JP4159750B2 - 分散計算機システム及びメンテナンスデータ適用方法 - Google Patents

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Description

本発明は、リモート及び/又はローカルに接続された複数の計算機において、プログラム及び利用者資源などのファイル群を回線を使用してメンテナンスする分散計算機システムに関する。
複数の計算機がリモート接続及び/又はローカル接続されているような分散計算機システムにおいて、ソフトウェア(プログラムファイルやデータファイルなど)の仕様変更や修正のために、センタのホスト計算機から回線通じて複数のクライアント計算機にファイル転送し、リモートの計算機のファイルを変更することが要求される。
このため版数管理機能、ファイル転送機能、保守単位にグループ化したファイルのどのファイルに適用するかのファイル適用制御機能などが提供されているが、金融機関などで求められる信頼性の高い金融システムにおいては、異常状態(エラー)を極力発生させず、しかもメンテナンスデータの登録、転送に人手を必要としないリモートメンテナンスシステムの構築が望まれている。
図23は、金融機関などで構築される分散計算機システムの構成例を示す図である。
図23において、分散計算機システムは、集中センタ内に設置された管理サーバ計算機200、ホスト計算機200と回線を通じてリモートに接続され、各支店毎に設置される複数の中継計算機400、各支店内における中継計算機400とLANなどによりローカルに接続された複数のクライアント計算機300の三階層構造を備える。また、集中センタ内の管理サーバ計算機200には、管理クライアント計算機100が接続される。管理クライアント計算機100は、パーソナルコンピュータやワークステーションなどであるクライアント計算機300と同一装置であって、クライアント計算機300上で使用する業務プログラムやデータファイルを更新・修正するためのメンテナンスデータの作成などに利用される。そして、管理クライアント計算機100で生成されたメンテナンスデータは、管理サーバ計算機200から中継計算機400を通じて各クライアント計算機300に配信される。このとき、配信されるメンテナンスデータには、所定のディレクトリ情報が付加される。そして、各クライアント計算機300は、配信されたメンテナンスデータを、それに付加されたディレクトリ情報に対応するディレクトリにコピーすることによってメンテナンスデータを更新する。このようにして、ホスト計算機からクライアント計算機へのメンテナンスデータの配信により、効率的なメンテナンスデータの更新が実現される。
しかしながら、上述のようなメンテナンスデータの配信を行う場合、各クライアント計算機におけるメンテナンスデータのディレクトリが、全ての配信先のクライアント計算機で同一である必要がある。一方、最近の分散計算機システムにおいては、種類の異なる複数のシステムが複合的に組み合わされていたり、システム導入後に異なる種類のシステムが増設される場合があり、このような場合、各クライアント計算機において、メンテナンスデータを適用するディレクトリが異なる場合が生じる。例えば、クライアント計算機の記憶装置が増設され、メンテナンスデータを格納する記憶装置のドライブ名が変更することによってディレクトリが変更するような場合である。このような環境の中で、従来の単一なシステム構成を必要とするリモートメンテナンス機構では、メンテナンスデータの配信によって、メンテナンスデータが更新されない可能性があり、各クライアント計算機が固有のディレクトリ構成を有する複合的な分散計算機システムに対応できない。
そこで、本発明は、複数のクライアント計算機それぞれにおいて、メンテナンスデータの適用先ディレクトリが異なる場合であっても、メンテナンスデータを正しく適用することができる計算機システムを提供することにある。
上記目的を達成するための本発明の計算機システムは、複数の計算機で構成される計算機システムであって、前記複数の計算機のうちの第一の計算機は、資源グループ毎のファイル群が格納されるデータベースと、ネットワークを介して前記第一の計算機と接続された他の計算機から、資源グループ毎に管理されるファイルを更新するための、前記資源グループを識別するための識別情報が付加されたデータファイルを含むメンテナンスデータを受信するファイル転送部と、前記メンテナンスデータに含まれた識別情報を検出し、該検出した識別情報を有するディレクトリを前記データベースから検索する検索部と、前記検索で検出されたディレクトリ配下に前記受信したデータファイルを含むメンテナンスデータを格納することで、前記検出された識別情報に対応する資源グループのファイルを更新する更新部と、前記データベース中に前記識別情報を有するディレクトリが複数存在するか否かの監視を実行し、複数存在する場合に異常を通知する監視通知部とを備えることを特徴とする計算機システムである。
さらに具体的には、上記構成において、前記検索部は、前記メンテナンスデータに更に含まれる適用先ディレクトリ情報に対応するディレクトリをデータベースから検索し、該ディレクトリが検索できなかった場合に、前記受信したメンテナンスデータに含まれた識別情報を検出し、該検出した識別情報を有するディレクトリを該データベースから更に検索し、前記更新部は、前記適用先ディレクトリ情報に対応するディレクトリが検出された場合、該検出されたディレクトリに前記メンテナンスデータを格納することで、前記検出された識別情報に対応する資源グループのファイルを更新し、前記適用先ディレクトリ情報に対応するディレクトリが検出されず、前記識別情報を有するディレクトリが検出された場合、該検出されたディレクトリ配下に、前記メンテナンスデータに更に含まれる相対ディレクトリ情報に基づき、メンテナンスデータを格納するためのメンテナンスデータ対象ディレクトリを生成し、該メンテナンス対象ディレクトリに前記受信したメンテナンスデータを格納することで、前記検出された識別情報に対応する資源グループのファイルを更新することを特徴とする。
