JP2005293220A - 液体収容体回収装置、液体収容体回収システム、液体収容体回収方法、ユーザ特定方法 - Google Patents

液体収容体回収装置、液体収容体回収システム、液体収容体回収方法、ユーザ特定方法 Download PDF

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Abstract

【課題】 ユーザの利便性を向上させると共に、使用済みの液体収容体の回収を促進させることが可能な液体収容体回収装置、液体収容体回収システム、液体収容体回収方法、ユーザ特定方法を提供する。
【解決手段】 使用済みのインクカートリッジCを回収するためのカートリッジ回収装置10には、インクカートリッジCの記憶素子Mに記録された情報であって、同インクカートリッジCが装着されたプリンタ6を識別する装置識別情報を読み取る読み取り部が設けられている。カートリッジ回収装置10は、コンピュータネットワークNを介して、ユーザ識別情報と装置識別情報とを関連付けて記録する管理サーバ3に接続されている。カートリッジ回収装置10では、読み取り部により読み取られた装置識別情報に基づいて、管理サーバ3からユーザ識別情報を取得し、ユーザに所定のポイントを付与する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、使用済みの液体収容体を回収する液体収容体回収装置、液体収容体回収システム、液体収容体回収方法、使用済みの液体収容体を提供したユーザを特定するユーザ特定方法に関する。
近年、地球環境に配慮して、プリンタの製造業者やその関連業者はプリンタ用インクカートリッジのリサイクルを図るために、ユーザが使用した使用済みインクカートリッジの回収を行っている。こうしたリサイクルでは、使用済みインクカートリッジを回収するため、液体収容体回収装置としてのカートリッジ回収装置が広く利用されている。カートリッジ回収装置は、一般にインクカートリッジを販売する販売店等の店頭に設置されており、使用済みインクカートリッジをユーザが提供するのを待つだけのものであった。そのため、インクカートリッジの回収には、カートリッジ回収装置に、ユーザ自らが使用済みインクカートリッジを提供するといった、ユーザの協力が必要不可欠であった。
最近、資源の有効活用の観点から、リサイクル性を更に高めるため、使用済みインクカートリッジの回収を促進させることが益々強く求められている。ところが、環境保護に対する義務感という動機付けだけでは、すべてのユーザの協力を得るのは困難であり、使用済みインクカートリッジを回収する効率(回収効率)を上げることには限界があった。そこで、前記回収効率を向上させるため、ユーザに利益や利便性を提供するようにしたカートリッジ回収装置が提案されている(例えば、特許文献1参照。)。
この場合、カートリッジ回収装置では、ユーザが所持する専用のカードに記録されたユーザ識別情報と、インクカートリッジ自身に記録された製品識別情報とを関連付けることによって、使用済みインクカートリッジを提供したユーザに対し所定の特典が付与されるようになっている。
特開2003−296098号公報
しかしながら、特許文献1のカートリッジ回収装置によると、ユーザ識別情報と製品識別情報とを関連付けるため、ユーザは使用済みインクカートリッジを提供する際に専用のカードを使用しなければならない。このため、ユーザにとって、専用のカードを保管したり、所持したりするのが煩わしいという問題があった。これにより、使用済みインクカートリッジの回収に対する動機付けが弱くなるおそれがあった。
本発明は、ユーザの利便性を向上させると共に、使用済みの液体収容体の回収を促進させることが可能な液体収容体回収装置、液体収容体回収システム、液体収容体回収方法、ユーザ特定方法を提供することにある。
上記課題を解決するため、本発明は、使用済みの液体収容体を回収するための液体収容体回収装置であって、ユーザによって提供された液体収容体の記録手段に記録された情報であって、前記液体収容体が装着された液体噴射装置を識別する装置識別情報を読み取る読み取り部と、少なくともユーザ識別情報と装置識別情報とを関連付けて記録するユーザ情報記録部と、前記ユーザ情報記録部に記録された情報に基づいて前記ユーザに付与する特典を設定する特典設定部と、制御部とを備え、前記制御部は、前記読み取り部により読み取られた前記装置識別情報に基づいて、前記ユーザ情報記録部から前記ユーザ識別情報を取得するとともに、前記特典設定部で設定された前記特典を前記ユーザに付与することをその要旨とする。
