JP2003296349A - データ検索装置及びサーバ更新方法 - Google Patents
データ検索装置及びサーバ更新方法Info
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- JP2003296349A JP2003296349A JP2002101552A JP2002101552A JP2003296349A JP 2003296349 A JP2003296349 A JP 2003296349A JP 2002101552 A JP2002101552 A JP 2002101552A JP 2002101552 A JP2002101552 A JP 2002101552A JP 2003296349 A JP2003296349 A JP 2003296349A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 データの更新処理を実施している間、データ
の検索要求を受け付けることができず、クライアントに
対する検索サービスを中断しなければならないなどの課
題があった。 【解決手段】 検索用サーバ４が保有するデータと同一
のデータを保有し、その保有しているデータの更新処理
が必要になると、そのデータの更新処理を実施して、更
新後のデータを検索用サーバ４にコピーする更新用サー
バ５を設けるように構成した。これにより、データの検
索要求の受け付けを中断することなく、データの更新処
理を実施することができる。
の検索要求を受け付けることができず、クライアントに
対する検索サービスを中断しなければならないなどの課
題があった。 【解決手段】 検索用サーバ４が保有するデータと同一
のデータを保有し、その保有しているデータの更新処理
が必要になると、そのデータの更新処理を実施して、更
新後のデータを検索用サーバ４にコピーする更新用サー
バ５を設けるように構成した。これにより、データの検
索要求の受け付けを中断することなく、データの更新処
理を実施することができる。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】この発明は、検索用の大量デ
ータを逐次更新するデータ検索装置及びサーバ更新方法
に関するものである。
ータを逐次更新するデータ検索装置及びサーバ更新方法
に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】データ検索装置は、例えば、ネットワー
クを介して接続されているクライアントからデータの検
索要求を受けると、大量に保有しているデータの中か
ら、その検索条件に合致するデータの検索処理を実施し
て、そのデータをクライアントに提供するものである。
データ検索装置が保有しているデータは必要に応じて更
新されるが、数１００万件のデータを更新する場合、デ
ータの更新処理に数日間を要し、その間、データの検索
要求を受け付けることができない。
クを介して接続されているクライアントからデータの検
索要求を受けると、大量に保有しているデータの中か
ら、その検索条件に合致するデータの検索処理を実施し
て、そのデータをクライアントに提供するものである。
データ検索装置が保有しているデータは必要に応じて更
新されるが、数１００万件のデータを更新する場合、デ
ータの更新処理に数日間を要し、その間、データの検索
要求を受け付けることができない。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】従来のデータ検索装置
は以上のように構成されているので、データの更新処理
を実施している間、データの検索要求を受け付けること
ができず、クライアントに対する検索サービスを中断し
なければならないなどの課題があった。
は以上のように構成されているので、データの更新処理
を実施している間、データの検索要求を受け付けること
ができず、クライアントに対する検索サービスを中断し
なければならないなどの課題があった。
【０００４】この発明は上記のような課題を解決するた
めになされたもので、データの検索要求の受け付けを中
断することなく、データの更新処理を実施することがで
きるデータ検索装置及びサーバ更新方法を得ることを目
的とする。
めになされたもので、データの検索要求の受け付けを中
断することなく、データの更新処理を実施することがで
きるデータ検索装置及びサーバ更新方法を得ることを目
的とする。
【０００５】
【課題を解決するための手段】この発明に係るデータ検
索装置は、検索用サーバが保有するデータと同一のデー
タを保有し、その保有しているデータの更新処理が必要
になると、そのデータの更新処理を実施して、更新後の
データを検索用サーバにコピーする更新用サーバを設け
たものである。
索装置は、検索用サーバが保有するデータと同一のデー
タを保有し、その保有しているデータの更新処理が必要
になると、そのデータの更新処理を実施して、更新後の
データを検索用サーバにコピーする更新用サーバを設け