すなわち、管理サーバ計算機からクライアント計算機にメンテナンスデータを送信し、メンテナンスデータを適用する場合、クライアント計算機が、メンテナンスデータの資源グループに対応する識別情報をディレクトリ中から検索し、検出された識別情報配下にあらかじめ登録された相対ディレクトリ情報を追加することにより、メンテナンス対象ディレクトリを生成し、そこにメンテナンスデータを適用する。これにより、クライアント計算機ごとに、メンテナンスデータの適用先ディレクトリが異なっていても、メンテナンスデータを正しいディレクトリに適用することが可能となる。従って、複数のクライアント計算機がそれぞれ固有のディレクトリ構成を有する複合的な分散計算機システムに対応可能となり、拡張性が高い柔軟な分散計算機システムを構築することができる。
また、クライアント計算機は、自己ディレクトリ中に同一の識別情報が複数存在しないかどうかを定期的に監視する。ディレクトリ中に識別情報が複数見つかった場合は、異常が管理サーバに通知される。これにより、メンテナンスデータの誤適用を防止し、正しいディレクトリへのメンテナンスデータの適用が担保される。
計算機単位中の特定の識別情報は、ネットワーク化された分散システム全体で1つのみ存在しえることが、本システムの前提となる。本システムは、識別情報をネットワーク全体で一意なものと定義し、管理する機能を有する。
識別情報は、文字列の組み合わせとして表現されるが、ネットワーク内で一意な情報として識別されるために、組織情報、業務として規定された情報及び識別情報であることを識別するための固有な情報を含むことも可能である。
以下、本発明の実施の形態について図面に従って説明する。しかしながら、本発明の技術的範囲はかかる実施の形態によって限定されるものではない。
図1は、本発明の分散計算機システムのブロック構成図である。図1において、分散計算機システムは、管理クライアント計算機(以下、管理クライアントという)100と、管理サーバ計算機(以下、管理サーバという)200と、クライアント計算機(以下、クライアントという)300とを備える。管理クライアント100は管理サーバ200に接続され、管理サーバ200が設置されるセンタ内に管理サーバ200とともに設置される。管理サーバ200には、回線を通じてリモートに設置される複数のクライアント300が接続可能である(図1上では、1つのクライアント300のみ表示)。又は、回線を通じて管理サーバ200にリモートに設置される中継計算機(図示せず)が少なくとも1つ接続され、その中継計算機に複数のクライアント300がローカルに接続されてもよい。以下、本発明の実施の形態においては、中継計算機を省略したサーバ−クライアント型の2階層の分散計算機システムについて説明する。
管理クライアント100は、例えば、クライアント300と原則的に同一装置である。オペレータは、管理クライアント100を用いてメンテナンスデータのデータファイルを作成し、管理クライアント100のデータベース103に格納する。さらに詳しくは、所定の資源グループ毎に管理されるメンテナンスデータを識別するための識別情報があらかじめ与えられ、データファイルは、自己の識別情報を有するディレクトリ配下に格納される。そして、管理クライアント100の資源移出部101は、管理クライアント100のデータベース103からデータファイルを抽出し、それに後述する各種情報を付加してメンテナンスデータを生成する。ファイル転送部102は、生成されたメンテナンスデータを管理サーバ200に転送する。
管理サーバ200のファイル転送部201は、管理クライアント100のファイル転送部101から転送されたメンテナンスデータを受信し、資源登録部203が受信したメンテナンスデータを管理サーバ200のデータベース202に登録する。さらに、版数チェック部204は、クライアントのデータベース307に格納されるメンテナンスデータの版数情報をクライアント300の版数チェック部301から受信し、その版数と、データベース202に格納されているメンテナンスデータの版数とを比較する。そして、データベース202に格納されるメンテナンスデータの版数がクライアント300の有するメンテナンスデータの現行版数より新しい場合は、版数チェック部204は、ファイル転送部205にファイル転送依頼する。ファイル転送部205は、版数チェック部204からファイル転送依頼を受信すると、メンテナンスデータを各クライアント300に送信する。適用監視部206については後述する。
クライアント300の版数チェック部301は、クライアント300が有するメンテナンスデータの現行版数情報を読み出して、管理サーバの版数チェック部204に版数チェック依頼をする。ファイル転送部302は、管理サーバ200から配信されたメンテナンスデータを受信する。適用検索部303は、受信したメンテナンスデータを適用するディレクトリをメンテナンスデータの識別情報に基づいて検索する。識別情報は、資源グループ毎のメンテナンスデータの集合を識別するための情報であって、メンテナンスデータを格納するディレクトリの一部である。