本発明によれば、液体収容体は、液体噴射装置に装着されたときに同装置に割り当てられた装置識別情報が記録される記録手段を備えている。この記録手段に記録された装置識別情報を読み取ることによって、ユーザ情報記録手段からユーザ識別情報が取得され、使用済みの液体収容体を提供したユーザに特典が付与される。この場合、ユーザは、液体収容体回収装置の読み取り部に液体収容体の記憶手段に記録された装置識別情報を読み取らせるだけで特典を得ることができる。これにより、ユーザの利便性を向上させることができ、使用済みの液体収容体の回収に対する動機付けを強くすることができる。
本発明は、前記ユーザが前記ユーザ識別情報を登録するための登録手段を更に設けると共に、
前記読み取り部が読み取った前記装置識別情報が、前記ユーザ情報記録部に記録されていない場合に、前記ユーザに対して前記ユーザ識別情報の登録を促し、前記ユーザが前記登録手段にて入力した前記ユーザ識別情報を前記装置識別情報と関連付けて前記ユーザ情報記録部に記録することをその要旨とする。
本発明によれば、ユーザ情報記録部にユーザ識別情報が記録されていない場合であっても、ユーザは、液体収容体回収装置の登録手段によってユーザ識別情報を容易に登録することができる。これにより、ユーザの利便性を向上させることができ、使用済みの液体収容体の回収に対する動機付けを強くすることができる。
本発明は、前記特典として、金券、現金、商品、若しくは所定のポイントが前記ユーザに付与されることをその要旨とする。
本発明によれば、金券、現金、商品、若しくは所定のポイントが特典として付与されることによって、ユーザは経済的メリットを得ることができる。これにより、使用済みの液体収容体の回収に対する動機付けをより一層強くすることができる。
本発明は、前記特典設定部は、前記ユーザに付与される所定のポイントを設定するものであって、更に前記ユーザに付与されたポイントを表示する表示部を備えていることをその要旨とする。
本発明によれば、ユーザは、表示部を介して、自身に付与されたポイントを容易に視認することができる。これにより、使用済みの液体収容体の回収に対する動機付けを更に強くすることができる。
本発明は、コンピュータネットワークで接続された管理サーバに、前記装置識別情報と、前記特典設定部で設定された前記特典に関する情報とを送信することをその要旨とする。
本発明によれば、コンピュータネットワークで接続された管理サーバに、装置識別情報と特典に関する情報とを送信することによって、液体収容体の回収状況等を一括で管理することができる。このため、製造業者は、液体収容体の回収状況等を容易に入手することができる。
本発明は、前記読み取り部は、前記記録手段に記録された情報であって、インク残量、前記液体収容体の種類、使用開始時期、インクの属性情報、取付回数、製造年月日のうち少なくともいずれか1つの情報を読み取ることをその要旨とする。
本発明によれば、液体収容体の種類、インク残量、使用開始時期、インクの属性情報、取付回数、製造年月日等の各種情報を読み取ることによって、製造業者は、同液体収容体の流通履歴や、液体収容体の使用状況等を容易に把握することができる。
本発明は、使用済みの液体収容体を回収するための液体収容体回収装置を用いた液体収容体回収システムであって、前記液体収容体回収装置が、ユーザによって提供された液体収容体の記録手段に記録された情報であって、前記液体収容体が装着された液体噴射装置を識別する装置識別情報を読み取る読み取り部を備えるとともに、前記液体収容体回収装置及びこの液体収容体回収装置とネットワークを介して接続された管理サーバの少なくともいずれか一方が、少なくともユーザ識別情報と装置識別情報とを関連付けて記録するユーザ情報記録部と、前記ユーザ情報記録部に記録された情報に基づいて前記ユーザに付与する特典を設定する特典設定部と、制御部とを備え、前記制御部は、前記読み取り部により読み取られた前記装置識別情報に基づいて、前記ユーザ情報記録部から前記ユーザ識別情報を取得するとともに、前記特典設定部で設定された前記特典を前記ユーザに付与することをその要旨とする。