たものである。
【０００６】この発明に係るデータ検索装置は、更新用
サーバがデータの更新処理を完了すると、更新用サーバ
が検索用サーバの代わりにデータの検索要求を受け付け
てデータの検索処理を実施し、検索用サーバに対する更
新後のデータのコピーが完了すると、検索用サーバがデ
ータの検索要求の受け付けを再開するようにしたもので
ある。
サーバがデータの更新処理を完了すると、更新用サーバ
が検索用サーバの代わりにデータの検索要求を受け付け
てデータの検索処理を実施し、検索用サーバに対する更
新後のデータのコピーが完了すると、検索用サーバがデ
ータの検索要求の受け付けを再開するようにしたもので
ある。
【０００７】この発明に係るデータ検索装置は、更新対
象のデータの個数が所定数に満たない場合、検索用サー
バがデータの更新処理を実施し、更新後のデータを更新
用サーバにコピーするようにしたものである。
象のデータの個数が所定数に満たない場合、検索用サー
バがデータの更新処理を実施し、更新後のデータを更新
用サーバにコピーするようにしたものである。
【０００８】この発明に係るデータ検索装置は、検索用
サーバに異常が発生すると、更新用サーバが検索用サー
バの代わりにデータの検索要求を受け付けてデータの検
索処理を実施し、検索用サーバの異常が解消すると、検
索用サーバがデータの検索要求の受け付けを再開するよ
うにしたものである。
サーバに異常が発生すると、更新用サーバが検索用サー
バの代わりにデータの検索要求を受け付けてデータの検
索処理を実施し、検索用サーバの異常が解消すると、検
索用サーバがデータの検索要求の受け付けを再開するよ
うにしたものである。
【０００９】この発明に係るデータ検索装置は、検索用
サーバが保有しているデータの更新処理が必要になる
と、検索用サーバが保有しているデータを収集して、そ
のデータの更新処理を実施し、更新後のデータを検索用
サーバにコピーする更新用サーバを設けたものである。
サーバが保有しているデータの更新処理が必要になる
と、検索用サーバが保有しているデータを収集して、そ
のデータの更新処理を実施し、更新後のデータを検索用
サーバにコピーする更新用サーバを設けたものである。
【００１０】この発明に係るデータ検索装置は、検索用
サーバが保有しているデータにデータ検索用のインデッ
クスが付加されている場合、更新用サーバが更新処理に
必要のないインデックスを削除してデータの更新処理を
実施し、データ検索用のインデックスを再作成するよう
にしたものである。
サーバが保有しているデータにデータ検索用のインデッ
クスが付加されている場合、更新用サーバが更新処理に
必要のないインデックスを削除してデータの更新処理を
実施し、データ検索用のインデックスを再作成するよう
にしたものである。
【００１１】この発明に係るサーバ更新方法は、検索用
サーバが保有するデータと同一のデータを保有する更新
用サーバを用意し、検索用サーバが保有しているデータ
の更新処理が必要になると、更新用サーバがデータの更
新処理を実施して、更新後のデータを検索用サーバにコ
ピーするようにしたものである。
サーバが保有するデータと同一のデータを保有する更新
用サーバを用意し、検索用サーバが保有しているデータ
の更新処理が必要になると、更新用サーバがデータの更
新処理を実施して、更新後のデータを検索用サーバにコ
ピーするようにしたものである。
【００１２】この発明に係るサーバ更新方法は、検索用
サーバが保有しているデータの更新処理が必要になる
と、検索用サーバが保有しているデータを収集して、そ
のデータの更新処理を実施する更新用サーバを用意し、
更新用サーバが更新後のデータを検索用サーバにコピー
するようにしたものである。
サーバが保有しているデータの更新処理が必要になる
と、検索用サーバが保有しているデータを収集して、そ
のデータの更新処理を実施する更新用サーバを用意し、
更新用サーバが更新後のデータを検索用サーバにコピー
するようにしたものである。
【００１３】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の一形態を
説明する。 実施の形態１．図１はこの発明の実施の形態１によるデ
ータ検索装置を示す構成図であり、図において、１はデ
ータの検索要求を検索用サーバ４に送信して、検索条件
に合致するデータの検索処理を依頼する利用者クライア
ント、２はデータの更新要求を更新用サーバ５に送信し
て、データの更新処理を依頼する管理者クライアント、
３はネットワーク、４はデータの検索要求を受け付け
て、その検索条件に合致するデータの検索処理を実施す
る検索用サーバ、５は検索用サーバ４が保有するデータ
と同一のデータを保有し、管理者クライアント２からデ
ータの更新要求を受けると、そのデータの更新処理を実
施して、更新後のデータを検索用サーバ４にコピーする
更新用サーバである。図２はこの発明の実施の形態１に
よるサーバ更新方法を示すフローチャートである。
説明する。 実施の形態１．図１はこの発明の実施の形態１によるデ
