JPH0844670A - ファイル管理方法およびそれを用いた計算機システムならびにその計算機システムの運用方法 - Google Patents

ファイル管理方法およびそれを用いた計算機システムならびにその計算機システムの運用方法

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JPH0844670A
JPH0844670A JP6177980A JP17798094A JPH0844670A JP H0844670 A JPH0844670 A JP H0844670A JP 6177980 A JP6177980 A JP 6177980A JP 17798094 A JP17798094 A JP 17798094A JP H0844670 A JPH0844670 A JP H0844670A
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JP6177980A
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Hirofumi Nagasuga
弘文 長須賀
Yasufumi Yoshizawa
康文 吉澤
Toshiyuki Kinoshita
俊之 木下
Seiichirou Yoshioka
正壱郎 吉岡
Soichi Oyama
壮一 尾山
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Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 オンライン処理の24時間連続運転を可能と
する。 【構成】 オンライン計算機システムにより、口座ファ
イル更新要求もしくは参照要求に応じて、口座ファイル
内の対象レコードと対象レコードに対応する更新情報を
入力する。更新情報の更新条件が満足されていれば、対
象レコードに対して更新情報を反映した後、要求動作を
行う。一方、バッチ集計処理計算機システムシステムで
は、バッチプログラムから口座ファイルのデータに対し
て参照要求があると、口座ファイル内の対象レコードと
対象レコードに対応する更新情報を入力する。時刻と更
新条件を比較し、時刻が更新条件以降のものであれば口
座ファイルの対象データに対して対応する更新情報を反
映し、バッチプログラムに渡す。 【効果】 バッチ処理に要する時間を短縮し、また、デ
ータベースの一括更新処理にかかる負荷を分散させるこ
とができる。さらに、ある時刻までにおける口座ファイ
ルをもとに集計処理を実施することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、バンキングシステムな
どのように、オンライン処理とバッチ処理が共存するシ
ステムにおけるファイル管理方法、およびそのファイル
管理方法を用いた計算機システム、ならびにその計算機
システムの運用方法に関する。
【0002】
【従来の技術】バンキングシステムなどの大規模システ
ムでは、日中のオンライン処理が終了後にその日のオン
ライン処理で取り扱ったデータなどを入力情報にした集
計処理が実施される。
【0003】オンライン処理は、停止することなく運用
されることが理想である。バンキングシステムなどにお
いても、顧客へのサービス向上の面からそのニーズが高
くなっており、24時間/日、365日/年の連続運用
の方向へ技術が進みつつある。ところで、OLTPが一
定期間稼働した後には、トランザクションの集計処理や
振込み等によるデータベースの一括更新といったバッチ
処理が周期的に発生する。これらの処理は、バッチ処理
で取り扱うデータの矛盾を排除するためオンライン処理
終了後に実行されたり、あるいはトランザクション処理
の応答を保証するためオンライン処理の負荷が低い時に
実行される。ところが、オンライン処理が高負荷状態で
運用される時間帯が長くなり、バッチ処理のための時間
帯が次第に制限されるようになりつつある。24時間連
続オンライン処理を実現するためには、データの整合性
をとりながらバッチ集計処理との平行実行を実現する必
要がある。また、バッチ集計処理においても処理時間短
縮が求められる。
【0004】バッチ集計業務は、大きく2つに大別する
ことができる。第1の業務は、日々の取り扱い情報を集
計や帳票出力を行う業務である。第2のは、期日指定振
込みなどのための一括口座ファイル更新業務である。す
なわち、一括データベース更新処理である。
【0005】第1の業務では、オンライン処理の履歴情
報(所謂ジャーナル)や口座ファイルの内容を入力情報
としている。例えば、特開平1−96744号公報に
は、こうした第1のバッチ集計処理とオンライン処理の
並行処理を実現するための方法が記載されている。これ
に開示される技術では、口座ファイルを2重化してお
き、バッチ集計処理を実施している時は、2つの口座フ
ァイルの一方をオンライン処理用に割り当て、もう一方
をバッチ集計処理用に割り当てる。バッチ集計処理完了
後は、オンライン処理用に割り当てておいた口座ファイ
ル更新のあった情報を、バッチ処理用に割り当てておい
た口座ファイルに反映させ、再び2つの口座ファイルを
オンライン処理用に割り当てる。このようにすることに
より、第1のバッチ集計処理とオンライン処理の並行処
理を可能としている。
【0006】また、第2の業務では、まず、データベー
スを更新するための入力情報を準備し、その情報をもと
にデータベースを一括更新している。例えば、特開平4
−130964号公報には、こうした一括データベース
更新処理のために計算機システムにかかる負荷を分散化
させる方法が記載されている。特開平4−130964
号公報では、当日にデータベースを更新できる情報と、
