JP2007279943A - プリンタと課金制御プログラムと記録媒体とプリンタの課金制御方法 - Google Patents

プリンタと課金制御プログラムと記録媒体とプリンタの課金制御方法 Download PDF

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Abstract

【課題】印刷枚数に応じて自動的に課金処理されるプリンタの、メンテナンス等のために
テスト印刷がされたとき、これを自動的に課金対象から除外する。
【解決手段】プリンタがテスト印刷モードであることを指定するモード情報の入力を受け
付ける入力手段21と、テスト印刷モードで印刷された用紙の枚数と、通常印刷モードで
印刷された用紙の枚数を区別してカウントする印刷枚数カウント手段22と、プリンタを
他のプリンタと区別するためのプリンタ識別情報32と、テスト印刷モードで印刷された
用紙の枚数を示す情報36とを含むテスト印刷情報34を記憶する記憶装置と、記憶装置
30に記憶されたテスト印刷情報34を、ネットワーク18を通じて、プリンタの印刷費
用課金処理情報42を管理する課金管理用サーバ40に送信する送信手段23を備える。
【選択図】図1

Description

本発明は、印刷枚数に応じて課金処理をする際に、メンテナンス時のテスト印刷枚数を
自動的に差し引く機能を持つ、プリンタと課金制御プログラムと記録媒体とプリンタの課
金制御方法に関する。
企業の事業所等で、コンピュータの出力を印刷したり文書をコピーするために、ネット
ワークプリンタが多用されている。こうしたプリンタをレンタルするサービスでは、プリ
ンタの印刷枚数に応じた課金処理をする。ネットワークを通じて、多数の管理対象のプリ
ンタについて、自動的に課金処理を行う方法も紹介されている(特許文献1参照)。
特開2004−151703号公報
ここで、従来の技術には、次のような解決すべき課題があった。プリンタに問題があっ
て印刷用紙にジャム等が発生したときや、プリンタのサービス修理の際のテスト印刷のと
きの印刷枚数は、課金対象から除外しなければならない。上記の特許文献では、具体的な
印刷失敗枚数やテスト印刷枚数を取得する方法は開示されていない。一般的には、常に全
体の印刷枚数から一定の割合で値引きをするようにして相殺する方法が知られている。し
かしながら、これでは印刷失敗やサービス修理が無い期間は、サービス提供者側が一定の
利益を失う。一方、サービスマンがサーバに接続をしてテスト印刷枚数を入力することも
考えられるが、プリンタを識別する情報の入力ミスが問題になる。本発明は、自動的にテ
スト印刷枚数をプリンタがカウントしその情報が自動的にサーバに登録されるプリンタと
課金制御プログラムと記録媒体とプリンタの課金制御方法を提供することを目的とする。
本発明の各実施例においては、それぞれ次のような構成により上記の課題を解決する。
〈構成1〉 プリンタがテスト印刷モードであることを指定するモード情報の入力を受
け付ける入力手段と、テスト印刷モードで印刷された用紙の枚数と、通常印刷モードで印
刷された用紙の枚数を区別してカウントする印刷枚数カウント手段と、プリンタを他のプ
リンタと区別するためのプリンタ識別情報と、上記テスト印刷モードで印刷された用紙の
枚数を示す情報とを含むテスト印刷情報を記憶する記憶装置と、上記記憶装置に記憶され
たテスト印刷情報を、ネットワークを通じて、上記プリンタの印刷費用課金処理情報を管
理する課金管理用サーバに送信する送信手段を備えたことを特徴とするプリンタ。
印刷枚数に応じて自動的に課金処理されるプリンタの、メンテナンス等のためにテスト
印刷がされたとき、これを自動的に課金対象から除外できる。プリンタ中にテスト印刷モ
ードで印刷された用紙の枚数を示す情報を記憶して、サーバに送信するので、自動的にこ
れが差し引かれて課金される。
〈構成2〉 構成1に記載のプリンタにおいて、上記記憶装置は、上記入力手段から、
