JPH113262A - Fa用簡易分散データベース管理システム - Google Patents

Fa用簡易分散データベース管理システム

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JPH113262A
JPH113262A JP9155345A JP15534597A JPH113262A JP H113262 A JPH113262 A JP H113262A JP 9155345 A JP9155345 A JP 9155345A JP 15534597 A JP15534597 A JP 15534597A JP H113262 A JPH113262 A JP H113262A
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JP
Japan
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data
database
tag
database management
master
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JP9155345A
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English (en)
Inventor
Shigeru Hitomi
繁 人見
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Omron Corp
Original Assignee
Omron Corp
Omron Tateisi Electronics Co
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 タグデータベースに同じデータを設定する場
合や、他のコンピュータにあるタグデータベースのある
タグデータをコピーする場合における無駄な労力を省
く。 【解決手段】 R0M12に格納されているデータベー
ス管理手プログラムは、管理しているデータベース11
に記憶されているマスタデータに対して更新,登録また
は削除依頼を受けた場合には、管理しているデータベー
ス11から、更新,登録または削除依頼されたマスタデ
ータを読み出し、その読み出したマスタデータに記述さ
れているコピーデータ先情報に基づき、他のコンピュー
タ1に有するコピーデータを記憶するデータベースを管
理するデータベース管理手プログラムに対して更新,登
録または削除依頼を出力してコピーデータを更新,登録
または削除させたのち、マスタデータを更新,登録また
は削除する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、FA用ネットワー
クに接続された複数のコンピュータのそれぞれに有する
データベースを管理するFA用簡易分散データベース管
理システムに関する。
【0002】
【従来の技術】従来から、FA分野以外、例えばOAの
分野では、回線に複数のコンピュータが接続されて1ネ
ットワークを構成し、かつ、各コンピュータには独自の
データベースを持ち、これらのデータベースに記憶され
ているデータを他のコンピュータが利用できるという分
散型データベースシステムが使用されている。
【0003】ところで、従来から、FA分野では、図1
4に示すように、回線3に複数のコンピュータ1と、複
数のプログラマブルコントローラ2とが接続されてFA
用ネットワークを構成し、かつ、各コンピュータ1には
デバイスのI/Oアドレス(他には、接点のON/OF
F状態を示すデータ,温度データ)等と対応付けられた
論理名称(タグ)からなるタグデータを記憶するグデー
タベースを有するFA用制御システムが使用されてい
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
たタグデータベースを有するFA用制御システムでは、
その使用環境がノイズを多く発生するという劣悪な環境
下にあるため、EthernetのようなOA用ネットワークと
汎用DBMS(DataBase Managemement System)からな
るようなシステムを導入することが困難であり、各コン
ピュータにあるタグデータベースを分散型データベース
としてもたすことができない。
【0005】つまり、FA用制御システムでは、各コン
ピュータが他のコンピュータにあるタグデータベースに
対してデータの更新,削除等のアクセスをすることがで
きないとう孤立した状態での使用しかできなかった。
【0006】従って、各コンピュータにあるタグデータ
ベースに同じデータを入力する場合には、各コンピュー
タにおいて個別に入力しなければならず、また、他のコ
ンピュータにあるタグデータベースのあるタグデータを
コピーする場合には、該当データがどこに存在するから
予め管理しておかなければならず無駄な労力を要すると
いう問題点があった。
【0007】そこで、本発明は上述の問題点に鑑み、タ
グデータベースに同じデータを設定する場合や、他のコ
ンピュータにあるタグデータベースのあるタグデータを
コピーする場合における無駄な労力を省いたFA用簡易
分散データベースシステムを提供することを目的とす
る。
【0008】
【課題を解決するための手段】上述の目的を達成するた
めに、請求項1記載の発明は、FA用ネットワークに接
続された複数のコンピュータのそれぞれにはデータベー
スと、このデータベースを管理するデータベース管理手
段とを備えているFA用簡易分散データベース管理シス
テムであって、前記データベースは、マスタデータとし
てのデータと、必要に応じて他のコンピュータに備えら
れたデータベースに記憶されているマスタデータのコピ
