JP2016194826A - データベースの処理制御方法、処理制御プロラム及びデータベースサーバ - Google Patents

データベースの処理制御方法、処理制御プロラム及びデータベースサーバ Download PDF

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Abstract

【課題】処理対象のデータを簡易に特定することを目的とする。【解決手段】データベースの処理制御方法の一観点によれば、データベースの第1の記憶領域に記憶されたデータを更新データに更新する更新処理を行なう際に、該更新処理に割り当てた識別情報を該更新データに対応付けて前記第1の記憶領域に記憶させ、前記更新処理の確定処理に応じて、前記第1の記憶領域とは異なる第2の記憶領域に、前記識別情報と確定時刻とを対応付けて記憶させることを含む。【選択図】図1

Description

本発明は、データベースの処理制御方法、処理制御プロラム及びデータベースサーバに関する。
データベースに含まれるレコードは、外部からの指示に従って、その一部について、参照、更新、挿入、削除等の処理が施されることがあり、後に、特定の期間に処理がされたレコードを特定して、バッチ処理等の処理を行なうことがある。
その際、レコードに更新フラグを設けておき、レコードのデータが更新されると更新フラグをセットし、特定の期間の満了時に、更新フラグを確認することで、特定の期間の間に更新されたデータを検出し、バッチ処理等の処理の対象の対象データとして扱い、バッチ処理後、再び更新フラグを解除する技術が存在する。
特開2012―173826号公報
しかし、更新フラグを用いる場合、対象レコードにおけるフラグのセット、解除処理が強いられ、処理が煩雑である。また、特定の期間が一致しない複数のバッチ処理がある場合にあっては、1種類の更新フラグでは対応できなくなる。
一の側面では、本発明は、処理対象のデータを簡易に特定することを目的とする。
データベースの処理制御方法の一観点によれば、データベースの第1の記憶領域に記憶されたデータを更新データに更新する更新処理を行なう際に、更新処理に割り当てた識別情報を更新データに対応付けて第1の記憶領域に記憶させ、更新処理の確定処理に応じて、第1の記憶領域とは異なる第2の記憶領域に、識別情報と確定時刻とを対応付けて記憶させる。
本発明によれば、処理対象のデータを簡易に特定することが可能となる。
図1は、データベースサーバの構成例を示す図である。 図2aは、実データテーブルの一例を示す図である。 図2bは、図2aに示す実データテーブルの処理後の実データテーブルの一例を示す図である。 図3は、コミット時刻管理テーブルの一例を示す図である。 図4は、データベースサーバのハードウェア構成例を示す図である。 図5は、データベースサーバとアプリケーションサーバの接続形態の一例を示す図である。 図6は、第1実施形態に係るトランザクションによるデータの処理手順を示すフローチャートである。 図7は、第1実施形態に係るコミット時刻に基づくデータの処理手順を示すフローチャートである。 図8aは、コミット時刻反映処理前の実データテーブルの一例を示す図である。 図8bは、コミット時刻反映処理後の実データテーブルの一例を示す図である。 図9は、第2実施形態に係るコミット時刻の実データテーブルへの反映処理手順を示すフローチャートである。 図10は、第2実施形態に係るトランザクション処理によるデータの更新処理手順を示すフローチャートである。 図11は、第2実施形態に係るコミット時刻に基づくデータの処理手順を示すフローチャートである。
以下、図面を参照して各実施形態について詳細に説明する。各実施形態における各処理は適宜組み合わせることが可能である。なお、各実施形態を説明するための全図において、同一部には原則として同一の符号を付し、その繰り返しの説明は省略する。
(第1実施形態)
以下、図面を参照して、本発明の第1実施形態について説明する。図1は、本発明の実施形態に係るデータベースサーバ10の構成例を示す。データベースサーバ10は、データベース11、SQL(Structure Query Language)実行制御部12、及び実行部13を有する。データベースサーバ10の構成はこれに限られるものではなく、例えば、データベース11は、データベースサーバ10と接続された外部装置の記憶装置に記憶されても良い。