本発明によれば、液体収容体は、液体噴射装置に装着されたときに同装置に割り当てられた装置識別情報が記録される記録手段を備えている。この記録手段に記録された装置識別情報を読み取ることによって、ユーザ情報記録手段からユーザ識別情報が取得され、使用済みの液体収容体を提供したユーザに特典が付与される。この場合、ユーザは、液体収容体回収装置の読み取り部に液体収容体の記憶手段に記録された装置識別情報を読み取らせるだけで特典を得ることができる。これにより、ユーザの利便性を向上させることができ、使用済みの液体収容体の回収に対する動機付けを強くすることができる。
本発明は、使用済みの液体収容体を液体収容体回収装置により回収する方法であって、前記液体収容体回収装置が読み取り部を備えると共に、前記液体収容体回収装置及びこの液体収容体回収装置とネットワークを介して接続された管理サーバの少なくともいずれか一方が、ユーザ情報記録部、特典設定部及び制御部を備え、前記読み取り部が、ユーザによって提供された液体収容体の記録手段に記録された情報であって、前記液体収容体が装着された液体噴射装置を識別する装置識別情報を読み取る段階と、前記ユーザ情報記録部が、少なくともユーザ識別情報と装置識別情報とを関連付けて記録する段階と、前記特典設定部が、前記ユーザ情報記録部に記録された情報に基づいて前記ユーザに付与する特典を設定する段階と、前記制御部が、前記読み取り部により読み取られた前記装置識別情報に基づいて、前記ユーザ情報記録部から前記ユーザ識別情報を取得するとともに、前記特典設定部で設定された前記特典を前記ユーザに付与する段階とを備えたことをその要旨とする。
本発明によれば、液体収容体は、液体噴射装置に装着されたときに同装置に割り当てられた装置識別情報が記録される記録手段を備えている。この記録手段に記録された装置識別情報を読み取ることによって、ユーザ情報記録手段からユーザ識別情報が取得され、使用済みの液体収容体を提供したユーザに特典が付与される。この場合、ユーザは、液体収容体回収装置の読み取り部に液体収容体の記憶手段に記録された装置識別情報を読み取らせるだけで特典を得ることができる。これにより、ユーザの利便性を向上させることができ、使用済みの液体収容体の回収に対する動機付けを強くすることができる。
本発明は、使用済みの液体収容体を液体収容体回収装置に提供したユーザを特定するユーザ特定方法であって、前記液体収容体回収装置が読み取り部を備えると共に、前記液体収容体回収装置及びこの液体収容体回収装置とネットワークを介して接続された管理サーバの少なくともいずれか一方が、ユーザ情報記録部及び制御部を備え、前記読み取り部が、ユーザによって提供された液体収容体の記録手段に記録された情報であって、前記液体収容体が装着された液体噴射装置を識別する装置識別情報を読み取る段階と、前記ユーザ情報記録部が、少なくともユーザ識別情報と装置識別情報とを関連付けて記録する段階と、前記制御部が、前記読み取り部により読み取られた前記装置識別情報に基づいて、前記ユーザ情報記録部から前記ユーザ識別情報を取得する段階とを備えたことをその要旨とする。
本発明によれば、液体収容体は、液体噴射装置に装着されたときに同装置に割り当てられた装置識別情報が記録される記録手段を備えている。この記録手段に記録された装置識別情報を読み取ることによって、ユーザ情報記録手段からユーザ識別情報が取得され、使用済みの液体収容体を提供したユーザを特定することができる。
以下、本発明の液体収容体回収装置を具体化した実施形態を図1〜図4に従って説明する。
まず、液体収容体回収システムとしてのカートリッジ回収システム1を説明する。
図1に示すように、カートリッジ回収システム1は、液体収容体回収装置としてのカートリッジ回収装置10を備えている。カートリッジ回収装置10は、液体収容体としてのインクカートリッジCを販売する販売店等の店頭に設置されている。各店頭に設置されたカートリッジ回収装置10は、コンピュータネットワークNを介して、製造業者やその関連業者等のユーザ情報記録部としての管理サーバ3に接続されている。又、管理サーバ3には、インターネットIを介して、オフィスや一般家庭等に設置されたパーソナルコンピュータ等の情報処理装置4が接続されている。