翌日でなければ更新できない情報とに前記入力情報を分
類する。当日更新できる入力情報については、バッチ処
理で一括してデータベースを更新し、翌日更新できるも
のは、翌日に取り引きが発生した時点でもデータベース
に対して更新をかける。これにより、一括データベース
更新処理の負荷を分散化させ、バッチ集計処理に要する
時間の短縮を図っている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】上記2つの従来技術で
は、ファイル内のデータの整合を保ち、かつオンライン
処理の性能を保証しながらオンライン処理とバッチ集計
処理を完全に並行処理を実施することができない。
【0008】まず、特開平1−96744号公報の技術
では、データベースを参照するバッチ処理はオンライン
処理と並行に実施することが可能である。しかし、デー
タベースを更新するバッチ処理は、オンライン処理と並
行して実施することができない。これは、バッチ処理が
ある時刻におけるオンライン処理の口座ファイルのコピ
ーを使用しているため、最新のオンライン処理の口座フ
ァイルを使用していないためである。
【0009】次に、特開平4−130964号公報の技
術では、指定期日が翌日のものに関しては、オンライン
処理の延長でデータベースを更新することが可能である
が、当日の期日指定のものに関しては、バッチ処理とい
った形でデータベースを更新しなければならない。
【0010】本発明の目的は、データベースを参照しな
がら処理を進めるバッチ集計処理とオンライン処理の並
行処理を可能とし、かつバッチ処理の形でデータベース
更新がなされていた処理をオンライン処理の延長で実施
することを可能とすることで、オンラインシステムの2
4時間連続運転を可能とすることにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、口座ファイルの各レコードについて、更新情報と更
新条件からなるレコードを生成するための更新情報生成
プログラムを設ける。本発明によるオンライン計算機シ
ステムでは、下記の動作をするファイル管理プログラム
が設けられる。即ち、ファイル管理プログラムでは、ま
ず、口座ファイル更新要求もしくは参照要求が発生した
ときに、口座ファイル内の対象レコードと対象レコード
に対応する更新情報レコードを入力する。次に、更新情
報レコードの更新条件が満足していれば、上記対象レコ
ードに対して更新情報を反映した後で要求動作を行う。
【0012】一方、本発明のバッチ集計処理計算機シス
テムシステムでは、例えば、特開平1−96744号公
報に開示される手法を用いて、ある時刻での口座ファイ
ルの情報を保存しておく。そして、ファイル管理プログ
ラムでは、バッチプログラムから口座ファイルのデータ
に対して参照要求があると、まず、口座ファイル内の対
象レコードと対象レコードに対応する更新情報レコード
を入力する。次に、更新条件が満足しているレコードで
あれば、口座ファイルの対象データに対して対応する更
新情報を反映し、バッチプログラムに渡す。
【0013】
【作用】オンライン計算機システムのファイル管理プロ
グラムにより、従来バッチ集計処理の一環として実施さ
れていたデータベースへの更新処理をオンライン処理の
延長で実施することができる。これにより、バッチ処理
時間を短縮することができる。また、データベースの一
括更新処理にかかる負荷を分散させることができる。
【0014】また、バッチ集計処理計算機システムのフ
ァイル管理プログラムにより、ある時刻までにおける口
座ファイルをもとに集計処理を実施することができる。
【0015】上記2つの作用により、オンライン処理を
24時間連続運転する一方で、オンライン処理と並行し
てバッチ集計処理を実施することが可能となる。
【0016】
【実施例】以下、図1から図8を用いて本発明の第1の
実施例について説明する。なお、本実施例では、バンキ
ングシステムを例にその処理の流れ沿って説明すること
にする。
【0017】図1は、本発明を実施するための計算機シ
ステムの構成、ならびに、処理手順を示している。営業
店100、110、及び120とセンタ200内のオン
ライン計算機システム220とが、回線制御装置210
を介して接続されている。営業店100、110、及び
120から、振込み操作や引き出し操作がなされると、
回線制御装置210を介してオンライン計算機システム
220に要求が伝達される。オンライン計算機システム
220は、CPU221とメモリ222とを含んで構成
される。メモリ222内には、オンライン処理を実施す
るためのプログラムがローディングされている。オンラ
インアプリケーションプログラム300は、営業店10
0、110、及び120より転送された要求を解析し、
ファイル管理プログラム400に対してファイルアクセ
スの要求をおくる。ファイル管理プログラム400は、
まず、要求を受け付け部510で受け付け、口座ファイ
ル入力部520でアクセス対象となる口座ファイル24
0内の口座レコード241を入力する。更新情報入力部
530では、口座レコード241に対応する更新情報フ
ァイル250内の更新レコード251を入力する。照合
更新部540では、更新レコード251の更新条件が、
口座ファイルへの反映が可能か否かを判断し、反映可能
な場合には、口座ファイルへ反映したあとで転送された
要求を実行する。そして、これら一連の実行内容を履歴
情報収集部600がレコード形式の履歴情報レコード2
61として生成し、履歴情報ファイル260に記録す
る。
【0018】一方、バッチ集計処理計算機システム23
0では、大きく2つの業務が実行される。ひとつは、上
記オンライン処理を実施するために前もって更新情報フ
ァイル250を生成する処理である。もう一つは、いわ
