの測定値表示用画面21や電力計1の動作条件を設定
するための様々な設定用画面などを表示する。操作部3
には、同図に示すように、表示画面切替用キー部5、ペ
ージ切替用キー部6、ファンクションキー部7、カーソ
ル移動用キー部8、テンキー部9、START/STO
Pキー10および電源スイッチ11が配設されている。
表示画面切替用キー部5には、測定値表示用画面21を
表示部2に表示させるためのMEASキー5aと、後述
する出力条件設定用画面22などを表示させるためのS
TATUSキー5bと、FDD4の動作に関する設定な
どを行うためのFDD操作用画面25を表示部2に表示
させるためのFDDキー5cが配列されている。
【0025】ページ切替用キー部6には、複数のページ
からなる測定値表示用画面21などにおいて表示部2に
表示されているページの前のページを表示させたり次の
ページを表示させたりするためのキー6a,6bが配設
されている。ファンクションキー部7には、種々の機能
が割り付けられると共に、割り付けられた機能を示す機
能表示が表示部2に表示されるキー7a〜7eが配設さ
れている。カーソル移動用キー部8には、表示部2に表
示されるカーソル20を上下左右に移動させるためのキ
ー8a〜8dが配設されている。テンキー部9には、後
述する記録時間設定用画面24などにおいて数字や演算
記号などを入力するための数字キー9a〜9j、ENT
キー9kおよび記号キー9l〜9oが配設されている。
START/STOPキー10は、FDD4によるFD
への測定データの記録を開始したり終了させたりするた
めに用いられる。FDD4は、3.5インチのFDを読
み書き可能に構成されている。
【0026】また、電力計1は、図8に示すように、測
定ユニットUN1〜UN6、CPU15、ROM16、
RAM17およびプリンタ18を備えている。測定ユニ
ットUN1〜UN6は、同図に示すように、各々が図外
の信号ケーブルを介して入力した電圧U1〜U6および
電流I1〜I6を測定することができるようになってい
る。このため、例えば、測定ユニットUNを個別的に用
いて単相測定を行ったり、両測定ユニットUN1,UN
2を組み合わせて3相3線測定を行ったり、各測定ユニ
ットUN1〜UN3を組み合わせて3相4線測定を行っ
たりすることができる。CPU15は、本発明における
制御部に相当し、各測定ユニットUNの測定値の演算、
その測定値の表示部2への表示、FDD4に挿入された
FDの記録可能残容量やその記録可能残容量に基づく測
定データの記録可能回数および記録可能時間の演算、並
びに演算した記録可能残容量や記録可能回数などの表示
部2への表示制御などを実行する。ROM16は、CP
U15の動作プログラムを記憶し、RAM17は、CP
U15の演算結果などを一時的に記憶する。プリンタ1
8は、測定ユニットUNによって測定された測定データ
や、表示部2に表示されている種々の表示画面のハード
コピーなどを印刷する。
【0027】次に、電力計1における測定条件の設定処
理および測定データ記録条件の設定処理について図面を
参照して説明する。
【0028】まず、電源スイッチ11を操作して電力計
1を起動させる。次いで、測定ユニットUNの組み合せ
に関する設定を行うための測定ユニット組合せ設定用画
面(図示せず)を表示部2に表示させ、例えば、3相4
線測定を行うために、測定ユニットUN1〜UN3の組
合せを設定する。次に、表示画面切替用キー部5のST
ATUSキー5bおよびページ切替用キー部6のキー6
bを順に操作することにより、図2に示すように、出力
条件設定用画面22を表示部2に表示させる。次いで、
カーソル移動用キー部8のキー8bを操作してカーソル
20を「出力項目選択」の部位に移動させ(同図では、
カーソル20が既に「出力項目選択」の部位に移動させ
られた状態を示している)、ファンクションキー部7の
キー7aを操作することにより、図3に示すように、出
力項目選択用画面23を表示部2に表示させる。
【0029】出力項目選択用画面23では、電圧
(「U」)、電流(「I」)、電力(「P」)、瞬間最
大電圧(「Up」)、皮相電力(「S」)、無効電力
(「Q」)、力率(「λ」)、位相角(「φ」)および
電力量(「WP」)の各値の表示部2への表示およびF
DD4によるFDへの記録を各測定ユニットUN毎に設
定することができる。例えば、測定ユニットUN1によ
って測定された電圧の表示部2への表示や、FDD4へ
の記録を行う場合には、図3に示すように、カーソル2
0を測定ユニットUN1を意味する「CH1」列と電圧
を意味する「U」行とが交わる部位に移動させ、ファン
クションキー部7のキー7bを操作することにより、測
定項目として指定する。また、測定ユニットUN2によ
