JP2008015637A - ファイルデータ管理方法及びそのシステム - Google Patents
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Abstract
【課題】個人のファイル更新、及び管理者のファイル管理・運用を、効率よくかつ簡便に行うことを可能とする。
【解決手段】個人用端末1で作成したファイルデータをデータベース3に保存する際、ファイル管理サーバ2が、ファイル名を構成する単語をキーワードとしてデータベース3に保存済みの各ファイルで現在時刻からさかのぼって最も近い保存日時の関連ファイル及びそのフォルダを選択して一覧表に作成し、個人用端末1に表示する一方、その一覧表で、同一ファイル名の存在する場合にはその作成ファイルに世代番号を付記し、その作成ファイル名に対応するファイル群又はフォルダが存在しない場合には、一覧表の中から関連項目に新規フォルダを作成して個人用端末1及びデータベース3の両者に保存する。
【選択図】図1
【解決手段】個人用端末1で作成したファイルデータをデータベース3に保存する際、ファイル管理サーバ2が、ファイル名を構成する単語をキーワードとしてデータベース3に保存済みの各ファイルで現在時刻からさかのぼって最も近い保存日時の関連ファイル及びそのフォルダを選択して一覧表に作成し、個人用端末1に表示する一方、その一覧表で、同一ファイル名の存在する場合にはその作成ファイルに世代番号を付記し、その作成ファイル名に対応するファイル群又はフォルダが存在しない場合には、一覧表の中から関連項目に新規フォルダを作成して個人用端末1及びデータベース3の両者に保存する。
【選択図】図1
Description
本発明は、例えば、コンピュータシステムにおいて個人用端末で作成するファイルデータをデータベースとして保存し管理するシステムに関し、特に、個人のファイル更新、及び管理者のファイルの管理・運用を、多数のファイルに対して効率よくかつ簡便に行い、手間の軽減を図ったファイルデータ管理システムに関するものである。
従来のファイルデータ管理システムには、個人のファイル更新において、例えば特開平3−282745号公報(特許文献1)に開示されたファイル配布方式がある。この方式は、サーバ側で更新したファイル情報を各個人に配布するシステム管理者の手間を省くため、サーバ側では最新更新時刻を記録しているものである。従って、各個人はサーバにファイル情報を要求した際にその更新時刻を照合して自己のファイルを最新版に更新処理している。しかしながら、この方式では、個人がサーバに対してアクセスしない限り最新版に更新できない。すなわち、個人の手間を必要としている。
一方、管理者のファイル管理としては、例えば特開2000−99382号公報(特許文献2)に開示された、ファイルの管理・運用を効率よくかつ簡易に行い得るファイル管理装置及びファイル検索装置がある。
この装置によれば、ファイルの名前、及びファイルに関するコメント情報を各ファイルにファイル名に関連付けて記憶するコメント格納部が備えられている。検索語句が入力された際にコメント格納部がアクセスされ、入力された検索語句を含むコメント情報がコメント格納部内に格納されているかどうかが検索される。検索語句が検索された際には、この検索語句を含むコメントの情報及びこれに関するファイル名が表示部に表示される。
すなわち、このシステムでは、ファイル名に含まれないがコメント情報に含まれるというキーワードからもファイルが検索できるので、的確なファイル検索に対して有意義である。しかしながら、ファイル名を検索するために、そのファイルに関するコメント情報をコメント格納部に記憶するので、コメント情報の作成が予め必要となるという手間がかかる。
他方、近年の情報処理化の進歩に伴い、企業内での個人用端末が多数となり、各個人用端末で膨大なファイルが作成され管理されている。しかし、企業内での人事異動によるデータの引継ぎが必要であるに関わらず、その統合管理が不十分であることは否めない。そのため、個人及び管理者にとって、ファイルの管理・運用を効率よくかつ簡便に行うことができないという問題がある。
解決しようとする課題は、多数のファイルに対して、個人のファイル更新、及びそれに伴う管理者のファイルの管理・運用を、効率よくかつ簡便に行うことができないことである。
