JPH1185789A - 分散検索装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【課題】 ＷＷＷリソースの更新に対して効率的な探索
・収集を行うことができ、検索効率を向上させることが
できる分散検索装置を提供する。 【解決手段】 各ＷＷＷサーバがＷＷＷリソース２４か
らインデックス２３を、リソース所在情報と検索キーワ
ードと優先度と作成日付を含めて作成する。又、ポイン
タ２２で指定したインデックスを自動的に収集し、連携
するＷＷＷサーバ間でインデックス２３を共有して、Ｗ
ＷＷリソース拡大等に少ない仕事量で対応する。各ＷＷ
Ｗサーバでは、収集したインデックスの優先度を下げ、
優先度の低いものと日付の古いものを削除して、参照さ
れないインデックスを削除し、質の高いインデックス群
を作成する。また、同じカテゴリに属するＷＷＷサーバ
を連携し、クライアントがそのＷＷＷサーバ群の１つに
検索キーワードを含む検索要求を送ることで、ＷＷＷサ
ーバ群全体に対して検索可能とする。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【発明の属する技術分野】本発明は、ネットワーク上に
分散するＷＷＷ（Ｗｏｒｌｄ Ｗｉｄｅ Ｗｅｂ）リソ
ースを検索するために各ＷＷＷサーバが持つＷＷＷリソ
ースのインデックスを流通させ、分散したＷＷＷサーバ
をローカルな操作により連携させる分散検索装置に関す
るものである。

【０００２】

【従来の技術】近年、ＷＷＷリソースは、急速に増大し
ている。そこで、膨大なＷＷＷリソースから、目的の情
報を検索するための集中的な検索データベースがクライ
アントに対して提供され、サーチエンジンなどと呼ばれ
ている。

【０００３】図９は、複数のＷＷＷリソースからインデ
クサを用いて、検索に必要な単一のインデックスを作成
することをあらわしているが、このように、一般のサー
チエンジンではあらかじめＷＷＷリソースをネットワー
ク上から収集し、単一の検索データベースを作成する集
中型のシステムであり、クライアントが検索要求をサー
チエンジンに送ることにより、容易に目的のリソースの
所在を知ることができる特徴を持っている。

【０００４】しかし、図１０に見られるように、クライ
アントからの検索要求は、ＷＷＷサーバ機能を介して、
検索機能によって集中型の膨大な検索データベースか
ら、検索キーがＷＷＷリソースに含まれるかのみを判定
するので、クライアントにとって適切な情報への絞り込
みが難しく、検索結果から試行錯誤により目的の情報を
探索する必要があるなど、検索の効率の向上が困難であ
った。

【０００５】また一方で、検索データベースの収集で
は、探索ロボットと呼ばれるソフトウェアを用いて大き
く情報リソースを探索・収集する方法と、ＷＷＷリソー
スの管理者から寄せられる情報をもとに、手動で収集を
行う方法があるが、ともに、ＷＷＷリソースの急速な拡
大や、ＷＷＷリソースの頻繁な変更に対して、検索デー
タベースの更新が間に合わない問題が生じている。

【０００６】これに対して、Ｈａｒｖｅｓｔと呼ばれる
機構が提案され、いくかの文献で紹介されている（例え
ば、林良彦、“探索ロボットに基づくＷＷＷサーチエン
ジン”、電子情報通信学会情報・システムソサエティ大
会講演論文集，ｐｐ．５８０−５８１，１９９６）。こ
れは、ＷＷＷリソースの更新がおこったとき、サーチエ
ンジンに更新を告げる信号をネットワークを介して送る
ものであり、検索データベースの更新をより効率的に行
うことを目的としている。

【０００７】

【発明が解決しようとする課題】しかしながら、クライ
アントにとって適切な検索手段を提供するためには、サ
ーチエンジンにおいて、検索の効率の向上と、ＷＷＷリ
ソースの更新に対して効率的な探索・収集行うことの２
点を同時に行うことが重要であるが、上記従来の技術は
それを満たしておらず、クライアントが検索する時に
は、試行錯誤が必要であった。

【０００８】本発明の課題は、上記問題点に鑑み、ＷＷ
Ｗリソースの更新に対して効率的な探索・収集を行うこ
とができ、検索の効率を向上させることができる分散検
索装置を提供することにある。

