JP2008027391A - 画像処理システム、画像処理装置およびプログラム - Google Patents

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Abstract

【課題】ユーザにとって無駄な操作をできるだけなくし利便性を向上できる画像処理システムを提供すること。
【解決手段】サーバと複数のMFPとがネットワークを介して接続される画像処理システムにおいて、1台のMFPは、自己を利用しようとしているユーザの使用頻度の高い画像処理機能の判定をサーバに依頼する(S21)。MFPは、サーバから判定結果を受信し(S22)、使用頻度の高い機能があることを判断すると(S23で「YES」)、判定された機能を自己が実行可能か否かを判定する(S24)。実行不可と判定すると(S25で「NO」)、当該ユーザに対し、使用頻度の高い機能を実行できない旨の警告メッセージの表示を必要と判定し(S26)、当該警告メッセージを操作パネルに表示させる。
【選択図】図14

Description

本発明は、複数の画像処理装置がネットワークを介して接続されている画像処理システム、画像処理装置およびプログラムに関し、特に画像処理装置を利用するユーザの利便性を向上する技術の改良に関する。
複写機、プリンタ、スキャナ等の複数の画像処理装置や各ユーザが所有するパーソナルコンピュータ(PC)などをLAN等のネットワークを介して接続し、各ユーザが自己のPCを用いて文書をプリンタから印刷出力させるプリントジョブや、スキャナで読み取った画像をPCにメール送信するスキャン・ツー・Eメールジョブなどの画像処理ジョブを実行可能な画像処理システムが普及している。
特開2003−241876号公報
会社などで部署毎やフロア毎に多数の画像処理装置が配置されている環境では、通常、各ユーザは自己の席に近い装置、例えば装置aを日常的に利用することが多くなる。ユーザは、日常的に利用する装置aについて、どのような機能を実行できるのかについてよく知っているはずである。ところが、社内の別のフロアに設置されており過去にほとんど利用したことがない装置、例えば装置bについては、利用が可能であっても、その装置bを利用しようとする場合、どのような機能を実行できるのかを直ぐには理解できない。
従って、ユーザは、装置bを利用することになったときに、自己が良く使用する両面コピーなどの画像処理機能を実行できない装置であることを知らずに当該機能の選択のための入力操作を行い、操作の途中で装置bでは実行できないことを知るといった場合が発生し得る。この場合、ユーザにとって、選択等のための入力操作が無駄になってしまう。
本発明は、上記の問題点に鑑みてなされたものであって、日常的に利用する装置でない装置を利用する場合にもユーザにとって無駄な操作をできるだけなくし利便性を向上できる画像処理システム、画像処理装置およびプログラムを提供することを目的としている。
上記目的を達成するため、本発明に係る画像処理システムは、少なくとも1つの画像処理機能を実行可能な画像処理装置が複数、ネットワークを介して相互に接続されている画像処理システムであって、前記複数の画像処理装置のうち、一の画像処理装置を利用しようとしているユーザを識別する識別手段と、前記識別手段により識別されたユーザの、前記複数の画像処理装置の少なくとも1つの画像処理装置における使用頻度の高い画像処理機能を判定する第1の判定手段と、前記一の画像処理装置が前記第1の判定手段により判定された画像処理機能を実行可能か否かを判定する第2の判定手段と、前記第2の判定手段により前記画像処理機能が実行不可と判定されると、当該実行不可である旨を前記ユーザに通知する通知手段と、を備えることを特徴とする。
また、本発明は、少なくとも1つの画像処理機能を実行可能な画像処理装置が複数、ネットワークを介して相互に接続されている画像処理システムにおける画像処理装置であって、自装置を利用しようとしているユーザを識別する識別手段と、前記識別手段により識別されたユーザの、前記複数の画像処理装置の少なくとも1つの画像処理装置における使用頻度の高い画像処理機能を判定する第1の判定手段と、前記第1の判定手段により判定された画像処理機能を実行可能か否かを判定する第2の判定手段と、前記第2の判定手段により前記画像処理機能が実行不可と判定されると、当該実行不可である旨を前記ユーザに通知する通知手段と、を備えることを特徴とする。
さらに、本発明は、少なくとも1つの画像処理機能を実行可能な画像処理装置が複数、ネットワークを介して相互に接続されている画像処理システムが実行するプログラムであって、自装置を利用しようとしているユーザを識別する識別処理と、前記識別処理により識別されたユーザの、前記複数の画像処理装置の少なくとも1つの画像処理装置における使用頻度の高い画像処理機能を判定する第1の判定処理と、前記第1の判定処理より判定された画像処理機能を実行可能か否かを判定する第2の判定処理と、前記第2の判定処理により前記画像処理機能が実行不可と判定されると、当該実行不可である旨を前記ユーザに通知する通知処理と、を含む処理をコンピュータに実行させることを特徴とする。
これにより、ユーザは、自己が良く使用する画像処理機能を、これから利用しようとする画像処理装置では実行できないことをより早い段階で知ることが可能になり、従来のように当該機能を実行できないことを知らずに入力等の操作を行い、操作の途中で実行できないことを知り、その間の操作が無駄になるといったことを抑制でき、ユーザにとって利便性を向上することができる。
