JP7040229B2 - 画像形成装置及びプログラム - Google Patents

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本発明は、画像形成装置及びプログラムに関する。
例えば、特許文献1には、画像形成装置にエラーが発生した場合に、エンジニアのスキルによらず、適切な対処法を画像形成装置に提供するエラー対処情報提供装置が記載されている。このエラー対処情報提供装置は、画像形成装置から送られた通知メッセージを受信し、受信した通知メッセージに含まれている画像形成装置の機種情報、エラー種別を示すエラー情報及びエラー時のステータスを示すステータス情報に基づいて、機種別、エラー種別及びエラー時のステータス別の対処方法を記憶した修理情報データベースを検索する。そして、このエラー対処情報提供装置は、当該検索の結果に基づいて対処方法を示す情報を含むメンテナンス情報を生成し、メンテナンス情報を画像形成装置へ送信する。
特開2008-211662号公報
ところで、画像形成装置に不具合が発生した場合に、画像形成装置又は外部サーバから得られる対処法はユーザの権限によらず同一である場合が多く、一般的なユーザには何を修正すべきか分かり難い場合がある。
本発明は、発生した不具合に対して、ユーザの権限によらず同一の対処法を表示する場合と比較して、不具合に対する対処法をユーザの権限に応じて分かり易く表示することができる画像形成装置及びプログラムを提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、請求項1に記載の画像形成装置は、不具合が発生した場合に、前記不具合の内容を示す自装置の内部情報を収集する収集部と、前記収集部により収集された内部情報に基づいて、前記不具合に対する対処法を示す情報を取得する取得部と、前記内部情報に機密情報が含まれ、かつ、ユーザが前記機密情報を閲覧する権限を有する場合に、前記取得部により取得された対処法を示す情報と、前記機密情報とを表示部に表示させる制御を行う制御部と、を備え、前記制御部が、前記ユーザが前記機密情報を閲覧する権限を有していない場合に、前記取得部により取得された対処法を示す情報のみを前記表示部に表示させる制御を行う
また、請求項2に記載の画像形成装置は、請求項1に記載の発明において、前記取得部が、前記対処法を示す情報を、外部サーバから取得する。
また、請求項3に記載の画像形成装置は、請求項2に記載の発明において、前記取得部が、前記機密情報が削除された内部情報を含む対処依頼を前記外部サーバに送信することにより、前記外部サーバから前記対処法を示す情報を取得する。
また、請求項4に記載の画像形成装置は、請求項2に記載の発明において、前記取得部が、前記機密情報が予め定められた非機密情報に置換された内部情報を含む対処依頼を前記外部サーバに送信することにより、前記外部サーバから前記対処法を示す情報を取得する。
また、請求項5に記載の画像形成装置は、請求項1~4のいずれか1項に記載の発明において、前記機密情報が、前記ユーザの個人情報とされている。
また、請求項6に記載の画像形成装置は、請求項5に記載の発明において、前記個人情報が、前記ユーザにより入力された、前記ユーザの識別情報及びパスワードの少なくとも一方を含んでいる。
また、請求項7に記載の画像形成装置は、請求項1~6のいずれか1項に記載の発明において、前記制御部が、前記不具合が発生した場合に、前記不具合の内容を含む情報を前記表示部に更に表示させる制御を行う。
また、請求項8に記載の画像形成装置は、請求項7に記載の発明において、前記対処法を示す情報の取得の指示を受け付ける受付部を更に備え、前記取得部が、前記受付部によって前記指示が受け付けられた場合に、前記対処法を示す情報を取得する。
また、請求項9に記載の画像形成装置は、請求項8に記載の発明において、前記受付部が、前記不具合の内容のレベルが一定レベル以上である場合に、前記指示を受け付ける。
また、請求項10に記載の画像形成装置は、請求項1~9のいずれか1項に記載の発明において、前記制御部が、前記ユーザの識別情報に基づいて、前記ユーザが前記機密情報を閲覧する権限を有しているか否かを特定する。
更に、上記目的を達成するために、請求項11に記載のプログラムは、コンピュータを、請求項1~10のいずれか1項に記載の画像形成装置が備える各部として機能させる。
請求項1及び請求項11に係る発明によれば、発生した不具合に対して、ユーザの権限によらず同一の対処法を表示する場合と比較して、不具合に対する対処法をユーザの権限に応じて分かり易く表示することができる。
また、機密情報を閲覧する権限のないユーザに対して、機密情報が漏洩することを防止することができる。
請求項2に係る発明によれば、対処法を示す情報を自装置に格納する場合と比較して、自装置を簡易な構成にすることができる。
請求項3に係る発明によれば、機密情報を削除しない場合と比較して、機密情報が外部に漏洩することを防止することができる。
請求項4に係る発明によれば、機密情報を非機密情報に置換しない場合と比較して、機密情報が外部に漏洩することを防止することができる。
請求項5に係る発明によれば、ユーザの個人情報が外部に漏洩することを防止することができる。
