JPH11184889A - イメージデータ管理装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【課題】記憶装置の容量を節約して、効率よくイメージ
データを管理する。 【解決手段】イメージデータ及び当該イメージデータに
関する属性情報を記憶する記憶手段７と、イメージデー
タが記憶手段７から読み出された場合に、読み出された
イメージデータに関する属性情報を更新する更新手段６
と、所定のタイミングで、イメージデータに関する属性
情報を記憶手段７から読み出し、読み出された属性情報
が所定の設定条件を満たす場合に、当該属性情報のイメ
ージデータを縮小する縮小処理又は当該属性情報のイメ
ージデータの解像度を低下させる解像度低下処理の少な
くとも一方の処理を実行し、この縮小処理又は解像度低
下処理の少なくとも一方の実行により得られるイメージ
データを、縮小処理又は解像度低下処理の少なくとも一
方の実行前のイメージデータに代えて記憶手段７に書き
込む書き込み手段１２とを具備したイメージデータ管理
装置を提供する。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【発明の属する技術分野】本発明は、計算機によってイ
メージデータを管理するイメージデータ管理装置に関す
る。

【０００２】

【従来の技術】紙面に記載されている図面やドキュメン
ト等を適切に管理するために計算機が用いられることが
ある。この計算機による図面やドキュメント等の一般的
な管理方法としては、イメージスキャナ等のような画像
入力装置によって図面やドキュメント等のイメージデー
タを計算機内に取り込み、次に取り込んだイメージデー
タに関する属性情報をこのイメージデータに付加し、最
後に取り込んだイメージデータとその属性情報を記憶装
置に書き込んで保管する方法がある。

【０００３】また、イメージデータに関する属性情報に
は、例えば図面やドキュメントの名称（イメージデータ
の名称）、作成者の名前、検索キーワード等が含まれて
おり、計算機はこの属性情報に基づいてイメージデータ
を検索する機能を有する。

【０００４】例えば、ユーザが計算機に検索キーワード
を入力すると、計算機は、この入力された検索キーワー
ドに一致する属性情報を持つイメージデータを検索して
読み出す。

【０００５】同様に、イメージデータの名称や、作成者
の名前を入力すると、計算機は、この入力された内容と
一致する属性情報を持つイメージデータを検索して読み
出す。

【０００６】

【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来のイメージデータの管理方法においては、イメ
ージデータを記憶装置に書き込む際に必要となる容量が
大きくなるため、この記憶装置の容量を大きくする必要
がある。

【０００７】本発明は、以上のような実情に鑑みてなさ
れたもので、記憶装置の容量を節約可能であり、効率よ
くイメージデータを管理可能なイメージデータ管理装置
を提供することを目的とする。

【０００８】

【課題を解決するための手段】本発明は、上記目的を達
成するために以下のような手段を講じた。本発明は、イ
メージデータ及び当該イメージデータに関する属性情報
を記憶する記憶手段と、イメージデータが記憶手段から
読み出された場合に、この読み出されたイメージデータ
に関する属性情報を更新する更新手段と、所定のタイミ
ングで、イメージデータに関する属性情報を記憶手段か
ら読み出し、この読み出された属性情報が所定の設定条
件を満たす場合に、当該属性情報に対応付けられるイメ
ージデータを縮小する縮小処理又は当該属性情報に対応
付けられるイメージデータの解像度を低下させる解像度
低下処理の少なくとも一方の処理を実行し、この縮小処
理又は解像度低下処理の少なくとも一方の実行により得
られるイメージデータを、縮小処理又は前記解像度低下
処理の少なくとも一方の実行前のイメージデータに代え
て前記記憶手段に書き込む書き込み手段とを具備したイ
メージデータ管理装置である。

【０００９】ここで、本発明のイメージデータ管理装置
においては、属性情報には、イメージデータの書き込み
時点及び読み出し頻度が含まれており、書き込み手段
が、書き込み時点が所定の時点より前であり、読み出し
頻度が所定の回数より少ない場合に、縮小処理又は解像
度低下処理の少なくとも一方の処理を実行するものもあ
る。

【００１０】また、本発明のイメージデータ管理装置に
おいては、書き込み手段が、書き込み時点が所定の時点
より前であり、読み出し頻度が所定の回数より少なく、
かつ記憶手段の記憶可能容量が所定の割合以下の場合
に、縮小処理又は解像度低下処理の少なくとも一方の処
理を実行するものもある。

