JP2009010585A - 通信装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】無駄なエラーレポートの出力を防止することが可能となる通信装置を提供する。
【解決手段】ユーザを一意に特定可能なユーザ識別情報を取得するユーザ識別情報取得手段と、ユーザを認証する認証手段と、他機と通信を行なう通信手段と、上記通信の通信エラーが発生したことを検知するエラー検知手段と、通信エラーに関するエラーレポートを表示する表示手段と、通信エラーに関するエラーレポートを印刷する印刷手段と、上記認証手段がユーザを認証している状態で上記エラー検知手段が通信エラーの発生を検知した場合、上記表示手段に当該通信エラーに関するエラーレポートを表示させ、上記認証手段がユーザを認証していない状態で上記エラー検知手段が通信エラーの発生を検知した場合、上記印刷手段に当該通信エラーに関するエラーレポートを印刷させる制御手段とを備える。
【選択図】図5

Description

本発明は、通信装置に関し、詳しくは、無駄なエラーレポートの出力を防止することが可能となる通信装置に関する。
通信機能を備えたファクシミリ、画像形成装置、複合機等の通信装置には、例えば、当該通信機能であるファクシミリ送信機能を実行した後に通信エラーが発生すると、当該通信エラーの発生を記載したエラーレポートを印刷する通信機能が備えられている。上記通信エラーは、上記通信機能により多種存在する。例えば、上記通信機能別に上記通信エラーを挙げてみると、ファクシミリ送信機能については、回線の接続ができないエラーが当該通信エラーに該当する。上記通信エラーの原因としては、例えば、実際に存在しない電話番号が通信相手の電話番号として指定された場合や通信機能を実行してから一定時間経過したにもかかわらず何の応答もない場合などが挙げられる。
その他の通信機能であるe−mail送信機能については、例えば、e−mailが送信できないエラーが上記通信エラーに該当する。上記通信エラーの原因としては、ユーザがSMTP(Simple Mail Transfer Protocol)サーバーに画像データを添付したe−mailを送信した場合、上記SMTPサーバーは送信先のメールアドレスを読み取って当該送信先のメールアドレスを検索するが、当該送信先のメールアドレスが実際に存在しない場合などが挙げられる。
また、パーソナルコンピューター(PC)送信機能については、例えば、画像データがPCに送信できないエラーが上記通信エラーに該当する。上記通信エラーの原因としては、ユーザが指定したPCに画像データを送信した場合、実際に存在しないPCのIPアドレスが指定された場合や通信ケーブルが外れていた場合などが挙げられる。
上記のような通信エラーが発生した場合、ユーザが当該通信エラーに関する上記エラーレポートを確認することにより、ユーザは上記通信エラーの発生を認識することが可能となる。
しかしながら、上記通信装置においてユーザが通信エラーの発生を認識している場合でもエラーレポートが印刷される。そのため、ユーザにとっては上記印刷されるエラーレポートは煩わしく、当該エラーレポートに費やされた用紙やトナー等が無駄となるという問題があった。
特に、通信機能のうち、e−mail送信機能やPC送信機能などの比較的通信エラーの発生が迅速に検知される通信機能においては、ユーザが当該通信エラーを認識している場合が多く、その場合のエラーレポートは著しく無駄となっていた。
そこで、上記問題を解消するために、例えば特許文献1では、メッセージなどを表示する表示部と画像情報などを印刷するプリンタを備えた通信装置において、エラーが発生したとき、そのエラー内容を判別するエラー判別手段と、エラー判別の結果を蓄積するエラー情報蓄積手段と、エラー情報蓄積手段に蓄積された情報の中から指定されたエラー内容情報のみを抽出して出力するエラー情報出力手段とを備えた通信装置が開示されている。上記構成により、ユーザが知りたいエラー内容のエラー情報のみを効率よく知ることができるため、ユーザの煩わしさが解消され、無駄なエラーレポートの出力を防止するとしている。
また、特許文献2では、他機と通信を行なう通信手段と、上記通信の通信エラーが発生したことを検知するエラー検知手段と、通信エラーの発生をユーザが確認したことを検知する確認検知手段と、エラーレポートを印刷する印刷時間を記憶する印刷時間記憶手段と、通信エラーの発生が検知されてから上記印刷時間が経過するまでに、上記確認が検知されていない場合、通信エラーが発生した通信のエラーレポートを印刷する印刷手段を備えた通信装置が開示されている。上記構成により、ユーザが通信エラーの発生を確認した場合はエラーレポートを印刷しないので、上述と同様に、ユーザの煩わしさが解消され、無駄なエラーレポートの印刷を防止するとしている。
特開2002−232625号公報。 特開2006−333265号公報。