図2は、ディレクトリ構造を説明する図である。ディレクトリは、複数階層を有するツリー構造を有し、ディレクトリ情報は、最上階層に、例えば、メンテナンスデータを含むファイル群が格納されるデータベースを構成する少なくとも1つの記憶装置(磁気ディスクなど)の計算機内における名称(例えばCドライブやDドライブなど)、その下の階層にメンテナンスデータを識別するための識別情報、さらにその下の階層に各記憶装置内で区分されたディレクトリ名を有し、最下層にファイル名を有する。
従って、適用検索部303は、データベース307の全ディレクトリ情報における最上位階層から識別情報の階層までの情報(識別ディレクトリ情報)を検索し、識別情報を有するディレクトリが検出されると、識別情報の階層の下にあらかじめ登録された相対ディレクトリ情報を付加してメンテナンス対象ディレクトリを生成する。相対ディレクトリ情報は、識別ディレクトリ情報より下位の階層のディレクトリ名及びファイル名により構成される。そして、適用検索部303は、後述のノードチェック部304によるノードチェック及びファイルチェック部305によるファイルチェックを経て、ファイル適用部306が、上記メンテナンス対象ディレクトリにメンテナンスデータをコピーする(これを、メンテナンスデータを適用するともいう)。
このように、本発明の実施の形態では、メンテナンスデータに対応する識別情報に基づいてディレクトリを検索し、識別情報を有するディレクトリが検出されると、メンテナンスデータはその識別情報を有するメンテナンス対象ディレクトリにコピーされる。従って、例えば、各クライアントのデータベースを構成する記憶装置が増設されたり、データベースのディレクトリ構造が異なるシステムが導入された場合のように、メンテナンスデータが格納されるディレクトリ情報が各クライアント毎に異なっても、メンテナンスデータに対して資源グループ毎に固有に与えられる識別情報を検索することで、更新対象のメンテナンスデータのディレクトリを検出することができ、さらに、メンテナンスデータを格納するディレクトリを一元化することができる。
例えば、システム導入当初は、ある識別情報に対応するメンテナンスデータは、Cドライブに格納されていたが、そのメンテナンスデータの格納先が増設されたDドライブに変更になった場合など、従来のように、フルアドレス情報である適用先ディレクトリが指定された場合は、それを検出することができず、メンテナンスデータの適用が行えない。一方、本発明の実施の形態では、変更先のDドライブのディレクトリ中から識別情報が検出され、識別情報配下のディレクトリにメンテナンスデータを正しく適用することができる。また、ディレクトリ中の他の階層におけるディレクトリ情報が、適用先ディレクトリと異なる場合も同様にメンテナンスデータを適用できるようになる。
このとき、あるクライアント300のデータベース307のディレクトリ構成において、同一の識別情報が複数存在する場合(例えば、データベース307のCドライブとDドライブとに同一の識別情報aaaを有するディレクトリが存在する場合)、識別情報に対応するメンテナンスデータを格納すべきディレクトリを一つに特定することができない。即ち、メンテナンスデータが格納されるディレクトリを識別情報に基づいて識別できない。又は、適用検索部303によって先に検出された識別情報に対応するディレクトリにメンテナンスデータが格納される場合、そのディレクトリが本来メンテナンスデータを格納すべきディレクトリでない可能性がある。このような異常事態の発生を防止するために、データベース307の全ディレクトリを所定期間毎に監視し、同一の識別情報が複数存在している場合に、異常を通知する機能が必要となる。
クライアント300の適用監視通知部311は、例えば、定期的にデータベース307の全ディレクトリを検索し、同一の識別情報を複数検出した場合は、管理サーバ200の適用監視部206に異常を通知する。適用監視部206は、異常通知を受信すると、例えば、管理サーバ200のモニタに異常通知を表示し、管理サーバ200のオペレータに異常を知らせる。オペレータは、例えば、異常が発生したクライアントに対して所定の警告を行い、識別情報を変更することを求める。警告を受けたクライアント300のオペレータが識別情報を変更することで、異常が解消する。
このように、データベース307の全ディレクトリについて、同一の識別情報が複数存在するかどうかを定期的に監視し、データベース307内のディレクトリに同一の識別情報が複数存在しないようにすることで、上述の適用検索部301における識別情報に基づいたメンテナンスデータ適用先ディレクトリ検索が正常に機能することが担保される。
また、業務処理部308は、クライアント300において実行される一般的な業務(ワープロや表計算など)を処理する。このとき、ファイル管理部309は、業務処理部308が読み込みや書き込みを行うファイルのオープン処理を行う。そして、ディレクトリ通知部310は、ファイル管理部309から通知される識別情報に基づいて、ファイル管理部309がオープンすべきファイルのディレクトリを通知する。
このように、クライアント300において、通常の業務を行うためにメンテナンスデータのファイルをオープンする場合についても、ファイルのディレクトリ名全体が指定されるのではなく、識別情報に基づいた検索によって、所定のファイルのディレクトリ名全体が求められてファイルオープン処理が行われる。これにより、クライアント300のファイルに対するアクセス処理を識別情報による検索処理で統一されるので、システムの簡易化が図られる。
