JP2972548B2 - ファイル管理方式 - Google Patents

ファイル管理方式

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JP2972548B2
JP2972548B2 JP7123507A JP12350795A JP2972548B2 JP 2972548 B2 JP2972548 B2 JP 2972548B2 JP 7123507 A JP7123507 A JP 7123507A JP 12350795 A JP12350795 A JP 12350795A JP 2972548 B2 JP2972548 B2 JP 2972548B2
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武司 福島
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TOHOKU NIPPON DENKI SOFUTOEA KK
NEC Corp
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TOHOKU NIPPON DENKI SOFUTOEA KK
Nippon Electric Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はファイル管理方式に関
し、特に、異なる転送速度を有する複数の記憶装置を管
理して大量のデータを扱うことを可能とし、アクセス頻
度の低いデータを転送速度の遅い記憶装置に移動させる
機能を持つ階層型記憶システムのファイル管理方式に関
する。
【0002】
【従来の技術】UNIXシステムにおいては、異なる転
送速度を有する複数の記憶装置で構成され大量のデータ
を扱うことが可能であり、格納したデータをアクセス頻
度に応じて転送速度の異なる記憶装置に移動させる機能
を持つ階層型記憶システム(以下、アーカイビングシス
テムと称す)が用いられている。従来のアーカイビング
システムでは、ユーザからの要求によりデータの格納,
読み出しを行い、データを移動させる処理の単位がすべ
てファイルであり、しかもファイルの世代管理が行われ
ていないため、利用者にとって使いやすいものではなか
った。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上述したように、従来
のアーカイビングシステムのファイル管理方式は、格納
や読み出しの処理単位がファイルであり、しかもファイ
ルの世代管理が行われていないため、次のような欠点が
あった。まず、世代別のファイルデータをアーカイビン
グシステムに格納し保存する場合には、同一のファイル
でも世代別に別のファイル名を与えなければならず、そ
の管理が複雑となり特定世代のファイルを読み出すのに
苦労する。更に、関連の深い複数のファイルで構成され
るグループ(以下、コンポーネントと称す)内のすべて
のファイルを読み出す場合、個々のファイルに対して別
々に読み出し処理を行わねばならなかった。
【0004】本発明の第1の目的は、アーカイビングシ
ステムに世代管理を導入することにより、同一ファイル
名による世代別ファイルデータの格納および読み出しを
可能とし、システムの利用効率と操作性とを改善するこ
とである。又、本発明の第2の目的は、複数のファイル
を含むコンポーネント単位での格納,読み出し機能を実
現し、更に操作性の改善された使いやすいファイル管理
方式を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1のファイル管理
方式は、異なる転送速度を有する複数の記憶装置から成
り大量のデータを格納しアクセス頻度の低いデータを転
送速度の遅い記憶装置に移動させる階層型記憶システム
のファイル管理方式において、格納されるすべてのファ
イルに対してアクセス許可条件などの管理情報を格納し
たファイル管理テーブルと世代更新の履歴を記録した世
代管理テーブルとを保持しファイルデータへのアクセス
を制御するアクセス制御手段と、世代管理された各ファ
イルデータの格納先を管理し前記アクセス制御手段の指
示を受けてデータの読み出し書き込みを実行するファイ
ルデータ管理手段とを備えて構成されている。
【0006】請求項2のファイル管理方式は、請求項1
記載のファイル管理方式において、世代別のファイルア
クセス要求に対応して前記世代管理テーブルを画面表示
させ選択された世代番号のファイルデータを読み出させ
