JP3739146B2 - 証明書自動交付機 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、各自治体において、住民票や印鑑証明書等の各種証明書の申請を行なう際に、窓口を介さずに、利用者自身が必要な証明書を画面で選択することによって、証明書を自動的に作成し、発行する証明書自動交付機に関し、特に、トナーカートリッジの交換時期を自動的に判断し、管理者にトナーカートリッジの交換を促す表示をすることが可能な証明書自動交付機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
近年、市役所、区役所及び町、村役場等の各自治体において、各種の証明書等を自動的に作成し発行する証明書自動交付機が設置されており、この種の証明書自動交付機は、申請用紙に必要事項等を記入することなく、表示部を見ながら必要な書類を選択し、金銭を投入することによって各種証明書を入手することが可能であることから、窓口が混雑している際には非常に便利なものである。
【0003】
かかる証明書自動交付機には、一般に印字装置としてレーザープリンタを内蔵している。これら印字装置においては、トナーカートリッジ内のトナーが無くなることにより、印字不能となる場合には、一般に表示などによって、管理者に知らせている。しかし、印字装置の使用頻度が低い場合は、トナーがまだトナーカートリッジ内に残っていても、その使用期限を過ぎてしまう場合がある。古いトナーを使用していると、印字品質が低下するので、トナーカートリッジを交換する必要がある。なお、一般にトナーカートリッジのトナー保証期間は開封後1年程度とされている。証明書自動交付機では、装置自体の使用頻度が低い上、通常印字部分が少なく、トナーの保証期間を越えて残る場合があった。
【0004】
一般に印字装置のトナーカートリッジの交換時期は、印字された印刷物の印字状態を見ることによって判断する。しかし、住民票等の証明書を自動的に交付する証明書自動交付機は、各証明書を必要とする利用者が直接利用し、作成された証明書は各利用者が持ち帰る。そのため、従来の証明書自動交付機においては、管理者がトナーカートリッジの交換時期を判断するためには、適宜印字テストを行い、その印字状態を見るか、あるいは、トナーカートリッジの交換した日付を記録する管理台帳などを用いて、人手で行っていた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記従来の管理方法の内、管理台帳を用いる方法では、交換記録の記入忘れや、チェック忘れが起きる可能性がある。あるいは、新しいトナーカートリッジに交換してからの期間が長いため、途中で管理者が変更されるなど、複数の管理者が管理台帳を用いることによる人為的ミスが発生し易い。また、印字テストを行なう方法では、用紙やトナーを無駄に使用するだけでなく、人手を必要とするのできわめて煩雑である。また、チェック忘れが発生したり、交換時期の判断に個人差があるなどの問題点があった。
【0006】
そこで、本発明は、上述した問題点を解決するためになされたものであり、人手によることなく、以前のトナーカートリッジが交換された年月日を記憶し、自動的にトナーカートリッジの交換時期を判断し、管理者に交換を促すための表示をすることが可能な証明書自動交付機を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
前記目的を達成するため請求項1に係る証明書自動交付機は、利用者の要求に応じて、交換可能なトナーカートリッジを搭載する印字装置を介して証明書を印字提供する証明書自動交付機において、トナーカートリッジを交換した交換日を記憶する交換履歴記憶手段と、操作者の操作に基づいてトナーカードリッジの使用期限を入力する寿命入力手段と、前記交換履歴記憶手段に記憶された交換日からの経過日数を記憶する管理台帳記憶手段と、トナーカートリッジを交換すべきことを表示する交換時期表示手段とを有し、前記交換時期表示手段が、前記管理台帳記憶手段に記憶された経過日数が前記寿命入力手段により入力されたトナーカートリッジの使用期限を越えた場合に、トナーカートリッジの交換時期であることを表示することを特徴とする。
【0008】
