JP2003528391A

JP2003528391A - ファイルコンテンツの追加的なコピーを記憶する必要無しに、ファイル属性への変更を記憶するための方法及び装置

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Publication number: JP2003528391A
Application number: JP2001569626A
Authority: JP
Inventors: テレンスイー
Original assignee: インターウォーヴェンインコーポレイテッド
Priority date: 2000-03-22
Filing date: 2001-03-22
Publication date: 2003-09-24
Also published as: US6609184B2; EP1266292A4; CA2403044A1; JP2003528392A; EP1266292A1; US20020129042A1; AU2001250942A1; CA2402933C; US6480944B2; US20010037475A1; WO2001071501A1; EP1266289A1; AU2001250952A1; CA2402933A1; WO2001071508A1; US20010027457A1

Abstract

(57)【要約】追加のファイルコンテンツ（100）のコピーを記憶すること無しにファイル属性への変更を記憶する方法、及びそのための装置。ウェブサイト，エクストラネットサイト，あるいはイントラネットサイト（124）に対するコンテントを維持して変更を為すためのシステムにおいて、メモリが、補助記憶（110）として割当てられ得る。好ましくは、シャットダウンあるいは停電があっても補助記憶のコンテンツは、保管される。情報は、ファイルの形式で補助記憶によって記憶され得、書くファイルはコンテンツと属性を含む。ファイルの属性がファイルに関連する情報を含む一方、ファイルのコンテントはファイル内に記憶された情報を含む。ファイルコンテンツに対して変更が為された時に、変更されたバージョンと変更以前のバージョンとの双方が、補助記憶（110）内に記憶され得る。各バージョンのファイルコンテンツについて、対応する属性もまた記憶される。しかし、そのコンテンツへの変更無しに、ファイルの属性に対して変更が為される時に、新規に変更された属性は、以前のバージョンの属性と共に補助記憶内に記憶され得る。新規に変更された属性と以前のバージョンの属性は、その後、同じバージョンのファイルコンテンツを共有する。多数のバージョンのファイルコンテンツを記憶することを避けることによって、補助記憶内の記憶空間が節約される。新規に変更された属性と以前の属性との双方を、対応付けられたファイルコンテンツ（600）の同じコピーにリンクする補助記憶内にポインタが提供され得る。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【発明の属する技術分野】

本発明は、メモリ・リソースの管理に関する。より詳細には本発明は、ウェブ
サイト,エクストラネット,あるいはイントラネットサイトのためのコンテントの
開発中に利用されるメモリー・リソースの管理に関する。

【０００２】

【従来の技術】

データは一般的に、コンピュータシステム内にデータ・ファイルの形式で記憶
される。データファイルは、コンテント及び識別情報を含み得、種々の事象に応
答して時間とともに変化し得る。例えば、ファイルは名称付けられ、改称され、
再名称付けされ、移動され、コピーされ、アップデータされ、補足され、編集さ
れ、あるいは削除される。従って、データファイルのコンテントあるいはその識
別情報は、事象の成り行きで、それぞれ複数回変更され得る。特に、ウェブサイ
ト,エクストラネット,あるいはイントラネットサイトの開発のためには、多量の
情報が記憶される必要があり得、頻繁に変更される必要が有り得る。例えば、現
在進行中の業務、及びウェブサイト、エクストラネット、あるいはイントラネッ
トサイトの出版された版（published editions）のために記憶が必要とされ得る
。

【０００３】大量のデータを管理するコンピュータシステムにおいて、しばしば、ファイル
の変化を追跡することが望ましい。これは一般的に、以前のバージョンのファイ
ルと、新しいバージョンのファイルを、ファイルが変更された各時刻にコンピュ
ータメモリに記憶することによって達成される。ファイルバージョンのこの記憶
は、以前のバージョンのウェブサイト、あるいはその一部へ復帰することがしば
しば必要となり得る、ウェブサイト開発の分野で特に有用である。しかし、この
技術の不利な点は、ウェブサイトを構成する種々の異なったバージョンのファイ
ルを記憶するために、多量の物理的コンピュータメモリが必要とされ得ることで
ある。

【０００４】コンピュータメモリのコストは一般的に減少している一方、コンピュータシス
テムにおいて、通信帯域幅が限定要因となって来ている。従って、ファイル圧縮
のような帯域削減技術の例外（偶然メモリ要求も削減する）を除いて、データ記
憶のために必要とされるメモリの総量を削減するインセンティブは少ししか存在
しない。しかしファイル圧縮は、ファイルを圧縮して解凍するための付加的な処
理能力を必要とするという不利な点を持つ。更に、ファイル圧縮技術は一般的に
、特別にファイルに含まれるデータのタイプに仕立てられて（tailored）おり、
従って汎用的に適用可能ではない。

【０００５】それ故、必要とされるのは、変更されたファイルの種々の異なるバージョンを
記憶するために必要とされる物理的メモリの総量を最小化する技術である。より
詳細には、必要とされるものは、ウェブサイト,エクストラネットサイト,あるい
はイントラネットサイトの開発中に生成された、種々の異なるバージョンのファ
イルを記憶するために必要とされる物理的メモリの総量を最小化するための技術
である。この目標に向かって、本発明は方向付けられる。

【０００６】

【発明の概要】

本出願は、米国仮出願（出願番号60/129,244、2000年３月22日出願）に基づく
優先権を主張する。本出願と同日に出願された米国特許出願（発明の名称「ソフ
トウェア・アプリケーション中でなされる進行中の変更のリカバリの方法及び、
そのための装置」）、及び、本出願と同日に出願された米国特許出願（発明の名
称「コンピュータ・ネットワーク内のデータを自動的に展開するための方法及び
装置」）は、ここに参照として取りこまれる。

