JP2009053792A - 印刷機能付き事務機器、印刷ログ作成方法及びそのプログラム - Google Patents

印刷機能付き事務機器、印刷ログ作成方法及びそのプログラム Download PDF

Info

Publication number
JP2009053792A
JP2009053792A JP2007217995A JP2007217995A JP2009053792A JP 2009053792 A JP2009053792 A JP 2009053792A JP 2007217995 A JP2007217995 A JP 2007217995A JP 2007217995 A JP2007217995 A JP 2007217995A JP 2009053792 A JP2009053792 A JP 2009053792A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
printing
authentication
print
user
normal
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2007217995A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4900137B2 (ja
Inventor
Satoshi Iinuma
敏 飯沼
Kenichi Kuwabara
賢一 桑原
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Seiko Epson Corp
Original Assignee
Seiko Epson Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Seiko Epson Corp filed Critical Seiko Epson Corp
Priority to JP2007217995A priority Critical patent/JP4900137B2/ja
Publication of JP2009053792A publication Critical patent/JP2009053792A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4900137B2 publication Critical patent/JP4900137B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Abstract

【課題】印刷が実行されたときにその印刷が認証印刷だったか通常印刷だったかを区別することができ、また、その印刷が認証印刷だった場合にはその認証印刷を行ったセッション及び機器を区別することができるログを作成する。
【解決手段】ユーザ認証部32によるユーザ認証の結果が成功のときユーザのログインを許容し、ログインしてからログアウトするまでの1セッションの間に機器MACアドレスとセッションごとに割り振られたインデックス番号とを含むセッションIDを作成すると共に、印刷ジョブスプール部30によって認証印刷ジョブを取得しその認証印刷ジョブに基づいて印刷を実行しセッションIDと認証印刷の成否とを対応付けた認証印刷ログを作成する。また、印刷ジョブスプール部30によって通常印刷ジョブを取得しその通常印刷ジョブに基づいて印刷を実行しその通常印刷の成否を含む通常印刷ログを作成する。
【選択図】図3