請求項1の証明書自動交付機では、トナーカートリッジを交換してからの経過日数がトナー寿命を越えたとき、トナーカートリッジが交換時期にある旨のメッセージを交換時期表示手段に自動的に表示するので、管理者による人為的ミスを防ぐことができ、印字装置の管理を容易にすることが可能となる。
【0009】
このとき、前記メッセージを証明書自動交付機の上位装置であるホストコンピュータ側に表示するように構成すれば、ホストコンピュータ側にてトナーカートリッジの交換時期を知ることができる。
【0010】
【0011】
また、トナーカートリッジを交換してからの累積印字枚数が印字可能枚数を越えたとき、トナーカートリッジが交換時期にある旨のメッセージを交換時期表示手段に自動的に表示することによって、管理者による人為的ミスを防ぐことができ、印字装置の管理を容易にすることが可能となる。
【0012】
【発明の実施の形態】
以下、本発明に係る証明書自動交付機について、本発明を具体化した実施形態に基づき図面を参照しつつ詳細に説明する。先ず、本実施形態に係る証明書自動交付機の概略構成について図1に基づき説明する。図1は証明書自動交付機の外観を示す斜視図である。
【0013】
図1において、証明書自動交付機1の本体16の前面パネルPには、利用者個々の暗証番号を含むユーザID識別コード等の種々の情報が記録されている磁気テープを備えたIDカードを挿入するためのカード挿入口18が設けられており、このカード挿入口18の奥には、周知のデータ入力手段としてのカードリーダ(図示せず)が設けられている。そのカード挿入口18の上方には、操作方法や案内等が表示される表示手段としてのCRT表示装置3と、CRT表示装置3上の表示されている部分に直接触れることにより、利用者が所望の情報を入力することのできる周知の選択手段としてのタッチパネル4が設けられている。
【0014】
カード挿入口18の近傍には、トラブルが発生したとき等に係員を呼び出すための呼び出しボタン21が設けられており、その下方には、車椅子を使用している人が証明書自動交付機1を利用する際に、容易に操作できるようにアシストバー26が設けられている。
【0015】
更に、アシストバー26の下方で本体16の一部には、車椅子の使用者が利用しやすくなるように、車椅子に乗車している人の膝から下がおさまる程度の大きさの掘り込み27が形成されており、掘り込み27の内側面には、車椅子の一部が衝突した場合にショックを吸収するためのショック吸収シート28が設けられている。また、証明書自動交付機1の各操作部の高さ及び位置は、車椅子の利用者でも楽に操作できるようにレイアウトされている。
【0016】
前面パネルP上において、タッチパネル4の右方には、手数料を支払うためのコイン投入口19及び紙幣挿入口20が形成されており、それぞれ周知の金銭取扱手段としてのコインメック及びビルバリ(図示せず)と連通している。これらのコイン投入口19及び紙幣挿入口20の下方には、釣銭及びレシートを取り出す取り出し口14と、書類発行手段としてのレーザプリンタ9(図3参照)にて印字された住民票等の証明書を排出する証明書排出口15とが形成されている。また、タッチパネル4の上方には、証明書自動交付機1が使用可能状態にあるか使用不能状態にあるかを表示する操作表示器17が設けられている。
【0017】
次に、証明書自動交付機1の制御系について図2に基づき説明する。図2は証明書自動交付機1の制御系を示すブロック図である。
【0018】
図2において、証明書自動交付機1は、基本的に、CPU2を核として構成されており、かかるCPU2を介して証明書自動交付機1全体の制御が行われる。CPU2には、証明書自動交付機1の各種機能を設定するための機能設定メニューや各種情報を表示するCRT表示装置3、各種選択を行うタッチパネル4、後述するトナーカートリッジ交換時期表示プログラム、トナーカートリッジ交換履歴レコード51(図4参照)、使用状況レコード52(図5参照)、管理台帳53(図6参照)、その他証明書自動交付機1の動作上必要な各種のプログラムを記憶するハードディスクドライブ(HDD)5、操作方法等を音声にて説明するための発声装置6、書類に契印を付すための契印機7、書類が複数枚であるときに書類の端部を綴じるためのステープラ8、書類に印字を行うレーザプリンタ9、カード挿入口18から挿入されたIDカードの磁気データを読み取るカードリーダ10、レシートを印字するためのジャーナルプリンタ11、現在時刻を計時する内部時計12、証明書自動交付機1の電源オンと電源オフとを制御してその稼働時間を管理する電源タイマ13、及び、呼び出しボタン21が、それぞれ接続されている。また、証明書自動交付機1の稼働状況や呼び出しボタン21が押されたこと、または、トナーカートリッジ交換の時期であること等を自治体の担当者に知らせるためのリモート操作パネル24が接続されている。