請求項6に係る発明によれば、ユーザの識別情報及びパスワードの少なくとも一方が外部に漏洩することを防止することができる。
請求項7に係る発明によれば、ユーザが不具合の内容を確認することができる。
請求項8に係る発明によれば、ユーザが不具合の内容を確認してから、必要に応じて対処法を示す情報を取得することができる。
請求項9に係る発明によれば、不具合の内容のレベルの如何に係らず指示を受け付ける場合と比較して、不具合に対してより効率的に対処することができる。
請求項10に係る発明によれば、ユーザの識別情報を用いない場合と比較して、機密情報を閲覧する権限を有するか否かを簡易に特定することができる。
第1の実施形態に係るネットワークシステムの構成の一例を示すブロック図である。 第1の実施形態に係る対処法テーブルの一例を示す図である。 第1の実施形態に係る画像形成装置の電気的な構成の一例を示すブロック図である。 第1の実施形態に係る画像形成装置の機能的な構成の一例を示すブロック図である。 実施形態に係る変換辞書テーブルの一例を示す図である。 実施形態に係る権限管理テーブルの一例を示す図である。 第1の実施形態に係る表示制御プログラムの処理の流れの一例を示すフローチャートである。 実施形態に係るエラー画面の一例を示す正面図である。 実施形態に係るジョブ確認画面の一例を示す正面図である。 実施形態に係る一般ユーザ向け対処メッセージ表示画面の一例を示す正面図である。 実施形態に係る管理者向け対処メッセージ表示画面の一例を示す正面図である。 実施形態に係る社外ユーザ向け対処メッセージ表示画面の一例を示す正面図である。 第2の実施形態に係る画像形成装置の機能的な構成の一例を示すブロック図である。
以下、図面を参照して、本発明を実施するための形態の一例について詳細に説明する。
[第1の実施形態]
図1は、第1の実施形態に係るネットワークシステム90の構成の一例を示すブロック図である。
図1に示すように、本実施形態に係るネットワークシステム90は、画像形成装置10と、外部サーバ40と、を備えている。
本実施形態に係る画像形成装置10は、ネットワークNを介して、外部サーバ40と接続されている。なお、ネットワークNには、一例として、インターネットや、LAN(Local Area Network)、WAN(Wide Area Network)等が適用される。
本実施形態に係る外部サーバ40には、一例として、サーバコンピュータやパーソナルコンピュータ(PC:Personal Computer)等の汎用的なコンピュータが適用される。外部サーバ40は、画像形成装置10に対して、画像形成装置10で発生する不具合に対する対処法を示す情報を提供する。なお、本実施形態に係る「不具合」とは、エラーコードが生じる不具合を意味し、本実施形態では、不具合が発生したことの一例として、エラーが発生したことを適用した場合について説明するが、これに限定されるものではない。本実施形態に係る外部サーバ40は、画像形成装置10に関する対処法テーブル42を備えている。
図2は、第1の実施形態に係る対処法テーブル42の一例を示す図である。
図2に示すように、本実施形態に係る対処法テーブル42では、画像形成装置10で発生するエラーに関するエラーコードと対処法を示す情報とが対応付けられている。この対処法テーブル42は、外部サーバ40の記憶部44に格納されている。
図2に示す対処法テーブル42には、エラーコード毎に、対処法を示す情報の一例として、予め定められた対処メッセージが登録されている。例えば、エラーコードがユーザ認証時におけるユーザ名又はパスワードの入力エラーを示す場合、一例として、「認証誤り(ユーザ名またはパスワード誤り):認証サーバとの認証において、ユーザ名またはパスワードの入力が誤っています。」等の対処メッセージが登録されている。
次に、図3を参照して、画像形成装置10の電気的な構成について説明する。
図3は、第1の実施形態に係る画像形成装置10の電気的な構成の一例を示すブロック図である。
図3に示すように、本実施形態に係る画像形成装置10は、制御部12と、記憶部14と、表示部16と、操作部18と、画像形成部20と、原稿読取部22と、通信部24と、を備えている。
制御部12は、CPU(Central Processing Unit)12A、ROM(Read Only Memory)12B、RAM(Random Access Memory)12C、及び入出力インターフェース(I/O)12Dを備えており、これら各部がバスを介して各々接続されている。
I/O12Dには、記憶部14と、表示部16と、操作部18と、画像形成部20と、原稿読取部22と、通信部24と、を含む各機能部が接続されている。これらの各機能部は、I/O12Dを介して、CPU12Aと相互に通信可能とされる。
制御部12は、画像形成装置10の一部の動作を制御するサブ制御部として構成されてもよいし、画像形成装置10の全体の動作を制御するメイン制御部の一部として構成されてもよい。制御部12の各ブロックの一部又は全部には、例えば、LSI(Large Scale Integration)等の集積回路又はIC(Integrated Circuit)チップセットが用いられる。上記各ブロックに個別の回路を用いてもよいし、一部又は全部を集積した回路を用いてもよい。上記各ブロック同士が一体として設けられてもよいし、一部のブロックが別に設けられてもよい。また、上記各ブロックのそれぞれにおいて、その一部が別に設けられてもよい。制御部12の集積化には、LSIに限らず、専用回路又は汎用プロセッサを用いてもよい。