【０００９】

【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
めに、本発明による第１の発明は、検索機能を付加した
複数のＷＷＷサーバと、少なくとも１つのクライアント
と、各ＷＷＷサーバとクライアント間で情報を通信する
手段とを有する分散検索装置において、ＷＷＷリソース
から検索を行うための各インデックスをＷＷＷリソース
の所在情報と検索キーワードとインデックスの優先度と
作成日付の情報を含めて作成する手段と、あらかじめ作
成した連携するＷＷＷサーバの前記インデックスの所在
を格納したポインタにより連携するＷＷＷサーバのイン
デックスを指定する手段と、前記ポインタの示す情報に
より連携するＷＷＷサーバからインデックスをそのまま
もしくは一定の加工後に通信により取得する手段と、前
記の手段により取得した連携するＷＷＷサーバのインデ
ックスの持つ優先度を下げて各ＷＷＷサーバのインデッ
クスと結合する手段と、前記の手段により結合したイン
デックスの中で前記優先度の低いものと前記作成日付の
古いものを削除する手段と、を備えたことを特徴とす
る。

【００１０】また、本発明による第２の発明は、上記の
第１の発明の分散検索装置において、クライアントの入
力装置により入力される検索キーワードを含む検索要求
を通信により１つのＷＷＷサーバが受け取りインデック
スとＷＷＷリソースから検索を行う手段と、前記検索の
結果とインデックスの優先度と作成日付により決定した
他のＷＷＷサーバに検索要求と検索履歴を通信により送
る手段と、ＷＷＷサーバの連携により得られた検索履歴
を加工してクライアントに通信により送りクライアント
の出力装置に出力する手段と、を備えたことを特徴とす
る。

【００１１】さらに、本発明による第３の発明は、上記
第１、第２の発明の分散検索装置において、ある１つの
カテゴリに分類される情報を持つ複数のＷＷＷサーバが
ポインタに書かれた情報により他のインデックスを指定
し連携することにより１つのカテゴリに属する分散ＷＷ
Ｗサーバ群を構成する手段を備えたことを特徴とする。

【００１２】上記第１の発明では、各ＷＷＷサーバがＷ
ＷＷリソースから検索インデックスをリソースの所在情
報と検索キーワードとインデックスの優先度と作成日付
を含めて作成し、あらかじめ作成されたローカルなポイ
ンタにより指定されたインデックスを自動的に収集する
ことで、連携するＷＷＷサーバ間でのインデックスを容
易に共有できるようにし、ＷＷＷリソースの拡大にも非
常に少ない仕事量で対応できるようにする。ここで、各
ＷＷＷサーバでは、収集したインデックスを結合すると
きに、収集したインデックスの持つ優先度を下げ、イン
デックスの優先度の低いものとインデックスの作成日付
の古いものを削除する手段を備えることで、結びつきの
低いＷＷＷサーバのインデックスと古いインデックス、
すなわち参照されない検索インデックスが削除されるよ
うにして、ローカルなポインタの操作のみで質の高いイ
ンデックス群が作成できるようにする。

【００１３】上記第２の発明では、クライアントの入力
装置により入力される検索キーワードを含む検索要求を
通信により１つのＷＷＷサーバが受け取り、インデック
スとＷＷＷリソースから検索を行い、前記検索の結果と
インデックスの優先度と作成日付により決定した他のＷ
ＷＷサーバに検索要求と検索履歴を通信により送り、検
索結果をクライアントの出力装置に表示することで、分
散検索装置を実現し、各ＷＷＷサーバの持つ情報リソー
スの変更に対しても容易に対応できるようにする。

【００１４】上記第３の発明では、ローカルなポインタ
の操作により、同じカテゴリに属するＷＷＷサーバを連
携することにより、１つのカテゴリに属するＷＷＷサー
バ群を構成することで、クライアントが、前記ＷＷＷサ
ーバ群の１つに通信により検索キーワードを含めた検索
要求を送ることによって、ＷＷＷサーバ群全体に対して
検索を行うことができるようにする。

【００１５】

【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図に
より詳細に説明する。

【００１６】図１は、本発明の検索装置の実施の一形態
を示すもので、図中、１０はクライアント（ここでは２
台の場合を示す）、２０はＷＷＷサーバ（ここでは４台
の場合を示す）、３０は通信回線である。

【００１７】図２は、上記クライアント１０の構成を示
すもので、クライアント１０は、クライアント計算機本
体１２と、入力装置を構成するキーボード１３およびマ
ウス１４と、出力装置を構成するディスプレイ１１から
なっている。

【００１８】図３は、上記ＷＷＷサーバ２０の構成を示
すもので、ＷＷＷサーバ２０は、ＷＷＷサーバ情報処理
部２１と、補助記憶装置としてのポインタ２２、インデ
ックス２３，ＷＷＷリソース２４からなっている。