しかし、特許文献1に記載の技術では、指定されたエラー内容情報のみを出力するものの、当該エラーは誰の行った通信機能に基づいて発生したのかが不明であった。そのため、その場では上記エラーは解消されるものの、当該エラーを引き起こしたユーザが当該エラーを認識していない場合があった。その場合、ユーザがエラーを繰り返してしまう場合がある。例えば、通信相手の電話番号が存在していないにもかかわらず上記ユーザが繰り返し当該電話番号へファクシミリ送信機能を実行するなどである。そうすると、上記エラーを発生させたユーザが当該エラーを認識することができずに、当該ユーザが同一のエラーを繰り返し発生させるという問題があった。その場合、上記エラーに基づいてエラーレポートが繰り返し印刷され、その度に当該エラーレポートが無駄となった。
また、特許文献2に記載の技術では、通信エラーの確認は誰でも確認できるため、通信機能を実行したユーザ以外の者が確認してエラーレポートの印刷を防止することが可能である。そのため、上記と同様に、通信エラーを引き起こしたユーザが当該通信エラーを認識することができずに、当該ユーザが同一の通信エラーを繰り返し引き起こすという問題があった。
さらに、エラーレポートが印刷された場合でも、当該エラーレポートが誰の行った通信機能に基づいて印刷されたのかが不明であった。そのため、通信エラーを発生させたユーザを特定することが困難であり、印刷されたエラーレポートが無駄になるという問題があった。
本発明は、上記問題を解決するためになされたものであり、無駄なエラーレポートの出力を防止することが可能となる通信装置を提供するものである。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明に係る通信装置は、ユーザを一意に特定可能なユーザ識別情報を取得するユーザ識別情報取得手段と、上記ユーザ識別情報に基づいて、ユーザを認証する認証手段と、他機と通信を行なう通信手段と、上記通信の通信エラーが発生したことを検知するエラー検知手段と、通信エラーに関するエラーレポートを表示する表示手段と、通信エラーに関するエラーレポートを印刷する印刷手段と、上記認証手段がユーザを認証している状態で上記エラー検知手段が通信エラーの発生を検知した場合、上記印刷手段に発生した当該通信エラーに関するエラーレポートを印刷させることなく、上記表示手段に当該通信エラーに関するエラーレポートを表示させ、上記認証手段がユーザを認証していない状態で上記エラー検知手段が通信エラーの発生を検知した場合、上記表示手段に発生した当該通信エラーに関するエラーレポートを表示させることなく、上記印刷手段に当該通信エラーに関するエラーレポートを印刷させる制御手段とを備える。
さらに、機能を実行したユーザのユーザ識別情報と、当該機能とを関連付けて記憶する機能−ユーザ記憶手段と、上記機能−ユーザ記憶手段に基づいて、認証されているユーザのユーザ識別情報と通信エラーに対応する機能に関連付けられたユーザ識別情報とを比較する比較手段を備え、上記認証手段がユーザを認証している状態で上記エラー検知手段が通信エラーの発生を検知した場合で、且つ認証されているユーザのユーザ識別情報と検知した通信エラーに対応する機能に関連付けられたユーザ識別情報とが一致している場合、上記制御手段は、上記印刷手段に発生した当該通信エラーに関するエラーレポートを印刷させることなく、上記表示手段に当該通信エラーに関するエラーレポートを表示させる。
さらに、機能を実行したユーザのユーザ識別情報と、当該機能とを関連付けて記憶する機能−ユーザ記憶手段と、上記機能−ユーザ記憶手段に基づいて、認証されているユーザのユーザ識別情報と通信エラーに対応する機能に関連付けられたユーザ識別情報とを比較する比較手段を備え、上記認証手段がユーザを認証している状態で上記エラー検知手段が通信エラーの発生を検知した場合で、且つ認証されているユーザのユーザ識別情報と検知した通信エラーに対応する機能に関連付けられたユーザ識別情報とが一致しない場合、上記制御手段は、上記表示手段に発生した当該通信エラーに関するエラーレポートを表示させることなく、上記印刷手段に当該通信エラーに関するエラーレポートを印刷させる。
さらに、上記表示手段は、表示するエラーレポートに上記取得したユーザ識別情報を表示する。
さらに、上記印刷手段は、印刷するエラーレポートに上記取得したユーザ識別情報を印刷する。
本発明の画像形成装置によれば、ユーザを認証している状態で通信エラーの発生を検知した場合、制御手段は、当該通信エラーに関するエラーレポートを印刷させずに当該通信エラーに関するエラーレポートを表示させ、当該ユーザを認証していない状態で通信エラーの発生を検知した場合、当該通信エラーに関するエラーレポートを表示させずに当該通信エラーに関するエラーレポートを印刷させるよう構成している。