る世代参照手段と、前記世代管理テーブルを画面表示さ
せ選択された世代番号のレコードを削除して該当するフ
ァイルデータを削除させる世代削除手段とを備えたこと
を特徴としている。
【0007】請求項3のファイル管理方式は、請求項1
又は請求項2記載のファイル管理方式において、複数の
ファイルを含むコンポーネントに対しコンポーネント名
と対応させて構成ファイル名を登録したコンポーネント
管理テーブルを作成し前記アクセス制御手段に対して各
構成ファイルの格納を要求するコンポーネント登録手段
と、コンポーネント名と世代番号とから前記コンポーネ
ント管理テーブルを参照し当該コンポーネントのすべて
の構成ファイルの読み出しを前記アクセス制御手段に対
して要求するコンポーネント参照手段と、前記コンポー
ネント管理テーブルの内容を更新すると共に更新内容に
応じて前記アクセス制御手段に対して該当する構成ファ
イルの格納,更新,削除を要求するコンポーネント更新
手段と、前記コンポーネント管理テーブルを削除すると
共にすべての構成ファイルの削除を前記アクセス制御手
段に対して要求するコンポーネント削除手段とを備えた
ことを特徴としている。
【0008】
【作用】本発明のファイル管理方式は、異なる転送速度
の複数の記憶装置で構成されるアーカイビングシステム
におけるファイル管理を、セキュリティ管理と世代管理
を行うアクセス制御手段と、格納アドレスを管理しアク
セスを実行するファイルデータ管理手段とに分離し、同
一ファイル名で世代別のファイルデータを格納でき、指
定した世代のファイルデータの参照,更新,削除が行え
るようになっている。又、世代番号が分からない場合に
は、世代参照手段,世代削除手段により世代管理テーブ
ルを画面表示させ、メニュー選択形式で該当するファイ
ルデータを容易に指定することができる。更に、コンポ
ーネント登録手段により複数ファイルをまとめて登録
し、コンポーネント参照手段,コンポーネント更新手
段,コンポーネント削除手段により、コンポーネント単
位での複数ファイルの一括参照,更新,削除を可能とし
ている。
【0009】
【実施例】次に、本発明の実施例について図面を参照し
て説明する。
【0010】図1は本発明の一実施例の構成を示すブロ
ック図である。
【0011】本実施例のファイル管理方式は、図1に示
すように、異なる転送速度を有する複数の記憶装置から
成る階層型記憶装置1に対するファイル管理方式であ
り、すべてのファイルに対しアクセス許可条件などのフ
ァイル管理情報を格納したファイル管理テーブル8と、
世代更新の履歴を記録した世代管理テーブル9とを保持
し、ファイルのセキュリティ管理および世代管理を分担
するアクセス制御手段7と、世代管理された各ファイル
データの格納先を管理し、アクセス制御手段7の指示を
受けてファイルデータの読み出し書き込みを実行するフ
ァイルデータ管理手段10と、世代別のファイルアクセ
ス要求に対応し世代管理テーブル9を画面表示させ選択
された世代番号のファイルデータを読み出させる世代参
照手段11と、世代管理テーブル9の選択された世代番
号を削除し、該当するファイルデータを削除させる世代
削除手段12とを備え、同一ファイル名によるファイル
の世代管理が行えるように構成されている。
【0012】更に、複数のファイルを含むコンポーネン
トに対してコンポーネント名と構成ファイル名とを登録
したコンポーネント管理テーブル6を作成し、各構成フ
ァイルの格納をアクセス制御手段7に対して要求するコ
ンポーネント登録手段2と、コンポーネント名と世代番
号とからコンポーネント管理テーブル6を参照して、当
該コンポーネントのすべての構成ファイルの読み出しを
アクセス制御手段7に要求するコンポーネント参照手段
3と、コンポーネント管理テーブル6の内容を更新し、
更新内容に対応して該当する構成ファイルの格納,更
新,削除をアクセス制御手段7に対して要求するコンポ
ーネント更新手段4と、コンポーネント管理テーブル6
を削除してすべての構成ファイルの削除をアクセス制御
手段7に要求するコンポーネント削除手段5とを備え、
コンポーネント単位の書き込み読み出しが行えるように
構成されている。
【0013】次に、本実施例の動作について説明する。
まず、従来のアーカイビングシステムにおけると同様
に、ファイル単位で通常の格納,参照,更新,削除を行
う場合の動作について説明する。これらの処理は、アク
セス制御手段7とファイルデータ管理手段10とにより
行われる。
【0014】新規格納の要求が出された場合、アクセス
制御手段7はファイル管理テーブル8及び世代管理テー