【０００７】本発明は、ファイルコンテンツの付加的なコピーを記憶すること無しにファイ
ル属性への変更を記憶する方法、及び、そのための装置である。

【０００８】データの量を管理するコンピュータシステムにおいては、データはコンピュー
タメモリに、ファイルの形式で記憶される。例えば、ウェブサイト,エクストラ
ネットサイト,イントラネットサイトを維持してウェブサイト,エクストラネット
サイト,イントラネットサイトのコンテントへの変更を為すためのシステムにお
いては、物理的メモリは、作業エリア,ステージングエリア,及びエディションエ
リアに対して割り当てられ得る。作業エリアは、個々のコントリビュータ（cont
ributer）あるいはコントリビュータのグループによってコンテントに為される
、進行中の変更を記憶し得る。一旦、作業エリアに変更が為されると、変更され
たコンテントは、一つあるいは複数のステージングエリアに提出され得る。ステ
ージングエリアでは、コンテントの変更は結合され得る。ステージングエリアか
ら、変更されたコンテントは、一つあるいは複数のエディションエリアに前進さ
れ得る。エディションエリアは、ウェブサイト,エクストラネットサイト,あるい
はイントラネットサイトのためのコンテントのバージョンあるいはエディション
を記憶し得る。

【０００９】上述の種々の目的に割り当てられ得るメモリに加えて、物理的補助記憶メモリ
もまた、変更及び他のコンテントに対する永続的な記憶を提供するために提供さ
れ得る。永続的とは、補助記憶がその一部を成すシステムに発生するシャットダ
ウンあるいはパワー障害にも関らず、補助記憶のコンテントが好ましくは保管さ
れることを意味する。

【００１０】ウェブサイト,エクストラネットサイト,あるいはイントラネットサイトは、例
えばテキスト,グラフィックス,及び音声情報を含む大量のデータへのアクセスを
許容し得るので、補助記憶メモリは、大量のデータを記憶する必要があり得る。
補助記憶が進行中の作業、及びウェブサイト,エクストラネットサイト,あるいは
イントラネットサイトに対する多数のエディションあるいはバージョンのコンテ
ントを記憶し得ることを考慮する際に、このことは特に正しい。例えば、補助記
憶メモリは、ウェブサイト，エクストラネットサイト，あるいはイントラネット
サイトの全コンテントの最大３倍あるいはそれ以上のサイズを記憶することが必
要とされ得る。

【００１１】補助記憶あるいは他のメモリ内のファイルの各々がコンテンツ及び属性を含む
。ファイルのコンテンツには、ファイル内に記憶された情報が含まれる。これに
は、例えば、ウェブサイト，エクストラネットサイト，あるいはイントラネット
サイトを介してアクセス可能である、テキスト，グラフィックス，及び音声情報
が包含され得る。ファイルのこの属性（属性はまた、“メタデータ”とも呼ばれ
る）は、ファイルに関連する情報を含む。これは例えば、ファイルコンテンツの
サイズ，いつファイルが生成されたか、あるいはいつファイルコンテンツが最後
に変更されたかを示すタイムスタンプ，ファイルについて責任を持つコントリビ
ュータである所有者の指示，それに対してファイルあるいは所有者が属するグル
ープの識別，及び，ファイル上でリード及びライト操作を実行するための、ファ
イルへのアクセスへの制限に対する許可情報を含み得る。

【００１２】ファイルの属性は、補助記憶等の中に、ファイルに対するコンテンツと関連付
けられて記憶される。ファイルコンテンツに対して変更が為される時に、ファイ
ルコンテンツの変更されたバージョンと、変更以前のバージョンとの双方が、補
助記憶に記憶され得る。各バージョンのファイルコンテンツについて、対応付け
られた属性もまた記憶される。属性は、ファイルのサイズ及び、いつファイルが
最後に変更されたかを示すタイムスタンプを含み得るので、ファイルコンテンツ
における変更は、一般的に結果として、属性への変更をもたらす。従って、各バ
ージョンのファイルコンテンツに対して、異なる組の属性が記憶される。

【００１３】しかし、ファイルのコンテンツへの変更無しに属性に対して変更が為される時
には、補助記憶等の中に、以前のバージョンの属性と共に、新規に変更された属
性が記憶され得る。新規に変更された属性と以前のバージョンの属性は，その後
同じバージョンのファイルコンテンツを共有する。このやり方で、多数バージョ
ンの属性が、一つのファイルコンテンツのコピーと対応付けられ得る。このよう
にして、補助記憶内の記憶空間が保存される。というのは、各バージョンのファ
イル属性と対応付けられた別個のファイルコンテンツのコピーの記憶が避けられ
るためである。補助記憶内におけるような、対応付けられたファイルコンテンツ
の同じコピーに対する、新規に変更された属性と以前の属性の双方とリンクする
ポインタが提供され得る。

【００１４】本発明は、ウェブサイト，エクストラネットサイト，あるいはイントラネット
サイト開発のためのシステムで必要とされる記憶空間の総量を削減することに対
して特に有利である。これは少なくとも部分的には、そのようなシステム内に記
憶されるために、大量のデータファイルが一般的に必要とされるためであり、そ
して、新規のバージョンのファイルとともに以前のバージョンのファイルを記憶
する必要のためである。

【００１５】

【発明の実施の形態】

図１は、ウェブサイト開発のためのコンピュータネットワークシステム100を
示す。開発ワークステーション102上で、ウェブサイト開発者は、ウェブサイト
についてのファイルを付加，除去，編集，及び試験し得る。開発ワークステーシ
ョン102は、通常のパーソナルコンピュータ，ＵＮＩＸ（Ｒ）ワークステーショ
ン，あるいは、コンテントの開発のために構成され得る他のワークステーション
を含み得る。開発ワークステーション102は、インターネットあるいはローカル
エリアネットワーク（ＬＡＮ）のようなコンピュータネットワーク106を介して
開発サーバ104に接続され得る。