情報処理装置4には、インターフェースケーブル5を介して液体噴射装置としてのインクジェット式プリンタ(以下、プリンタと称す。)6が接続されている。このプリンタ6には、工場から出荷されたときに装置識別情報が割り当てられている。この装置識別情報は、製造業者やその関連業者等に送信され、管理サーバ3に記録されている。又、ユーザは、プリンタ6を販売店等で購入した後に、ユーザ識別情報としてのユーザ識別番号を情報処理装置4により入力する。そして、情報処理装置4により入力されたユーザ識別番号が、インターネットIを介して管理サーバ3に送信され記録されている。
プリンタ6には、インクカートリッジCが着脱可能に搭載されている。インクカートリッジCには、記録手段としての記憶素子Mが設けられている。記憶素子Mは、例えば、不揮発性の記録媒体であるEEPROMにより構成されており、同記憶素子Mには、インクカートリッジCの種類、インク残量、使用開始時期、インクの属性情報、取付回数、製造年月日等、インクカートリッジCに関する製品情報が記録されている。プリンタ6には、インクカートリッジCが装着されたときに記憶素子Mと接触可能な電極(図示せず)が設けられている。インクカートリッジCをプリンタ6に装着したときに、インクカートリッジC側の記憶素子Mとプリンタ6側の電極とが電気的に接続されて、プリンタ6の装置識別情報がインクカートリッジCの記憶素子Mに記録されるようになっている。
次に、カートリッジ回収装置10の概略構成について説明する。
図2に示すように、カートリッジ回収装置10は、略直方体状の本体ケース11を備えている。本体ケース11内には、使用済みのインクカートリッジCを収納する収納容器12が設置されている。本体ケース11の前面上側には、インクカートリッジCをカートリッジ回収装置10内に収納するための導入口14が形成されている。導入口14には、インクカートリッジCを載置するため載置台15aと、導入口14の一部を閉塞可能な遮蔽板15bとを備えた案内部15が設けられている。カートリッジ回収装置10は、案内部15を回転させるための図示しないアクチュエータを備えている。
案内部15の載置台15aには、読み取り部16が設けられている。この読み取り部16は、案内部15の載置台15aに載置されたインクカートリッジCの記憶素子Mと電気的に接続するように配置されている。読み取り部16は、インクカートリッジCの記憶素子Mに記録された各種情報を読み取るためのものである。具体的には、読み取り部16において、インクカートリッジCが装着されていたプリンタ6の装置識別情報、インクカートリッジCの種類、インク残量、使用開始時期、インクの属性情報、取付回数、製造年月日等の各種情報等が読み取られる。
カートリッジ回収装置10においては、案内部15の載置台15aにインクカートリッジCが載置されるとアクチュエータが駆動開始する。アクチュエータの駆動に伴い、案内部15が内奥側(図1に示すA方向)に回転することで、導入口14が開放され、載置台15aに載置されたインクカートリッジCが収納容器12内に収納される。それと共に、カートリッジ回収装置10は、インクカートリッジCを提供したユーザに対し特典として所定のポイントを付与する。このポイントが累積して加算されることにより、ユーザは、金券や商品等の各種サービスが受けられるようになっている。
又、本体ケース11の上面には、表示ディスプレイを備えた表示部17が配設されている。更に、表示部17には、ユーザがユーザ識別番号を登録する登録手段としての操作部18が設けられている。操作部18としては、前記表示ディスプレイの表面に指を接触させて操作を行うタッチパネル式スイッチが使用されている。表示ディスプレイには、ユーザがカートリッジ回収装置10を操作した操作状況や、使用済みインクカートリッジCを提供するで付与されるポイントや、累積して加算されたポイント等が表示される。
次に、カートリッジ回収装置10の電気的構成について説明する。
図3に示すように、カートリッジ回収装置10は、制御部としてのCPU21、ROM22、RAM23を備えている。CPU21、ROM22及びRAM23は、バス24を介して読取部駆動回路16a、案内部駆動回路15c、表示部駆動回路17aと接続されている。CPU21は、カートリッジ回収装置10の操作部18から操作信号が入力されると、バス24を介して各種駆動回路16a,15c,17aに各種制御信号を出力する。そして、読取部駆動回路16a、案内部駆動回路15c及び表示部駆動回路17aは、CPU21から出力される駆動信号に基づいて、対応する読み取り部16、案内部15、及び表示部17をそれぞれ駆動制御する。
