JPH1011375A - 文書情報管理システム - Google Patents

文書情報管理システム

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JPH1011375A
JPH1011375A JP8164015A JP16401596A JPH1011375A JP H1011375 A JPH1011375 A JP H1011375A JP 8164015 A JP8164015 A JP 8164015A JP 16401596 A JP16401596 A JP 16401596A JP H1011375 A JPH1011375 A JP H1011375A
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JP
Japan
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information management
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host computer
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JP8164015A
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English (en)
Inventor
Akito Umebayashi
明人 梅林
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 集中型文書情報管理方式では通信量が過大に
なり、分散型文書情報管理方式では、ホストコンピュー
タ側で文書の更新・削除が行われた際に、旧来の文書情
報が表示される。 【解決手段】 文書本体情報を要求する際、ワークステ
ーション2では、その要求文書本体情報がキャッシュフ
ァイル26に有るか無いかを検索し、無い場合は、要求
文書本体情報の転送をホストコンピュータに要求し、有
る場合は、ローカル文書情報管理テーブル24及びホス
ト文書情報管理テーブルの最終更新時刻の比較結果によ
り、一致しない時は、ホストコンピュータから文書本体
情報を転送してもらい、一致した時は、キャッシュファ
イル26から文書本体情報を読み込む。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電子ファイリング
システム等における文書情報管理システムに関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】従来、ホストコンピュータとワークステ
ーションが通信回線経由で接続されたシステムにおける
文書情報管理はホストコンピュータのみで行われてい
た。たとえばワークステーションで所望する文書の表示
を要求した場合、そのまま、ホストコンピュータに文書
転送要求が送られ、その要求を受けたホストコンピュー
タでは、文書情報管理テーブルを参照して該当する文書
データが検索され、次にホストコンピュータからワーク
ステーションに検索した文書データのすべてが転送さ
れ、ワークステーションの文書表示装置の画面に表示さ
れていた(以降、これを集中型文書情報管理方式と呼
ぶ)。
【0003】最近では、特開平5−6317やインター
ネットにおける文書情報(HTML)の管理方法(WW
W)として、ワークステーション側に用意した文書表示
装置(HTMLブラウザ等)を用いて、ワークステーシ
ョン側で表示すると同時にワークステーション側のキャ
ッシュファイルに、転送されてきたデータを書き込み、
後に同じ文書データに対する表示要求があれば、再度通
信回線を介してホストコンピュータから文書データの転
送を行う代わりに、ワークステーション側のキャッシュ
ディスクに蓄えられた文書データを表示することができ
るものもある(以降、これを分散型文書情報管理方式と
呼ぶ)。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た従来の文書情報管理方式では、以下のような課題があ
った。
【0005】前者の集中型文書情報管理方式では、文書
表示の要求があった際に毎回ホストコンピュータに文書
データの転送を要求するので、表示すべき文書が多い場
合など、通信時間が多くかかり、ひいては文書表示に多