本発明は、多数のファイルに対して、個人のファイル更新、及びそれに伴う管理者のファイル管理・運用を、効率よくかつ簡便に行うため、ファイルデータを統合して保存するデータベースとこのデータベースを管理するファイル管理サーバとを設けて個人用ファイルを統合管理する方法及びそのシステムに関する。
その主要とする特徴は、個人用端末で作成したファイルデータをデータベースに保存する際、ファイル名を構成する単語をキーワードとして前記データベースに保存済みの各ファイルで現在時刻からさかのぼって最も近い保存日時の関連ファイル及びそのフォルダを選択して一覧表に作成し、前記個人用端末に表示する一方、その一覧表で、同一ファイル名の存在する場合にはその作成ファイルに世代番号を付記し、その作成ファイル名に対応するファイル群又はフォルダが存在しない場合には、前記一覧表の中から関連項目に新規フォルダを作成して個人用端末及びデータベースの両者に保存することである。
このような構成により、部分的な単語のキーワードにより、格納されているファイル名の広範囲から類似の名前のファイル及びそのフォルダが検出され、同一名の場合にはその世代番号が自動的に付与され、新規ファイルと判断された場合には関連フォルダに、又はこの関連フォルダから新フォルダを作成してその中に、自動的に登録し保存することができる。それ故、新規及び更新のいずれも、ユーザ個人の手間なしでデータベースに保存ができる。
また、前記個人用端末で、作成のファイルに対するファイル名及びその格納先フォルダ名が自動的に決定された際、ユーザ個人が指示入力することにより、個人用端末及びデータベースそれぞれに保存することもできる。これにより、自動的に作成された名前をユーザ個人が一覧表を参照して修正できる。
また、前記ファイル管理サーバで、保存要求を受付けした際のみならず、所定時、例えば定期的に、各個人用端末の記録領域からファイルデータを取得し、その取得した各ファイルデータを前記データベースのファイルデータと比較照合し、個人用端末にのみ保存されるファイルデータを同期対象ファイルとして前記個人用端末から前記データベースに取り込み保存することが望ましい。それ故、管理者の手間を掛けることなしで、その保存内容は個人用端末及びデータベースの両方で同一にすることができる。
更に、前記データベースに退避フォルダの領域を設け、前記ファイル管理サーバで所定時に、各ファイルの保存日時を調べて所定期間経過のファイルを前記退避フォルダに移行させることが望ましい。このように、古くてかつ久しく利用されないファイルは、別に分離されるので、一覧表への無駄な選択が回避できる。
また、その具体的な一態様は、下記の個人用端末とファイル管理サーバとにある。
個人用端末は、作成したファイルデータのデータベース保存要求を個人から受付けの際にはファイル名を構成する単語で前記データベースの検索を要求する手段と、前記単語を含むファイルの群及びフォルダの一覧表を受付けした際には、その中に同一ファイル名の存在する場合その世代番号を自動的に付記する手段と、その作成ファイル名に対応するファイル群又はフォルダが存在しない場合には、前記一覧表の中から関連項目に新規フォルダを自動的に作成して自己端末に保存すると共に前記データベースへの保存を要求する手段と、を有する。
ファイル管理サーバは、ファイルの保存又は照合の要求に対して、前記個人用端末に記録されているファイル情報を取得する手段と、そのファイル情報に含まれるファイル名を構成する単語で前記データベースを検索し、前記個人用端末から取得した各ファイルで保存日時からさかのぼって最も近い保存日時で前記単語を含むファイル群及びフォルダを選択してその一覧表を作成する手段と、この一覧表を保存要求対象の個人用端末へ送付してその対応する少なくともファイル名を受付けする手段と、前記個人用端末から取得したファイル情報で前記データベースに含まれないファイル及びフォルダを前記データベースに保存する手段と、を有する。
本発明のファイルデータ管理システムは、個人が端末からファイルの保存をする際、ファイル名を構成する単語から検索されたファイル群及びフォルダが検索されて一覧表に作成される。このため、新規ファイルの場合、その選択範囲が広くなるので、その格納されるフォルダの選択が新規フォルダの作成を含めて容易である。従って、ファイルの更新は勿論、新規ファイルの保存も自動的で、効率よいという効果がある。このことは、ユーザ個人の新規ファイル作成及びファイル更新の手間を軽減させるという効果がある。