ータ検索装置を示す構成図であり、図において、１はデ
ータの検索要求を検索用サーバ４に送信して、検索条件
に合致するデータの検索処理を依頼する利用者クライア
ント、２はデータの更新要求を更新用サーバ５に送信し
て、データの更新処理を依頼する管理者クライアント、
３はネットワーク、４はデータの検索要求を受け付け
て、その検索条件に合致するデータの検索処理を実施す
る検索用サーバ、５は検索用サーバ４が保有するデータ
と同一のデータを保有し、管理者クライアント２からデ
ータの更新要求を受けると、そのデータの更新処理を実
施して、更新後のデータを検索用サーバ４にコピーする
更新用サーバである。図２はこの発明の実施の形態１に
よるサーバ更新方法を示すフローチャートである。
【００１４】次に動作について説明する。まず、検索用
サーバ４が保有している大量のデータの更新が不要な場
合、即ち、利用者クライアント１に対してデータの検索
サービスを提供している通常時においては、図３に示す
ように、検索用サーバ４は、利用者クライアント１から
のアクセスを随時受け付けて、検索条件に合致するデー
タの検索処理を実施する。
サーバ４が保有している大量のデータの更新が不要な場
合、即ち、利用者クライアント１に対してデータの検索
サービスを提供している通常時においては、図３に示す
ように、検索用サーバ４は、利用者クライアント１から
のアクセスを随時受け付けて、検索条件に合致するデー
タの検索処理を実施する。
【００１５】ただし、データの更新件数が２，３件程度
の少数の場合、検索用サーバ４がデータの更新処理を実
施しても、更新処理に要する時間は極めて短く、データ
の検索処理を停止する必要がないので、管理者クライア
ント２からのデータの更新要求を検索用サーバ４が受け
付けて、検索用サーバ４がデータの更新処理を実施す
る。図３では、新たなデータ“ａ”を追加するデータの
更新例を示しており、検索用サーバ４が保有しているデ
ータが“Ａ”から“Ａ＋ａ”に更新されている。なお、
検索用サーバ４と更新用サーバ５は同一データを保有し
ている必要があるので、検索用サーバ４は、更新後のデ
ータを更新用サーバ５にコピーするようにしている。な
お、データの更新処理は随時受け付けるが、図３の例で
は、更新後のデータのコピーは、一日に一回決まった時
間に行うようにしている。
の少数の場合、検索用サーバ４がデータの更新処理を実
施しても、更新処理に要する時間は極めて短く、データ
の検索処理を停止する必要がないので、管理者クライア
ント２からのデータの更新要求を検索用サーバ４が受け
付けて、検索用サーバ４がデータの更新処理を実施す
る。図３では、新たなデータ“ａ”を追加するデータの
更新例を示しており、検索用サーバ４が保有しているデ
ータが“Ａ”から“Ａ＋ａ”に更新されている。なお、
検索用サーバ４と更新用サーバ５は同一データを保有し
ている必要があるので、検索用サーバ４は、更新後のデ
ータを更新用サーバ５にコピーするようにしている。な
お、データの更新処理は随時受け付けるが、図３の例で
は、更新後のデータのコピーは、一日に一回決まった時
間に行うようにしている。
【００１６】次に、検索用サーバ４が保有しているデー
タの更新件数が大量である場合、即ち、管理者クライア
ント２から大量のデータの更新要求を受けると、図４に
示すように、検索用サーバ４が少量のデータの更新要求
の受け付けを中断して（ステップＳＴ１）、更新用サー
バ５が大量のデータの更新処理を実施する（ステップＳ
Ｔ２）。図４の例では、大量のデータの更新処理は、３
日程度の時間を要している。なお、検索用サーバ４は、
更新用サーバ５がデータの更新処理を実施している間
も、利用者クライアント１からのアクセスを随時受け付
けて、データの検索処理を実施する。
タの更新件数が大量である場合、即ち、管理者クライア
ント２から大量のデータの更新要求を受けると、図４に
示すように、検索用サーバ４が少量のデータの更新要求
の受け付けを中断して（ステップＳＴ１）、更新用サー
バ５が大量のデータの更新処理を実施する（ステップＳ
Ｔ２）。図４の例では、大量のデータの更新処理は、３
日程度の時間を要している。なお、検索用サーバ４は、
更新用サーバ５がデータの更新処理を実施している間
も、利用者クライアント１からのアクセスを随時受け付
けて、データの検索処理を実施する。
【００１７】その後、更新用サーバ５のデータの更新処
理が完了すると、データ検索装置のＩＰアドレスを入れ
替えることにより、更新用サーバ５が検索用サーバとし
て動作するように切り替える（ステップＳＴ３）。即
ち、更新用サーバ５は、以後、利用者クライアント１か
らのアクセスを随時受け付けて、データの検索処理を実
施するようにする。また、更新用サーバ５は、データの
同一化を図るため、更新後のデータ“Ａ＋Ｂ”を検索用
サーバ４にコピーする処理を実施する（ステップＳＴ
４）。図４の例では、更新後のデータのコピー処理は、
１日程度の時間を要している。
理が完了すると、データ検索装置のＩＰアドレスを入れ
替えることにより、更新用サーバ５が検索用サーバとし