【００１９】クライアント１０と各ＷＷＷサーバ２０
は、通信回線３０を介して接続され、相互に通信可能と
なっている。クライアント１０では、キーボード１３、
マウス１４によって検索要求を入力し、通信回線３０を
介してＷＷＷサーバ２０に送る機能を持つ。

【００２０】図４は、本発明でのＷＷＷサーバ２０のイ
ンデックス収集技術の一形態を説明するための図であ
り、ＷＷＷサーバ２０は、インデックス収集のために、
ポインタ２２、インデックス２３、ＷＷＷリソース２
４、およびＷＷＷサーバ情報処理部２１としてインデク
サ２５、インデックス収集機能２６，ＷＷＷサーバ機能
２７を持つ。インデックス２３は、ＷＷＷリソース２４
にインデクサ２５を用いて一定の加工を行うことにより
得られる。また、ポインタ２２は、ＷＷＷサーバ２０の
管理者が、取得したいインデックス２３の所在をＵＲＬ
（ＵｎｉｆｏｒｍＲｅｓｏｕｒｃｅ Ｌｏｃａｔｏｒ）
の形で１つないし複数個指定するものであり、どのよう
な時間間隔でインデックス２３を取得するかという間隔
も同時に管理者が指定するものである。ポインタ２２と
インデックス２３は対にして補助記憶手段に格納されて
いる。

【００２１】図６は、インデックス２３の構成例を示す
図であり、インデックスは、検索に必要なキーワードと
それに対応したＷＷＷリソース２４のＵＲＬを持つイン
デックス情報２１０、インデックス情報の優先度２１
１、インデックス情報の作成日付２１２からなる。

【００２２】図７は、前記ＷＷＷサーバ２０において、
インデックスの収集技術の一形態を示したフローチャー
トであり、以下、それについて説明する。インデックス
収集機能２６は、ポインタ２２を参照し、記述されてい
るインデックス２３のＵＲＬを抽出する（ｓ１）。次
に、当該するＷＷＷサーバ２０のＷＷＷサーバ機能２７
と通信し、当該するインデックスを取得する（ｓ２）。
さらに、返ってきたインデックス２３の持つインデック
ス情報２１０の優先度２１１を一つ下げる（ｓ３）。最
後に、先に参照したポインタ２２と対として関連付けら
れたローカルなインデックス２３と結合する（ｓ４）。

【００２３】収集したインデックス２３に関して、各Ｗ
ＷＷサーバ２０は、インデックス収集機能２６により、
優先度２１１の低いものと、日付２１２の古いものを定
期的もしくは収集のときに削除する機能をもつ。

【００２４】以上により、ＷＷＷサーバ２０の管理者に
とっては、ポインタ２２に連携したいインデックス２３
を記述するのみの非常に少ない動作で、全体としてＷＷ
Ｗリソース２４のインデックス２３を共有することがで
きる。また、新たなＷＷＷリソース２４を加えるときも
ポインタ２２のみの記述で済み、さらにインデックス２
３はＷＷＷサーバ２０間を伝播していくので、動的に追
加されたＷＷＷリソース２４の情報が共有されていき、
ＷＷＷリソース２４の追加に対しても容易に対応でき
る。また、各ＷＷＷサーバ２０では、収集したインデッ
クス２３を結合するときに、収集したインデックス２３
の持つ優先度２１１を下げ、優先度２１１の低いものと
インデックス２３の作成日付の古いものを削除する手段
を備えているため、結びつきの低いＷＷＷサーバ２０の
インデックス２３と日付２１２の古いインデックス２３
が示すインデックス２３は参照されないため、ローカル
なポインタ２２の操作のみで質の高いインデックス２３
群が作成できる。これが、本発明による第１の発明の実
施の一形態である。

【００２５】次に、ＷＷＷサーバ２０間で、検索を連携
する実施の一形態を説明する。

【００２６】クライアント１０がＷＷＷサーバ２０に送
る検索要求は、目的のＷＷＷリソース２４を検索するた
めの１つないし複数の検索キーワードを含む。検索キー
ワードは、ａｎｄ，ｏｒ，ｎｏｔなどの論理演算子で互
いに関連付けられている。

【００２７】図５は、ＷＷＷサーバ２０で検索を連携す
る技術を説明するための図であり、ＷＷＷサーバ２０
は、検索を連携するために、ＷＷＷリソース２４と、イ
ンデックス２３と、ＷＷＷサーバ情報処理部２１として
ＷＷＷサーバ機能２７、検索機能２８、検索処理機能２
９を持つ。

