JPH0696077A - データの共有処理システム及びそのデータの処理装置 - Google Patents
データの共有処理システム及びそのデータの処理装置Info
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- JPH0696077A JPH0696077A JP4269103A JP26910392A JPH0696077A JP H0696077 A JPH0696077 A JP H0696077A JP 4269103 A JP4269103 A JP 4269103A JP 26910392 A JP26910392 A JP 26910392A JP H0696077 A JPH0696077 A JP H0696077A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 マルチウインドウ等で表示される異なるドキ
ュメント間で、同一内容のデータを共有する際に、その
原本側とコピー側でデータの同一性が保証されるシステ
ムを提供すること 【構成】 便宜上1つのドキュメントを原本とし、残り
のドキュメントをコピーとし、原本側ではすべてのコピ
ー先のポインタを保有し、コピー側では参照すべき原本
(コピーの元となったドキュメント)のポインタを保有
する。「円」等のドキュメント要素(データ)を原本,
コピー側で保有し、各側で自由に変更等できる。そし
て、原本側でデータに対して処理をしたら、ポインタを
用いて各コピー側のデータに対して同一の処理をする。
一方、コピー側で同様の処理が行われたなら、原本側に
それを通知し、通知を受けた原本は、自己が保有するデ
ータに対して同様の処理を行うとともに残りのコピー側
に対して所定の処理を行う。
ュメント間で、同一内容のデータを共有する際に、その
原本側とコピー側でデータの同一性が保証されるシステ
ムを提供すること 【構成】 便宜上1つのドキュメントを原本とし、残り
のドキュメントをコピーとし、原本側ではすべてのコピ
ー先のポインタを保有し、コピー側では参照すべき原本
(コピーの元となったドキュメント)のポインタを保有
する。「円」等のドキュメント要素(データ)を原本,
コピー側で保有し、各側で自由に変更等できる。そし
て、原本側でデータに対して処理をしたら、ポインタを
用いて各コピー側のデータに対して同一の処理をする。
一方、コピー側で同様の処理が行われたなら、原本側に
それを通知し、通知を受けた原本は、自己が保有するデ
ータに対して同様の処理を行うとともに残りのコピー側
に対して所定の処理を行う。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、データの共有処理シス
テム及びそのデータの処理装置に関するもので、例えば
マルチウインドウで表示される複数のドキュメント間で
同一内容のデータを用いるのに適したシステムに関する
ものである。
テム及びそのデータの処理装置に関するもので、例えば
マルチウインドウで表示される複数のドキュメント間で
同一内容のデータを用いるのに適したシステムに関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】例えば、ある文書(ドキュメント)を作
成中に、マルチウインドウを用いて他のドキュメントを
読み出し、その他のドキュメントが保有する必要なデー
タ(ドキュメント要素)を原本とし、それをコピーして
処理中のドキュメント内に組み込むことがある。そし
て、原本とコピーのデータ内容は同一であるため、入力
ミスすることなく、迅速でかつ効率良くドキュメントの
作成ができる。
成中に、マルチウインドウを用いて他のドキュメントを
読み出し、その他のドキュメントが保有する必要なデー
タ(ドキュメント要素)を原本とし、それをコピーして
処理中のドキュメント内に組み込むことがある。そし
て、原本とコピーのデータ内容は同一であるため、入力
ミスすることなく、迅速でかつ効率良くドキュメントの
作成ができる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記コピー
により所定のデータをドキュメントに組み込んだ後、必
要に応じてコピーしたデータを変更したり、また、変更
後、原本側の内容を変更することがある。しかし、上記
した従来のものでは、両ドキュメント間が互いに独立し
ているため、一方の変更を他方に反映することができな
い。すなわちコピーした時点では両者の内容が等しいも
のの、その後両者のデータの同一性は保証できず、一方
を変更した場合にはそのデータを用いた他のドキュメン
トのデータも変更しなければならず、その処理が煩雑で
ある。
により所定のデータをドキュメントに組み込んだ後、必
要に応じてコピーしたデータを変更したり、また、変更
後、原本側の内容を変更することがある。しかし、上記
した従来のものでは、両ドキュメント間が互いに独立し
ているため、一方の変更を他方に反映することができな
い。すなわちコピーした時点では両者の内容が等しいも
のの、その後両者のデータの同一性は保証できず、一方
を変更した場合にはそのデータを用いた他のドキュメン
トのデータも変更しなければならず、その処理が煩雑で
ある。
【0004】本発明は、上記した背景に鑑みてなされた
もので、その目的とするところは、あるデータを共有す
る場合に、各共有するドキュメント(原本側とコピー
側)がそのデータに対する修正等の加工を相互に行える
とともに、その修正等の変更内容を他のドキュメント側
に反映させ、常に同一内容のデータを保証することので
きるデータの共有処理システム及びそのデータの処理装
置を提供することにある。
もので、その目的とするところは、あるデータを共有す
る場合に、各共有するドキュメント(原本側とコピー
側)がそのデータに対する修正等の加工を相互に行える