て動作するように切り替える（ステップＳＴ３）。即
ち、更新用サーバ５は、以後、利用者クライアント１か
らのアクセスを随時受け付けて、データの検索処理を実
施するようにする。また、更新用サーバ５は、データの
同一化を図るため、更新後のデータ“Ａ＋Ｂ”を検索用
サーバ４にコピーする処理を実施する（ステップＳＴ
４）。図４の例では、更新後のデータのコピー処理は、
１日程度の時間を要している。
【００１８】その後、検索用サーバ４に対するデータの
コピー処理が完了すると、データ検索装置のＩＰアドレ
スを入れ替えることにより、検索用サーバ４が元の検索
用サーバとして動作するように切り替える（ステップＳ
Ｔ５）。即ち、検索用サーバ４は、以後、利用者クライ
アント１からのアクセスを随時受け付けて、データの検
索処理を実施するようにする。また、検索用サーバ４
は、少量のデータの更新要求の受け付けも再開する（ス
テップＳＴ６）。
コピー処理が完了すると、データ検索装置のＩＰアドレ
スを入れ替えることにより、検索用サーバ４が元の検索
用サーバとして動作するように切り替える（ステップＳ
Ｔ５）。即ち、検索用サーバ４は、以後、利用者クライ
アント１からのアクセスを随時受け付けて、データの検
索処理を実施するようにする。また、検索用サーバ４
は、少量のデータの更新要求の受け付けも再開する（ス
テップＳＴ６）。
【００１９】以上で明らかなように、この実施の形態１
によれば、検索用サーバ４が保有するデータと同一のデ
ータを保有し、その保有しているデータの更新処理が必
要になると、そのデータの更新処理を実施して、更新後
のデータを検索用サーバ４にコピーする更新用サーバ５
を設けるように構成したので、データの検索要求の受け
付けを中断することなく、データの更新処理を実施する
ことができる効果を奏する。
によれば、検索用サーバ４が保有するデータと同一のデ
ータを保有し、その保有しているデータの更新処理が必
要になると、そのデータの更新処理を実施して、更新後
のデータを検索用サーバ４にコピーする更新用サーバ５
を設けるように構成したので、データの検索要求の受け
付けを中断することなく、データの更新処理を実施する
ことができる効果を奏する。
【００２０】実施の形態２．上記実施の形態１では、特
に言及していないが、検索用サーバ４に異常が発生した
場合には、次のようにして、データの検索要求の受け付
けを継続するようにする。即ち、検索用サーバ４に異常
が発生すると、図５に示すように、データ検索装置のＩ
Ｐアドレスを入れ替えることにより、更新用サーバ５が
検索用サーバとして動作するように切り替える。即ち、
検索用サーバ４に異常が発生すると、更新用サーバ５が
利用者クライアント１からのアクセスを随時受け付け
て、データの検索処理を実施するようにする。
に言及していないが、検索用サーバ４に異常が発生した
場合には、次のようにして、データの検索要求の受け付
けを継続するようにする。即ち、検索用サーバ４に異常
が発生すると、図５に示すように、データ検索装置のＩ
Ｐアドレスを入れ替えることにより、更新用サーバ５が
検索用サーバとして動作するように切り替える。即ち、
検索用サーバ４に異常が発生すると、更新用サーバ５が
利用者クライアント１からのアクセスを随時受け付け
て、データの検索処理を実施するようにする。
【００２１】その後、検索用サーバ４の復旧作業が完了
して異常が解消すると、データ検索装置のＩＰアドレス
を入れ替えることにより、検索用サーバ４が元の検索用
サーバとして動作するように切り替える。即ち、検索用
サーバ４の異常が解消すると、検索用サーバ４が利用者
クライアント１からのアクセスを随時受け付けて、デー
タの検索処理を実施するようにする。また、検索用サー
バ４は、少量のデータの更新要求の受け付けも再開す
る。
して異常が解消すると、データ検索装置のＩＰアドレス
を入れ替えることにより、検索用サーバ４が元の検索用
サーバとして動作するように切り替える。即ち、検索用
サーバ４の異常が解消すると、検索用サーバ４が利用者
クライアント１からのアクセスを随時受け付けて、デー
タの検索処理を実施するようにする。また、検索用サー
バ４は、少量のデータの更新要求の受け付けも再開す
る。
【００２２】実施の形態３．上記実施の形態１では、予
め更新用サーバ５が検索用サーバ４と同一のデータを保
有しているものについて示したが、検索用サーバ４が保
有しているデータの更新処理が必要になると、更新用サ
ーバ５が、検索用サーバ４が保有しているデータを収集
して、そのデータの更新処理を実施し、更新後のデータ
を検索用サーバ４にコピーするようにしてもよい。
め更新用サーバ５が検索用サーバ４と同一のデータを保
有しているものについて示したが、検索用サーバ４が保
有しているデータの更新処理が必要になると、更新用サ
ーバ５が、検索用サーバ４が保有しているデータを収集
して、そのデータの更新処理を実施し、更新後のデータ
を検索用サーバ４にコピーするようにしてもよい。
【００２３】実施の形態４．上記実施の形態１〜３で