【００１６】開発サーバ104は、コンテントをウェブブラウザに提供するためのウェブサー
バ108、及びウェブサイトのコンテントのバージョンを記憶させるための補助記
憶110を含む。サーバ108は、開発ステーション102からの、ウェブサイト・コン
テント（例えばファイル）に対するハイパーテキスト・トランスファー・プロト
コル（ＨＴＴＰ）要求を処理する。ウェブサイト・ファイルは、一般的な補助記
憶（マイクロソフト社から商業的に利用可能なウィンドウズ（Ｒ）ＮＴファイル
システムのようなものでありうる）110内に物理的に記憶され得る。

【００１７】開発サーバ104はまた、通常のメモリ112（例えばＲＡＭ）及び通常のプロセッ
サ114（これが、メモリ112に記憶されたソフトウェア116を実行することによっ
て本発明のウェブサイト開発方法を実行する）をも含み得る。プロセッサ114が
、ウェブサーバ108に、それがあたかもマルチプルサーバであるかのように動作
をなさしめるために実行する、ＨＴＴＰプロトコル仮想化モジュール（virtuali
zation module）118もまた、メモリ112に格納され得る。

【００１８】開発サーバ104は、ネットワーク122を介して、ウェブサイトのプロダクション
・ウェブサーバ120に結合され得る。ネットワーク122は、ネットワーク106と同
じネットワークで有り得るか、あるいは、異なるネットワークで有り得る。ウェ
ブサーバ120は、インターネットあるいはイントラネット124にも結合され得る。
ウェブサイトが、ワールドワードウェブ上に、あるいはイントラネット上に掲示
される準備が完了した時に、開発サーバ104が、ウェブサイトのコンテントをプ
ロダクションウェブサーバ120に送り、そこが、ウェブサイトへのインターネッ
トあるいはイントラネットのアクセスを提供する。

【００１９】ウェブサイトは一般的に、任意ファイルシステム（arbitrary file system）
のコンテンツから成る。本発明のウェブサイト開発システム100は、階層的なフ
ァイルシステムを含み得る。そのような本発明のファイルシステムの各々は、個
々のファイルの管理及び操作のための環境を提供する。実行されると、ファイル
システムの一部のウェブサイト開発ソフトウェア116が、ファイルの管理及び操
作を可能とする。補助記憶110が、ファイル及び対応するメタデータ（例えば、
所有者識別，グループ識別、アクセスコントロール、ファイル名、修正時刻、生
成時刻等）が物理的に格納される場所である。

【００２０】本発明の階層的なファイルシステムは、“エリア（area）”と呼ばれることが
ある。作業エリア（work area），ステージングエリア（staging area），及び
エディションエリア（edition area）を含む、異なるタイプのエリアが存在し得
る。作業エリアは一般的に、ウェブサイトでの来るべき使用のために、ウェブコ
ンテントを生成して維持する人によって使用される、修正可能なファイルシステ
ムである。

【００２１】メモリは、異なる目的のために利用される、複数のエリアに分割され得る。例
えば図２は、作業エリア200，ステージングエリア202，及びエディションエリア
304，の図示である。図２では、一つの作業エリア200，ステージングエリア202
，及びエディションエリア204が示されるが、複数の作業エリア，ステージング
エリア，及びエディションエリアが提供され得ることが理解されるであろう。フ
ァイル302−316（図３）が、作業エリア200で生成あるいは修正され得る。例え
ば、各個々のコントリビュータ（contributer）に、作業エリア200のような作業
エリアが割当てられ得る。代替的に、コントリビュータのグループに、作業エリ
アが割り当てられ得る。更に、作業エリア200は、ステージングエリア202，エデ
ィションエリア２０４，あるいは補助記憶メモリ100（図１）のために利用され
るメモリ装置から明確に区別される物理的メモリ装置を含み得る。例えば、作業
エリア200は、個々のコントリビュータのパーソナルコンピュータシステムのメ
モリを含み得る。

【００２２】ステージングエリア202は、通常コンテントが出版（publish）前に組み立てら
れるエリアである。作業エリア200は一般的に、専らコンテントを生成し維持す
るためのエリアであるので、ステージングエリア202（及びエディションエリア2
04）は、コンテントの組み立て（assembling）と表示のみに制限され得る。その
際の設計によって、ステージング202及びエディション204は、リードオンリー（
read only）ファイルシステムとして構成され得る。いかなるコンテントに対す
る修正も、その後エディタ（editor）からワークステーションに返送され、必要
とされ得る変更を実装され得る。したがって、そのためにコンテントが修正され
るタスクは、ステージング202あるいはエディションエリア204のコンテントを参
照し得るが、それには、作業エリア200で実際に行われている修正を伴う。この
ことは、コンテントの統合性を維持し、プロセスを単純化することの助けになる
。しかしビジネスは、システム100がより複雑であることによって、エディタの
ような他の人々がコンテントを、それが出版される前に直接修正できることを求
めるかもしれない。ステージング及びエディションエリアは、その後、修正可能
なファイルシステムとして構成され得る。このようにして、そのような実施例で
は、作業エリアから提出されたコンテントは、ステージングエリア202あるいは
エディションエリア204で編集され得る。

【００２３】現存するウェブサイトが存在しない、という場合（この場合には作業エリアは
空で有り得る）を除いて、作業エリア200は最初は、全体のウェブサイトの仮想
コピーを含み得る。言いかえれば作業エリア200は、最初は、ウェブサイトとし
て設計されたファイルシステムと同じコンテンツを持つ。作業エリア200は、開
発者の、ウェブサイトについての個人的ビュー（view）（その中で開発者がウェ
ブサイトに貢献し得る）を提供する。例えば、作業エリア200で、開発者は自由
に、ウェブサイトのコンテントを付加，削除，及び修正出来、どのようにこれら
の変更が、全体のウェブサイトのコンテント内にフィットするかを見ることが出
来る。作業エリア内の開発者によって為された変更は、好ましくは、他の作業エ
リアの他のコントリビュータのウェブサイトあるいは作業に影響を与えない。こ
れは、各作業が別個のファイルシステムで有り得るためである。一般的に、作業
エリアは、ワークステーション102（図１）に位置する。