これにより、ユーザが認証している状態で、自己の実行した通信の通信エラーが発生した場合、上記通信エラーに関するエラーレポートが表示されるため、その場で当該ユーザは表示された当該通信エラーを認識することが可能となる。さらに、上記通信エラーに関するエラーレポートが印刷されないため、上記ユーザが印刷されるエラーレポートを煩わしく感じることもなく、当該エラーレポートの印刷に伴う用紙やトナー等が無駄となることもない。
また、ユーザを認証していない状態で上記通信エラーが発生した場合、上記通信エラーに関するエラーレポートが表示されることなく、当該通信エラーに関するエラーレポートが印刷される。そのため、上記エラーレポートが印刷された時点でユーザが通信装置の傍にいない場合でも当該ユーザは事後的に当該印刷されたエラーレポートにより当該通信エラーを認識することが可能となる。その結果、上記印刷されたエラーレポートが無駄となることがない。
また、上記制御手段は、認証中のユーザのユーザ識別情報と発生した通信エラーに対応するユーザ識別情報とが一致している場合、当該通信エラーに関するエラーレポートを表示させるよう構成している。
これにより、認証中以外のユーザの実行した通信の通信エラーが発生した場合、当該通信エラーに関するエラーレポートが表示されないこととなる。また、認証中のユーザの実行した通信の通信エラーが発生した場合、当該通信エラーに関するエラーレポートが表示されることとなる。そのため、認証中のユーザは、上記認証中以外のユーザに対応するエラーレポートが表示されて当該認証中のユーザの行っている操作等が妨げられることが無い。また、上記認証中のユーザは、当該認証中のユーザに対応するエラーレポートが表示されて通信エラーを確実に認識することが可能となる。
また、上記制御手段は、認証中のユーザのユーザ識別情報と発生した通信エラーに対応するユーザ識別情報とが一致しない場合、当該通信エラーに関するエラーレポートを印刷させるよう構成している。
これにより、認証中のユーザの実行した通信の通信エラーが発生した場合、当該通信エラーに関するエラーレポートが印刷されないこととなる。また、認証中以外のユーザの実行した通信の通信エラーが発生した場合、当該通信エラーに関するエラーレポートが印刷されることとなる。そのため、上記認証中のユーザの行っている操作等を妨げることなく、上記認証中以外のユーザに対応する通信エラーを知らせることが可能となる。その結果、通信装置の円滑な利用を促進するとともに、認証中のユーザが上記認証中以外のユーザに対応する通信エラーを忘れることはない。もちろん、上記印刷されたエラーレポートが無駄となることはない。
また、上記エラーレポートが表示・印刷される場合、通信機能を実行したユーザのユーザ識別情報を表示・印刷する構成している。
これにより、通信機能を実行したユーザ以外の者が上記エラーレポートを確認した場合、通信エラーの発生原因であるユーザを特定することが可能となる。そのため、上記通信エラーを引き起こしたユーザに当該通信エラーを確実に認識させることが可能となる。その結果、上記通信エラーの発生を知らなかったために上記ユーザが同一の通信エラーを繰り返し発生させることを防止することができ、当該通信エラーにより出力されるエラーレポートを無駄にすることがない。
以下に、添付図面を参照して、本発明の通信装置の実施形態について説明し、本発明の理解に供する。尚、以下の実施形態は、本発明を具体化した一例であって、本発明の技術的範囲を限定する性格のものではない。また、フローチャートにおける数字の前に付されたアルファベット「S」はステップを意味する。
図1は、通信装置の全体構成を示す正面視での外観図である。上記通信装置は、具体的には、ファクシミリ100であり、他機と通信する機能を備えている。上記ファクシミリ100は、原稿台101、テンキー102、ファンクションキー103、タッチパネル104、通信ケーブル105を備える。
上記原稿台101は、送信を希望する原稿が載置される。上記テンキー102は、通信相手の電話番号(ファクシミリ番号)を入力する際に用いられる。上記ファンクションキー103は、送信キー、中止キー、詳細キーで構成されている。上記送信キーが押下されえると、原稿の画増の読み取りと読み取った原稿の画像データの送信とを開始する。上記中止キーが押下されると、上記送信を中止する。
上記タッチパネル104は、認証画面、通信機能に関する送信設定画面、通信エラー画面が表示される。上記表示される認証画面等の説明については、後述する。上記通信ケーブル105は、画像データ等のデータの授受等が行われる。
上記テンキー102、上記ファンクションキー103、上記タッチパネル104を総括して操作部と称することとする。
上記ファクシミリ100の内部には、駆動部として、画像読取部、画像形成部、通信部が備えられている。上記画像読取部は、上記送信キーが押下されると、上記原稿台101に載置された原稿を読み取り、画像データに変換する。上記画像形成部は、他機から送信された画像データや発生した通信エラーに関するエラーレポートをシートに画像形成する。上記通信部は、他機と通信を行う場合、上記通信ケーブル105を介してデータの授受等を行う。