データベース11は、例えば、HDD(Hard Disk Drive)等の記憶装置に体系的に記録されたデータ(情報)の集合である。各実施形態では、データを表形式によって管理するRDB(RelationalDatebase)を例に挙げて説明する。データベース11は、例えば、実データテーブル20とコミット時刻管理テーブル30を含む。図2aは、実データテーブル20の一例を示す。実データテーブル20のレコードは、例えば、レコードID21、データ名22、個数23、処理ID24等の項目を含む。なお、レコードID21は、レコードを識別する情報である。データ名22は、例えば、商品名などの名称を示すデータであり、個数23は、例えば、その商品の個数を示すデータである。また、処理ID24は、レコードに対する処理を識別する情報である。なお、レコードは、商品名や個数のデータの代わりに他のデータを含んでも良い。
図3は、コミット時刻管理テーブル30の一例を示し、図2aの実データテーブルとは異なる記憶領域に記憶される。コミット時刻管理テーブル30のレコードは、処理ID24、コミット時刻31等の項目を含む。コミット時刻管理テーブル30は、処理ID24とコミット時刻31の情報を対応付けて記憶させておくテーブルである。図2aの実データテーブルにおける処理ID24と、コミット時刻管理テーブル30における処理ID24は、同じIDであれば、同じ処理に対応するものである。なお、コミット時刻31は、例えば、実行部13が、SQL実行制御部12からコミットする指示を受け付けた時刻である。
図1に示すように、SQL実行制御部12は、SQLによるデータベース11への操作指示を受け付け、受け付けた指示内容に基づく処理の制御を行う。例えば、SQL実行制御部12は、受け付けた指示内容に基づき、実行部13に処理の実行に関する指示をする。SQLによるデータベース11への操作指示は、ユーザの入力操作に基づいて、データベースサーバ10と通信ネットワークを介して接続されたアプリケーションサーバより送信されるようにしても良い。
実行部13は、SQL実行制御部12からの指示に応じて、データベース11内のデータに対する処理(参照、更新、挿入、削除等)を実行する。
実行部13は、例えば、トランザクションによるデータの処理を実行し、処理のコミット(確定)を行なう際に、コミット時刻31の情報を、処理を施したデータと対応付けてデータベース11に格納させ、データの処理をコミットする。
図2bは、図2aに示す実データテーブルの処理後の実データテーブルの一例を示す。例えば、図2a及び図2b(レコードID21「001」及びレコードID21「002」参照)で示す様に、実行部13は、実データテーブル20のデータの処理の実行の際に、その処理に割当てられた処理ID24を用いて、処理ID24を新たな処理ID24に更新する。具体的には、レコードID21「001」のレコードでは、個数を「0」から「50」に更新する処理が実行されるため、処理ID24は、格納されている「az6」から、実行した処理に割り当てられた処理ID24「ab1」に更新される。そして、実行部13は、コミット時刻31の情報を取得し、コミット時刻管理テーブル30に処理ID24とコミット時刻31の情報を対応付けて格納させて、データの処理をコミットする。
実行部13は、コミット時刻に応じて特定されるデータの処理を実行する際に、コミット時刻管理テーブル30を参照して、実データテーブル20の処理対象のレコードを特定し、処理を実行する。
具体的には、実行部13は、SQL実行制御部12からの時間条件(コミット時刻の時間条件)を含む指示に応じて、コミット時刻管理テーブル30を参照し、時間条件を満たすコミット時刻31と対応付けられた処理ID24を抽出する。続いて、実行部13は、抽出した処理ID24を基に、実データテーブル20の処理対象のレコードを特定し、特定したレコードに対して、処理を実行する。なお、この場合においても、実行部13は、コミット時刻31の情報を取得し、コミット時刻管理テーブル30に処理ID24とコミット時刻31の情報とを対応付けて格納させ、処理をコミットしても良い。
図4は、本発明の実施形態に係るデータベースサーバ10のハードウェア構成例を示す。データベースサーバ10は、CPU(Central Processing Unit)40、主記憶装置41、補助記憶装置42、ネットワーク接続装置43を有し、これらはシステムバス44で相互に接続されている。