大な時間がかかっていた。
【0006】一方、分散型文書情報管理方式では、文書
表示の要求があった際にはワークステーション側でまず
キャッシュディスクを参照する。キャッシュディスクが
小さい場合には十分な表示速度が得られるが、キャッシ
ュディスクが肥大化すると検索に時間がかかり、かえっ
て十分な表示能力が得られない。また、ホストコンピュ
ータ側で文書の削除・更新・移動が行われた際に削除・
更新・移動されたという情報がその都度入手できない限
り、旧来の文書データを表示してしまうことになる。
【0007】本発明は、従来のこのような文書情報管理
方式の課題を考慮し、文書表示の要求に対して十分な表
示能力を得ることができ、ホストコンピュータ側で文書
の削除・更新・移動が行われても常に最新の文書を表示
できる文書情報管理システムを提供することを目的とす
るものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、ホストコンピ
ュータと、そのホストコンピュータに通信回線で接続さ
れた端末とを備え、文書情報を分散処理する文書情報管
理システムであって、ホストコンピュータは、文書本体
情報を格納媒体に格納する文書本体情報格納手段と、そ
の格納された文書本体情報の識別情報、格納媒体上の格
納場所を示す情報及び文書本体情報の最終更新時刻情報
を記憶するホスト文書情報管理テーブルと、そのホスト
文書情報管理テーブルの内容を管理する文書情報管理テ
ーブル管理手段と、端末からの要求に応じて文書本体情
報を端末に転送するホスト文書転送手段とを有し、端末
は、ホストコンピュータから転送されてきた文書本体情
報を格納するキャッシュ格納手段と、その格納された文
書本体情報の識別情報及び最終更新時刻情報を記憶する
ローカル文書情報管理テーブルと、そのローカル文書情
報管理テーブルに記憶された情報をホストコンピュータ
に転送するローカル文書転送手段と、要求した文書本体
情報を表示する文書表示手段とを有し、端末から文書本
体情報を要求する際、ローカル文書転送手段は、その要
求文書本体情報がキャッシュ格納手段に有るか無いか
を、ローカル文書情報管理テーブルを参照して検索し、
無い場合は、要求文書本体情報の転送をホストコンピュ
ータに要求し、その要求に対してホストコンピュータは
その要求された文書本体情報を端末に転送し、要求文書
本体情報がキャッシュ格納手段に有る場合は、ローカル
文書情報管理テーブルに記憶された要求文書本体情報の
識別情報及び最終更新時刻情報をホストコンピュータに
転送し、その転送された情報に対して文書情報管理テー
ブル管理手段及びホスト文書転送手段は、ホスト文書情
報管理テーブルを参照して、最終更新時刻情報が一致し
ないときは、文書本体情報格納手段に格納された文書本
体情報を端末に転送し、最終更新時刻情報が一致すると
きは、その一致したことを端末に転送し、その一致した
ことにより端末の文書表示手段は、キャッシュ格納手段
の文書本体情報を読み出して表示する文書情報管理シス
テムである。
【0009】例えば、ホストコンピュータは、文書デー
タの物理的な保存場所と最終更新日付が記述されたホス
ト文書情報管理テーブルを持ち、ホストコンピュータ上
での文書登録・移動・削除履歴がその文書情報管理テー
ブルにすべて記述される。ワークステーションは、1度
要求した文書データを蓄積するキャッシュディスクとそ
の蓄積した文書データの管理情報を有するローカル文書
情報管理テーブルとを持ち、ワークステーションでは文
書表示要求に対して、まずローカル文書情報管理テーブ
ルを調べ、表示すべき文書がキャッシュディスクに存在
すればホストコンピュータに問い合わせを行い、ホスト
文書情報管理テーブルの管理情報との整合性を確認す
る。その結果、変更されていなければキャッシュディス
クから読み込み、変更があれば差分データあるいは文書
本体データを転送してもらう。
【0010】
【発明の実施の形態】以下に、本発明をその実施の形態
を示す図面に基づいて説明する。
【0011】図1は、本発明にかかる一実施の形態の文
書情報管理システムのホストコンピュータの構成を示す
図であり、また、図2は、そのホストコンピュータに通
信回線で接続された本実施の形態の文書情報管理システ
ムのワークステーションの構成を示す図である。すなわ
ち、本実施の形態による文書情報管理システムは、ホス
トコンピュータ1及び、そのホストコンピュータ1に通
信回線3により接続された端末としてのワークステーシ