また、過去に使用された画像処理機能のユーザ毎の履歴を記憶する履歴記憶手段を備え、前記第1の判定手段は、前記履歴から前記ユーザが過去使用した画像処理機能のうち、所定期間内において使用回数が所定値以上の画像処理機能を抽出し、抽出された画像処理機能を前記使用頻度の高い画像処理機能として判定することを特徴とする。
このようにすれば、使用頻度の高い画像処理機能をユーザが実際に使用した機能により判定でき、判定精度の向上を図れる。
さらに、前記通知手段は、前記実行不可である旨に加えて、実行不可の画像処理機能の代替となる画像処理機能がある旨を前記ユーザに通知することを特徴とする。
このようにすれば、ユーザは、代替機能による画像処理ジョブの実行が可能になる。
また、前記通知手段による通知が行われた後に、前記ユーザからの、前記一の画像処理装置を利用するか否かの選択を受け付ける選択受付手段を備え、前記一の画像処理装置は、ログインを許可したときにだけ画像処理機能を実行可能な状態にする構成であり、前記ユーザにより利用することが選択されると、ログインを許可し、利用しないことが選択されるとログインを許可しないことを特徴とする。
このようにユーザにより利用が選択されたときにログインするとすれば、利用者を限定できると共にセキュリティの向上を図れる。
さらに、前記ユーザが通常利用するホームとしての画像処理装置が、前記一の画像処理装置と一致するか否かを判定する第3の判定手段を備え、前記第3の判定手段により一致することが判定されると、前記第1の判定手段と前記第2の判定手段による判定および前記通知手段による通知を行わないことを特徴とする。
ユーザが通常利用するホームとしての画像処理装置は、当該ユーザの使用頻度の高い画像処理機能を実行できる蓋然性が高いので、上記判定や通知を行わなくても利便性の低下にまでは至り難く、判定等の処理を行わない分、処理を簡素化できる。
また、前記ネットワークに接続されるサーバを備え、前記識別手段、前記第1の判定手段、前記第2の判定手段および前記通知手段が前記サーバに配置されていることを特徴とする。
このようにすれば、画像処理装置の構成を簡易化できる。
さらに、前記少なくとも1つの画像処理装置とは、前記複数の画像処理装置の全て、または前記ユーザが通常利用するホームとしての画像処理装置であることを特徴とする。
このようにすれば、ネットワーク接続される全ての画像処理装置、またはユーザのホームとしての画像処理装置における使用頻度の高い機能を判定できる。
以下、本発明に係る画像処理システムおよび画像処理装置の実施の形態を、図面を参照しながら説明する。
(1)画像処理システムの全体構成
図1は、画像処理システム1の全体構成を示す図である。
同図に示すように、画像処理システム1は、複数の複写機10a,10b、各ユーザの所有する端末装置11a〜11dと、サーバ20等が、LAN(Local Area Network)などのネットワーク2を介して接続されて構成され、互いに各種データのやりとりが可能になっている。
画像処理装置としての複写機10aは、スキャナ部101、プリンタ部102および後処理部103などを備える多機能デジタル複写機(Multiple Function Peripheral)である。以下、複写機を「MFP」ということにする。
MFP10aは、セットされた原稿の画像を読み取って画像データを得るスキャンジョブ、その画像データに基づいて原稿画像を用紙に印刷するコピージョブ、端末装置11等の外部端末からの印刷の実行指示を受け付けて印刷するプリントジョブ等の各種ジョブを実行する機能(画像処理機能)を有する。MFP10bは、MFP10a同様にスキャナ部101、プリンタ部102を有するが、後処理部を備えていない。
端末装置11aは、パーソナルコンピュータ(PC)からなり、文書等の作成のためのアプリケーションソフトウエア(以下、「アプリ」という。)がインストールされており、ユーザは当該アプリにより文書等のファイルを作成することができる。端末装置11aは、ユーザから当該アプリを介して印刷の指示を受け付けると、MFP10a等にファイルの印刷を指示してプリントジョブを実行させる。この構成は、他の端末装置11b等についても同様である。
ここでは、端末装置11a〜11cがデスクトップ型のPC、端末装置11dがノート型のPCである。また、端末装置11a、11dは、ユーザAが使用する装置であり、端末装置11bは、ユーザBが使用する装置であり、端末装置11cは、ユーザCが使用する装置である。MFP10a、端末装置11a〜11c、サーバ20は、5階のフロアに設置され、MFP10bは、3階のフロアに設置されている。ユーザA〜Cは、5階のフロアにおいてMFP10aを良く利用しており、3階のフロアのMFP10bについてはほとんど利用していない。ユーザA〜Cにとって5階が日常環境であり、3階が非日常環境である。以下、ユーザにとって日常環境下にあるMFPをホームMFPという場合がある。
なお、端末装置11dは、3階でネットワーク2に接続されている様子を示しているが、これは、ユーザAが3階でMFP10bを利用しようとしたときにネットワーク2に端末装置11dを接続したときの状態の例を示している。
また、後述のようにMFP10aは、両面印刷およびステイプル等の機能を実行可能な仕様になっている。一方、MFP10bは、両面印刷およびステイプルを実行できないが、2in1およびソートの各機能を実行できる仕様になっている。
ここで、両面印刷機能とは、用紙の表面と裏面に画像を印刷する機能であり、ステイプル機能とは、印刷物を部数ごとにステイプルして束ねる機能である。