以下、各部の動作についてそれぞれ詳しく説明する。図3は、管理クライアント100の資源移出部101及びファイル転送部102の動作フローチャートである。ステップS101において、資源移出部101はデータベース103のファイル群から登録情報テーブルを読み出す。図4は登録情報テーブルの例を示す図である。登録情報テーブルは、各資源グループに対応する識別情報及び相対ディレクトリ情報を有する。識別情報とは、上述したように、資源グループごとのメンテナンスデータを識別するための情報であって、ディレクトリ情報の一部となる。また、相対ディレクトリ情報とは、メンテナンスデータのディレクトリ名全体における識別情報の階層より下位の階層のディレクトリ情報である。登録情報テーブルは、管理クライアント100のデータベース103にあらかじめ登録される。
ステップS102において、データベース103の全ディレクトリ情報が読み出され、ステップS103において、登録情報テーブルに登録されている識別情報を有するディレクトリ情報が検索される。このとき、上述したように、資源移出部101は、図2に示す構造を有するディレクトリ情報のうち、最上位階層から識別情報の階層までのディレクトリ情報から、識別情報を有するディレクトリ情報を検索する。
ステップS104において、登録情報テーブルに登録された識別情報を有するディレクトリ情報が検出されると、資源移出部101は、検出された識別ディレクトリ情報(最上位階層から識別情報の階層までのディレクトリ情報)に相対ディレクトリ情報を追加したメンテナンス対象ディレクトリを生成する。
次に、ステップS105において、資源移出部101は、データベース103のファイル群に格納された前回登録日付テーブルから資源グループ名に対応する前回登録日付を読み出す。図5は、前回登録日付テーブルの例を示す図である。図5に示されるように、前回登録日付テーブルには、資源グループごとに、メンテナンスデータの前回更新した日付の情報が登録されている。そして、ステップS106において、資源移出部101は、上記ステップS104で検出された識別ディレクトリ情報に属するメンテナンスデータのうち、更新日付が前回登録日付より新しいデータファイルを抽出する。
なお、現行の計算機システムのオペレーティングシステム(UNIX(登録商標)、MS-DOS、WINDOWS(登録商標)など)のファイル管理機能には、データファイルの更新日付を記録する機能があり、これらのOSが搭載されている場合はその機能が用いられる。
そして、ステップS107において、ステップS106で抽出されたデータファイルに、資源グループ情報、版数情報、前世代登録日付、適用先ディレクトリ情報、識別情報、相対ディレクトリ情報が付加される。これらの情報が付加されたデータファイルは、メンテナンスデータとしてメンテナンス対象ディレクトリに格納される。
図6は、メンテナンスデータのデータ構造の例を示す図である。図6において、メンテナンスデータは、資源グループごとに生成され、1つのメンテナンスデータは、その世代情報すなわち版数情報と前世代登録日付とを有する。そして、ステップS107で抽出される1つのデータファイルごとに、適用先ディレクトリ情報、識別情報、相対ディレクトリ情報が付加される。なお、適用先ディレクトリ情報は、管理クライアント100においてメンテナンスデータが格納されるフルアドレス情報である。管理クライアント100とクライアント300は、原則的に同一の装置であることを前提にシステムが構成されるため、少なくとも計算機システム導入当初は、管理クライアント100とクライアント300におけるメンテナンスデータの適用先ディレクトリも原則的に同一となる。
ステップS108において、ファイル転送部102は、生成されたメンテナンスデータを管理サーバ200のファイル転送部201に送信する。ステップS109において、ファイル転送部102は、図5の前回登録日付テーブルにおいて、転送したメンテナンスデータの資源グループに対応する前回登録日付テーブルを現在日付に更新する。
図7は、管理サーバ200のファイル転送部201の動作フローチャートである。ステップS201において、ファイル転送部201は、管理クライアント100のファイル転送部102からメンテナンスデータを受信する。そして、ステップS202において、管理クライアント100のファイル転送部102から送信されたメンテナンスデータは、管理サーバ200のファイル転送部201の一時格納ファイルに書き込まれる。
図8は、資源登録部203の動作フローチャートである。図8において、ステップS301において、ファイル転送部201に一時格納されたメンテナンスデータに対して、メンテナンスデータに含まれる資源グループ情報及び版数情報に基づいて一意なファイル名を生成して、そのファイル名によってメンテナンスデータを管理サーバ200のデータベース202の管理ファイルに格納する。ステップS302において、資源登録部203は、データベース202に格納される資源グループ−世代テーブルに、資源グループ情報及び世代情報に対応する上記ステップS301で生成されたファイル名を登録する。図9は、資源グループ−世代テーブルの例を示す図である。図9において、資源グループ情報及び版数情報に対応するファイル名が登録される。
図10は、クライアント300の版数チェック部301の動作フローチャートである。ステップS401において、クライアント300の版数チェック部301が、クライアント300のデータベース307のファイル群から資源グループ−現行世代テーブルを読み出す。図11は、資源グループ−世代テーブルの例を示す図である。図11において、資源グループ−世代テーブルは、資源グループ毎に、それに対応するメンテナンスデータの現行版数(現行世代)、識別情報及び識別ディレクトリ情報を備える。識別ディレクトリ情報は、ディレクトリの最上位層から識別情報までの階層のディレクトリ情報である。