ョン2により構成されている。
【0012】図1において、ホストコンピュータ1は、
文書本体情報に関する管理情報を有するホスト文書情報
管理テーブル11、そのホスト文書情報管理テーブル1
1を管理する文書情報管理テーブル管理手段12、文書
本体情報の入出力を行う文書本体情報データ入出力手段
13、文書情報などの転送を行うホスト文書転送手段1
4、及び文書本体情報を蓄積する文書本体情報格納手段
としての文書本体情報ファイル15により構成されてい
る。又、ホスト文書情報管理テーブル11は、文書本体
情報データ固有の識別情報である文書ID、文書本体情
報データの格納媒体情報である媒体ラベル、格納媒体上
の格納場所を示す情報であるパス情報、及び文書本体情
報データの最終更新時刻より構成されている。
【0013】一方、図2のワークステーション2は、要
求文書を表示する文書表示手段21、文書本体情報に関
する管理情報などの転送を行うローカル文書転送手段2
2、ホストコンピュータ1から受信した文書本体情報を
記憶するキャッシュ格納手段としてのキャッシュファイ
ル26、そのキャッシュファイル26への記憶の制御を
行う文書記憶手段23、キャッシュファイル26に記憶
された文書本体情報に関する管理情報を持つローカル文
書情報管理テーブル24、及びキャッシュファイル26
から文書本体情報を読み込む制御を行う文書読み込み手
段25により構成されている。又、ローカル文書情報管
理テーブル24は、キャッシュファイル26の文書本体
情報の識別情報である拡張文書ID、その文書本体情報
の最終更新時刻及びパス情報により構成されている。
【0014】ここで、文書を表示するための文書特定方
法として、ホストコンピュータ1のネットワークアドレ
スと、文書ID番号を組み合わせたものを指定する。ネ
ットワークアドレスはTCP/IPで用いられている4
バイトの数値、文書ID番号は4バイトの符号なし整数
値である。以下ホストコンピュータ1のネットワークア
ドレスと文書IDとの組み合わせを拡張文書IDと呼
ぶ。
【0015】次に上記実施の形態の文書情報管理システ
ムの動作について図面を参照しながら説明する。
【0016】いま、文書本体情報データ入出力手段13
によってホストコンピュータ1の文書本体情報ファイル
15に文書本体情報データが書き込まれると、ホスト文
書情報管理テーブル11に最終更新時刻、文書ID、格
納媒体情報(媒体ラベル)、格納媒体上の格納場所情報
(パス情報)が文書情報管理テーブル管理手段12によ
って書き込まれる。媒体情報は情報記録媒体に付与した
ディスクラベルを用い、格納場所情報は情報記録媒体上
の論理パスを用いる。
【0017】ここで、ディスクの使用率が高くなるなど
の理由で、文書本体情報データが別の媒体に移動された
ときには、ホスト文書情報管理テーブル11の格納媒体
情報、格納媒体上の格納場所情報が文書情報管理テーブ
ル管理手段12によって書き直される。文書本体情報デ
ータが更新されたときには最終更新時刻データが書き直
される。文書本体情報データが削除された際には媒体情
報に消去された旨が書き込まれる。
【0018】次に、ワークステーション2において、文
書の表示要求があると、文書表示手段21はローカル文
書転送手段22に対して拡張文書IDを指定し文書転送
要求を送る。次にローカル文書転送手段22はローカル
文書情報管理テーブル24を参照し、拡張文書IDを検
索する。もしローカル文書情報管理テーブル24内に指
定された拡張文書IDが見つからなければ、拡張文書I
Dのホストコンピュータ1のネットワークアドレスを使
ってホストコンピュータ1に接続し、ホスト文書転送手
段14と通信を行い、拡張文書IDを文書情報管理テー
ブル管理手段12に渡す。
【0019】ホストコンピュータ1では、文書情報管理
テーブル管理手段12がホスト文書情報管理テーブル1
1を参照し、拡張文書IDの文書IDを使って検索を行
う。その結果、その文書が納められている媒体名及び格
納パスが得られるので、ホストコンピュータ1では文書
本体情報データ入出力手段13経由で文書本体情報デー
タの取り込みを行い、再度ホスト文書転送手段14を用
いてワークステーション2に文書本体情報データを転送
する。
【0020】そうすると、ワークステーション2は、ロ
ーカル文書転送手段22経由で文書表示手段21に文書
本体情報データを転送し、表示が行われる。また同時に
文書記憶手段23を用いてワークステーション2のキャ