記憶部14としては、例えば、HDD(Hard Disk Drive)、SSD(Solid State Drive)、フラッシュメモリ等が用いられる。記憶部14には、本実施形態に係る表示制御プログラム14Aが記憶されている。なお、この表示制御プログラム14Aは、ROM12Bに記憶されていてもよい。また、記憶部14には、後述する変換辞書テーブル14B及び権限管理テーブル14Cが記憶されている。これらの変換辞書テーブル14B及び権限管理テーブル14CもROM12Bに記憶されていてもよい。
表示制御プログラム14Aは、例えば、画像形成装置10に予めインストールされていてもよい。表示制御プログラム14Aは、不揮発性の記憶媒体に記憶して、又はネットワークNを介して配布して、画像形成装置10に適宜インストールすることで実現してもよい。なお、不揮発性の記憶媒体の例としては、CD-ROM(Compact Disc Read Only Memory)、光磁気ディスク、HDD、DVD-ROM(Digital Versatile Disc Read Only Memory)、フラッシュメモリ、メモリカード等が想定される。
表示部16には、例えば、液晶ディスプレイ(LCD:Liquid Crystal Display)や有機EL(Electro Luminescence)ディスプレイ等が用いられる。表示部16は、タッチパネルを一体的に有している。操作部18には、テンキーやスタートキー等の各種の操作キーが設けられている。表示部16及び操作部18は、画像形成装置10のユーザから各種の指示を受け付ける。この各種の指示には、例えば、原稿の読み取りを開始させる指示や、原稿のコピーを開始させる指示等が含まれる。表示部16は、ユーザから受け付けた指示に応じて実行された処理の結果や、処理に対する通知等の各種の情報を表示する。
原稿読取部22は、画像形成装置10の上部に設けられた図示しない自動原稿送り装置の給紙台に置かれた原稿を1枚ずつ取り込み、取り込んだ原稿を光学的に読み取って画像情報を得る。あるいは、原稿読取部22は、プラテンガラス等の原稿台に置かれた原稿を光学的に読み取って画像情報を得る。
画像形成部20は、原稿読取部22による読み取りによって得られた画像情報、又は、ネットワークNを介して接続された外部のPC等から得られた画像情報に基づく画像を、紙等の記録媒体に形成する。なお、本実施形態においては、画像を形成する方式として、電子写真方式を例示して説明するが、インクジェット方式等の他の方式を採用してもよい。
画像を形成する方式が電子写真方式の場合、画像形成部20は、感光体ドラム、帯電部、露光部、現像部、転写部、及び定着部を含む。帯電部は、感光体ドラムに電圧を印加して感光体ドラムの表面を帯電させる。露光部は、帯電部で帯電された感光体ドラムを画像情報に応じた光で露光することにより感光体ドラムに静電潜像を形成する。現像部は、感光体ドラムに形成された静電潜像をトナーにより現像することで感光体ドラムにトナー像を形成する。転写部は、感光体ドラムに形成されたトナー像を記録媒体に転写する。定着部は、記録媒体に転写されたトナー像を加熱及び加圧により定着させる。
通信部24は、ネットワークNに接続されており、外部サーバ40との間でネットワークNを介して通信が可能とされる。この例の場合、通信部24とネットワークNとは有線で接続されるが、無線で接続してもよい。
ところで、画像形成装置に不具合が発生した場合に、得られる対処法はユーザの権限によらず同一である場合が多く、一般的なユーザには何を修正すべきか分かり難い場合がある。例えば、不具合の内容によってはユーザID(Identification)やパスワード等の機密情報の入力が間違っている可能性があるため、入力された機密情報を対処法と共に表示したほうが修正すべき点が分かり易い場合がある。すなわち、機密情報の閲覧権限を有するユーザに対しては、対処法と共に機密情報を表示させることが望ましい場合がある。
このため、本実施形態に係る画像形成装置10のCPU12Aは、記憶部14に記憶されている表示制御プログラム14AをRAM12Cに書き込んで実行することにより、図4に示す各部として機能する。
図4は、第1の実施形態に係る画像形成装置10の機能的な構成の一例を示すブロック図である。
図4に示すように、本実施形態に係る画像形成装置10のCPU12Aは、収集部30、取得部32、及び表示制御部34として機能する。表示制御部34は、制御部の一例である。
本実施形態に係る収集部30は、エラーが発生した場合に、エラーの内容を示す自装置の内部情報を収集する。ここでいう内部情報には、一例として、エラー情報、ログ情報、及び履歴情報等が含まれる。エラー情報とは、発生したエラーの内容を示すエラーコード等である。ログ情報とは、過去に発生したエラーの履歴を時系列で記録した情報であり、上記エラーコードを含む情報である。履歴情報とは、画像形成装置10における動作の履歴を示す情報である。この内部情報には、機密情報が含まれている場合がある。ここでいう機密情報とは、ユーザの個人情報や、サーバ名、フォルダ名、IP(Internet Protocol)アドレス等のネットワーク設定に関する情報等のように社外秘とすべき情報である。また、ユーザの個人情報とは、例えば、ユーザの識別情報の一例であるユーザIDや、パスワード等である。