Description

本発明は、印刷機能付き事務機器、印刷ログ作成方法及びそのプログラムに関する。
従来、印刷ログを生成するクライアントが知られている。例えば特許文献1に記載のクライアントは、「印刷ジョブID」、「文書名」、「用紙サイズ」、「部数」、「用紙方向」、「プログラム名」、「OS名」などの情報を取得して印刷ログを作成している。
特開2002−259103号公報
ところで、ユーザIDとパスワード、ICカード、指紋認証などによりユーザと関係付けられた印刷ジョブにつき、そのユーザであることの認証に成功してログイン状態となった場合にのみその印刷ジョブに基づいた印刷を許可するという認証印刷の手法が知られている。特許文献1に記載のクライアントではこのような手法については特に考慮されておらず、このクライアントで作成された印刷ログを管理したとしても認証印刷とユーザ認証の不要な通常印刷とを区別することが困難であった。また、認証印刷の場合には、ユーザがログインしてからログアウトするまでの1セッションの間に行った処理と、他のセッションの間に行った処理とを区別することが困難であった。更に、複数のプリンタのログを作成する場合には、各プリンタを区別することが困難であった。
本発明は、このような課題に鑑みなされたものであり、印刷が実行されたときにその印刷が認証印刷だったか通常印刷だったかを区別することができ、また、その印刷が認証印刷だった場合にはその認証印刷を行ったセッション及び機器を区別することができるログを作成可能な印刷機能付き事務機器及び印刷ログ作成方法を提供することを主目的とする。
本発明は、上述の目的を達成するために以下の手段を採った。
本発明の印刷機能付き事務機器は、
印刷を実行する印刷手段と、
印刷ジョブを取得する印刷ジョブ取得手段と、
ユーザ認証を実行するユーザ認証実行手段と、
前記ユーザ認証実行手段によって実行されたユーザ認証の結果が成功だったとき、ユーザのログインを許容し、ログインしてからログアウトするまでの1セッションの間に自機を他機と区別し得る固有の機器識別情報とセッションごとに割り振られた固有のインデックス情報とを含むセッションIDを作成すると共に、前記印刷ジョブ取得手段によって認証印刷用の印刷ジョブを取得し該取得した認証印刷用の印刷ジョブに基づいて認証印刷が実行されるよう前記印刷手段を制御し該認証印刷の終了後に前記セッションIDと前記認証印刷の成否とを対応付けた認証印刷ログを作成する認証印刷制御手段と、
前記印刷ジョブ取得手段によって通常印刷用の印刷ジョブを取得し該取得した通常印刷用の印刷ジョブに基づいて通常印刷が実行されるよう前記印刷手段を制御し該通常印刷の終了後に該通常印刷の成否を含む通常印刷ログを作成する通常印刷制御手段と、
を備えたものである。
この印刷機能付き事務機器では、ユーザ認証実行手段によって実行されたユーザ認証の結果が成功だったとき、ユーザのログインを許容し、ログインしてからログアウトするまでの1セッションの間に自機を他機と区別し得る固有の機器識別情報とセッションごとに割り振られた固有のインデックス情報とを含むセッションIDを作成すると共に、印刷ジョブ取得手段によって認証印刷用の印刷ジョブを取得しその取得した認証印刷用の印刷ジョブに基づいて認証印刷が実行されるよう印刷手段を制御しその認証印刷の終了後にセッションIDと認証印刷の成否とを対応付けた認証印刷ログを作成する。また、印刷ジョブ取得手段によって通常印刷用の印刷ジョブを取得しその取得した通常印刷用の印刷ジョブに基づいて通常印刷が実行されるよう印刷手段を制御しその通常印刷の終了後にその通常印刷の成否を含む通常印刷ログを作成する。このような認証印刷ログや通常印刷ログを管理することにより、印刷が実行されたときにその印刷が認証印刷だったか通常印刷だったかを区別することができ、また、その印刷が認証印刷だった場合にはその認証印刷を行ったセッション及び機器を区別することができる。なお、通常印刷制御手段は、ユーザがログインしてからログアウトするまでの間を除き通常印刷が実行されるよう印刷手段を制御してもよいし、ユーザがログインしてからログアウトするまでの間を含めていつでも通常印刷が実行されるよう印刷手段を制御してもよい。
本発明の印刷機能付き事務機器において、前記通常印刷制御手段は、前記通常印刷ログを作成するにあたり、前記セッションIDを含まない形式で前記通常印刷の成否を含む通常印刷ログを作成するものとしてもよい。こうすれば、セッションIDの有無によって認証印刷だったか通常印刷だったかを区別することができる。
本発明の印刷機能付き事務機器において、前記認証印刷制御手段は、前記セッションIDを作成するにあたり、前記機器識別情報と前記インデックス情報とログインしたユーザの識別情報とを含むセッションIDを作成するものとしてもよい。こうすれば、セッションIDからログインしたユーザの識別情報を得ることができる。このとき、前記認証印刷制御手段は、更に日付情報を含むセッションIDを作成するものとしてもよい。こうすれば、セッションIDから認証印刷を行った日付を得ることができる。
本発明の印刷機能付き事務機器は、ユーザのログイン中には他のユーザの通常印刷を禁止する受付禁止モードを設定するモード設定手段を備え、前記通常印刷制御手段は、前記モード設定手段により前記受付禁止モードが設定されいるときには、ユーザがログインしてからログアウトするまでの間は、前記通常印刷ジョブに基づく通常印刷を実行しないものとしてもよい。こうすれば、認証印刷の間に他のユーザの通常印刷が割り込むことがないので認証印刷を待っているユーザが通常印刷の印刷物に煩わされることがない。
本発明の印刷ログ作成方法は、
印刷機能付き事務機器のコンピュータソフトウェアによる印刷ログ作成方法であって、
(a)ユーザ認証の結果が成功だったとき、ユーザのログインを許容し、ログインしてからログアウトするまでの1セッションの間に自機を他機と区別し得る固有の機器識別情報とセッションごとに割り振られた固有のインデックス情報とを含むセッションIDを作成すると共に、認証印刷用の印刷ジョブを取得し該取得した認証印刷用の印刷ジョブに基づいて認証印刷を実行し該認証印刷の終了後に前記セッションIDと前記認証印刷の成否とを対応付けた認証印刷ログを作成するステップと、
(b)通常印刷用の印刷ジョブを取得し該取得した通常印刷用の印刷ジョブに基づいて通常印刷を実行し該通常印刷の終了後に該通常印刷の成否を含む通常印刷ログを作成するステップと、
を含むものである。
この印刷ログ作成方法では、ユーザ認証の結果が成功だったとき、ユーザのログインを許容し、ログインしてからログアウトするまでの1セッションの間に自機を他機と区別し得る固有の機器識別情報とセッションごとに割り振られた固有のインデックス情報とを含むセッションIDを作成すると共に、認証印刷用の印刷ジョブを取得しその取得した認証印刷用の印刷ジョブに基づいて認証印刷を実行しその認証印刷の終了後にセッションIDと認証印刷の成否とを対応付けた認証印刷ログを作成する。また、通常印刷用の印刷ジョブを取得しその取得した通常印刷用の印刷ジョブに基づいて通常印刷を実行しその通常印刷の終了後にその通常印刷の成否を含む通常印刷ログを作成する。このような認証印刷ログや通常印刷ログを管理することにより、印刷が実行されたときにその印刷が認証印刷だったか通常印刷だったかを区別することができ、また、その印刷が認証印刷だった場合にはその認証印刷を行ったセッション及び機器を区別することができる。なお、この印刷ログ作成方法において、上述した印刷機能付き事務機器の各機能を実現するようなステップを追加してもよい。