ブル9を作成する。ファイル管理テーブル8は、図2に
示すように、ファイル名に対して持ち主,アクセスモー
ドなどのデータ項目から構成されており、アクセスモー
ドには、当該ファイルに対するアクセス許可条件が設定
され、セキュリティ管理に用いられる。このアクセスモ
ードは、持ち主のみが更新することができる。世代管理
テーブル9は、図3に示すように、ファイル名に対して
ファイルの世代管理に必要なデータ項目から構成されて
おり、新規格納の場合は最初のレコード(世代番号
「1.0」のレコード)のみ作成されるが、更新の度に
レコードが追加される。ファイル管理テーブル8及び世
代管理テーブル9の作成が終了すると、アクセス制御手
段7は、「ファイル名+世代番号」をファイルデータと
共にファイルデータ管理手段10に渡し、階層型記憶装
置1への格納を指示する。
【0015】ファイルデータ管理手段10は、世代管理
された各ファイルのデータ格納先を「ファイル名+世代
番号」をキーとして管理し、階層型記憶装置1へのファ
イルデータの読み出し書き込みを実行する。新規格納の
場合、階層型記憶装置1の転送速度の速い階層の記憶装
置の空き領域を検索し、ファイルデータを格納すると共
に、そのアドレスを与えられた「ファイル名+世代番
号」と対応させて図示しない管理テーブル等に記憶す
る。ファイルデータ管理手段10は、アーカイビングシ
ステムとしてのデータ転送機能を有し、アクセス頻度の
低いデータを「ファイル名+世代番号」の単位で転送速
度の遅い階層の記憶装置に規定の方法(自動または手
動)で転送し、転送速度の速い階層の記憶装置に一定の
空き領域を確保している。
【0016】ファイル名を指定した格納済みファイルの
参照要求の場合、アクセス制御手段7は指定されたファ
イル名のファイル管理テーブル8を検索し、アクセスモ
ードを参照してアクセス権の有無を確認する。アクセス
権が確認された場合には最終アクセス日付を更新した
後、世代管理テーブル9を参照する。指定がファイル名
のみの場合は、世代管理テーブル9から最新の世代番号
を取得し、これをファイル名と共にファイルデータ管理
手段10に渡し、該当するファイルデータの読み出しを
指示する。ファイル名と共に世代番号が指定された場合
は、世代管理テーブル9を参照して世代番号の存在を確
認した後、ファイルデータ管理手段10に該当ファイル
データの読み出しを指示する。
【0017】格納済みファイルの更新要求の場合、アク
セス制御手段7はファイル管理テーブル8を検索してア
クセス権の有無を確認し、最新世代番号のファイルデー
タの読み出しを指示する。読み出されたファイルデータ
が更新され更新データの格納が要求されると、アクセス
制御手段7はファイル管理テーブル8の最終修正日付を
更新し、世代管理テーブル9に新しい世代番号のレコー
ドを追加した後に、新しい世代番号でファイルデータ管
理手段10に対して更新ファイルデータの新規格納を指
示する。世代管理テーブル9にレコードを追加する際に
は、利用者が必要な情報を入力しやすいように、世代管
理テーブル9のデータ項目を入力項目として画面表示す
るなどの方法を採用するとよい。なお、更新要求の際に
ファイル名と共に世代番号が指定された場合には、指定
された世代番号のファイルデータの読み出しが行われ、
更新後は新たな世代番号で新規登録されるが、指定され
た世代番号が最新のものでない場合(一般には発生しな
い特殊な例)は、ファイル管理テーブル8の最終修正日
付の更新は行わない。
【0018】格納済みファイルの削除要求を受けた場
合、アクセス制御手段7はファイル管理テーブル8を検
索してアクセス権の有無を確認し、世代管理テーブル9
を参照して階層型記憶装置1に格納されているすべての
世代番号のファイルデータの削除をファイルデータ管理
手段10に指示する。ファイルデータ管理手段10から
すべての削除の終了報告を受けると、アクセス制御手段
7はファイル管理テーブル8及び世代管理テーブル9を
削除する。なお、ファイル名と共に世代番号を指定した
削除要求の場合には、指定された世代番号のファイルデ
ータのみが削除され、世代管理テーブル9の対応する世
代番号のレコードが削除される。
【0019】以上説明したように、異なる転送速度の複
数の記憶装置で構成される階層型記憶装置1に格納され
るファイルの管理について、ファイル管理テーブル8及
び世代管理テーブル9を用いてアクセス制御手段7がセ
キュリティ管理と世代管理とを分担し、世代管理された
世代別ファイル単位でファイルデータ管理手段10が格