とともに、その修正等の変更内容を他のドキュメント側
に反映させ、常に同一内容のデータを保証することので
きるデータの共有処理システム及びそのデータの処理装
置を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記した目的を達成する
ために、本発明では、同一のデータを原本側とコピー側
とで共有し、前記データに対して前記原本側とコピー側
とで相互に変更などの処理を行うことができるシステム
であって、前記原本側はすべてのコピー側へのポインタ
を備えるとともに、前記コピー側では少なくとも参照す
る原本側へのポインタを備え、前記原本側或いはコピー
側にて前記データに対する処理を行おうとした際に、前
記ポインタを用いてそのデータを共有する他の原本並び
にコピーにその処理を反映させるようにした。
ために、本発明では、同一のデータを原本側とコピー側
とで共有し、前記データに対して前記原本側とコピー側
とで相互に変更などの処理を行うことができるシステム
であって、前記原本側はすべてのコピー側へのポインタ
を備えるとともに、前記コピー側では少なくとも参照す
る原本側へのポインタを備え、前記原本側或いはコピー
側にて前記データに対する処理を行おうとした際に、前
記ポインタを用いてそのデータを共有する他の原本並び
にコピーにその処理を反映させるようにした。
【0006】
【作用】データを共有する原本側とコピー側で、互いに
相手方のポインタを有しているため、例えば原本側でデ
ータを変更したり消去したりすると、係るポインタを用
いて共有するすべてコピー側にその変更等をしたことを
通知し、相手のデータ等を修正等し、原本側でのデータ
変更等をコピー側に反映させ、常に共有するデータの同
一性が保証される。
相手方のポインタを有しているため、例えば原本側でデ
ータを変更したり消去したりすると、係るポインタを用
いて共有するすべてコピー側にその変更等をしたことを
通知し、相手のデータ等を修正等し、原本側でのデータ
変更等をコピー側に反映させ、常に共有するデータの同
一性が保証される。
【0007】
【実施例】以下、本発明に係るデータの共有処理システ
ム及びそのデータの処理装置の好適な実施例を添付図面
を参照にして詳述する。図1(A),(B)は、本発明
の第1実施例の概念的なシステム構成を示している。同
図に示すように、ドキュメントとして、同図(C)のよ
うに「円」並びに「三角形」のドキュメント要素(デー
タ)を所定位置に表示・配置するものを想定し、1つの
言語処理装置におけるマルチウインドウシステムにより
表示される異なる複数(本例では3個)のドキュメント
間で、係る各ドキュメント要素を共有する場合を示して
いる。そして、まず便宜上1つのドキュメントを原本と
し、残りのドキュメントをコピーとする。
ム及びそのデータの処理装置の好適な実施例を添付図面
を参照にして詳述する。図1(A),(B)は、本発明
の第1実施例の概念的なシステム構成を示している。同
図に示すように、ドキュメントとして、同図(C)のよ
うに「円」並びに「三角形」のドキュメント要素(デー
タ)を所定位置に表示・配置するものを想定し、1つの
言語処理装置におけるマルチウインドウシステムにより
表示される異なる複数(本例では3個)のドキュメント
間で、係る各ドキュメント要素を共有する場合を示して
いる。そして、まず便宜上1つのドキュメントを原本と
し、残りのドキュメントをコピーとする。
【0008】そして、原本側ではすべてのコピー先、す
なわちデータを共有する他のドキュメント等の所在(ポ
インタ)を保有しており、一方、コピー側では参照すべ
き原本、すなわち、コピーの元となったドキュメント等
の所在(ポインタ)を保有している。そして、上記
「円」,「三角形」等のドキュメント要素を、原本並び
に各コピー側でそれぞれ保有・管理するようになってい
る。
なわちデータを共有する他のドキュメント等の所在(ポ
インタ)を保有しており、一方、コピー側では参照すべ
き原本、すなわち、コピーの元となったドキュメント等
の所在(ポインタ)を保有している。そして、上記
「円」,「三角形」等のドキュメント要素を、原本並び
に各コピー側でそれぞれ保有・管理するようになってい
る。
【0009】なお本例ではそれら「円」,「三角形」等
の各ドキュメント要素や、上記ポインタ等が、それぞれ
オブジェクトで構成され、かかるオブジェクトの組み合
わせにより1つのドキュメントが構築される。さらに、
各ドキュメント(オブジェクト)は自己が原本なのかコ
ピーなのかの判別を行うフラグも備えている。
の各ドキュメント要素や、上記ポインタ等が、それぞれ
オブジェクトで構成され、かかるオブジェクトの組み合
わせにより1つのドキュメントが構築される。さらに、
各ドキュメント(オブジェクト)は自己が原本なのかコ
ピーなのかの判別を行うフラグも備えている。
【0010】そして、原本側でドキュメント要素に対し
て変更・消去等の処理をしたなら、前記ポインタを用い
て共有するコピー側に対して変更・消去命令を発するよ
うになる。一方、コピー側で同様の処理が行われたな
ら、各コピーは他のコピーの存在の有無を知らないた
め、原本側にそれを通知する。そして、その通知を受け
た原本側では、自己が保有するドキュメント要素に対し
て同様の処理を行うとともに残りのコピー側に対して変
更・消去命令を発する。
て変更・消去等の処理をしたなら、前記ポインタを用い
て共有するコピー側に対して変更・消去命令を発するよ
うになる。一方、コピー側で同様の処理が行われたな
ら、各コピーは他のコピーの存在の有無を知らないた
め、原本側にそれを通知する。そして、その通知を受け
た原本側では、自己が保有するドキュメント要素に対し
て同様の処理を行うとともに残りのコピー側に対して変
更・消去命令を発する。
【0011】これにより、原本側並びにコピー側は、同