ゆるバッチ集計処理である。
【0019】更新情報ファイル250を生成する処理
は、更新情報生成プログラム800により行われる。更
新情報生成プログラム800は、履歴情報ファイル26
0や更新依頼情報270を入力情報として更新情報ファ
イル250を生成する。履歴情報ファイル260の中に
は、同一バンキングシステム内の口座ファイル間での資
金の移動依頼に関する情報もある。更新情報生成プログ
ラム800は、このような情報を抽出し、更新情報ファ
イル250を生成する。更新依頼情報270は、他のバ
ンキングシステムからの資金の移動依頼である。
【0020】バッチ集計処理は、バッチプログラム90
0により行われる。バッチプログラム900は、履歴情
報ファイル260と口座ファイル240を入力として集
計処理を行い、その実行結果280を出力する。
【0021】バッチプログラム900では、ある時点に
おける口座ファイル240の情報をもとに集計する必要
がある。すなわち、バッチプログラム900の実行中
は、口座ファイルの情報が変更されてはならない。その
ため通常は、口座ファイル240を二重化して運用して
おく。そして、バッチプログラム実行中は、一方をオン
ライン処理用に割り当て、もう一方をバッチプログラム
用に割り当てることにより上記課題を解決する。
【0022】バッチプログラム900が、口座ファイル
240の口座レコード241のデータ入力要求を発行す
ると、ファイル管理プログラム700は、入力部710
でアクセス対象となる口座ファイル240内の口座レコ
ード241と、口座レコード241に対応する更新情報
ファイル250内の更新レコード251を入力する。照
合部720では、更新レコード251の更新条件が、口
座ファイル240への反映が可能か否かを判断し、反映
可能な場合には、更新情報を反映した結果を出力部73
0によりバッチプログラム900に渡す。
【0023】図2は、口座レコード241の構造を示す
フォーマット図である。
【0024】241−aは口座番号であり、本実施例に
おいて、個々のレコードを識別するための識別子とな
る。241−bは、預金の種類を示すフィールドであ
る。このフィールド241−cに“10”がセットされ
ている場合は、普通預金のみを行っていることを示す。
また、“01”は、定期預金のみを行っていることを示
し、“11”の場合には、普通預金と定期預金の両者を
行っていることを示す。フィールド241−cは、普通
預金の残高であり、フィールド241−dは、定期預金
の残高である。
【0025】図3には、更新情報のレコード形式を示
す。フィールド251−aは、口座番号である。フィー
ルド251−bは引き出し、若しくは振込みの種類を示
す。フィールド251−bが“10”であれば、フィー
ルド251−aにより示される口座からの引き出しであ
ることを示し、“01”であれば、振込みであることを
示す。フィールド251−cは、取り扱う金額を示す。
フィールド251−dは、当該レコードが有効となる条
件を示している。この条件としては、日時、あるいは期
日などを用いることができる。フィールド251−e
は、本要求を発行した依頼元を示す。
【0026】図4は、履歴情報レコード261のレコー
ド形式である。フィールド261−aは、取り引きがあ
った時刻を示す。フィールド261−bは、取り引きを
した口座番号である。フィールド261−cは、取り引
きの種類を示している。フィールド261−cが、“1
0”の場合は、フィールド251−aにより示される口
座ファイルからの引き出しであることを示し、“01”
の場合は、振込みであることを示す。フィールド261
−dは、取り扱う金額を示している。フィールド261
−eは、当該レコードが有効となる条件を示し、フィー
ルド261−fはその依頼元を示している。
【0027】図5は、更新依頼情報レコード271のレ
コード形式である。更新依頼情報レコード271の各フ
ィールドは、更新情報レコード251と同一である。
【0028】図6は、オンライン計算機システム220
におけるファイル管理プログラム400の一連の処理の
流れを示すフローチャートである。
【0029】ファイル管理プログラム400ではまず、
ステップ501で口座番号と暗証番号の照合を行う。ス
テップ502では、口座ファイル240から口座番号に
対応した口座レコード241を入力する。ステップ50
3では、更新情報ファイル250から、口座レコード2
41のフィールド241−aにある口座番号と等しい口
座番号を持つ更新情報レコード251を抽出する。ステ
ップ504では、ステップ503において、口座レコー
ド241のフィールド241−aにある口座番号と等し
い口座番号を持つ更新情報レコード251が抽出できた
か否かを識別する。該当する更新情報レコード251が
存在する場合はステップ505へ進み、存在しない場合
はステップ507へ進む。ステップ505では、更新情
報レコード251内のフィールド251−dにある条件
から、当該レコードが有効か否かを判断する。レコード
が有効な場合はステップ506へ進み、レコードが無効
である場合はステップ507へ進む。
【0030】ステップ506では、更新情報レコード2
51のフィールド251−cにある金額、フィールド2
51−bにより示されるその種類、および営業店10
0、110、及び120からの要求内容の結果を口座レ
コード241に反映し、口座レコード241を出力す
る。そして、ステップ508で口座レコード241に反
映した更新情報レコード251を削除してステップ50
9へ進む。一方、ステップ507では、営業店100、
110、及び120からの要求内容の結果のみを口座レ
コード241に反映して口座レコード241を出力し、
ステップ509へ進む。
【0031】ステップ509では、履歴情報レコード2