本発明のプログラムは、上述した印刷ログ作成方法の各ステップを1又は複数のコンピュータに実行させるためのものである。このプログラムは、コンピュータが読み取り可能な記録媒体(例えばハードディスク、ROM、FD、CD、DVDなど)に記録されていてもよいし、伝送媒体(インターネットやLANなどの通信網)を介してあるコンピュータから別のコンピュータへ配信されてもよいし、その他どのような形で授受されてもよい。このプログラムを一つのコンピュータに実行させるか複数のコンピュータに分散して実行させれば、上述した印刷ログ作成方法の各ステップが実行されるため、上述した印刷ログ作成方法と同様の作用効果が得られる。
次に、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。図1は、本発明の印刷機能付き事務機器の一実施形態であるマルチファンクションプリンタ(以下MFPと称する)10を含む印刷システム90の構成を表す説明図であり、図2は、クライアントPC70,71から出力される印刷ジョブの説明図であり、図3は、MFP10の概略構成を示す外観図及びブロック図であり、図4は、フラッシュメモリ68に記憶されているユーザ認証情報68aの説明図である。
図1に示すように、本実施形態の印刷システム90は、ネットワーク91に接続された印刷ジョブを作成するクライアントPC70,71、クライアントPC70,71により作成された印刷ジョブに基づいて印刷を実行するMFP10,11及び印刷結果を含む印刷ログを管理するログ管理装置80から構成される。なお、ここでは、クライアントPC及びMFPをそれぞれ2台含むものとしたが、1台のみ含むものとしてもよいし、3台以上含むものとしてもよい。2台のクライアントPC70,71は同じ構成のものであり、ここではクライアントPC70を例に挙げて説明する。クライアントPC70は、CPU72やROM73、RAM74、ハードディスクドライブ(HDD)75、ネットワーク91に接続するネットワークインタフェース76、ディスプレイ77、キーボード78などからなる周知のパーソナルコンピュータとして構成されている。このクライアントPC70は、ネットワーク91に接続されたMFP10,11で印刷を行うネットワーク印刷の機能を有しており、MFP10,11にログインしているユーザにのみ印刷の実行を許可する認証印刷にも対応しているものである。具体的には、ユーザIDやパスワード、認証印刷ジョブであることを示す認証フラグを含む認証印刷ジョブを作成してMFP10,11に出力したり、ユーザ認証なしにネットワーク91を介してMFP10,11で印刷する通常印刷ジョブを作成してMFP10,11に出力したりする機能を有している。ここで、認証印刷ジョブと通常印刷ジョブについて説明する。図2(a)は認証印刷ジョブの内容を示す説明図である。図示するように、ヘッダ部分41と印刷データ42とが含まれそのヘッダ部分41にはユーザID41a及びパスワード41b、認証印刷であることを示す認証フラグ41cが含まれている。図2(b)は通常印刷ジョブの内容を示す説明図である。図示するように、ヘッダ部分43と印刷データ42とが含まれているが、このヘッダ部分43には、認証フラグやユーザIDは含まれていない。
ログ管理装置80は、CPU82やROM83、RAM84、ハードディスクドライブ(HDD)85、ネットワーク91に接続するネットワークインタフェース86、ディスプレイ87、キーボード88などからなる周知のパーソナルコンピュータとして構成されている。このログ管理装置80は、MFP10,11から送信されてくるログをネットワークインタフェース86を介して入力してHDD85に記録する機能を有している。また、例えば印刷システム90の管理者などがログを確認するときには、その管理者によりキーボード88を介して入力されたログの一覧表示指示にしたがって、HDD85に記録されたログをその内容に従って区別してディスプレイ87に一覧表示する機能を有している。
2台のMFP10,11は同じ構成のものであり、ここではMFP10を例に挙げて説明する。MFP10は、図3に示すように、印刷ジョブに基づいて記録紙Sへの印刷を実行するインクジェット方式のフルカラープリンタ機構として構成された印刷機構20と、ガラス台36に載置された書類を読み取るいわゆるフラットベッド型のフルカラースキャナ機構として構成された読取機構22と、電話回線92を介してFAX情報の送受信が可能なファクスインタフェース(ファクスI/F)24と、ネットワーク91と接続され外部の機器との間でデータの送受信の可能なネットワークインタフェース(ネットワークI/F)26と、メモリを備えネットワークI/F26を介してネットワーク91から印刷ジョブを取得し一時的に記憶する印刷ジョブスプール部30と、このMFP10へのログインを所望するユーザのユーザ認証を実行するユーザ認証部32と、各種情報を表示部52に表示したりユーザの指示をボタン群54の操作を介して入力したりする操作パネル50と、装置全体の制御を司るコントローラ60とを備えている。このMFP10は、印刷機構20や読取機構22,ファクスI/F24,ネットワークI/F26,印刷ジョブスプール部30,ユーザ認証部32,コントローラ60がバス12を介して各種制御信号やデータのやり取りをすることができるよう構成されている。操作パネル50は、液晶ディスプレイである表示部52と、認証印刷ボタン55やログインボタン56、ログアウトボタン57、図示しないコピーボタン、FAXボタン、スキャンボタン、電源ボタンなどを含むボタン群54とを備えている。
コントローラ60は、CPU62を中心とするマイクロプロセッサとして構成されており、各種処理プログラムや各種データ、各種テーブルなどを記憶したROM64と、一時的に印刷データ等を記憶するRAM66と、電気的に書き換え可能で電源を切ってもデータは保持されるフラッシュメモリ68と、操作パネル50との通信を可能とする内部通信インタフェース69とを備えている。このコントローラ60は、印刷機構20や読取機構22,ファクスI/F24,ネットワークI/F26からの各種動作信号や各種検出信号、各種データを入力したり、印刷ジョブスプール部30から印刷ジョブを入力したり、ユーザ認証部32から認証の成否を表す信号を入力したり、操作パネル50のボタン群54の操作に応じて発生する操作信号を入力したりする。また、印刷ジョブに基づいて印刷を実行するよう印刷機構20に指令を出力したり、読取機構22へ各種制御信号や各種データを出力したり、印刷ジョブスプール部30へ受信した印刷ジョブを出力したり、ユーザ認証部32へユーザにより入力されたユーザIDやパスワードを出力したり、操作パネル50の表示部52に制御信号を出力したりする。フラッシュメモリ68には、図4に示すように、ユーザ認証時に参照されるユーザ認証情報68aが記憶されている。図示するように、ユーザ認証情報68aにはユーザを識別するためのユーザIDとそのユーザIDに対応付けられたパスワードとがこのMFP10にログインするユーザの数だけ含まれている。
こうして構成されたMFP10は、ネットワークI/F26を介してネットワーク91から入力された印刷ジョブに基づいて印刷を行う印刷機能や、読取機構22によってガラス台36に載置された原稿の画像を読み取るスキャン機能、読み取った画像に基づいて印刷を行うコピー機能、ファクスI/F24を介して読取機構22により読み取った画像を電話回線92を介して外部の機器へ送信したり画像データを受信して印刷機構20により印刷するFAX機能等を有している。また、このMFP10は、印刷機能に関して認証印刷と通常印刷とを実行する機能を有している。認証印刷とは、このMFP10によりユーザIDとパスワードを入力して認証に成功したユーザのみが実行可能な印刷機能であり、ユーザがログインしたあと認証印刷ボタン55を押下したときにそのログインしているユーザにより入力された認証印刷ジョブに基づいて印刷機構20により印刷を行う機能である。また、通常印刷は、通常印刷ジョブに基づいて印刷機構20により印刷を行う通常の印刷機能である。