一のドキュメント要素をそれぞれ保有(同一のドキュメ
ントが複数存在する)し、原則として自己が保有するド
キュメント要素に対して処理を行っても、上記ポインタ
を利用して関連する他のドキュメント等へその処理を反
映させ、常に共有するドキュメント要素の同一性が保証
される。
一のドキュメント要素をそれぞれ保有(同一のドキュメ
ントが複数存在する)し、原則として自己が保有するド
キュメント要素に対して処理を行っても、上記ポインタ
を利用して関連する他のドキュメント等へその処理を反
映させ、常に共有するドキュメント要素の同一性が保証
される。
【0012】次に、各ドキュメントに対する処理を行う
ためのドキュメント処理装置(上記原本側・コピー側の
ドキュメント等に相当する)の具体的な構成に対説明す
る。図2に示すように、まずキーボード,マウス等の入
力装置1a及びまたは無線装置1bを用いて、入力イン
タフェース2を介してドキュメント処理装置3内の次処
理決定部4にイベント入力がなされる。このイベント入
力の種類としては、例えば、「(現在処理中の)ドキュ
メントが保有するドキュメント要素を消去せよ」,「あ
るドキュメント要素を○○のように変更せよ」等であ
る。
ためのドキュメント処理装置(上記原本側・コピー側の
ドキュメント等に相当する)の具体的な構成に対説明す
る。図2に示すように、まずキーボード,マウス等の入
力装置1a及びまたは無線装置1bを用いて、入力イン
タフェース2を介してドキュメント処理装置3内の次処
理決定部4にイベント入力がなされる。このイベント入
力の種類としては、例えば、「(現在処理中の)ドキュ
メントが保有するドキュメント要素を消去せよ」,「あ
るドキュメント要素を○○のように変更せよ」等であ
る。
【0013】そして、この次処理決定部4の出力は、次
段のドキュメント要素変更部5並びにドキュメント要素
消去部6に接続されており、上記次処理決定部4に与え
られた命令データに基づいて、所定の制御信号を所望の
処理部5,6に送るようになっている。
段のドキュメント要素変更部5並びにドキュメント要素
消去部6に接続されており、上記次処理決定部4に与え
られた命令データに基づいて、所定の制御信号を所望の
処理部5,6に送るようになっている。
【0014】さらに、本例では、オブジェクトデータベ
ース7に格納された上記ドキュメントとドキュメント要
素等のデータ(オブジェクト)の格納アドレスを管理す
るオブジェクト管理部8を備えており、上記各処理部
5,6は、このオブジェクト管理部8にアクセスするこ
とにより、処理対象のドキュメントやドキュメント要素
が格納されているアドレスを検出し、所定のアドレスに
アクセスすることによりドキュメント要素への処理が実
行できるようになっている。なお、このオブジェクト管
理部8は、図示省略するが、ポインタ(アドレス)とド
キュメント(要素)の名称とを対にしたテーブルを作成
し、それを記憶するようにしてなり、例えばD−RAM
等により構成される。
ース7に格納された上記ドキュメントとドキュメント要
素等のデータ(オブジェクト)の格納アドレスを管理す
るオブジェクト管理部8を備えており、上記各処理部
5,6は、このオブジェクト管理部8にアクセスするこ
とにより、処理対象のドキュメントやドキュメント要素
が格納されているアドレスを検出し、所定のアドレスに
アクセスすることによりドキュメント要素への処理が実
行できるようになっている。なお、このオブジェクト管
理部8は、図示省略するが、ポインタ(アドレス)とド
キュメント(要素)の名称とを対にしたテーブルを作成
し、それを記憶するようにしてなり、例えばD−RAM
等により構成される。
【0015】また、このオブジェクトデータベース7内
に、図1(B)に示すような各ドキュメントおよびその
ドキュメントに関連するドキュメント要素等の各オブジ
ェクトがリスト構造で連繋された状態で格納されてい
る。さらに、上記したごと区画ドキュメントには、保有
するドキュメント要素が原本かコピーかのフラグ並びに
関連する他のドキュメントへのポインタもそれぞれオブ
ジェクトとして連繋され格納されている。すなわち、本
例では、共有するデータが原本側かコピー側かを記憶す
る手段並びに前記コピー先のポインタ並びに参照する原
本へのポインタを記憶する手段が、このオブジェクトデ
ータベース内に格納されている。
に、図1(B)に示すような各ドキュメントおよびその
ドキュメントに関連するドキュメント要素等の各オブジ
ェクトがリスト構造で連繋された状態で格納されてい
る。さらに、上記したごと区画ドキュメントには、保有
するドキュメント要素が原本かコピーかのフラグ並びに
関連する他のドキュメントへのポインタもそれぞれオブ
ジェクトとして連繋され格納されている。すなわち、本
例では、共有するデータが原本側かコピー側かを記憶す
る手段並びに前記コピー先のポインタ並びに参照する原
本へのポインタを記憶する手段が、このオブジェクトデ
ータベース内に格納されている。
【0016】さらに、本処理装置3は、表示制御部9を
備え、処理中のドキュメントに関するドキュメント要素
をオブジェクトデータベース7から読み出したり、上記
各処理部5,6からの制御信号等に基づいて、所定のド
キュメントや、各種メッセージを出力インタフェース1
0を介して表示装置11へ表示するようになっている。
なおまた、図示省略するが、通常のマルチウインドウシ
ステムを搭載しており、入力装置1a等からの命令にし
たがって、表示装置11の画面を分割し複数のドキュメ
ントを表示し、適宜切り替えることにより各表示したド
キュメントに対してデータの追加・変更などの各種処理
ができるようになっている。
備え、処理中のドキュメントに関するドキュメント要素
をオブジェクトデータベース7から読み出したり、上記
各処理部5,6からの制御信号等に基づいて、所定のド
キュメントや、各種メッセージを出力インタフェース1