また、2in1機能とは、2ページ分の原稿画像が1枚の用紙上に並んで配置されるように原稿画像を縮小して印刷する機能であり、ソート機能とは、原稿と同じページ揃えの印刷物を設定部数出力するときに、1部ごとに仕分けて出力する機能である。
ユーザAは、ホームMFPとしてのMFP10aにおいて両面印刷機能およびステイプル機能を良く使用しているとする。
サーバ20は、MFP10a等を利用するユーザを認証する処理および各ユーザがMFPを利用するときの使用頻度の高い機能を判定する処理などを行う。
ここで、画像処理システム1において実行される処理内容の概要を説明する。
(一)ユーザAが非日常環境の3階フロアに移動し、MFP10bを利用するため端末装置11dから自己のユーザIDとパスワードとを入力し、MFP10bにログインを試みる。
(二)MFP10bは、ログイン要求されたユーザAの認証をサーバ20に依頼する。
(三)サーバ20は、ユーザAの認証を行って、認証結果をMFP10bに送る。
(四)MFP10bは、サーバ20からの認証結果により認証されたことを判断すると、ユーザAの使用頻度の高い機能の判定をサーバ20に依頼する。
(五)サーバ20は、ユーザAの、MFP10a等におけるジョブ履歴に基づいて、ユーザAにとって使用頻度の高い機能を判定し、判定結果をMFP10bに送る。
(六)MFP10bは、サーバ20からの判定結果で示される機能を自装置で実行可能か否かを判定する。
(七)MFP10bは、当該機能を実行可能と判定すると、ログインを許可し、ユーザAから指示されたジョブを実行する。一方、実行不可と判定すると、その旨を示す警告メッセージを表示してユーザAに通知する。ユーザAは、当該機能を使用できないことを知った上でMFP10bを利用する、または利用しないことを選択できる。
(八)ユーザAにより利用することが選択された場合には、MFP10bは、ログインを許可し、ユーザAから指示されたジョブを実行する。一方、利用しないことが選択された場合には、ログインを不許可とし、ジョブ実行を禁止する。
(2)MFP10aの構成
図2は、MFP10aの構成を示すブロック図である。
同図に示すように、MFP10aは、主な構成要素として、スキャナ部101、プリンタ部102、後処理部103、操作パネル104および制御部105を備えている。
スキャナ部101は、セットされた原稿の画像を読み取って画像データを得る公知の画像読取装置である。プリンタ部102は、例えば公知の電子写真方式により画像を用紙の片面または両面に印刷する機能等を有する画像形成装置である。また、後処理部103は、ステイプル機能およびソート機能等を有する後処理装置である。
操作パネル104は、コピースタートボタンやコピー枚数設定用のテンキーなどの他、表面にタッチパネルが積層された液晶表示部が設けられており、制御部105のパネル制御部118の指示に基づく画面、例えば片面コピーや両面コピー等の各種機能の選択入力受付画面やユーザに対する警告画面等を表示させると共に、ユーザによるテンキー等の入力、タッチ入力等を受け付けて、受け付けた入力情報をパネル制御部118に送る。
制御部105は、大きく分けて全体制御部110、ジョブ実行制御モジュール120およびハードディスク(HD)130を備えている。
全体制御部110は、通信インターフェース(I/F)部111、エンジン制御部112、スキャナ制御部113、画像処理部114、HD制御部115、マシン状態検出部116、ジョブ管理部117およびパネル制御部118を備えており、各部は、不図示のバスを介してデータのやり取りを行うことができる。全体制御部110は、MFP10aの動作を統括的に制御する。
通信I/F部111は、LANカード、LANボードなどの、ネットワーク2に接続するためのインターフェースである。
エンジン制御部112は、プリンタ部102および後処理部103の動作を統括して制御する。スキャナ制御部113は、スキャナ部101の動作を制御する。
画像処理部114は、スキャンジョブにより読み取って得られた画像データや端末装置11a等から送信されて来た印刷のためのデータに所定の補正処理、例えばシェーディング補正、変倍補正、MTF補正などを施す。また、必要に応じて処理後のデータをハードディスク130内の所定の格納領域(不図示)に格納させる。
HD制御部115は、ハードディスク130に各種データを格納させると共に必要なデータを読み出す制御を行う。
マシン状態検出部116は、プリンタ部102における用紙切れ、用紙詰まり(ジャム)、トナー切れ、プリンタ部102の両面印刷に係る機構部分の故障およびスキャナ部101に配される露光ランプの断線、後処理部103の故障等の各種トラブルの発生を検出センサ等により検出する。そして、検出したトラブルの内容を、マシン状態情報としてハードディスク130のマシン状態情報テーブル132に格納させる。また、詰まった用紙が取り除かれるなど、発生したトラブルが解除されたことを検出すると、マシン状態情報をトラブルがなくなった旨を示す情報に書き換える(更新する)。
ジョブ管理部117は、実行されるジョブごとに、ジョブを要求したユーザのユーザID、実行日時、ジョブの種類、実行機能名等の情報を管理し、ジョブ実行後に当該情報をジョブ履歴としてハードディスク130のジョブ履歴テーブル134に格納させる。
パネル制御部118は、操作パネル104の画面表示の制御および操作パネル104のキー等による入力情報を受け付ける制御を行う。
ジョブ実行制御モジュール120は、認証処理部121、表示判定処理部122およびジョブ実行部123を備えている。