上記テスト印刷モードで印刷された用紙の枚数が入力されたとき、当該入力手段から入力
された用紙の枚数を、上記テスト印刷情報に含めて記憶するものであることを特徴とする
プリンタ。
入力手段から、サービスマンが手作業で、テスト印刷モードで印刷された用紙の枚数を
入力して、記憶装置に記憶された内容を更新することができる。これにより、自動処理の
みならず、サービスマンによる、きめ細かいサービスも可能になる。
〈構成3〉 構成1に記載のプリンタにおいて、上記送信手段は、上記テスト印刷モー
ドの終了を検出して起動し、サーバに上記テスト印刷情報を送信するものであることを特
徴とするプリンタ。
テスト印刷が終了するたびに、サーバにテスト印刷情報を送信するので、サーバで確実
に正確な課金管理ができる。
〈構成4〉 構成1に記載のプリンタにおいて、上記印刷枚数カウント手段は、上記テ
スト印刷モードで印刷が実行されるたびに、テスト印刷モードで印刷された用紙の枚数を
、上記テスト印刷情報に累積加算して上記記憶装置に記憶させ、上記送信手段は、所定の
時間に自動的に起動して、上記サーバに、上記記憶装置に記憶されたテスト印刷情報を送
信し、上記印刷枚数カウント手段は、上記テスト印刷情報の送信後、テスト印刷モードで
印刷された用紙の枚数を初期化するものであることを特徴とするプリンタ。
時計やタイマによって、自動的に送信手段を起動させてテスト印刷情報を送信する。テ
スト印刷情報は送信まで累積加算され、その後初期化されるように制御される。
〈構成5〉 構成1に記載のプリンタにおいて、上記入力手段から表示要求が入力され
たとき、上記記憶装置に記憶された上記テスト印刷情報を読み出して、当該印刷情報を直
接表示する文字情報もしくは上記印刷情報を間接的に表示する二次元バーコードをディス
プレイに表示する、表示制御手段を備えたことを特徴とするプリンタ。
プリンタの管理者がテスト印刷情報の内容を、プリンタに備え付けたディスプレイでい
つでも確認できる。テスト印刷情報をそのまま表示してもよいが、ディスプレイの表示能
力に応じて、二次元バーコード等で間接的に表示してもよい。例えば、二次元バーコード
を携帯電話等で解読すると、サーバへの接続ができ、テスト印刷情報の内容をサーバに登
録できる。
〈構成6〉 構成1に記載のプリンタにおいて、保守点検サービス用の蓋を開放したと
きに認識できる場所に、上記課金管理用サーバのテスト印刷情報受け付け画面をアクセス
するための情報を含む二次元バーコードの表示が設けられていることを特徴とするプリン
タ。
携帯電話で二次元バーコードを読み取って、課金管理用サーバのURLをアクセスし、
プリンタ識別情報等を使用して、該当するプリンタのテスト印刷情報受け付け画面を呼び
出すことができる。これにより、例えば、修理中のプリンタの電源が投入できない状態で
も、サーバにテスト印刷枚数の送信ができる。
〈構成7〉 プリンタ制御用のコンピュータを、プリンタがテスト印刷モードであるこ
とを指定するモード情報の入力を受け付ける入力手段と、テスト印刷モードで印刷された
用紙の枚数と、通常印刷モードで印刷された用紙の枚数を区別してカウントする印刷枚数
カウント手段と、プリンタを他のプリンタと区別するためのプリンタ識別情報と、上記テ
スト印刷モードで印刷された用紙の枚数を示す情報とを含むテスト印刷情報を記憶する記
憶装置と、上記記憶装置に記憶されたテスト印刷情報を、ネットワークを通じて、上記プ
リンタの印刷費用課金処理用情報を管理する課金管理用サーバに送信する送信手段、とし
て機能させる課金制御プログラム。
〈構成8〉 プリンタ制御用のコンピュータを、プリンタがテスト印刷モードであるこ
とを指定するモード情報の入力を受け付ける入力手段と、テスト印刷モードで印刷された
用紙の枚数と、通常印刷モードで印刷された用紙の枚数を区別してカウントする印刷枚数
カウント手段と、プリンタを他のプリンタと区別するためのプリンタ識別情報と、上記テ