ーデータとを記憶しており、前記データベース管理手段
は、所定のデータベースに記憶されているマスタデータ
の更新,登録または削除を行った際に、それに伴って該
マスタデータのコピーデータについても更新,登録また
は削除を行うようにする。
【0009】請求項2記載の発明は、請求項1記載の発
明において、前記データベースに記憶されているデータ
は、マスタデータであるかコピーデータあるかを識別す
るデータ識別情報と、マスタデータである場合にはその
コピーデータが記憶されているコピーデータ先情報と、
コピーデータである場合にはそのマスタデータが記憶さ
れているマスタデータ先情報と、論理名称からなるタグ
情報を有するようにする。
【0010】請求項3記載の発明は、請求項1または2
記載の発明において、前記データベース管理手段が、管
理している前記データベースに記憶されているマスタデ
ータに対して更新,登録または削除依頼を受けた場合に
は、管理しているデータベースから、更新,登録または
削除依頼されたマスタデータを更新,登録または削除
し、その後、更新,登録または削除されたマスタデータ
に記述されている前記コピーデータ先情報に基づき、こ
のマスタデータのコピーデータを記憶するデータベース
を管理するデータベース管理手段に対して更新,登録ま
たは削除依頼を出力して、前記マスタデータのコピーデ
ータを更新,登録または削除させるようにする。
【0011】請求項4記載の発明は、請求項1または2
記載の発明において、前記データベース管理手段が、他
の前記データベース管理手段が管理するデータベースに
記憶されているマスタデータに対して更新,登録または
削除依頼を受けた場合には、管理しているデータベース
から、更新,登録または削除依頼されたマスタデータの
コピーデータを読み出し、その読み出したコピータデー
タに記述されている前記マスタデータ先情報に基づき、
このマスタデータを記憶するデータベースを管理するデ
ータベース管理手段に対して更新,登録または削除依頼
を出力してマスタデータを更新,登録または削除させた
のち、前記マスタデータを記憶するデータベースを管理
するデータベース管理手段により更新,登録または削除
終了通知を受けると、前記コピーデータを更新,登録ま
たは削除するようにする。
【0012】請求項5記載の発明は、請求項1乃至4記
載の発明において、各前記コンピュータには前記データ
ベースに記憶されているデータのアドレス,コピーデー
タである場合にはそのマスタデータが記憶されているマ
スタデータ先情報と、マスタデータである場合にはその
コピーデータが記憶されているコピーデータ先情報およ
び論理名称からなるタグ情報を有するアロケーションテ
ーブルを有しており、データが消失した場合には、前記
データベース管理手段が、前記アロケーションテーブル
を参照して消失したデータを復旧するようにする。
【0013】本発明では、データベース管理手段が、所
定のデータベースに記憶されているマスタデータの更
新,登録または削除を行った際に、それに伴って該マス
タデータのコピーデータについても更新,登録または削
除を行うようにするため、ネットワーク上に分散したデ
ータベースの整合性を確保することができる。
【0014】また、データが消失した場合には、データ
ベース管理手段が、アロケーションテーブルを参照して
消失したデータを復旧するようにする。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係るFA用簡易分
散データベース管理システムの実施形態を図面を参照し
て説明する。
【0016】図1は本発明に係るFA用簡易分散データ
ベース管理システムが使用されるFAシステムの構成を
示すブロック図である。
【0017】この実施形態のFA用簡易分散データベー
ス管理システムは、図1に示すように、ネットワーク3
に接続された複数のコンピュータ1と、複数のプログラ
マブルコントローラ2とからなるネットワーク上に構成
されており、各コンピュータ1には、タグデータを記憶
するタグデータベース11と、このデータベース11を
管理する後に詳述するデータベース管理プログラム(デ
ータベース管理手段)を記憶するROM12と、タグデ
ータベース11に障害が発生してタグデータが消失した
場合に、この消失したタグデータがコピーされているタ
グデータベース11があるコンピュータのノード番号を
有するアロケーションテーブル13とを備えている。
【0018】ここで、各コンピュータ1に有するタグデ
ータベース11は、図2に示すように、マスタでなる後
述するタグデータ111(以下、マスタデータという)
と、他のタグデータベース11に記憶されているマスタ
データをコピーしたタグデータ111(以下、コピーデ
ータという)とを有している。
【0019】上述したタグデータ111は、図3に示す
ように、マスタデータであるか、またはコピーデータで
あるか否かを識別する情報を有するデータ属性情報フィ
ールド111aと、マスタデータを記憶するタグデータ
ベース11があるコンピュータ1のノード番号を有する
マスタ先ノード番号格納フィールド111bと、コピー
データを記憶するタグデータベース11があるコンピュ
ータのノード番号を有する複数(#1〜#n)のコピー
先ノード番号格納フィールド111cと、I/Oアドレ
スを有するI/Oアドレスフィールド111dと、この
I/Oアドレスフィールド111dに有するI/Oアド
レスに割り当てられた論理名称、すなわちタグを有する
タグフィールド111eとから構成されている。
【0020】ROM12に記憶されているデータベース
管理プログラムは、図4に示すように、モニタリング
プログラムからタグデータベース11の所定のタグデー
タ111をリードせよとの指示を受けた場合には、タグ
データベース11から該当タグデータ111を読み出