認証処理部121は、サーバ20に、自装置を利用しようとしているユーザのユーザIDとパスワードを送り、当該ユーザの認証を依頼する。
表示判定処理部122は、当該ユーザの使用頻度の高い機能を実行できない旨のメッセージを表示させる必要があるか否かを判定する表示判定処理を実行する。
ジョブ実行部123は、表示判定処理による判定結果に基づいて上記メッセージを表示させる、または表示させない処理を行うと共に、ログインを許可すると、当該ユーザの指示に基づくジョブを実行するジョブ実行処理を行う。ユーザ認証、表示判定処理およびジョブ実行処理の詳細については後述する。
ハードディスク130には、マシン固有情報テーブル131、マシン状態情報テーブル132、ユーザ情報テーブル133、ジョブ履歴テーブル134および代替機能情報テーブル135が設けられている。
図3は、マシン固有情報テーブル131の内容例を示す図である。
同図に示すように、マシン固有情報テーブル131には、画像処理機能名と機能搭載の有無とを対応付けたマシン固有情報が書き込まれている。マシン固有情報からMFP10aが画像処理機能として2in1、両面印刷、フルカラー、ステイプル、ソート等の各機能を実行する能力を有している(各機能を実行できる)ことが判る。ここで、フルカラー機能とは、原稿画像をフルカラーで印刷する機能である。このマシン固有情報は、MFP10aの固有情報であり、MFP10aの製造時にマシン固有情報テーブル131に格納される。
図4は、マシン状態情報テーブル132の内容例を示す図である。
同図に示すように、マシン状態情報テーブル132には、トラブルの項目名と内容とを対応付けたマシン状態情報が書き込まれている。マシン状態情報からMFP10aの現在の状態を判定することができる。同図では、トラブルが無い状態の例を示しているが、例えばプリンタ部102の両面印刷に係る機構部分が故障している場合には、プリンタ部故障欄に、両面印刷に係る機構部分が故障していることを示す情報が書き込まれる。
図5は、ユーザ情報テーブル133の内容例を示す図である。
同図に示すように、ユーザ情報テーブル133には、MFP10aを日常的に利用する各ユーザのユーザ情報として、ユーザ名、ユーザIDおよびパスワードを対応付けた情報が書き込まれている。ユーザ情報は、MFP10aの管理者等により操作パネル104等から登録されてユーザ情報テーブル133に格納される。ユーザ情報から、MFP10aを日常的に利用するユーザに、ユーザA、B、C・・が含まれていることが判る。
図6は、ジョブ履歴テーブル134の内容例を示す図である。
同図に示すように、ジョブ履歴テーブル134には、ユーザID、日時、ジョブ種類および実行機能名を対応付けたジョブ履歴情報が書き込まれている。ジョブ履歴情報から、例えば最新のジョブとして、ユーザID「1111」のユーザAにより、両面印刷、フルカラー、ステイプル機能を組み合わせたコピージョブが実行されたことが判る。自装置(MFP10a)においてジョブが実行される毎に当該ジョブに対するジョブ履歴が順次追加される。
図7は、代替機能情報テーブル135の内容例を示す図である。
同図に示すように、代替機能情報テーブル135には、本来の機能名と代替機能名とを対応付けた代替機能情報が書き込まれている。この代替機能情報は、ユーザの希望する機能を自装置で実行する能力を有していない場合やトラブル等により実行できない状態のときに、代替機能が存在することをユーザに紹介するときに用いられる。
同図では、本来の機能「両面印刷」に対し代替機能「2in1」が、本来の機能「ステイプル」に対し代替機能「ソート」が対応付けられている例を示している。代替機能情報は、MFP10aの固有情報であり、MFP10aの製造時に代替機能情報テーブル135に格納され、後述のジョブ実行処理の際に読み出される。
以上、MFP10aの構成について説明したが、MFP10bについても基本的に構成はMFP10aと同じである。MFP10aとの違いは、MFP10bには後処理部が備えられていないこと、および実行可否の機能、ここでは両面印刷およびステイプル機能が実行できない構成になっていることである。
従って、図8に示すようにMFP10bのマシン固有情報テーブル131bは、MFP10aのマシン固有情報テーブル131に比べて、両面印刷およびステイプル機能が実行できないことを示す内容になっている。もちろん、MFP10bのユーザ情報、マシン状態情報、ジョブ履歴情報等の内容もMFP10aと相違していることは言うまでも無い。以下、MFP10bの各部を説明するときには、特にMFP10aと区別する必要がない場合にMFP10aと同じ符号を用いて説明する。また、MFP自体を区別する必要がない場合にはMFPと総称する場合がある。
(3)サーバ20の構成
図9は、サーバ20の構成を示すブロック図である。
同図に示すように、サーバ20は、主な構成要素として、通信インターフェース(I/F)部310、制御部320およびハードディスク(HD)330を備えている。
通信I/F部310は、LANカード、LANボードなどの、ネットワーク2に接続するためのインターフェースである。
ハードディスク330には、システム内ユーザ情報テーブル331、システム内マシン固有情報テーブル332およびシステム内ジョブ履歴テーブル333が設けられている。
制御部320は、ユーザ情報取得部321、マシン固有情報取得部322、ジョブ履歴情報取得部323、認証処理部324および高使用頻度機能判定部325を備えている。