って測定された電力量の表示および記録を実行させない
場合には、カーソル20を「CH2」列と「WP」行と
が交わる部位に移動させ、キー7aを操作することによ
り、測定項目としての指定を解除する。すべての測定ユ
ニットUNについて測定項目の指定が完了した後に、フ
ァンクションキー部7のキー7dを操作することによ
り、測定項目に関する設定が完了し、図2に示すよう
に、出力条件設定用画面22が表示部2に再び表示され
る。
【0030】次に、ページ切替用キー部6のキー6aを
操作することにより、図4に示すように、測定データの
記録時間に関する設定を行うための記録時間設定用画面
24を表示部2に表示させる(同図は、既に測定データ
の記録時間に関する設定が完了した状態を示してい
る)。この記録時間設定用画面24では、各測定ユニッ
トUNによって測定された測定データをFDD4によっ
てFDに記録する記録回数(アベレージ)や記録の間隔
(インターバル)、記録する時間(タイマ時間)、並び
に記録開始時間および終了時間(実測時間制御)などを
設定することができる。このため、この電力計1では、
所定時間おきの所定回数の記録、所定時間内での所定時
間おきの繰り返し記録、指定された開始時間から終了時
間までの間での所定時間おきの繰り返し記録などを実行
することができる。
【0031】具体的には、例えば、FDに測定データを
45分おきに8回記録させるときには、まず、カーソル
移動用キー部8のキー8aまたはキー8bを操作してカ
ーソル20を「アベレージ」の部位に移動させた後、フ
ァンクションキー部7のキー7aまたはキー7bを操作
してアベレージに関する制御を「ON」に設定する。次
に、キー8dを操作した後に、ファンクションキー部7
のキー7a〜7dまたはテンキー部9の数字キー9hを
操作して記録回数を「8回」に設定する。次いで、キー
8b,8cを操作してカーソル20を「インターバル」
の部位に移動させた後、キー7aまたはキー7bを操作
してインターバルに関する制御を「ON」に設定する。
続いて、キー8dと、キー7a〜7dまたは、数字キー
9a〜9jとを操作して記録間隔を「0時間45分00
秒」にする。これにより、図4に示すように、測定デー
タの記録時間に関する設定が完了する。
【0032】次に、ページ切替用キー部6のキー6bを
操作することにより、図5に示すように、出力条件設定
用画面22を表示部2に再び表示させる。次いで、カー
ソル20を「データ出力先」の部位に移動させた後、キ
ー7cを操作して、測定データの出力先をFD(フロッ
ピー)に設定する。次に、表示画面切替用キー部5のF
DDキー5cを操作することにより、図6に示すよう
に、FDD操作用画面25を表示部2に表示させる。こ
のFDD操作用画面25では、FDD4に挿入したFD
に既に記録されているファイルの一覧表示、FDの初期
化、測定データをFDに記録する際のファイル名の設
定、並びにそのFDへの記録可能回数および記録可能時
間の表示などが行われる。この場合、記録可能回数およ
び記録可能時間を表示させる際には、測定データ記録用
のFDをFDD4に挿入した後に、キー7eを操作す
る。これにより、同図に示すように、FDD操作用画面
25には、測定ユニットUNによって測定される測定デ
ータをそのFDに記録可能な記録可能回数および記録可
能時間が、「残り記録可能回数」および「残り記録可能
時間」の部位にそれぞれ表示される。
【0033】この際、CPU15は、出力項目選択用画
面23において設定された測定条件に従って測定される
1組の測定データをFDに記録する際に必要な単位記録
容量と、FDD4に挿入されているFDの記録可能残容
量とを算出すると共に、その算出値と、記録時間設定用
画面24において設定した記録間隔とに基づいて記録可
能回数および記録可能時間を演算する。この場合、出力
項目選択用画面23および記録時間設定用画面24にお
いて設定した条件で測定する測定データを記録する際に
必要な記録容量がFDの記録可能残容量よりも大きいと
きには、CPU15は、「記録不可」というメッセージ
を「残り記録可能回数」および「残り記録可能時間」の
部位に表示させる(図示せず)。このため、測定者は、
希望する記録回数または記録時間の測定データをそのF
Dに記録することができるか否かを容易かつ的確に判断
することができる。また、「残り記録可能回数」および
「残り記録可能時間」の部位にそれぞれ表示された記録
可能回数および記録可能時間に余裕がある場合には、さ
らに多数回の記録、より長時間に亘る記録、または、よ
り短い記録時間間隔(インターバル)に設定することが
できる。
【0034】次いで、FDD4に挿入したFDの記録可