【００１１】したがって、本発明では、所定の設定条
件、例えば書き込まれてから所定の時間が経過したにも
かかわらず読み出された頻度が少ない場合や、書き込ま
れてから所定の時間が経過したにもかかわらず読み出さ
れた頻度が少なく、かつ記憶手段の記憶可能容量が少な
い場合に、縮小処理、又は解像度低下処理、あるいは縮
小処理及び解像度低下処理の双方を実行することで、参
照頻度の少ないメージデータを記憶手段に書き込む際に
必要となる容量を低下させることができ、記憶手段の容
量を節約することができる。

【００１２】ゆえに、効率よくイメージデータを管理す
ることができる。また、本発明のイメージデータ管理装
置においては、書き込み手段が、各々内容が異なる複数
の設定条件毎に、縮小処理による縮小の割合又は解像度
低下処理による解像度低下の割合を段階的に変化させる
ものもある。

【００１３】したがって、本発明では、イメージデータ
に関する属性情報の状態にそった縮小処理又は解像度低
下処理を実行することができるため、一層効率よくイメ
ージデータを管理することができる。

【００１４】さらに、上記の各発明のイメージデータ管
理装置に、縮小処理又は解像度低下処理の少なくとも一
方の実行前のイメージデータを、記憶手段に保存してお
き、所定時間経過後に、縮小処理又は解像度低下処理の
少なくとも一方の実行前のイメージデータを消去する機
能を付加するとしてもよい。

【００１５】このように、処理実行前のイメージデータ
を所定時間保存しておくことにより、再び処理実行前の
イメージデータを利用したい場合や、処理実行後のイメ
ージデータを処理実行前のイメージデータに差し替えた
い場合に柔軟に対応することができる。

【００１６】

【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て説明する。 （第１の実施の形態）本実施の形態においては、参照頻
度の少ないイメージデータを縮小して記憶するイメージ
データ管理装置について説明する。

【００１７】図１は、本実施の形態に係るイメージデー
タ管理装置の構成を示すブロック図であり、クライアン
ト・サーバ・システムのサーバマシンにこのイメージデ
ータ管理装置が適用されている場合を例として示してい
る。

【００１８】クライアントマシン１及びサーバマシン２
は、ネットワーク３を介して接続されており、互いに各
種データの送受信が可能である。クライアントマシン１
においては、クライアントプロセス４が実行されてお
り、これによりクライアントマシン１としての機能が実
行される。また、クライアントプロセス４は、クライア
ントマシン１に設けられている記憶装置５へのイメージ
データの書き込み・読み出しを行う機能を有し、さらに
他の計算機との間で各種データを送受信する通信機能を
有する。

【００１９】同様に、サーバマシン２においては、サー
バプロセス６が実行されており、これによりサーバマシ
ン２としての機能が実行される。また、サーバプロセス
６は、サーバマシン２に設けられている記憶装置７への
各種データの書き込み・読み出しを行う機能を有し、さ
らに他の計算機との間で各種データを送受信する通信機
能を有する。

【００２０】また、このサーバプロセス６は、イメージ
データの属性情報を作成する属性情報作成機能、及び参
照目的でイメージデータを記憶装置７から読み出した際
に、この読み出したイメージデータに関する属性情報を
更新する更新機能を有する。

【００２１】サーバマシン２に設けられている記憶装置
７は、主にイメージデータ記憶部８、データベース９、
設定条件記憶部１０とから構成されており、イメージデ
ータ記憶部８にはイメージデータが書き込まれ、データ
ベースにはイメージデータに関する属性情報が参照頻度
記憶テーブル１１という形式で書き込まれ、設定条件記
憶部１０にはイメージデータを縮小させるか否かの判定
基準となる設定条件が書き込まれる。この設定条件はユ
ーザによって自由に設定可能となっており、設定条件が
更新された場合にはサーバプロセス６によって設定条件
記憶部１０への書き換えが行なわれる。

【００２２】さらに、サーバマシン２においては、イメ
ージ縮小プロセス１２が実行されている。このイメージ
縮小プロセス１２は、所定の時間毎に、あるいは外部か
らの実行命令に基づいて、データベース９及び設定条件
記憶部１０からそれぞれ参照頻度記憶テーブル１１及び
設定条件を読み出し、参照頻度記憶テーブル１１の属性
情報のうち設定条件を満たす属性情報に対応付けられる
イメージデータをイメージデータ記憶部８から読み出し
て縮小し、この縮小したイメージデータによってイメー
ジデータ記憶部８の内容を更新することで、イメージデ
ータ記憶部８、すなわち記憶装置７の書き込み可能領域
を増加させる書き込み手段である書き込み領域増加機能
を有する。