そして、ステップS402において、版数チェック部301は、資源グループ−世代テーブルから読み出した資源グループとそれに対応するメンテナンスデータの現行世代情報を版数チェック依頼とともに、管理サーバ200の版数チェック部204に送信する。
図12は、管理サーバ200の版数チェック部204の動作フローチャートである。ステップS501において、管理サーバ200の版数チェック部204からの版数チェック依頼を受信すると、ステップS502において、版数チェック部204はデータベース202の資源グループ−世代テーブル(図9参照)を読み込む。ステップS503において、版数チェック部204は、読み込まれた資源グループ−世代テーブルに、版数チェック依頼された資源グループの現行版数より新しい版数がある場合、ファイル転送部205にその新しい版数のメンテナンスデータの送信依頼を行う。送信依頼データは、図示されるように、送信依頼コマンド、送信元ファイル名、送信先ファイル名、宛先ノード名の情報を有する。送信元ファイル名は、データベース202に格納されるメンテナンスデータのファイル名である。送信先ファイル名は、送信先のクライアント300におけるメンテナンスデータが格納されるディレクトリのファイル名である。宛先ノード名は、送信先のクライアント300の名称、番号などである。
図13は、管理サーバ200のファイル転送部205の動作フローチャートである。ステップS601において、ファイル転送部205は、管理サーバ200の版数チェック部204からのファイル送信依頼を受信すると、ステップS602において、送信依頼データの送信元ファイル名に基づいてメンテナンスデータを読み込み、それをクライアント300のファイル転送部302に送信する。管理サーバ200のファイル転送部205から送信されたメンテナンスデータは、クライアント300のファイル転送部302の一時格納ファイルに書き込まれる。
図14は、クライアント300の適用検索部303の動作フローチャートである。ステップS701において、適用検索部303は、ファイル転送部302からメンテナンスデータを受信する。ステップ702において、メンテナンスデータに含まれる適用先ディレクトリが存在するかクライアント300のデータベース307の全ディレクトリを検索する。ステップS703において、適用先ディレクトリが存在する場合は、後述のステップS706に進む。一方、ステップS703において、適用先ディレクトリが検出されない場合は、ステップS704に進み、メンテナンスデータに含まれる識別情報を有するディレクトリを検索する。識別情報を有するディレクトリが検出されると、ステップS705において、検出されたディレクトリの最上位層から識別情報までの階層のディレクトリ情報(識別ディレクトリ情報)に相対ディレクトリ情報を付加してメンテナンス対象ディレクトリを生成する。そして、ステップS706において、後述のノードチェック部304にノードチェックを依頼し、ステップS707において、後述のファイルチェック部305にファイルチェックを依頼し、それぞれ適用OK通知を受信すると、ステップS708において、ファイル適用部306に対して、メンテナンスデータの適用依頼を行う。
図15は、ノードチェック部304の動作フローチャートである。ステップS801において、ノードチェック部304は、データベース307のノード情報ファイルにあらかじめ登録されている自己のノード情報を読み込む。ノード情報は、クライアントの名称や番号などである。ステップS802において、データベース307に登録されているメンテナンスデータ保護情報ファイルを読み込む。メンテナンスデータ保護情報ファイルは、データベース中に複数のクライアントで共有するファイルがある場合に、複数のクライアントが同時にその共有ファイルにアクセスすることを防止するために作成されるファイルであって、複数クライアントのいずれか一つのノード情報、そのファイルの現行版数情報及び前回更新日付情報などが登録されている。
そして、ステップS803において、ノードチェック部304は、読み込まれたメンテナンスデータ保護情報ファイルのノード情報と、自己のノード情報とが一致するかどうか判定する。一致する場合、ステップS804において、適用OK通知を適用検索部303に送信する。一致しない場合、ステップS805において、所定時間待機する。所定時間経過後、ステップS806において、メンテナンス保護情報ファイルに登録されている版数情報とメンテナンスデータに含まれる版数情報とが一致するかどうか判定する。一致する場合、ステップS807において、適用終了通知を適用検索部303に送信する。すなわち、所定時間待機している間に、この共用ファイルにアクセスする別のノード(クライアント)がメンテナンスデータの適用処理を実行し、メンテナンス保護情報ファイルの版数情報も更新したため、メンテナンス保護情報ファイルの現行版数情報とメンテナンスデータに含まれる版数情報が一致する。一致しない場合、ステップS808において、適用OK通知を適用検索部303に送信する。
図16は、ファイルチェック部305の動作フローチャートである。ステップS901において、ファイルチェック部305は、メンテナンスデータから前世代登録日付を読み込む。さらに、ステップS902において、メンテナンス保護情報ファイルから前回登録日付を読み込む。ステップS903において、読み込まれた2つの日付が一致するかどうかを判定し、一致する場合は、ステップS904において、適用検索部303に適用OK通知を送信する。一致しない場合、ステップS905において、適用終了通知を適用検索部303に送信する。これは、適用されるメンテナンスデータが最新のメンテナンスデータであることを再確認するための処理である。