能残容量を確認した後、カーソル移動用キー部8のキー
8a〜8dを操作して文字を選択することにより、測定
データをFDに記録する際のファイル名を「データファ
イル名」の部位に入力する。この後、MEASキー5a
を操作することにより、測定条件の設定処理および測定
データ記録条件の設定処理を終了し、図1に示すよう
に、測定値表示用画面21が表示部2に表示される。こ
の後、各測定ユニットUNと測定対象体とを電気的に接
続した状態でSTART/STOPキー10を操作する
と、以後、測定ユニットUNによって測定された測定デ
ータが、出力項目選択用画面23および記録時間設定用
画面24において設定された条件に従って45分おきに
8回、FDD4によってFDに順に記録される。
【0035】なお、この電力計1では、測定値表示用画
面21を表示部2に表示させた状態においてキー7eを
操作することにより、図7に示すように、測定値表示用
画面21を表示させた状態で、FD記録可能残量表示用
画面26を表示部2に表示させることもできる。このF
D記録可能残量表示用画面26は、測定値表示用画面2
1だけでなく、図3に示す出力項目選択用画面23や、
図4に示す記録時間設定用画面24などの上に重ねて表
示させることができ、FDD操作用画面25における
「残り記録可能回数」および「残り記録可能時間」の部
位と同様にして、FDD4に挿入されているFDに記録
可能な記録可能回数および記録可能時間を表示させるこ
とができる。
【0036】また、FD記録可能残量表示用画面26の
「残り記録可能回数」および「残り記録可能時間」の部
位にそれぞれ表示される記録可能回数および記録可能時
間は、測定データを記録する度に更新される。したがっ
て、その時点における最新の記録可能回数および記録可
能時間がFD記録可能残量表示用画面26に表示され
る。このため、長期間に亘って測定データを記録する場
合には、複数枚のFDに測定データを分散して記録させ
ることができる。具体的には、測定値表示用画面21と
共にFD記録可能残量表示用画面26を表示部に表示さ
せ、例えば、「残り記録可能回数」の部位に表示されて
いる記録可能回数の表示が「0回」になったときに、F
DD4に挿入されているFDを他のFDに差し替える。
これにより、FDの記録容量をすべて使い切ることがで
きるため、FDの有効利用を図ることができると共に、
少数枚のFDにすべての測定データを記録することがで
きる。
【0037】以上のように、電力計1では、FDD4に
挿入したFDの記録可能残容量を表示部2に表示させる
際に、従来の電力計41のようにbyte単位で表示さ
せるのではなく、FDに測定データを記録可能な記録可
能回数および記録可能時間を表示させる。このため、測
定者は、煩雑な記録可能回数や記録可能時間の計算が不
要になるため、負担が軽減される。また、記録容量の不
足に起因しての記録の中断が有効に防止される。
【0038】なお、本発明は、上記本発明の実施の形態
に示した構成に限定されない。例えば、本発明の実施の
形態では、FDD4を電力計1の本体に配設している
が、通信ケーブルを介して接続した外部FDDに測定デ
ータなどを記録させるように構成することもできる。ま
た、電力計1では、記録媒体としてFDを採用している
が、この他にも、MO(光磁気ディスク)やRAMカー
ドおよびハードディスクやリムーバブルハードディスク
などを様々な記録媒体を採用することができる。この場
合には、記録媒体を読み書き可能なドライブ装置または
接続コネクタを装置本体に配設すればよい。
【0039】さらに、本発明の実施の形態では、本発明
における測定装置を電力計に適用しているが、波形記録
装置などの種々の測定装置に本発明を適用することがで
きる。また、表示部2についても、信号ケーブルを介し
て接続した装置外部のCRTなどに表示画面を表示させ
るようにように構成してもよい。
【0040】
【発明の効果】以上のように、請求項1記載の測定装置
によれば、測定データを記録媒体に記録可能な記録可能
回数および記録可能時間の少なくとも一方を表示するこ
とにより、記録媒体に測定データを記録するだけの記録
可能残容量があるか否かを容易かつ的確に判断すること
ができる。これにより、測定データを記録媒体に記録す
る際において記録媒体の記録容量の不足に起因しての記
録の中断を確実に防止することができる。
【0041】また、請求項2記載の測定装置によれば、
制御部が記録媒体の記録可能残容量と測定条件とに基づ
いて記録可能回数および記録可能時間の少なくとも一方
を演算することにより、その記録媒体の記録可能回数や
記録可能時間を正確に表示させることができ、これによ
り、誤った記録可能回数や記録可能時間に起因する記録