また、ファイルを管理するサーバで、個人からのファイル保存要求に加えて、例えば定期的にかつ自動的にファイル保存要求を提起することにより、各個人用端末に記録されたファイル情報を取得して、その要求の時点からさかのぼった広範囲の関連フォルダから検索から選択されるデータベースのファイルと取得したファイル情報とを比較してその相違を更新している。このため、個人用端末のファイル情報とデータベースのフォルダ情報とを自動的に一致させることができるので、管理者のファイル管理・運用を、効率よくかつ簡便に行うことができる。
多数のファイルに対して、個人のファイル更新、及び管理者のファイル管理・運用を、効率よくかつ簡便に行うという目的を、下記の実施態様により実現した。
その一般的構成は、個人用端末で作成したファイルデータをデータベースに保存又は更新する際、ファイル名の部分的な単語をキーワードとして前記データベースに保存済みの各ファイルで現在時刻からさかのぼって最も近い保存更新日時の関連ファイル及びそのフォルダを選択して一覧表を作成し、前記個人用端末に表示する一方、その一覧表で、同一ファイル名の存在する場合にはその作成ファイルに世代番号を自動的に付記し、その作成ファイル名に対応するファイル群又はフォルダが存在しない場合には、前記一覧表の中から関連項目に新規フォルダを自動的に作成して個人用端末及びデータベースに保存することである。
以下に、図面を参照してその実施の一形態を説明する。図面では紙面の都合上、本発明に係る部分を示しており、システムで必須の構成要素でも図示を省略されているものがある。その機能配分及び動作手順は、本発明の基本機能を逸脱しないかぎり変更が自由であり、以下の説明が本発明を限定するものではない。
本発明の実施例1について図1から図3までを併せ参照して説明する。
図1は、本発明によるファイルデータ管理システムの実施の一形態をブロックで示す図であり、個人用端末1、ファイル管理サーバ2、データベース3、ネットワーク4、及び管理者端末5が示されている。また、データベース3に退避フォルダ6が示されている。
個人用端末1は、例えばパーソナルコンピュータであり、キーボード、画像表示装置などを含む入出力装置、プログラムなどを記憶し処理用データを一時記憶するメモリ、及びプロセッサを含む情報処理装置である。個人用端末1は、ユーザ個人が使用し、ネットワーク4を介して上記構成要素に接続できる。個人用端末1は、そのメモリ領域にユーザ個人により作成されたファイルデータをその名前、新規・更新の保存日時、このファイル名を登録したフォルダ名、更新の際に付与される世代番号などと共にファイル情報として記録する。
ファイル管理サーバ2は、プログラム制御により動作するデータ処理装置であり、データ処理に必要なメモリ及びプロセッサを有する。その主要動作手順の詳細は、後に、フローチャートを参照して説明する。図1では、ファイル管理サーバ2は、ネットワーク4を介してデータベース3および管理者端末5と接続しているが、ローカルバスを介してデータベース3および管理者端末5を直結接続することもできる。データベース3は、ファイルの新規登録及び更新登録による保存処理、又は登録データの削除などをファイル管理サーバ2により制御される。データベース3には、ファイル管理サーバ2による自動的なファイル管理から退避させるファイル情報を格納する領域を退避フォルダ6として有する。また、データベース3は、ファイル管理サーバ2に内蔵する形態であってもよい。
ネットワーク4はローカルネットワークでもインターネットでもよい。管理者端末5は例えばパーソナルコンピュータでよい。管理者端末5はネットワーク4を介して個人用端末1と直結してデータの授受が可能であるが、特に、ファイル管理サーバ2と接続してデータベース3の保存内容を読取って画面表示できると共に、データ管理のための変更も可能である。個人用端末1とデータベース3とが共有するファイルデータの場合、管理者端末5は、管理者からの入力によりファイル管理サーバ2を駆動し、各個人用端末1のファイルデータを取得して最新バージョンに自動的に更新させることができる。
次に、図2のシーケンスチャートにより図1を併せ参照して、個人用端末1で作成されたファイルの保存のための主要動作手順について説明する。
まず、ユーザ個人が、新規ファイルを作成して新規登録保存、又はファイルデータを修正した上書き保存、を個人用端末1で操作入力する。個人用端末1は、ユーザ個人から入力で受けたファイル名で保存要求を受付け(手順S1)の際にはファイル管理サーバ2を呼び出してファイル検索のためファイル名を構成する単語をキーワードとしてファイルの検索要求を送信(手順S2)する。