し、モニタリングプログラムから所定のタグデータ1
11を更新せよとの指示を受けると、指示を受けた他タ
グデータ111を更新し、モニタリングプログラムか
らタグデータベース11に登録していないタグデータ1
11を登録せよとの指示を受けると、該当データをタグ
データ111としてタグデータベース11に登録し、
モニタリングプログラムからタグデータ111の削除依
頼の指示を受けると、タグデータベース11から該当す
るタグデータ111を削除し、タグデータベース11
に障害が発生してデータが消失した場合には、後述する
ようにして消失前のタグデータベース11に再構築する
ようになっている。
【0021】なお、上述した内容は、後述する本実施形
態のFA用簡易分散データベース管理システムの処理動
作の説明する箇所で詳述する。
【0022】アロケーションテーブル13は、図5に示
すように、タグデータベース11に記憶されているタグ
データ111のアドレスを格納するアドレス格納エリア
131と、このアドレス格納エリア131に格納されて
いるタグデータ111に記述されているI/Oアドレス
を格納するI/Oアドレス格納エリア132aと、前記
アドレス格納エリア131に格納されているタグデータ
111に記述されているタグ(論理名称)を格納するタ
グ格納エリア132bと、前記アドレス格納エリア13
1に格納されているタグデータ111がコピーデータで
ある場合には、このデータについてのマスタデータを有
するタグデータベース11があるコンピュータ1のノー
ド番号を格納するマスタ先ノード番号格納エリア133
と、前記アドレスエリア131に格納されているタグデ
ータがマスタデータである場合には、このデータがコピ
ーされているタグデータベース11があるコンピュータ
1のノード番号を格納するコピー先ノード番号格納エリ
ア134とから構成されている。
【0023】なお、コピー先ノード番号記憶エリア13
4に格納されるノード番号は、上述したタグデータ11
1中の#1のコピー先ノード番号格納フィールド111
cに記憶されているものである。
【0024】また、各タグデータベース11に記憶され
ているタグデータ111がマスタデータである場合に
は、マスタ先ノード番号格納エリア133が空白になっ
ており、一方、タグデータ111がコピーデータの場合
には、コピー先ノード番号格納エリア134が空白にな
っている。
【0025】因みに、アロケーションテーブル13中の
A印に示したあるタグデータベース11の“00000000”
番地に記憶されているタグデータ111は、I/Oアド
レスが“0000.01 ”であり、タグが“第1のセンサ”で
あり、このデータ111がマスタデータであり、このデ
ータ111がコピーされているタグデータベース11が
あるコンピュータ1のノード番号が“3”であることを
示している。
【0026】また、アロケーションテーブル13中のB
印に示したあるタグデータベース11の“00000001”番
地に記憶されているタグデータ111は、I/Oアドレ
スが“0000.02 ”であり、タグが“第2のセンサ”であ
り、このデータ111がコピーデータであり、このデー
タ111のマスタデータを記憶するタグデータベース1
1があるコンピュータ1のノード番号が“6”であるこ
とを示している。
【0027】次に、この実施形態のFA用簡易分散デー
タベース管理システムの処理動作を、(1)マスタデー
タを管理しているコンピュータ自身に更新依頼を行う場
合、(2)コピーデータを管理しているコンピュータか
ら更新依頼を行う場合、(3)タグデータベースにタグ
データを登録する場合、(4)タグデータベースからタ
グデータを削除する場合、(5)データベースに障害が
発生してデータが消失したときの消失データを復旧する
場合に分けて説明する。
【0028】(1)マスタデータを管理しているコンピ
ュータ自身に対して更新依頼を行う場合 図6はマスタデータを管理しているコンピュータに対し
て更新依頼を行う場合の更新処理を説明する図である。
【0029】ここで、#1のコンピュータ1に有するデ
ータベース管理プログラムが管理対象とするタグデータ
ベース11に登録されている#Bのタグデータ(マスタ
データ)11についての更新処理についての場合を例に
とり説明する。
【0030】#1のコンピュータ1に有するデータベー
ス管理プログラム(以下、単に#1のデータベース管理
プログラムという)は、マスタデータとしての#Bのタ
グデータ111の更新依頼を受けると(図6中の参
照)、管理対象のタグデータベース11に登録されてい
る#Bのタグデータを依頼された内容のデータに更新す
る(図6中の参照)。
【0031】なお、登録されている#Bのタグデータ
は、データ属性情報フィールド111aにはマスタデー
タであることを示す“0”が格納され、マスタ先ノード
番号格納フィールド111bには自己のデータがマスタ
データであるために空であり、複数のコピー先ノード番
号格納フィールド111cには、この更新登録した#B
のタグデータがコピーされる箇所のタグデータベース1
1が有するコンピュータのノード番号(以下、単にコピ
ー先ノード番号という)が格納され、I/Oアドレスフ
ィールド111dには、上述したようなI/Oアドレス
が格納され、タグフィールド111eには、I/Oアド
レスに対応した論理名称からなるタグが格納されてい
る。
【0032】次に、#1のデータベース管理プログラム
は、#Bのタグデータ111の更新をし終わると、この
更新した#Bのタグデータ111のコピー先フィールド
111c中に記述されているすべてコピー先ノード番号
のデータベース管理プログラムに対して、タグデータB
についてのコピーデータの更新依頼を順次出力する(図
6中の参照)。
【0033】更新依頼を受けた例えば#iのデータベー
ス管理プログラムは、更新準備が終了している場合に