ユーザ情報取得部321は、ネットワーク2上に接続されている各MFPから、当該MFPのユーザ情報テーブル133に格納されているユーザ情報を、ネットワーク2を介して取得して、ハードディスク330のシステム内ユーザ情報テーブル331に格納させる(書き込む)。
図10は、システム内ユーザ情報テーブル331の内容例を示す図である。
同図に示すように、システム内ユーザ情報テーブル331には、装置名、ユーザIDおよびパスワードを対応付けたシステム内ユーザ情報が書き込まれている。このシステム内ユーザ情報は、全てのMFPに登録されているユーザ情報に相当するものである。
ユーザ情報取得部321は、所定タイミング、例えば1日に1回、電源オン時などに各MFPに対しユーザ情報の送信要求を行う。各MFPは、当該送信要求があると、登録されているユーザ情報を読み出して、サーバ20に送る。
図9に戻り、マシン固有情報取得部322は、ネットワーク2上に接続されている各MFPからマシン固有情報を取得して、ハードディスク330のシステム内マシン固有情報テーブル332に書き込む。
図11は、システム内マシン固有情報テーブル332の内容例を示す図である。
同図に示すように、システム内マシン固有情報テーブル332には、装置名、機能名および機能搭載の有無を対応付けたシステム内マシン固有情報が書き込まれている。このシステム内マシン固有情報は、全てのMFPに登録されているマシン固有情報に相当する。
マシン固有情報取得部322は、所定タイミング、例えば1週間毎などに各MFPに対しマシン固有情報の送信要求を行う。各MFPは、当該送信要求があると、登録されているマシン固有情報を読み出して、サーバ20に送る。
ジョブ履歴情報取得部323は、ネットワーク2上に接続されている各MFPからジョブ履歴情報を取得して、ハードディスク330のシステム内ジョブ履歴テーブル333に書き込む。
図12は、システム内ジョブ履歴テーブル333の内容例を示す図である。
同図に示すように、システム内ジョブ履歴テーブル333には、装置名、ユーザID、日時等を対応付けたシステム内ジョブ履歴情報が書き込まれている。この情報は、全てのMFPに登録されているジョブ履歴情報に相当する。
ジョブ履歴情報の取得方法は、上記ユーザ情報等の取得方法と同じとすることができるが、取得タイミングは、例えば30分や1時間毎などの短時間にすることが望ましい。
図9に戻って、認証処理部324は、MFPからの認証依頼に基づいてユーザ認証を行う。ここでは、ユーザ認証の依頼と共にMFPから送られて来る認証対象となるユーザのユーザIDとパスワードが、システム内ユーザ情報テーブル331に書き込まれているユーザIDとパスワードの組のいずれかと一致すれば、認証を肯定し、一致するものがなければ認証を否定する。認証結果は、依頼元のMFPに送信される。
高使用頻度機能判定部325は、MFPからの、ユーザIDにより指定されたユーザの使用頻度の高い機能の判定依頼を受け付けて、その判定を行う。
ここでは、システム内ジョブ履歴テーブル333の日時欄とユーザID欄を参照し、過去の所定期間、例えば1ヶ月間にシステム1内の全てのMFPで実行された全てのジョブの中から、MFPから送られて来たユーザIDと同じIDが書き込まれているジョブを特定する。そして、システム内ジョブ履歴テーブル333の機能欄を参照し、当該特定した全てのジョブについて、どの機能が何回実行されたのかを機能名別にカウントして、そのカウント数(実行回数)が所定値以上の機能を、使用頻度の高い機能(高使用頻度機能)として判定する。
使用頻度が高い機能が存在する場合には、その機能名を示す情報を判定結果として依頼元のMFPに送信し、存在しない場合には、その旨を判定結果として送信する。
(4)MFPが実行する処理
図13は、MFPが実行する処理内容を示すフローチャートである。ここでは、ユーザAがMFP10bを利用しようとする際に当該MFP10bで実行される処理の例を具体的に説明する。
MFP10bは、ユーザAからの、ユーザ認証のためのユーザIDとパスワードの入力を操作パネル104または端末装置11dを介して受け付ける(ステップS11)。
そして、自装置を利用しようとしているユーザAの認証をサーバ20に依頼する(ステップS12)。サーバ20では、主に認証処理部324により当該認証が行われる。
サーバ20からの認証結果を受信し(ステップS13)、認証されなかったことを判断すると(ステップS14で「NO」)、処理を終了する。その際、認証されなかったことがユーザAにメッセージ等で通知される。
一方、認証されたことを判断すると(ステップS14で「YES」)。表示判定処理(ステップS15)、ジョブ実行処理(ステップS16)を行って、処理を終了する。
図14は、表示判定処理のサブルーチンの内容を示すフローチャートである。
同図に示すように、まず自装置(MFP10b)がユーザAのホームMFPであるか否か(ホームMFPと一致するか否か)を判定する(ステップS20)。この判定は、入力されたユーザIDが自装置のユーザ情報テーブル133に書き込まれていれば、自装置が当該ユーザのホームMFPであり、書き込まれていなければホームMFPではないと判断する方法により行われる。本実施の形態では、ユーザAのホームMFPがMFP10aであり、MFP10bではないので、ホームMFPではないと判定されることになる。
自装置がホームMFPでないことを判定すると(ステップS20で「NO」)、ユーザAの使用頻度の高い機能の判定をサーバ20に依頼する(ステップS21)。当該判定は、主にサーバ20の高使用頻度機能判定部325により行われる。