CPU21は、読み取り部16で読み取られた装置識別情報をRAM23に一時記憶させると共に、コンピュータネットワークNを介して管理サーバ3に送信する。CPU21は、コンピュータネットワークNを介して管理サーバ3からユーザ識別番号を取得する。ユーザ識別番号が管理サーバ3に記録されていない場合、即ち、プリンタ6を購入したユーザがユーザ識別番号を未入力な場合、CPU21は、表示部駆動回路17aを介して表示部17を駆動し、同表示部17にユーザ情報の登録を促す旨を表示する。
CPU21は、管理サーバ3から取得したユーザ識別情報、又は操作部18から入力されたユーザ識別情報をRAM23に一時記憶させる。CPU21は、RAM23に一時記憶された装置識別情報とユーザ識別情報とを関連付けて、コンピュータネットワークNを介して管理サーバ3に送信する。CPU21は、案内部駆動回路15cを介して案内部15を駆動し、載置台15aに載置されたインクカートリッジCを収納容器12内に収納する。
又、特典設定手段としてのCPU21は、導入口14より収納されたインクカートリッジCの個数とユーザ識別情報とに基づいて、同インクカートリッジCを提供したユーザに付与されるポイントを設定する。CPU21は、表示部駆動回路17aを介して表示部17を駆動し、ユーザに付与されたポイントやメッセージ等を表示部17に表示する。CPU21は、ユーザに付与されたポイントに関する情報を、コンピュータネットワークNを介して管理サーバ3に送信する。
続いて、カートリッジ回収装置10の動作態様について図3及び図4に従って説明する。
CPU21がカートリッジ回収モードになると、CPU21は、ROM22に格納される回収プログラムに従ってカートリッジ回収動作を開始する。
まず、CPU21は、案内部15の載置台15aにインクカートリッジCが載置されたか否かを判別する(S11)。このとき、読み取り部16がインクカートリッジCの記憶素子Mと電気的に接続され、記憶素子Mに記録された装置識別情報を読み出し可能か否かを判断する。そこで、CPU21は、読み取り部16が記憶素子Mから装置識別情報を読み出せると判断した場合に、案内部15の載置台15aにインクカートリッジCが載置されているものと判定する。一方、読み取り部16が記憶素子Mから装置識別情報を読み出せないと判断した場合に、CPU21は載置台15aにインクカートリッジCが載置されていないものと判定する。
案内部15の載置台15aにインクカートリッジCが載置されていると判定されると(S11においてYES)、CPU21は、読取部駆動回路16aを介して読み取り部16を駆動制御し、インクカートリッジCの記憶素子Mに記録された装置識別情報を読み取る(S12)。そして、CPU21は、読み取り部16で読み取った装置識別情報をRAM23に一時記録させる。
一方、案内部15にインクカートリッジCが載置されていないと判定されると(S11においてNO)、CPU21は、表示部駆動回路17aを介して表示部17を駆動制御し、インクカートリッジCが載置されていると判定されるまで、「カートリッジが正しく置かれているか確認して下さい。」等のメッセージを表示する(S11a)。
読み取り部16において装置識別情報が読み取られると、CPU21は、前記装置識別情報に関連付けられたユーザ識別番号が管理サーバ3に記録されているか否かを判定する(S13)。ここで、ユーザ識別番号が記録されていると判定されると(S13においてYES)、CPU21は、管理サーバ3からユーザ識別情報を取得する(S14)。そして、CPU21は、取得されたユーザ識別情報をRAM23に一時記憶させる。ユーザ識別番号が記録されていないと判定されると(S13においてNO)、CPU21は、表示部駆動回路17aを介して表示部17を駆動制御し、ユーザがユーザ情報を入力するまで、「氏名、住所、年齢等を入力してください。」等のメッセージを表示する(S13a)。このメッセージに従い、ユーザが表示部17の操作部18を操作することで、ユーザ識別情報が入力される(S13b)。そして、CPU21は、入力されたユーザ識別情報をRAM23に一時記憶させる。