CPU40は、例えば、主記憶装置41に格納されているOS(Operating System)、各種プログラムに基づいて、各種演算や各ハードウェア構成部とのデータ入出力等、データベースサーバの処理を制御して、各種処理を実行する。CPU40は、各実施形態に係る制御プログラムに基づき、SQL実行制御部12、実行部13等の機能を果たす。
主記憶装置41は、CPU40に実行させるOSや各種プログラムの少なくとも一部を一時的に記憶する。また、主記憶装置41は、CPU40による処理に必要な各種データを記憶する。なお、主記憶装置41は、例えば、ROM(Read Only Memory)やRAM(Random Access Memory)等である。
補助記憶装置42は、例えば、各実施形態に係る制御プログラムや、データベースサーバに設けられた制御プログラム等を記憶する。補助記憶装置42は、CPU40からの制御信号に基づいて、記憶された各種情報の読み出しや、書き込みを行うことができる。補助記憶装置42は、例えば、HDD(Hard Disk Drive)、SSD(Solid State Drive)等のストレージ等である。補助記憶装置42は、各実施形態の処理において使用される情報やデータベース11を格納する。また、主記憶装置41と補助記憶装置42は、互いの機能を担い合っても良い。
ネットワーク接続装置43は、例えば、CPU40からの制御信号に基づき、図5に示す様に、通信ネットワーク14を介して接続されたアプリケーションサーバ15等との通信を行う。図5は、データベースサーバとアプリケーションサーバの接続形態の一例を示す。ところで、データベースサーバ10とアプリケーションサーバ15とは、別の装置として例に挙げたが、これに限られるものではなく、1台のサーバでデータベースサーバとアプリケーションサーバの2役の機能を担っても良い。
続いて、第1実施形態に係るデータベースサーバ10の、例えば、トランザクションによるデータの処理(参照、更新、挿入、削除等)手順について説明する。図6は、データの処理手順を示すフローチャートである。
例えば、アプリケーションサーバ15よりデータの処理指示を受信したSQL実行制御部12からのデータの処理内容、処理対象の情報(例えば、レコードID21等)、処理ID24等を含む指示に応じ、実行部13は、実データテーブル20を検索し、実データテーブル20の処理対象のレコードを特定する(S101)。実行部13は、特定した全てのレコードに対して、他の処理のアクセスを禁止する(ロックする)(S102)。
ロックがなされた場合(S102Yes)、実行部13は、ロックしたレコードに対して、SQL実行制御部12からの指示に応じた処理(処理ID24の更新を含む)を実行する(S103)。実行部13は、処理が正常になされたと判断した場合、コミット時刻31を取得し、コミット時刻31と更新した処理ID24とを対応づけてコミット時刻管理テーブル30に格納すると共に、処理のコミットを行う(S104)。コミット後、実行部13は、処理した全てのレコードのロックを解除する(S105)。
ロックがなされなかった場合(S102No)、処理は一時待ち状態となる。実行部13は、レコードが他の処理等の排他から解除され、ロックがなされると、上記同様の処理を実行する。
なお、何らかの原因で、データの処理に失敗した場合、実行部13は、処理が正常になされなかったと判断し、処理のコミットを実行せず、ロールバック処理を実行し、レコードを処理前の状態に復元する。
次に、第1実施形態に係るデータベースサーバ10のコミット時刻に基づくデータの処理(参照、更新、挿入、削除等)手順について説明する。図7は、コミット時刻に基づくデータの更新処理手順を示すフローチャートである。
例えば、アプリケーションサーバ15よりデータの処理指示を受信したSQL実行制御部12からの、データの処理内容、処理対象の情報(例えば、時間条件等)等を含む指示に応じ、実行部13は、コミット時刻管理テーブル30を検索し、指定された時間条件を満たすコミット時刻31と対応付けられた処理ID24を取得する(S201)。次に、実行13は、実データテーブル20を検索して、取得した処理ID24と対応付けられたレコードを特定する(S202)。実行部13は、特定した全てのレコードに対して、他の処理のアクセスを禁止する(ロックをする)(S203)。
ロックがなされた場合(S203Yes)、実行部13は、ロックしたレコードに対して、SQL実行制御部12からの指示に応じた処理を実行する(S204)。続いて、実行部13は、処理が正常になされたと判断した場合、処理のコミットを行う(S205)。コミット処理後、実行部13は、処理した全てのレコードのロックを解除する(S206)。