ここで、上記エラーレポートとは、発生した通信エラーに関する情報を掲載した情報媒体のことであり、印刷されるエラーレポートも表示されるエラーレポートも含むこととする。そのため、上記通信エラー画面も表示される上記通信エラーに関する情報を掲載した情報媒体に該当し、当該通信エラー画面もエラーレポートと称することとする。
上記駆動部が協動的に駆動することによって、通信機能をユーザに提供する。ここで提供される通信機能は、例えば、ファクシミリ送受信機能、e−mail送受信機能、PC送受信機能がある。
ファクシミリ送受信機能とは、読み込んだ原稿の画像データをファクシミリ番号に送信したり、通信相手から画像データを受信したりする通信機能のことである。e−mail送受信機能とは、読み込んだ原稿の画像データをメールアドレスに送信したり、通信相手から画像データを受信したりする通信機能のことである。PC送受信機能とは、上記画像データを接続されたパーソナルコンピュータ(PC)に送信したり、通信相手から画像データを受信したりする通信機能のことである。ユーザが実行可能な通信機能は、例えば、ファクシミリ番号で特定される送信先に画像データを送信するファクシミリ送信機能、メールアドレスで特定される送信先に画像データを添付したe−mailを送信するe−mail送信機能、IPアドレスで指定されるPCの送信先に画像データを送信するPC送信機能などが挙げられる。
なお、ここで通信とは、ユーザが操作している通信装置以外の他機と情報のやり取りをすることを意味する。
また、上記各駆動部のうち、原稿読み取りを実現する駆動部を画像読取手段、画像形成を実現する駆動部を印刷手段、通信を実現する駆動部を通信手段と称する。
次に、図2、図3を用いて、上記タッチパネル104上に表示される画面について説明する。
図2Aは、上記認証画面を示す。上記認証画面には、ユーザID項目201、ユーザID入力部202、パスワード項目203、パスワード入力部204、アルファベットキー205、テンキー206、OK項目207、キャンセル項目208が表示される。
上記ユーザID項目201または上記パスワード項目203が押下されると、上記ユーザID入力部202と上記パスワード入力部204とに文字等が入力可能な状態となる。また、上記アルファベットキー205と上記テンキー206とが組み合わさって押下されることにより上記文字等が入力される。また、上記OK項目207が押下されると、上記入力された文字等がユーザ識別情報取得手段(後述する)に取得される。また、上記キャンセル項目308が押下されると、上記入力された文字等が消去される。
図2Bは、ファクシミリ送信機能に関する送信設定画面であるファクシミリ送信設定画面を示す。上記ファクシミリ送信設定画面には、ログインユーザID表示209、ログアウト項目210、現在の日時(時刻)211、送信先212、「FAX」213、「e−mail」214、「PC」215が表示される。
上記ログインユーザID表示209には、現在ログイン中のユーザIDが表示される。例えば、図2Bでは、現在ログイン中のユーザIDである「ID AB002」が表示される。上記ログアウト項目210が押下されると、ユーザの認証が解除され、上記認証画面が表示される(図3A)。上記送信先212は、入力されたファクシミリ番号が表示される。
上記「FAX」213等は、各通信機能に関する送信設定画面に対応しており、例えば、当該「FAX」213が押下されると、当該「FAX」213に対応する送信設定画面、即ちファクシミリ送信設定画面が表示される。
上記「e−mail」214は、e−mail送信機能に、上記「PC」215は、PC送信機能に対応する。なお、現在表示されている送信設定画面がファクシミリ送信機能に対応する送信設定画面であることを示すために、「FAX」213は他の項目とは異なる背景色で表示される。例えば、「FAX」213の背景色が黒色で表示される。
他の送信設定画面として、例えば、上記「e−mail」214に対応する送信設定画面であるe−mail送信設定画面を図3Aに示す。上記e−mail送信設定画面には、ファクシミリ送信設定画面に表示された項目に加えて、アルファベットキー216も加えて表示される。上記アルファベットキー216により、通信相手のメールアドレスが入力される。図示しないが、上記「PC」215に対応する送信設定画面でも同様に上記アルファベットキー216が表示される。
図3Dは、エラーレポートとしての通信エラー画面を示す。上記通信エラー画面には、ログインユーザID表示209、エラーの詳細301、確認キー302が表示される。上記エラーの詳細301には、通信エラーに関する情報(例えば、エラー名、発生日時、エラー内容、送信先、対処方法等)が表示される。上記確認キー302が押下されると、ファクシミリ送信設定画面が表示され、再度ファクシミリ送信機能を実行することが可能となる。