納アドレスを管理しアクセスの実行を分担している。こ
れにより、同一ファイル名により複数の世代別ファイル
データを格納でき、ファイル名と共に世代番号を指定す
れば任意の世代のファイルデータの参照,削除なども容
易に行うことができ操作性が改善される。しかも、階層
型記憶装置1における階層間のファイルデータの移動
は、世代別ファイル単位で可能であるため、同一ファイ
ルの旧世代のファイルデータを転送速度の遅い記憶装置
に格納でき、階層型記憶装置1の利用効率を向上させる
ことができる。
【0020】世代参照手段11及び世代削除手段12
は、上述したアクセス制御手段7及びファイルデータ管
理手段10によるファイル単位の管理機能の操作性を更
に改善するために設けられている。すなわち、あるファ
イルの特定世代のファイルデータを参照または削除する
際に、世代番号が不明または不確実な場合に効果的に使
用される。世代参照手段11及び世代削除手段12は、
ファイル名を受け取るとアクセス制御手段7を介して世
代管理テーブル9を画面表示させ、キーボード又はマウ
ス操作による世代番号の指定を求める。利用者は、表示
された作成日時やタグ情報を参照することにより、該当
する世代番号を容易に認識または確認することができ、
誤りのない処理が可能となる。世代参照手段11及び世
代削除手段12は、画面上で選択指定された世代番号の
ファイルデータの参照,削除をアクセス制御手段7に要
求し実行する。なお、世代参照手段11に参照のみなら
ず更新の機能を持たせてもよい。
【0021】次に、複数の関連の深いファイルをまとめ
てコンポーネントとして登録し、複数のファイルをコン
ポーネント単位で階層型記憶装置1へ格納,参照,更
新,削除する機能について説明する。
【0022】コンポーネントの登録要求は、コンポーネ
ント名,構成ファイル名などを入力してコンポーネント
登録手段2に対して行う。コンポーネント登録手段2
は、要求されたコンポーネントに対して、コンポーネン
ト名,構成ファイル名を記述したコンポーネント管理テ
ーブル6を作成した後、アクセス制御手段7に対して各
構成ファイルを階層型記憶装置1に格納するよう要求す
る。
【0023】コンポーネント管理テーブル6は、図4に
示すように、コンポーネント名を格納する名称欄61
と、コンポーネントを構成するファイルの名称を格納す
る構成ファイル名欄62と、コンポーネントとしての履
歴を記録する複数の世代番号欄63,64……から成
る。世代番号欄はコンポーネントの更新の度に追加され
世代番号も更新される。構成ファイル名欄62には、最
新世代番号のコンポーネントを構成するファイルのファ
イル名が記録されている。コンポーネントの登録時に
は、世代番号「1.0」で世代番号欄が作成され、追加
されたファイル名として構成ファイルのすべてがファイ
ルの世代番号と共に記録され、構成ファイル名欄62に
ファイル名のみが重複して記録される。コンポーネント
の更新時には、世代番号欄64に示すように、更新,追
加,削除されたファイルのファイル名と世代番号とが差
分情報として記録され、構成ファイル名欄62に追加フ
ァイルのファイル名が追加され、削除ファイルのファイ
ル名は構成ファイル名欄62から削除される。
【0024】コンポーネント登録手段2からの要求を受
けたアクセス制御手段7は、各構成ファイルについてフ
ァイル管理テーブル8と世代管理テーブル9とを作成し
た後に、ファイルデータ管理手段10に対して「ファイ
ル名+世代番号」を通知してファイルデータの格納の実
行を指示する。ファイルデータ管理手段10は、通知さ
れた「ファイル名+世代番号」に対応し、階層型記憶装
置1を構成する転送速度の速い記憶装置内の空き領域に
ファイルデータの新規格納を実行する。
【0025】続いて、コンポーネント登録されている複
数のファイルを一括して読み出すコンポーネントの読み
出しの場合を説明する。コンポーネントを構成するファ
イルの一括読み出し(参照)は、コンポーネント名を指
定してコンポーネント参照手段3により行われる。コン
ポーネント参照手段3は、指定されたコンポーネント名
のコンポーネント管理テーブル6を参照し、構成ファイ
ル名欄62からファイル名を取得し、取得したファイル
名をアクセス制御手段7に渡して読み出し要求を出す。
ファイル名による読み出し要求を受けたアクセス制御手
段7は、ファイル管理テーブル8を参照してアクセス権
の確認を行い、世代管理テーブル9から最新の世代番号
を取得し、ファイル名と共にファイルデータ管理手段1
0に渡してファイルデータの読み出しを指示する。これ