ファイル管理サーバ2は、検索要求を受付けした際、受付けした単語をキーワードとして、例えばRDBMS(Relational Data Base Management System)における言語(SQL)によりデータベース3からファイルを検索(手順S3)する。従って、ファイル管理サーバ2は、キーワードを含む関連ファイルとそのフォルダ名とを読取り(手順S4)して、キーワードを含むファイルとそのフォルダの一覧表を作成し、要求元の個人用端末1に送出(手順S5)する。単語を検索キーワードとするので、データベースから検索により得られるファイル名は広範囲にわたり、関連フォルダも多方面にわたる。従って、要求対象のファイル名およびフォルダ名をより適切に選択することができる。
個人用端末1は、受付けしたフォルダの一覧表を画面表示すると共に、保存要求したファイル名と同一のファイル名がない場合には新規ファイルとして同類のファイルのフォルダを決定するか、更に同類ファイル群が無ければ新フォルダを作成する一方、同一ファイル名があった場合には、世代番号を付与して追加又は上書きによる更新ファイルと決定(手順S6)する。この自動的決定に基づき、個人用端末1は、作成したファイルの新規又は更新による保存要求をフォルダ名と共にファイル管理サーバ2へ送出(手順S7)する。
上記手順S6で、図示されていないが、ユーザ個人により手順を停止させることができる。自動的な決定内容は、個人用端末1で画面表示されるので、ユーザ個人が自動決定を不服とする場合、画面から選択して補正入力することができる。その場合、その後に次の保存要求手順S7に進むこととなる。
ファイル管理サーバ2は、新規又は更新の指示と共にデータベース3での決定されたフォルダへ、ファイル保存を要求(手順S8)する。従って、データベース3は、指示に基づき受付けしたファイルを新規又は更新により保存(手順S9)する。データベース3では上書き保存によるデータの消去は行わないものとする。
図3に図1を併せ参照して、個人用端末1の主要動作手順について説明する。
個人用端末1は、ユーザ個人により作成されたファイルの保存要求を受付け(手順S11のYES)の際、ファイル名を分割した単語をキーワードとして関連フォルダの検索をファイル管理サーバ2に要求(手順S12)する。その結果、ファイル管理サーバ2から関連ファイル名を含むフォルダの一覧表が受付けされ画面表示(手順S13)される。その一覧表に同一名のファイルあり(手順S14のYES)の場合、そのファイル名に世代番号を付与(手順S15)して自己端末内のファイルデータメモリ領域で同一ファイルに上書き保存(手順S16)する。従って、前世代のファイルは消去される。しかし、この作成ファイルは今までと同一のフォルダを指定してファイル管理サーバ2へ保存要求(手順S17)される。これにより、ファイル管理サーバ2では、データベース3に新たに更新ファイルを登録保存し、世代番号が含まれる以前のファイルは残されたままとなる。
上記手順S14が「NO」で同一ファイル名がない場合、個人用端末1は、フォルダ一覧表から同類のファイルを有するフォルダを検索する。ここで、同類フォルダなし(手順S18のNO)の場合、個人用端末1は、関連する単語を選択して新フォルダを作成(手順S19)し、自己端末内のファイルデータメモリ領域で関連フォルダを形成して、作成したファイルを登録保存(手順S20)する。個人用端末1は、この関連フォルダ及びファイルを指定してファイル管理サーバ2へ保存要求(手順S21)する。これにより、ファイル管理サーバ2では、データベース3に新たにファイルを登録保存する。
上記手順S6から手順S7、及び手順S14以降では、個人用端末1がフォルダ一覧表から保存対象の作成フォルダ名の新規か否かを調べ、更に一覧表からフォルダまで新規か否かを選択して自動的に決定してファイル管理サーバ2に通知している。しかし、この決定が自動的に送出される前に画面表示されるので、ユーザ個人によりその是非を決定させることもよい。これにより、保存要求の際のファイル名を変更することが可能となり、更に適切な命名が可能である。この後、再度の保存要求が望ましい。
上記手順S16で上書き保存として個人用端末1のメモリ領域容量の縮小を図ったが、履歴を残すため追加の更新登録として、データベース3のメモリ内容と同一のファイルデータにしてもよい。