【００２４】開発者は、彼らの作業エリア200のコンテンツを、ステージングエリア202内に
提出することによって、ステージングエリアでの彼らの作業を統合し得る。ステ
ージングエリア202は、共有されたウェブサイトのビューを提供する多数の開発
者に利用可能なファイルシステムである。したがって、ステージングエリア202
は、複数の開発者の作業エリア200の全体的な作業を保持し得、開発者が、彼ら
の変更を共有して統合することを許容し得る。ステージングエリア202で開発者
は、彼らの変更がいかに互いにフィットするかを見ることができる。ステージン
グエリアは一般的に、開発サーバ104に位置する。

【００２５】エリアが、ディレクトリツリーが物理的にコピーされる必要が無いようなディ
レクトリツリーを共有する場合に、コピーすることは、“仮想的である”と言わ
れる。ステージングエリア202での全体的作業（collective work）は、異なるコ
ントリビュータが新規のコンテントを作業エリア200から提出する毎に変化する
。ステージングエリア202のコンテントと他の情報が仮想的にコピーされて、一
つあるいはそれ以上のプライベート作業エリア200に戻される時に、作業エリア2
00は最も効果的である。これは、コントリビュータがコンテント生成や維持のよ
うなウェブサイト関連のタスクを実行する間、個人の作業エリア200を、ステー
ジングエリア202に関して最新に維持することの助けとなる。

【００２６】ステージングエリア202での全体的な作業が最終とみなされる時に、そのコン
テントは出版され（published）、ウェブサイトのエディション（edition）を生
成することが可能である。これは、ステージングエリア202のコンテンツを仮想
的に、エディションエリア204にコピーすることによって達成され得る。エディ
ションは一般的にリードオンリー（読取り専用）ファイルシステムなので、それ
は、全ウェブサイトのコンテントの凍結されたスナップショットである。ウェブ
サイトの開発での連続したポイントで採用された各エディションは、保存され、
開発者が即座にファイル，全体のディレクトリを呼び出せるように、あるいは、
全体の過去のウェブサイトのバージョンを再構築できるように、全ての開発者に
アクセス可能とされ得る。例えば、エディションのコンテントは、ウェブサイト
更なる開発のための基礎として使用されるために作業エリア内に仮想的にコピー
され得る。エディションエリア204は一般的に、開発サーバ104に位置する。開発
サーバ104内のコンテント（例えばエディション）は、プロダクションサーバ120
に配置され得る。

【００２７】つまり、一旦作業エリア200内のファイルに対して変更が為されると、変更さ
れたファイルは、ステージングエリア202に提出され得る。ステージングエリア2
02は、種々のコントリビュータによって、種々の異なる作業エリア204で為され
たファイルへの変更を結合するために利用され得る。一旦、ステージングエリア
202で変更が結合されると、変更されたファイルはエディションエリア204に配置
され得る。エディションエリア204は、ウェブサイト，エクストラネット，ある
いはイントラネットサイトに対するコンテントのバージョンあるいはエディショ
ンを格納するために利用され得る。

【００２８】この変更，結合及び，その後のそれらの配置を為すプロセス中に、作業エリア
200，ステージングエリア202及びエディションエリア204のコンテントは、補助
記憶110（図１）に格納され得る。例えば、一旦、作業エリア200で為された変更
がステージングエリア202に提出されると、変更は補助記憶110内に格納され得る
。

【００２９】図３は、本発明による、物理的コンピュータメモリがファイルを記憶する図で
ある。好ましい実施例でメモリは、ウェブサイト，エクストラネットサイト，あ
るいはイントラネットサイト開発のためのシステム100（図１）内で補助記憶メ
モリ110の役割を担う。図３を参照する。メモリ110は、ファイル302−316（各フ
ァイルは属性とコンテントを有する）を記憶する。こうして、ファイル302は、
コンテンツＦ01−1と対応付けられて記憶された属性Ｆ01を含む。ファイル304は
、コンテンツＦ02-1と対応付けられて記憶された属性Ｆ02を含む。ファイル306
は、コンテンツＦ03-1と対応付けられて記憶された属性Ｆ03を含む。ファイル30
8は、コンテンツＦ04-1と対応付けられて記憶された属性Ｆ04を含む。ファイル3
10は、コンテンツＦ05-1と対応付けられて記憶された属性Ｆ05を含む。ファイル
312は、コンテンツＦ06-1と対応付けられて記憶された属性Ｆ06を含む。ファイ
ル314は、コンテンツＦ07-1と対応付けられて記憶された属性Ｆ07を含む。ファ
イル316は、コンテンツＦ08-1と対応付けられて記憶された属性Ｆ08を含む。メ
モリ110は、例えば一つあるいはそれ以上の一般目的のプロセッサ，プロセサ動
作を制御するためのソフトウェア，及びプロセッサと外部装置間の通信を提供す
るための入力/出力装置を含む、通常のコンピュータシステムあるいはネットワ
ークの一部分を形成し得ることが理解されるであろう。

【００３０】ファイル302-316の各々のコンテンツは、ファイル内に記憶された情報である
。ファイル302-316は、ウェブサイト，エクストラネットサイト，あるいはイン
トラネットサイトを介してアクセス可能とされるべきデータを編成するために利
用され得るので、コンテントはテキスト，グラフィック画像，音声，ソフトウェ
アスクリプト，等を含み得る。ファイル302-316の属性は、各ファイルに関連す
る情報を含む。これには、例えばファイルコンテントのサイズ，いつファイルが
生成されたか、あるいはいつファイルコンテンツが最後に変更されたかを示すタ
イムスタンプ，ファイルに対して責任を持つコントリビュータである所有者の識
別，それに対してファイルあるいはその所有者が属するグループの識別，及び、
ファイル上でリード及びライト動作を実行するためのファイルへのアクセスを制
限するための許可情報，が含まれる。