は、更新準備が終了している旨の応答を出力する(図6
中の図4参照)。
【0034】#1のデータベース管理プログラムは、#
iのデータベース管理プログラムから、更新準備が終了
している旨の応答を受けると、タグデータベース11に
登録されている#Bのタグデータ111を読み出してこ
れを、#iのデータベース管理プログラムに出力する
(図6中の参照)。
【0035】#iのデータベース管理プログラムは、#
1のコンピュータ1から#Bのタグデータ111を受け
ると、受けた#Bのタブデータ111中のデータ属性情
報フィールド111aをコピーデータであることを示す
“1”に変更し、また、マスタ先ノード番号フィールド
111bに#1のコンピュータが有するノード番号を記
述したコピーデータを形成して、この形成したコピーデ
ータ111を更新前のものと更新する(図6中の参
照)。
【0036】#iのコンピュータ1は、#Bのタグデー
タのコピーデータ111についての更新を終了すると、
更新を終了した旨の通知を出力する(図6中の参
照)。
【0037】このようにして、#Bのタグデータ111
をコピーすべきタグデータベース11に順次コピーす
る。
【0038】こうすることで、この実施形態のデータベ
ース管理システムは、ネットワーク上に分散したデータ
ベースの整合性を確保することができる。
【0039】(2)コピーデータを管理しているコンピ
ュータから更新依頼を行う場合 図7はコピーデータを管理しているコンピュータから更
新依頼を行う場合の更新処理を説明する図である。
【0040】ここで、#iのコンピュータ1に有するデ
ータベース管理プログラムがタグデータベース11に登
録されている#Aのタグデータ(マスタデータ)111
についての更新処理についての場合を例にとり説明す
る。
【0041】#1のデータベース管理プログラムは、#
Aのタグデータ111の更新依頼を受けると(図7中の
参照)、管理対象であるタグデータベース11中に#
Aのタグデータ111について、マスタデータかまたは
コピーデータがあるか否かを検索する(図7中の参
照)。
【0042】その結果、#1のデータベース管理プログ
ラムは、図に示されるように、タグデータベース11か
らコピーデータとしての#Aのタグデータを検出し、こ
の検出したコピーデータとしての#Aのタグデータ11
1を読み出す(図7中の参照)。
【0043】次に、#1のデータベース管理プログラム
は、読み出したコピーデータとしての#Aのタグデータ
111のマスタ先ノー番号格納フィールド111bに記
述されているノード番号先の例えば#iのデータベース
管理プログラムに、#Aのタグデータ11の更新依頼を
出力する(図7中の参照)。
【0044】#1から更新依頼を受けた#iのデータベ
ース管理プログラムは、更新準備の終了を終えている場
合には、更新準備が終了している旨の応答を出力する
(図7中の参照)。
【0045】#1のデータベース管理プログラムは、#
iのデータベース管理プログラムから更新準備完了の応
答を受けると、#iのデータベース管理プログラムに対
して、更新すべき#Aのタグデータ111を出力する
(図7中の参照)。
【0046】#iのデータベース管理プログラムは、#
1のデータベース管理プログラムから受けた更新データ
111を更新前のものと更新する(図7中の参照)。
【0047】その後、#iのデータベース管理プログラ
ムは、#1のデータ管理プログラムに対して更新終了通
知を出力し、次に、管理対象のタグデータベース11か
ら更新された#Aのタグデータ111を読み出し(図7
中の参照)、読み出した#Aのタグデータ111のす
べてのコピー先ノード番号格納フィールド111cに記
述されているノード番号先、例えば#1や#jのデータ
ベース管理プログラムに対して、#Aのタグデータ11
1の更新依頼(この更新依頼は更新終了通知をも兼ねて
いる)を出力する(図7中の参照)。
【0048】更新依頼を受けた例えば#1や#jのデー
タベース管理プログラムは、更新準備が整っている場合
には、更新準備終了の通知を出力する(図7中のa参
照)。
【0049】#iのデータベース管理プログラムは、更
新準備終了の通知を受けると、この通知を発した例えば
#1や#jのデータベース管理プログラムに#Aのタグ
データ111のコピーデータを送信する(図7中のb参
照)。
【0050】更新準備終了の通知を送信した例えば#1
や#jのデータベース管理プログラムは、#iのデータ
ベース管理プログラムから#Aのタグデータ111のコ
ピーデータを受けとると、この受けたコピーデータで更
新前のものと更新し(図7中のc参照)、更新終了通知
を#iのデータベース管理プログラムに出力する(図7
中のd参照)。
【0051】その後、#iのデータベース管理プログラ
ムは、更新依頼を送信したデータベース管理プログラム
から更新終了通知を受けると、#1のデータベース管理
プログラムに対して#Aのタグデータ111の更新登録
終了通知を出力する(図7中のe参照)。
【0052】こうすることで、この実施形態のデータベ
ース管理システムは、ネットワーク上に分散したデータ
ベースの整合性を確保することができる。
【0053】(3)タグデータベースにタグデータを新
規登録する場合 図8はタグデータベースにタグデータを新規登録する処
理を説明する図である。
【0054】ここで、#1のデータベース管理プログラ
ムに対して#Eのタグデータ111を新規登録する場合
について説明する。
【0055】#1のデータベース管理プログラムは、あ
る論理名称のタグ名称を有する#Eのタグデータ111
についての登録依頼を受けると(図8中の参照)、ネ
ットワークを介してすべてのデータベース管理プログラ
ムに対し、管理対象のタグデータベース11中に、該当
するタグ名称を有するマスタデータ111が登録されて