は、特に言及していないが、検索用サーバ４が保有して
いるデータは、図６に示すように、検索用のデータの内
容を格納している検索用テーブル部と、検索処理の短縮
化を図るために、検索キーが昇順に並べられ、かつ、そ
の検索キーに対応するデータの格納アドレスが付加され
ている検索用インデックス部とから構成されている。な
お、顧客情報の収集を目的とするシステムなどでは、検
索キーとして、「社名」、「住所」、「業種」などが設
定される。
は、特に言及していないが、検索用サーバ４が保有して
いるデータは、図６に示すように、検索用のデータの内
容を格納している検索用テーブル部と、検索処理の短縮
化を図るために、検索キーが昇順に並べられ、かつ、そ
の検索キーに対応するデータの格納アドレスが付加され
ている検索用インデックス部とから構成されている。な
お、顧客情報の収集を目的とするシステムなどでは、検
索キーとして、「社名」、「住所」、「業種」などが設
定される。
【００２４】これにより、検索条件に合致するデータを
検索する際、検索用インデックス部を参照して検索キー
に対応するデータの格納アドレスを検索することができ
るので、検索用テーブル部を全件検索する場合と比べ
て、検索処理に要する時間を大幅に短縮することができ
る。
検索する際、検索用インデックス部を参照して検索キー
に対応するデータの格納アドレスを検索することができ
るので、検索用テーブル部を全件検索する場合と比べ
て、検索処理に要する時間を大幅に短縮することができ
る。
【００２５】このように、検索用サーバ４が保有してい
るデータが検索用テーブル部と検索用インデックス部と
から構成されている場合、適宜、検索用テーブル部と検
索用インデックス部を更新する必要がある。しかし、デ
ータの更新件数が２，３件程度の少数の場合、更新処理
に要する時間は極めて短く、大きな影響はないが、デー
タの更新件数が数１００万件に上ると、更新処理に要す
る時間は長時間に及ぶことになる。特に、検索用インデ
ックス部の更新は処理が複雑であり、更新負荷が大き
い。
るデータが検索用テーブル部と検索用インデックス部と
から構成されている場合、適宜、検索用テーブル部と検
索用インデックス部を更新する必要がある。しかし、デ
ータの更新件数が２，３件程度の少数の場合、更新処理
に要する時間は極めて短く、大きな影響はないが、デー
タの更新件数が数１００万件に上ると、更新処理に要す
る時間は長時間に及ぶことになる。特に、検索用インデ
ックス部の更新は処理が複雑であり、更新負荷が大き
い。
【００２６】そこで、この実施の形態４では、データの
更新処理を実施する際、例えば、上記実施の形態３と同
様に、更新用サーバ５が、検索用サーバ４が保有してい
るデータを収集すると、図７に示すように、検索用イン
デックス部の中で、更新用サーバ５が更新処理に必要の
ないインデックスを削除する。例えば、社名コードなど
の検索キーは、検索用テーブル部を更新する上で必要と
なることが考えられるが、業種などは検索用テーブル部
を更新する上で必要でないことがある。そして、更新用
サーバ５は、データの更新処理を実施し（検索用テーブ
ル部と、未削除の検索用インデックス部を更新する）、
その後、削除した検索用インデックス部に相当する検索
用インデックス部を更新後の検索用テーブル部に基づい
て再作成する。
更新処理を実施する際、例えば、上記実施の形態３と同
様に、更新用サーバ５が、検索用サーバ４が保有してい
るデータを収集すると、図７に示すように、検索用イン
デックス部の中で、更新用サーバ５が更新処理に必要の
ないインデックスを削除する。例えば、社名コードなど
の検索キーは、検索用テーブル部を更新する上で必要と
なることが考えられるが、業種などは検索用テーブル部
を更新する上で必要でないことがある。そして、更新用
サーバ５は、データの更新処理を実施し（検索用テーブ
ル部と、未削除の検索用インデックス部を更新する）、
その後、削除した検索用インデックス部に相当する検索
用インデックス部を更新後の検索用テーブル部に基づい
て再作成する。
【００２７】この場合、更新処理に必要のないインデッ
クスについては更新処理が実施されないので、更新処理
の高速化を図ることができる。なお、検索用テーブル部
を再作成する処理が加わるが、検索用テーブル部の更新
処理より、再作成の処理の方が処理が容易であり、全体
の更新処理を短縮することができる。
クスについては更新処理が実施されないので、更新処理
の高速化を図ることができる。なお、検索用テーブル部
を再作成する処理が加わるが、検索用テーブル部の更新
処理より、再作成の処理の方が処理が容易であり、全体
の更新処理を短縮することができる。
【００２８】ここで、図８は検索用インデックス部に２
つのインデックスＡ，Ｂが存在する場合において、イン
デックスＡは更新処理に必要なインデックスであり、イ
ンデックスＢは更新処理に必要のないインデックスであ
る場合の更新処理を示すフローチャートである。この場
合、更新用サーバ５は、インデックスＢを削除してから