【0019】
更に、CPU2には、ホストコンピュータ22が接続されており、かかるホストコンピュータ22には、データベース23、及び、端末装置としてのパソコン25が接続されている。ここに、ホストコンピュータ22は、情報提供者によりパソコン25を介して入力された各種証明書に対応する各住民の戸籍や住所等のデータが格納されているデータベース23から、これらの情報を通信装置を介してCPU2に送信する作用を行う。
【0020】
次に、前記のように構成された証明書自動交付機1において、トナーカートリッジ交換時期を判断する動作について図3に基づき説明する。図3はトナーカートリッジ交換からの経過日数及び印字枚数により、次の交換時期に到達した時交換メッセージを表示する、トナーカートリッジ交換時期表示プログラムのフローチャートである。ここで、HDD5に記憶されているトナーカートリッジ交換履歴レコード51、使用状況レコード52、管理台帳53の内容につき図4、図5、図6を参照して説明する。
【0021】
図4は交換履歴レコード51の記憶内容を示す説明図である。交換履歴レコード51には、最新にトナーカートリッジを交換した日付である交換日、現在使用中のトナーカートリッジ内のトナーの標準寿命及び、現在使用中のトナーカートリッジの最大印字可能枚数が記憶されている。次に、図5は使用状況レコード52の記憶内容を示す説明図である。使用状況レコード52には、現在の日付及び本日分の印字枚数が記憶されている。次に、図6は管理台帳53の記憶内容を示す説明図である。管理台帳53には、最新にトナーカートリッジを交換した日付である交換日、現在使用中のトナーカートリッジの交換後の経過日数及び、現在使用中のトナーカートリッジの累積印字枚数が記憶されている。管理台帳53の内容の内、交換日及び経過日数は交換履歴レコード51の内容及び現在の日付から作成され、累積印字枚数は毎日の使用状況レコード52から、その内容である印字枚数を累積していくことにより作成される。尚、交換履歴レコード51、使用状況レコード52、管理台帳53の記憶及び更新処理については後述する。
【0022】
図3において、トナーカートリッジ交換時期表示プログラムを起動させると、まず、ステップ(以下、Sと略記する)100において、HDD5から、交換履歴レコード51、管理台帳53を読みだし、交換履歴レコード51からトナー寿命、最大印字可能枚数を、管理台帳53から経過日数、累積印字枚数を得る。
【0023】
次に、S100で得た経過日数とトナー寿命を比較する(S101)。その結果、経過日数がトナー寿命を越えていると判断された場合(S102:YES)、トナー寿命経過によるトナーカートリッジ交換要求メッセージをリモート操作パネル24に表示する(S103)。このとき、トナーカートリッジ交換要求メッセージは、証明書自動交付機1のCRT表示装置3に表示させてもよく、また、ホストコンピュータ22側に表示させてもよい。更に、トナーカートリッジ交換要求メッセージを証明書自動交付機1側やホストコンピュータ22側にて音声にて出力するように構成してもよい。これに対して、経過日数がトナー寿命を越えていないと判断された場合は(S102:NO)、次のステップへ進む。
【0024】
続いて、S100で得た累積印字枚数と最大印字可能枚数を比較する(S104)。その結果、累積印字枚数が最大印字可能枚数を越えていると判断された場合(S105:YES)、印字枚数超過によるトナーカートリッジ交換要求メッセージをリモート操作パネル24に表示する(S106)。これに対して、、累積印字枚数が最大印字可能枚数を越えていないと判断された場合は(S105:NO)、プログラムを終了する。
【0025】
これにより、トナーカートリッジの交換時期を自動的に判断し、トナーカートリッジ交換要求メッセージをリモート操作パネル24に表示することにより、人手による管理台帳の管理による人為的ミスを防ぐことができる。したがって、トナーカートリッジの交換忘れによる印字品質の低下を防ぐことができる。
【0026】
