JPH1198448A - ビデオサーバ装置及びそのアクセス処理方法 - Google Patents
ビデオサーバ装置及びそのアクセス処理方法Info
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- JPH1198448A JPH1198448A JP9259902A JP25990297A JPH1198448A JP H1198448 A JPH1198448 A JP H1198448A JP 9259902 A JP9259902 A JP 9259902A JP 25990297 A JP25990297 A JP 25990297A JP H1198448 A JPH1198448 A JP H1198448A
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- Two-Way Televisions, Distribution Of Moving Picture Or The Like (AREA)
- Television Signal Processing For Recording (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 ビデオサーバには本来適さないアクセス性能
の低い記憶装置をビデオサーバの記憶装置として利用す
る。 【構成】 端末装置108よりアクセス性能の低い第一
記憶装置102に格納された特定のファイルにアクセス
要求があったとき、上記第一記憶装置102よりアクセ
ス処理能力の高い第二記憶装置103に複製された上記
特定のファイルに対応する複製ファイルの内容に基づい
てアクセス処理をするようにしている。上記第一記憶装
置102の複製ファイルは複製管理部105で形成ある
いは管理され、該複製ファイルへのアクセス処理は制御
部106が実行するようになっている。この構成によっ
て、光ディスク等のアクセス性能は低いが容量的に柔軟
性持たせることができ、しかも安価な記憶媒体をビデオ
サーバ装置に適用することができる。
の低い記憶装置をビデオサーバの記憶装置として利用す
る。 【構成】 端末装置108よりアクセス性能の低い第一
記憶装置102に格納された特定のファイルにアクセス
要求があったとき、上記第一記憶装置102よりアクセ
ス処理能力の高い第二記憶装置103に複製された上記
特定のファイルに対応する複製ファイルの内容に基づい
てアクセス処理をするようにしている。上記第一記憶装
置102の複製ファイルは複製管理部105で形成ある
いは管理され、該複製ファイルへのアクセス処理は制御
部106が実行するようになっている。この構成によっ
て、光ディスク等のアクセス性能は低いが容量的に柔軟
性持たせることができ、しかも安価な記憶媒体をビデオ
サーバ装置に適用することができる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ビデオサーバ装置
に関し、特に、低速大容量の記憶装置を用いたビデオサ
ーバ装置とそのアクセス処理方法に関するものである。
に関し、特に、低速大容量の記憶装置を用いたビデオサ
ーバ装置とそのアクセス処理方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、ネットワークに接続される端末コ
ンピュータに動画(ビデオ)データの配信を行なうビデ
オサーバが注目されている。ビデオサーバは、多くの端
末に同時に動画データを配信するために高性能で高速な
ハードディスク装置にレイド(RAID)方式等を用い
てアクセスできるようになっている。
ンピュータに動画(ビデオ)データの配信を行なうビデ
オサーバが注目されている。ビデオサーバは、多くの端
末に同時に動画データを配信するために高性能で高速な
ハードディスク装置にレイド(RAID)方式等を用い
てアクセスできるようになっている。
【0003】図7は、従来のビデオサーバ装置を使用し
たシステムの構成図である。図7において、ビデオサー
バ装置101と端末装置108は、ネットワーク109
で接続されている。また、ビデオサーバ装置101は、
端末装置108からの要求を受信する受信部104、端
末装置108での動画再生の連続性を保持しつつ応答デ
ータを送信する送信部107、動画データを格納し、端
末装置108での動画再生が連続性を保持しつつ行なえ
るように高速な入出力能力を有する記憶装置701、端
末装置108の要求に応じたデータを動画再生の連続性
を保持しつつ送信部107が送出するために記憶装置7
01をアクセスし応答データを作成する入出力部702
とより構成されている。
たシステムの構成図である。図7において、ビデオサー
バ装置101と端末装置108は、ネットワーク109
で接続されている。また、ビデオサーバ装置101は、
端末装置108からの要求を受信する受信部104、端
末装置108での動画再生の連続性を保持しつつ応答デ
ータを送信する送信部107、動画データを格納し、端
末装置108での動画再生が連続性を保持しつつ行なえ
るように高速な入出力能力を有する記憶装置701、端
末装置108の要求に応じたデータを動画再生の連続性
を保持しつつ送信部107が送出するために記憶装置7
01をアクセスし応答データを作成する入出力部702
とより構成されている。
【0004】以上のように構成されたビデオサーバ装置
を含むシステムについて、以下その動作を説明する。ま
ず端末装置108は、ビデオサーバ装置101の記憶装
置701に格納される所望のファイルに対応するファイ
ル識別子を得るための要求をネットワーク109を介し
てビデオサーバ装置101に発行する。
を含むシステムについて、以下その動作を説明する。ま
ず端末装置108は、ビデオサーバ装置101の記憶装
置701に格納される所望のファイルに対応するファイ
ル識別子を得るための要求をネットワーク109を介し
てビデオサーバ装置101に発行する。
【0005】次に、端末装置108が発行した要求をビ
デオサーバ装置101の受信部104が受信し、要求内
容を入出力部702に出力する。このように要求内容を
受けとった入出力部702は記憶装置701が管理する
特定のファイルに対応するファイル識別子を得て応答デ
ータを作成し、送信部107に出力する。更に、この送
信部107は、入出力部702の応答データをネットワ
ーク109を介して端末装置108に送信する。
デオサーバ装置101の受信部104が受信し、要求内
容を入出力部702に出力する。このように要求内容を
受けとった入出力部702は記憶装置701が管理する
特定のファイルに対応するファイル識別子を得て応答デ
ータを作成し、送信部107に出力する。更に、この送
信部107は、入出力部702の応答データをネットワ
ーク109を介して端末装置108に送信する。
【0006】これによって端末装置108は、特定のフ
ァイルに対応するファイル識別子を入手することができ
る。同様に、端末装置108が動画再生を行なうために
所望のファイルのデータを読み出す場合、上記のように