ッシュファイル26に文書本体情報データの書き込みを
行い、ローカル文書情報管理テーブル24に拡張文書I
Dとキャッシュファイル26へのアクセス情報を書き込
む。
【0021】また、ローカル文書情報管理テーブル24
の検索によって指定された拡張文書IDが見つかった場
合には、拡張文書IDのホストコンピュータ1のネット
ワークアドレスを使ってホストコンピュータ1に接続
し、ホスト文書転送手段14と通信を行い、拡張文書I
D及び最終更新時刻情報を文書情報管理テーブル管理手
段12に渡す。
【0022】ホストコンピュータ1では、文書情報管理
テーブル管理手段12がホスト文書情報管理テーブル1
1を参照し、拡張文書IDの文書IDを使って検索を行
う。その結果、ホストコンピュータ上の文書本体情報デ
ータの最終更新時刻が得られるので、文書情報管理テー
ブル管理手段12は、最終更新時刻の比較を行い、ワー
クステーション上の文書本体情報データが古い場合に
は、文書本体情報データ入出力手段13経由で文書本体
情報データの取り込みを行い、再度ホスト文書転送手段
14を用いてワークステーション2に文書本体情報デー
タを転送する。
【0023】ワークステーション2は、ローカル文書転
送手段22経由で文書表示手段21に文書本体情報デー
タを転送し、表示が行われる。また同時に文書記憶手段
23を用いてワークステーション2のキャッシュファイ
ル26に文書本体情報データの書き込みを行い、ローカ
ル文書情報管理テーブル24に拡張文書IDとキャッシ
ュファイル26へのアクセス情報を書き込む。
【0024】一方、最終更新時刻が同じ場合には、ワー
クステーション2には文書本体情報データの転送は行わ
れず、最終更新時刻が一致したことの情報のみが知らさ
れる。そうすると、ワークステーション2では、ローカ
ル文書情報管理テーブル24に書かれているアクセス情
報により、文書読み込み手段25を使ってキャッシュフ
ァイル26からデータを読み込み、ローカル文書転送手
段22によって文書表示手段21へ転送されて表示され
る。
【0025】また、文書情報管理テーブル管理手段12
が、ホスト文書情報管理テーブル11を参照した結果、
ホストコンピュータ上の文書本体情報データが消去され
ていた場合には、その旨がワークステーション2に通達
され、文書表示手段21ではその情報を表示する。
【0026】図3は、上記実施の形態の文書情報管理シ
ステムにおける動作を示すフローチャートであり、以下
に、本実施の形態の文書情報管理システムの動作につい
て、図3に基づいて説明する。
【0027】まず、ワークステーション1で文書表示要
求を受け付けると(ステップS1)、拡張文書IDがロ
ーカル文書転送手段22に転送される(ステップS
2)。文書転送手段22は拡張文書IDに対応する文書
本体情報データがキャッシュファイル26上に存在する
かどうかをローカル文書情報管理テーブル24を用いて
調査する(ステップS3)。
【0028】このとき、文書本体情報データがキャッシ
ュファイル26上に存在しない場合には、拡張文書ID
のホストコンピュータのネットワークアドレスを使って
該当するホストコンピュータ1と接続し、ホストコンピ
ュータ1に文書IDを使って文書本体情報データ及び最
終更新時刻データの転送要求を出す(ステップS7)。
ホストコンピュータ1では、ホスト文書転送手段14を
用いて要求を受け取り、ホスト文書情報管理テーブル1
1を調査する。ホスト文書情報管理テーブル11には、
該当する文書ID及び媒体情報、パス情報が記録されて
いるので、これを使って文書本体情報ファイル15から
文書本体情報データを読み込み、これを最終更新時刻デ
ータとともに再度ホスト文書転送手段14を用いてワー
クステーション2に転送する(ステップS8)。
【0029】そうすると、ホストコンピュータ1から転
送されてきた文書本体情報データは、ローカル文書転送
手段22が受信し、文書記憶手段23を用いてキャッシ
ュファイル26に保存する(ステップS9)。それと同
時に、文書表示手段21に転送し(ステップS10)、
同時にローカル文書情報管理テーブル24に文書ID、
最終更新時刻データ及びキャッシュファイル26のパス
情報を記録する。結果として文書表示手段21に文書本
体情報データが表示されることになる(ステップS1
1)。
【0030】一方、ステップS3において、文書本体情
報データがキャッシュファイル26上に存在する場合に