次に、証明書自動交付機1が使用される度に、使用状況レコードを更新する動作について図7に基づき説明する。図7は、証明書自動交付機1が使用される度に、使用状況レコード52に含まれる日付や印字枚数データを更新する使用状況レコード更新プログラムのフローチャートである。
【0027】
図7において、証明書自動交付機1を使用して、利用者が証明書の交付を要求すると図7のプログラムが起動される。まず、利用者の指示にしたがって、要求された証明書を印字する(S201)。印字する度に、印字枚数をカウントする(S202)。利用者の要求による印字がすべて終了したかを判断する(S203)。まだ、次の要求が入力されるなど、印字が終了していないと判断された場合は(S203:NO)、利用者の要求に応じて、次の印字を行う(S201)。全ての必要な証明書を印字交付し終わり、利用者により作業終了の入力があるなど、全ての印字が終了したと判断された場合は(S203:YES)、次の動作に進む。
【0028】
次に、使用状況レコード52を読みだし、記憶されている日付を現在の日付と比較する(S204)。使用状況レコード52に記憶されていた日付と現在の日付が同じでないと判断された場合(S205:YES)、使用状況レコード52の内容は前日分であるので、すべてクリアし、日付欄に現在の日付を書き込むと共に、本日分の印字枚数を0とする(S206)。
【0029】
次に、S202にてカウントされた印字枚数を、使用状況レコード52内の印字枚数欄に記憶されている印字枚数に加える(S207)。さらに、計算した印字枚数を使用状況レコード52の印字枚数欄に記憶し(S208)、終了する。これにより、毎日の印字枚数を自動的に正確に把握できる。
【0030】
次に、一日の業務が終了する度に、管理台帳53を更新する動作について図8に基づき説明する。図8は、一日の業務が終了する度に、トナーカートリッジ交換からの経過日数や累積印字枚数を計算し記憶する管理台帳更新プログラムのフローチャートである。
【0031】
図8において、まず、管理者による入力などにより、一日の業務が終了したと判断された場合(S301:YES)、この管理台帳更新プログラムが起動される。業務が終了していないときは(S301:NO)、そのまま終了する。起動されるとまず、現在の日付と、管理台帳53に記憶されているトナーカートリッジの交換日から、交換後経過日数を計算する(S302)。さらに、計算した交換後経過日数を、管理台帳53の経過日数欄に記憶する(S303)。
【0032】
続いて、使用状況レコード52に記憶されている本日の印字枚数を、管理台帳53に記憶されている昨日までの累積印字枚数に加えることにより、新たな累積印字枚数を計算する(S304)。計算された累積印字枚数を管理台帳53の累積印字枚数欄に記憶し(S305)、終了する。これにより、トナーカートリッジ交換から現在までの経過日数及び累積印字枚数を、自動的に正確に把握することができる。
【0033】
次に、トナーカートリッジを交換したときに、交換履歴レコード51を更新する動作について図9に基づいて説明する。図9は、トナーカートリッジを交換したときに、トナーの寿命や、最大印字可能枚数を交換履歴レコード51に記憶する、交換履歴レコード更新プログラムのフローチャートである。
【0034】
ここで、まず、トナーカートリッジが交換されたかどうかを判断する(S401)。トナーカートリッジが交換されていなければ(S401:NO)、プログラムを終了する。トナーカートリッジが交換されたと判断された場合(S401:YES)、まず、内部時計により現在の日付を得る(S402)。S402で得た日付をトナーカートリッジの交換日として、交換履歴レコード51と管理台帳53の交換日欄に記憶する(S403)。
【0035】
次に、新たに装着されたトナーカートリッジのトナー寿命を、管理者により入力させるかどうかを判断する(S404)。このとき、管理者はリモート操作パネル24上に表示されるメッセージに従ってトナー寿命を入力するかどうかを選択する。トナー寿命を入力しない場合は(S404:NO)、予め記憶されているデフォルト値で交換履歴レコード51のトナー寿命欄に記憶する(S405)。他方、管理者がトナー寿命を入力する場合は(S404:YES)、キーなどを用いて、トナー寿命が入力される(S406)。入力されたトナー寿命を交換履歴レコード51のトナー寿命欄に記憶する(S407)。