サーバ20から判定結果を受信し(ステップS22)、判定結果から使用頻度の高い機能が存在することを判断すると(ステップS23で「YES」)、その機能を自装置で実行可能か否かを判定する(ステップS24)。この判定は、自装置(MFP10b)のマシン固有情報テーブル131およびマシン状態情報テーブル132を参照することにより行われる。例えば、使用頻度の高い機能が両面印刷であれば、MFP10bの場合には実行不可と判断される。また、使用頻度の高い機能が2in1であり自装置で実行する機能を有しているが、プリンタ部が故障しているような場合には、実行不可と判断される。
当該機能を実行する能力を有していない、またはトラブル発生により実行不可であることを判断すると(ステップS25で「NO」)、使用頻度の高い機能を実行できない旨の警告メッセージ221(図16参照)の表示を必要と判定して(ステップS26)、メインルーチンにリターンする。
一方、実行可であることを判断すると(ステップS25で「YES」)、警告メッセージ221の表示を不要と判定して(ステップS27)、メインルーチンにリターンする。
また、上記ステップS20で自装置がホームMFPであることを判断すると、ステップS27に移る。自装置がホームMFPの場合、ユーザは使用方法を良く理解している蓋然性が高く、使用頻度の高い機能の判定等の処理をあえて実行する必要がないと考えられるからである。なお、ステップS20のホームMFPであるか否かの判定を行わない構成をとることもでき、その場合にはS21以降の処理が実行される。
また、ステップS23で、使用頻度の高い機能が存在しないことを判断すると、ステップS27に移る。使用頻度の高い機能が存在しなければ、当該機能を実行できない旨の警告を発することができないからである。また、ステップS24における使用頻度の高い機能の実行可否の判定を、当該機能を実行する能力の有無だけから行うとすることもできる。このようにすれば、例えばMFP10bが当該機能を実行する能力を有しているがトラブル発生により実行できない状態にあるような場合には、ログイン後にユーザが当該トラブルを解除することで、当該機能をMFP10bで利用することが可能になる。
図15は、ジョブ実行処理のサブルーチンの内容を示すフローチャートである。
同図に示すように、表示要否の判定結果が表示要の場合には(ステップS41で「YES」)、ジョブを要求したユーザに通知すべく、操作パネル104または端末装置11dの画面に警告メッセージ、代替機能紹介メッセージおよび利用意思確認メッセージを表示させる(ステップS42)。
図16は、警告メッセージ等の表示画面22の例を示す図である。
同図に示す符号221のメッセージが警告メッセージ、符号222のメッセージが代替機能紹介メッセージ、符号223のメッセージが利用意思確認メッセージである。
ここで、警告メッセージ221で表示される機能名、同図の例では「両面印刷」「ステイプル」は、ユーザAの使用頻度の高い機能として判定され、自装置(MFP10b)では実行できないと判定された機能のことである。
代替機能紹介メッセージ222で表示される代替機能名、同図の例では「2in1」「ソート」は、代替機能情報テーブル135の、本来の機能に対する代替機能として書き込まれている機能(両面印刷に対し2in1等)のことである。
MFPのパネル制御部118は、表示画面22を表示させるための画像情報を予め格納しており、画面表示を行う際に、実行できない機能名と代替機能名の部分を、該当する機能名に書き換え、書き換えた画像情報を用いて表示画面22を表示させる。
ユーザAは、警告メッセージ221を見ることで、自己が良く使用する機能がMFP10bでは使用できず、代替機能紹介メッセージ222を見ることで、代わりの機能があることを確認できる。そして、利用意思確認メッセージ223を見て、MFP10bを利用するか利用しないかをボタン224または225を押下することで選択できる。
図15に戻り、ユーザAによる利用選択入力を表示画面22から受け付ける(ステップS43)。
利用が選択されたことを判断すると(ステップS44で「YES」)、ログインを許可して(ステップS45)、コピー等のジョブの受け付けを行い(ステップS46)、受け付けたジョブを実行して(ステップS47)、メインルーチンにリターンする。
一方、利用しないことが選択されたことを判断すると(ステップS44で「NO」)、そのままメインルーチンにリターンする。
ステップS41で、表示要否の判定結果が表示不要の場合には(ステップS41で「NO」)、ステップS45に移り、ログイン後、ジョブを受け付けて、受け付けたジョブを実行する(ステップS45〜S47)。
(5)サーバ20が実行する処理
図17は、サーバ20が実行する処理内容を示すフローチャートである。ここでは、MFP10bによる表示判定処理(図14)が実行される場合に、サーバ20がMFP10bからユーザAの認証等を依頼されたときの処理の例を具体的に説明する。
同図に示すように、MFP10bからユーザAの認証依頼を受け付けると(ステップS51)、ユーザAに対する認証可否を判定し(ステップS52)、判定結果を依頼元のMFP10bに送信する(ステップS53)。
そして、MFP10bからユーザAの使用頻度の高い機能の判定依頼を受け付けると(ステップS54)、当該判定を行い(ステップS55)、判定結果を依頼元のMFP10bに送信して(ステップS56)、処理を終了する。