は、拡張文書IDのホストコンピュータのネットワーク
アドレスを使って該当するホストコンピュータ1と接続
し、ホストコンピュータ1に文書ID及びローカル文書
情報管理テーブル24に記録されている最終更新時刻デ
ータを送信する(ステップS4)。
【0031】ホストコンピュータ1では、ホスト文書転
送手段14を用いてデータを受け取り、ホスト文書情報
管理テーブル11を調査する。ホスト文書情報管理テー
ブル11から該当する文書IDの最終更新時刻データを
獲得し、通信によって受け取った最終更新時刻データと
比較する(ステップS5)。
【0032】その結果、更新時刻が同じであれば、ワー
クステーション2にキャッシュファイル参照許可命令を
出す。この場合、ワークステーション2では、ローカル
文書情報管理テーブル24に記録されているキャッシュ
ファイル26のパス情報を獲得し、文書読み込み手段2
5を用いてキャッシュファイル26から文書本体情報デ
ータを読み込む(ステップS6)。そのデータを文書表
示手段21に転送し(ステップS10)、結果として文
書表示手段21に文書本体情報データが表示されること
になる(ステップS11)。
【0033】また、更新時刻が異なっている場合は、ワ
ークステーション2にキャッシュファイル参照禁止命令
を出す。この場合、ワークステーション2はホストコン
ピュータ1に文書IDを使って文書本体情報データ及び
最終更新時刻データの転送要求を出す(ステップS
7)。ホストコンピュータ1では、ホスト文書転送手段
14を用いて要求を受け取り、ホスト文書情報管理テー
ブル11を調査する。ホスト文書情報管理テーブル11
には、該当する文書ID及び媒体情報、パス情報が記録
されているので、これを使って文書本体情報ファイル1
5から文書本体情報データを読み込み、最終更新時刻デ
ータとともに再度ホスト文書転送手段14を用いてワー
クステーション2に転送する(ステップS8)。
【0034】そうすると、ホストコンピュータ1から転
送されてきた文書本体情報データは、ローカル文書転送
手段22が受信し、文書記憶手段23を用いてキャッシ
ュファイル26に保存する(ステップS9)。それと同
時に、文書表示手段21に転送し(ステップS10)、
同時にローカル文書情報管理テーブル24の、最終更新
時刻データを更新する。結果として、文書表示手段21
に文書本体情報データが表示されることになる(ステッ
プS11)。
【0035】次に、請求項2の本発明を含む実施の形態
の文書情報管理システムについて説明する。
【0036】ここでは、上記実施の形態で述べた他に、
ホストコンピュータ1は最終文書ID記録ファイルを持
つ。ワークステーション2からローカル文書転送手段2
2によって文書本体情報データの送信があると、ホスト
文書転送手段14を経由して文書本体情報データ入出力
手段13にデータが転送される。そうすると、文書本体
情報データ入力手段13は、外部からの指示或いはシス
テムで前もって決められている記録媒体ラベルとパス情
報からなるアクセス情報をもとに、文書本体情報ファイ
ル15に文書本体情報データを書き込む。同時に、ホス
トコンピュータ上の最終文書ID記録ファイルには、ホ
スト文書情報管理テーブル11に記録された文書IDの
最大値が入っており、このファイルを読み出して1を加
えたものを新しい文書IDとし、ホストコンピュータの
時刻取得プログラムによって得られた時刻を最終更新時
刻とする。文書ID、最終更新時刻、文書本体情報ファ
イル15内へのアクセス情報を書き入れる。書き入れた
後、新しい文書IDを最終文書ID記録ファイルに上書
きしておく。
【0037】次に、請求項3の本発明を含む実施の形態
の文書情報管理システムについて説明する。
【0038】ここでは、媒体ラベルの代わりに媒体ID
として4バイト符号なし整数値を用いる。ホストコンピ
ュータ1はハードディスクと光磁気ディスクを持つ。光
磁気ディスクを新規に使用するとき、ホストコンピュー
タ上の最終媒体ID記録ファイルには、ホスト文書情報
管理テーブル11に記録された媒体IDの最大値が入っ
ているので、このファイルを読み出して1を加えたもの
を新しい媒体IDとして媒体のラベル領域に書き込んで
おく。ワークステーション2からの記録及び参照要求に
応じてホストコンピュータ側では光磁気ディスクを入れ
替えて文書本体情報ファイル15へアクセスする。
【0039】次に、請求項4の本発明を含む実施の形態
の文書情報管理システムについて説明する。