【００２８】図８は、ＷＷＷサーバ２０で、検索を連携
する技術を示すフローチャートであり、以下、それにつ
いて説明する。クライアント１０もしくはＷＷＷサーバ
２０から送られてきた検索要求をＷＷＷサーバ機能２７
により受け取り、検索処理機能２９に渡す（ｓ５）。

【００２９】検索処理機能２９では、検索要求から検索
検索キーワードを抽出し、検索機能２８で使用可能なデ
ータとして検索機能２８に渡す（ｓ６）。検索機能２８
でＷＷＷリソース２４とインデックス２３から検索を行
い、検索結果を検索処理機能２９に返す（ｓ７）。検索
処理機能２９では、検索結果より、検索キーワードとイ
ンデックス情報２１０のキーワードから検索要求を満た
しているか判断し、完全に要求を満たしているか、まっ
たく満たしていない場合はＷＷＷサーバ機能２７に結果
を返す（ｓ８，ｓ９）。部分的に検索要求を満たしてい
る場合は、部分的に満たしているインデックス情報２１
０から、キーワードの適合度の高い順、インデックス情
報２１０の優先度２１１の高い順、日付の新しい順に検
索要求を当該ＷＷＷサーバ２０のＷＷＷサーバ機能に送
り、結果をＷＷＷサーバ機能２７に返す（ｓ１０）。Ｗ
ＷＷサーバ機能２７は、通信回線３０を介してもとのク
ライアント１０もしくはＷＷＷサーバ２０に検索結果を
返す（ｓ１１）。

【００３０】ＷＷＷサーバ２０の検索機能では、検索要
求に含まれる検索キーワードとインデックス２３のイン
デックス情報２１０が持つキーワードと比較し、適合度
の高い順に結果を返す機能を持つ。

【００３１】クライアント１０においては、通信回線３
０を介して返ってきた検索結果をそのままもしくは加工
してディスプレイ１１に表示する機能を持つ。ディスプ
レイ１１に表示される検索結果は、検索の成否、連携し
たＷＷＷサーバ２０の所在情報、いくつかの検索された
ＷＷＷリソース２４の所在をあらわすＵＲＬ、そのＵＲ
Ｌの指すＷＷＷリソース２４の概略を含む。

【００３２】クライアント１０に返される検索されたＷ
ＷＷリソース２４のＵＲＬは、検索キーワードとの適合
の度合いが高い順、インデックス情報２１０の優先度２
１１の高い順、日付２１２の新しい順にディスプレイ１
１表示するため、利用者は目的の情報に適合する順に結
果を見ることができる。

【００３３】以上によって、ＷＷＷサーバ２０間での検
索要求の連携により、クライアント２０の入力装置によ
り入力される検索キーワードを含む検索要求を通信によ
り１つのＷＷＷサーバ２０が受け取り、インデックス２
３とＷＷＷリソース２４から検索を行い、前記検索の結
果とインデックス２３の優先度２１１と日付２１２によ
り決定した他のＷＷＷサーバ２０に検索要求と検索履歴
を通信により送り、検索結果をクライアント２０の出力
装置に表示するため、分散型の検索環境が実現できる。
また、検索要求に基づきＷＷＷリソース２４を持つＷＷ
Ｗサーバ２０まで連携されて検索を行うので、ＷＷＷリ
ソース２４の更新に対しても容易に対応できる。

【００３４】また、クライアント１０は一つのＷＷＷサ
ーバ２０に検索要求を送ることで連携している複数のＷ
ＷＷサーバ２０での検索結果を得ることができる。これ
が、本発明による第２の発明の実施の一形態である。

【００３５】前記インデックス収集技術により、ＷＷＷ
サーバ２０間で互いにポインタ２２に記述した関連カテ
ゴリのＷＷＷリソース２４のインデックス２３を収集
し、共有することにより、一つのカテゴリのＷＷＷリソ
ースのインデックス２３が自動的に作成され、それを利
用して検索要求をＷＷＷサーバ間で連携するので、１つ
のカテゴリに対する分散ＷＷＷサーバ群を構成できる。
これが、本発明による第３の発明の実施の一形態であ
る。

【００３６】

【発明の効果】以上説明したように本発明による第１の
発明によれば、ネットワーク上に分散するＷＷＷリソー
スを検索するために各ＷＷＷサーバが持つインデックス
を容易に連携できるため、ＷＷＷリソースの拡大に非常
に少ない仕事量で対応できる。また、優先度の低いイン
デックスと作成日付の古いインデックスを削除するた
め、質の高いインデックス情報を作成できる。