次に、図4を用いて、ファクシミリ100の制御系ハードウェアの構成を説明する。図4は、ファクシミリ100における制御系ハードウェアの概略構成図である。ただし、本発明に直接には関係しない各部の詳細は省略している。
ファクシミリ100の制御回路400は、CPU(Central Processing Unit)401、ROM(Read Only Memory)402、RAM(Random Access Memory)403、HDD(Hard Disk Drive)404、各駆動部に対応するドライバ405、操作部406、通信インターフェイス407を内部バス408によって接続している。上記CPU401は、例えば、RAM403を作業領域として利用し、上記ROM402、上記HDD404等に記憶されているプログラムを実行し、当該実行結果に基づいて上記ドライバ405とデータや指示を授受し、上記図1に示した各駆動部の動作を制御する。また、上記駆動部以外の後述する各手段(図5に示す)についても、上記CPU401がプログラムを実行するとともに、操作部406とデータや指示を授受することで当該各手段を実現する。上記ROM402や上記HDD404には、以下に説明する各手段を実現するプログラムやデータが記憶されている。また、上記通信インターフェイス407は、通信ケーブル105を介して、他機であるファクシミリ409と画像形成装置410とPC411とを接続している。上記CPU401は、上記通信インターフェイス407を介して上記ファクシミリ409、上記画像形成装置410、PC411とデータの授受を行う。
次に図5から図8を参照しながら、本発明に係る実施形態のファクシミリ100が通信エラーを検知した際の手順について説明する。図5は、第一の実施形態のファクシミリの機能ブロック図である。図6は、機能−ユーザ実行テーブルを示す図である。図7は、本発明に係る実施形態の処理手順を示すフローチャートである。図8は、具体的なエラーレポートの一例を示す図である。
初めに、機能−ユーザ記憶手段(後述する)に記憶されている機能−ユーザ実行テーブル600について説明する。上記機能−ユーザ実行テーブル600には、図6に示すように、ジョブ番号601、機能名602、送信先603、ユーザID604が、ユーザが実行した機能毎に関連付けられて記憶されている。
上記ジョブ番号601には、ユーザにより実行された通信機能の順番が記憶される。上記機能名602には、ユーザが実行した機能名(ファクシミリ送信機能、e−mail送信機能、PC送信機能)が記憶される。上記送信先603には、ユーザが実行した通信機能の送信先が記憶される。上記ユーザID604には、上記通信機能が実行された際のログイン中のユーザIDが記憶される。
上記機能―ユーザ実行テーブル600により、発生した通信エラーから通信機能を実行したユーザを特定することが可能となる。
さて、ここからは本発明に係る実施形態の処理手順について説明する。表示手段501が操作部406であるタッチパネル104上に認証画面を表示する(図2A)。そこに、ユーザがログインするために、ユーザが自己のユーザIDである「AB002」とパスワード「DCFV08」とを入力する。続いて、ユーザがOK項目207を押下すると、ユーザ識別情報取得手段502が入力された「AB002」と「DCFV08」とを取得する。
さらに、上記ユーザ識別情報取得手段502は上記認証手段として機能し、上記取得した「AB002」と「DCFV08」とが、予め記憶されている上記ユーザIDテーブル(図示せず)のユーザIDとパスワードとに一致しているか否かを判別する(図7:S101)。ここで、一致するとは、上記取得した「AB002」が上記ユーザIDテーブルに記憶されているユーザIDに記憶されており、上記取得した「DCFV08」が上記パスワードに記憶されており、当該「AB002」と当該「DCFV08」とが一対一で対応して関連付けられて記憶されている状態のことを言う。上記ユーザIDテーブルにより、上記認証手段がユーザを認証する。ユーザが認証することをログインすると称する。
上記「AB002」と「DCFV08」とが上記ユーザIDテーブルに記憶されているユーザIDとパスワードとに一致していない場合は、表示手段501はユーザに正しいユーザIDとパスワードとを入力させるために、再度認証画面を表示する(図2A、図7:S101NO)。一方、一致している場合は、上記ユーザは認証され、上記表示手段501はファクシミリ送信設定画面を表示する(図2B、図7:S101YES)。これにより、上記ユーザはファクシミリ100にログインした状態となり、ファクシミリ100を利用することが可能となる。この際、上記ユーザ識別情報取得手段502は、上記ログインしたユーザのユーザID「AB002」を一時的に記憶しておく。