いるか否かの検索依頼を一斉同報する(図8中の参
照)。
【0056】すると、検索依頼を受けた例えば#iのデ
ータベース管理プログラムは、データ属性情報フィール
ド111aがマスタデータであることを示す“0”を有
しており、かつ、タグフィールド111eが検索対象タ
グ名称を有する#Eのタグデータ111がタグデータベ
ース11に記憶されているか否かを検索する(図8中の
参照)。
【0057】その結果、#iのデータベース管理プログ
ラムは、検索対象タグ名称を有する#Eのタグデータ1
11を検出した場合には、この#Eのタグデータ111
を読み出し(図8中の参照)、#1のデータベース管
理プログラムに出力する(図8中の参照)。
【0058】その後、#1のデータベース管理プログラ
ムは、受信した#Eのタグデータのデータ属性情報フィ
ールド111aをコピーデータである旨を示す“1”に
変更し、かつ、このタグデータ111中のマスタ先ノー
ド番号フィールド111bに#iのデータベース管理プ
ログラムが有するコンピュータのノード番号を記述した
#Eのタグデータ111を形成し、この形成した#Eの
タグデータ111をタグデータベース11に新規登録す
る(図8中の参照)。
【0059】なお、#1のデータベース管理プログラム
は、他のデータベース管理プログラムから、#Eのタグ
データ111のコピーデータを送信してこなければ、#
Eのタグデータ111を記憶するタグデータベース11
がないものと判断し、直接形成され#Eのタグデータ1
11をマスタデータとしてタグデータベース11に新規
登録する(図8中の参照)。
【0060】その後、#1のデータベース管理プログラ
ムは、タグデータベース11に新たにマスタデータとし
たタグデータ111を登録すると、この登録した#Eの
タグデータ111を読み出し(図8中の参照)、デー
タ111中に有するコピーデータ先ノード番号の例えば
#jのデータベース管理プログラムに、登録した#Eの
タグデータのコピー依頼を出力する(図8中の参
照)。
【0061】コピー依頼を受けた#jのコンピュータ1
は、コピー可能な状態であるならば、コピー依頼に対す
る受託の応答を出力する(図8中の参照)。
【0062】#1のデータベース管理プログラムは、受
諾の応答を受けると、先に登録した#Eのタグデータを
#jのデータベース管理プログラムに送信する(図8中
のa参照)。
【0063】#Eのコピーデータを受信した#jのデー
タベース管理プログラムは、この受信した#Eのコピー
データを登録し(図8中のb参照)、登録終了通知を#
1のデータベース管理プログラムに出力する(図8中の
c参照)。
【0064】こうすることで、この実施形態のデータベ
ース管理システムは、ネットワーク上に分散したデータ
ベースの整合性を確保することができる。
【0065】(4)タグデータベースのタグデータを削
除する場合 以下、削除依頼を受けたタグデータ111が、データ
ベース管理プログラムが管理対象とするタグデータベー
ス11にマスタデータとして登録されているときのデー
タ削除の場合と、削除依頼を受けたタグデータ111
が、データベース管理プログラムが管理対象とするタグ
データベース11にコピーデータとして登録されている
ときのデータ削除の場合と、削除依頼を受けたタグデ
ータ111が、データベース管理プログラムが管理対象
とするタグデータベース11にマスタデータとしても、
またコピーデータとしても登録されていないときのデー
タ削除の場合とに分けて説明する。
【0066】削除依頼を受けたタグデータ111が、
データベース管理プログラムが管理対象とするタグデー
タベース11にマスタデータとして登録されているとき
のデータ削除の場合について 図9は削除依頼を受けたタグデータが、データベース管
理プログラムがタグデータベースにマスタデータとして
登録されているときのデータ削除処理を説明する図。
【0067】ここで、#1のデータベース管理プログラ
ムに対して#Aのタグデータ111の削除依頼が入った
場合を例にとり説明する。
【0068】#1のデータベース管理プログラムは、#
Aのタグデータ111に対する削除依頼を受けると(図
9中の参照)、この#Aのタグデータ111がマスタ
データとして管理対象のタグデータベース11に登録さ
れているか否かを検索する(図9中の参照)。
【0069】検索した結果、#1のデータベース管理プ
ログラムは、該当する#Aのタグデータ111がマスタ
データとして登録されている場合には、この該当する#
Aのタグデータ111を読み出し(図9中の参照)、
これをワークメモリ(図示せず)に一時記憶して、#A
のタグデータを削除する(図9中の参照)。
【0070】#1のデータベース管理プログラムは、管
理するタグデータベース11から#Aのタグデータ11
1を削除すると、先に読み出したタグデータ111のコ
ピー先ノード番号フィールドに記述されているノード番
号のコンピュータ1にある例えば#iのデータベース管
理プログラムに対して、#Aのタグデータ111につい
てのコピーデータの削除依頼を出力する(図9中の参
照)。
【0071】コピーデータの削除依頼を受けた#iのコ
ンピュータ1は、#Aのタグデータ111のコピーデー
タをタグデータベース11から削除し(図9中の参
照)、#1のデータベース管理プログラムに削除終了通
知を出力する(図9中の参照)。
【0072】こうすることで、この実施形態のデータベ
ース管理システムは、ネットワーク上に分散したデータ
ベースの整合性を確保することができる。
【0073】削除依頼を受けたタグデータ111が、
データベース管理プログラムがタグデータベース11に
コピーデータとして登録されているときのデータ削除の
場合について 図10は削除依頼を受けたタグデータが、データベース
管理プログラムがタグデータベース11にコピーデータ
として登録されているときのデータ削除処理を説明する