により、最新世代のコンポーネントを構成する各ファイ
ルの最新世代番号のファイルデータが読み出される。
【0026】コンポーネント名のみならず世代番号も指
定した要求が出された場合には、コンポーネント参照手
段3は、コンポーネント管理テーブル6の指定された世
代番号以前の世代番号欄を参照し、該当世代番号のコン
ポーネントの構成ファイルのファイル名と世代番号とを
取得し、「ファイル名+世代番号」をアクセス制御手段
7に渡し読み出しを要求する。これにより、旧世代コン
ポーネントの構成ファイルを一括して参照することがで
きる。但し、既に削除されたファイルについてはファイ
ル名は分かるがファイルデータは参照できない。
【0027】登録されたコンポーネントの更新(構成フ
ァイルの更新,削除と新構成ファイルの追加)は、コン
ポーネント更新手段4により処理される。コンポーネン
ト更新が行われると、コンポーネントに対し新しい世代
番号が付与される。コンポーネント更新手段4は、新し
い世代番号のもとに作成日,コメントと共に差分情報
(追加/更新/削除するファイル名とその世代番号)を
コンポーネント管理テーブル6に書き込み、アクセス制
御手段7に対して該当ファイルの処理(追加/更新/削
除)を要求する。アクセス制御手段7から処理終了の通
知を受けると、コンポーネント管理テーブル6の構成フ
ァイル名欄62に対してファイル名の追加または削除を
行いコンポーネント更新処理が終了する。
【0028】登録済みのコンポーネントを階層型記憶装
置1から削除する場合、コンポーネント名を指定しコン
ポーネント削除手段5により行う。コンポーネント削除
手段5は、指定されたコンポーネント名のコンポーネン
ト管理テーブル6を検索し、各構成ファイルの削除をア
クセス制御手段7に要求する。アクセス制御手段7は要
求された各ファイルのファイル管理テーブル8を参照し
て要求の妥当性を確認した後、世代管理テーブル9に記
録されている全世代番号のファイルデータの削除をファ
イルデータ管理手段10に指示する。ファイルデータ管
理手段10により指定された全ファイルデータの削除が
完了すると、その報告によりアクセス制御手段7はファ
イル管理テーブル8,世代管理テーブル9を削除し、コ
ンポーネント削除手段5はコンポーネント管理テーブル
6を削除し、指定されたコンポーネントに関するすべて
の情報の削除処理が完了する。
【0029】以上、図1の構成を有する本発明の一実施
例を詳細に説明したが、本発明の第1の目的は、ファイ
ル管理テーブル8,世代管理テーブル9を保持するアク
セス制御手段7と、ファイルデータ管理手段10により
達成され、世代参照手段11と世代削除手段12の追加
で操作性が更に改善される。又、コンポーネント登録手
段2,コンポーネント参照手段3,コンポーネント更新
手段4,コンポーネント削除手段5の追加により第2の
目的が達成され、操作性が更に向上する。
【0030】
【発明の効果】以上の説明で明らかなように、本発明の
ファイル管理方式は、階層型記憶システムの格納ファイ
ルに世代管理を導入したので、同一ファイル名での世代
別ファイルデータの登録,読み出しが可能となり、操作
性が改善されると共に、ファイルデータの階層間移動は
世代別に行えるためシステムの利用効率を改善される効
果がある。又、複数のファイルを含むコンポーネントを
コンポーネント管理テーブルに登録することにより、コ
ンポーネント単位での複数ファイルの一括登録や読み出
しを行うことができ、操作性が更に向上する効果があ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の構成を示すブロック図であ
る。
【図2】図1中のファイル管理テーブルのデータ構成を
示す説明図である。
【図3】図1中の世代管理テーブルのデータ構成を示す
説明図である。
【図4】図1中のコンポーネント管理テーブルのデータ
構成を示す説明図である。
【符号の説明】
1 階層型記憶装置 2 コンポーネント登録手段 3 コンポーネント参照手段 4 コンポーネント更新手段 5 コンポーネント削除手段 6 コンポーネント管理テーブル 7 アクセス制御手段 8 ファイル管理テーブル 9 世代管理テーブル 10 ファイルデータ管理手段 11 世代参照手段 12 世代削除手段
フロントページの続き (72)発明者 太田 美華子 宮城県仙台市青葉区中央四丁目6番1号 東北日本電気ソフトウェア株式会社内 (56)参考文献 特開 平4−124742(JP,A) 特開 平5−12077(JP,A) 特開 平5−66975(JP,A) 特開 平7−44426(JP,A) 発明協会公開技報93−15194号 発明協会公開技報94−7258号