本実施形態に係る取得部32は、収集部30により収集された内部情報に基づいて、エラーに対する対処法を示す情報を取得する。本実施形態では、内部情報を含む対処依頼を外部サーバ40に送信することにより、外部サーバ40から対処法を示す情報を取得する。この場合、内部情報に機密情報が含まれているとセキュリティの観点から望ましくない。従って、内部情報に機密情報が含まれている場合には、機密情報が削除された内部情報を含む対処依頼を外部サーバ40に送信する。あるいは、図5に示す変換辞書テーブル14Bを用いて、機密情報が予め定められた非機密情報に置換された内部情報を含む対処依頼を外部サーバ40に送信するようにしてもよい。
図5は、本実施形態に係る変換辞書テーブル14Bの一例を示す図である。
図5に示すように、本実施形態に係る変換辞書テーブル14Bでは、機密情報に対して、非機密情報が対応付けられている。一例として、内部情報に「ユーザ名」が含まれている場合は、「***」に置換され、「パスワード」が含まれている場合は、「###」に置換され、「サーバ名」が含まれている場合は、「%%%」に置換される。
上記の内部情報を含む対処依頼を受信した外部サーバ40では、内部情報に含まれるエラーコードに対する対処法を示す情報を、対処法テーブル42から読み出し、読み出した対処法を示す情報を画像形成装置10に送信する。
本実施形態に係る表示制御部34は、上記の内部情報に機密情報が含まれ、かつ、ユーザが機密情報を閲覧する権限を有する場合に、一例として、後述の図10に示すように、取得部32により取得された対処法を示す情報と、機密情報とを表示部16に表示させる制御を行う。なお、ユーザが機密情報を閲覧する権限を有しているか否かは、例えば、図6に示す権限管理テーブル14Cを用いて特定される。ここで、機密情報を閲覧する権限は、ユーザの種類、本実施形態では、社内の一般ユーザ、社内の管理者、及び社外ユーザの各々について適宜設定される権限である。なお、ユーザの種類は、一例として、ユーザが画像形成装置10にログインする際に入力する当該ユーザのユーザIDにより特定される。また、管理者とは、ネットワークシステム90の管理者(アドミニストレータ)を意味し、システム管理者とも呼ばれる。管理者には、例えば、システムエンジニア等が含まれていてもよい。社外ユーザとは、ネットワークシステム90の保守管理を行う社外のカスタマーエンジニア等である。
図6は、本実施形態に係る権限管理テーブル14Cの一例を示す図である。
図6に示すように、本実施形態に係る権限管理テーブル14Cは、予め定められた機密情報に対して、ログインしたユーザの種類毎に閲覧権限を有しているか否かを示すデータテーブルである。
図6に示す権限管理テーブル14Cにおいて、丸印が付されている場合、ユーザが機密情報を閲覧する権限を有していることを示し、一方、×印が付されている場合、ユーザが機密情報を閲覧する権限を有していないことを示している。一例として、一般ユーザの場合、「ユーザ名」、「パスワード」、及び「サーバ名」を閲覧する権限を有している。また、管理者の場合、「ユーザ名」及び「サーバ名」を閲覧する権限は有しているが、「パスワード」を閲覧する権限は有していない。また、社外ユーザの場合、「ユーザ名」、「パスワード」、及び「サーバ名」を閲覧する権限を有していない。
本実施形態に係る表示制御部34は、図6に示す権限管理テーブル14Cを参照し、ユーザが機密情報を閲覧する権限を有していない場合には、取得部32により取得された対処法を示す情報のみを表示部16に表示させる制御を行う。
次に、図7を参照して、第1の実施形態に係る画像形成装置10の作用を説明する。なお、図7は、第1の実施形態に係る表示制御プログラム14Aの処理の流れの一例を示すフローチャートである。
まず、画像形成装置10においてユーザにより指示された処理の実行中にエラーの発生が検知されると、表示制御プログラム14Aが起動され、以下の各ステップを実行する。なお、本実施形態では、エラーの一例として、ユーザ認証時のユーザ名及びパスワードの少なくとも一方の入力エラーが発生した場合について説明するが、例えば、サーバ接続エラー等の他のエラーが発生した場合についても同様に適用される。
図7のステップ100では、収集部30が、発生したエラーの内容を示す自装置の内部情報を収集する。この内部情報には、上述したエラー情報、ログ情報、及び履歴情報が含まれている。
ステップ102では、表示制御部34が、収集部30により収集された内部情報に基づいて、エラーの内容を含む情報を表示部16に表示させる制御を行う。一例として、図8に示すエラー画面を表示部16に表示させる。
図8は、本実施形態に係るエラー画面16Aの一例を示す正面図である。
図8に示すように、本実施形態に係るエラー画面16Aには、エラーの内容を示す情報の一例として、「認証できませんでした。」というメッセージが表示されている。