図である。
【0074】ここで、#1のデータベース管理プログラ
ムに対して#Aのタグデータの削除依頼が入った場合を
例にとり説明する。
【0075】#1のデータベース管理プログラムは、#
Aのタグデータ111に対する削除依頼を受けると(図
10中の参照)、この#Aのタグデータ111がタグ
データベース11に#Aのタグデータ111がマスタデ
ータまたはコピーデータとして登録されているか否かを
検索する(図10中の参照)。
【0076】検索した結果、#1のデータベース管理プ
ログラムは、タグデータベース11に#Aのタグデータ
111がコピーデータとして登録されていると検索する
と、この検索したコピーデータを読み出し(図10中の
参照)、データ中に有するマスタ先ノード番号の例え
ば#iのデータベース管理プログラムに対してマスタデ
ータとしての#Aのタグデータ111の削除依頼を出力
する(図10中の参照)。
【0077】#iのデータベース管理プログラムは、#
1のデータベース管理プログラムから#Aのタグデータ
111の削除依頼を受けると、管理対象のタグデータベ
ース11から削除対象の#Aのタグデータ111(マス
タデータ)を読み出し(図10中の参照)、これをワ
ークメモリ(図示せず)に一時格納したのち、この#A
のタグデータ111をタグデータベース11から削除す
る(図10中の参照)。
【0078】#iのデータベース管理プログラムは、#
Aのタグデータ111を削除すると、読み出したデータ
中に記述されているコピー先ノード番号のデータベース
管理プログラムのすべてに対して、#Aのタグデータ1
11についてのコピーデータの削除依頼(この削除依頼
は、削除終了通知としての意味をも有する)を出力する
(図10中の参照)。
【0079】#iから#Aのタグデータのコピーデータ
の削除依頼を受けた例えば#1および#jのデータベー
ス管理プログアムは、その依頼に従って、管理対象のタ
グデータベース11から該当するコピーデータを削除し
(図10中の参照)、その後、#iのデータベース管
理プログラムに対して削除終了通知を出力する(図10
中の参照)。
【0080】#iのデータベース管理プログラムは、削
除依頼を出力したすべてのデータベース管理プログラム
から削除終了通知を受けると、#1のデータベース管理
プログラムに対して最終的に削除が終了したことの通知
を出力して(図10中のa参照)、#Aのタグデータ1
11の削除処理を終了する。
【0081】削除依頼を受けたタグデータが、データ
ベース管理プログラムがタグデータベース11にマスタ
データとしても、またコピーデータとしても登録されて
いないときのデータ削除の場合について 図11は削除依頼を受けたタグデータが、データベース
管理プログラムがタグデータベース11にマスタデータ
としても、またコピーデータとしても登録されていない
ときのデータ削除処理を説明する図である。
【0082】ここで、上述と同様、#1のデータベース
管理プログラムに対して#Aのタグデータ111の削除
依頼が入った場合を例にとり説明する。
【0083】#1のデータベース管理プログラムは、#
Aのタグデータ111に対する削除依頼を受けると(図
11中の参照)、この#Aのタグデータ111が管理
対象のタグデータベース11に#Aのタグデータ111
のマスタデータまたはコピーデータとして登録されてい
るか否かを検索する(図11中の参照)。
【0084】検索した結果、#1のデータベース管理プ
ログラムは、タグデータベース11に#Aのタグデータ
111がマスタデータとしても、また、コピーデータと
しても登録されていないと判断すると、ネットワークを
介してすべてのデータベース管理プログラムに対して、
#Aのマスタデータの削除依頼を一斉同報する(図11
中の参照)。
【0085】すると、例えば#iのデータベース管理プ
ログラムは、#Aのマスタデータ111の削除依頼の一
斉同報を受けると、タグデータベース11に#Aのタグ
データ111がマスタデータとして記憶されているか否
かを検索する(図11中の参照)。
【0086】検索した結果、#iのデータベース管理プ
ログラムは、タグデータベース11からマスタデータと
しての#Aのタグデータ111を検出した場合には、こ
のタグデータベース11から#Aのタグデータ111を
読み出し(図11中の参照)、読み出されたデータ中
に記述されているコピー先ノード番号のデータベース管
理プログラムのすべてに対して、#Aのタグデータ11
1についてのコピーデータの削除依頼を出力する(図1
1中の参照)。
【0087】#iのデータベース管理プログラムから#
Aのタグデータのコピーデータの削除依頼を受けた、例
えば#jデータベース管理プログアムは、その依頼に従
って、管理対象のタグデータベース11から該当するコ
ピーデータを削除し(図11中の参照)、その後、#
iのデータベース管理プログラムに対して削除終了通知
を出力する(図11中の参照)。
【0088】#iのデータベース管理プログラムは、削
除依頼を出力したすべてのデータベース管理プログラム
から削除終了通知を受けると、タグデータベース11か
ら#Aのタグデータ111を削除する(図11中の参
照)。
【0089】その後、#iのデータベース管理プログラ
ムは、#1のデータベース管理プログラムに対して削除
終了通知を出力して(図10中のa参照)、#Aのタグ
データの削除処理を終了する。
【0090】(5)データベースに障害が発生してデー
タが消失したときの消失データを復旧する場合について 以下、消失したタグデータがマスタデータの場合と、
コピーデータの場合とに分けて説明する。
【0091】消失したタグデータがマスタデータの場
合について 図12は消失したタグデータがマスタデータの場合につ
いてのデータ復旧処理を説明する図である。