入手したファイル識別子を使用してデータの読み出し要
求をビデオサーバ装置101に発行する。上記と同様の
手順で上記ファイル識別子に対応するファイルの内容を
搭載した応答データが送信部107によって端末装置1
08に転送され、端末装置108は所望のファイルのデ
ータを入手することができる。このとき動画の再生は連
続性を確保しておく必要がある点で、通常のファイル転
送より困難な条件(例えばアクセス速度)が課せられて
いるといえる。
ァイルに対応するファイル識別子を入手することができ
る。同様に、端末装置108が動画再生を行なうために
所望のファイルのデータを読み出す場合、上記のように
入手したファイル識別子を使用してデータの読み出し要
求をビデオサーバ装置101に発行する。上記と同様の
手順で上記ファイル識別子に対応するファイルの内容を
搭載した応答データが送信部107によって端末装置1
08に転送され、端末装置108は所望のファイルのデ
ータを入手することができる。このとき動画の再生は連
続性を確保しておく必要がある点で、通常のファイル転
送より困難な条件(例えばアクセス速度)が課せられて
いるといえる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記のよ
うな構成では、動画データが増えた場合には、記憶装置
の容量を増やす必要があるが、ビデオサーバに適した記
憶装置は高性能/高速であり、従って高価であるところ
から価格的なデメリットが大きい。更にビデオサーバに
適した記憶装置は大きな容量単位の製品であるので増や
したい容量を遙かに越える容量の装置を導入する必要が
ある。
うな構成では、動画データが増えた場合には、記憶装置
の容量を増やす必要があるが、ビデオサーバに適した記
憶装置は高性能/高速であり、従って高価であるところ
から価格的なデメリットが大きい。更にビデオサーバに
適した記憶装置は大きな容量単位の製品であるので増や
したい容量を遙かに越える容量の装置を導入する必要が
ある。
【0008】そこで、単に価格的な観点からみると、性
能の低い記憶装置や大容量の光ディスクオートチェンジ
ャのようなメディア交換によって容量の過不足に柔軟に
対応できる記憶装置を使用するのが望ましいが、一方、
上記のようにビデオデータは高速で処理される必要があ
るところから、上記のような記憶装置を使用した場合
は、動画としての画質が保証できない難点がある。
能の低い記憶装置や大容量の光ディスクオートチェンジ
ャのようなメディア交換によって容量の過不足に柔軟に
対応できる記憶装置を使用するのが望ましいが、一方、
上記のようにビデオデータは高速で処理される必要があ
るところから、上記のような記憶装置を使用した場合
は、動画としての画質が保証できない難点がある。
【0009】また、アクセス性能の低い記憶装置に記憶
された動画データをビデオサーバに適用するためには、
上記動画データを一旦ビデオサービス用の高速処理可能
な記憶装置に転送する必要がある。しかしながら動画デ
ータが大容量であることからこの転送処理に多大の時間
を必要とする難点がある。
された動画データをビデオサーバに適用するためには、
上記動画データを一旦ビデオサービス用の高速処理可能
な記憶装置に転送する必要がある。しかしながら動画デ
ータが大容量であることからこの転送処理に多大の時間
を必要とする難点がある。
【0010】本発明は上記課題に鑑み、ビデオサーバに
は本来適さない性能の低い記憶装置をビデオサーバの記
憶装置として利用できるビデオサーバ装置および該ビデ
オサーバへのアクセス処理方法を提供することを目的と
する。
は本来適さない性能の低い記憶装置をビデオサーバの記
憶装置として利用できるビデオサーバ装置および該ビデ
オサーバへのアクセス処理方法を提供することを目的と
する。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は以下の手段を採用している。まず、本発明
はネットワークを介して端末装置と接続され、上記端末
装置よりの要求に基づいて動画データを含むファイルの
提供をするビデオサーバ装置あるいはそのアクセス処理
方法を前提としている。
に、本発明は以下の手段を採用している。まず、本発明
はネットワークを介して端末装置と接続され、上記端末
装置よりの要求に基づいて動画データを含むファイルの
提供をするビデオサーバ装置あるいはそのアクセス処理
方法を前提としている。
【0012】上記装置あるいは方法において、端末装置
108より第一記憶装置102に格納された特定のファ
イルにアクセス要求があったとき、上記第一記憶装置1
02よりアクセス処理能力の高い第二記憶装置103に
複製された上記特定のファイルに対応する複製ファイル
の内容に基づいてアクセス処理をするようにしている。
108より第一記憶装置102に格納された特定のファ
イルにアクセス要求があったとき、上記第一記憶装置1
02よりアクセス処理能力の高い第二記憶装置103に
複製された上記特定のファイルに対応する複製ファイル
の内容に基づいてアクセス処理をするようにしている。
【0013】上記第一記憶装置102の複製ファイルは
複製管理部105で形成あるいは管理され、該複製ファ
イルへのアクセス処理は制御部106が実行するように
なっている。この状態で、第一記憶装置102の特定の
ファイルに読み出しあるいは書き込み要求があったとき
に、既に対応する複製ファイルが第二記憶装置103に
存在する場合は、当該複製ファイルにアクセス処置を実
行する。第二記憶装置103に対応する複製ファイルが
存在しない場合は、該複製ファイルを作成してからアク
セス処理を実行する。
複製管理部105で形成あるいは管理され、該複製ファ
イルへのアクセス処理は制御部106が実行するように
なっている。この状態で、第一記憶装置102の特定の
ファイルに読み出しあるいは書き込み要求があったとき
に、既に対応する複製ファイルが第二記憶装置103に
存在する場合は、当該複製ファイルにアクセス処置を実
行する。第二記憶装置103に対応する複製ファイルが
存在しない場合は、該複製ファイルを作成してからアク
セス処理を実行する。
【0014】上記アクセス要求が、第一記憶装置102
に存在しないファイルへの書き込み要求であるとき、複
製管理部105が上記第二記憶装置103に新規ファイ
ル作成処理をした後、制御部106が該新規ファイルに
書き込み処理を実行する。
に存在しないファイルへの書き込み要求であるとき、複
製管理部105が上記第二記憶装置103に新規ファイ
ル作成処理をした後、制御部106が該新規ファイルに
書き込み処理を実行する。
【0015】アクセス処理が書き込み処理であるとき
は、該複製ファイルに書き込まれた内容で第一記憶装置
102内の対応するファイルを更新する必要がある。そ
のため、更新部110を備えるようにしている。この更
新処理は、例えば、上記第一の記憶装置102の各ファ
イルの更新時刻と、上記第二記憶装置103の対応する
各複製ファイルの更新時刻を比較し、複製ファイルの更