図8に示すエラー画面16Aには、ジョブ確認ボタン60、及び対処法取得ボタン62が含まれている。ユーザがジョブ確認ボタン60を押圧操作すると、一例として、図9に示すジョブ確認画面が表示部16に表示される。
図9は、本実施形態に係るジョブ確認画面16Bの一例を示す正面図である。
図9に示すように、本実施形態に係るジョブ確認画面16Bでは、実行中、実行待ち、及び実行完了の各々における処理(ジョブ)の状態の履歴が一覧で表示される。なお、図9に示すジョブ確認画面16Bにも、図8に示すエラー画面16Aと同様に、対処法取得ボタン62が含まれている。
図8及び図9に示す対処法取得ボタン62は、受付部の一例であり、対処法を示す情報の取得の指示を受け付ける。ここで、エラーの内容によっては対処法を示す情報を取得しなくてもユーザだけで対処可能なエラー(例えば、用紙ジャム等)も起こり得る。このため、図8及び図9に示す対処法取得ボタン62を表示させ、ユーザが必要に応じて対処法を示す情報を取得するか否かを選択可能としている。なお、対処法取得ボタン62は、エラーの内容のレベルが一定レベル以上である場合に、指示を受け付けるようにしてもよい。例えば、ネットワーク設定に関するエラーは高いレベルに設定しておき、用紙ジャム等の比較的軽微なエラーは低いレベルに設定しておく。この場合、ネットワーク設定に関するエラーでは、対処法取得ボタン62の押圧操作を可能な状態で表示させ、用紙ジャム等の比較的軽微なエラーでは、対処法取得ボタン62を非表示あるいはグレーアウト表示とし、押圧操作できない状態とする。なお、本実施形態では、記憶部14に、エラーの内容と予め定められたレベルとを対応付けたデータテーブル(図示省略)を格納しておくこととよい。
次に、ステップ104では、取得部32が、対処法を示す情報の取得の指示が有ったか否かを判定する。対処法を示す情報の取得の指示が有ったと判定した場合(肯定判定の場合)、ステップ106に移行し、対処法を示す情報の取得の指示が無いと判定した場合(否定判定の場合)、ステップ132に移行する。対処法を示す情報の取得の指示は、一例として、図8に示すエラー画面16A及び図9に示すジョブ確認画面16Bのいずれかの対処法取得ボタン62がユーザにより押圧操作された場合に、受け付けられる。
ステップ106では、取得部32が、上記ステップ100で収集した内部情報に機密情報が含まれているか否かを判定する。内部情報に機密情報が含まれていると判定した場合(肯定判定の場合)、ステップ108に移行し、内部情報に機密情報が含まれていないと判定した場合(否定判定の場合)、ステップ110に移行する。
ステップ108では、取得部32が、内部情報から機密情報を削除する。なお、削除に代えて、上述の図5に示す変換辞書テーブルを用いて、内部情報に含まれる機密情報を非機密情報に置換してもよい。
ステップ110では、取得部32が、内部情報を含む対処依頼を外部サーバ40にネットワークNを介して送信する。つまり、本実施形態では、上記ステップ104でのユーザによる対処法取得ボタン62の押圧操作をトリガとして対処依頼が外部サーバ40に送信される。なお、対処依頼を外部サーバ40に送信するトリガは、対処法取得ボタン62の押圧操作に限定されず、ステップ102でのエラー画面の表示をトリガとしてもよい。この場合、ユーザによる操作が介在することなく、対処依頼が外部サーバ40に送信される。この対処依頼を受信した外部サーバ40は、一例として、上述の図2に示す対処法テーブル42から、内部情報に含まれるエラーコードに対応する対処法を示す情報を読み出し、読み出した対処法を示す情報を画像形成装置10にネットワークNを介して送信する。
ステップ112では、取得部32が、外部サーバ40から送信された対処法を示す情報を取得する。
ステップ114では、表示制御部34が、自装置にログインして処理の実行を指示したユーザのユーザIDに基づいて、当該ユーザの種類を取得する。
ステップ116では、表示制御部34が、上記ステップ114で取得したユーザの種類が一般ユーザであるか否かを判定する。ユーザの種類が一般ユーザであると判定した場合(肯定判定の場合)、ステップ118に移行し、ユーザの種類が一般ユーザではないと判定した場合(否定判定の場合)、ステップ122に移行する。
ステップ118では、表示制御部34が、一例として、上述の図6に示す権限管理テーブル14Cを参照し、一般ユーザが閲覧可能な機密情報を特定する。
ステップ120では、表示制御部34が、上記ステップ118で特定した一般ユーザ向けの機密情報を含む対処法を示す情報を表示部16に表示させ、本表示制御プログラム14Aによる一連の処理を終了する。なお、本実施形態では、一例として、図10に示す一般ユーザ向け対処メッセージ表示画面を表示させる。
図10は、本実施形態に係る一般ユーザ向け対処メッセージ表示画面16Cの一例を示す正面図である。
図10に示すように、本実施形態に係る一般ユーザ向け対処メッセージ表示画面16Cには、一般ユーザ向け対処メッセージ64が含まれている。この一般ユーザ向け対処メッセージ64は、外部サーバ40から取得した対処メッセージと、一般ユーザが閲覧可能な機密情報である「ServerA」、「User1」、及び「PassworD」と、を用いて作成されたメッセージである。これらの「ServerA」、「User1」、及び「PassworD」は、ユーザにより入力された機密情報である。