次に、ユーザがファクシミリ送信機能を実行させるために、上記原稿台101に原稿を載置し、操作部406を用いて通信相手503のファクシミリ番号を入力し、送信キーを押下する(図7:S102→S103)。上記送信キーが押下されると、画像読取手段504が、原稿の画像データの読み取りを開始する(図7:S104)。さらに、通信手段505が、入力されたファクシミリ番号を検知し、当該ファクシミリ番号が示す通信相手503との回線の接続を試行する。
上記通信手段505が上記通信を開始した際に、上記ファクシミリ送信機能に関する情報(例えば、ファクシミリ番号など)を機能−ユーザ記憶手段506に送信する。上記機能−ユーザ記憶手段506が上記機能−ユーザ実行テーブル600にユーザIDと上記ファクシミリ送信機能に関する情報とを記憶する。例えば、上記機能−ユーザ実行テーブル600には、ジョブ番号「91」、機能名「ファクシミリ送信機能」、送信先「0123456789123」、ユーザID「AB002」が記憶される。
さて、上記回線の接続が試行されて上記通信相手503との回線が接続されると、上記通信手段505は上記読み取った画像データを通信相手503に送信する。これにより、ファクシミリ送信機能は提供されたこととなる。
一方、通信手段505が、回線の接続の試行を所定回行なっても回線の接続ができない場合は、エラー検知手段507にその旨を通知する。回線の接続ができない旨が通知されると、エラー検知手段507は、通信エラーが発生したことを検知する(図7:S105)。
上記通信エラーの発生が検知されると、検知された旨が制御手段508に送信される。上記検知された旨を受信した制御手段508は比較手段として機能し、上記機能−ユーザ実行テーブル600に基づいて、認証中のユーザのユーザ識別情報と通信エラーに対応する通信機能に関連付けられたユーザ識別情報とを比較する。具体的には、上記制御手段508が上記認証中のユーザID「AB002」と上記検知した通信エラーに対応する通信機能に関連付けられたユーザ識別情報とを取得して比較する。ここで、制御手段508が上記機能−ユーザ実行テーブル600を参照すると、上記検知した通信エラーに対応する通信機能はファクシミリ送信機能となり、当該ファクシミリ送信機能を実行したユーザのユーザ識別情報はユーザID「AB002」となる。
上記認証手段が当該ユーザを認証している状態で上記エラー検知手段507が当該ユーザの実行したファクシミリ送信機能に対応する通信エラーを検知した場合で、且つ上記認証中のユーザID「AB002」と上記検知した通信エラーに対応するユーザID「AB002」とが一致している場合、上記制御手段508は、印刷手段509に信号を送信せずに、上記表示手段501に上記通信エラーが検知された旨を通知する(図7:S106YES)。なお、この際に上記制御手段508は上記印刷手段509に信号を送信しないため、当該印刷手段509に上記通信エラーに関するエラーレポートを印刷させることはない。
上記通信エラーが検知された旨が上記表示手段501に通知されると、当該表示手段501は、上記認証中のユーザID「AB002」と当該通信エラーとが表示されている通信エラー画面をエラーレポートとして表示する(図3D、図7:S107)。上記通信エラー画面により、認証中であるユーザは、その場で当該認証中のユーザの実行したファクシミリ送信機能に対応するエラーレポートを確認し、上記通信エラーを確実に認識することが可能となる。また、認証中以外のユーザの実行した通信の通信エラーが発生した場合、当該通信エラーに関するエラーレポートが表示されないため、認証中のユーザは、上記認証中以外のユーザに対応するエラーレポートが表示されて当該認証中のユーザの行っている操作等が妨げられることが無い。
さらに、認証中のユーザが上記通信エラーを認識しているにもかかわらず、当該通信エラーに関するエラーレポートは印刷されないため、上記認証中のユーザが当該エラーレポートを煩わしく感じることもなく、当該エラーレポートの印刷に伴う用紙やトナー等が無駄となることもない。
また、上記ユーザがファクシミリ100の傍におらず、当該ユーザ以外の者が上記通信エラー画面を発見した場合、当該ユーザ以外の者が当該通信エラー画面とともに表示されているユーザID「AB002」を参考にして、通信エラーの発生原因であるユーザを特定することが可能となる。そのため、上記ユーザ以外の者が上記通信エラーを引き起こしたユーザに当該発生した通信エラーを知らせることが可能となる。その結果、上記通信エラーの発生を知らなかったために上記ユーザが同一の通信エラーを繰り返し発生させることを防止することが可能となる。
さて、ユーザが上記通信エラー画面を参照しながら、入力したファクシミリ番号に誤りがなかったか否か等を当該通信エラー画面のエラーの詳細301を参考にしながら確認して確認キー302を押下すると、表示手段501は、再度ファクシミリ送信設定画面を表示する(図2B、図7:S108)。続いて、上記ユーザは再度ファクシミリ送信機能の設定を入力し、上記発生した通信エラーに対して迅速に対応することが可能となる。