ロックがなされなかった場合(S203No)、処理は一時待ち状態となる。実行部13は、レコードが他の処理等の排他から解除され、ロックがなされると、上記同様の処理を実行する。
なお、何らかの原因で、データの処理に失敗した場合、実行部13は、処理が正常になされなかったと判断し、処理のコミットを実行せず、ロールバック処理を実行し、レコードを更新処理前の状態に復元する。
第1実施形態によれば、データベース11は、コミット時刻31と処理を施したデータを対応付けて格納することとなる。処理ID24とコミット時刻31の格納は、一の処理に対して、コミット時刻管理テーブル30の一のレコードを更新するだけで良く、処理量が少なく、処理時間も短い。そのため、データベースサーバ10は、コミット時刻31が所定の時間帯に含まれるデータを処理対象のデータとして特定するバッチ処理等を行なう場合に、コミット時刻31を利用して処理対象のデータを特定して処理を行なうことで、処理コスト及び漏れを抑制して、所望のデータに対して処理を実行することが可能である。
ところで、上記、実行部13による排他制御のためのロックは、共有ロックでも良いし、占有ロックでも良い。より具体的には、実行部13は、他のトランザクションの参照は許可するが更新は許可しない共有ロックをしても良く、他のトランザクションの参照及び更新の両方を許可しない占有ロックをしても良い。更に、ロックするデータの範囲は、テーブル全体でも良く、レコード単位でも良い。
(第2実施形態)
次に、図面を参照して、本発明の第2実施形態について説明する。第2実施形態に係るデータベースサーバ10の実行部13は、第1実施形態に係る各種処理の他に、コミット時刻管理テーブル30に格納されたコミット時刻31を、実データテーブル20へ反映させる処理を実行する。
実行部13は、例えば、事前に設定されたスケジュールに基づき、コミット時刻管理テーブル30に格納されたコミット時刻31を、実データテーブル20へ反映させる処理を実行する。図8aは、コミット時刻反映処理前の実データテーブルの一例を示す。図8aに示すように、実データテーブル20のレコードは、例えば、レコードID21、データ名22、個数23、処理ID24、コミット時刻31等の項目を有する。
実行部13は、コミット時刻管理テーブル30を参照し、一組の更新ID24とコミット時刻31を抽出する。実行部13は、抽出した処理ID24を基に、実データテーブル20を参照し該当するレコードを検索し、特定する。そして、実行部13は、特定したレコードに抽出したコミット時刻31を格納する。また、実行部13は、図8bに示すように、コミット時刻31を実データテーブル20に格納する際に、そのレコードの処理ID24を削除(nullの状態に)しても良い。図8bは、コミット時刻反映処理後の実データテーブルの一例を示す。
第2実施形態に係るデータベースサーバ10のコミット時刻管理テーブル30に格納されたコミット時刻31の実データテーブル20への反映処理手順について説明する。図9は、コミット時刻の実データテーブルへの反映処理手順を示すフローチャートである。
まず、実行部13は、コミット時刻管理テーブル30を参照し、例えば、テーブルの最上列にある一組の処理ID24とコミット時刻31を抽出する(S301)。実行部13は、抽出した処理ID24を基に、実データテーブル20を検索し、更新するレコードを特定する(S302)。実行部13は、特定したレコードに対して、他の処理からのアクセスを禁止するロックを行う(S303)。
ロックがなされた場合(S303Yes)、実行部13は、抽出したコミット時刻31を格納すると共に、格納されてある処理ID24を削除(nullの状態)する(S304)。実行部13は、コミット処理し、レコードのロックを解除する(S305)。実データテーブル20への反映処理後、実行部13は、コミット時刻管理テーブル30から処理ID24とコミット時刻31のレコードを削除する(S306)。
ロックがなされなかった場合(S303No)、反映処理は一時待ち状態となる。実行部13は、レコードが他の処理等の排他から解除され、ロックがなされると、上記同様の処理を実行する。
なお、上記手順では、実行部13は、コミット時刻31を実データテーブル20に反映した後に、コミット時刻管理テーブル30から処理ID24とコミット時刻31のレコードを削除するが、これに限られるものではなく、実行部13は、コミット時刻管理テーブル30から処理ID24とコミット時刻31を抽出する(S301)と共に、抽出した処理ID24とコミット時刻31をコミット時刻管理テーブル30から削除し、実データテーブル20に反映させても良い。