以上説明したように、画像処理システム1では、ユーザがMFPを利用しようとする際、当該MFPにおいて当該ユーザの使用頻度が高い機能を実行できないと判定すると、その旨の警告メッセージを表示して当該ユーザに通知する。従って、当該ユーザは、自己が良く使用する機能を当該MFPでは実行できないことを、入力等の操作の前に、より早い段階で知ることが可能になり、従来のように当該機能を実行できないことを知らずに入力等の操作を行い、操作の途中で実行できないことがようやく判り、それまでの操作等が無駄になるといったことが生じ難くなり、ユーザにとって利便性が向上する。
なお、本発明は、画像処理システム、画像処理装置に限られず、上記表示判定処理、ジョブ実行処理における判定、表示等の方法であるとしてもよい。さらに、その方法をコンピュータが実行するプログラムであるとしてもよい。また、本発明に係るプログラムは、例えば磁気テープ、フレキシブルディスク等の磁気ディスク、DVD−ROM、DVD−RAM、CD−ROM、CD−R、MO、PDなどの光記録媒体、フラッシュメモリ系記録媒体等、コンピュータ読み取り可能な各種記録媒体に記録することが可能であり、当該記録媒体の形態で生産、譲渡等がなされる場合もあるし、プログラムの形態でインターネットを含む有線、無線の各種ネットワーク、放送、電気通信回線、衛星通信等を介して伝送、供給される場合もある。
また、本発明に係るプログラムは、上記に説明した処理をコンピュータに実行させるための全てのモジュールを含んでいる必要はなく、例えば通信プログラムやオペレーティングシステム(OS)に含まれるプログラムなど、別途情報処理装置にインストールすることができる各種汎用的なプログラムを利用して、本発明の各処理をコンピュータに実行させるようにしても良い。従って、上記した本発明の記録媒体に必ずしも上記全てのモジュールを記録している必要はないし、また必ずしも全てのモジュールを伝送する必要もない。さらに、上記の処理を実行させるためのプログラムを、システム内における画像処理装置またはサーバなどのいずれかの装置にインストール、または各装置に分散してインストールして実行させるようにしても良い。
(6)変形例
以上、本発明を実施の形態に基づいて説明してきたが、本発明は、上述の実施の形態に限定されないのは勿論であり、以下のような変形例が考えられる。
(6−1)上記実施の形態では、サーバ20がユーザ認証、使用頻度の高い機能の判定等の処理を実行するとしたが、画像処理システム1として上記の処理が実行される構成であれば、サーバ20に代えてMFP10a等が実行するとしても良いし、ある処理をサーバ20が担当し、別の処理をMFP10が担当する構成をとるとしても良い。また、ユーザ認証を行うとしたが、MFPを利用しようとするユーザをユーザID等により識別できれば良く、認証に限られない。また、ユーザによるユーザID等の入力に限られず、例えば端末装置のアドレスとユーザとを対応付けておき、アクセスのあった端末装置のアドレスからユーザを識別するとしても良い。
(6−2)上記実施の形態では、ネットワーク2に接続される全てのMFPを対象に、識別されたユーザの使用頻度の高い機能を判定するとしたが、判定の対象となる装置は、これに限られない。少なくとも1つ、例えばユーザが利用しようとしているMFP以外の1または複数のMFPを対象としたり、当該ユーザのホームMFPだけを対象としたりすることもできる。
また、ジョブ履歴から使用頻度の高い機能を判定するとしたが、これに限られない。例えば、ユーザ毎に使用頻度の高い機能を登録しておき、登録されている機能を使用頻度の高い機能と判定する構成をとることもできる。
(6−3)上記実施の形態では、警告メッセージ221等を画面表示することによりユーザに通知するとしたが、ユーザへの通知手段としてはメッセージ等の表示に限られず、例えば音声を用いるとしても良い。
(6−4)画像処理装置としては、複写機に限られず、例えばFAX、プリンタ、スキャナ等に適用できる。また、上記実施の形態では、2台のMFP10a、10bがネットワーク2に接続されている構成例を説明したが、複数の画像処理装置であれば2台に限られず、3台以上であっても良い。もちろん、複数の画像処理装置がネットワークを介して接続されるシステムであれば良く、画像処理装置の設置環境等が上記のものに限られないことはいうまでもない。
また、上記実施の形態及び上記変形例をそれぞれ組み合わせるとしても良い。
本発明に係る画像処理システムおよび画像処理装置は、ユーザにとって無駄な入力等の操作をできるだけなくし利便性を向上させる技術として有用である。
画像処理システム1の全体構成を示す図である。 画像処理システム1に含まれるMFP10aの構成を示すブロック図である。 MFP10aに設けられるマシン固有情報テーブル131の内容例を示す図である。 MFP10aに設けられるマシン状態情報テーブル132の内容例を示す図である。 MFP10aに設けられるユーザ情報テーブル133の内容例を示す図である。 MFP10aに設けられるジョブ履歴テーブル134の内容例を示す図である。 MFP10aに設けられる代替機能情報テーブル135の内容例を示す図である。 画像処理システム1に含まれるMFP10bに設けられるマシン固有情報テーブル131bの内容例を示す図である。 画像処理システム1に含まれるサーバ20の構成を示すブロック図である。 サーバ20に設けられるシステム内ユーザ情報テーブル331の内容例を示す図である。 サーバ20に設けられるシステム内マシン固有情報テーブル332の内容例を示す図である。 サーバ20に設けられるシステム内ジョブ履歴テーブル333の内容例を示す図である。 MFPが実行する処理内容を示すフローチャートである。 MFPが実行する表示判定処理のサブルーチンの内容を示すフローチャートである。 MFPが実行するジョブ実行処理のサブルーチンの内容を示すフローチャートである。 警告メッセージ等の表示画面22の例を示す図である。 サーバ20が実行する処理内容を示すフローチャートである。