【００３１】図４は、補助記憶メモリ110内に記憶されたファイル302を示す。図４のファイ
ル302は、開発中で有り得る。したがって例えば、ウェブサイト，エクストラネ
ットサイト，あるいはイントラネットサイト（ファイル302がその一部である）
へのコントリビュータは、ファイル302のコンテンツＦ01-1への付加，削除，あ
るいは変更を為し得る。これらの変更は、作業エリア200（図２）で為され得、
その後、ステージングエリア202（図２）に提出され得る。

【００３２】図５は、図４のファイル302のコンテンツＦ01-1に変更を為した結果として補
助記憶メモリ110に記憶されたファイル302，304を示す。図５に示されるファイ
ル304のコンテンツＦ02-1は、ファイル302のコンテンツＦ01-1に為された変更を
含む。ファイル302のコンテンツＦ01-1は変更されたので、ファイル302のコンテ
ンツＦ01-1は、ファイル304のオリジナルバージョンのコンテンツＦ02-1と共に
、メモリ110内に記憶される。例えば、ファイル304は、ステージングエリア202
（図２）への変更の提出に基づいて生成され得る。

【００３３】ファイル302のコンテンツＦ01-1は変更されたので、これによって、属性Ｆ01
もまた変更されることを必要とする傾向がある。例えば、属性Ｆ01の一つ（例え
ばサイズの属性）は、ファイル302のコンテンツＦ01-1のサイズを示し得る。こ
の場合には、コンテンツＦ01-1への変更は、結果として、サイズ属性への変更を
もたらすことになろう。他の例として、属性Ｆ01の一つ（例えばタイムスタンプ
属性）は、ファイルコンテンツＦ01-1の最終変更のためのタイムスタンプを含み
得る。この場合には、コンテンツＦ01-1が変更された時刻は、その属性によって
反映されることとなろう。従って、ファイル304の属性Ｆ02は、ファイル302の属
性Ｆ01とは異なり得る。よって、図５に示されるように、属性Ｆ01とＦ02の各組
は、対応するコンテンツＦ01-1とＦ02-1と対応付けられて補助記憶メモリ110内
に記憶され得る。

【００３４】このように、ファイル302のコンテンツＦ01-1への変更の結果としての、メモ
リ110内へのファイル302，304の格納が説明された。

【００３５】しかし、一定の条件の下で、ファイルコンテントへのいかなる変更をも為すこ
と無しに、ファイルの属性への変更を為すことが要求され得る。例えば、ファイ
ルは、ファイルについて責任を持つコントリビュータとなる新規の所有者に再割
当てされ得る。この場合には、ファイルコンテンツに対していかなる対応する変
更も為されること無しに、ファイルの所有者を識別する属性（例えば所有者属性
）が変更され得る。

【００３６】もし、ファイル302の一つあるいはそれ以上の属性Ｆ01が変更されると、その
コンテンツＦ01-1というよりはむしろ、コンテンツＦ01-1の別個のコピーが、変
更された属性の組の中に格納される必要がある。むしろ、一つのコンテンツＦ01
-1のコピーが、オリジナルの属性Ｆ01の組と、変更された属性Ｆ02の組との双方
によって共有され得る。これが、図６に示される。ここで、図４のファイル302
の属性Ｆ01に変更が為された結果としての補助記憶メモリ110のコンテンツが示
される。

【００３７】作業エリア200（図２）におけるように、ファイル302の属性Ｆ01への変更が為
された時に、変更はその後、ステージングエリア202に提出される。図６に示さ
れるように、変更の提出に基づいて、属性Ｆ01に為された変更を含む新規の属性
の組Ｆ02が、ファイル302のオリジナルの属性の組Ｆ01及びオリジナルのコンテ
ンツＦ01-1と共に、メモリ110内に格納され得る。更に、ポインタ600が、補助記
憶メモリ110内に格納され得る。

【００３８】ポインタ600は、属性Ｆ02がコンテンツＦ01-1と対応付けられるという指示を
含む。例えば、属性Ｆ02が形成される時に、そのメモリアドレスのようなポイン
タ600の識別が、属性Ｆ02に含まれ得る。これは、ポインタ600を属性Ｆ02と対応
付ける。ポインタ600はその後、ファイルコンテンツＦ01-1を識別する。例えば
、ポインタ600は、ファイルコンテンツＦ01-1についての開始アドレスを含み得
る。これが、ポインタ600を、ファイルコンテンツＦ01-1と対応付ける。

【００３９】ファイルコンテンツＦ01-1を属性Ｆ02と対応付けるためのポインタ600の利用
の結果として、ファイルコンテンツＦ01-1は、Ｆ01とＦ02との双方の属性の組に
よって共有される。よってこれが、補助記憶メモリ110内の空間を節約する。と
いうのは、２つの属性の組Ｆ01とＦ02の各々に対して、別個のファイルコンテン
ツＦ01-1のコピーを格納する必要が無いからである。