【００２３】すなわち、この書き込み機能によって縮小
されたイメージデータは、縮小前のイメージデータに代
えてイメージデータ記憶部８に書き込まれる。次に、以
上のような構成を持つイメージデータ管理装置によって
実行される動作について説明する。

【００２４】図２は、サーバマシン２にイメージデータ
が新規登録される場合のデータの流れを示す概念図を示
しており、この図２では新規登録の処理に関係のない部
分については省略している。また、この図２では、図１
と同一の部分には同一の符号を付している。

【００２５】クライアントマシン１の記憶装置５に書き
込まれているイメージデータｃを、すでにイメージデー
タａ、ｂが書き込まれているサーバマシン２のイメージ
データ記憶部８に新規登録する場合には、まずクライア
ントプロセス４が記憶装置５からイメージデータｃを読
み出し、新規登録要求とこの読み出したイメージデータ
ｃをサーバマシン２に送信する。

【００２６】次に、サーバマシン２では、サーバプロセ
ス６によって新規登録要求とイメージデータｃを受信
し、イメージデータｃをイメージデータ記憶部８に書き
込む。さらに、イメージデータｃをイメージデータ記憶
部８に書き込む際に、サーバプロセス６は、当該イメー
ジデータｃに関する属性情報を作成し、この作成した属
性情報を参照頻度記憶テーブル１１に書き込む。

【００２７】属性情報は、このイメージデータｃの名
称、登録日、最終参照日、参照回数等からなり、ここで
は新規登録であるため、最終参照日は登録日と同一の日
時として書き込まれ、参照回数（読み出し頻度）は０回
として書き込まれる。

【００２８】図３は、クライアントマシン１がサーバマ
シン２からイメージデータを読み出す場合のデータの流
れを示す概念図を示しており、この図３では読み出し処
理に関係のない部分については省略している。また、こ
の図３において、図１と同一の部分については同一の符
号を付している。

【００２９】サーバマシン２のイメージデータ記憶部８
に書き込まれているイメージデータｃを、クライアント
マシン１が読み出す場合には、まずクライアントプロセ
ス４が、イメージデータｃを読み出す旨の参照要求をサ
ーバマシン２に送信する。

【００３０】次に、サーバマシン２では、サーバプロセ
ス６によって参照要求を受信し、この受信した参照要求
を解析し、イメージデータｃをイメージデータ記憶部８
から読み出す。

【００３１】さらに、イメージデータｃをイメージデー
タ記憶部８から読み出す際に、サーバプロセス６は、当
該イメージデータｃに関する属性情報を参照頻度記憶テ
ーブル１１から読み出し、この読み出した属性情報を更
新して再び参照頻度記憶テーブル１１に書き込む。

【００３２】ここでは、イメージデータｃの属性情報の
最終参照日が更新されて「９７−４−２」となってお
り、参照回数が更新されて１回となっている。そして、
サーバプロセス６は、読み出したイメージデータｃをク
ライアントマシン１に送信し、クライアントプロセス４
がこのイメージデータＣを受信する。

【００３３】図４は、本実施の形態に係るイメージデー
タ管理装置におけるイメージ縮小プロセス１２の処理を
示すフローチャートであり、このイメージ縮小プロセス
１２は、所定の時間経過毎、あるいは外部からの実行命
令に基づいて実行される。

【００３４】イメージ縮小プロセス１２では、まず設定
条件記憶部１０に書き込まれている設定条件及び参照頻
度記憶テーブル１１に書き込まれている属性情報が読み
出される（ｓ１）。

【００３５】次に、読み出された属性情報のうち設定条
件を満たす属性情報を検索し（ｓ２）、この設定条件を
満たす属性情報に対応付けられるイメージデータがイメ
ージデータ記憶部８から読み出される（ｓ３）。

【００３６】例えば、設定条件が「登録日が３ヶ月以前
であり、最終参照日が２ヶ月以前であり、参照回数が１
０回以下のもの」となっており、図３に示した参照頻度
記憶テーブル１１のイメージデータａに関する属性情報
がこの設定条件を満たす場合には、このイメージデータ
ａがイメージデータ記憶部８から読み出される。

【００３７】次に、読み出されたイメージデータａは、
アフィン変換、図５に示されるように所定範囲の画素を
ＯＲ演算する手法、所定範囲の画素の画素値の平均値を
求める手法等により縮小され（ｓ４）、この縮小された
イメージデータａが縮小前のイメージデータａに代わっ
てイメージデータ記憶部８に書き込まれる（ｓ５）。