符号の説明
1 画像処理システム
10a、10b MFP
11a〜11d 端末装置
20 サーバ
104 操作パネル
105、320 制御部
110 全体制御部
121、324 認証処理部
122 表示判定処理部
123 ジョブ実行部
131 マシン固有情報テーブル
133 ユーザ情報テーブル
134 ジョブ履歴テーブル
135 代替機能情報テーブル
325 高使用頻度機能判定部
331 システム内ユーザ情報テーブル
333 システム内ジョブ履歴テーブル

Claims (9)

  1. 少なくとも1つの画像処理機能を実行可能な画像処理装置が複数、ネットワークを介して相互に接続されている画像処理システムであって、
    前記複数の画像処理装置のうち、一の画像処理装置を利用しようとしているユーザを識別する識別手段と、
    前記識別手段により識別されたユーザの、前記複数の画像処理装置の少なくとも1つの画像処理装置における使用頻度の高い画像処理機能を判定する第1の判定手段と、
    前記一の画像処理装置が前記第1の判定手段により判定された画像処理機能を実行可能か否かを判定する第2の判定手段と、
    前記第2の判定手段により前記画像処理機能が実行不可と判定されると、当該実行不可である旨を前記ユーザに通知する通知手段と、
    を備えることを特徴とする画像処理システム。
  2. 過去に使用された画像処理機能のユーザ毎の履歴を記憶する履歴記憶手段を備え、
    前記第1の判定手段は、
    前記履歴から前記ユーザが過去使用した画像処理機能のうち、所定期間内において使用回数が所定値以上の画像処理機能を抽出し、抽出された画像処理機能を前記使用頻度の高い画像処理機能として判定することを特徴とする請求項1に記載の画像処理システム。
  3. 前記通知手段は、
    前記実行不可である旨に加えて、実行不可の画像処理機能の代替となる画像処理機能がある旨を前記ユーザに通知することを特徴とする請求項1または2に記載の画像処理システム。
  4. 前記通知手段による通知が行われた後に、前記ユーザからの、前記一の画像処理装置を利用するか否かの選択を受け付ける選択受付手段を備え、
    前記一の画像処理装置は、
    ログインを許可したときにだけ画像処理機能を実行可能な状態にする構成であり、
    前記ユーザにより利用することが選択されると、ログインを許可し、利用しないことが選択されるとログインを許可しないことを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の画像処理システム。
  5. 前記ユーザが通常利用するホームとしての画像処理装置が、前記一の画像処理装置と一致するか否かを判定する第3の判定手段を備え、
    前記第3の判定手段により一致することが判定されると、前記第1の判定手段と前記第2の判定手段による判定および前記通知手段による通知を行わないことを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載の画像処理システム。
  6. 前記ネットワークに接続されるサーバを備え、
    前記識別手段、前記第1の判定手段、前記第2の判定手段および前記通知手段が前記サーバに配置されていることを特徴とする請求項1乃至5のいずれか1項に記載の画像処理システム。
  7. 前記少なくとも1つの画像処理装置とは、前記複数の画像処理装置の全て、または前記ユーザが通常利用するホームとしての画像処理装置であることを特徴とする請求項1乃至6のいずれか1項に記載の画像処理システム。
  8. 少なくとも1つの画像処理機能を実行可能な画像処理装置が複数、ネットワークを介して相互に接続されている画像処理システムにおける画像処理装置であって、
    自装置を利用しようとしているユーザを識別する識別手段と、
    前記識別手段により識別されたユーザの、前記複数の画像処理装置の少なくとも1つの画像処理装置における使用頻度の高い画像処理機能を判定する第1の判定手段と、
    前記第1の判定手段により判定された画像処理機能を実行可能か否かを判定する第2の判定手段と、
    前記第2の判定手段により前記画像処理機能が実行不可と判定されると、当該実行不可である旨を前記ユーザに通知する通知手段と、
    を備えることを特徴とする画像処理装置。
  9. 少なくとも1つの画像処理機能を実行可能な画像処理装置が複数、ネットワークを介して相互に接続されている画像処理システムが実行するプログラムであって、
    自装置を利用しようとしているユーザを識別する識別処理と、
    前記識別処理により識別されたユーザの、前記複数の画像処理装置の少なくとも1つの画像処理装置における使用頻度の高い画像処理機能を判定する第1の判定処理と、
    前記第1の判定処理より判定された画像処理機能を実行可能か否かを判定する第2の判定処理と、
    前記第2の判定処理により前記画像処理機能が実行不可と判定されると、当該実行不可である旨を前記ユーザに通知する通知処理と、
    を含む処理をコンピュータに実行させることを特徴とするプログラム。
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