0を介して表示装置11へ表示するようになっている。
なおまた、図示省略するが、通常のマルチウインドウシ
ステムを搭載しており、入力装置1a等からの命令にし
たがって、表示装置11の画面を分割し複数のドキュメ
ントを表示し、適宜切り替えることにより各表示したド
キュメントに対してデータの追加・変更などの各種処理
ができるようになっている。
【0017】次に、上記各処理部5,6の機能構成につ
いて説明するが、本例では、複数の機能を有し、予め共
有環境を構築する前に初期設定等により、所定の機能に
セットできるようになっている。そして、係る機能とし
て、変更に関しては、原本側では原本を変更してその
変更内容をコピーに反映する機能を有し、コピー側で
は、変更を禁止する,コピー側のデータを変更して
原本や他のコピー側にその変更を反映させる場合の2種
類が用意されている。
いて説明するが、本例では、複数の機能を有し、予め共
有環境を構築する前に初期設定等により、所定の機能に
セットできるようになっている。そして、係る機能とし
て、変更に関しては、原本側では原本を変更してその
変更内容をコピーに反映する機能を有し、コピー側で
は、変更を禁止する,コピー側のデータを変更して
原本や他のコピー側にその変更を反映させる場合の2種
類が用意されている。
【0018】一方、消去に関しては、原本側では、消
去を禁止する,コピー側も含めて全部を消去する,
コピーの1つを原本に置き換え、元の原本を消去する場
合の3種類が準備されている。また、コピー側では、
コピー側のみを消去する,原本も含めてすべてを消去
する場合の2種類が用意されている。そして、上記各機
能は、任意の機能同士を適宜組み合わせて実行されるよ
うになっており、以下、代表的な組み合わせについて説
明する。
去を禁止する,コピー側も含めて全部を消去する,
コピーの1つを原本に置き換え、元の原本を消去する場
合の3種類が準備されている。また、コピー側では、
コピー側のみを消去する,原本も含めてすべてを消去
する場合の2種類が用意されている。そして、上記各機
能は、任意の機能同士を適宜組み合わせて実行されるよ
うになっており、以下、代表的な組み合わせについて説
明する。
【0019】まず、ドキュメント要素変更部5(原本
・コピー)は、図3のフローチャートに示すように、
まず、変更する対象と内容が与えられると、処理中のド
キュメントが原本か否かが判断される(S101,10
2)。そして、コピーと判断されると例えば「変更でき
ない」等のエラーメッセージを表示装置11に表示する
(S103)。一方、原本と判断されると、オブジェク
ト管理部8をアクセスして、処理対象のドキュメント要
素のアドレスを検索し、オブジェクトデータベース7に
格納されたデータを変更する(S104)。
・コピー)は、図3のフローチャートに示すように、
まず、変更する対象と内容が与えられると、処理中のド
キュメントが原本か否かが判断される(S101,10
2)。そして、コピーと判断されると例えば「変更でき
ない」等のエラーメッセージを表示装置11に表示する
(S103)。一方、原本と判断されると、オブジェク
ト管理部8をアクセスして、処理対象のドキュメント要
素のアドレスを検索し、オブジェクトデータベース7に
格納されたデータを変更する(S104)。
【0020】次いで、そのドキュメントに連結(格納)
されたコピー先データから変更したドキュメント要素を
共有しているコピー(ドキュメント)を検出し、そのコ
ピー側のドキュメント要素も、同一の変更を行う(S1
05,106)。そして、未変更のコピーの有無を判断
し、まだ残っている場合にはステップ105に戻り上記
コピー側に対する変更処理を続行し、すべてのコピーに
対して変更したなら処理を終了する(S107)。
されたコピー先データから変更したドキュメント要素を
共有しているコピー(ドキュメント)を検出し、そのコ
ピー側のドキュメント要素も、同一の変更を行う(S1
05,106)。そして、未変更のコピーの有無を判断
し、まだ残っている場合にはステップ105に戻り上記
コピー側に対する変更処理を続行し、すべてのコピーに
対して変更したなら処理を終了する(S107)。
【0021】また、別の組み合わせ(原本・コピー
)の場合には、図4に示すように、処理中のドキュメ
ントが原本の場合には、上記と同様の処理により原本に
並びにコピーの変更が行われる(S201〜206)。
ところで、ステップ202の分岐判断でコピーと判断さ
れたなら、処理中のドキュメントが保有するドキュメン
ト要素を変更し、次いで参照すべき原本のポインタを探
し、その原本側に対して変更命令を要求する(S20
8)。そして、原本側では、上記ステップ203〜20
6の処理と同様に係る変更命令にしたがって、原本のド
キュメント要素を変更した後、関連するすべてのコピー
側にもその変更を反映する。
)の場合には、図4に示すように、処理中のドキュメ
ントが原本の場合には、上記と同様の処理により原本に
並びにコピーの変更が行われる(S201〜206)。
ところで、ステップ202の分岐判断でコピーと判断さ
れたなら、処理中のドキュメントが保有するドキュメン
ト要素を変更し、次いで参照すべき原本のポインタを探
し、その原本側に対して変更命令を要求する(S20
8)。そして、原本側では、上記ステップ203〜20
6の処理と同様に係る変更命令にしたがって、原本のド
キュメント要素を変更した後、関連するすべてのコピー
側にもその変更を反映する。
【0022】一方、ドキュメント要素消去部6(原本
・コピー)は、図5のフローチャートに示すように、
まず、消去対象が与えられると、処理中のドキュメント
が原本か否かが判断される(S301,302)。そし
て、原本と判断されると例えば「消去できない」等のエ
ラーメッセージを表示装置11に表示する(S30
3)。一方、コピーと判断されると、オブジェクト管理