【００３７】また、本発明による第２の発明によれば、
分散したＷＷＷサーバをローカルな操作により連携した
分散検索装置を実現し、各ＷＷＷサーバの持つ情報ＷＷ
Ｗリソースの変更に対しても容易に対応できる。

【００３８】さらに、本発明による第３の発明によれ
ば、ローカルなポインタの操作により、同じカテゴリに
属するＷＷＷサーバを連携し、１つのカテゴリに属する
ＷＷＷサーバ群を構成することができる。クライアント
は、前記ＷＷＷサーバ群の１つに通信により検索キーワ
ードを含めた検索要求を送ることにより、ＷＷＷサーバ
の連携によりＷＷＷサーバ群全体に対して検索を行うこ
とができる。

【図面の簡単な説明】

【図１】本発明の検索装置の一形態を表す構成図であ
る。

【図２】上記検索装置の一形態におけるクライアント用
計算機の入出力装置の構成例を示す図である。

【図３】上記検索装置の一形態におけるＷＷＷサーバ用
計算機の補助記憶装置の構成例を示す図である。

【図４】上記検索装置の一形態におけるインデックスの
構成例を示す図である。

【図５】本発明でのインデックス収集技術の一形態を説
明する図である。

【図６】本発明でのインデックス検索技術の一形態を説
明する図である。

【図７】上記インデックス収集技術の一形態を示すフロ
ーチャートである。

【図８】上記検索技術の一形態を示す各ＷＷＷサーバの
動作例のフローチャートである。

【図９】従来のインデックス収集技術を説明する図であ
る。

【図１０】従来の検索技術を説明する図である。

【符号の説明】

１０…クライアント ２０…ＷＷＷサーバ １１…ディスプレイ １２…クライアント計算機本体 １３…キーボード １４…マウス ２１…ＷＷＷサーバ情報処理部 ２２…ポインタ ２３…インデックス ２４…ＷＷＷリソース ２５…インデクサ ２６…インデックス収集機能 ２７…ＷＷＷサーバ機能 ２８…検索機能 ２９…検索処理機能 ２１０…インデックス情報 ２１１…優先度 ２２２…日付

Claims (3)

【特許請求の範囲】
1. 【請求項１】 検索機能を付加した複数のＷＷＷサーバ
   と、少なくとも１つのクライアントと、各ＷＷＷサーバ
   とクライアント間で情報を通信する手段とを有する分散
   検索装置において、 各ＷＷＷサーバにおいてＷＷＷリソースから検索を行う
   ためのインデックスをＷＷＷリソースの所在情報と検索
   キーワードとインデックスの優先度と作成日付の情報を
   含めて作成する手段と、 各ＷＷＷサーバにおいてあらかじめ作成した連携するＷ
   ＷＷサーバの前記インデックスの所在を格納したポイン
   タにより連携するＷＷＷサーバのインデックスを指定す
   る手段と、 前記ポインタの示す情報により連携するＷＷＷサーバか
   らインデックスをそのままもしくは一定の加工後に通信
   により取得する手段と、 各ＷＷＷサーバにおいて前記の手段により取得した連携
   するＷＷＷサーバのインデックスの持つ優先度を下げて
   各ＷＷＷサーバのインデックスと結合する手段と、 各ＷＷＷサーバにおいて前記の手段により結合したイン
   デックスの中で前記優先度の低いものと前記作成日付の
   古いものを削除する手段と、 を備えたことを特徴とする分散検索装置。
2. 【請求項２】 クライアントの入力装置により入力され
   る検索キーワードを含む検索要求を通信により１つのＷ
   ＷＷサーバが受け取りインデックスとＷＷＷリソースか
   ら検索を行う手段と、 前記検索の結果とインデックスの優先度と作成日付によ
   り決定した他のＷＷＷサーバに検索要求と検索履歴を通
   信する手段と、 ＷＷＷサーバの連携により得られた検索履歴を加工して
   クライアントに通信により送りクライアントの出力装置
   に出力する手段と、 を備えたことを特徴とする請求項１記載の分散検索装
   置。
3. 【請求項３】 ある１つのカテゴリに分類される情報を
   持つ複数のＷＷＷサーバがポインタに書かれた情報によ
   り他の検索インデックスを指定し連携することにより１
   つのカテゴリに属する分散ＷＷＷサーバ群を構成する手
   段を備えた、ことを特徴とする請求項１または請求項２
   記載の分散検索装置。