スト印刷モードで印刷された用紙の枚数を示す情報とを含むテスト印刷情報を記憶する記
憶装置と、上記記憶装置に記憶されたテスト印刷情報を、ネットワークを通じて、上記プ
リンタの印刷費用課金処理用情報を管理する課金管理用サーバに送信する送信手段、とし
て機能させる課金制御プログラムを記録したコンピュータで読み取り可能な記録媒体。
〈構成9〉 入力手段が、プリンタがテスト印刷モードであることを指定するモード情
報の入力を受け付けるステップと、印刷枚数カウント手段が、テスト印刷モードで印刷さ
れた用紙の枚数と、通常印刷モードで印刷された用紙の枚数を区別してカウントするステ
ップと、記憶装置が、プリンタを他のプリンタと区別するためのプリンタ識別情報と、上
記テスト印刷モードで印刷された用紙の枚数を示す情報とを含むテスト印刷情報を記憶す
るステップと、送信手段が、上記記憶装置に記憶されたテスト印刷情報を、ネットワーク
を通じて、上記プリンタの印刷費用課金処理用情報を管理する課金管理用サーバに送信す
るステップと、を含むプリンタの課金制御方法。
本発明では、課金管理用サーバがプリンタの印刷費用を自動的に課金するシステムを利
用する。プリンタでは、テスト印刷モードで印刷された用紙の枚数と、通常印刷モードで
印刷された用紙の枚数を区別してカウントする。その情報をネットワークを通じて、課金
管理用サーバに送信する。以下、本発明の実施の形態を具体例を用いて説明する。
図1は、実施例1のプリンタの機能ブロック図である。
図のプリンタ10は、演算処理装置20と記憶装置30を備える。演算処理装置20は
、入力手段21、印刷枚数カウント手段22、送信手段23、表示制御手段24、印刷制
御手段25を備える。記憶装置30は、カウンタ情報31、テスト印刷情報34、モード
表示37、及び、二次元バーコード38を記憶している。カウンタ情報31は、プリンタ
識別情報32と印刷枚数33のデータを含む。また、テスト印刷情報34は、プリンタ識
別情報32とテスト印刷枚数35を含む。また、このプリンタ10は、操作パネル11、
ディスプレイ12、プリントエンジン13、及び、ネットワークインタフェース14を備
える。
ネットワークインタフェース14には、ネットワーク18を介して課金管理用サーバ4
0が接続されている。課金管理用サーバ40は、プリンタ10の印刷枚数に応じて自動的
に課金処理を実行する機能を持つ。この機能は既存のものでよいため、この図には、その
記憶装置41と、記憶装置41に記憶された印刷費用課金処理情報42のみを示した。
演算処理装置20の入力手段21は、プリンタ10がテスト印刷モードであることを指
定するモード情報の入力を受け付ける機能を持つ。例えば、サービスマンがテスト印刷を
実行する場合には、操作パネル11を操作して、テスト印刷モードへの切り替え命令を入
力する。これを入力手段21が受け付ける。その結果、モード表示37にテスト印刷モー
ドである旨の情報が書き込まれる。印刷枚数カウント手段22は、テスト印刷モードで印
刷された用紙の枚数と通常印刷モードで印刷された用紙の枚数を区別してカウントする機
能を持つ。通常モードで印刷中かテスト印刷モードで印刷中かは、モード表示37を参照
して判断する。
印刷が実行されると、記憶装置30の印刷枚数33にその枚数を記録する。印刷枚数3
3は課金処理のために印刷された全数が累積加算されるデータである。カウンタ情報31
は、定期的に課金管理用サーバ40に送信される。また、テスト印刷モードで印刷が実行
されたときには、テスト印刷枚数35の値を更新する。テスト印刷枚数35は、課金管理
用サーバ40に送信されるまで、累積加算される。テスト印刷情報34は、印刷が実行さ
れるたびに、もしくは、テスト印刷モードの終了時に課金管理用サーバ40に送信される
プリンタ識別情報32は、このプリンタ10を他のプリンタのものと区別するための情
報である。テスト印刷枚数35は簡単な数値であるから、手入力しても入力間違いは少な