部8をアクセスして、処理対象のドキュメント要素のア
ドレスを検索し、オブジェクトデータベース7に格納さ
れたドキュメント要素を消去する(S204)。次い
で、そのドキュメントに連結されたポインタから参照す
べき原本を探し、その原本に対して自己(コピー側)が
保有するドキュメント要素を消去したことを原本に通知
する。
・コピー)は、図5のフローチャートに示すように、
まず、消去対象が与えられると、処理中のドキュメント
が原本か否かが判断される(S301,302)。そし
て、原本と判断されると例えば「消去できない」等のエ
ラーメッセージを表示装置11に表示する(S30
3)。一方、コピーと判断されると、オブジェクト管理
部8をアクセスして、処理対象のドキュメント要素のア
ドレスを検索し、オブジェクトデータベース7に格納さ
れたドキュメント要素を消去する(S204)。次い
で、そのドキュメントに連結されたポインタから参照す
べき原本を探し、その原本に対して自己(コピー側)が
保有するドキュメント要素を消去したことを原本に通知
する。
【0023】また、別の組み合わせ(原本・コピー
)の場合には、図6に示すように、まず、消去対象が
与えられると、処理中のドキュメントが原本か否かが判
断される(S301,302)。そして、原本と判断さ
れると、まずドキュメントが保有するポインタからコピ
ー先を検出し、すべてのコピー先に対して係るデータの
削除を依頼し、対応するコピー側では、その削除命令に
したがって、所望のドキュメント要素を削除する(S4
03〜405)。その後、原本が保有する所望のドキュ
メント要素を削除する(S406)。
)の場合には、図6に示すように、まず、消去対象が
与えられると、処理中のドキュメントが原本か否かが判
断される(S301,302)。そして、原本と判断さ
れると、まずドキュメントが保有するポインタからコピ
ー先を検出し、すべてのコピー先に対して係るデータの
削除を依頼し、対応するコピー側では、その削除命令に
したがって、所望のドキュメント要素を削除する(S4
03〜405)。その後、原本が保有する所望のドキュ
メント要素を削除する(S406)。
【0024】一方、ステップ402の判断でコピーと判
断されたなら、そのドキュメントが保有するポインタか
ら参照すべき原本を探し、その原本側に対して消去命令
を要求する(S407)。そして、原本側では、上記ス
テップ403〜406の処理と同様に係る消去命令にし
たがって、原本側並びに関連するすべてのコピー側が保
有するドキュメント要素を消去する。なお、処理中のド
キュメント(コピー側)のドキュメント要素の消去は、
ステップ407の処理の前に行ってもよいが、仮に行わ
なくてもステップ403〜405の処理時に消去され
る。
断されたなら、そのドキュメントが保有するポインタか
ら参照すべき原本を探し、その原本側に対して消去命令
を要求する(S407)。そして、原本側では、上記ス
テップ403〜406の処理と同様に係る消去命令にし
たがって、原本側並びに関連するすべてのコピー側が保
有するドキュメント要素を消去する。なお、処理中のド
キュメント(コピー側)のドキュメント要素の消去は、
ステップ407の処理の前に行ってもよいが、仮に行わ
なくてもステップ403〜405の処理時に消去され
る。
【0025】さらに、別の組み合わせ(原本・コピー
)の場合には、図7に示すように、まず、消去対象が
与えられると、処理中のドキュメントが原本か否かが判
断される(S501,502)。そして、原本と判断さ
れると、コピー先を検出して所定のコピーを原本に決定
し、原本の情報(コピー先データ(ポインタ)等)を送
る(S503,504)。
)の場合には、図7に示すように、まず、消去対象が
与えられると、処理中のドキュメントが原本か否かが判
断される(S501,502)。そして、原本と判断さ
れると、コピー先を検出して所定のコピーを原本に決定
し、原本の情報(コピー先データ(ポインタ)等)を送
る(S503,504)。
【0026】次いで、他にコピーがあるか否かを判断し
(S505)、無い場合には元の原本のデータを消去
し、処理を終了する(S509)。一方、他にコピーが
ある場合には、すべてのコピーに対して原本が変更した
ことを通知した後(S506〜508)、元の原本のデ
ータを消去する。なお、上記原本変更の通知を受けた各
コピー側では、その通知に基づいて参照すべき原本のポ
インタの修正を行う。
(S505)、無い場合には元の原本のデータを消去
し、処理を終了する(S509)。一方、他にコピーが
ある場合には、すべてのコピーに対して原本が変更した
ことを通知した後(S506〜508)、元の原本のデ
ータを消去する。なお、上記原本変更の通知を受けた各
コピー側では、その通知に基づいて参照すべき原本のポ
インタの修正を行う。
【0027】一方、ステップ502の判断にてコピーと
判断されたなら、指定された消去対象のドキュメント要
素を消去するとともに、原本に対して消去したことを通
知し、処理を終了する(S510,511)。なお、通
知を受けた原本側は、コピー先データからその消去され
たドキュメントへのポインタを削除する。
判断されたなら、指定された消去対象のドキュメント要
素を消去するとともに、原本に対して消去したことを通
知し、処理を終了する(S510,511)。なお、通
知を受けた原本側は、コピー先データからその消去され
たドキュメントへのポインタを削除する。
【0028】図8は、本発明の第2実施例の概念的なシ
ステム構成を示している。同図に示すように、本例でも
上記第1実施例と同様にドキュメントとして、図1
(C)のように「円」並びに「三角形」の2つのドキュ
メント要素を所定位置に表示・配置するものを想定し、
係る各ドキュメント要素を共有する場合を示している。
そして、まず便宜上1つのドキュメントを原本とし、残