このような構成を有するので、個人用端末におけるファイルデータメモリでの作成ファイルと同一の最新ファイルが、ユーザ個人の手間をかけることなしで、自動的にデータベースに保存され得る。
本発明の実施例2について図4A及び図4Bのフローチャートに図1を併せ参照して説明する。
図4A及び図4Bは、ファイル管理サーバ2の主要動作の実施の一形態を示す説明図である。
ファイル管理サーバ2は、個人用端末1から作成ファイルの保存要求を受付け(手順S31)した際、要求元の個人用端末からファイル名を含むファイル情報を取得(手順S32)する。ファイル管理サーバ2は、対象のファイル名を構成する単語をキーワードとしてデータベース3から関連のファイル及びフォルダを検索するが、更に、検索の効率化を図るため、データベース3に保存されるファイルのうち現在時刻からさかのぼって最も近い保存日時を有する関連のファイル及びフォルダを検索(手順S33)し、フォルダ一覧表に作成して個人用端末1に送付(手順S34)する。
その結果、ファイル管理サーバ2は、個人用端末1からフォルダ名と共に一覧表と類似するファイル名とを受付け(手順S35)する。このフォルダ名が新規(手順S36のYES)の場合、ファイル管理サーバ2は、新フォルダをデータベース3に登録してその情報を処理ログに出力(手順S37)する一方、取得ファイル情報をその関連フォルダに格納保存(手順S38)する。続いて、ファイル管理サーバ2は、その対象の個人用端末1に、全ファイル情報の送出を要求(手順S39)する。上記手順S36が「NO」で新規フォルダの作成がない場合には手順は手順S37を飛ばして手順S38に進む。
一方、ファイル管理サーバ2は、上記手順S31で個人用端末1からファイルの保存要求を受付けするほか、定刻になった際に定期的に、又は、管理者端末5からファイルの照合要求を受付け(手順S41)の際、各個人用端末1にそれぞれの全ファイル情報の送出を要求(手順S42)する。
上記手順S39又は手順S42で個人用端末1にファイル情報を要求した結果、ファイル管理サーバ2は、要求先の個人用端末1からファイル情報を受付け(手順S43)するので、その取得した全ファイル数を処理ログに出力(手順S44)する。次に、ファイル管理サーバ2は、各個人用端末1及びデータベース3それぞれの対応部分でファイル名を比較(手順S45)する。個人用端末1のみに存在するファイルあり(手順S46のYES)の場合、ファイル管理サーバ2は、その余分ファイルを同期対象ファイルとしてその数を処理ログに出力(手順S47)する一方で、その同期対象ファイルは、ファイル管理サーバ2によりデータベース3に格納保存(手順S48)される。それにより、個人用端末1に保存される全ファイル情報はデータベース3にも含まれることになる。
上記手順S46が「NO」で個人用端末1のみに存在するファイルはないが、データベース3のみに存在(手順S51のYES)の場合がある。例えば、個人用端末1で更新され上書き保存された旧版のファイル情報である。この場合、ファイル管理サーバ2は、データベース3上でのファイル更新日時を現在時刻と比較(手順S52)し、所定期間の日数を超過(手順S53のYES)の場合にはその対象ファイルを退避フォルダ6に格納保存替え(手順S54)する。管理者は、管理者端末5から退避フォルダ6を定期的に監視し、ファイル内容をみて削除廃棄処分することができる。
上記手順S51が「NO」の場合は、個人用端末1とデータベース3とのファイル情報が一致しているので手順は終了する。また、上記手順S53が「NO」の場合そのファイル情報は、所定期日を過ぎるまで、データベース3に残される。
このような構成を有するので、個人用端末でファイルの保存を要求する際のみならず、例えば定期的にファイル管理サーバにより個人用端末とデータベースとの間のファイル情報の一致を自動的に確認することができるので、個人のファイル更新、及び管理者のファイル管理・運用を、効率よくかつ簡便に行うことができる。
ファイルの保存又は照合の際、対象のファイル名を構成する単語を用いて保存済みのファイル及びフォルダを検索するので、容易に広範囲のファイル及びフォルダをデータベースから取得することができ、保存されるフォルダ及びファイルをその取得情報から類似の名前に命名することが必要な用途に、また、端末とデータベースとの管理を容易にする用途に適用可能である。
1 個人用端末
2 ファイル管理サーバ
3 データベース
4 ネットワーク
5 管理者端末
6 退避フォルダ
2 ファイル管理サーバ