い。しかし、プリンタ識別情報32は通常、複雑な数字や記号の組み合わせだから、入力
間違いが発生しやすい。入力間違いがあると、別のプリンタの課金結果に影響を及ぼすお
それもある。このプリンタ10は、煩雑なプリンタ識別情報32の入力が不要である。自
動的にテスト印刷情報34を課金管理用サーバ40に送信する機能を持つ。また、後で説
明するように、携帯電話を自動的に課金管理用サーバ40に接続してログインし、このプ
リンタ10用のテスト印刷入力画面を呼び出すことができる。
送信手段23は、記憶装置30に記憶されたカウンタ情報31やテスト印刷情報34を
ネットワーク18を通じて課金管理用サーバ40に送信する機能を持つ。表示制御手段2
4は、入力手段21から表示要求が入力されたとき、記憶装置30に記憶されたテスト印
刷情報34を読み出してディスプレイ12に表示制御する機能を持つ。ディスプレイには
、テスト印刷情報の内容を直接示すような文字情報が表示される。あるいは、テスト印刷
情報を間接的に表示する二次元バーコード38が表示される。
テスト印刷情報34の表示要求は、操作パネル11を操作して入力される。表示制御手
段24は、テスト印刷情報34に含まれた、プリンタ識別情報32やテスト印刷枚数35
を読み出してディスプレイ12に表示する。あるいはテスト印刷情報34を変換して生成
した二次元バーコード38をディスプレイ12に表示する。印刷制御手段25は、プリン
タ本来の機能である印刷制御を実行する機能を持つ。プリントエンジン13は印刷に使用
される既知の機構である。上記課金管理用サーバ40に記憶された印刷費用課金処理情報
42は、管理下にある多数のプリンタの情報を一括管理するためのものである。従って、
特定のプリンタに関する情報を読み出す場合にはプリンタ識別情報32を検索キーとして
使用する。特定のプリンタの印刷費用課金処理情報を更新する場合にもプリンタ識別情報
32が必要になる。送信手段23は、プリンタ識別情報32を含む、カウンタ情報31や
テスト印刷情報34を課金管理用サーバ40に転送する。
図2は、ディスプレイに表示されるテスト印刷情報の例の説明図である。
図に示すように、プリンタのディスプレイ表示部50には、印刷制御に使用される画面
51が表示されている。通常は、インクやトナー等の残量を示す情報が表示されている。
操作パネル11を操作してテスト印刷情報34の表示要求があると、テスト印刷情報34
が記憶装置30(図1)から読み出されて表示される。このテスト印刷情報34は例えば
図2に示すように、小ウィンドウ52中にテスト印刷枚数を列挙した内容になる。
サービスマンは、サービスを開始するときにモード表示37をテスト印刷モードにする
。その状態でテスト印刷を実行する。サービス作業中、印刷枚数カウント手段22は、テ
スト印刷枚数をカウントして累積加算する。テスト印刷情報34には、このデータととも
に、テスト印刷を実行した日付や時刻が記憶される。この情報が、プリンタ識別情報32
とともに課金管理用サーバ40に送信される。これにより、課金管理用サーバ40では、
正確に、自動的にテスト印刷枚数を差し引いた印刷枚数課金処理が可能になる。なお、こ
のような画面はサービスマンのみが表示させることができるようにするとよい。サービス
が終了すると、モード表示37は通常印刷モードにされる。
図3は、テスト印刷情報表示画面の別の実施例である。
図に示すディスプレイ12の画面の右上隅には、二次元バーコード54が表示されてい
る。この二次元バーコード54は、テスト印刷情報を含む管理情報を、例えば、携帯電話
56のディスプレイに表示するためのものである。図のようにして携帯電話56で二次元
バーコード54を読み取ると、携帯電話56のディスプレイには、図の下側に示すような
画面57が表示される。この画面57は、テスト印刷枚数を列挙したものである。表示デ
ータの量が多くて複雑な場合には、二次元バーコードなどを用いて、ディスプレイ12に
間接的にテスト印刷情報を表示してもよい。また、この二次元バーコード54に、課金管