61の出力を履歴情報収集部600に依頼し、ステップ
50Aに進む。ステップ50Aでは、営業店100、1
10、及び120からの要求内容が引き出しの場合、手
金手続きを営業店100、110、及び120に依頼す
る。
【0032】図7は、バッチ集計処理計算機システム2
30のファイル管理プログラム700による一連の処理
の流れを示している。
【0033】ファイル管理プログラム700では、ま
ず、ステップ701で、口座ファイル240から口座番
号に対応した口座レコード241を入力する。ステップ
702では、更新情報ファイル250から、入力した口
座レコード241のフィールド241−aにある口座番
号と等しい口座番号を持つ更新情報レコード251を抽
出する。ステップ703では、ステップ702におい
て、口座レコード241のフィールド241−aにある
口座番号と等しい口座番号を持つ更新情報レコード25
1が抽出できたか否かを識別する。該当する更新情報レ
コード251が存在する場合はステップ704へ進み、
存在しない場合はステップ706へ進む。ステップ70
4では、更新情報レコード251のフィールド251−
dにある条件から、当該レコードが有効か否かを判断す
る。レコードが有効な場合は、ステップ705へ進み、
レコードが無効な場合はステップ706へ進む。
【0034】ステップ706では、更新情報レコード2
51のフィールド251−cにある金額とフィールド2
51−bにある種類を口座レコード241に反映し、要
求元に渡す。一方、ステップ706では、口座レコード
241に反映し、口座レコード241のみを要求元に渡
す。
【0035】以上に示したファイル管理方法をとること
により、オンライン処理とバッチ処理の並行処理が可能
となる。また、口座ファイルなどのデータベース更新処
理に関する負荷を平滑化させることができる。
【0036】図8に、本実施例の計算機システムを適用
したバンキングシステムの運用例を示す。ここでは、あ
る日の夜間業務から翌日の夜間業務までの様子を示して
いる。ここでは、19時までの履歴情報260と更新依
頼情報270を用いて、翌日用の更新情報ファイル25
0を生成し、その後で、バッチプログラム900を実行
させている。各日の更新情報ファイル250は有効とな
った当日にアクセスがあれば、ただちに無効化されて削
除される。しかし、アクセスがない場合は、そのまま残
ることとなる。
【0037】以上の実施例において、更新条件が時刻で
ある場合は、処理が以下のように行われる。
【0038】この場合、更新情報レコード251のフィ
ールド251−dに、更新条件として時刻が記される。
図6のフローチャートにおいて、ステップ505の更新
条件の判断では、口座ファイル240内の口座レコード
241へのアクセス時刻と、更新情報レコード251の
フィールド251−dにある更新条件とが比較対象とし
て比較される。口座レコード241へのアクセスが、更
新条件として記された時刻以降のアクセスであれば条件
を満たすものとしてステップ506へ進む。条件を満た
していなければ、ステップ507へ進み、更新情報レコ
ード251の情報は参照せずに、口座ファイル250の
みの情報により処理が進められる。
【0039】また、更新条件が期日である場合には、以
下のような処理となる。
【0040】この場合、更新情報レコード251のフィ
ールド251−dに、更新条件として期日が記される。
そして、図6のフローチャートにおいて、ステップ50
5の更新条件の判断が、口座ファイル240内の口座レ
コード241へのアクセス期日と、更新情報レコード2
51のフィールド251−dにある更新条件とが比較対
象として比較される。口座レコード241へのアクセス
が、更新条件として記された期日以降のアクセスであれ
ば条件を満たすものとしてステップ506へ進む。条件
を満たしていなければステップ507へ進み、更新情報
レコード251の情報は参照せずに、口座ファイル25
0のみの情報で処理を進める。
【0041】以上説明した実施例では、口座ファイル2
40の口座レコード241に対して更新要求があった時
に、口座レコード241に対応する更新情報レコード2
51を更新情報ファイル250から検索し、更新情報レ
コード251のフィールド251−dにある条件が満足
されていれば、フィールド251−cにある金額を口座
レコードのフィールド241−c、または241−dに
ある残高に加えた後、更新要求処理を行う。したがっ
て、更新要求処理が発生しない限り更新情報ファイル2
50の内容が口座ファイル240に反映されない。この
ため、更新要求がない口座レコード241に対応する更
新情報レコード251は、更新情報ファイル250内に
格納されたままとなり、更新情報ファイル250のファ
イル容量が膨大なものとなる可能性がある。そこで、以
下に、このように更新情報ファイル(250)のファイ
ル容量が増大することを防止することのできる実施例に
ついて説明する。
【0042】図9は、本実施例における計算機システム
の構成、及び処理手順を示している。図9に示す計算機
システムは、図1に示したオンライン計算機システム2
20のファイル管理プログラム400′の中に、さら
に、モニタ部1000と更新処理投入部1100が設け
られている。なお、図9において、図1と共通する部分
については、図1と同一の参照番号が付されている。
【0043】モニタ部1000は、オンライン計算機シ
ステム220内のCPU221の負荷状況を監視する。
CPU221の負荷があるしきい値以下の時に、モニタ
部1000は、更新処理投入部1100に対して更新処
理依頼をする。更新処理投入部1100では、更新情報
ファイル250から任意の更新情報レコード251を抽
出し、更新情報レコード251のフィールド251−a