【0092】ここで、#1のコンピュータ1にあるタグ
データベース11に記憶されているマスタデータとして
の#Aのタグデータ111が消失し、このデータの復旧
処理を例にとり説明する。
【0093】#1のデータベース管理プログラムは、タ
グデータベース11の#Aのタグデータ111が消失
し、この消失したデータ111が記憶されているタグデ
ータベース11上のアドレス番地とともに、このデータ
111の復旧依頼を受けると、アロケーションテーブル
13から受けたアドレス番地のアロケーションデータ1
3aを読み出す(図12中の参照)。
【0094】次に、#1のデータベース管理プログラム
は、#Aのタグデータ111に対するアロケーションデ
ータ13aを読み出すと、タグ格納エリア132に格納
されているタグ名称を有するタグデータ111の検索依
頼をネットワークを介して、すべてのデータベース管理
プログラムに対して一斉同報する(図12中の参
照)。
【0095】検索依頼を受けた各データベース管理プロ
グラム、例えば#iのデータベース管理プログラムは、
管理対象であるタグデータベース11に検索依頼された
タグ名称を有するコピーデータとしてのタグデータ11
1があるか否かを検索する(図12中の)。
【0096】#iのデータベース管理プログラムは、検
索した結果、該当するタグデータ111を検出すると、
このタグデータ111を読み出し(図12中の参
照)、この読み出したタグデータ111を#1のデータ
ベース管理プログラムに出力する(図12中の参
照)。
【0097】#1のデータベース管理プログラムは、#
iからタグデータ11を受けると、このデータ111中
のデータ属性情報フィールド111aを“0”に変更
し、かつ、マスタ先ノード番号フィールド111bを空
に変更して新たに形成した#Aのタグデータ111をタ
グデータベース11に登録する(図12中の参照)。
【0098】続いて、#1のデータベース管理プログラ
ムは、消失した#Aのタグデータ111を登録すると、
アロケーションテーブル13の内容の変更依頼を出力し
て(図12中の参照)、このデータ復旧処理を終了す
る。
【0099】消失したタグデータがコピーデータの場
合について 図13は消失したタグデータがコピーデータの場合につ
いてのデータ復旧処理を説明する図である。
【0100】ここで、#1のコンピュータ1にあるタグ
データベース11に記憶されているコピーデータとして
の#Eのタグデータ111が消失し、このデータの復旧
処理を例にとり説明する。
【0101】#1のデータベース管理プログラムは、タ
グデータベース11の#Eのタグデータ111が消失
し、この消失したデータ111が記憶されているタグデ
ータベース11上のアドレス番地とともに、このデータ
111の復旧依頼をMPU(図示せず)から受けると、
アロケーションテーブル13から受けたアドレス番地の
アロケーションデータ13aを読み出す(図13中の
参照)。
【0102】次に、#1のデータベース管理プログラム
は、受けたアドレス番地に該当する箇所のアロケーショ
ンデータ13aを読み出すと、タグ格納フィールドに1
32に格納されているタグ名称を有するタグデータ11
1の検索依頼をネットワークを介して、すべてのデータ
ベース管理プログラムに対して一斉同報する(図13中
の参照)。
【0103】検索依頼を受けた各データベース管理プロ
グラム、例えば#iのデータベース管理プログラムは、
管理対象であるタグデータベース11に検索依頼された
タグ名称を有するマスタデータとしてのタグデータ11
1があるか否かを検索する(図13中の)。
【0104】#iのデータベース管理プログラムは、検
索した結果、該当するタグデータ111を検出すると、
このタグデータ111を読み出し(図13中の参
照)、この読み出したタグデータ111を#1のデータ
ベース管理プログラムに出力する(図13中の参
照)。
【0105】#1のデータベース管理プログラムは、#
iからタグデータ111を受けると、このデータ111
中のデータ属性情報フィールド111aをコピーデータ
を示す“1”に変更し、かつ、マスタ先ノード番号フィ
ールド111bに#iのコンピュータ1のノード番号を
記述して新たに形成した#Eのタグデータ111をタグ
データベース11に登録する(図13中の参照)。
【0106】続いて、#1のデータベース管理プログラ
ムは、消失した#Eのタグデータ111を登録すると、
MPUに対してアロケーションテーブル13の内容の変
更依頼を出力して(図13中の参照)、このデータ復
旧処理を終了する。
【0107】
【発明の効果】以上本発明によれば、データベース管理
手段が、所定のデータベースに記憶されているマスタデ
ータの更新,登録または削除を行った際に、それに伴っ
て該マスタデータのコピーデータについても更新,登録
または削除を行うようにしたことにより、ネットワーク
上に分散したデータベースの整合性を確保することがで
きる。
【0108】このため、各コンピュータにあるタグデー
タベースに同じデータを入力する場合でも、各コンピュ
ータにおいて個別に入力する必要がなく、また、他のコ
ンピュータにあるタグデータベースのあるタグデータを
コピーする場合でも、該当データがどこに存在するから
予め管理しておく必要がなくなり、無駄な労力を省くと
いう効果がある。
【0109】また、データが消失した場合には、データ
ベース管理手段が、アロケーションテーブルを参照して
消失したデータを復旧するため、データの復旧するのに
要する労力も軽減されという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るFA用簡易分散データベース管理
システムが使用されるFAシステムの構成を示すブロッ
ク図である。
【図2】図1中のタグデータベースに記憶されているタ
グデータの構成を示す説明図