次に、印刷システム90の動作について説明する。まず、クライアントPC70の動作、特にMFP10用のプリンタドライバによって印刷ジョブを送信する動作について説明する。図5は、クライアントPC70のCPU72により実行される印刷ジョブ送信処理ルーチンの一例を示すフローチャートであり、図6は、クライアントPC70のディスプレイ77に表示されるプリンタドライバの印刷条件設定ダイアログの一例を示す図である。この印刷ジョブ送信処理ルーチンは、ROM73に記憶されている。また、このルーチンは、ユーザがクライアントPC70で動作するプリンタドライバ上で印刷を選択したときに開始される。このルーチンを開始すると、CPU72はまず、認証印刷が選択されているか否かを判定する(ステップS100)。ここで、認証印刷が選択されているか否かは、例えば、図6に示すプリンタドライバの印刷条件設定ダイアログ77aにおいて認証印刷用のチェックボックスにユーザによってチェックが入れられているか否かによって判定することができる。認証印刷が選択されていない場合には、既述した通常印刷ジョブ(図2(b)参照)を作成し、プリンタドライバ上で選択されているプリンタ(ここではMFP10)に送信し(ステップS110)、本ルーチンを終了する。一方、認証印刷が選択されている場合には、既述した認証印刷ジョブ(図2(a)参照)を作成し、プリンタドライバ上で選択されているプリンタ(ここではMFP10)に送信し(ステップS120)、本ルーチンを終了する。図6に示すように印刷条件設定ダイアログ77aには、印刷を実行するプリンタを選択する欄が設けられており、ここではMFP10が選択されている。ここで、送信される認証印刷ジョブには、認証印刷であることを表す認証フラグとプリンタドライバの印刷条件設定ダイアログ77aにおいて入力されたユーザIDとパスワードとが含まれている。
続いて、MFP10の動作、特にユーザがこのMFP10にログインを試みてからログアウトするまでの動作について説明する。図7は、コントローラ60のCPU62により実行される要認証処理実行ルーチンの一例を示すフローチャートであり、図8はCPU62により作成されるセッションID44の説明図である。この要認証処理実行ルーチンは、ROM64に記憶されている。また、このルーチンは、MFP10において、ユーザにより図示しない入力キーが操作されてユーザIDとパスワードとが入力された状態でログインボタン56が押下されたときに実行される。このルーチンを開始すると、コントローラ60のCPU62は、まず、ユーザにより入力されたユーザIDとパスワードとに基づいてユーザ認証部32にユーザ認証を実行させユーザ認証に成功したか否かを判定する(ステップS200)。具体的には、入力されたユーザID及びパスワードの組がフラッシュメモリ68に記憶されているユーザ認証情報68aに含まれているか否かをユーザ認証部32に判定させる。ユーザ認証に失敗した場合には、認証に失敗した旨のエラーメッセージ(例えば「ユーザ認証に失敗しました」の文字列)を表示部52に表示させ(ステップS210)、本ルーチンを終了する。一方、ユーザ認証に成功した場合には、ユーザのログインを許容し、セッションID44を作成する(S220)。
ここで、セッションID44は、図8に示すように、このMFP10をネットワーク上で自機を他機と区別し得る、ネットワークI/F26に割り当てられている機器MACアドレス44aと、ログインしたユーザのユーザIDにそれより短い番号を対応付けて内部的に管理する内部管理ユーザID44bと、セッションごとに割り振られユーザがログインする度に繰り上がるインデックス番号44cと、ユーザがログインしてから処理を実行した日付44dとを含んでいる。したがって、機器MACアドレス44aの部分によれば、どの機器(例えばMFP10かMFP11か)で作成されたセッションIDかがわかり、インデックス番号44cの部分によれば、どのセッションで作成されたセッションIDかがわかるのである。ここでは、機器MACアドレス44aは、0000からFFFFまでの4桁の16進数の数字で表され、内部管理ユーザID44bは、0001から9999までの4桁の数字で表され、インデックス番号44cは0000からFFFFまでの4桁の16進数の数字で表され、日付44dは、西暦の下2桁と月と日とを合わせた000101から991231までの6桁の数字で表されるものとする。そして、セッションID44はこれらの数字を直列的につなげて作成される。
次に、CPU62は、ログインしたことを表すログインログを作成してネットワークI/F26を介してログ管理装置80へ送信する(ステップS230)。ここでログインログについては後述する。そして、認証印刷ボタン55が押下されたか否かを判定する(ステップS240)。認証印刷ボタン55が押下されていないときには、続いて図示しないコピーボタンやFAXボタン、スキャンボタンが押下されコピーやFAX、スキャン等の指示が入力されたか否かを判定する(ステップS250)。コピーやFAX、スキャン等の指示が入力されていないときには、ログアウトボタン57が押下されたか否かを判定する(ステップS260)。ログアウトボタン57が押下されていないときには、再度ステップS240以降の処理を実行する。
CPU62は、こうしてステップS240〜S260の判定を繰り返しているうちに、ステップS240で、認証印刷ボタン55が押下されたと判定したときには、ログイン中のユーザの認証印刷ジョブを印刷ジョブスプール部30から読み出す(ステップS270)。ここでは、このMFP10に向けて送信された印刷ジョブは、ユーザのログインの状況や認証印刷ジョブか通常印刷ジョブかに拘らず、一旦印刷ジョブスプール部30に記憶されるものとする。また、既述したように、認証印刷ジョブには、ユーザIDやパスワードなどがヘッダ部分43(図2(a)参照)に含まれており、現在ログインしているユーザのユーザID及びパスワードが一致しているか否かにより、このユーザの認証印刷ジョブを特定することができる。そして、読み出した認証印刷ジョブに基づいて印刷機構20に印刷(認証印刷)を実行させる(ステップS280)。続いて、その印刷結果と作成したセッションIDとユーザIDと印刷を実行した日時分秒とジョブ種別(認証印刷か通常印刷か)と印刷のパラメータ(部数、両面か片面か、カラーかモノクロか等)とを含む認証印刷ログを作成して、ネットワークI/F26を介してログ管理装置80へ送信し(ステップS290)、ステップS260の処理を実行する。
また、CPU62は、ステップS250でコピーやFAX、スキャン等の指示が入力されたと判定したときには、この入力された指示の処理を実行し、その後、その処理の成否とセッションIDとその処理を行った日時分秒とその処理の内容を表すジョブ種別とその処理のパラメータとを含むログを作成して、ネットワークI/F26を介してログ管理装置80へ送信し(ステップS300)、ステップS260の処理を実行する。ここで、このステップS300で行われるコピーやFAX、スキャン等の処理は、ユーザ認証に成功したユーザのみが実行可能な認証コピーや認証FAX、認証スキャン等である。そして、これらの機能の目的はユーザ認証に成功したユーザ以外の人に勝手に使用されないようにすることであるから、ここでは、ユーザ認証に失敗したユーザやユーザ認証自体実行していないユーザにはこれらの機能を実行不可にするものとする。よって、作成されるログは認証コピーや認証FAX、認証スキャン等のログである。