【0036】
さらに、新たに装着されたトナーカートリッジの最大印字可能枚数を、管理者により入力させるかどうかを判断する(S408)。最大印字可能枚数を入力しない場合は(S408:NO)、予め記憶されているデフォルト値で交換履歴レコード51の最大印字可能枚数欄に記憶する(S409)。他方、管理者が最大印字可能枚数を入力する場合は(S408:YES)、キーなどを用いて、最大印字可能枚数が入力される(S410)。入力された最大印字可能枚数を交換履歴レコード51の最大印字可能枚数欄に記憶し(S411)、終了する。
【0037】
これにより、トナーカートリッジが交換されたとき、新たに装着されたトナーカートリッジのトナー寿命や最大印字可能枚数を正確に記憶しておくことができる。また、通常用いているトナーカートリッジのトナー寿命及び最大印字可能枚数をデフォルト値として記憶しておくことにより、通常の交換であれば管理者による入力は少数回ですみ、管理は容易である。
【0038】
以上詳細に説明した通り本実施の形態の証明書自動交付機1では、交換履歴レコード51に交換日、トナー寿命、最大印字可能枚数を記憶し、さらに、毎日の使用状況により、管理台帳53に経過日数、累積印字枚数を記憶することにより、自動的にトナーカートリッジ交換時期を判断し、表示するので、人手によることなく容易に管理することができる。また、トナーカートリッジの交換忘れによる印字品質の低下を防ぐことができる。
【0039】
尚、本発明は上記実施の形態に限定されるものでなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲内で種々の改良、変形が可能であることは勿論である。
【0040】
【発明の効果】
以上説明した通り請求項1の証明書自動交付機では、トナーカートリッジを交換してからの経過日数がトナー寿命を越えたとき、トナーカートリッジが交換時期にある旨のメッセージを交換時期表示手段に自動的に表示するので、管理者による人為的ミスを防ぐことができ、印字装置の管理を容易にすることができる。
【0041】
また、トナーカートリッジを交換してからの累積印字枚数が印字可能枚数を越えたとき、トナーカートリッジが交換時期にある旨のメッセージを交換時期表示手段に自動的に表示することによって、管理者による人為的ミスを防ぐことができ、印字装置の管理を容易にすることができる。
【0042】
以上の通り本発明は、トナーカートリッジを交換してからの経過日数及び印字枚数を自動的に計算記憶しているので、管理者が人手により管理する必要がなく、誰でも容易に管理できる証明書自動交付機を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 証明書自動交付機の外観を示す斜視図である。
【図2】 証明書自動交付機の制御系を示すブロック図である。
【図3】 トナーカートリッジ交換時期表示プログラムのフローチャートである。
【図4】 交換履歴レコードの記憶内容を示す説明図である。
【図5】 使用状況レコードの記憶内容を示す説明図である。
【図6】 管理台帳の記憶内容を示す説明図である。
【図7】 使用状況レコード更新プログラムのフローチャートである。
【図8】 管理台帳更新プログラムのフローチャートである。
【図9】 交換履歴レコード更新プログラムのフローチャートである。
【符号の説明】
1 証明書自動交付機
51 交換履歴レコード
52 使用状況レコード
53 管理台帳
Claims (1)
- 利用者の要求に応じて、交換可能なトナーカートリッジを搭載する印字装置を介して証明書を印字提供する証明書自動交付機において、
トナーカートリッジを交換した交換日を記憶する交換履歴記憶手段と、
操作者の操作に基づいてトナーカードリッジの使用期限を入力する寿命入力手段と、
前記交換履歴記憶手段に記憶された交換日からの経過日数を記憶する管理台帳記憶手段と、
トナーカートリッジを交換すべきことを表示する交換時期表示手段とを有し、
前記交換時期表示手段が、前記管理台帳記憶手段に記憶された経過日数が前記寿命入力手段により入力されたトナーカートリッジの使用期限を越えた場合に、トナーカートリッジの交換時期であることを表示することを特徴とする証明書自動交付機。
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