新時刻の方が新しいときに実行する。
は、該複製ファイルに書き込まれた内容で第一記憶装置
102内の対応するファイルを更新する必要がある。そ
のため、更新部110を備えるようにしている。この更
新処理は、例えば、上記第一の記憶装置102の各ファ
イルの更新時刻と、上記第二記憶装置103の対応する
各複製ファイルの更新時刻を比較し、複製ファイルの更
新時刻の方が新しいときに実行する。
【0016】上記第二記憶装置103の複製ファイル
は、削除手段301で状況に応じて削除することができ
るようになっている。例えば、当該第二記憶装置103
の残容量が少なくなったとき、あるいは一旦作成した複
製ファイルが、使用されない状態で長時間第二記憶胃装
置103内に存在する場合等である。
は、削除手段301で状況に応じて削除することができ
るようになっている。例えば、当該第二記憶装置103
の残容量が少なくなったとき、あるいは一旦作成した複
製ファイルが、使用されない状態で長時間第二記憶胃装
置103内に存在する場合等である。
【0017】
(実施例1)図1は、本発明の第1の実施例のビデオサ
ーバ装置を含むシステムの構成図である。図1において
ビデオサーバ装置101と端末装置108はネットワー
ク109を介して接続されている。上記ビデオサーバ装
置101は、第一記憶装置102、第二記憶装置10
3、受信部104、送信部107、制御部106と複製
管理部105から構成される。
ーバ装置を含むシステムの構成図である。図1において
ビデオサーバ装置101と端末装置108はネットワー
ク109を介して接続されている。上記ビデオサーバ装
置101は、第一記憶装置102、第二記憶装置10
3、受信部104、送信部107、制御部106と複製
管理部105から構成される。
【0018】図2は、当該実施例1のビデオサーバ装置
101の動作手順を示すフロー図であり、以下、更に詳
しい構成をその動作手順とともに説明する。まず、受信
部104は、端末装置108から第一記憶装置102に
格納されたファイルへのアクセス要求を受信し制御部1
06に渡し、制御部106は、受信した要求の種類を判
定する(図2、ステップS201→S202)。
101の動作手順を示すフロー図であり、以下、更に詳
しい構成をその動作手順とともに説明する。まず、受信
部104は、端末装置108から第一記憶装置102に
格納されたファイルへのアクセス要求を受信し制御部1
06に渡し、制御部106は、受信した要求の種類を判
定する(図2、ステップS201→S202)。
【0019】ここで、受信した要求の種類が読み出し要
求の場合、制御部106は、複製管理部105に第一記
憶装置102中の要求されたファイルに対応する複製フ
ァイルが第二記憶装置103中に存在するか否かを問い
合わせ、これ基づいて複製管理部105は、複製ファイ
ルがあるか否かを検索する(図2、ステップS20
3)。
求の場合、制御部106は、複製管理部105に第一記
憶装置102中の要求されたファイルに対応する複製フ
ァイルが第二記憶装置103中に存在するか否かを問い
合わせ、これ基づいて複製管理部105は、複製ファイ
ルがあるか否かを検索する(図2、ステップS20
3)。
【0020】複製ファイルがある場合、制御手段106
は、当該第二記憶手段103の内容を用いて端末装置1
08に対する応答データを作成する(図2、ステップS
206)。また上記複製管理部105への問い合わせの
結果、上記第二記憶手段103に複製ファイルが存在し
ない場合は、第一記憶装置102から第二記憶装置10
3に目的のファイルを複写してから、当該第二記憶装置
103の内容を用いて端末装置108に対する応答デー
タを作成する(図2、ステップS205→S206)。
は、当該第二記憶手段103の内容を用いて端末装置1
08に対する応答データを作成する(図2、ステップS
206)。また上記複製管理部105への問い合わせの
結果、上記第二記憶手段103に複製ファイルが存在し
ない場合は、第一記憶装置102から第二記憶装置10
3に目的のファイルを複写してから、当該第二記憶装置
103の内容を用いて端末装置108に対する応答デー
タを作成する(図2、ステップS205→S206)。
【0021】更に、上記制御部105における要求の種
類の判定の結果、端末装置108よりの要求が書き込み
要求である場合は、上記読み出し要求があった場合と同
様、まず第二記憶装置103に目的とするファイルに対
応する複製ファイルがあるか否かを複製管理部105に
問い合わせる(図2、ステップS202→S204)。
類の判定の結果、端末装置108よりの要求が書き込み
要求である場合は、上記読み出し要求があった場合と同
様、まず第二記憶装置103に目的とするファイルに対
応する複製ファイルがあるか否かを複製管理部105に
問い合わせる(図2、ステップS202→S204)。
【0022】これによって複製管理部105は、第二記
憶装置103に複製ファイルがあるか否かを検索し、複
製ファイルがある場合は、当該複製ファイルに基づいて
端末装置108に対する応答データを作成する(図2、
ステップS206)。目的とする複製ファイルが第二記
憶手段103に存在しない場合には、上記書き込み処理
の場合と同様、まず、第一記憶装置102中の目的とす
るファイルの複製ファイルを第二記憶装置103に作成
し、その後、当該複製ファイルの内容に基づいて応答デ
ータを作成し、端末装置に返送することになる(図2、
ステップS207→S208)。
憶装置103に複製ファイルがあるか否かを検索し、複
製ファイルがある場合は、当該複製ファイルに基づいて
端末装置108に対する応答データを作成する(図2、
ステップS206)。目的とする複製ファイルが第二記
憶手段103に存在しない場合には、上記書き込み処理
の場合と同様、まず、第一記憶装置102中の目的とす
るファイルの複製ファイルを第二記憶装置103に作成
し、その後、当該複製ファイルの内容に基づいて応答デ
ータを作成し、端末装置に返送することになる(図2、
ステップS207→S208)。
【0023】更に、上記要求の種類を判別する手順(図
2、ステップS202)において端末装置108よりの
要求の種類が読み出しあるいは書き込み要求以外の場合
(例えばファイルオープン要求、ファイルクローズ要
求)の場合は、第一記憶装置102の内容を用いて応答
パケットを作成する(図2、ステップS208)。
2、ステップS202)において端末装置108よりの
要求の種類が読み出しあるいは書き込み要求以外の場合
(例えばファイルオープン要求、ファイルクローズ要
求)の場合は、第一記憶装置102の内容を用いて応答
パケットを作成する(図2、ステップS208)。
【0024】以上のように作成された応答データは制御
部106から送信部107にわたされ、該送信部107
より端末装置108に送信される(図2、ステップS1
09)。
部106から送信部107にわたされ、該送信部107
より端末装置108に送信される(図2、ステップS1
09)。
【0025】次に、本実施例1の具体的な適用例につい