（ステップＳＴ１１）、更新データを１件ずつ読み込ん
で検索用テーブル部を更新して（ステップＳＴ１２，Ｓ
Ｔ１３）、インデックスＡを更新し（ステップＳＴ１
４，ＳＴ１５）、全ての更新データについて更新が終わ
ると（ステップＳＴ１６）、更新後の検索用テーブル部
に基づいてインデックスＢを作成する（ステップＳＴ１
７）。
つのインデックスＡ，Ｂが存在する場合において、イン
デックスＡは更新処理に必要なインデックスであり、イ
ンデックスＢは更新処理に必要のないインデックスであ
る場合の更新処理を示すフローチャートである。この場
合、更新用サーバ５は、インデックスＢを削除してから
（ステップＳＴ１１）、更新データを１件ずつ読み込ん
で検索用テーブル部を更新して（ステップＳＴ１２，Ｓ
Ｔ１３）、インデックスＡを更新し（ステップＳＴ１
４，ＳＴ１５）、全ての更新データについて更新が終わ
ると（ステップＳＴ１６）、更新後の検索用テーブル部
に基づいてインデックスＢを作成する（ステップＳＴ１
７）。
【００２９】ただし、データの更新件数が少ない場合に
は、図９に示すように、インデックスＢを削除せずに、
インデックスＢもインデックスＡと同様に更新する（ス
テップＳＴ１８，ＳＴ１９）。
は、図９に示すように、インデックスＢを削除せずに、
インデックスＢもインデックスＡと同様に更新する（ス
テップＳＴ１８，ＳＴ１９）。
【００３０】
【発明の効果】以上のように、この発明によれば、検索
用サーバが保有するデータと同一のデータを保有し、そ
の保有しているデータの更新処理が必要になると、その
データの更新処理を実施して、更新後のデータを検索用
サーバにコピーする更新用サーバを設けるように構成し
たので、データの検索要求の受け付けを中断することな
く、データの更新処理を実施することができる効果があ
る。
用サーバが保有するデータと同一のデータを保有し、そ
の保有しているデータの更新処理が必要になると、その
データの更新処理を実施して、更新後のデータを検索用
サーバにコピーする更新用サーバを設けるように構成し
たので、データの検索要求の受け付けを中断することな
く、データの更新処理を実施することができる効果があ
る。
【００３１】この発明によれば、更新用サーバがデータ
の更新処理を完了すると、更新用サーバが検索用サーバ
の代わりにデータの検索要求を受け付けてデータの検索
処理を実施し、検索用サーバに対する更新後のデータの
コピーが完了すると、検索用サーバがデータの検索要求
の受け付けを再開するように構成したので、データの検
索要求の受け付けを中断することなく、データの更新処
理を実施することができる効果がある。
の更新処理を完了すると、更新用サーバが検索用サーバ
の代わりにデータの検索要求を受け付けてデータの検索
処理を実施し、検索用サーバに対する更新後のデータの
コピーが完了すると、検索用サーバがデータの検索要求
の受け付けを再開するように構成したので、データの検
索要求の受け付けを中断することなく、データの更新処
理を実施することができる効果がある。
【００３２】この発明によれば、更新対象のデータの個
数が所定数に満たない場合、検索用サーバがデータの更
新処理を実施し、更新後のデータを更新用サーバにコピ
ーするように構成したので、更新対象のデータの個数が
少ない場合、速やかにデータの更新処理を実施すること
ができる効果がある。
数が所定数に満たない場合、検索用サーバがデータの更
新処理を実施し、更新後のデータを更新用サーバにコピ
ーするように構成したので、更新対象のデータの個数が
少ない場合、速やかにデータの更新処理を実施すること
ができる効果がある。
【００３３】この発明によれば、検索用サーバに異常が
発生すると、更新用サーバが検索用サーバの代わりにデ
ータの検索要求を受け付けてデータの検索処理を実施
し、検索用サーバの異常が解消すると、検索用サーバが
データの検索要求の受け付けを再開するように構成した
ので、検索用サーバに異常が発生しても、データの検索
処理を継続することができる効果がある。
発生すると、更新用サーバが検索用サーバの代わりにデ
ータの検索要求を受け付けてデータの検索処理を実施
し、検索用サーバの異常が解消すると、検索用サーバが
データの検索要求の受け付けを再開するように構成した
ので、検索用サーバに異常が発生しても、データの検索
処理を継続することができる効果がある。
【００３４】この発明によれば、検索用サーバが保有し
ているデータの更新処理が必要になると、検索用サーバ
が保有しているデータを収集して、そのデータの更新処
理を実施し、更新後のデータを検索用サーバにコピーす
る更新用サーバを設けるように構成したので、データの
検索要求の受け付けを中断することなく、データの更新
処理を実施することができる効果がある。
ているデータの更新処理が必要になると、検索用サーバ
が保有しているデータを収集して、そのデータの更新処
理を実施し、更新後のデータを検索用サーバにコピーす
る更新用サーバを設けるように構成したので、データの
検索要求の受け付けを中断することなく、データの更新