具体的には、外部サーバ40から取得した対処メッセージと、一般ユーザが閲覧可能な機密情報との間で所定のルールを決めておくことが考えられる。例えば、外部サーバ40から取得した対処メッセージが「認証誤り(ユーザ名またはパスワード誤り):認証サーバ%%%との認証において、ユーザ名***またはパスワード###の入力が誤っています。」である場合には、「%%%」を「ServerA」に置換し、「***」を「User1」に置換し、「###」を「PassworD」に置換するというルールを予め決めておく。
一方、ステップ122では、表示制御部34が、上記ステップ114で取得したユーザの種類が管理者であるか否かを判定する。ユーザの種類が管理者であると判定した場合(肯定判定の場合)、ステップ124に移行し、ユーザの種類が管理者ではない、つまり、ユーザの種類が社外ユーザであると判定した場合(否定判定の場合)、ステップ128に移行する。
ステップ124では、表示制御部34が、一例として、上述の図6に示す権限管理テーブル14Cを参照し、管理者が閲覧可能な機密情報を特定する。
ステップ126では、表示制御部34が、上記ステップ124で特定した管理者向けの機密情報を含む対処法を示す情報を表示部16に表示させ、本表示制御プログラム14Aによる一連の処理を終了する。なお、本実施形態では、一例として、図11に示す管理者向け対処メッセージ表示画面を表示させる。
図11は、本実施形態に係る管理者向け対処メッセージ表示画面16Dの一例を示す正面図である。
図11に示すように、本実施形態に係る管理者向け対処メッセージ表示画面16Dには、管理者向け対処メッセージ66が含まれている。この管理者向け対処メッセージ66は、外部サーバ40から取得した対処メッセージと、管理者が閲覧可能な機密情報である「ServerA」及び「User1」と、を用いて作成されたメッセージである。これらの「ServerA」及び「User1」は、ユーザにより入力された機密情報である。なお、管理者の場合、上述の図6に示す権限管理テーブル14Cから、「PassworD」の閲覧が不可になっているため、この例では除外されている。
具体的には、外部サーバ40から取得した対処メッセージと、管理者が閲覧可能な機密情報との間で所定のルールを決めておくことが考えられる。例えば、外部サーバ40から取得した対処メッセージが上記と同様に「認証誤り(ユーザ名またはパスワード誤り):認証サーバ%%%との認証において、ユーザ名***またはパスワード%%%の入力が誤っています。」である場合には、「%%%」を「ServerA」を置換し、「***」を「User1」に置換するというルールを予め決めておく。更に、当該対処メッセージのタイトル部分(この例では、「認証誤り(ユーザ名またはパスワード誤り)」の部分)は、一例として、「YY/MM/DD hh:mm:ss 認証誤り」に置換する等のルールを決めておく。なお、「YY/MM/DD hh:mm:ss」は、「年/月/日 時:分:秒」を意味し、この時点での日時情報を表している。
一方、ステップ128では、表示制御部34が、一例として、上述の図6に示す権限管理テーブル14Cを参照し、社外ユーザが閲覧可能な機密情報を特定する。
ステップ130では、表示制御部34が、上記ステップ128で特定した社外ユーザ向けとして、対処法を示す情報のみを表示部16に表示させ、本表示制御プログラム14Aによる一連の処理を終了する。なお、本実施形態では、一例として、図12に示す社外ユーザ向け対処メッセージ表示画面を表示させる。
図12は、本実施形態に係る社外ユーザ向け対処メッセージ表示画面16Eの一例を示す正面図である。
図12に示すように、本実施形態に係る社外ユーザ向け対処メッセージ表示画面16Eには、社外ユーザ向け対処メッセージ68が含まれている。この社外ユーザ向け対処メッセージ68は、外部サーバ40から取得した対処メッセージを用いて作成されたメッセージである。なお、社外ユーザの場合、上述の図6に示す権限管理テーブル14Cから、「ServerA」、「User1」、及び「PassworD」の閲覧が全て不可になっているため、この例では全て除外されている。
具体的には、外部サーバ40から取得した対処メッセージを変更する際に所定のルールを決めておくことが考えられる。例えば、外部サーバ40から取得した対処メッセージが上記と同様に「認証誤り(ユーザ名またはパスワード誤り):認証サーバ%%%との認証において、ユーザ名***またはパスワード%%%の入力が誤っています。」である場合には、「認証サーバとの認証において、」以降の一文を全て削除するというルールを予め決めておく。更に、当該対処メッセージのタイトル部分(この例では、「認証誤り(ユーザ名またはパスワード誤り)」の部分)は、一例として、「YY/MM/DD hh:mm:ss 認証サーバとの認証誤り」に置換する等のルールを決めておく。
一方、ステップ132では、表示制御部34が、エラーが解消されたか否かを判定する。例えば、用紙ジャム等のユーザが対処可能なエラーであれば、ユーザによる対処でエラーが自動的に解消され、正常動作に復帰する。エラーが解消された、つまり、正常動作に復帰したと判定した場合(肯定判定の場合)、ステップ134に移行し、エラーが解消されていないと判定した場合(否定判定の場合)、ステップ104で待機となる。