て説明する。最初に端末装置108から第一記憶装置1
02中に存在する特定のファイルAに対応する属性情報
を入手するための要求が発行された場合について説明す
る。
て説明する。最初に端末装置108から第一記憶装置1
02中に存在する特定のファイルAに対応する属性情報
を入手するための要求が発行された場合について説明す
る。
【0026】まず端末装置108が目的とするファイル
Aの名称、サイズ等のファイル属性情報を要求すると、
受信部104がこの属性情報の取得要求を受信し(ステ
ップS201)、次いで制御部106は、受信した要求
の種類を判定する(ステップS202)。ここでは、読
み出し要求でも書き込み要求でもないので、第一記憶装
置102よりファイルAの属性情報を取得し、端末装置
108に応答するデータを作成し、送信部107が上記
のように制御部106で作成されたファイルAの属性情
報の応答データを端末装置108に送信する(ステップ
S208→S209)。以上のようにして、端末装置1
08は第一記憶装置102中のファイルAの属性情報を
入手することができる。
Aの名称、サイズ等のファイル属性情報を要求すると、
受信部104がこの属性情報の取得要求を受信し(ステ
ップS201)、次いで制御部106は、受信した要求
の種類を判定する(ステップS202)。ここでは、読
み出し要求でも書き込み要求でもないので、第一記憶装
置102よりファイルAの属性情報を取得し、端末装置
108に応答するデータを作成し、送信部107が上記
のように制御部106で作成されたファイルAの属性情
報の応答データを端末装置108に送信する(ステップ
S208→S209)。以上のようにして、端末装置1
08は第一記憶装置102中のファイルAの属性情報を
入手することができる。
【0027】次に、第一記憶装置102中のファイルA
に対応する複製ファイルBが第二記憶装置103に存在
し、該複製ファイルBが複製管理部105によって管理
されている状態で、端末装置108からファイルAに対
する読み出しの要求が発行された場合について説明す
る。
に対応する複製ファイルBが第二記憶装置103に存在
し、該複製ファイルBが複製管理部105によって管理
されている状態で、端末装置108からファイルAに対
する読み出しの要求が発行された場合について説明す
る。
【0028】まず、受信部104が端末装置108から
ファイルAに対する読み出しの要求を受信し、制御部1
06は、受信した要求の種類を判定する(ステップS2
01→S202)。ここでは読み出し要求であるので第
二記憶装置103にファイルAに対応する複製ファイル
Bを管理しているか否かを複製管理部105に問い合わ
せる(ステップS203)。
ファイルAに対する読み出しの要求を受信し、制御部1
06は、受信した要求の種類を判定する(ステップS2
01→S202)。ここでは読み出し要求であるので第
二記憶装置103にファイルAに対応する複製ファイル
Bを管理しているか否かを複製管理部105に問い合わ
せる(ステップS203)。
【0029】複製管理部105は、ファイルAに対応す
る複製ファイルBを管理しているので、この旨を制御部
106に返すと、該制御部106は端末装置108への
応答データを作成する(ステップS206)。すなわ
ち、制御部106が複製管理部105から入手した情報
により、第二記憶装置103のファイルBのデータを読
み出し、端末装置108の読み出し要求に応答するデー
タを作成する。
る複製ファイルBを管理しているので、この旨を制御部
106に返すと、該制御部106は端末装置108への
応答データを作成する(ステップS206)。すなわ
ち、制御部106が複製管理部105から入手した情報
により、第二記憶装置103のファイルBのデータを読
み出し、端末装置108の読み出し要求に応答するデー
タを作成する。
【0030】このように制御部106が作成した応答デ
ータは、送信部107がファイルAの読み出し要求の応
答データとしての複製ファイルBのデータを端末装置1
08に送信する。このようにして、端末装置108は、
第一記憶装置102中のファイルAのデータを入手する
ことができる。
ータは、送信部107がファイルAの読み出し要求の応
答データとしての複製ファイルBのデータを端末装置1
08に送信する。このようにして、端末装置108は、
第一記憶装置102中のファイルAのデータを入手する
ことができる。
【0031】上記において第二記憶装置103の読み出
し性能を第一記憶手段102の読み出し性能より高くし
ておくと、第一記憶装置103のみを使用するよりより
速くデータの読み出しを行うことが可能となる。例え
ば、第二記憶装置が高速なハードディスクで、第一記憶
装置がデータの読み出し処理に上記ハードディスクより
時間のかかる、例えば、光ディスクチェンジャやテープ
装置やネットワークで接続された別のサーバで場合、当
該第一記憶装置102に格納されたファイルAと同じ内
容の複製ファイルBを第二記憶装置上に存在させること
によって、素早く端末装置108の要求に応答できるこ
とになる。
し性能を第一記憶手段102の読み出し性能より高くし
ておくと、第一記憶装置103のみを使用するよりより
速くデータの読み出しを行うことが可能となる。例え
ば、第二記憶装置が高速なハードディスクで、第一記憶
装置がデータの読み出し処理に上記ハードディスクより
時間のかかる、例えば、光ディスクチェンジャやテープ
装置やネットワークで接続された別のサーバで場合、当
該第一記憶装置102に格納されたファイルAと同じ内
容の複製ファイルBを第二記憶装置上に存在させること
によって、素早く端末装置108の要求に応答できるこ
とになる。
【0032】次に、第一記憶装置102中のファイルA
に対応する第二記憶装置103中の複製ファイルBが複
製管理部105によって管理されている状態で、端末装
置108からファイルAに対するデータの書き込みの要
求が発行された場合について説明する。
に対応する第二記憶装置103中の複製ファイルBが複
製管理部105によって管理されている状態で、端末装
置108からファイルAに対するデータの書き込みの要
求が発行された場合について説明する。
【0033】まず、受信部104が端末装置108から
ファイルAに対する書きみの要求を受信し、次に制御部
106は、受信した要求を判定する(ステップS201
→S202)。ここでは書き込み要求であるので、複製
管理部105に対して、上記ファイルAに対応する複製
ファイルBが第二記憶装置103に格納されているか否
かを問い合わせる(ステップS204)。
ファイルAに対する書きみの要求を受信し、次に制御部
106は、受信した要求を判定する(ステップS201
→S202)。ここでは書き込み要求であるので、複製
管理部105に対して、上記ファイルAに対応する複製
ファイルBが第二記憶装置103に格納されているか否
かを問い合わせる(ステップS204)。
【0034】ここで、複製管理部105は、ファイルA
に対応する複製ファイル第二記憶装置103に存在して
いることを確認すると、制御部106が複製管理部10