図17は、ファイル適用部306の動作フローチャートである。ステップS1001において、ファイル適用部306は、ファイル転送部302からメンテナンスデータに含まれるデータファイルを読み込む。ステップS1002において、メンテナンス対象ディレクトリ(又は適用先ディレクトリ)にそのデータファイルをコピーする(メンテナンスデータを適用するともいう)。そして、ステップS1003において、メンテナンスデータ保護情報ファイルの現行版数情報と前回登録日付をメンテナンスデータに含まれる版数情報と前回登録日付に更新する。
図18は、適用監視通知部311の動作フローチャートである。適用監視通知部311は、クライアント300の電源投入、又はクライアント300に対する所定の操作による管理サーバ200へのリモートメンテナンス開始依頼をトリガに一定時間ごとに以下のフローチャートに従って動作する。
ステップS1101において、適用監視通知部311は、図11の資源グループ−現行世代テーブルに登録されている識別情報をクライアント300のデータベース307から読み出す。ステップS1102において、データベース307の全ディレクトリのうちの識別情報の階層を検索する。ステップS1103において、同一の識別情報が複数検出されると、異常通知を管理サーバ200の適用監視部306に送信する。異常通知は、例えば識別情報とノード名情報とを有する。
また、ステップS1104において、全ディレクトリ中に1つのみ存在する識別情報に対応する識別ディレクトリ情報と、資源グループ−現行世代テーブルに登録された識別ディレクトリ情報とが比較される。そして、ステップS1105において、両者が異なる場合、変更通知を適用監視部306に送信する。変更通知は、例えば識別情報、ノード名及び識別ディレクトリ情報を有する。両者が異なる場合は、例えば、前回更新後にクライアント300に記憶装置が増設されて、メンテナンスデータが格納される記憶装置のドライブ名が変更される場合などに生じる。
図19は、管理サーバ200の適用監視部206の動作フローチャートである。ステップS1201において、適用監視部206は、クライアント300の適用監視通知部311からの異常通知又は変更通知を受信すると、ステップS1202において、管理サーバ200のデータベース202に格納されるノード管理テーブルを更新する。ノード管理テーブルは、例えば、ノード名、資源グループ、識別情報、識別ディレクトリ情報、状態、受信時刻などの情報を有し、適用監視部206は、異常通知又は変更通知を受信すると、受信した通知に含まれるノード名及び識別情報に対応する状態を「異常」又は「変更」として、各通知を受信した時刻を記録する。
そして、ステップS1203において、適用監視部206は、管理サーバ200のモニタ画面に異常通知又は変更通知を表示し、管理サーバ200のオペレータに異常通知又は変更通知が送信されたことを知らせる。そして、モニタ画面に異常通知が表示された場合は、クライアント300のオペレータに注意通知を行う。注意通知は、管理サーバ200のオペレータからクライアント300のオペレータへの電話で伝えられてもよいし、データとして管理サーバ200からクライアント300に伝送されてもよい。これにより、クライアント300のオペレータは、同一の識別情報が複数存在することを認識し、複数存在する同一の識別情報のうち、メンテナンスデータが格納されるディレクトリでないディレクトリの識別情報を変更するなどして同一の識別情報が複数存在しないようにする。こうして、データベース307内において、ある識別情報は1つのみ存在することが担保され、上述の適用検索部301における識別情報に基づいたメンテナンスデータ適用先ディレクトリ検索を正常に機能させることができる。
図20は、業務処理部308の動作フローチャートである。ステップS1301において、業務処理部308は、起動パラメタとして通知される識別情報又は自プログラム内に設定された識別情報を受信すると、ステップS1302において、ファイル管理部309にファイルオープン依頼とともに識別情報を通知する。ファイル管理部309は、後述するように、識別情報をさらにディレクトリ通知部310に通知し、ディレクトリ通知部から通知されたディレクトリ情報に対応するファイルをオープンし、ファイルオープン完了通知を業務処理部308に送信する。ステップS1303において、業務処理部308は、そのファイルオープン完了通知を受信すると、ステップS1304において、オープンされたファイルから動作環境ファイルを読み込み、さらに各種ファイルの読み込み及び書き込みを行う。
これにより、業務処理部(一般的な業務アプリケーションプログラム)308は、装置固有の絶対ディレクトリパスを意識した処理構造を変えずに、本発明のファイル検索方法である相対ディレクトリ情報検索によるファイルアクセスが可能となる。
図21は、ファイル管理部309の動作フローチャートである。ステップS1401において、ファイル管理部309は、業務処理部308からファイルオープン依頼を受信すると、ステップS1402において、ファイルオープン依頼に含まれる識別情報をディレクトリ通知部310通知する。ステップS1403において、後述するディレクトリ通知部310による検索により検出されたディレクトリ情報を受信し、通知された識別情報までの絶対ディレクトリ情報(識別ディレクトリ情報)に、識別情報以降の相対ディレクトリ情報を結合したフルパス名(絶対ディレクトリ)を作成する。ステップS1404において、オペレーティングシステム(OS)にファイルのオープン依頼を行う。ステップS1405において、オペレーティングシステムからファイルオープン完了通知を受信する。ステップS1406において、業務処理部308に、ファイルオープン完了通知を送信する。