【００３８】以上のように、本実施の形態に係るイメー
ジデータ管理装置においては、設定条件が満たされる場
合、例えば書き込まれてから所定の時間経過したにもか
かわらず読み出された頻度が少ない場合に、この設定条
件を満たす属性情報に対応付けられているイメージデー
タを重要度の低いデータと考えて縮小するため、参照頻
度の少ないイメージデータが記憶装置７に書き込まれる
際に必要となる容量を低下させることができ、記憶装置
７の書き込み可能領域を増加させることができる。

【００３９】このように、頻繁に参照され、利用される
イメージデータほど画像の状態が維持され、参照されに
くいイメージデータほど、記憶する際に必要な容量が低
下されることで、記憶装置７の容量を節約することがで
き、効率よくイメージデータを管理することができる。

【００４０】なお、本実施の形態に係るイメージデータ
管理装置においては、設定条件を満たすイメージデータ
を縮小して更新しているが、縮小して更新する前のイメ
ージデータをそのまま保持しておき、所定時間経過後に
この縮小して更新する前のイメージデータを消去する機
能を付加することにより、縮小して更新した後のイメー
ジデータの重要性が増し、画質がよく詳細なイメージデ
ータが必要とされる状況になった場合に、縮小して更新
した後のイメージデータを再び縮小して更新する前のイ
メージデータに差し替えることにより、再び縮小して更
新する前のイメージデータをユーザに提供することがで
きる。

【００４１】また、本実施の形態においては、イメージ
データの縮小により記憶装置７の記憶容量の低下を図っ
ているが、これに限定されるものではなく、イメージデ
ータの解像度を低下させて記憶装置７の記憶容量の低下
を図るとしてもよく、階調を変化させたり、例えば１画
素を示すビット数を減少させたりしてもよい。その他、
参照頻度の低いイメージデータを記憶装置７に書き込む
際の書き込み領域増加機能には、縮小処理や解像度低下
処理以外にも、圧縮技術等の様々な手法を適用すること
ができる。

【００４２】さらに、本実施の形態においては、設定条
件が、書き込み時点が所定の時点以前、かつ最終読み出
し時点が所定の時点以前、かつ読み出し頻度が所定の回
数以下の場合、すなわち「登録日が３ヶ月以前であり、
最終参照日が２ヶ月以前であり、参照回数が１０回以下
のもの」の場合を例として説明しているが、これに限定
されるものではなく、様々な設定条件を適用することが
でき、さらに、例えば「記憶装置７の残り容量が５％以
下」等のように、記憶装置７の記憶可能容量が少ない場
合を条件として加えてもよい。

【００４３】さらに、本実施の形態に係るイメージデー
タ管理装置においては、イメージデータ（縮小、あるい
は解像度を低下させた後のイメージデータも含む）を記
憶装置７に記憶する際に、圧縮技術を適用することも可
能であり、これにより一層記憶装置７の容量を節約する
ことができる。

【００４４】加えて、本実施の形態においては、動画や
静止画等のイメージデータを管理するイメージデータ管
理装置について説明しているが、これに限定されるもの
ではなく、イメージデータの代わりに音声データ等の他
のデータを管理するデータ管理装置に対しても適用する
こともできる。

【００４５】（第２の実施の形態）本実施の形態におい
ては、各々内容が異なる複数の設定条件毎に、イメージ
データの縮小の割合や、イメージデータの解像度低下の
割合を段階的に変化させるイメージデータ管理装置につ
いて説明する。

【００４６】本実施の形態に係るイメージデータ管理装
置の構成は、第１の実施の形態で示した図１と同様であ
るが、設定条件記憶部１０には各々内容が異なる複数の
設定条件が書き込まれており、イメージ縮小プロセス１
２の書き込み領域増加機能は、この複数の設定条件毎
に、イメージデータを縮小する割合又はイメージデータ
の解像度を低下させる割合を変化させる点が異なってい
る。

【００４７】すなわち、本実施の形態に係るイメージデ
ータ管理装置においては、参照頻度が低く、重要度が低
いとされるイメージデータほど一層縮小されるか又はイ
メージデータの解像度が低下される。

【００４８】このように、本実施の形態に係るイメージ
データ管理装置においては、複数の設定条件毎に、縮小
処理の縮小の割合や、解像度低下処理の解像度低下の割
合を変化させるため、各イメージデータの参照頻度や、
登録日、最終参照日、記憶装置７の書き込み可能領域の
状態に応じて、このイメージデータを記憶装置７に記憶
する際に必要とされる容量を変更させることができる。