5から入手した情報に基づいて、第二記憶装置103の
ファイルBに端末装置108より得られたデータを書き
込むとともに、端末装置108の書き込み要求に応答す
るデータを作成する(ステップS206)。
に対応する複製ファイル第二記憶装置103に存在して
いることを確認すると、制御部106が複製管理部10
5から入手した情報に基づいて、第二記憶装置103の
ファイルBに端末装置108より得られたデータを書き
込むとともに、端末装置108の書き込み要求に応答す
るデータを作成する(ステップS206)。
【0035】最後に、送信部107が上記のように作成
された応答データを端末装置108に送信する(ステッ
プS209)。このようにして、端末装置108は、第
一記憶装置102中のファイルAにデータを書き込むこ
とができる。
された応答データを端末装置108に送信する(ステッ
プS209)。このようにして、端末装置108は、第
一記憶装置102中のファイルAにデータを書き込むこ
とができる。
【0036】読み出し要求の時と同様に、第一記憶装置
102の書き込み性能が第二記憶装置103の書き込み
性能よりも低い場合、本発明を使用することで第一記憶
装置102のみを使用するより速くデータの書き込み処
理をすることができることになる。
102の書き込み性能が第二記憶装置103の書き込み
性能よりも低い場合、本発明を使用することで第一記憶
装置102のみを使用するより速くデータの書き込み処
理をすることができることになる。
【0037】次いで、第一記憶装置102中のファイル
Aに対応する複製ファイルが第二記憶装置103中に格
納されていない状態で、端末装置108からファイルA
に対する読み出しの要求が発行された場合について説明
する。
Aに対応する複製ファイルが第二記憶装置103中に格
納されていない状態で、端末装置108からファイルA
に対する読み出しの要求が発行された場合について説明
する。
【0038】まず、受信部104が端末装置108から
ファイルAに対する読み出しの要求を受信し、制御部1
06によって要求の種類が読み出し要求であるとの判断
をする(ステップS201→S202)。次いで、制御
部106は、複製管理部105に第一記憶装置102中
の要求されたファイルAに対応する第二記憶装置103
中の複製ファイルの存否を問い合わせる。
ファイルAに対する読み出しの要求を受信し、制御部1
06によって要求の種類が読み出し要求であるとの判断
をする(ステップS201→S202)。次いで、制御
部106は、複製管理部105に第一記憶装置102中
の要求されたファイルAに対応する第二記憶装置103
中の複製ファイルの存否を問い合わせる。
【0039】複製管理部105は、ファイルAに対応す
る複製ファイルが管理されていない旨を確認すると、第
一記憶装置102のファイルAの複製ファイルを第二記
憶装置103中にファイルBとして複写する。
る複製ファイルが管理されていない旨を確認すると、第
一記憶装置102のファイルAの複製ファイルを第二記
憶装置103中にファイルBとして複写する。
【0040】続いて、制御部106が複製管理部105
から入手した情報(上記複製ファイルAの識別子、格納
アドレス、サイズ等)に基づいて、上記第二記憶装置1
03が複製ファイルBのデータを読み出し、端末装置1
08の読み出し要求に対する応答データを作成し、送信
部107より送信する(ステップS206→S20
9)。
から入手した情報(上記複製ファイルAの識別子、格納
アドレス、サイズ等)に基づいて、上記第二記憶装置1
03が複製ファイルBのデータを読み出し、端末装置1
08の読み出し要求に対する応答データを作成し、送信
部107より送信する(ステップS206→S20
9)。
【0041】この結果、第二記憶装置103に読み出し
対象となる特定のファイルの複製ファイルがない場合に
も自動的に第一記憶装置102の上記特定ファイルに対
応するファイルが第二記憶装置103に複写されるの
で、あらかじめ第二記憶装置103に第一記憶装置10
2の内容を全部ファイルを複写させておく必要がない。
また、第二記憶装置103には、実際の読み出しに必要
なファイルしか複写されないので、当然第一記憶装置1
02より遙に小容量で足りることになる。
対象となる特定のファイルの複製ファイルがない場合に
も自動的に第一記憶装置102の上記特定ファイルに対
応するファイルが第二記憶装置103に複写されるの
で、あらかじめ第二記憶装置103に第一記憶装置10
2の内容を全部ファイルを複写させておく必要がない。
また、第二記憶装置103には、実際の読み出しに必要
なファイルしか複写されないので、当然第一記憶装置1
02より遙に小容量で足りることになる。
【0042】尚、ここでは、ファイルAの複製ファイル
であるファイルBに複写を開始したと略同時(現実には
若干後)に制御部106が端末装置108への応答デー
タを作成しているが、複製ファイルBへの複写が完了し
たことを待ってから端末装置108への応答を実行する
ことも考えられる。こうすることでファイルAの途中か
らの読み出し要求があった場合にも対応できる。
であるファイルBに複写を開始したと略同時(現実には
若干後)に制御部106が端末装置108への応答デー
タを作成しているが、複製ファイルBへの複写が完了し
たことを待ってから端末装置108への応答を実行する
ことも考えられる。こうすることでファイルAの途中か
らの読み出し要求があった場合にも対応できる。
【0043】更に、ファイルBへ一定量の複写が完了し
たことを待ってから端末装置108への応答を行なう場
合も考えられる。こうすることでファイルAの複写が終
わるまでの待ち時間を短縮できる。この一定量の決め方
は、動画データを再生する際の時間当たりの必要データ
量や第一記憶装置102から第二記憶手段103への読
み出し/書き込み速度などを考慮する必要があり、この
一定量を可能な限り少なくすると、上記“略同時”に相
当することになる。
たことを待ってから端末装置108への応答を行なう場
合も考えられる。こうすることでファイルAの複写が終
わるまでの待ち時間を短縮できる。この一定量の決め方
は、動画データを再生する際の時間当たりの必要データ
量や第一記憶装置102から第二記憶手段103への読
み出し/書き込み速度などを考慮する必要があり、この
一定量を可能な限り少なくすると、上記“略同時”に相
当することになる。
【0044】また、第一記憶装置102中のファイルA
に対応する第二記憶装置103中の複製ファイルがない
状態で、端末装置108からファイルAに対するデータ
の書き込みの要求が発行された場合について説明する。
に対応する第二記憶装置103中の複製ファイルがない
状態で、端末装置108からファイルAに対するデータ
の書き込みの要求が発行された場合について説明する。
【0045】まず、受信部104が端末装置108から
ファイルAに対する書きみの要求を受信する。次に要求
の種類を判定し、ここでは書き込み要求なので複製管理
部105に第一記憶装置102中の要求されたファイル