【００４０】もし、他の変更がその後、図６のファイル属性Ｆ02に為されれば、第３の属性
の組Ｆ03が形成され得る。図７は、図６のファイル302の属性Ｆ01あるいはＦ02
への他の変更を為した結果としての、補助記憶メモリ110のコンテンツを示す。
例えば、ファイル302を更に別の所有者（ファイル302に責任を持つコントリビュ
ータになる）に再割当てする場合のように、もし属性Ｆ02が再度変更されたなら
ば、新規の属性の組Ｆ03が形成され得る。例えば、ステージングエリア202（図
２）への、この変更の提出に基づいて属性の組Ｆ03が形成され得る。そのメモリ
アドレスのような、ポインタ600の識別もまた、属性Ｆ03に包含され得る。これ
が、（ポインタ600が属性Ｆ02と対応付けられることに加えて）ポインタ600を属
性Ｆ03と対応付ける。よって、属性Ｆ01，Ｆ02及びＦ03は全て、同じファイルコ
ンテンツＦ01-1を共有し得る。

【００４１】新規に形成された属性Ｆ03内にポインタ600の識別を含むよりはむしろ、新規
のポインタ（図示せず）が形成され得る。この場合には属性Ｆ03は、新規に形成
されたポインタの識別を含み得る。もし新規に形成されたポインタがポインタ60
0を置換するなら、属性Ｆ02を新規に形成されたポインタと対応付けるために、
属性Ｆ02もまた修正され得る。

【００４２】従って、ファイル302の属性Ｆ01への変更の結果としての、メモリ110内へのフ
ァイル302の格納が説明された。

【００４３】しかしもし、ファイルコンテンツＦ01-1に対しての変更がその後為されるもの
の、その変更が、図６あるいは図７のの属性の組Ｆ01，Ｆ02，Ｆ03，の一つだけ
に対応付けられたコンテンツに影響を与えることが意図されるならば、ファイル
コンテンツＦ01-1の共有は、中断され得る。例えば、図７の属性Ｆ03と対応付け
られたファイルコンテンツに対して変更あるいは置換が為されるものの、それは
属性Ｆ01及びＦ02と対応付けられたファイルコンテンツを変更することが意図さ
れないことを仮定する。例えば変更は、作業エリア200（図２）で為され得、そ
の後、ステージングエリア202（図２）に提出され得る。

【００４４】結果として、図８に示されるように、新規のファイル308が形成され得る。新
規に形成されたファイル308は、属性Ｆ04とコンテンツＦ04-1を含む。属性変更
が為されなかった仮定すると、属性Ｆ04は、属性Ｆ03と同じで有り得る。しかし
、ファイルコンテンツＦ04-1の変更を反映するために、属性Ｆ04はアップデータ
され得る。例えば、タイムスタンプあるいはファイルサイズは、変更される必要
があり得る。コンテンツＦ04-1は、ファイルコンテンツＦ01-1に為された変更を
含む。これらのファイル302への変更を追跡するために、属性Ｆ03もまた、コン
テンツＦ01-1と対応付けられてメモリ110内で保存され得る。

【００４５】一般的に本発明は、専用のプロセッサ，ブラウザリクエスト（browser reques
ts）を受け取ってルーティングするように構成されたウェブサーバ，アプリケー
ションサーバ，ステートサーバ，及び、お互いの間で通信するように構成され、
一つあるいはそれ以上のネットワーク（ローカルエリアネットワーク（ＬＡＮ）
，イントラネット，及びインターネットを含む）に接続され得る、他のタイプの
コンピュータプロセッサの利用を含み得る。しかし当業者によって、そのような
そのような装置やシステムの実施は、数少ない本発明の利用の説明に過ぎないこ
と、そして、本発明は、一つあるいはそれ以上のネットワーク内での、データの
効果的なルーティングとプロセッシングが関係する多くの他の適用で、より大き
な適用可能性と応用を持つことが理解されであろう。本発明を具体化する均等な
構造が、本発明の精神と視野から逸れること無しに、そのような応用に対して設
定され得る。コンピュータシステムあるいはネットワークのユーザ間でデータを
交換するための装置とシステムに関して、この実施例が説明され図示されて来た
が、本発明は同様の特徴が有用である他の応用に拡張される。本発明は、コンピ
ュータ上で設計され実装され、本発明を実施するために、他のコンピュータと通
信するためにネットワークに接続され得る、パーソナルコンピュータ，アプリケ
ーションサーバ，ステートサーバ（state server），あるいは、インターネット
ウェブサーバ，を含み得る。本発明に従って動作するように構成されたシステム
は、個々のモデムあるいはワイヤレス通信のような他の通信手段を介してインタ
ーネットに接続された複数のパーソナルコンピュータを含み得る。

【００４６】本発明は、マイクロプロセッサのようなコンピュータプロセッサによって実行
される多くの機能にも関連し得る。マイクロプロセッサは、特定のタスクを規定
する、機械読取り可能なソフトウェアコードを実行することによって特定のタス
クを実行するように構成された、特定化あるいは専用化されたマイクロプロセッ
サであり得る。マイクロプロセッサは、動作して、他の装置（直接メモリアクセ
スモジュール，メモリ格納装置，インターネット関連ハードウェア，及び本発明
によるデータの送出と関連する他の装置のようなもの）と通信するようにも構成
され得る。ソフトウェアコードは、Java（Ｒ）,C++,XML(Extensible Mark-up La
nguage)及び、本発明に関連する機能的動作（functional operations）を遂行す
ることが要求される装置の動作に関連する関数（function）を定義するために使
用され得る他の言語のようなソフトウェアフォーマットを用いて構成され得る。
コードは、異なるフォーム（forms）及びスタイル（その多くは当業者に既知の
もの）で書かれ得る。ソフトウェアプログラムの、異なるコードフォーマット，
コード構成，スタイル，及びフォーム、及び、本発明に従ってマイクロプロセッ
サの動作を定義するためにコードを構成する他の手段は、添付の特許請求の範囲
によって規定される本発明の精神と視野から離れるものではない。