【0040】ここでは、媒体ラベルの代わりに媒体ID
として4バイト符号なし整数値を用いる。ホストコンピ
ュータ1はリムーバブルハードディスクを持つ。ハード
ディスクを新規に使用するとき、ホストコンピュータ上
の最終媒体ID記録ファイルには、ホスト文書情報管理
テーブル11に記録された媒体IDの最大値が入ってい
るので、このファイルを読み出して1を加えたものを新
しい媒体IDとして媒体のラベル領域に書き込んでお
く。ワークステーション2からの記録及び参照要求に応
じてホストコンピュータ側ではハードディスクを入れ替
えて文書本体情報ファイル15へアクセスする。
【0041】次に、請求項5の本発明を含む実施の形態
の文書情報管理システムについて説明する。
【0042】まず、ワークステーション2で文書表示要
求を受け付けると、拡張文書IDがローカル文書転送手
段22に転送される。ローカル文書転送手段22は拡張
文書IDに対応する文書本体情報データがキャッシュフ
ァイル26上に存在するかどうかをローカル文書情報管
理テーブル24を用いて調査する。文書本体情報データ
がキャッシュファイル26上に存在する場合には、拡張
文書IDのホストコンピュータのネットワークアドレス
を使って該当するホストコンピュータ1と接続し、ホス
トコンピュータ1に文書ID及びローカル文書情報管理
テーブル24の最終更新時刻データを送信する。ホスト
コンピュータ1では、ホスト文書転送手段14を用いて
データを受け取り、ホスト文書情報管理テーブル11を
調査する。ホスト文書情報管理テーブル11から該当す
る文書IDの最終更新時刻データを獲得し、通信によっ
て受け取った最終更新時刻データと比較する。
【0043】その結果、ホスト側の最終更新時刻情報が
古い場合には、ワークステーション2にキャッシュファ
イル参照禁止命令を出す。この場合、ホストコンピュー
タ1は、ワークステーション2に文書IDを使って、文
書本体情報データ及び最終更新時刻データの転送要求を
出す。ワークステーション2では、ローカル文書転送手
段22を用いて要求を受け取り、ローカル文書情報管理
テーブル24を調査する。ローカル文書情報管理テーブ
ル24には、該当する拡張文書ID及びパス情報が記録
されているので、これを使ってキャッシュファイル26
から文書読み込み手段25を用いて文書本体情報データ
を読み込み、これを最終更新時刻データとともに再度ロ
ーカル文書転送手段22を用いてホストコンピュータ2
に転送する。
【0044】ワークステーション2から転送されてきた
文書本体情報データは、ホスト文書転送手段14が受信
し、文書本体情報データ入出力手段13を用いて文書本
体情報ファイル15に保存すると同時に、ホスト文書情
報管理テーブル11の、最終更新時刻データを更新す
る。
【0045】以上のように、ホストコンピュータとワー
クステーションで文書情報を相互に管理することによ
り、きわめて効率的に文書表示が行えるのみならずホス
トコンピュータ上で文書データの変更が行われても最新
の正しい文書情報を表示することができる。
【0046】なお、上記実施の形態では、端末としてワ
ークステーションを例に説明したが、これに限らず、例
えば、メモリを搭載しネットワーク接続されたパーソナ
ルコンピュータ等を用いても良い。
【0047】また、上記実施の形態では、ホストコンピ
ュータ及びワークステーションが1台づつの構成とした
が、それらの台数はこれに限定されるものではない。
【0048】
【発明の効果】以上述べたところから明らかなように本
発明は、文書表示の要求に対して十分な表示能力を得る
ことができ、ホストコンピュータ側で文書の削除・更新
・移動が行われても常に最新の文書を表示できるという
長所を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明にかかる一実施の形態の文書情報管理シ
ステムのホストコンピュータを示す構成図である。
【図2】同実施の形態におけるホストコンピュータに接
続されるワークステーションを示す構成図である。
【図3】同実施の形態における動作を説明するフローチ
ャートである。
【符号の説明】
11 ホスト文書情報管理テーブル 12 文書情報管理テーブル管理手段 13 文書本体情報データ入出力手段 14 ホスト文書転送手段 15 文書本体情報ファイル 21 文書表示手段 22 ローカル文書転送手段 23 文書記憶手段 24 ローカル文書情報管理テーブル 25 文書読み込み手段 26 キャッシュファイル