にある口座番号を指定して、ファイルアクセス部50
0′に更新依頼をする。
【0044】図10に、更新処理投入部1100から依
頼を受けた場合のファイルアクセス部500′における
処理の流れを示す。
【0045】ファイルアクセス部500′は、更新処理
投入部1100から依頼を受けると、まず、ステップ1
001で口座ファイル240から口座番号に対応した口
座レコード241を入力する。次に、ステップ1002
では、更新情報ファイル250から、入力した口座レコ
ード241のフィールド241−aにある口座番号と等
しい口座番号を持つ更新情報レコード251を抽出す
る。そして、ステップ1003で、更新情報レコード2
51のフィールド251−dにある条件から、当該レコ
ードが有効か否かを判断する。レコードが有効な場合
は、ステップ1004へ進み、レコードが無効であれ
ば、処理を終了する。
【0046】ステップ1004では、更新情報レコード
251のフィールド251−cにある金額と、フィール
ド251−bの種類を口座レコード241に反映して、
口座レコード241を出力する。そして、ステップ10
05で口座レコードに反映した更新情報レコード251
を削除してステップ1006へ進む。ステップ1006
では、履歴情報レコード261の出力を履歴情報収集部
600に依頼して、処理を終了する。
【0047】以上のような処理を行うことにより、口座
ファイル240へのアンクセス要求がなくても、自動的
に更新情報ファイル250の内容を口座ファイル240
に反映させることができるので、更新情報ファイル25
0の容量が増大することを未然に防ぐことができる。ま
た、CPU負荷が低い時に更新情報251の内容を口座
ファイル240に反映させるので、オンライン計算機シ
ステムのCPUにかかる負荷を時間的に分散させること
ができる。
【0048】次に、これまでに説明した実施例における
更新情報ファイル250の作成方法について説明する。
ここでは、ある口座レコード241に対する現金の振込
み手続きを例にして説明する。なお、以下では、図1に
示したシステム構成を基に説明を行うが、図9に示すシ
ステムにおいても、同様に実現できるものであることは
いうまでもない。
【0049】現金の振込み手続きは、オンラインアプリ
ケーションプログラム300により行われる。オンライ
ンアプリケーションプログラム300では、振込み者よ
り振込先の口座番号、金額、および振込み時刻(もしく
は振込期日)の情報を得て、それらの情報をファイル管
理プログラム400に渡す。ファイル管理プログラム4
00では、履歴情報収集部600で依頼事項に準じた履
歴情報レコード261を生成し、履歴情報ファイル26
0に格納する。このようにして作成された履歴情報ファ
イル260の他に、他のシステムから口座ファイル24
0への更新依頼の内容が、更新依頼情報ファイル270
として送られてくる。そこで、バッチ集計処理計算機シ
ステム230の更新情報生成プログラム800は、履歴
情報ファイル260と更新依頼情報ファイル270を入
力情報として、更新情報ファイル250を作成する。
【0050】以上、現金の振込み手続きを例に本発明に
ついて説明を行ったが、本発明によれば、口座レコード
に対する現金の引き出し手続きも同様の手順により実現
することができる。さらに、時刻指定(もしくは期日指
定)である口座レコードから他の口座レコードへ資金を
移動させる場合は、上記の引き出し手続きと振込み手続
きを組み合わせることにより実現することができる。
【0051】また、更新情報レコード251内の条件の
フィールドに、残金の下限額を意味するフラグを用意し
ておけば、当該更新情報レコード内の口座番号に対応す
る口座レコードの残金が、更新情報レコード内の金額以
上となるように口座ファイルを凍結することが可能とな
る。このようにすることで、資金の運用性を向上させる
ことも可能となる。
【0052】
【発明の効果】本発明によれば、従来、バッチ集計処理
の一環として実施されていたデータベースへの更新処理
を、オンライン処理の延長で実施することができるの
で、バッチ処理時間を短縮することができる。また、デ
ータベースの一括更新処理にかかる負荷を分散させるこ
とができる。また、ある時刻までにおける口座ファイル
をもとに集計処理を実施することが可能となる。これら
の結果、オンライン処理を24時間連続運転する一方
で、オンライン処理と並行してバッチ集計処理を実施す
ることが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】バンキングシステムの一実施例の構成を示す構
成図。
【図2】口座レコードの形式を示すフォーマット図。
【図3】更新情報のレコード形式を示すフォーマット
図。
【図4】履歴情報レコードのレコード形式を示すフォー
マット図。
【図5】更新依頼情報レコードのレコード形式を示すフ
ォーマット図。
【図6】オンライン計算機システムのファイル管理プロ
グラムのフローチャート。
【図7】バッチ集計処理計算機システムのファイル管理
プログラムのフローチャート。
【図8】本発明を利用したバンキングシステムの運用例
を示すタイムチャート。
【図9】バンキングシステムの他の実施例の構成を示す
構成図。
【図10】更新処理投入部から依頼に応じてファイル管
理プログラムが実行する処理の流れを示すフローチャー
ト。
【符号の説明】
100,110,120…営業店,200…センタ,2
10…回線制御装置,220…オンライン計算機システ
ム,221…CPU,222…メモリ,230…バッチ
集計処理計算機システム,231…CPU,232…メ
モリ,240…口座ファイル,250…更新情報ファイ
ル,260…履歴情報,270…更新依頼情報,280
…実行結果,300…オンラインアプリケーションプロ