理用サーバ40に接続をして、このプリンタ専用の印刷費用課金処理情報を閲覧するため
の、ログイン情報を含めてもよい。ログイン情報には、プリンタ識別情報32が含まれる
。これで、既に課金管理用サーバ40に送信済みのテスト印刷情報を含む管理情報を閲覧
できる。
以上のような処理により、ネットワークを通じてプリンタからサーバに自動的に、随時
テスト印刷枚数を通知し登録することができる。サービスマンによるデータ入力誤りや入
力忘れを防止でき、伝票等を使用しないので、データの書き間違いや伝票を用いたデータ
入力時の入力間違いも生じない。毎回サーバにアクセスして接続をして、データを入力す
る作業が不要になるから、サービスマンの負担を十分に軽減できる。サービスマンは、必
要に応じて操作パネル11を操作して、テスト印刷情報を表示させて確認すればよい。ま
た、例えば、サービスマンがテスト印刷モードに入る前に課金対象とすべきでない印刷処
理などを行った場合には、手作業でテスト印刷情報を書き換えることもできる。
図4はテスト印刷情報書き換え処理の説明図である。
テスト印刷情報を確認する処理は既に説明した。ここで、その内容の書き換えが必要に
なったときは、図のように、ディスプレイ12に、修正画面61を表示する。この修正画
面61には、記憶装置30(図1)から読み出されたテスト印刷情報34と、修正データ
入力用のテキストボックス62と63が設けられている。図の例では、テキストボックス
63に、修正後の印刷枚数を入力している。修正前は「32」で修正後は「61」である
。修正入力後のデータでテスト印刷情報34を更新するときはボタン64をクリックする
。作業を中断するときはボタン65をクリックする。
図5は、課金管理用サーバへのテストの印刷枚数通知処理の説明図である。
これまでの実施例で説明した操作は、プリンタが少なくともテスト印刷情報をカウント
する機能を保持している場合に利用できる。一方、プリンタが障害により動作を停止して
しまった場合には、これらの方法は採用できない。このときのために、この実施例では、
プリンタ10の、例えば、サービスマンだけが開閉できる蓋71の裏側に、二次元バーコ
ード72を印刷したラベルが貼り付けてある。即ち、保守点検サービス用の蓋71を開放
したときに認識できる場所に、課金管理用サーバ40のテスト印刷情報受け付け画面をア
クセスするための情報を含む二次元バーコード72の表示が設けられている。これをサー
ビスマンの携帯電話56により読み取ると、課金管理用サーバ40に自動的に接続して、
テスト印刷情報受け付け画面73が携帯電話56のディスプレイに表示される。この画面
には、テスト印刷枚数を入力するテキストボックス74が設けられている。ここにデータ
を入力してボタン75をクリックすると、サーバへの登録作業が終了する。
図6は、上記のプリンタのハードウエアブロック図である。
プリンタ10は、バスライン120に、CPU121(中央演算処理装置)、ROM1
22(リードオンメモリ)、RAM123(ランダムアクセスメモリ)、操作バネル11
、ディスプレイ12、プリントエンジン13、ネットワークインタフェース14を接続し
たものである。CPU121は、プリンタを制御するコンピュータである。ROM122
は、ファームウエアを記憶するメモリである。RAM123は、印刷データを記憶すると
ともに、上記の記憶装置30(図1)の機能を持つ。操作パネル11とディスプレイ12
は、プリンタを操作するためのものである。プリントエンジン13は、用紙を搬送し、印
字ヘッドを用いて用紙上に印刷を実行する既知のプリントメカニズムである。ネットワー
クインタフェース14には、ネットワーク18を介して、プリントを要求する上位装置1
9や課金管理用サーバ40が接続されている。
図7は、テスト印刷情報の自動送信処理動作フローチャートである。
ステップS11で、上位装置からの要求に従って、プリンタ10が印刷処理を実行をす