図22は、ディレクトリ通知部310の動作フローチャートである。ステップS1501において、ディレクトリ通知部310は、識別情報とともにディレクトリ情報通知依頼を受信すると、ステップS1502において、データベース307のディレクトリ情報を読み出して、識別情報を有するディレクトリを検索する。ステップS1503において、識別情報を有するディレクトリを検出すると、ステップS1504において、そのディレクトリのフルパスである絶対ディレクトリ情報をファイル管理部309に通知する。
このように、業務処理部308のファイルに対するアクセス処理においても、識別情報に基づいたディレクトリ検索により、識別情報に対応するファイルが検出される。従って、メンテナンスデータの更新時に限られず、通常の業務処理においても、識別情報に基づいたファイル検索によるファイル検出が行われ、分散計算機システム全体としてのファイルへのアクセス処理方法が統一されるので、システムの簡易化、安定化につながる。
本発明の実施の形態では、サーバ−クライアント型の2階層の分散計算機システムについて説明したが、サーバとクライアントの間に中継計算機(図23の参照番号400)が設置されたサーバ−中継計算機−クライアント型の3階層の分散計算機についても適用可能である。また、中継計算機をクライアントと見なせば、サーバ−中継計算機間においても、本発明を適用可能である。
また、版数チェックを行わず、クライアント300のオペレータがファイル転送部302を用いて、クライアント300から直接メンテナンスデータを適用する運用についても本発明を適用可能である。
以上説明したように、本発明によれば、管理サーバ計算機からクライアント計算機にメンテナンスデータを送信し、メンテナンスデータを適用する場合、クライアント計算機が、メンテナンスデータの資源グループに対応する識別情報をディレクトリ中から検索し、検出された識別情報配下にあらかじめ登録された相対ディレクトリ情報を追加することにより、メンテナンス対象ディレクトリを生成し、そこにメンテナンスデータを適用する。これにより、クライアント計算機ごとに、メンテナンスデータの適用先ディレクトリが異なっていても、メンテナンスデータを正しいディレクトリに適用することが可能となる。従って、複数のクライアント計算機がそれぞれ固有のディレクトリ構成を有する複合的な分散計算機システムに対応可能となり、拡張性が高い柔軟な分散計算機システムを構築することができる。
また、クライアント計算機は、自己ディレクトリ中に同一の識別情報が複数存在するかどうかを定期的に監視する。ディレクトリ中に識別情報が複数見つかった場合は、異常が管理サーバに通知される。これにより、メンテナンスデータの誤適用を防止し、正しいディレクトリへのメンテナンスデータの適用が担保される。
図1は、本発明の分散計算機システムのブロック構成図である。
図2は、ディレクトリ構造を説明する図である。
図3は、管理クライアント100の資源移出部101及びファイル転送部102の動作フローチャートである。
図4は、登録情報テーブルの例を示す図である。
図5は、前回登録日付テーブルの例を示す図である。
図6は、メンテナンスデータのデータ構造の例を示す図である。
図7は、管理サーバ200のファイル転送部201の動作フローチャートである。
図8は、資源登録部203の動作フローチャートである。
図9は、資源グループ−世代テーブルの例を示す図である。
図10は、クライアント300の版数チェック部301の動作フローチャートである。
図11は、資源グループ−世代テーブルの例を示す図である。
図12は、管理サーバ200の版数チェック部204の動作フローチャートである。
図13は、管理サーバ200のファイル転送部205の動作フローチャートである。
図14は、クライアント300の適用検索部303の動作フローチャートである。
図15は、ノードチェック部304の動作フローチャートである。
図16は、ファイルチェック部305の動作フローチャートである。
図17は、ファイル適用部306の動作フローチャートである。
図18は、適用監視通知部311の動作フローチャートである。
図19は、管理サーバ200の適用監視部206の動作フローチャートである。
図20は、業務処理部308の動作フローチャートである。
図21は、ファイル管理部309の動作フローチャートである。
図22は、ディレクトリ通知部310の動作フローチャートである。
図23は、分散計算機システムの構成例を示す図である。

Claims (6)

  1. 複数の計算機で構成される計算機システムであって、前記複数の計算機のうちの第一の計算機は、
    資源グループ毎のファイル群が格納されるデータベースと、
    ネットワークを介して前記第一の計算機と接続された他の計算機から、資源グループ毎に管理されるファイルを更新するための、前記資源グループを識別するための識別情報が付加されたデータファイルを含むメンテナンスデータを受信するファイル転送部と、
    前記メンテナンスデータに含まれた識別情報を検出し、該検出した識別情報を有するディレクトリを前記データベースから検索する検索部と、
    前記検索で検出されたディレクトリ配下に前記受信したデータファイルを含むメンテナンスデータを格納することで、前記検出された識別情報に対応する資源グループのファイルを更新する更新部と、
    前記データベース中に前記識別情報を有するディレクトリが複数存在するか否かの監視を実行し、複数存在する場合に異常を通知する監視通知部とを備えることを特徴とする計算機システム。