Aに対応する第二記憶装置103中の複製ファイルを管
理しているか否かを問い合わせる(ステップS201→
S202→S204)。
ファイルAに対する書きみの要求を受信する。次に要求
の種類を判定し、ここでは書き込み要求なので複製管理
部105に第一記憶装置102中の要求されたファイル
Aに対応する第二記憶装置103中の複製ファイルを管
理しているか否かを問い合わせる(ステップS201→
S202→S204)。
【0046】ここで、複製管理部105は、ファイルA
に対応する複製ファイルが管理されていないことを確認
するとともに、第一記憶装置102のファイルAの複製
ファイルを第二記憶装置103中にファイルBとして作
成する(ステップS207)。続いて、制御部106が
複製管理部105から入手した情報により、第二記憶装
置103の複製ファイルBにデータを書き込み、端末装
置108の書き込み要求に応答するデータを作成する
(S206)。最後に、送信部107が制御部106の
作成した上記応答データを端末装置108に送信する
(ステップS209)。このようにして、端末装置10
8は、第一記憶装置102中のファイルAにデータを書
き込むことができる。
に対応する複製ファイルが管理されていないことを確認
するとともに、第一記憶装置102のファイルAの複製
ファイルを第二記憶装置103中にファイルBとして作
成する(ステップS207)。続いて、制御部106が
複製管理部105から入手した情報により、第二記憶装
置103の複製ファイルBにデータを書き込み、端末装
置108の書き込み要求に応答するデータを作成する
(S206)。最後に、送信部107が制御部106の
作成した上記応答データを端末装置108に送信する
(ステップS209)。このようにして、端末装置10
8は、第一記憶装置102中のファイルAにデータを書
き込むことができる。
【0047】これによって、読み出し要求の時と同様
に、第一記憶装置の書き込み性能が第二記憶装置の書き
込み性能よりも低い場合であっても、本発明を使用する
ことでより速くデータの書き込みを行なうことができ
る。
に、第一記憶装置の書き込み性能が第二記憶装置の書き
込み性能よりも低い場合であっても、本発明を使用する
ことでより速くデータの書き込みを行なうことができ
る。
【0048】上記の書き込み処理は書き込み対象のファ
イルが第一記憶装置102に存在することを前提として
いるが、書き込み対象のファイルが第一記憶装置102
に存在しない場合であっても書き込み処理は可能とな
る。この場合、上記複製管理部105による複製処理に
代えて、第二記憶装置103上に新規の領域を確保する
処理を必要とする。
イルが第一記憶装置102に存在することを前提として
いるが、書き込み対象のファイルが第一記憶装置102
に存在しない場合であっても書き込み処理は可能とな
る。この場合、上記複製管理部105による複製処理に
代えて、第二記憶装置103上に新規の領域を確保する
処理を必要とする。
【0049】尚、上記のように複製ファイルBに書き込
み処理をした場合は、当該第二記憶装置103に書き込
んだ内容に基づいて第一記憶装置のファイルを更新する
必要がある。そこで、更新部110を設けて、上記書き
込みがあった後に第一記憶装置102の内容を更新する
ようにしている。
み処理をした場合は、当該第二記憶装置103に書き込
んだ内容に基づいて第一記憶装置のファイルを更新する
必要がある。そこで、更新部110を設けて、上記書き
込みがあった後に第一記憶装置102の内容を更新する
ようにしている。
【0050】上記更新部110は、上記第二記憶装置1
03への書き込み処理が完了したときに直ちに更新を実
行するようにしてもよいが、第二記憶装置103への他
のアクセスがない時間に処理するのが好ましい。そこ
で、上記更新部110は、第二記憶装置103の空き時
間に、該第二記憶装置103の各複製ファイルと対応す
る第一記憶装置102の各ファイルの更新時刻を比較
し、第二記憶装置103の複製ファイルの更新時刻の方
が新しい場合に、第一記憶装置102のファイルに複製
ファイルの内容を上書き複写することで第一記憶装置1
02中のファイルの更新が可能となる。
03への書き込み処理が完了したときに直ちに更新を実
行するようにしてもよいが、第二記憶装置103への他
のアクセスがない時間に処理するのが好ましい。そこ
で、上記更新部110は、第二記憶装置103の空き時
間に、該第二記憶装置103の各複製ファイルと対応す
る第一記憶装置102の各ファイルの更新時刻を比較
し、第二記憶装置103の複製ファイルの更新時刻の方
が新しい場合に、第一記憶装置102のファイルに複製
ファイルの内容を上書き複写することで第一記憶装置1
02中のファイルの更新が可能となる。
【0051】尚、第二記憶装置103のファイルが新規
ファイルである場合は、新規ファイルである旨の属性を
持たせることによって上記比較時に第一記憶装置102
に新規領域を確保する必要のあるファイルであることが
判るようにし、上記第一記憶装置102に新規領域を確
保してから、上記複写処理を実行することになる。
ファイルである場合は、新規ファイルである旨の属性を
持たせることによって上記比較時に第一記憶装置102
に新規領域を確保する必要のあるファイルであることが
判るようにし、上記第一記憶装置102に新規領域を確
保してから、上記複写処理を実行することになる。
【0052】(実施例2)図3は、本発明の第2の実施
例におけるビデオサーバ装置を含むシステムの構成図で
ある。図3において、第二記憶装置102中の複製ファ
イルを削除し、複製管理部105の管理する情報を更新
する削除部301を新たに設ける構成にしており、他の
構成要素は、図1と同じである。
例におけるビデオサーバ装置を含むシステムの構成図で
ある。図3において、第二記憶装置102中の複製ファ
イルを削除し、複製管理部105の管理する情報を更新
する削除部301を新たに設ける構成にしており、他の
構成要素は、図1と同じである。
【0053】上記削除部301は、第二記憶装置102
中の複製ファイルの最終アクセス時刻を監視しており、
最終アクセス時刻から現在時刻までの時間があらかじめ
定められた以上経過している複製ファイルを選択する。
次に削除部301は、選択したファイルを削除するとと
もに、複製管理部105に削除した複製ファイルを通知
し、複製管理部105は管理情報を更新するようになっ
ている。
中の複製ファイルの最終アクセス時刻を監視しており、
最終アクセス時刻から現在時刻までの時間があらかじめ
定められた以上経過している複製ファイルを選択する。
次に削除部301は、選択したファイルを削除するとと
もに、複製管理部105に削除した複製ファイルを通知
し、複製管理部105は管理情報を更新するようになっ
ている。
【0054】図4、図6は、複製管理部105の管理情
報の構成図。図5は、第二記憶装置103中のファイル
情報の構成図である。図4に示すように第一記憶装置1
02中のファイルC、D、E、Fに対応して第二記憶装