ると、ステップS12で印刷枚数カウント手段22がその印刷枚数の計数をする。印刷枚
数カウント手段22は、ステップS13で、記憶装置30のカウンタ情報31に含まれた
印刷枚数33を更新する。この実施例では、印刷枚数33は通常印刷枚数もテスト印刷枚
数も含む合計値である。カウンタ情報31は定期的に課金管理用サーバ40に送信される
。これは既知の処理であるからここでは説明を省略する。
印刷枚数カウント手段22はさらに、ステップS14でモード表示37を参照して、モ
ード確認処理をする。即ち、ステップS15で、テスト印刷モードかどうかという判断を
する。この判断の結果がイエス(Y)のときはステップS16の処理に移行する。ノー(
N)のときは通常印刷モードなので、処理を終了する。印刷枚数カウント手段22は、ス
テップS16で、テスト印刷枚数35を更新する。同時に、ステップS17で、プリンタ
識別情報32を取得する。こうして、ステップS18で、テスト印刷情報34を生成し、
記憶装置30に記憶する。その後、送信手段23は、ステップS19で、テスト印刷情報
34を課金管理用サーバ40に送信する。この図7の実施例は、テスト印刷をすると直ち
にテスト印刷情報34を送信する方式である。なお、プリンタ識別情報32を含むテスト
印刷情報34であって、テスト印刷枚数35が初期値(ゼロ)のものを予め用意しておけ
ば、ステップS17の処理は不要である。テスト印刷枚数35のみを更新すればよい。
図8は、二次元バーコードの表示動作フローチャートである。
プリンタ10のディスプレイ12(図5)に、二次元バーコード38を表示する動作は
、次のように実行される。まず、ステップS21で、テスト印刷情報34の読み取りをす
る。この処理は表示制御手段24が行う。ステップS22では、対応する二次元バーコー
ドの生成をする。二次元バーコード38は記憶装置30に記憶される。二次元バーコード
38には、プリンタ識別情報32とテスト印刷枚数35とが含まれる。その後、ステップ
S23で、生成した二次元バーコードを、ディスプレイ12に表示する。
図9は、テスト印刷情報の他の送信動作フローチャートである。
この実施例では、テスト印刷モード中、テスト印刷枚数を累積しておき、テスト印刷モ
ードが終了したときに、テスト印刷情報34を課金管理用サーバ40に送信する。なお、
この処理は、例えば、図7のステップS18に続けて実行される。ステップS31では、
印刷枚数カウント手段22が、テスト印刷モードかどうかという判断をする。この判断の
結果がイエス(Y)のときはステップS32の処理に移行し、ノー(N)のときは処理を
終了する。ステップS32では、テスト印刷モードでの印刷が実行されたことを検出する
ステップS33で、印刷枚数カウント手段22は、テスト印刷枚数35を累積して更新
する。即ち、新たに印刷された枚数を加算する。ステップS34では、送信手段23がテ
スト印刷モード終了かどうかという判断をする。この判断の結果がイエス(Y)のときは
ステップS35の処理に移行し、ノー(N)のときはステップS32の処理に戻る。ステ
ップS35以下は、課金管理用サーバ40へのテスト印刷情報34の送信処理である。ス
テップS35でプリンタ識別情報32を取得し、ステップS36でテスト印刷情報34を
生成し記憶する。なお、既にテスト印刷情報34は生成済みで、テスト印刷枚数35を更
新する処理を繰り返していたときは、ステップS35とステップS36の処理は不要であ
る。送信手段23は、ステップS37で、テスト印刷情報の送信をする。その後、送信手
段23は、ステップS38で、テスト印刷枚数35の初期化をする。
図10は、テスト印刷枚数の修正処理フローチャートである。
この処理では、図4で説明したテスト印刷枚数35の修正動作を説明する。まず、ステ
ップS41で、操作パネル11から所定のコマンドが入力すると、テスト印刷枚数35の
表示をする。この処理は表示制御手段24が、記憶装置30に記憶されたテスト印刷情報