ステップ134では、表示制御部34が、ユーザにより指示された処理の完了を待って処理完了画面(図示省略)を表示部16に表示させ、本表示制御プログラム14Aによる一連の処理を終了する。
なお、本実施形態では、エラーの一例として、ユーザ認証時のユーザ名及びパスワードの少なくとも一方の入力エラーが発生した場合について説明したが、サーバ接続エラーが発生した場合についても同様に適用される。サーバ接続エラーとなるのは、例えば、サーバ名をアドレス帳等の登録情報から選択した場合における登録エラー、サーバ名を手動で入力した場合における入力エラー、DNS(Domain Name Server)の停止や故障等のネットワーク環境における環境エラー、送受信データ量が少ないあるいは待ち時間が長い場合における接続遅延エラー、等が挙げられる。
上記のサーバ接続エラーが発生した場合、一般ユーザ向け対処メッセージは、外部サーバ40から取得した対処メッセージと、一般ユーザが閲覧可能な機密情報である「ServerA」及び「ServerB」と、を用いて作成されたメッセージとなる。これらの「ServerA」及び「ServerB」は、ユーザにより入力された機密情報である。例えば、外部サーバ40から取得した対処メッセージが「サーバ接続エラー:サーバ名%%%Aとの接続において、サーバからの応答がありませんでした。過去の履歴から%%%Bを使用しています。入力間違いを確認して下さい。」である場合には、「%%%A」を「ServerA」に置換し、「%%%B」を「ServerB」に置換するというルールを予め決めておく。この置換の結果、一般ユーザ向け対処メッセージは、「サーバ接続エラー:サーバ名「ServerA」との接続において、サーバからの応答がありませんでした。過去の履歴から「ServerB」を使用しています。入力間違いを確認して下さい。」となる。
次に、管理者向け対処メッセージは、外部サーバ40から取得した対処メッセージと、管理者が閲覧可能な機密情報である「ServerA」及び「ServerB」と、を用いて作成されたメッセージとなる。これらの「ServerA」及び「ServerB」は、ユーザにより入力された機密情報である。例えば、外部サーバ40から取得した対処メッセージが上記と同様に「サーバ接続エラー:サーバ名%%%Aとの接続において、サーバからの応答がありませんでした。過去の履歴から%%%Bを使用しています。入力間違いを確認して下さい。」である場合には、「サーバ名%%%Aとの接続において、」以降の文を、「「ServerA」サーバダウンまたはサーバ「ServerB」の指定誤り。」に置換するというルールを予め決めておく。更に、当該対処メッセージのタイトル部分(この例では、「サーバ接続エラー」の部分)は、一例として、「YY/MM/DD hh:mm:ss」に置換する等のルールを決めておく。この置換の結果、管理者向け対処メッセージは、「YY/MM/DD hh:mm:ss:「ServerA」サーバダウンまたはサーバ「ServerB」の指定誤り。」となる。
次に、社外ユーザ向け対処メッセージは、外部サーバ40から取得した対処メッセージを用いて作成されたメッセージとなる。例えば、外部サーバ40から取得した対処メッセージが上記と同様に「サーバ接続エラー:サーバ名%%%Aとの接続において、サーバからの応答がありませんでした。過去の履歴から%%%Bを使用しています。入力間違いを確認して下さい。」である場合には、「サーバ名%%%Aとの接続において、」以降の文を、「サーバダウンまたはサーバの指定誤り。」に置換するというルールを予め決めておく。更に、当該対処メッセージのタイトル部分(この例では、「サーバ接続エラー」の部分)は、一例として、「YY/MM/DD hh:mm:ss」に置換する等のルールを決めておく。この置換の結果、社外ユーザ向け対処メッセージは、「YY/MM/DD hh:mm:ss:サーバダウンまたはサーバの指定誤り。」となる。
このように本実施形態によれば、ユーザが機密情報を閲覧する権限を有するか否かに応じて、発生したエラーに対する対処法が機密情報と共に分かり易く表示される。
[第2の実施形態]
上記第1の実施形態では、対処法を示す情報を外部サーバ40から取得する形態について説明した。本実施形態では、対処法を示す情報を自装置から取得する形態について説明する。
図13は、第2の実施形態に係る画像形成装置11の機能的な構成の一例を示すブロック図である。
図13に示すように、本実施形態に係る画像形成装置11は、収集部30、取得部33、及び表示制御部34を備えている。なお、第1の実施形態に示す画像形成装置10と同一の機能を有する構成要素には同一の符号を付し、ここでの繰り返しの説明は省略する。
本実施形態に係る記憶部14には、対処法テーブル14Dが記憶されている。対処法テーブル14Dは、外部サーバ40が備える対処法テーブル42と同様のデータテーブルである。すなわち、本実施形態に係る対処法テーブル14Dでは、画像形成装置11で発生するエラーに関するエラーコードと対処法を示す情報とが対応付けられている。