他方、上記通信エラーが発生する前に、上記認証手段が上記ユーザの認証を解除した後である場合、上記表示手段501が上記認証画面を表示し(図3A)、上記ユーザ識別情報取得手段502は上記一時的に記憶していたユーザID「AB002」を消去する。その後に上記通信エラーの発生が検知されると、検知された旨が制御手段508に送信される。続いて、上記制御手段508が認証中のユーザIDと上記検知した通信エラーに対応するユーザID「AB002」とを比較する。
ここで、上記認証中のユーザIDは、上記ユーザ識別情報取得手段502により消去された状態である。そのため、上記制御手段508は、上記認証中のユーザIDと上記検知した通信エラーに対応するユーザID「AB002」とは一致しないと判断する。この場合、上記制御手段507は、上記表示手段501に信号を送信することなく、印刷手段509に上記通信エラーが検知された旨を通知する(図7:S106NO)。なお、この際に上記制御手段507は上記表示手段501に信号を送信しないため、当該表示手段501に通信エラー画面を表示させることはない。そのため、無駄な通信エラー画面、すなわちエラーレポートの表示を防止することとなる。
上記通信エラーが検知された旨が上記印刷手段509に通知されると、当該印刷手段509は、当該通信エラーに関する内容と上記取得したユーザ識別情報「AB002」とを記載したエラーレポート800を印刷する(図7:S109)。具体的には、図8に示すように、ユーザ名「ユーザA」801、ユーザID「AB002」802、エラーの詳細803が印刷される。上記エラーの詳細803には、上記通信エラーに関する情報(例えば、エラー名、発生日時、エラー内容、送信先、対処方法等)が印刷される。上記エラーレポート800により、当該エラーレポート800が印刷された時点で上記ユーザが当該ユーザの認証を解除して上記ファクシミリ100の傍にいない場合でも当該ユーザは事後的に当該印刷されたエラーレポート800により当該通信エラーを認識することが可能となる。
また、上記ユーザがファクシミリ100の傍におらず、当該ユーザ以外の者が上記エラーレポートを発見した場合、当該ユーザ以外の者が当該エラーレポート800とともに印刷されているユーザID「AB002」を参考にして、通信エラーの発生原因であるユーザを特定することが可能となる。そのため、上記ユーザ以外の者が上記通信エラーを引き起こしたユーザに当該発生した通信エラーを知らせることが可能となる。その結果、上記通信エラーの発生を知らなかったために上記ユーザが同一の通信エラーを繰り返し発生させることを防止することが可能となる。上記通信エラーの発生が防止されれば、無駄にエラーレポートが印刷されることも無い。
さて、上記ユーザの認証を解除した後に、他のユーザが上記ファクシミリ100に認証した場合は、下記の手順となる。例えば、上記消去されたユーザID「AB002」と異なるユーザID「AB005」を有するユーザが上記ファクシミリ100にログインした場合、上記ユーザ認識情報取得手段502は当該ログインしたユーザのユーザID「AB005」を一時的に記憶する。
上記ログイン後に、上記ユーザID「AB002」に対応する通信エラーが発生した場合、上記制御手段508が再度記憶したユーザID「AB005」(現在認証しているユーザのユーザID)と当該通信エラーに対応するユーザID「AB002」とを比較し、一致しないと判断することとなる。そのため、上記ファクシミリ100は、上記ユーザID「AB002」に対応する通信エラー画面を上記タッチパネル104上に表示することなく、当該通信エラーに関するエラーレポートを印刷することとなる。そうすると、上記認証中のユーザの行っている操作等を妨げることなく、当該認証中のユーザに上記ユーザID「AB002」に対応する通信エラーを知らせることが可能となる。その結果、上記ファクシミリ100の円滑な利用を促進するとともに、上記認証中のユーザが上記ユーザID「AB002」に対応する通信エラーを忘れることはない。もちろん、上記印刷されたエラーレポートが無駄となることはない。
なお、e−mail送信機能やPC送信機能については、ファクシミリ送信機能と比較すると通信エラーの検知が迅速であるため、当該通信エラーに基づくエラーレポートの印刷を著しく防止することが可能となる。さらに、印刷されるエラーレポートにより、ユーザが煩わしく感じることもない。
また、ファクシミリ送信機能の通信エラーは通常、通信エラーの検知が遅いため、当該通信エラーが検知された際にユーザがファクシミリ100の傍にいない場合が多い。そのような場合、上記ユーザ識別情報もエラーレポートに印刷されると、上記通信エラーの発生原因であるユーザを特定可能であるとともに、当該エラーレポートがそのまま通信履歴に関する証明書として用いることも可能である。その場合、通信相手先への送信の有無から生じるトラブルも容易に解消できる。