【００４７】本発明を利用するコンピュータサーバのような、異なるタイプのコンピュータ
の中で、本発明に従って機能を実行する間に、情報を記憶し、検索するための、
異なるタイプのメモリ装置が存在する。キャッシュメモリ装置は、中央処理ユニ
ットによる、頻繁に記憶されて検索される情報の便利な記憶場所としての使用の
ために、そのようなコンピュータにしばしば含まれる。同様に永続的メモリもま
た、中央処理ユニットによって頻繁に検索されるが、キャッシュメモリとは異な
り永続的メモリ内ではさほど頻繁には変更されない情報を維持するために、その
ようなコンピュータとともに使用される。主メモリもまた、データとソフトウェ
アアプリケーション（中央処理ユニットによって実行されたときに本発明による
機能を実行するように構成される）のような、より大きな量の情報を記憶して検
索するために通常含まれる。これらのメモリ装置は、ランダムアクセスメモリ（
ＲＡＭ），スタチックランダムアクセスメモリ（ＳＲＡＭ），ダイナミックラン
ダムアクセスメモリ（ＤＲＡＭ），フラッシュメモリ，及び、情報を記憶して検
索するために中央処理ユニットによってアクセスされ得る他のメモリ記憶装置と
して構成され得る。本発明は、いかなる特定のタイプのメモリ装置にも限定され
ないし、これらのメモリ装置から、そしてこれらのメモリ装置へ、それぞれ情報
を記憶して検索するための、いかなる共通に用いられるプロトコルにも限定され
ない。

【００４８】以上の説明は本発明の特定の実施例を参照して為された一方、当業者によって
、これらの実施例での変更が、本発明の原理と精神（その視野が添付の特許請求
の範囲によって規定される）から離れること無しに為され得ることが理解される
。

【図面の簡単な説明】

【図１】本発明によるウェブサイト開発のためのコンピュータネットワークシステム。

【図２】図１のシステムで利用され得る作業エリア，ステージングエリア，及びエディ
ションエリアの図示。

【図３】本発明による、属性とコンテンツを有するファイルを記憶するための、図１の
補助記憶メモリのようなコンピュータメモリの図示。

【図４】開発中の、図１と図３の補助記憶メモリに記憶されたファイルの図示。

【図５】図４のファイルのコンテンツに変更を為した結果として補助記憶メモリ内に記
憶されたファイルの図示。

【図６】図４のファイルの属性に変更を為した結果としての補助記憶メモリのコンテン
ツの図示。

【図７】図６のファイルの属性に他の変更を為した結果としての補助記憶メモリのコン
テンツの図示。

【図８】図７の属性の組の一つに対応付けられたファイルコンテンツに変更を為した結
果としての補助記憶メモリのコンテンツの図示。

───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国ＥＰ(ＡＴ，ＢＥ，ＣＨ，ＣＹ，ＤＥ，ＤＫ，ＥＳ，ＦＩ，ＦＲ，ＧＢ，ＧＲ，ＩＥ，ＩＴ，ＬＵ，ＭＣ，ＮＬ，ＰＴ，ＳＥ，ＴＲ)，ＯＡ(ＢＦ，ＢＪ，ＣＦ，ＣＧ，ＣＩ，ＣＭ，ＧＡ，ＧＮ，ＧＷ，ＭＬ，ＭＲ，ＮＥ，ＳＮ，ＴＤ，ＴＧ)，ＡＰ(ＧＨ，ＧＭ，ＫＥ，ＬＳ，ＭＷ，ＭＺ，ＳＤ，ＳＬ，ＳＺ，ＴＺ，ＵＧ，ＺＷ)，ＥＡ(ＡＭ，ＡＺ，ＢＹ，ＫＧ，ＫＺ，ＭＤ，ＲＵ，ＴＪ，ＴＭ)，ＡＥ，ＡＧ，ＡＬ，ＡＭ，ＡＴ，ＡＵ，ＡＺ，ＢＡ，ＢＢ，ＢＧ，ＢＲ，ＢＹ，ＢＺ，ＣＡ，ＣＨ，ＣＮ，ＣＯ，ＣＲ，ＣＵ，ＣＺ，ＤＥ，ＤＫ，ＤＭ，ＤＺ，ＥＥ，ＥＳ，ＦＩ，ＧＢ，ＧＤ，ＧＥ，ＧＨ，ＧＭ，ＨＲ，ＨＵ，ＩＤ，ＩＬ，ＩＮ，ＩＳ，ＪＰ，ＫＥ，ＫＧ，ＫＰ，ＫＲ，ＫＺ，ＬＣ，ＬＫ，ＬＲ，ＬＳ，ＬＴ，ＬＵ，ＬＶ，ＭＡ，ＭＤ，ＭＧ，ＭＫ，ＭＮ，ＭＷ，ＭＸ，ＭＺ，ＮＯ，ＮＺ，ＰＬ，ＰＴ，ＲＯ，ＲＵ，ＳＤ，ＳＥ，ＳＧ，ＳＩ，ＳＫ，ＳＬ，ＴＪ，ＴＭ，ＴＲ，ＴＴ，ＴＺ，ＵＡ，ＵＧ，ＵＳ，ＵＺ，ＶＮ，ＹＵ，ＺＡ，ＺＷ【要約の続き】規に変更された属性と以前のバージョンの属性は、その後、同じバージョンのファイルコンテンツを共有する。多数のバージョンのファイルコンテンツを記憶することを避けることによって、補助記憶内の記憶空間が節約される。新規に変更された属性と以前の属性との双方を、対応付けられたファイルコンテンツ（600）の同じコピーにリンクする補助記憶内にポインタが提供され得る。