そして、CPU62は、ステップS260でログアウトボタン57が押下されたと判定したときには、ユーザがログアウトしたことを表すログアウトログを作成してネットワークI/F26を介してログ管理装置80へ送信し(ステップS310)、本ルーチンを終了する。ここで、ログアウトログについては後述する。このように、認証印刷ジョブに基づいて印刷を実行したときには、ユーザIDやセッションIDを含む認証印刷ログを作成し、認証コピーや認証FAX、認証スキャン等を実行したときには、ユーザIDやセッションIDを含むこれらの処理のログを作成してログ管理装置80へ送信するのである。
次に、MFP10の動作、特に通常印刷ジョブに基づいて印刷する動作について説明する。図9は、コントローラ60のCPU62により実行される通常印刷処理実行ルーチンの一例を示すフローチャートである。このルーチンは、ROM64に記憶されている。また、このルーチンは、MFP10が通常印刷や既述の認証印刷、認証コピー、認証FAX、認証スキャン等の処理を実行していないときに所定時間ごと(例えば1秒ごと)に開始される。このルーチンを開始すると、コントローラ60のCPU62は、まず、通常印刷ジョブが印刷ジョブスプール部30にあるか否かを判定する(ステップS400)。ここで、通常印刷ジョブが印刷ジョブスプール部30にあるか否かは印刷ジョブのヘッダに認証フラグの含まれていないものがあるか否かによって判定することができる。通常印刷ジョブが印刷ジョブスプール部30に無いときには、そのまま本ルーチンを終了する。一方、通常印刷ジョブが印刷ジョブスプール部30にあるときには、この通常印刷ジョブを読み出し(ステップS410)、この通常印刷ジョブに基づいて印刷機構20に印刷(通常印刷)を実行させる(ステップS420)。そして、その印刷結果と印刷の日時分秒とジョブ種別(ここでは通常印刷)と印刷のパラメータとを含む通常印刷ログを作成して、ネットワークI/F26を介してログ管理装置80へ送信し(ステップS430)、本ルーチンを終了する。ここで、ユーザIDやセッションIDが含まれる認証印刷ログとは異なり、この通常印刷ログには、ユーザIDやセッションIDが含まれていない。
ここで、ログ管理装置80へ送信されてHDD85に記憶されているログについて図10を用いて説明する。図10は、ログ管理装置80のHDD85に記憶されているログ85aの一例を示す説明図である。図示するように、受信したログが時系列で順に記録されている。図示する最初のログはログインログであり、ユーザID「01234567」のユーザが2007年の7月27日12時34分56秒にユーザ認証に成功してログインし、そのときに作成されたセッションIDが「63C400010123070727」であることを表している。次のログは認証コピーのログであり、ユーザID「01234567」のユーザが2007年の7月27日12時35分10秒にカラーで両面の3部の認証コピーに成功し、そのときのセッションIDが「63C400010123070727」であることを表している。最初のログと同じセッションIDであるため、最初のログでログインしたユーザがログアウトするまでのセッションの間に行われた認証コピーであることを表している。更に、次のログは認証FAXのログであり、ジョブ種別がコピーではなくFAXであることと、パラメータがFAX用のパラメータ(送信件数3件)であること以外は上述のコピーのログと同様の意味を表している。更に次のログは通常印刷のログであり、2007年の7月27日12時36分30秒にカラーで片面の3部の通常印刷に成功したことを表している。セッションIDとユーザIDの情報は含まれていない。次のログは認証印刷のログであり、ユーザID「01234567」のユーザが2007年の7月27日12時37分05秒にカラーで片面の5部の認証印刷に成功し、そのときのセッションIDが「63C400010123070727」であることを表している。そして、次のログはログアウトログであり、ユーザID「01234567」のユーザが2007年の7月27日12時38分15秒にログアウトし、ログアウトしたときのセッションIDが「63C400010123070727」であることを表している。続いて、次のログはログインログであり、ユーザID「01234567」のユーザが2007年の7月27日13時34分56秒にログインし、ログインしたときのセッションIDが「63C400010124070727」であることを表している。このように、セッションが異なっているため、セッションIDのうちのインデックス番号を表す部分の数字がさきほどの「0123」から値1増えて「0124」となっている。これによって、セッションを区別することができる。続くログは認証印刷のログであり、セッションIDや日時、パラメータが異なる以外は既述の認証印刷のログと同様である。また、更に次のログはログアウトログであり、セッションIDや日時が異なる以外は既述のログアウトログと同様である。このように、セッションの間に行われた通常印刷のログと認証印刷のログとは、セッションIDの有無やユーザIDの有無、ジョブ種別などが異なっている。そして、図示した最後のログは、MFP10にユーザがログインしていないときのログであり、日時が異なることと部数が1部であること以外は既述した通常印刷のログと同じ意味を表している。
ここで、本実施形態の構成要素と本発明の構成要素との対応関係を明らかにする。本実施形態のMFP10が本発明の印刷機能付き事務機器に相当し、印刷機構20が印刷手段に相当し、印刷ジョブスプール部30がジョブ取得手段に相当し、ユーザ認証部32がユーザ認証実行手段に相当し、コントローラ60が認証印刷制御手段及び通常印刷制御手段に相当する。なお、本実施形態では、MFP10の動作を説明することにより本発明の印刷ログ作成方法の一例も明らかにしている。
以上詳述した本実施形態のMFP10によれば、ログインしてからログアウトするまでの1セッションの間に機器MACアドレスとセッションごとに割り振られた固有のインデックス番号とを含むセッションID及び認証印刷の成否を対応付けた認証印刷ログや、通常印刷の成否を含む通常印刷ログを作成する。したがって、これらの印刷ログを管理することにより、印刷が実行されたときにその印刷が認証印刷だったか通常印刷だったかを区別することができ、また、その印刷が認証印刷だった場合にはその認証印刷を行ったセッション及び機器を区別することができる。また、セッションIDを含まない形式で通常印刷ログを作成するから、セッションIDの有無によって認証印刷だったか通常印刷だったかを区別することができる。更に、MACアドレスとインデックス番号とログインしたユーザのユーザIDとを含むセッションIDを作成するから、セッションIDからログインしたユーザのユーザIDを得ることができる。更にまた、日付情報を含むセッションIDを作成するから、セッションIDから認証印刷を行った日付を得ることができる。
なお、本発明は上述した実施形態に何ら限定されることはなく、本発明の技術的範囲に属する限り種々の態様で実施し得ることはいうまでもない。
例えば、上述した実施形態では、ユーザIDとパスワードを用いてユーザ認証を実行するものとしたが、これ以外の方法でユーザ認証を実行するものとしてもよい。例えば、ICカードによってユーザ認証を実行するものとしてもよいし、ユーザの指紋でユーザ認証を実行するものとしてもよい。これらの場合は、ICカード記憶されている認証IDやユーザの指紋情報などが、フラッシュメモリ68に記憶されたユーザ認証情報68aにユーザと対応付けて含まれているものとする。