処理を実施することができる効果がある。
【００３５】この発明によれば、検索用サーバが保有し
ているデータにデータ検索用のインデックスが付加され
ている場合、更新用サーバが更新処理に必要のないイン
デックスを削除してデータの更新処理を実施し、データ
検索用のインデックスを再作成するように構成したの
で、データの更新処理に要する時間を短縮することがで
きる効果がある。
ているデータにデータ検索用のインデックスが付加され
ている場合、更新用サーバが更新処理に必要のないイン
デックスを削除してデータの更新処理を実施し、データ
検索用のインデックスを再作成するように構成したの
で、データの更新処理に要する時間を短縮することがで
きる効果がある。
【００３６】この発明によれば、検索用サーバが保有す
るデータと同一のデータを保有する更新用サーバを用意
し、検索用サーバが保有しているデータの更新処理が必
要になると、更新用サーバがデータの更新処理を実施し
て、更新後のデータを検索用サーバにコピーするように
構成したので、データの検索要求の受け付けを中断する
ことなく、データの更新処理を実施することができる効
果がある。
るデータと同一のデータを保有する更新用サーバを用意
し、検索用サーバが保有しているデータの更新処理が必
要になると、更新用サーバがデータの更新処理を実施し
て、更新後のデータを検索用サーバにコピーするように
構成したので、データの検索要求の受け付けを中断する
ことなく、データの更新処理を実施することができる効
果がある。
【００３７】この発明によれば、検索用サーバが保有し
ているデータの更新処理が必要になると、検索用サーバ
が保有しているデータを収集して、そのデータの更新処
理を実施する更新用サーバを用意し、更新用サーバが更
新後のデータを検索用サーバにコピーするように構成し
たので、データの検索要求の受け付けを中断することな
く、データの更新処理を実施することができる効果があ
る。
ているデータの更新処理が必要になると、検索用サーバ
が保有しているデータを収集して、そのデータの更新処
理を実施する更新用サーバを用意し、更新用サーバが更
新後のデータを検索用サーバにコピーするように構成し
たので、データの検索要求の受け付けを中断することな
く、データの更新処理を実施することができる効果があ
る。
【図１】 この発明の実施の形態１によるデータ検索装
置を示す構成図である。
置を示す構成図である。
【図２】 この発明の実施の形態１によるサーバ更新方
法を示すフローチャートである。
法を示すフローチャートである。
【図３】 サーバの処理内容を示す説明図である。
【図４】 サーバの処理内容を示す説明図である。
【図５】 サーバの処理内容を示す説明図である。
【図６】 検索用サーバのデータ構成を示す構成図であ
る。
る。
【図７】 データの更新処理を示す説明図である。
【図８】 更新用サーバの更新処理を示すフローチャー
トである。
トである。
【図９】 更新用サーバの更新処理を示すフローチャー
トである。
トである。
１ 利用者クライアント、２ 管理者クライアント、３
ネットワーク、４検索用サーバ、５ 更新用サーバ。
ネットワーク、４検索用サーバ、５ 更新用サーバ。
Claims (8)
- 【請求項１】 データの検索要求を受け付けて、その検
索条件に合致するデータの検索処理を実施する検索用サ
ーバと、上記検索用サーバが保有するデータと同一のデ
ータを保有し、その保有しているデータの更新処理が必
要になると、そのデータの更新処理を実施して、更新後
のデータを上記検索用サーバにコピーする更新用サーバ
とを備えたデータ検索装置。 - 【請求項２】 更新用サーバがデータの更新処理を完了
すると、上記更新用サーバが検索用サーバの代わりにデ
ータの検索要求を受け付けてデータの検索処理を実施
し、上記検索用サーバに対する更新後のデータのコピー
が完了すると、上記検索用サーバがデータの検索要求の
受け付けを再開することを特徴とする請求項１記載のデ
ータ検索装置。 - 【請求項３】 更新対象のデータの個数が所定数に満た
ない場合、検索用サーバがデータの更新処理を実施し、
更新後のデータを更新用サーバにコピーすることを特徴
とする請求項１記載のデータ検索装置。 - 【請求項４】 検索用サーバに異常が発生すると、更新
用サーバが検索用サーバの代わりにデータの検索要求を
受け付けてデータの検索処理を実施し、上記検索用サー
バの異常が解消すると、上記検索用サーバがデータの検
索要求の受け付けを再開することを特徴とする請求項１
から請求項３のうちのいずれか１項記載のデータ検索装
置。 - 【請求項５】 データの検索要求を受け付けて、その検
索条件に合致するデータの検索処理を実施する検索用サ
ーバと、上記検索用サーバが保有しているデータの更新
処理が必要になると、上記検索用サーバが保有している
データを収集して、そのデータの更新処理を実施し、更
新後のデータを上記検索用サーバにコピーする更新用サ
ーバとを備えたデータ検索装置。 - 【請求項６】 更新用サーバは、検索用サーバが保有し