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ホストコンピュータと、そのホストコン
    ピュータに通信回線で接続された端末とを備え、文書情
    報を分散処理する文書情報管理システムであって、 前記ホストコンピュータは、文書本体情報を格納媒体に
    格納する文書本体情報格納手段と、その格納された文書
    本体情報の識別情報、前記格納媒体上の格納場所を示す
    情報及び前記文書本体情報の最終更新時刻情報を記憶す
    るホスト文書情報管理テーブルと、そのホスト文書情報
    管理テーブルの内容を管理する文書情報管理テーブル管
    理手段と、前記端末からの要求に応じて前記文書本体情
    報を前記端末に転送するホスト文書転送手段とを有し、 前記端末は、前記ホストコンピュータから転送されてき
    た文書本体情報を格納するキャッシュ格納手段と、その
    格納された文書本体情報の識別情報及び最終更新時刻情
    報を記憶するローカル文書情報管理テーブルと、そのロ
    ーカル文書情報管理テーブルに記憶された前記情報を前
    記ホストコンピュータに転送するローカル文書転送手段
    と、要求した文書本体情報を表示する文書表示手段とを
    有し、 前記端末から文書本体情報を要求する際、前記ローカル
    文書転送手段は、その要求文書本体情報が前記キャッシ
    ュ格納手段に有るか無いかを、前記ローカル文書情報管
    理テーブルを参照して検索し、無い場合は、前記要求文
    書本体情報の転送を前記ホストコンピュータに要求し、
    その要求に対して前記ホストコンピュータはその要求さ
    れた文書本体情報を前記端末に転送し、前記要求文書本
    体情報が前記キャッシュ格納手段に有る場合は、ローカ
    ル文書情報管理テーブルに記憶された前記要求文書本体
    情報の識別情報及び最終更新時刻情報を前記ホストコン
    ピュータに転送し、その転送された情報に対して前記文
    書情報管理テーブル管理手段及びホスト文書転送手段
    は、前記ホスト文書情報管理テーブルを参照して、前記
    最終更新時刻情報が一致しないときは、前記文書本体情
    報格納手段に格納された文書本体情報を前記端末に転送
    し、前記最終更新時刻情報が一致するときは、その一致
    したことを前記端末に転送し、その一致したことにより
    前記端末の文書表示手段は、前記キャッシュ格納手段の
    文書本体情報を読み出して表示することを特徴とする文
    書情報管理システム。
  2. 【請求項2】 文書情報管理テーブル管理手段は、前記
    文書本体情報が入力された際に、既入力済の文書本体情
    報に付与された識別情報とは異なる識別情報を付与する
    ことを特徴とする請求項1記載の文書情報管理システ
    ム。
  3. 【請求項3】 格納媒体情報は、分散処理システム内で
    媒体毎に固有であり、その情報が媒体に掲示されている
    ことを特徴とする請求項1記載の文書情報管理システ
    ム。
  4. 【請求項4】 格納媒体は、取り外し可能な記録媒体で
    あることを特徴とする請求項1、又は3記載の文書情報
    管理システム。
  5. 【請求項5】 ホスト文書情報管理テーブルは、前記文
    書本体情報の更新履歴情報を含み、その更新履歴情報は
    更新時刻及び文書本体情報の内容変更情報からなること
    を特徴とする請求項1記載の文書情報管理システム。
JP8164015A 1996-06-25 1996-06-25 文書情報管理システム Pending JPH1011375A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7139569B2 (en) 2000-12-01 2006-11-21 Nec Corporation Service searching system
JP2013242697A (ja) * 2012-05-21 2013-12-05 Nec Fielding Ltd 文書管理システム、文書閲覧装置、文書データ管理装置とプログラム

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