の中断を確実に防止することができる。
【0042】さらに、請求項3記載の測定装置によれ
ば、制御部が測定条件に応じた測定結果を表示するため
の測定結果表示用画面と共に記録可能回数および記録可
能時間の少なくとも一方を表示部に表示させることによ
り、その記録媒体の記録可能残容量に応じて、別の記録
媒体に差し替えたり、記録媒体への記録を中断させたり
することができる。
【0043】また、請求項4記載の測定装置によれば、
制御部が記録可能回数および記録可能時間の少なくとも
一方を所定の操作に応じて表示部に表示させることによ
り、必要があるときにのみ、記録可能回数および記録可
能時間を表示させることができる。
【0044】さらに、請求項5記載の測定装置によれ
ば、制御部が記録媒体の記録可能残容量が不足している
ときに、その旨を報知することにより、記録可能残容量
が不足することに起因しての測定データの未記録を防止
することができる。
【0045】また、請求項6記載の測定装置によれば、
制御部が測定データを記録する際に不足する不足容量、
不足回数および不足時間のいずれかを表示部に表示させ
ることにより、不足分に応じた測定条件による測定およ
び記録を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係る電力計の正面図であ
る。
【図2】本発明の実施の形態に係る電力計における出力
条件設定用画面の表示画面図である。
【図3】本発明の実施の形態に係る電力計における出力
項目選択用画面の表示画面図である。
【図4】本発明の実施の形態に係る電力計における記録
時間設定用画面の表示画面図である。
【図5】本発明の実施の形態に係る電力計における出力
条件設定用画面の他の表示画面図である。
【図6】本発明の実施の形態に係る電力計におけるFD
D操作用画面の表示画面図である。
【図7】本発明の実施の形態に係る電力計における測定
値表示用画面およびFD記録可能残量表示用画面の表示
画面図である。
【図8】本発明の実施の形態に係る電力計および従来の
電力計の電気的構成を示したブロック図である。
【図9】従来の電力計の正面図である。
【図10】従来の電力計におけるFDD操作用画面の表
示画面図である。
【図11】従来の電力計におけるFDD操作用画面およ
びファイルリスト表示の表示画面図である。
【図12】従来の電力計における測定値表示用画面およ
びエラー表示の表示画面図である。
【符号の説明】
1 電力計 2 表示部 3 操作部 4 FDD 7 ファンクションキー部 7e キー 15 CPU 21 測定値表示用画面 22 出力条件設定用画面 23 出力項目選択用画面 24 記録時間設定用画面 25 FDD操作用画面 26 FD記録可能残量表示用画面

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 所定の測定条件に応じた測定データを記
    録媒体に記録可能に構成されている測定装置において、 前記測定データを前記記録媒体に記録可能な記録可能回
    数および記録可能時間の少なくとも一方を表示部に表示
    させる制御部を備えていることを特徴とする測定装置。
  2. 【請求項2】 前記制御部は、前記記録媒体の記録可能
    残容量と前記測定条件とに基づいて前記記録可能回数お
    よび前記記録可能時間の少なくとも一方を演算すること
    を特徴とする請求項1記載の測定装置。
  3. 【請求項3】 前記制御部は、前記測定条件に応じた測
    定結果を表示するための測定結果表示用画面と共に前記
    記録可能回数および前記記録可能時間の少なくとも一方
    を前記表示部に表示させることを特徴とする請求項1ま
    たは2記載の測定装置。
  4. 【請求項4】 前記制御部は、前記記録可能回数および
    前記記録可能時間の少なくとも一方を所定の操作に応じ
    て前記表示部に表示させることを特徴とする請求項1か
    ら3のいずれかに記載の測定装置。
  5. 【請求項5】 前記制御部は、前記記録可能回数および
    前記記録可能時間の少なくとも一方を前記表示部に表示
    させる際に、前記記録媒体の記録可能残容量が不足して
    いるときには、その旨を報知することを特徴とする請求
    項1から4のいずれかに記載の測定装置。
  6. 【請求項6】 前記制御部は、前記測定データを記録す
    る際に不足する不足容量、不足回数および不足時間のい
    ずれかを前記表示部に表示させることにより前記その旨
    を報知することを特徴とする請求項5記載の測定装置。
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