CPU21は、案内部駆動回路15cを介して案内部15を駆動し、同案内部15の載置台15aに載置されたインクカートリッジCを回収する(S15)。このとき回収されたインクカートリッジCの個数とユーザ識別情報とに基づいて、CPU21は、ユーザに付与されるポイントを設定する(S16)。CPU21は、RAM23に一時記憶された装置識別情報とユーザ識別情報とを関連付けて、コンピュータネットワークNを介して管理サーバ3に送信する(S17)。CPU21は、表示部駆動回路17aを介して表示部17を駆動制御し、「ご協力ありがとうございました。○○様の累積ポイントは100点です。」等のメッセージを表示する(S18)。
以上詳述したように、本実施形態によれば、以下のような効果を得ることができる。
・インクカートリッジCは、プリンタ6に装着されたときに同プリンタ6に割り当てられた装置識別情報が記録される記憶素子Mを備えている。又、記憶素子Mに記録された装置識別情報を読み取るための読み取り部16がカートリッジ回収装置10に設けられている。この場合、読み取り部16が記憶素子Mに記録された装置識別情報を読み取ることによって、同装置識別情報と関連付けられたユーザ識別情報を管理サーバ3から取得することができ、使用済みインクカートリッジCを提供したユーザに所定のポイントを付与することができる。つまり、ユーザは、読み取り部16にインクカートリッジCの記憶素子Mに記録された装置識別情報を読み取らせるだけで所定のポイントを得ることができる。このため、従来の方法と比べ、専用のカードを保管したり、所持したりする等の手間を省くことができ、又、同カードを紛失したり破損したりする等の不安が解消されることから、ユーザにとって、使用済みインクカートリッジCの回収に対する動機付けを強くすることができる。よって、本実施形態のカートリッジ回収装置10を用いれば、ユーザの利便性を向上させることができ、使用済みインクカートリッジCの回収に対する動機付けを強くすることができる。従って、使用済みインクカートリッジCの回収を促進させることができる。
・カートリッジ回収装置10には、インクカートリッジCを提供したユーザがユーザ識別番号を登録するための操作部18が設けられている。例えばユーザ識別情報の未入力等によって、ユーザ識別情報が管理サーバ3に記録されていない場合であっても、ユーザは、カートリッジ回収装置10の操作部18を操作するだけで、ユーザ識別情報を容易に登録することができる。このため、ユーザは、使用済みインクカートリッジCを提供したその場で、ユーザ識別情報を登録することができることから、使用済みインクカートリッジCの回収に対する動機付けを強くすることができる。よって、使用済みインクカートリッジCの回収をより促進させることができる。
・カートリッジ回収装置10は、使用済みインクカートリッジCを提供したユーザに対し特典として所定のポイントを付与する。そして、このポイントが累積して加算されることにより、金券や商品等の各種サービスが付与される。このため、ユーザは、使用済みインクカートリッジCを提供することにより経済的メリットを得ることができる。よって、インクカートリッジCの回収に対する動機付けをより一層強くすることができ、使用済みインクカートリッジCの回収をより一層促進させることができる。
・カートリッジ回収装置10は、表示ディスプレイを備えた表示部17を備えている。このため、ユーザは、表示部17を介して自身に付与された所定ポイントや累積して加算されたポイント等を容易に視認することができる。よって、使用済みインクカートリッジCの回収に対する動機付けを更に強くすることができ、使用済みインクカートリッジCの回収を更に促進させることができる。
・各店頭に設置されたカートリッジ回収装置10は、コンピュータネットワークNを介して製造業者やその関連業者等の管理サーバ3に接続されている。この場合、コンピュータネットワークNで接続された管理サーバ3に、装置識別情報とユーザに付与された特典に関する情報とを送信することができる。これにより、製造業者やその関連業者は、インクカートリッジCの回収状況やユーザに付与される特典等を管理サーバ3で一括管理することが可能となる。このため、製造業者やその関連業者は、インクカートリッジCの回収状況や、ユーザに付与された特典に関する情報を容易に把握することができる。
・読み取り部16において、インクカートリッジCの種類、インク残量、使用開始時期、インクの属性情報、取付回数、製造年月日等の各種情報等が読み取られる。これらインクカートリッジCに関する各種情報を読み取り、管理サーバ3で一括して管理することによって、製造業者やその関連業者は、インクカートリッジCの流通履歴や、ユーザによるインクカートリッジCの使用状況等を容易に把握することができる。