3 データベース
4 ネットワーク
5 管理者端末
6 退避フォルダ
Claims (7)
- 個人用端末で作成するファイルデータをデータベースとして保存し管理する方法において、前記データベースを管理するファイル管理サーバを設け、個人用端末で作成したファイルデータをデータベースに保存又は照合する際、ファイル名を構成する単語をキーワードとして前記データベースに保存済みの各ファイルで現在時刻からさかのぼって最も近い保存日時の関連ファイル及びそのフォルダを選択して一覧表を作成し、前記個人用端末に表示する一方、その一覧表で、同一ファイル名の存在する場合にはその作成ファイルに世代番号を付記し、その作成ファイル名に対応するファイル群又はフォルダが存在しない場合には、前記一覧表の中から関連項目に新規フォルダを作成して個人用端末及びデータベースそれぞれに保存することを特徴とするファイルデータ管理方法。
- 請求項1に記載のファイルデータ管理方法において、前記個人用端末で、作成のファイルに対するファイル名及びその格納先フォルダ名が決定した際、ユーザ個人の指示入力により個人用端末及びデータベースそれぞれに保存することを特徴とするファイルデータ管理方法。
- 請求項1に記載のファイルデータ管理方法において、前記ファイル管理サーバで所定時に、各個人用端末の記録領域からファイルデータを取得し、その取得した各ファイルデータを前記データベースのファイルデータと比較照合し、個人用端末にのみ保存されるファイルデータを同期対象ファイルとして前記個人用端末から前記データベースに取り込み保存することを特徴とするファイルデータ管理方法。
- 請求項3に記載のファイルデータ管理方法において、前記データベースに退避フォルダの領域を設け、前記ファイル管理サーバで所定時に、各ファイルの保存日時を調べて所定期間経過のファイルを前記退避フォルダに移行させることを特徴とするファイルデータ管理方法。
- 個人用端末で作成するファイルデータをデータベースとして保存し管理するシステムにおいて、
作成したファイルデータのデータベースへの保存要求をユーザ個人から受付けの際にはファイル名を構成する単語で前記データベースの検索を要求し、前記単語を含むファイル群及びフォルダの一覧表を受付けした際には、その中に同一ファイル名の存在する場合その世代番号を付記し、その作成ファイル名に対応するファイル群又はフォルダが存在しない場合には、前記一覧表の中から関連項目に新規フォルダを作成して自己端末に保存すると共に前記データベースへの保存を要求する個人用端末と、
個人用端末から要求を受けてデータベースにファイルデータを保存し管理するものであって、ファイルの保存又は照会の要求時には前記個人用端末に記録されているファイルデータを取得し、そのファイルデータに含まれるファイル名を構成する単語で前記データベースを検索し、前記個人用端末から取得した各ファイルで保存日時からさかのぼって最も近い保存日時の前記単語を含むファイル群及びフォルダを選択してその一覧表を作成し、この一覧表を保存要求対象の個人用端末へ送付してその対応する少なくともファイル名を受付けし、前記個人用端末から取得したファイル情報の中で前記データベースに含まれないファイル及びフォルダを前記データベースに保存するファイル管理サーバと、
を備えることを特徴とするファイルデータ管理システム。 - 請求項5に記載のファイルデータ管理システムにおいて、前記ファイル管理サーバは、所定時に、各個人用端末の記録領域からファイルデータを取得し、取得したファイルデータが前記データベースに含まれないファイル名を選択して同期対象ファイルとし、そのファイルデータを前記データベースに保存することを特徴とするファイルデータ管理システム。
- 請求項6に記載のファイルデータ管理システムにおいて、前記データベースに退避フォルダの領域を設け、前記ファイル管理サーバは、所定時に、各ファイルの保存日時を調べて所定期間経過のファイルを前記退避フォルダに移行させることを特徴とするファイルデータ管理システム。
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Legal Events
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A02 | Decision of refusal |
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