りをコピーとする。
ステム構成を示している。同図に示すように、本例でも
上記第1実施例と同様にドキュメントとして、図1
(C)のように「円」並びに「三角形」の2つのドキュ
メント要素を所定位置に表示・配置するものを想定し、
係る各ドキュメント要素を共有する場合を示している。
そして、まず便宜上1つのドキュメントを原本とし、残
りをコピーとする。
【0029】そして原本側のドキュメントは、上記と同
様に具体的なドキュメント要素のデータを保有するとと
もに、すべてのコピー先、すなわちデータを共有する他
のドキュメント等の所在(ポインタ)を保有している。
しかし本例では、上記第1実施例と相違して、コピー側
のドキュメントでは具体的なドキュメント要素のデータ
は保有せず、単に参照すべき原本ドキュメント等の所在
(ポインタ)を保有しているだけである(同図(B)参
照)。そして、データ使用に際しては、係るポインタを
利用して原本が保有しているドキュメント要素のデータ
を読み込み、表示装置上に表示する等の各種処理を行う
ようになっている。すなわち、本例では、共有する各ド
キュメント要素の実態は1つであるため、各ドキュメン
ト間で具体的なドキュメント要素の内容が異なることが
なくなる。
様に具体的なドキュメント要素のデータを保有するとと
もに、すべてのコピー先、すなわちデータを共有する他
のドキュメント等の所在(ポインタ)を保有している。
しかし本例では、上記第1実施例と相違して、コピー側
のドキュメントでは具体的なドキュメント要素のデータ
は保有せず、単に参照すべき原本ドキュメント等の所在
(ポインタ)を保有しているだけである(同図(B)参
照)。そして、データ使用に際しては、係るポインタを
利用して原本が保有しているドキュメント要素のデータ
を読み込み、表示装置上に表示する等の各種処理を行う
ようになっている。すなわち、本例では、共有する各ド
キュメント要素の実態は1つであるため、各ドキュメン
ト間で具体的なドキュメント要素の内容が異なることが
なくなる。
【0030】次に、この実施例における各ドキュメント
に対する処理を行うためのドキュメント処理装置の具体
的な構成について説明すると、機能ブロック図としては
上記第1実施例について示した図2のものと略同様であ
る。但し、上記のようにコピー側では具体的なドキュメ
ント要素のデータを保有しないことから、処理部の機能
が異なる。
に対する処理を行うためのドキュメント処理装置の具体
的な構成について説明すると、機能ブロック図としては
上記第1実施例について示した図2のものと略同様であ
る。但し、上記のようにコピー側では具体的なドキュメ
ント要素のデータを保有しないことから、処理部の機能
が異なる。
【0031】すなわち、ドキュメント要素変更部5は、
ドキュメント要素が単一(実体が一つ)に存在するため
原本並びにコピー側で、それぞれその単一のドキュメン
ト要素に対して変更をかけるようになっている。すなわ
ち、図9に示すフローチャートのように、まず、変更す
る対象と内容が与えられると、処理中のドキュメントが
原本か否かが判断される(S601,602)。そし
て、原本と判断されると、オブジェクト管理部8をアク
セスして、処理対象のドキュメント要素のアドレスを検
索し、オブジェクトデータベース7に格納されたデータ
を変更する(S603)。
ドキュメント要素が単一(実体が一つ)に存在するため
原本並びにコピー側で、それぞれその単一のドキュメン
ト要素に対して変更をかけるようになっている。すなわ
ち、図9に示すフローチャートのように、まず、変更す
る対象と内容が与えられると、処理中のドキュメントが
原本か否かが判断される(S601,602)。そし
て、原本と判断されると、オブジェクト管理部8をアク
セスして、処理対象のドキュメント要素のアドレスを検
索し、オブジェクトデータベース7に格納されたデータ
を変更する(S603)。
【0032】一方、コピーと判断されると、そのドキュ
メントが保有するポインタから参照すべき原本を探し
(S604)、その原本が保有するドキュメント要素を
変更する(S603)。なお、本例では、コピー側も原
本が保有するデータを読み込むため、上記した実施例の
ように変更した内容を各コピー先に通知などする必要が
なく、処理が簡略・高速化される。
メントが保有するポインタから参照すべき原本を探し
(S604)、その原本が保有するドキュメント要素を
変更する(S603)。なお、本例では、コピー側も原
本が保有するデータを読み込むため、上記した実施例の
ように変更した内容を各コピー先に通知などする必要が
なく、処理が簡略・高速化される。
【0033】なお、ドキュメント要素消去部の具体的な
機能は、上記した第1実施例のものと基本的に同様であ
るので、具体的な図示並びに説明は省略する。
機能は、上記した第1実施例のものと基本的に同様であ
るので、具体的な図示並びに説明は省略する。
【0034】なお、上記した各実施例では、予めデータ
の共有関係が構築されていることを前提に説明したが、
具体的な図示は省略するが、例えば新たにドキュメント
要素の追加(作成)をしたり、すでにあるドキュメント
要素に対して新たに共有関係を設けたりすることによ
り、共有関係を構築することができる機能も備えてい
る。
の共有関係が構築されていることを前提に説明したが、
具体的な図示は省略するが、例えば新たにドキュメント
要素の追加(作成)をしたり、すでにあるドキュメント
要素に対して新たに共有関係を設けたりすることによ
り、共有関係を構築することができる機能も備えてい
る。
【0035】そして、前者のためには、新たにドキュメ
ント要素を作成し、それをオブジェクトデータベース7
に格納するとともに、その格納したポインタなどの所定
の関係情報(オブジェクト)を作成しそれをオブジェク
ト管理部8に格納する機能を有するドキュメント要素作
成部を実装することにより対応できる。