Claims

【特許請求の範囲】

【請求項１】ファイルの属性を変更し、当該変更前に当該属性がメモリ装
置に記憶された当該ファイルの以前の属性の組に含まれ、上記メモリ装置内に新規の属性の組を記憶し、当該新規の属性の組が上記変更
された属性を含み、上記メモリ装置内に一つのバージョンのファイルコンテンツを記憶し、そして
、上記以前の属性の組と上記新規の属性の組とによって上記ファイルコンテンツ
を共有する、ステップを含む、ファイルの属性への変更を記憶する方法。
【請求項２】上記変更がウェブサイト，エクストラネットサイト，あるい
はイントラネットサイトの開発に関連して実行され、上記ファイルコンテンツが上記ウェブサイト，エクストラネットサイト，ある
いはイントラネットサイトを介してアクセス可能な情報を含む、請求項１に記載の方法。
【請求項３】上記変更が作業エリアで実行され、上記変更された属性を上
記メモリ装置内への記憶のために提出するステップを更に含み、上記メモリ装置
が開発サーバの一部である、請求項２に記載の方法。
【請求項４】上記属性の上記変更に応答してポインタを形成するステップ
を更に含み、当該ポインタが上記新規の属性の組を、上記ファイルコンテンツと
対応付ける、請求項１に記載の方法。
【請求項５】上記ファイルコンテンツを変更し、そして、上記ファイルコンテンツの上記変更に応答して上記ファイルコンテンツの上記
共有を中止するステップを更に含む、請求項１に記載の方法。
【請求項６】新規のファイルコンテンツを記憶するステップを更に含み、
当該新規のファイルコンテンツは上記ファイルコンテンツの上記変更によって変
更されたファイルコンテンツを含む、請求項５に記載の方法。
【請求項７】上記ファイルコンテンツの上記変更によって変更されるに先
立って、上記以前の属性の組の一つ、あるいは上記新規の属性の組の一つに関連
して、上記メモリ装置内で上記ファイルコンテンツを保存するステップを更に含
む、請求項５に記載の方法。
【請求項８】上記記憶ステップが、上記変更を実行するために、上記新規
の属性の組を介して上記ファイルコンテンツがアクセスされた時に、上記新規の
属性の組に関連して、上記新規のファイルコンテンツを記憶し、上記変更されたファイルコンテンツを反映するように、上記新規の属性の組を
アップデートするステップを更に含む、請求項５に記載の方法。
【請求項９】上記記憶するステップが、上記変更を実行するために、上記
属性の組を介して上記ファイルコンテンツがアクセスされた時に、上記以前の属
性の組に関連して、上記新規のファイルコンテンツを記憶し、上記変更されたファイルコンテンツを反映するように、上記以前の属性の組を
アップデートするステップを更に含む請求項５に記載の方法。
【請求項１０】上記新規の属性の組の属性を変更することによって、第３
の属性の組を形成し、上記以前の属性の組，上記新規の属性の組，及び上記第３の属性の組によって
、上記ファイルコンテンツを共有する、ステップを更に含む、請求項１に記載の方法。
【請求項１１】上記属性の変更に応答してポインタを形成するステップを
更に含み、当該ポインタが、上記新規の属性の組及び上記第３の属性の組と、上
記ファイルコンテンツとを対応付ける、請求項１０に記載の方法。
【請求項１２】上記新規の属性の組及び上記第３の属性の組の各々が、上
記ポインタの識別を含む、請求項１１に記載の方法。
【請求項１３】上記ファイルの属性の上記変更に応答して第１のポインタ
を形成し、上記新規の属性の組の上記属性の上記変更に応答して第２のポインタ
を形成するステップを更に含み、そして、上記第１のポインタが上記新規の属性
の組と上記ファイルコンテンツとを対応付け、上記第２のポインタが上記第３の
属性の組と上記ファイルコンテンツとを対応付ける、請求項１０に記載の方法。
【請求項１４】上記新規の属性の組が、上記第１のポインタの識別を含み
、上記第３の属性の組が上記第２のポインタの識別を含む、請求項１３に記載の
方法。
【請求項１５】開発中のファイルを含む作業エリアであって、当該ファイ
ルが以前の属性の組とファイルコンテンツを有する作業エリア、及び、上記作業エリアで上記以前の属性の組の属性に対して為された変更を受け取る
ためのステージングエリアであって、当該変更された属性の受け取りに応答して
新規の属性の組がメモリに記憶され、当該新規の属性の組が、上記以前の属性の
組及び当該新規の属性の組によって共有される当該変更された属性とファイルコ
ンテンツを含む、ステージングエリア、を備える物理的メモリを有する、ファイルの属性に対する変更を記憶するため
の装置。
【請求項１６】ウェブサイト，エクストラネットサイト，あるいはイント
ラネットサイトのコンテンツを記憶するためのエディションエリアを更に備え、上記ファイルコンテンツが、当該ウェブサイト，エクストラネットサイト，あ
るいはイントラネットサイトを介してアクセス可能な情報を含む、請求項１５に記載の装置。
【請求項１７】上記メモリが更に、上記以前の属性の組，上記新規の属性
の組，及び上記共有されたファイルコンテンツ、を記憶するための永続的な補助
記憶メモリを備える、請求項１５に記載の装置。
【請求項１８】上記新規の属性の組と、上記ファイルコンテンツとを対応
付けるために、上記メモリに記憶されたポインタを更に備える、請求項１５に記
載の装置。
【請求項１９】上記作業エリア内の上記ファイルコンテンツに対して変更
が為される時に、上記ファイルコンテンツが、もはや、上記以前の属性の組及び
上記新規の属性の組によって共有されない、請求項１５に記載の装置。
【請求項２０】上記ファイルコンテンツに対する上記変更によって変更さ
れると、新規のファイルコンテンツが上記メモリ内に記憶される、請求項１９に
記載の装置。
【請求項２１】上記ファイルコンテンツへの上記変更によって変更される
に先立って、上記メモリ装置が、上記以前の属性の組、あるいは上記新規の属性
の組の一つに関連して、上記ファイルコンテンツを記憶し、上記変更されたファ
イルコンテンツを反映するように、上記以前の属性の組あるいは新規の属性の組
がアップデートされる、請求項２０に記載の装置。