【図3】図1中のアロケーションテーブルの構成を示す
説明図。
【図4】データを内容を示す説明図。
【図5】この実施形態のプログラム作成支援装置の動作
を示すフローチャート。
【図6】マスタデータを管理しているコンピュータに対
して更新依頼を行う場合の更新処理を説明する説明図。
【図7】マスタデータを所有していないコンピュータに
対して更新依頼を行う場合のコピーデータの更新処理を
説明する説明図。
【図8】タグデータベースにタグデータを新規登録する
処理を説明する説明図。
【図9】削除依頼されたタグデータがタグデータベース
にマスタデータとして登録されているときのデータ削除
処理を説明する説明図。
【図10】削除依頼されたタグデータがタグデータベー
スにコピーデータとして登録されているときのデータ削
除処理を説明する説明図。
【図11】削除依頼されたタグデータがタグデータベー
ス11にマスタデータとしても、またコピーデータとし
ても登録されていないときのデータ削除処理を説明する
説明図。
【図12】消失したタグデータがマスタデータの場合に
ついてのデータ復旧処理を説明する説明図。
【図13】消失したタグデータがコピーデータの場合に
ついてのデータ復旧処理を説明する説明図。
【図14】従来のFAシステムの構成を示すブロック
図。
【符号の説明】
1 コンピュータ 2 プログラマブルコントローラ 11 タグデータベース 12 ROM(データベース管理プログラム格納手
段) 13 アロケーションテーブル 111 タグデータ 13a アロケーションデータ

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 FA用ネットワークに接続された複数の
    コンピュータのそれぞれにはデータベースと、このデー
    タベースを管理するデータベース管理手段とを備えてい
    るFA用簡易分散データベース管理システムであって、 前記データベースは、 マスタデータとしてのデータと、必要に応じて他のコン
    ピュータに備えられたデータベースに記憶されているマ
    スタデータのコピーデータとを記憶しており、前記デー
    タベース管理手段は、 所定のデータベースに記憶されているマスタデータの更
    新,登録または削除を行った際に、それに伴って該マス
    タデータのコピーデータについても更新,登録または削
    除を行うことを特徴とするFA用簡易分散データベース
    管理システム。
  2. 【請求項2】 前記データベースに記憶されているデー
    タは、マスタデータであるかコピーデータあるかを識別
    するデータ識別情報と、マスタデータである場合にはそ
    のコピーデータが記憶されているコピーデータ先情報
    と、コピーデータである場合にはそのマスタデータが記
    憶されているマスタデータ先情報と、論理名称からなる
    タグ情報を有することを特徴とする請求項1記載FA用
    簡易分散データベース管理システム。
  3. 【請求項3】 前記データベース管理手段は、 管理している前記データベースに記憶されているマスタ
    データに対して更新,登録または削除依頼を受けた場合
    には、 管理しているデータベースから、更新,登録または削除
    依頼されたマスタデータを更新,登録または削除し、そ
    の後、更新,登録または削除されたマスタデータに記述
    されている前記コピーデータ先情報に基づき、このマス
    タデータのコピーデータを記憶するデータベースを管理
    するデータベース管理手段に対して更新,登録または削
    除依頼を出力して、前記マスタデータのコピーデータを
    更新,登録または削除させることを特徴とする請求項1
    または2記載のFA用簡易分散データベース管理システ
    ム。
  4. 【請求項4】 前記データベース管理手段は、 他の前記データベース管理手段が管理するデータベース
    に記憶されているマスタデータに対して更新,登録また
    は削除依頼を受けた場合には、 管理しているデータベースから、更新,登録または削除
    依頼されたマスタデータのコピーデータを読み出し、そ
    の読み出したコピータデータに記述されている前記マス
    タデータ先情報に基づき、このマスタデータを記憶する
    データベースを管理するデータベース管理手段に対して
    更新,登録または削除依頼を出力してマスタデータを更
    新,登録または削除させたのち、前記マスタデータを記
    憶するデータベースを管理するデータベース管理手段に
    より更新,登録または削除終了通知を受けると、前記コ
    ピーデータを更新,登録または削除することを特徴とす
    る請求項1または2記載のFA用簡易分散データベース
    管理システム。
  5. 【請求項5】 各前記コンピュータには前記データベー
    スに記憶されているデータのアドレス,コピーデータで
    ある場合にはそのマスタデータが記憶されているマスタ
    データ先情報と、マスタデータである場合にはそのコピ
    ーデータが記憶されているコピーデータ先情報および論
    理名称からなるタグ情報を有するアロケーションテーブ
    ルを有しており、 データが消失した場合には、前記データベース管理手段
    が、前記アロケーションテーブルを参照して消失したデ
    ータを復旧することを特徴とする請求項1乃至4記載の
    FA用簡易分散データベース管理システム。
JP9155345A 1997-06-12 1997-06-12 Fa用簡易分散データベース管理システム Pending JPH113262A (ja)

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