図13に示す対処法テーブル14Dには、エラーコード毎に、対処法を示す情報の一例として、予め定められた対処メッセージが登録されている。例えば、エラーコードがユーザ認証時におけるユーザ名又はパスワードの入力エラーを示す場合、一例として、「認証誤り(ユーザ名またはパスワード誤り):認証サーバとの認証において、ユーザ名またはパスワードの入力が誤っています。」等の対処メッセージが登録されている。
本実施形態に係る取得部33は、収集部30により収集された内部情報に基づいて、対処法を示す情報を、外部サーバ40に格納されている対処法テーブル42ではなく、自装置に格納されている対処法テーブル14Dから取得する。
すなわち、本実施形態では、外部サーバ40に対して、自装置の内部情報を送信する必要がないため、内部情報から機密情報を削除したり、機密情報を非機密情報に置換したりする必要がない。すなわち、対処法テーブル14Dを自装置内に設けることで、内部情報から機密情報を削除する等の手間がかからない上に、セキュリティの観点からも望ましいと言える。
以上、実施形態として画像形成装置を例示して説明した。実施形態は、画像形成装置が備える各部の機能をコンピュータに実行させるためのプログラムの形態としてもよい。実施形態は、このプログラムを記憶したコンピュータが読み取り可能な記憶媒体の形態としてもよい。
その他、上記実施形態で説明した画像形成装置の構成は、一例であり、主旨を逸脱しない範囲内において状況に応じて変更してもよい。
また、上記実施形態で説明したプログラムの処理の流れも、一例であり、主旨を逸脱しない範囲内において不要なステップを削除したり、新たなステップを追加したり、処理順序を入れ替えたりしてもよい。
また、上記実施形態では、プログラムを実行することにより、実施形態に係る処理がコンピュータを利用してソフトウェア構成により実現される場合について説明したが、これに限らない。実施形態は、例えば、ハードウェア構成や、ハードウェア構成とソフトウェア構成との組み合わせによって実現してもよい。
10、11 画像形成装置
12 制御部
12A CPU
12B ROM
12C RAM
12D I/O
14 記憶部
14A 表示制御プログラム
14B 変換辞書テーブル
14C 権限管理テーブル
14D 対処法テーブル
16 表示部
18 操作部
20 画像形成部
22 原稿読取部
24 通信部
30 収集部
32、33 取得部
34 表示制御部
40 外部サーバ
42 対処法テーブル
44 記憶部
90 ネットワークシステム

Claims (11)

  1. 不具合が発生した場合に、前記不具合の内容を示す自装置の内部情報を収集する収集部と、
    前記収集部により収集された内部情報に基づいて、前記不具合に対する対処法を示す情報を取得する取得部と、
    前記内部情報に機密情報が含まれ、かつ、ユーザが前記機密情報を閲覧する権限を有する場合に、前記取得部により取得された対処法を示す情報と、前記機密情報とを表示部に表示させる制御を行う制御部と、
    を備え
    前記制御部は、前記ユーザが前記機密情報を閲覧する権限を有していない場合に、前記取得部により取得された対処法を示す情報のみを前記表示部に表示させる制御を行う画像形成装置。
  2. 前記取得部は、前記対処法を示す情報を、外部サーバから取得する請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 前記取得部は、前記機密情報が削除された内部情報を含む対処依頼を前記外部サーバに送信することにより、前記外部サーバから前記対処法を示す情報を取得する請求項2に記載の画像形成装置。
  4. 前記取得部は、前記機密情報が予め定められた非機密情報に置換された内部情報を含む対処依頼を前記外部サーバに送信することにより、前記外部サーバから前記対処法を示す情報を取得する請求項2に記載の画像形成装置。
  5. 前記機密情報は、前記ユーザの個人情報である請求項1~4のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  6. 前記個人情報は、前記ユーザにより入力された、前記ユーザの識別情報及びパスワードの少なくとも一方を含む請求項5に記載の画像形成装置。
  7. 前記制御部は、前記不具合が発生した場合に、前記不具合の内容を含む情報を前記表示部に更に表示させる制御を行う請求項1~6のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  8. 前記対処法を示す情報の取得の指示を受け付ける受付部を更に備え、
    前記取得部は、前記受付部によって前記指示が受け付けられた場合に、前記対処法を示す情報を取得する請求項7に記載の画像形成装置。
  9. 前記受付部は、前記不具合の内容のレベルが一定レベル以上である場合に、前記指示を受け付ける請求項8に記載の画像形成装置。
  10. 前記制御部は、前記ユーザの識別情報に基づいて、前記ユーザが前記機密情報を閲覧する権限を有しているか否かを特定する請求項1~9のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  11. コンピュータを、請求項1~10のいずれか1項に記載の画像形成装置が備える各部として機能させるためのプログラム。
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