続いて、第2実施形態に係るデータベースサーバ10の、例えば、トランザクションによるデータの処理(参照、更新、挿入、削除等)手順について説明する。図10は、データの処理手順を示すフローチャートである。
例えば、アプリケーションサーバ15よりデータの処理指示を受信したSQL実行制御部12からのデータの処理内容、処理対象の情報(例えば、レコードID21等)、処理ID24等を含む指示に応じ、実行部13は、実データテーブル20を検索し、実データテーブル20の処理対象のレコードを特定する(S401)。実行部13は、特定した全てのレコードに対して、他の処理のアクセスを禁止する(ロックをする)(S402)。
ロックがなされた場合(S402Yes)、実行部13は、ロックしたレコードに対して、SQL実行制御部12からの指示に応じた処理(処理ID24の更新及びコミット時刻31の削除(nullの状態)を含む)を実行する(S403)。実行部13は、処理が正常になされたと判断した場合、コミット時刻31を取得し、コミット時刻31と更新した処理ID24とを対応づけてコミット時刻管理テーブル30に格納すると共に、処理のコミットを行う(S404)。コミット後、実行部13は、処理した全てのレコードのロックを解除する(S405)。
ロックがなされなかった場合(S402No)、更新処理は一時待ち状態となる。実行部13は、レコードが他の処理等の排他から解除され、ロックがなされると、上記同様の処理を実行する。
なお、何らかの原因で、データの処理に失敗した場合、実行部13は、処理が正常になされなかったと判断し、処理のコミットを実行せず、ロールバック処理を実行し、レコードを処理前の状態に復元する。
次に、第2実施形態に係るデータベースサーバ10のコミット時刻に基づくデータの処理(参照、更新、挿入、削除等)手順について説明する。図11は、コミット時刻に基づくデータの処理手順を示すフローチャートである。
例えば、アプリケーションサーバ15よりデータの処理指示を受信したSQL実行制御部12からの、データの処理内容、処理対象の情報(例えば、時間条件等)等を含む指示に応じ、実行部13は、実データテーブル20を検索し、指定された時間条件を満たすコミット時刻31と対応付けられたレコードを特定する(コミット時刻31が「null」のレコードについては、処理ID24に基づいて、コミット時刻管理テーブル30よりコミット時刻31を取得し、処理対象のレコードを特定する)(S501)。実行部13は、特定した全てのレコードに対して、他の処理のアクセスを禁止する(ロックをする)(S502)。
ロックがなされた場合(S502Yes)、実行部13は、ロックしたレコードに対して、SQL実行制御部12からの指示に応じた処理を実行する(S503)。続いて、実行部13は、処理が正常になされたと判断した場合、処理のコミットを行う(S504)。コミット処理後、実行部13は、処理した全てのレコードのロックを解除する(S505)。
ロックがなされなかった場合(S502No)、処理は一時待ち状態となる。実行部13は、レコードが他の処理等の排他から解除され、ロックがなされると、上記同様の処理を実行する。
なお、何らかの原因で、データの処理に失敗した場合、実行部13は、処理が正常になされなかったと判断し、処理のコミットを実行せず、ロールバック処理を実行し、レコードを処理前の状態に復元する。
第2実施形態によれば、コミット時刻31を実データテーブル20に反映させるため、つまり反映させたコミット時刻31が格納されたレコードをコミット時刻管理テーブル30から削除(解放)できるため、コミット時刻管理テーブル20の肥大化を抑制することができる。それに伴い、処理時等の実行部13によるコミット時刻管理テーブル30の検索量を抑えることができる。更に、コミット時刻31に基づくデータの処理において、実行部13は、実データテーブル20にコミット時刻31が格納されているため、コミット時刻管理テーブル30を参照することなく、処理することが可能となる。なお、実データテーブル20への非反映のデータを考慮して、実データテーブル20、コミット時刻管理テーブル30の双方を検索して、対象となる時間条件を満たすコミット時刻と対応付けられたデータを特定しても良い。