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 異なる転送速度複数の記憶装置を有す
    る階層型記憶システムに世代別に格納された複数のファ
    イルの内、アクセス頻度の低いデータを格納するファイ
    ルを転送速度の遅い記憶装置に移動させるファイル管理
    方式であって 前記階層型記憶システムへのファイルデータの格納要求
    に応じて、該格納要求に含まれているファイルのファイ
    ル名とアクセス許可条件との対応情報をファイル管理テ
    ーブルに格納するとともに、同様に該格納要求に含まれ
    ている該ファイルのファイル名と世代番号との対応情報
    を世代管理テーブルに格納する アクセス制御手段と、格納要求に含まれているファイルデータと該ファイルの
    ファイル名および世代番号とを前記アクセス制御手段か
    ら受け、該ファイル名および世代番号と前記階層型記憶
    システムにおける該データの格納位置との対応情報を管
    理テーブルに格納し、該格納位置へ該ファイルデータを
    格納する ファイルデータ管理手段とを備えたことを特徴
    とするファイル管理方式。
  2. 【請求項2】 前記アクセス制御手段が、ファイルデー
    タの参照要求に応じて、該参照要求に含まれているファ
    イルのファイル名をキーにして前記ファイル管理テーブ
    ルを検索して該ファイルに対するアクセス権の有無を確
    認し、 前記ファイルデータ管理手段が、前記アクセス制御手段
    により参照要求されたファイルのアクセス権があること
    が確認された場合に、該アクセス制御手段から該参照要
    求に含まれているファイルのファイル名および世代番号
    を受け、それらをキーにして前記管理テーブルを検索し
    て該ファイルの格納位置を特定し、該格納位置から該フ
    ァイルのデータを読み出すことを特徴とする請求項1記
    載のファイル管理方式。
  3. 【請求項3】 前記アクセス制御手段が、ファイルデー
    タの更新要求に応じて、該更新要求に含まれているファ
    イルのファイル名をキーにして前記ファイル管理テーブ
    ルを検索して該ファイルに対するアクセス権の有無を確
    認し、アクセス権がある場合には、該ファイルのファイ
    ル名と新しい世代番号との対応情報を前記世代管理テー
    ブルに登録し、 前記ファイルデータ管理手段が、更新要求に含まれてい
    るファイルデータと該ファイルのファイル名および世代
    番号とを前記アクセス制御手段から受け、該ファイル名
    と世代番号とをキーにして前記管理テーブルを検索して
    該ファイルの格納位置を特定し、該格納位置から該ファ
    イルのデータを読み出して前記アクセス制御手段から受
    けたファイルデータで更新して前記階層型記憶システム
    に格納するとともに、その格納位置と前記世代管理テー
    ブルに登録した該ファイルのファイル名および新しい世
    代番号との対応情報を前記管理テーブルに格納すること
    を特徴とする請求項1記載のファイル管理方式。
  4. 【請求項4】 前記アクセス制御手段が、ファイルの削
    除要求に応じて、該削除要求に含まれているファイルの
    ファイル名に係る情報を前記ファイル管理テーブルおよ
    び前記世代管理テーブルから削除し、 前記ファイルデータ管理手段が、削除要求に含まれてい
    るファイルのファイル名に係る情報を前記管理テーブル
    から削除するとともに、該削除要求に含まれているファ
    イルのファイル名に係るすべての世代のファイルデータ
    を前記階層型記憶システムから削除することを特徴とす
    る請求項1記載のファイル管理方式。
  5. 【請求項5】 前記アクセス制御手段が、複数のファイ
    ルを含むコンポーネント単位でのファイルデータの格納
    要求、参照要求、更新要求、および削除要求のいずれか
    の処理要求を受け、該コンポーネントに含まれる複数の
    ファイルのそれぞれについて要求された処理を行うこと
    を特徴とする請求項1から請求項4のいずれか1項に記
    載のファイル管理方式。
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