置103中に複製ファイルG、H、I、Jが存在し、か
つ、各複製ファイルG、H、I、Jの最終アクセス時刻
が第二記憶装置103上で図5に示すようになっている
状態で、削除部301が3日間以上経過しているファイ
ルを削除すると設定されている場合を想定する。
報の構成図。図5は、第二記憶装置103中のファイル
情報の構成図である。図4に示すように第一記憶装置1
02中のファイルC、D、E、Fに対応して第二記憶装
置103中に複製ファイルG、H、I、Jが存在し、か
つ、各複製ファイルG、H、I、Jの最終アクセス時刻
が第二記憶装置103上で図5に示すようになっている
状態で、削除部301が3日間以上経過しているファイ
ルを削除すると設定されている場合を想定する。
【0055】まず、削除部301は、第二記憶装置10
2中のファイルの最終アクセス時刻を調べる。この時現
在時刻が、1997年7月31日14時であったとする
と図5中で最終アクセス時刻から3日間以上経過してい
るファイルIを選択する。次に削除部301は、選択し
たファイルIを削除し、複製管理部105に通知する。
複製管理部105は、図4から図6への遷移でも判るよ
うにのように、管理情報の中、ファイルIに関する情報
を削除して、複製管理部105の管理する情報を更新す
る。
2中のファイルの最終アクセス時刻を調べる。この時現
在時刻が、1997年7月31日14時であったとする
と図5中で最終アクセス時刻から3日間以上経過してい
るファイルIを選択する。次に削除部301は、選択し
たファイルIを削除し、複製管理部105に通知する。
複製管理部105は、図4から図6への遷移でも判るよ
うにのように、管理情報の中、ファイルIに関する情報
を削除して、複製管理部105の管理する情報を更新す
る。
【0056】このようにして、第二記憶装置103から
所定期間アクセスのないファイルを削除することができ
第二記憶装置103の領域を無駄なく有効に使用するこ
とが可能になる。
所定期間アクセスのないファイルを削除することができ
第二記憶装置103の領域を無駄なく有効に使用するこ
とが可能になる。
【0057】尚、上記においては削除部301は、常に
最終アクセス時刻を監視しているとして説明したが、一
定間隔周期でアクセスのなかったファイルを消去するよ
うにしてもよいし、あるいは、第二記憶装置の空き領域
がある一定量以下になった時に作成さた時刻が最も古い
ファイルを消去するようにしてもよい。
最終アクセス時刻を監視しているとして説明したが、一
定間隔周期でアクセスのなかったファイルを消去するよ
うにしてもよいし、あるいは、第二記憶装置の空き領域
がある一定量以下になった時に作成さた時刻が最も古い
ファイルを消去するようにしてもよい。
【0058】更に、上記実施例1、2を通して第一記憶
装置と第二記憶装置はビデオサーバ装置に各1つずつで
あるように説明したが、それぞれ複数個の記憶装置であ
る場合も考えられる。
装置と第二記憶装置はビデオサーバ装置に各1つずつで
あるように説明したが、それぞれ複数個の記憶装置であ
る場合も考えられる。
【0059】また、上記の各実施の形態をハードウェア
により構成してもよいが、同様の機能をソフトウェアに
より構成してもよい。更に、ソフトウェアにより各機能
を構成する場合、そのソフトウェアの全部又は一部を実
現するプログラムをフロッピーディスク、CD−ROM
等の記録媒体により提供するようにしてもよい。
により構成してもよいが、同様の機能をソフトウェアに
より構成してもよい。更に、ソフトウェアにより各機能
を構成する場合、そのソフトウェアの全部又は一部を実
現するプログラムをフロッピーディスク、CD−ROM
等の記録媒体により提供するようにしてもよい。
【0060】
【発明の効果】以上説明したように、本発明は安価で大
容量ではあるが、アクセス性能が低い記憶媒体(記憶媒
体の集合も含む)をビデオサーバの記憶装置(第一記憶
装置)として使用する場合、別途、アクセス性能の高い
小容量の記憶装置(第二記憶装置)を設けるとともに、
制御部と複製管理部をもうけて第二記憶装置に第一記憶
装置中の特定ファイルを作成し、該複製ファイルに対し
て端末よりアクセスするようにしているので、第二記憶
装置のアクセス性能をそのまま生かすことができるとと
もに、第一記憶装置のアクセスの低さを補うことが可能
となり、加えて安価、あるいは容量的に柔軟性を持たせ
ることができるという第一の記憶装置の利点も生かすこ
とができる。
容量ではあるが、アクセス性能が低い記憶媒体(記憶媒
体の集合も含む)をビデオサーバの記憶装置(第一記憶
装置)として使用する場合、別途、アクセス性能の高い
小容量の記憶装置(第二記憶装置)を設けるとともに、
制御部と複製管理部をもうけて第二記憶装置に第一記憶
装置中の特定ファイルを作成し、該複製ファイルに対し
て端末よりアクセスするようにしているので、第二記憶
装置のアクセス性能をそのまま生かすことができるとと
もに、第一記憶装置のアクセスの低さを補うことが可能
となり、加えて安価、あるいは容量的に柔軟性を持たせ
ることができるという第一の記憶装置の利点も生かすこ
とができる。
【0061】また、第二記憶装置に複製ファイルがない
場合であっても、直ちに複製ファイルを作成することが
可能であるので、上記効果を一層高めることができる。
また、長期間アクセスのない第二記憶装置上の複製ファ
イルを削除することで、アクセス頻度の高いデータを第
二記憶装置に残すことができ第二記憶装置がより効率的
に利用できる。
場合であっても、直ちに複製ファイルを作成することが
可能であるので、上記効果を一層高めることができる。
また、長期間アクセスのない第二記憶装置上の複製ファ
イルを削除することで、アクセス頻度の高いデータを第
二記憶装置に残すことができ第二記憶装置がより効率的
に利用できる。
【図1】本発明の実施例1のビデオサーバ装置を含むシ
ステムの構成図である。
ステムの構成図である。
【図2】上記実施例1のビデオサーバ装置の動作手順を
示すフロー図である。
示すフロー図である。
【図3】本発明の実施例2のビデオサーバ装置を含むシ
ステムの構成図である。
ステムの構成図である。
【図4】上記実施例2の複製管理部の管理情報の構成図
である。
である。
【図5】上記実施例2の第二記憶装置中のファイル情報
の構成図である。
の構成図である。
【図6】上記実施例2の複製管理部の管理情報の構成図
である。
である。
【図7】従来のビデオサーバ装置を含むシステムの構成
図である。
図である。
102 第一記憶装置 103 第二記憶装置 104 受信部 105 複製管理部 106 制御部 107 送信部 110 更新部 301 削除部
Claims (17)
- 【請求項1】 ネットワークを介して端末装置と接続さ
れ、上記端末装置よりの要求に基づいて動画データを含
むファイルの提供をするビデオサーバ装置のアクセス処
理方法において、 端末装置より第一記憶装置に格納された特定のファイル
にアクセス要求があったとき、上記第一記憶装置よりア
クセス処理能力の高い第二記憶装置に複製された上記特