また、上記実施形態では、上記通信エラーは回線が接続されない場合の通信エラーであったが、他の通信エラーであっても構わない。例えば、回線状態が悪い場合、通信中に通信相手の回線が遮断された場合、通信相手の送信先(ファクシミリ番号、メールアドレス等)が存在しない場合、通信装置に異常が発生している場合などの通信エラーを上記通信エラーに含めても、本発明の作用効果を奏する。
また、上記通信エラーの発生が表示・印刷される場合に警告音を鳴らすよう構成しても構わない。上記警告音により、上記通信装置の傍にいる人なら誰でも容易に上記通信エラーを認識することが可能となる。
以上のように、本発明にかかる通信装置は、ファクシミリ装置やプリンタ、複写機、複合機等に有用であり、無駄なエラーレポートの出力を防止することが可能となる通信装置として有効である。
本実施の形態のファクシミリの外観図である。 本実施の形態のタッチパネル上に表示される画面の一例を示す図である。 本実施の形態のタッチパネル上に表示される画面の一例を示す図である。 本実施の形態のファクシミリにおける制御系ハードウェアの概略構成図である。 本実施の形態のファクシミリの機能ブロック図である。 本実施の形態の機能−ユーザ実行テーブルを示す図である。 本実施の形態の処理手順を示すフローチャートである。 本実施の形態のエラーレポートの一例を示す図である。
符号の説明
100 ファクシミリ
104 タッチパネル
406 操作部
501 表示手段
502 認証手段(ユーザ識別情報取得手段)
503 通信相手
504 画像読取手段
505 通信手段
506 機能―ユーザ記憶手段
507 エラー検知手段
508 制御手段(比較手段)
509 印刷手段
600 機能−ユーザ実行テーブル
800 エラーレポート

Claims (5)

  1. ユーザを一意に特定可能なユーザ識別情報を取得するユーザ識別情報取得手段と、
    上記ユーザ識別情報に基づいて、ユーザを認証する認証手段と、
    他機と通信を行なう通信手段と、
    上記通信の通信エラーが発生したことを検知するエラー検知手段と、
    通信エラーに関するエラーレポートを表示する表示手段と、
    通信エラーに関するエラーレポートを印刷する印刷手段と、
    上記認証手段がユーザを認証している状態で上記エラー検知手段が通信エラーの発生を検知した場合、上記印刷手段に発生した当該通信エラーに関するエラーレポートを印刷させることなく、上記表示手段に当該通信エラーに関するエラーレポートを表示させ、
    上記認証手段がユーザを認証していない状態で上記エラー検知手段が通信エラーの発生を検知した場合、上記表示手段に発生した当該通信エラーに関するエラーレポートを表示させることなく、上記印刷手段に当該通信エラーに関するエラーレポートを印刷させる制御手段と、
    を備えた通信装置。
  2. さらに、機能を実行したユーザのユーザ識別情報と、当該機能とを関連付けて記憶する機能−ユーザ記憶手段と、
    上記機能−ユーザ記憶手段に基づいて、認証されているユーザのユーザ識別情報と通信エラーに対応する機能に関連付けられたユーザ識別情報とを比較する比較手段を備え、
    上記認証手段がユーザを認証している状態で上記エラー検知手段が通信エラーの発生を検知した場合で、且つ認証されているユーザのユーザ識別情報と検知した通信エラーに対応する機能に関連付けられたユーザ識別情報とが一致している場合、
    上記制御手段は、上記印刷手段に発生した当該通信エラーに関するエラーレポートを印刷させることなく、上記表示手段に当該通信エラーに関するエラーレポートを表示させる
    請求項1記載の通信装置。
  3. さらに、機能を実行したユーザのユーザ識別情報と、当該機能とを関連付けて記憶する機能−ユーザ記憶手段と、
    上記機能−ユーザ記憶手段に基づいて、認証されているユーザのユーザ識別情報と通信エラーに対応する機能に関連付けられたユーザ識別情報とを比較する比較手段を備え、
    上記認証手段がユーザを認証している状態で上記エラー検知手段が通信エラーの発生を検知した場合で、且つ認証されているユーザのユーザ識別情報と検知した通信エラーに対応する機能に関連付けられたユーザ識別情報とが一致しない場合、
    上記制御手段は、上記表示手段に発生した当該通信エラーに関するエラーレポートを表示させることなく、上記印刷手段に当該通信エラーに関するエラーレポートを印刷させる
    請求項1又は2に記載の通信装置。
  4. さらに、上記表示手段は、表示するエラーレポートに上記取得したユーザ識別情報を表示する
    請求項1から3のいずれかに記載の通信装置。
  5. さらに、上記印刷手段は、印刷するエラーレポートに上記取得したユーザ識別情報を印刷する
    請求項1から4のいずれかに記載の通信装置。
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