上述した実施形態では、MFP10は、通常印刷や認証印刷、認証コピー、認証FAX、認証スキャンなどの機能を有しそれらのログを作成するものとしたが、スキャンした画像を電子メールで送信する認証スキャンtoメール機能やクライアントPC70,71において準備されたFAX原稿をネットワークI/F26を介して取得しファクスI/F24を介して電話回線92に接続された外部の機器へ送信するPCファックス機能などを有し、これらの機能による処理の結果とセッションIDと機器MACアドレスとを含むログを作成するものとしてもよい。これらの機能を有する場合は各機能に応じた構成、例えば、FAX番号やメールアドレスの入力キーなどを備えるものとする。
上述した実施形態では、印刷機能の他に、認証コピー、認証FAX、認証スキャンなどの機能を有するものとしたが、これら印刷機能以外の機能を有していないものとしてもよい。
上述した実施形態では、印刷ジョブスプール部30やユーザ認証部32は、MFP10に内蔵されているものとしたが、これらのうちのいずれか一方または両方がMFP10から独立し印刷ジョブスプール装置やユーザ認証装置として外部に設置されたものとしてもよい。印刷ジョブスプール装置を外部に設置するときには、この印刷ジョブスプール装置から一時的に記憶された印刷ジョブを取得する印刷ジョブ転送部をMFP10に内蔵するものとしてもよいし、この印刷ジョブ転送部を印刷ジョブスプール装置に内蔵するものとしてもよいし、印刷ジョブ転送装置としてMFP10や印刷ジョブスプール装置から独立したものとしてもよい。
上述した実施形態では、自機を他機と区別し得る固有の機器識別情報として機器MACアドレスを用いるものとしたが、自機を他機と区別し得る情報であれば如何なる情報を用いるものとしてもよい。例えば、IPアドレスを用いるものとしてもよい。
上述した実施形態では、セッションIDには、ユーザIDと対応付けられた内部管理ユーザID44bが含まれるものとしたが、含まれないものとしてもよいし、ユーザIDがそのまま含まれるものとしてもよい。また、ユーザIDと対応付けられた既述の認証IDが含まれるものとしてもよい。
上述した実施形態では、セッションIDには、日付44dが含まれるものとしたが、日付44dが含まれないものとしてもよい。また、日付に加えて時分秒まで含まれるものとしてもよく、こうすれば、より一意性のあるセッションIDを作成することができる。
上述した実施形態では、セッションID44は、機器MACアドレス44aと内部管理ユーザID44bとインデックス番号44cと日付44dとを含むものとしたが、更に、ログを作成したアプリケーションを識別する情報を含むものとしてもよい。例えば、既述した認証印刷や通常印刷、認証コピー、認証FAX、認証スキャン等がそれぞれ別のアプリケーションによって実行される場合には、それぞれのアプリケーションに固有の番号(例えば4桁の番号)を含むものとしてもよい。こうすればセッションIDからログを作成したアプリケーションを知ることができる。
上述した実施形態では、MFP10にユーザがログインしているか否かに拘らず、他の処理を実行していないときには図9に示す通常印刷処理実行ルーチンを実行し通常印刷ジョブが印刷ジョブスプール部30に記憶されているときには、その通常印刷ジョブに基づいて印刷を実行するものとしたが、MFP10にユーザがログインしてからログアウトするまでの間は、通常印刷処理実行ルーチンを実行しないものとしてもよい。また、このようにユーザがログインしてからログアウトするまでの間は通常印刷処理実行ルーチンを実行せず他のユーザの通常印刷を禁止する受付禁止モードを備えるものとしてもよい。この場合、この受付禁止モードを設定する図示しない受付禁止スイッチを備えるものとしてもよい。こうした場合には、他のユーザがログインしているときには、印刷ジョブスプール部30に通常印刷ジョブがある場合であってもこの通常印刷ジョブを読み出して印刷を行うことはなく、認証印刷の間に他のユーザの通常印刷が割り込むことがないので認証印刷を待っているユーザが通常印刷の印刷物に煩わされることがない。ここで、受付禁止スイッチが本発明のモード設定手段に相当する。
上述した実施形態では、図2に示すように、認証印刷ジョブ(図2(a))にはユーザID41aとパスワード41bと認証フラグ41cとが含まれるものとしたが、ユーザID41aと認証フラグ41cとが含まれるものとしてもよいし、既述の認証IDと認証フラグ41cとが含まれるものとしてもよい。これらの場合には、ユーザID41aや認証IDによってログインしたユーザの認証印刷ジョブを特定するものとする。
上述した実施形態では、図2に示すように、認証印刷ジョブ(図2(a))と通常印刷ジョブ(図2(b))とを、ヘッダ部分に認証フラグ41cが含まれているか否かによって区別するものとしたが、認証フラグ41cを付加せずにクライアントPC70とMFP10において認証印刷ジョブと通常印刷ジョブとで異なるポートを用いて送受信することによりこれら2種類の印刷ジョブを区別するものとしてもよいし、認証フラグ41cを付加せずにユーザIDやパスワードが含まれているか否かによってこれら2種類の印刷ジョブを区別するものとしてもよい。
上述した実施形態では、印刷機構20は、インクジェット方式を採用した機構としたが、レーザやLEDなどにより感光体に静電潜像を形成し、その静電潜像に応じて付着したトナーを記録紙に転写することにより印刷を行う方式を採用した機構としてもよい。
上述した実施形態では、MFP10として本発明を説明したが、ユーザがログイン可能であり通常印刷と認証印刷とを実行可能であり機器を識別する情報を有するものであれば特に限定されず、印刷機能を備えたFAXなどに適用してもよい。また、MFP10の態様で説明したが、印刷ログ作成方法の態様としてもよいし、この印刷ログ作成方法のプログラムの態様としてもよい。
印刷システム90の構成の概略を示す構成図。 認証印刷ジョブ及び通常ジョブの一例を示す説明図。 MFP10の概略構成の外観図及びブロック図。 フラッシュメモリ68に記憶されたユーザ認証情報68aの説明図。 印刷ジョブ送信処理ルーチンの一例を示すフローチャート。 プリンタドライバの印刷条件設定ダイアログの一例を示す説明図。 要認証処理実行ルーチンの一例を示すフローチャート。 セッションIDの一例を示す説明図。 通常印刷処理実行ルーチンの一例を示すフローチャート。 HDD85に記憶されたログ85aの一例を示す説明図。
符号の説明
10,11 マルチファンクションプリンタ(MFP)、12 バス、20 印刷機構、22 読取機構、24 ファクスインタフェース(ファクスI/F)、26 ネットワークインタフェース(ネットワークI/F)、30 印刷ジョブスプール部、32 ユーザ認証部、41,43 ヘッダ部分、41a ユーザID、41b パスワード、41c 認証フラグ、42 印刷データ、44 セッションID、44a 機器MACアドレス、44b 内部管理ユーザID、44c インデックス番号、44d 日付、50 操作パネル、52 表示部、54 ボタン群、55 認証印刷ボタン、56 ログインボタン、57 ログアウトボタン、60 コントローラ、62 CPU、64 ROM、66 RAM、68 フラッシュメモリ、68a ユーザ認証情報、69 内部通信インタフェース、70,71 クライアントPC、72 CPU、73 ROM、74 RAM、75 ハードディスクドライブ(HDD)、76 ネットワークインタフェース、77 ディスプレイ、77a 印刷条件設定ダイアログ、78 キーボード、80 ログ管理装置、82 CPU、83 ROM、84 RAM、85 ハードディスクドライブ(HDD)、85a ログ、86 ネットワークインタフェース、87 ディスプレイ、88 キーボード、90 印刷システム、91 ネットワーク、92 電話回線。