ているデータにデータ検索用のインデックスが付加され
ている場合、更新処理に必要のないインデックスを削除
してデータの更新処理を実施し、データ検索用のインデ
ックスを再作成することを特徴とする請求項１または請
求項５記載のデータ検索装置。 - 【請求項７】 データの検索要求を受け付けて、その検
索条件に合致するデータの検索処理を実施する検索用サ
ーバの他に、上記検索用サーバが保有するデータと同一
のデータを保有する更新用サーバを用意し、上記検索用
サーバが保有しているデータの更新処理が必要になる
と、上記更新用サーバがデータの更新処理を実施して、
更新後のデータを上記検索用サーバにコピーするサーバ
更新方法。 - 【請求項８】 データの検索要求を受け付けて、その検
索条件に合致するデータの検索処理を実施する検索用サ
ーバの他に、上記検索用サーバが保有しているデータの
更新処理が必要になると、上記検索用サーバが保有して
いるデータを収集して、そのデータの更新処理を実施す
る更新用サーバを用意し、上記更新用サーバが更新後の
データを上記検索用サーバにコピーするサーバ更新方
法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2002101552A JP4219607B2 (ja) | 2002-04-03 | 2002-04-03 | データ検索装置及びサーバ更新方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2002101552A JP4219607B2 (ja) | 2002-04-03 | 2002-04-03 | データ検索装置及びサーバ更新方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2003296349A true JP2003296349A (ja) | 2003-10-17 |
| JP4219607B2 JP4219607B2 (ja) | 2009-02-04 |
Family
ID=29388704
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2002101552A Expired - Fee Related JP4219607B2 (ja) | 2002-04-03 | 2002-04-03 | データ検索装置及びサーバ更新方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP4219607B2 (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2008015810A (ja) * | 2006-07-06 | 2008-01-24 | Hitachi Software Eng Co Ltd | 複数列の表データにおけるインデクス分割管理方法 |
| JP2008165616A (ja) * | 2006-12-28 | 2008-07-17 | Mitsubishi Electric Corp | 検索装置およびデータ処理装置 |
| JP2014119846A (ja) * | 2012-12-14 | 2014-06-30 | Exa Corp | データ管理装置及びデータ管理プログラム |
| JP2015022554A (ja) * | 2013-07-19 | 2015-02-02 | 沖電気工業株式会社 | データ処理装置、データ処理プログラム、データベースシステム、通信制御装置、及びネットワークシステム |
-
2002
- 2002-04-03 JP JP2002101552A patent/JP4219607B2/ja not_active Expired - Fee Related
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| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
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| JP2014119846A (ja) * | 2012-12-14 | 2014-06-30 | Exa Corp | データ管理装置及びデータ管理プログラム |
| JP2015022554A (ja) * | 2013-07-19 | 2015-02-02 | 沖電気工業株式会社 | データ処理装置、データ処理プログラム、データベースシステム、通信制御装置、及びネットワークシステム |
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| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP4219607B2 (ja) | 2009-02-04 |
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