なお、上記実施形態は以下のような変形例を採用することもできる。
・本実施形態において、ユーザ情報記録部は製造業者やその関連業者の管理サーバ3であったが、カートリッジ回収装置10内に搭載されるハードディスク等に変更してもよい。この場合、読み取り部16で読み取られた装置識別情報や操作部18で入力されたユーザ識別情報を管理サーバ3に送信しなくてもよい。又、ユーザ情報記録部を、管理サーバ3とカートリッジ回収装置10内に搭載されるハードディスクとの双方に持たせることとしてもよい。この場合、まず、カートリッジ回収装置10内のハードディスクにユーザ識別情報があるか否かを判定する。そして、ユーザ識別情報がない場合は、コンピュータネットワークNを介して管理サーバ3のユーザ情報記録部にユーザ識別情報があるか否かを判定する。又、この場合、管理サーバ3とカートリッジ回収装置10内に搭載されるハードディスクとの間で、ユーザ識別情報の同期を定期的に行うことにより、最新の情報を相互に持つようにしてもよい。
・本実施形態において、カートリッジ回収装置10は、ユーザがユーザ識別情報を登録するための操作部18を備えていたが、この操作部18を必要に応じて省略してもよい。又、操作部18はタッチパネル式スイッチが使用されていたが、押しボタン式スイッチ等、任意のスイッチに変更してよい。
・本実施形態において、インクカートリッジCを提供したユーザには所定のポイントが付与されていたが、例えば、金券、現金、商品券等が付与されるように変更してもよい。
・本実施形態において、インクカートリッジCを提供したユーザには所定のポイントが特典として付与されていたが、この特典を付与する機能を省略してもよい。この場合、カートリッジ回収システム1では、使用済みのインクカートリッジCを提供したユーザを特定することが可能となっている。
・本実施形態において、カートリッジ回収装置10には表示ディスプレイを備えた表示部17が設けられていたが、この表示部17を省略してもよい。又、同表示部17を、音声を発するスピーカ等に変更してもよい。
・本実施形態において、読み取り部16は、インクカートリッジCが装着されていたプリンタ6の装置識別情報、インクカートリッジCの種類、インク残量、使用開始時期、インクの属性情報、取付回数、製造年月日等の各種情報等が読み取られていたが、これらのうち必要なものを選択して読み取るようにしてもよい。
・本実施形態において、液体収容体はプリンタ6のインクカートリッジCであったが、トナーが充填されたトナーカートリッジに変更してもよい。又、液体収容体は、着色剤が充填可能であって、記憶素子Mを装着可能なものであれば、任意の態様に変更してもよい。
本実施形態におけるカートリッジ回収システムのシステム構成図。 本実施形態におけるカートリッジ回収装置の概略側断面図。 同じくカートリッジ回収装置の電気的構成を示すブロック図。 同じくカートリッジ回収装置の動作態様を説明するためのフローチャート。
符号の説明
C…液体収容体としてのインクカートリッジ、M…記録手段としての記憶素子、N…コンピュータネットワーク、3…ユーザ情報記録部としての管理サーバ、6…液体噴射装置としてのプリンタ、10…液体収容体回収装置としてのカートリッジ回収装置、16…読み取り部、17…表示部、18…登録手段としての操作部、21…特典設定部としてのCPU、21…制御部としてのCPU。

Claims (9)

  1. 使用済みの液体収容体を回収するための液体収容体回収装置であって、
    ユーザによって提供された液体収容体の記録手段に記録された情報であって、前記液体収容体が装着された液体噴射装置を識別する装置識別情報を読み取る読み取り部と、
    少なくともユーザ識別情報と装置識別情報とを関連付けて記録するユーザ情報記録部と、
    前記ユーザ情報記録部に記録された情報に基づいて前記ユーザに付与する特典を設定する特典設定部とを備えることを特徴とする液体収容体回収装置。
  2. 請求項1に記載の液体収容体回収装置において、
    前記ユーザが前記ユーザ識別情報を登録するための登録手段を更に設けると共に、
    前記読み取り部が読み取った前記装置識別情報が、前記ユーザ情報記録部に記録されていない場合に、前記ユーザに対して前記ユーザ識別情報の登録を促し、前記ユーザが前記登録手段にて入力した前記ユーザ識別情報を前記装置識別情報と関連付けて前記ユーザ情報記録部に記録することを特徴とする液体収容体回収装置。