34を読みとって行う。ステップS42では、入力手段21が、修正データの入力があっ
たかどうかという判断をする。この判断の結果がイエス(Y)のときはステップS43の
処理に移行し、ノー(N)のときは処理を終了する。ステップS43では、印刷枚数カウ
ント手段22が入力データを利用して、テスト印刷枚数35の修正をする。これで、任意
のタイミングでテスト印刷情報34の修正ができる。
なお、上記の演算処理装置で実行されるコンピュータプログラムは、機能ブロックで図
示した単位でモジュール化されてもよいし、複数の機能ブロックを組み合わせて一体化さ
れてもよい。また、上記のコンピュータプログラムは、既存のアプリケーションプログラ
ムに組み込んで使用してもよい。本発明を実現するためのコンピュータプログラムは、例
えばCD−ROMのようなコンピュータで読み取り可能な記録媒体に記録して、任意のプ
リンタにインストールして利用することができる。
実施例1のプリンタの機能ブロック図。 ディスプレイに表示されるテスト印刷情報の例説明図。 テスト印刷情報表示画面の別の実施例。 テスト印刷情報書き換え処理の説明図。 課金管理用サーバへのテストの印刷枚数通知処理の説明図。 プリンタのハードウエアブロック図。 テスト印刷情報の自動送信処理動作フローチャート。 二次元バーコードの表示動作フローチャート。 テスト印刷情報の他の送信動作フローチャート。 テスト印刷枚数の修正処理フローチャート。
符号の説明
10 プリンタ、11 操作パネル、12 ディスプレイ、13 プリントエンジン、1
4 ネットワークインタフェース、18 ネットワーク、20 演算処理装置、30 記
憶装置、21 入力手段、22 印刷枚数カウント手段、23 送信手段、24 表示制
御手段、25 印刷制御手段、31 カウンタ情報、32 プリンタ識別情報、33 印
刷枚数、34 テスト印刷情報、35 テスト印刷枚数、37 モード表示、38 二次
元バーコード、40 課金管理用サーバ、41 記憶装置、42 印刷費用課金処理情報

Claims (9)

  1. プリンタがテスト印刷モードであることを指定するモード情報の入力を受け付ける入力
    手段と、
    テスト印刷モードで印刷された用紙の枚数と、通常印刷モードで印刷された用紙の枚数
    を区別してカウントする印刷枚数カウント手段と、
    プリンタを他のプリンタと区別するためのプリンタ識別情報と、前記テスト印刷モード
    で印刷された用紙の枚数を示す情報とを含むテスト印刷情報を記憶する記憶装置と、
    前記記憶装置に記憶されたテスト印刷情報を、ネットワークを通じて、前記プリンタの
    印刷費用課金処理情報を管理する課金管理用サーバに送信する送信手段を備えたことを特
    徴とするプリンタ。
  2. 請求項1に記載のプリンタにおいて、
    前記記憶装置は、前記入力手段から、前記テスト印刷モードで印刷された用紙の枚数が
    入力されたとき、当該入力手段から入力された用紙の枚数を、前記テスト印刷情報に含め
    て記憶するものであることを特徴とするプリンタ。
  3. 請求項1に記載のプリンタにおいて、
    前記送信手段は、前記テスト印刷モードの終了を検出して起動し、サーバに前記テスト
    印刷情報を送信するものであることを特徴とするプリンタ。
  4. 請求項1に記載のプリンタにおいて、
    前記印刷枚数カウント手段は、前記テスト印刷モードで印刷が実行されるたびに、テス
    ト印刷モードで印刷された用紙の枚数を、前記テスト印刷情報に累積加算して前記記憶装
    置に記憶させ、
    前記送信手段は、所定の時間に自動的に起動して、前記サーバに、前記記憶装置に記憶
    されたテスト印刷情報を送信し、
    前記印刷枚数カウント手段は、前記テスト印刷情報の送信後、テスト印刷モードで印刷
    された用紙の枚数を初期化するものであることを特徴とするプリンタ。
  5. 請求項1に記載のプリンタにおいて、