ント要素を作成し、それをオブジェクトデータベース7
に格納するとともに、その格納したポインタなどの所定
の関係情報(オブジェクト)を作成しそれをオブジェク
ト管理部8に格納する機能を有するドキュメント要素作
成部を実装することにより対応できる。
【0036】また、後者の場合には、オブジェクトデー
タベース7内に格納されている所望の要素(現在共有
(参照)はしていない)に対するポインタ、或いは、そ
の要素を管理するドキュメントへのアクセス手法を上記
オブジェクト管理部8等の格納データから、その要素デ
ータに対するデータを読み込むと共に処理対象のドキュ
メントに連結する機能を有するドキュメント要素追加部
(上記作成部と兼用してもよい)を、実装することがで
きる。なおまた、本発明でいうドキュメント要素並びに
ドキュメントとは、文書,図形その他種々のデータ及び
その集合を意味する。
タベース7内に格納されている所望の要素(現在共有
(参照)はしていない)に対するポインタ、或いは、そ
の要素を管理するドキュメントへのアクセス手法を上記
オブジェクト管理部8等の格納データから、その要素デ
ータに対するデータを読み込むと共に処理対象のドキュ
メントに連結する機能を有するドキュメント要素追加部
(上記作成部と兼用してもよい)を、実装することがで
きる。なおまた、本発明でいうドキュメント要素並びに
ドキュメントとは、文書,図形その他種々のデータ及び
その集合を意味する。
【0037】
【発明の効果】以上のように、本発明に係るデータの共
有処理システム及びそのデータの処理装置では、あるデ
ータを共有する場合に、そのデータに対する修正等の加
工を各共有側から相互に行えるとともに、その修正等の
変更内容を他の共有側に反映させ、常に同一内容のデー
タを保証することができる。
有処理システム及びそのデータの処理装置では、あるデ
ータを共有する場合に、そのデータに対する修正等の加
工を各共有側から相互に行えるとともに、その修正等の
変更内容を他の共有側に反映させ、常に同一内容のデー
タを保証することができる。
【図1】本発明に係るデータの共有処理システムの第1
実施例の概念的なシステム構成を示す図である。
実施例の概念的なシステム構成を示す図である。
【図2】本システムを実行するためのドキュメント処理
装置を示すブロック構成図である。
装置を示すブロック構成図である。
【図3】ドキュメント要素変更部の機能を説明するフロ
ーチャート図である。
ーチャート図である。
【図4】ドキュメント要素変更部の機能を説明するフロ
ーチャート図である。
ーチャート図である。
【図5】ドキュメント要素消去部の機能を説明するフロ
ーチャート図である。
ーチャート図である。
【図6】ドキュメント要素消去部の機能を説明するフロ
ーチャート図である。
ーチャート図である。
【図7】ドキュメント要素消去部の機能を説明するフロ
ーチャート図である。
ーチャート図である。
【図8】本発明に係るデータの共有処理システムの第2
実施例の概念的なシステム構成を示す図である。
実施例の概念的なシステム構成を示す図である。
【図9】ドキュメント要素変更部の機能を説明するフロ
ーチャート図である。
ーチャート図である。
1a 入力装置 1b 無線装置 3 ドキュメント処理装置 5 ドキュメント要素変更部 6 ドキュメント要素消去部 8 オブジェクト管理部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 鈴木 隆 京都府京都市南区四ツ塚町47 サンヴォア 京都405
Claims (4)
- 【請求項1】 同一のデータを原本側とコピー側とで共
有し、前記データに対して前記原本側とコピー側とで相
互に変更などの処理を行うことができるシステムであっ
て、 前記原本側はすべてのコピー側へのポインタを備えると
ともに、前記コピー側では少なくとも参照する原本側へ
のポインタを備え、 前記原本側或いはコピー側にて前記データに対する処理
を行おうとした際に、前記ポインタを用いてそのデータ
を共有する他の原本並びにコピーにその処理を反映させ
るようにしたデータの共有処理システム。 - 【請求項2】 前記原本側が保有するデータを複製して
得られる同一のデータを前記コピー側も保有し、 前記原本側並びにコピー側は、それぞれ保有する前記デ
ータに対して所定の処理をし、 係る所定の処理をした結果、前記データの内容が変化し
た際に、共有する他の原本側並びにコピー側が保有する
対応するデータをその変化した内容に修正する請求項1
に記載のデータの共有処理システム。 - 【請求項3】 前記共有するデータは、前記原本側が保
有し、前記コピー側は前記データを保有することなく前
記原本側へのポインタを有し、 前記原本側で前記データに対して所定の処理をする時に
は直接行い、前記コピー側で前記データに対して所定の
処理をする時には前記ポインタを参照して原本を特定
し、その原本側が保有するデータに対して変更などの処
理を行うようにした請求項1に記載のデータの共有処理
システム。 - 【請求項4】 前記請求項1〜3のいずれか一項のシス
テムを実行するための処理装置であって、 前記共有するデータが原本側かコピー側かを記憶する手
段と、 前記コピー先のポインタ並びに参照する原本へのポイン
タを記憶する手段と、 データに対する各種処理命令を与える入力手段と、 その入力手段から与えられる命令にしたがって、前記共
有するデータに対して変更或いは消去し、さらには前記
ポインタを用いて共有関係にあるデータに対し所定の処