Claims (7)

  1. 印刷を実行する印刷手段と、
    印刷ジョブを取得する印刷ジョブ取得手段と、
    ユーザ認証を実行するユーザ認証実行手段と、
    前記ユーザ認証実行手段によって実行されたユーザ認証の結果が成功だったとき、ユーザのログインを許容し、ログインしてからログアウトするまでの1セッションの間に自機を他機と区別し得る固有の機器識別情報とセッションごとに割り振られた固有のインデックス情報とを含むセッションIDを作成すると共に、前記印刷ジョブ取得手段によって認証印刷用の印刷ジョブを取得し該取得した認証印刷用の印刷ジョブに基づいて認証印刷が実行されるよう前記印刷手段を制御し該認証印刷の終了後に前記セッションIDと前記認証印刷の成否とを対応付けた認証印刷ログを作成する認証印刷制御手段と、
    前記印刷ジョブ取得手段によって通常印刷用の印刷ジョブを取得し該取得した通常印刷用の印刷ジョブに基づいて通常印刷が実行されるよう前記印刷手段を制御し該通常印刷の終了後に該通常印刷の成否を含む通常印刷ログを作成する通常印刷制御手段と、
    を備えた印刷機能付き事務機器。
  2. 前記通常印刷制御手段は、前記通常印刷ログを作成するにあたり、前記セッションIDを含まない形式で前記通常印刷の成否を含む通常印刷ログを作成する、
    請求項1に記載の印刷機能付き事務機器。
  3. 前記認証印刷制御手段は、前記セッションIDを作成するにあたり、前記機器識別情報と前記インデックス情報とログインしたユーザの識別情報とを含むセッションIDを作成する、
    請求項1又は2に記載の印刷機能付き事務機器。
  4. 前記認証印刷制御手段は、更に日付情報を含むセッションIDを作成する、
    請求項3に記載の印刷機能付き事務機器。
  5. 請求項1〜4のいずれか1項に記載の印刷機能付き事務機器であって、
    ユーザのログイン中には他のユーザの通常印刷を禁止する受付禁止モードを設定するモード設定手段を備え、
    前記通常印刷制御手段は、前記モード設定手段により前記受付禁止モードが設定されいるときには、ユーザがログインしてからログアウトするまでの間は、前記通常印刷ジョブに基づく通常印刷を実行しない、
    印刷機能付き事務機器。
  6. 印刷機能付き事務機器のコンピュータソフトウェアによる印刷ログ作成方法であって、
    (a)ユーザ認証の結果が成功だったとき、ユーザのログインを許容し、ログインしてからログアウトするまでの1セッションの間に自機を他機と区別し得る固有の機器識別情報とセッションごとに割り振られた固有のインデックス情報とを含むセッションIDを作成すると共に、認証印刷用の印刷ジョブを取得し該取得した認証印刷用の印刷ジョブに基づいて認証印刷を実行し該認証印刷の終了後に前記セッションIDと前記認証印刷の成否とを対応付けた認証印刷ログを作成するステップと、
    (b)通常印刷用の印刷ジョブを取得し該取得した通常印刷用の印刷ジョブに基づいて通常印刷を実行し該通常印刷の終了後に該通常印刷の成否を含む通常印刷ログを作成するステップと、
    を含む印刷ログ作成方法。
  7. 請求項6に記載の印刷ログ作成方法の各ステップを1又は複数のコンピュータで実行するためのプログラム。
JP2007217995A 2007-08-24 2007-08-24 印刷機能付き事務機器、印刷ログ作成方法及びそのプログラム Active JP4900137B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007217995A JP4900137B2 (ja) 2007-08-24 2007-08-24 印刷機能付き事務機器、印刷ログ作成方法及びそのプログラム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007217995A JP4900137B2 (ja) 2007-08-24 2007-08-24 印刷機能付き事務機器、印刷ログ作成方法及びそのプログラム