    前記入力手段から表示要求が入力されたとき、
    前記記憶装置に記憶された前記テスト印刷情報を読み出して、当該印刷情報を直接表示
    する文字情報もしくは前記印刷情報を間接的に表示する二次元バーコードをディスプレイ
    に表示する、表示制御手段を備えたことを特徴とするプリンタ。
  6. 請求項1に記載のプリンタにおいて、
    保守点検サービス用の蓋を開放したときに認識できる場所に、前記課金管理用サーバの
    テスト印刷情報受け付け画面をアクセスするための情報を含む二次元バーコードの表示が
    設けられていることを特徴とするプリンタ。
  7. プリンタ制御用のコンピュータを、
    プリンタがテスト印刷モードであることを指定するモード情報の入力を受け付ける入力
    手段と、
    テスト印刷モードで印刷された用紙の枚数と、通常印刷モードで印刷された用紙の枚数
    を区別してカウントする印刷枚数カウント手段と、
    プリンタを他のプリンタと区別するためのプリンタ識別情報と、前記テスト印刷モード
    で印刷された用紙の枚数を示す情報とを含むテスト印刷情報を記憶する記憶装置と、
    前記記憶装置に記憶されたテスト印刷情報を、ネットワークを通じて、前記プリンタの
    印刷費用課金処理用情報を管理する課金管理用サーバに送信する送信手段、
    として機能させる課金制御プログラム。
  8. プリンタ制御用のコンピュータを、
    プリンタがテスト印刷モードであることを指定するモード情報の入力を受け付ける入力
    手段と、
    テスト印刷モードで印刷された用紙の枚数と、通常印刷モードで印刷された用紙の枚数
    を区別してカウントする印刷枚数カウント手段と、
    プリンタを他のプリンタと区別するためのプリンタ識別情報と、前記テスト印刷モード
    で印刷された用紙の枚数を示す情報とを含むテスト印刷情報を記憶する記憶装置と、
    前記記憶装置に記憶されたテスト印刷情報を、ネットワークを通じて、前記プリンタの
    印刷費用課金処理用情報を管理する課金管理用サーバに送信する送信手段、
    として機能させる課金制御プログラムを記録したコンピュータで読み取り可能な記録媒
    体。
  9. 入力手段が、プリンタがテスト印刷モードであることを指定するモード情報の入力を受
    け付けるステップと、
    印刷枚数カウント手段が、テスト印刷モードで印刷された用紙の枚数と、通常印刷モー
    ドで印刷された用紙の枚数を区別してカウントするステップと、
    記憶装置が、プリンタを他のプリンタと区別するためのプリンタ識別情報と、前記テス
    ト印刷モードで印刷された用紙の枚数を示す情報とを含むテスト印刷情報を記憶するステ
    ップと、
    送信手段が、前記記憶装置に記憶されたテスト印刷情報を、ネットワークを通じて、前
    記プリンタの印刷費用課金処理用情報を管理する課金管理用サーバに送信するステップと

    を含むプリンタの課金制御方法。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2017222173A (ja) * 2017-07-21 2017-12-21 キヤノン株式会社 画像形成装置
US10223623B2 (en) 2013-06-13 2019-03-05 Canon Kabushiki Kaisha Image forming apparatus, control method for image forming apparatus, and storage medium
JP2019093578A (ja) * 2017-11-20 2019-06-20 キヤノン株式会社 画像形成装置、制御方法およびプログラム

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