理を行う手段とを備えたデータの処理装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4269103A JPH0696077A (ja) | 1992-09-14 | 1992-09-14 | データの共有処理システム及びそのデータの処理装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4269103A JPH0696077A (ja) | 1992-09-14 | 1992-09-14 | データの共有処理システム及びそのデータの処理装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0696077A true JPH0696077A (ja) | 1994-04-08 |
Family
ID=17467714
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4269103A Withdrawn JPH0696077A (ja) | 1992-09-14 | 1992-09-14 | データの共有処理システム及びそのデータの処理装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0696077A (ja) |
Cited By (15)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0816557A (ja) * | 1994-06-28 | 1996-01-19 | Casio Comput Co Ltd | データ処理装置 |
JPH09305601A (ja) * | 1996-05-17 | 1997-11-28 | Canon Inc | 文字・図形処理方法及び装置 |
JPH113262A (ja) * | 1997-06-12 | 1999-01-06 | Omron Corp | Fa用簡易分散データベース管理システム |
JP2002091959A (ja) * | 2000-09-13 | 2002-03-29 | Canon Inc | 情報処理装置及びその方法、コンピュータ可読メモリ |
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JP2008077206A (ja) * | 2006-09-19 | 2008-04-03 | Canon Inc | 電子データ管理システム、電子データ管理装置及び方法、並びにプログラム及び記憶媒体 |
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US7694218B2 (en) | 2000-09-13 | 2010-04-06 | Canon Kabushiki Kaisha | Information processing apparatus, method therefor, and computer-readable memory |
JP2018159980A (ja) * | 2017-03-22 | 2018-10-11 | 株式会社東芝 | 編集支援システム、編集支援装置および編集支援方法 |
US11741300B2 (en) | 2017-11-03 | 2023-08-29 | Dropbox, Inc. | Embedded spreadsheet data implementation and synchronization |
US11971860B2 (en) | 2015-12-28 | 2024-04-30 | Dropbox, Inc. | Embedded folder views |
-
1992
- 1992-09-14 JP JP4269103A patent/JPH0696077A/ja not_active Withdrawn
Cited By (18)
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JP2009271681A (ja) * | 2008-05-02 | 2009-11-19 | Canon Inc | 文書処理装置及びその制御方法 |
US8539332B2 (en) | 2008-05-02 | 2013-09-17 | Canon Kabushiki Kaisha | Importing an external subordinate document into a master document, editing the “subordinate” portion of the master document and updating the external subordinate document by exporting the edit of the “subordinate” portion of the master document to the external subordinate document |
US11971860B2 (en) | 2015-12-28 | 2024-04-30 | Dropbox, Inc. | Embedded folder views |
JP2018159980A (ja) * | 2017-03-22 | 2018-10-11 | 株式会社東芝 | 編集支援システム、編集支援装置および編集支援方法 |
US10600410B2 (en) | 2017-03-22 | 2020-03-24 | Kabushiki Kaisha Toshiba | Edit assisting system, edit assisting device and edit assisting method |
US11741300B2 (en) | 2017-11-03 | 2023-08-29 | Dropbox, Inc. | Embedded spreadsheet data implementation and synchronization |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 19991130 |