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2009053792A true JP2009053792A (ja) 2009-03-12
JP4900137B2 JP4900137B2 (ja) 2012-03-21

Family

ID=40504850

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2007217995A Active JP4900137B2 (ja) 2007-08-24 2007-08-24 印刷機能付き事務機器、印刷ログ作成方法及びそのプログラム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4900137B2 (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012025134A (ja) * 2010-07-28 2012-02-09 Casio Electronics Co Ltd 印刷システム
JP2017132099A (ja) * 2016-01-27 2017-08-03 株式会社沖データ 画像処理装置
JP2022097489A (ja) * 2018-02-23 2022-06-30 ブラザー工業株式会社 印刷装置

Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003330677A (ja) * 2002-05-14 2003-11-21 Ricoh Co Ltd 印刷データ管理システム、方法、プログラム、及び記録媒体
JP2004279487A (ja) * 2003-03-12 2004-10-07 Ricoh Co Ltd 画像形成装置
JP2006021501A (ja) * 2004-07-09 2006-01-26 Canon Inc 画像処理装置、画像形成装置、画像形成システム、制御方法、ジョブ処理方法、記憶媒体、プログラム
JP2007006036A (ja) * 2005-06-22 2007-01-11 Fuji Xerox Co Ltd 画像形成装置、画像形成装置におけるログ記録方法

Patent Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003330677A (ja) * 2002-05-14 2003-11-21 Ricoh Co Ltd 印刷データ管理システム、方法、プログラム、及び記録媒体
JP2004279487A (ja) * 2003-03-12 2004-10-07 Ricoh Co Ltd 画像形成装置
JP2006021501A (ja) * 2004-07-09 2006-01-26 Canon Inc 画像処理装置、画像形成装置、画像形成システム、制御方法、ジョブ処理方法、記憶媒体、プログラム
JP2007006036A (ja) * 2005-06-22 2007-01-11 Fuji Xerox Co Ltd 画像形成装置、画像形成装置におけるログ記録方法

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012025134A (ja) * 2010-07-28 2012-02-09 Casio Electronics Co Ltd 印刷システム
JP2017132099A (ja) * 2016-01-27 2017-08-03 株式会社沖データ 画像処理装置
JP2022097489A (ja) * 2018-02-23 2022-06-30 ブラザー工業株式会社 印刷装置
JP7380742B2 (ja) 2018-02-23 2023-11-15 ブラザー工業株式会社 印刷装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP4900137B2 (ja) 2012-03-21

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5887937B2 (ja) 出力制御システム、出力制御方法、出力制御装置、および出力制御プログラム
US7730490B2 (en) System with user access-control information having signature and flow setting information for controlling order of performance of functions
US7755792B2 (en) Image processing apparatus, image apparatus system, and image processing method
JP4845703B2 (ja) 画像処理装置及びその制御方法、並びにプログラム
JP4711230B2 (ja) 画像形成装置およびプログラム
US7796284B2 (en) Image processing system, image processing apparatus, and control method and program therefor
JP2010221697A (ja) 画像形成装置、画像形成方法、プログラムおよび記録媒体
JP5328327B2 (ja) ワークフローシステム、画像処理装置及び画像処理装置の制御方法
JP2007043365A (ja) 画像出力管理システム及びその制御プログラム
JP2008134854A (ja) 画像形成装置、同装置における認証方法及び認証処理プログラム
JP4900137B2 (ja) 印刷機能付き事務機器、印刷ログ作成方法及びそのプログラム
JP2012133410A (ja) 認証システム、その制御方法及びプログラム
US20220038586A1 (en) Image processing apparatus, control method, and medium
JP5186521B2 (ja) 画像形成システムおよびユーザマネージャサーバ装置
JP2008027391A (ja) 画像処理システム、画像処理装置およびプログラム
JP2007034615A (ja) 情報処理装置、印刷装置、印刷システム及びそれらの方法
JP2021016952A (ja) 印刷制御装置、プログラム及び印刷システム
JP2018020443A (ja) 画像形成装置、印刷方法、およびコンピュータプログラム
JP2017170818A (ja) 印刷システムおよびジョブ管理プログラム
JP5448516B2 (ja) 認証システム、認証方法および情報処理装置
JP5033205B2 (ja) 画像形成システムおよびユーザマネージャサーバ装置
JP2007208408A (ja) 画像形成装置及びファイル送信システム
JP6738006B2 (ja) 印刷を行う画像処理装置、画像処理システム、制御方法、及びプログラム
US11949824B2 (en) Image forming apparatus and method for notifying detection of virus
JP6703316B2 (ja) 電子機器およびプリンタードライバー

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20100708

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20111125

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20111206

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20111219

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 4900137

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20150113

Year of fee payment: 3

S531 Written request for registration of change of domicile

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350