  2. 前記検索部は、前記メンテナンスデータに更に含まれる適用先ディレクトリ情報に対応するディレクトリをデータベースから検索し、該ディレクトリが検索できなかった場合に、前記受信したメンテナンスデータに含まれた識別情報を検出し、該検出した識別情報を有するディレクトリを該データベースから更に検索し、
    前記更新部は、前記適用先ディレクトリ情報に対応するディレクトリが検出された場合、該検出されたディレクトリに前記メンテナンスデータを格納することで、前記検出された識別情報に対応する資源グループのファイルを更新し、前記適用先ディレクトリ情報に対応するディレクトリが検出されず、前記識別情報を有するディレクトリが検出された場合、該検出されたディレクトリ配下に、前記メンテナンスデータに更に含まれる相対ディレクトリ情報に基づき、メンテナンスデータを格納するためのメンテナンスデータ対象ディレクトリを生成し、該メンテナンス対象ディレクトリに前記受信したメンテナンスデータを格納することで、前記検出された識別情報に対応する資源グループのファイルを更新することを特徴とする請求項1記載の計算機システム。
  3. 資源グループ毎のファイル群が格納されるデータベースを有する計算機の受信手段が、ネットワークを介して接続された他の計算機から、資源グループ毎に管理されるファイルを更新するための、前記資源グループを識別するための識別情報が付加されたデータファイルを含むメンテナンスデータを受信する受信ステップと、
    前記計算機の検索手段が、前記メンテナンスデータに含まれた識別情報を検出し、該検出した識別情報を有するディレクトリを前記データベースから検索する検索ステップと、
    前記計算機の更新手段が、前記検索で検出されたディレクトリ配下に前記受信したデータファイルを含むメンテナンスデータを格納することで、前記検出された識別情報に対応する資源グループのファイルを更新する更新ステップと、
    前記計算機の監視通知手段が、前記データベース中に前記識別情報をディレクトリ情報に含むディレクトリが複数存在するか否かの監視を実行し、複数存在する場合に異常を通知する監視通知ステップとを備えることを特徴とするメンテナンス適用方法。
  4. 前記検索手段は、前記メンテナンスデータに更に含まれる適用先ディレクトリ情報に対応するディレクトリをデータベースから検索し、該ディレクトリが検索できなかった場合に、前記受信したメンテナンスデータに含まれた識別情報を検出し、該検出した識別情報を有するディレクトリを該データベースから更に検索し、
    前記更新手段は、前記適用先ディレクトリ情報に対応するディレクトリが検出された場合、該検出されたディレクトリに前記メンテナンスデータを格納することで、前記検出された識別情報に対応する資源グループのファイルを更新し、前記適用先ディレクトリ情報に対応するディレクトリが検出されず、前記識別情報を有するディレクトリが検出された場合、該検出されたディレクトリ配下に、前記メンテナンスデータに更に含まれる相対ディレクトリ情報に基づき、メンテナンスデータを格納するためのメンテナンスデータ対象ディレクトリを生成し、該メンテナンス対象ディレクトリに前記受信したメンテナンスデータを格納することで、前記検出された識別情報に対応する資源グループのファイルを更新することを特徴とする請求項3記載のメンテナンス適用方法。
  5. 資源グループ毎のファイル群が格納されるデータベースを有するコンピュータを、
    ネットワークを介して接続された他の計算機から、資源グループ毎に管理されるファイルを更新するための、前記資源グループを識別するための識別情報が付加されたデータファイルを含むメンテナンスデータを受信するファイル転送部と、
    前記メンテナンスデータに含まれた識別情報を検出し、該検出した識別情報を有するディレクトリを前記データベースから検索する検索手段と、
    前記検索で検出されたディレクトリ配下に前記受信したデータファイルを含むメンテナンスデータを格納することで、前記検出された識別情報に対応する資源グループのファイルを更新する更新手段と、
    前記データベース中に前記識別情報を有するディレクトリが複数存在するか否かの監視を実行し、複数存在する場合に異常を通知する監視通知手段として機能させるためのプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
  6. 前記検索手段は、前記メンテナンスデータに更に含まれる適用先ディレクトリ情報に対応するディレクトリをデータベースから検索し、該ディレクトリが検索できなかった場合に、前記受信したメンテナンスデータに含まれた識別情報を検出し、該検出した識別情報を有するディレクトリを該データベースから更に検索し、
    前記更新手段は、前記適用先ディレクトリ情報に対応するディレクトリが検出された場合、該検出されたディレクトリに前記メンテナンスデータを格納することで、前記検出された識別情報に対応する資源グループのファイルを更新し、前記適用先ディレクトリ情報に対応するディレクトリが検出されず、前記識別情報を有するディレクトリが検出された場合、該検出されたディレクトリ配下に、前記メンテナンスデータに更に含まれる相対ディレクトリ情報に基づき、メンテナンスデータを格納するためのメンテナンスデータ対象ディレクトリを生成し、該メンテナンス対象ディレクトリに前記受信したメンテナンスデータを格納することで、前記検出された識別情報に対応する資源グループのファイルを更新することを特徴とする請求項5記載の記録媒体。
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