【００４９】ゆえに、一層効率よくイメージデータを管
理することができる。本発明は上記実施形態に限定され
るものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内で種
々変形実施可能である。

【００５０】

【発明の効果】以上詳記したように本発明のイメージデ
ータ管理装置によれば、所定の設定条件とイメージデー
タに関する属性情報とに基づいて、重要度が低いとみな
されるイメージデータを判定し、この重要度が低いとみ
なされたイメージデータを縮小及び又はイメージデータ
の解像度を低下させ、この縮小及び又は解像度低下を行
ったイメージデータによって記憶手段の記憶内容を更新
することで、重要度が低いとみなされたイメージデータ
に必要となる容量を低下させることができるため、記憶
手段の容量を節約することができる。したがって、効率
よくイメージデータを管理することができるイメージデ
ータ管理装置を提供することができる。

【図面の簡単な説明】

【図１】本発明の第１の実施の形態に係るイメージデー
タ管理装置の構成を示すブロック図。

【図２】上記実施の形態に係るイメージデータ管理装置
においてイメージデータが新規登録される場合のデータ
の流れを示す概念図。

【図３】上記実施の形態に係るイメージデータ管理装置
においてイメージデータを読み出す場合のデータの流れ
を示す概念図。

【図４】上記実施の形態に係るイメージデータ管理装置
におけるイメージ縮小プロセスの処理を示すフローチャ
ート。

【図５】上記実施の形態に係るイメージデータ管理装置
における縮小処理の一例を示す概念図。

【符号の説明】 １…クライアントマシン ２…サーバマシン ３…ネットワーク ４…クライアントプロセス ５、７…記憶装置 ６…サーバプロセス ８…イメージデータ記憶部 ９…データベース １０…設定条件記憶部 １１…参照頻度記憶テーブル

Claims (5)

【特許請求の範囲】
1. 【請求項１】 イメージデータ及び当該イメージデータ
   に関する属性情報を記憶する記憶手段と、 前記イメージデータが前記記憶手段から読み出された場
   合に、この読み出されたイメージデータに関する属性情
   報を更新する更新手段と、 所定のタイミングで、前記イメージデータに関する属性
   情報を前記記憶手段から読み出し、この読み出された属
   性情報が所定の設定条件を満たす場合に、当該属性情報
   に対応付けられるイメージデータを縮小する縮小処理又
   は当該属性情報に対応付けられるイメージデータの解像
   度を低下させる解像度低下処理の少なくとも一方の処理
   を実行し、この縮小処理又は解像度低下処理の少なくと
   も一方の実行により得られるイメージデータを、前記縮
   小処理又は前記解像度低下処理の少なくとも一方の実行
   前のイメージデータに代えて前記記憶手段に書き込む書
   き込み手段とを具備したことを特徴とするイメージデー
   タ管理装置。
2. 【請求項２】 請求項１記載のイメージデータ管理装置
   において、 前記属性情報には、前記イメージデータの書き込み時点
   及び読み出し頻度が含まれており、 前記書き込み手段は、前記書き込み時点が所定の時点よ
   り前であり、前記読み出し頻度が所定の回数より少ない
   場合に、前記縮小処理又は前記解像度低下処理の少なく
   とも一方の処理を実行するとしたことを特徴とするイメ
   ージデータ管理装置。
3. 【請求項３】 請求項２記載のイメージデータ管理装置
   において、 前記書き込み手段は、前記書き込み時点が所定の時点よ
   り前であり、前記読み出し頻度が所定の回数より少な
   く、かつ前記記憶手段の記憶可能容量が所定の割合以下
   の場合に、前記縮小処理又は前記解像度低下処理の少な
   くとも一方の処理を実行するとしたことを特徴とするイ
   メージデータ管理装置。
4. 【請求項４】 請求項１乃至請求項３のいずれか１項に
   記載のイメージデータ管理装置において、 前記書き込み手段は、各々内容が異なる複数の設定条件
   毎に、前記縮小処理による縮小の割合又は前記解像度低
   下処理による解像度低下の割合を段階的に変化させると
   したことを特徴とするイメージデータ管理装置。
5. 【請求項５】 請求項１乃至請求項４のいずれか１項に
   記載のイメージデータ管理装置において、 前記縮小処理又は前記解像度低下処理の少なくとも一方
   の実行前のイメージデータを、前記記憶手段に保存して
   おき、所定時間経過後に、前記縮小処理又は前記解像度
   低下処理の少なくとも一方の実行前のイメージデータを
   消去する機能を付加したことを特徴とするイメージデー
   タ管理装置。