グラム,400…ファイル管理プログラム,500…フ
ァイルアクセス部,600…履歴情報収集部,700…
ファイル管理プログラム,800…更新情報生成プログ
ラム,900…バッチプログラム,1000…モニタ
部,1100…更新処理投入部。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 吉岡 正壱郎 神奈川県川崎市麻生区王禅寺1099番地 株 式会社日立製作所システム開発研究所内 (72)発明者 尾山 壮一 神奈川県横浜市戸塚区戸塚町5030番地 株 式会社日立製作所ソフトウェア開発本部内

Claims (27)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】1つ以上の第1のレコード群で構成される
    第1のファイルと、当該第1のファイル内の何れかのレ
    コードに対応する1つ以上の第2のレコード群で構成さ
    れる第2のファイルとを用意し、上記第1のレコード群
    のいずれかのレコードにアクセス要求があった時に、当
    該アクセス要求のあった第1のレコードに対応する上記
    第2のレコードの内容を上記第1のレコードに加算し、
    上記第1のファイルに加算結果を格納した後、上記アク
    セス要求処理を行うことを特徴とするファイル管理方
    法。
  2. 【請求項2】1つ以上の第1のレコード群で構成される
    第1のファイルと、当該第1のファイル内の何れかのレ
    コードに対応する1つ以上の第2のレコード群で構成さ
    れる第2のファイルとを用意し、上記第1のレコード群
    のいずれかのレコードに対して参照要求があった時に、
    当該参照要求のあった第1のレコードに対応する上記第
    2のレコードの内容を上記第1のレコードに加算した
    後、上記参照要求処理を行うことを特徴とするファイル
    管理方法。
  3. 【請求項3】1つ以上の第1のレコード群で構成される
    第1のファイルと、当該第1のファイル内の何れかのレ
    コードに対応する1つ以上の第2のレコード群で構成さ
    れる第2のファイルとを用意し、上記第1のレコード群
    のいずれかのレコードにアクセス要求があった時に、当
    該アクセス要求のあった第1のレコードに対応する上記
    第2のレコードの内容を上記第1のレコードに加算し、
    上記第1のファイルに加算結果を格納した後、上記アク
    セス要求処理を行うことを可能とした計算機システム。
  4. 【請求項4】1つ以上の第1のレコード群で構成される
    第1のファイルと、当該第1のファイル内の何れかのレ
    コードに対応する1つ以上の第2のレコード群で構成さ
    れる第2のファイルを用意し、上記第1のレコード群の
    いずれかのレコードに対して参照要求があった時に、当
    該参照要求のあった第1のレコードに対応する上記第2
    のレコードの内容を上記第1のレコードに加算した後、
    上記参照要求処理を行うことを可能とした計算機システ
    ム。
  5. 【請求項5】1つ以上の第1のレコード群で構成される
    第1のファイルと、当該第1のファイル内の何れかのレ
    コードに対応する1つ以上の第2のレコード群で構成さ
    れる第2のファイルとを用意し、上記第1のレコード群
    のいずれかのレコードにアクセス要求があった時に、当
    該アクセス要求のあった第1のレコードに対応する上記
    第2のレコードの内容を上記第1のレコードに加算し、
    上記第1のファイルに加算結果を格納した後、上記アク
    セス要求処理を行うことを可能とした計算機システムの
    運用方法。
  6. 【請求項6】1つ以上の第1のレコード群で構成される
    第1のファイルと、当該第1のファイル内の何れかのレ
    コードに対応する1つ以上の第2のレコード群で構成さ
    れる第2のファイルを用意し、上記第1のレコード群の
    いずれかに対して参照要求があった時に、当該参照要求
    のあった第1のレコードに対応する上記第2のレコード
    の内容を上記第1のレコードに加算した後、上記参照要
    求処理を行うことを可能とした計算機システムの運用方
    法。
  7. 【請求項7】1つ以上の第1のレコード群で構成される
    第1のファイルと、当該第1のファイル内の何れかのレ
    コードに対応し、かつ何らかの条件が付加されている1
    つ以上の第2のレコード群で構成される第2のファイル
    を用意し、上記第1のレコード群のいずれかのレコード
    にアクセス要求があった時に、当該アクセス要求のあっ
    た第1のレコードに対応する上記第2のレコードであっ
    て、かつ当該第2のレコードに付加されている条件が満
    たされている場合に、当該第2のレコードの内容を上記
    第1のレコードの内容に加算し、上記第1のファイルに
    加算結果を格納した後、上記アクセス要求処理を行うこ
    と特徴としたファイル管理方法。
  8. 【請求項8】1つ以上の第1のレコード群で構成される
    第1のファイルと、当該第1のファイル内の何れかのレ
    コードに対応し、かつ何らかの条件が付加されている1
    つ以上の第2のレコード群で構成される第2のファイル
    を用意し、上記第1のレコード群のいずれかのレコード
    に参照要求があった時に、当該アクセス要求のあった第
    1のレコードに対応する上記第2のレコードであって、
    かつ当該第2のレコードに付加されている条件が満たさ
    れている場合に、当該第2のレコードの内容を上記第1