定のファイルに対応する複製ファイルの内容に基づいて
アクセス処理をすることを特徴とするビデオサーバ装置
のアクセス処理方法。 - 【請求項2】 端末装置よりのアクセス要求があったと
きに、既に上記複製ファイルが存在しているときは、複
製処理をすることなく上記アクセス処理をする請求項1
に記載のビデオサーバ装置のアクセス処理方法。 - 【請求項3】 端末装置よりのアクセス要求があったと
きに、未だ上記複製ファイルが存在していないときは、
複製処理をした後上記アクセス処理をする請求項1に記
載のビデオサーバ装置のアクセス処理方法。 - 【請求項4】 上記アクセス要求が、第一記憶装置に存
在しないファイルへの書き込み要求であるとき、上記第
二記憶装置に新規ファイル作成処理をした後、該新規フ
ァイルに書き込み処理をする請求項1に記載のビデオサ
ーバ装置のアクセス処理方法。 - 【請求項5】 第二記憶装置に形成された複製ファイル
を、状況に応じて削除する請求項1に記載のビデオサー
バ装置のアクセス処理方法。 - 【請求項6】 ネットワークを介して端末装置と接続さ
れ、上記端末装置よりの要求に基づいて動画データを含
むファイルの提供をするビデオサーバ装置において、 第一記憶装置と、 上記第一記憶装置よりアクセス処理能力の高い第二記憶
装置と、 上記第一記憶装置中の特定ファイルに対応する上記第二
記憶装置中の複製ファイルを管理する複製管理部と、 上記端末装置よりの特定ファイルへのアクセス要求に基
づいて、上記複製管理部が管理する上記第二記憶装置中
の複製ファイルに対してアクセス処理をする制御部と、 を備えたことを特徴とするビデオサーバ装置。 - 【請求項7】 上記複製管理部は、アクセス要求があっ
たとき上記制御部より得られるアクセス対象の複製ファ
イルの存否を確認し、上記複製ファイルを管理していな
いとき、該複製ファイルを作成し、その後に制御部がア
クセス処理をする請求項6に記載のビデオサーバ装置。 - 【請求項8】 上記アクセス要求が、ファイルの読み出
し要求である請求項6または7に記載のビデオサーバ装
置。 - 【請求項9】 上記アクセス要求が、ファイルの書き込
み要求である請求項6または7に記載のビデオサーバ装
置。 - 【請求項10】 上記複製管理部が複製ファイルに所定
量のデータを複写した時点で制御部が読み出し処理をす
る請求項8に記載のビデオサーバ装置。 - 【請求項11】 上記複製管理部が複製ファイルに全部
のデータを複写した時点で制御部が読み出し処理をする
請求項8に記載のビデオサーバ装置。 - 【請求項12】 上記第一記憶装置に存在しないファイ
ルに対する書き込み要求であるとき、複製管理部が新規
にファイルを作成した後、書き込み処理をする請求項9
に記載のビデオサーバ装置。 - 【請求項13】 上記第二記憶装置の複製ファイルに書
き込まれた内容で上記第一記憶装置の対応するファイル
の内容を更新する更新部を備えた請求項9に記載のビデ
オサーバ装置。 - 【請求項14】 上記第一の記憶装置の各ファイルの更
新時刻と、上記第二記憶装置の対応する各複製ファイル
の更新時刻を比較し、複製ファイルの更新時刻の方が新
しいときに更新を実行する上記更新部を備えた請求項1
4に記載のビデオサーバ装置。 - 【請求項15】 上記第二記憶装置に作成された新規フ
ァイルに書き込まれた内容を上記第一記憶装置に作成さ
れた新規ファイルに複写する更新部を備えた請求項9に
記載のビデオサーバ装置。 - 【請求項16】 第二記憶装置中の複製ファイルのアク
セス時刻を調べ、長期間アクセスがない複製ファイルを
削除し、複製管理部の管理情報を更新する削除部を備え
た請求項6から15のいずれかに記載のビデオサーバ装
置。 - 【請求項17】 第二記憶装置中の空き領域がなくなっ
た場合に、第二記憶装置中の1つ以上の複製ファイルを
選択して削除し、複製管理部の管理情報を更新する削除
部を備えた請求項6から15のいずれかに記載のビデオ
サーバ装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9259902A JPH1198448A (ja) | 1997-09-25 | 1997-09-25 | ビデオサーバ装置及びそのアクセス処理方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9259902A JPH1198448A (ja) | 1997-09-25 | 1997-09-25 | ビデオサーバ装置及びそのアクセス処理方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH1198448A true JPH1198448A (ja) | 1999-04-09 |
Family
ID=17340529
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9259902A Pending JPH1198448A (ja) | 1997-09-25 | 1997-09-25 | ビデオサーバ装置及びそのアクセス処理方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH1198448A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR20090021882A (ko) * | 2007-08-28 | 2009-03-04 | 엠텍비젼 주식회사 | Mtp 장치에서의 저장 수단 동기화 방법 및 저장 수단동기화 시스템 |
JP2012059047A (ja) * | 2010-09-09 | 2012-03-22 | Toshiba Corp | ビデオサーバ、管理情報キャッシュ方法及び管理情報キャッシュプログラム |
JP2016218877A (ja) * | 2015-05-25 | 2016-12-22 | 日本電気株式会社 | ストレージシステム、サーバ、キャッシュ方法およびプログラム |
-
1997
- 1997-09-25 JP JP9259902A patent/JPH1198448A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR20090021882A (ko) * | 2007-08-28 | 2009-03-04 | 엠텍비젼 주식회사 | Mtp 장치에서의 저장 수단 동기화 방법 및 저장 수단동기화 시스템 |
JP2012059047A (ja) * | 2010-09-09 | 2012-03-22 | Toshiba Corp | ビデオサーバ、管理情報キャッシュ方法及び管理情報キャッシュプログラム |
JP2016218877A (ja) * | 2015-05-25 | 2016-12-22 | 日本電気株式会社 | ストレージシステム、サーバ、キャッシュ方法およびプログラム |
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