  3. 請求項1又は2に記載の液体収容体回収装置において、
    前記特典として、金券、現金、商品、若しくは所定のポイントが前記ユーザに付与されることを特徴とする液体収容体回収装置。
  4. 請求項3に記載の液体収容体回収装置において、
    前記特典設定部は、前記ユーザに付与される所定のポイントを設定するものであって、更に前記ユーザに付与されたポイントを表示する表示部を備えていることを特徴とする液体収容体回収装置。
  5. 請求項1〜4のうちいずれか1項に記載の液体収容体回収装置において、
    コンピュータネットワークで接続された管理サーバに、前記装置識別情報と、前記特典設定部で設定された前記特典に関する情報とを送信することを特徴とする液体収容体回収装置。
  6. 請求項1〜5のうちいずれか1項に記載の液体収容体回収装置において、
    前記読み取り部は、前記記録手段に記録された情報であって、インク残量、前記液体収容体の種類、使用開始時期、インクの属性情報、取付回数、製造年月日のうち少なくともいずれか1つの情報を読み取ることを特徴とする液体収容体回収装置。
  7. 使用済みの液体収容体を回収するための液体収容体回収装置を用いた液体収容体回収システムであって、
    前記液体収容体回収装置が、ユーザによって提供された液体収容体の記録手段に記録された情報であって、前記液体収容体が装着された液体噴射装置を識別する装置識別情報を読み取る読み取り部を備えるとともに、
    前記液体収容体回収装置及びこの液体収容体回収装置とネットワークを介して接続された管理サーバの少なくともいずれか一方が、
    少なくともユーザ識別情報と装置識別情報とを関連付けて記録するユーザ情報記録部と、
    前記ユーザ情報記録部に記録された情報に基づいて前記ユーザに付与する特典を設定する特典設定部と、
    制御部とを備え、
    前記制御部は、前記読み取り部により読み取られた前記装置識別情報に基づいて、前記ユーザ情報記録部から前記ユーザ識別情報を取得するとともに、前記特典設定部で設定された前記特典を前記ユーザに付与することを特徴とする液体収容体回収システム。
  8. 使用済みの液体収容体を液体収容体回収装置により回収する液体収容体回収方法であって、
    前記液体収容体回収装置が読み取り部を備えると共に、前記液体収容体回収装置及びこの液体収容体回収装置とネットワークを介して接続された管理サーバの少なくともいずれか一方が、ユーザ情報記録部、特典設定部及び制御部を備え、
    前記読み取り部が、ユーザによって提供された液体収容体の記録手段に記録された情報であって、前記液体収容体が装着された液体噴射装置を識別する装置識別情報を読み取る段階と、
    前記ユーザ情報記録部が、少なくともユーザ識別情報と装置識別情報とを関連付けて記録する段階と、
    前記特典設定部が、前記ユーザ情報記録部に記録された情報に基づいて前記ユーザに付与する特典を設定する段階と、
    前記制御部が、前記読み取り部により読み取られた前記装置識別情報に基づいて、前記ユーザ情報記録部から前記ユーザ識別情報を取得するとともに、前記特典設定部で設定された前記特典を前記ユーザに付与する段階とを備えたことを特徴とする液体収容体回収方法。
  9. 使用済みの液体収容体を液体収容体回収装置に提供したユーザを特定するユーザ特定方法であって、
    前記液体収容体回収装置が読み取り部を備えると共に、前記液体収容体回収装置及びこの液体収容体回収装置とネットワークを介して接続された管理サーバの少なくともいずれか一方が、ユーザ情報記録部及び制御部を備え、
    前記読み取り部が、ユーザによって提供された液体収容体の記録手段に記録された情報であって、前記液体収容体が装着された液体噴射装置を識別する装置識別情報を読み取る段階と、
    前記ユーザ情報記録部が、少なくともユーザ識別情報と装置識別情報とを関連付けて記録する段階と、
    前記制御部が、前記読み取り部により読み取られた前記装置識別情報に基づいて、前記ユーザ情報記録部から前記ユーザ識別情報を取得する段階とを備えたことを特徴とする液体収容体回収方法。
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