    のレコードの内容に加算した後、上記参照要求処理を行
    うこと特徴としたファイル管理方法。
  9. 【請求項9】請求項7または請求項8記載のファイル管
    理方法において、上記条件がアクセス要求時の時刻であ
    ることを特徴とするファイル管理方法。
  10. 【請求項10】請求項7または請求項8記載のファイル
    管理方法において、上記条件がアクセス要求時の期日で
    あることを特徴とするファイル管理方法。
  11. 【請求項11】1つ以上の第1のレコード群で構成され
    る第1のファイルと、当該第1のファイル内の何れかの
    レコードに対応し、かつ何らかの条件が付加されている
    1つ以上の第2のレコード群で構成される第2のファイ
    ルとを用意し、上記第1のレコード群のいずれかのレコ
    ードにアクセス要求があった時に、当該アクセス要求の
    あった第1のレコードに対応する上記第2のレコードで
    あって、かつ当該第2のレコードに付加されている条件
    が満たされている場合に、当該第2のレコードの内容を
    上記第1のレコードの内容に加算し、上記第1のファイ
    ルに加算結果を格納した後、上記アクセス要求処理を行
    うことを可能とした計算機システム。
  12. 【請求項12】1つ以上の第1のレコード群で構成され
    る第1のファイルと、当該第1のファイル内の何れかの
    レコードに対応し、かつ何らかの条件が付加されている
    1つ以上の第2のレコード群で構成される第2のファイ
    ルとを用意し、上記第1のレコード群のいずれかのレコ
    ードに参照要求があった時に、当該アクセス要求のあっ
    た第1のレコードに対応する上記第2のレコードであっ
    て、かつ当該第2のレコードに付加されている条件が満
    たされている場合に、当該第2のレコードの内容を上記
    第1のレコードの内容に加算した後、上記参照要求処理
    を行うこと特徴とした計算機システム。
  13. 【請求項13】請求項11または請求項12記載のファ
    イル管理方法において、上記条件がアクセス要求時の時
    刻であることを特徴とするファイル管理方法。
  14. 【請求項14】請求項11または請求項12記載のファ
    イル管理方法において、上記条件がアクセス要求時の期
    日であることを特徴とするファイル管理方法。
  15. 【請求項15】1つ以上の第1のレコード群で構成され
    る第1のファイルと、当該第1のファイル内の何れかの
    レコードに対応し、かつ何らかの条件が付加されている
    1つ以上の第2のレコード群で構成される第2のファイ
    ルとを用意し、上記第1のレコード群のいずれかのレコ
    ードにアクセス要求があった時に、当該アクセス要求の
    あった第1のレコードに対応する上記第2のレコードで
    あって、かつ当該第2のレコードに付加されている条件
    が満たされている場合に、当該第2のレコードの内容を
    上記第1のレコードの内容に加算し、上記第1のファイ
    ルに加算結果を格納した後、上記アクセス要求処理を行
    うことを可能とした計算機システムの運用方法。
  16. 【請求項16】1つ以上の第1のレコード群で構成され
    る第1のファイルと、当該第1のファイル内の何れかの
    レコードに対応し、かつ何らかの条件が付加されている
    1つ以上の第2のレコード群で構成される第2のファイ
    ルとを用意し、上記第1のレコード群のいずれかのレコ
    ードに参照要求があった時に、当該参照要求のあった第
    1のレコードに対応する上記第2のレコードであって、
    かつ当該第2のレコードに付加されている条件が満たさ
    れている場合に、当該第2のレコードの内容を上記第1
    のレコードの内容に加算した後、上記参照要求処理を行
    うこと特徴とした計算機システムの運用方法。
  17. 【請求項17】請求項15または請求項16記載の計算
    機システムの運用方法において、上記条件がアクセス要
    求時の時刻であることを特徴とする計算機システムの運
    用方法。
  18. 【請求項18】請求項15または請求項16記載の計算
    機システムの運用方法において、上記条件がアクセス要
    求時の期日であることを特徴とする計算機システムの運
    用方法。
  19. 【請求項19】1つ以上の第1のレコード群からなる第
    1のファイルへアクセスしながら処理を行うオンライン
    処理と並行して当該オンライン処理で取り扱ったデータ
    の集計処理等を実施するバッチ集計処理が実施される計
    算機システムのファイル管理方法において、当該第1の
    ファイル内の何れかのレコードに対応し、かつ何らかの
    条件が付加されている1つ以上の第2のレコード群から
    なる第2のファイルを生成し、上記オンライン処理にお
    いて上記第1のレコード群の何れかのレコードにアクセ
    ス要求があった時に、当該アクセス要求のあった第1の
    レコードに対応する上記第2のレコードであって、かつ
    当該第2のレコード内に付加されている条件が満足する
    場合に、当該第2のレコードの内容を上記第1のレコー
    ドの内容に加算し、上記第1のファイルに格納した後に
    上記アクセス要求処理を行い、上記バッチ処理において
    上記第1のレコード群の何れかに参照要求のあった時
    に、当該参照要求のあった第1のレコードに対応する上
    記第2のレコードであって、かつ当該第2のレコードの
    内容を上記第1のレコードの内容に加算し、その後上記
    参照要求処理を行うことを特徴としたファイル管理方
    法。
  20. 【請求項20】1つ以上の第1のレコード群からなる第
    1のファイルへアクセスしながら処理を行うオンライン
    処理と並行して当該オンライン処理で取り扱ったデータ
    の集計処理等を実施するバッチ集計処理が実施される計
    算機システムのファイル管理方法において、当該第1の
    ファイル内の何れかのレコードに対応し、かつ何らかの
    条件が付加されている1つ以上の第2のレコード群から
    なる第2のファイルを生成し、上記オンライン処理にお
    いて上記第1のレコード群の何れかのレコードにアクセ
    ス要求があった時に、当該アクセス要求のあった第1の
    レコードに対応する上記第2のレコードであって、かつ
    当該第2のレコード内に付加されている条件が満足する
    場合に、当該第2のレコードの内容を上記第1のレコー
    ドの内容に加算し、上記第1のファイルに格納した後上
    記アクセス要求処理を行い、上記バッチ処理において上
    記第1のレコード群の何れかに参照要求のあった時に、
    当該参照要求のあった第1のレコードに対応する上記第
    2のレコードであって、かつ当該第2のレコードの内容
    を上記第1のレコードの内容に加算し、その後上記参照
    要求処理を行うことを可能とした計算機システム。
  21. 【請求項21】1つ以上の第1のレコード群からなる第
    1のファイルへアクセスしながら処理を行うオンライン
    処理と並行して当該オンライン処理で取り扱ったデータ
    の集計処理等を実施するバッチ集計処理が実施される計
    算機システムのファイル管理方法において、当該第1の
    ファイル内の何れかのレコードに対応し、かつ何らかの
    条件が付加されている1つ以上の第2のレコード群から
    なる第2のファイルを生成し、上記オンライン処理にお
    いて上記第1のレコード群の何れかのレコードにアクセ
    ス要求があった時に、当該アクセス要求のあった第1の
    レコードに対応する上記第2のレコードであって、かつ
    当該第2のレコードに付加されている条件が満たされて
    いる場合に、当該第2のレコードの内容を上記第1のレ
    コードの内容に加算し、上記第1のファイルに格納した
    後上記アクセス要求処理を行い、上記バッチ処理におい
    て上記第1のレコード群の何れかに参照要求のあった時
    に、当該参照要求のあった第1のレコードに対応する上
    記第2のレコードであって、かつ当該第2のレコードの
    内容を上記第1のレコードの内容に加算し、その後上記
    参照要求処理を行うことを可能とした計算機システムの
    運用方法。
  22. 【請求項22】請求項19記載のファイル管理方法にお
    いて、上記条件がアクセス要求時の時刻であることを特
    徴とするファイル管理方法。
  23. 【請求項23】請求項19記載のファイル管理方法にお
    いて、上記条件がアクセス要求時の期日であることを特
    徴とするファイル管理方法。
  24. 【請求項24】請求項20記載の計算機システムにおい
    て、上記条件がアクセス要求時の時刻であることを特徴
    とする計算機システム。
  25. 【請求項25】請求項20記載の計算機システムにおい
    て、上記条件がアクセス要求時の期日であることを特徴
    とする計算機システム。
  26. 【請求項26】請求項21記載の計算機システムの運用
    方法において、上記条件がアクセス要求時の時刻である
    ことを特徴とする計算機システムの運用方法。
  27. 【請求項27】請求項21記載の計算機システムの運用
    方法において、上記条件がアクセス要求時の期日である
    ことを特徴とする計算機システムの運用方法。
JP6177980A 1994-07-29 1994-07-29 ファイル管理方法およびそれを用いた計算機システムならびにその計算機システムの運用方法 Pending JPH0844670A (ja)

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Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5940813A (en) * 1996-07-26 1999-08-17 Citibank, N.A. Process facility management matrix and system and method for performing batch, processing in an on-line environment
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KR100880596B1 (ko) * 2001-01-22 2009-01-30 가부시키가이샤 히다치 고쿠사이 덴키 반도체 제조 장치의 제어 프로그램 제공 시스템
JP2012190355A (ja) * 2011-03-11 2012-10-04 Nec Corp バッチ処理システム、及びバッチ処理方法
JP2016110553A (ja) * 2014-12-10 2016-06-20 東芝情報システム株式会社 データベースシステム
JP2016194826A (ja) * 2015-03-31 2016-11-17 富士通株式会社 データベースの処理制御方法、処理制御プロラム及びデータベースサーバ

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