なお、実データテーブル20は、処理ID24とコミット時刻31とが別の項目に格納されている例を挙げて説明したが、これに限られるものではない。例えば、1つの項目で処理ID24及びコミット時刻31を格納しても良い。つまり、処理ID24又はコミット時刻31のどちらか一方が適宜格納されても良い。
ところで、第2実施形態において、列指向データベースを適用しても良い。列指向データベースでは、列単位でデータの格納やアクセスを行う。そのため、列指向データベースは、多数の行に対する少数列の一括更新等に優れており、実データテーブル20に対するコミット時刻31の反映処理を高速に処理可能である。
本発明は、上述した各実施形態の構成及び手順に限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で適宜処理方法の変更、組み換え等が可能である。
10:データベースサーバ
11:データベース
12:SQL実行制御部
13:実行部
14:通信ネットワーク
15:アプリケーションサーバ
20:実データテーブル
21:レコードID
22:データ名
23:個数
24:処理ID
30:コミット時刻管理テーブル
31:コミット時刻
40:CPU
41:主記憶装置
42:補助記憶装置
43:ネットワーク接続装置
44:システムバス

Claims (7)

  1. データベースの第1の記憶領域に記憶されたデータを更新データに更新する更新処理を行なう際に、該更新処理に割り当てた識別情報を該更新データに対応付けて前記第1の記憶領域に記憶させ、
    前記更新処理の確定処理に応じて、前記第1の記憶領域とは異なる第2の記憶領域に、前記識別情報と確定時刻とを対応付けて記憶させる、
    ことを特徴とするデータベースの処理制御方法。
  2. 更に、前記識別情報に対応する更新データについて確定処理が行われた後に、前記識別情報に対応する前記更新データに対応付けて前記確定時刻を前記第1の記憶領域に記憶させ、
    前記第2の記憶領域に記憶させた前記識別情報と前記確定時刻の記憶領域を他の識別情報と確定時刻の記憶に利用可能とする、
    ことを特徴とする請求項1に記載のデータベースの処理制御方法。
  3. 第1の記憶領域に記憶されたデータを更新データに更新する更新処理を行なう際に、該更新処理に割り当てた識別情報を該更新データに対応付けて前記第1の記憶領域に記憶させ、前記更新処理の確定処理に応じて、前記第1の記憶領域とは異なる第2の記憶領域に、前記識別情報と確定時刻とを対応付けて記憶させたデータベースにおける処理方法において、
    所定の時間帯内に属する確定時刻と対応付けて記憶された前記識別情報が前記第2の記憶領域に存在することを検出すると、検出した該識別情報に対応付けて前記第1の記憶領域に記憶された更新データを、前記所定の時間帯内に更新処理が確定した処理対象のデータとして特定する、
    ことを特徴とするデータベースの処理制御方法。
  4. データベースに記憶されたデータの処理を行う際に、該処理の確定時刻と対応付けて記憶された前記処理を施されたデータを、
    前記確定時刻に基づき、前記データベースを検索することにより特定し、
    特定した前記データを処理対象とする、
    ことを特徴とするデータベースの処理制御方法。
  5. コンピュータに、
    データベースの第1の記憶領域に記憶されたデータを更新データに更新する更新処理を行なう際に、該更新処理に割り当てた識別情報を該更新データに対応付けて前記第1の記憶領域に記憶させ、
    前記更新処理の確定処理に応じて、前記第1の記憶領域とは異なる第2の記憶領域に、前記識別情報と確定時刻とを対応付けて記憶させる、
    処理を実行させることを特徴とするデータベースの処理制御プログラム。
  6. データベースの第1の記憶領域に記憶されたデータを更新データに更新する更新処理を行なう際に、該更新処理に割り当てた識別情報を該更新データに対応付けて前記第1の記憶領域に記憶させ、
    前記更新処理の確定処理に応じて、前記第1の記憶領域とは異なる第2の記憶領域に、前記識別情報と確定時刻とを対応付けて記憶させる実行部を、
    有することを特徴とするデータベースサーバ。
  7. 第1の記憶領域に記憶されたデータを更新データに更新する更新処理を行なう際に、該更新処理に割り当てた識別情報を該更新データに対応付けて前記第1の記憶領域に記憶させ、前記更新処理の確定処理に応じて、前記第1の記憶領域とは異なる第2の記憶領域に、前記識別情報と確定時刻とを対応付けて記憶させたデータベースサーバにおいて、
    所定の時間帯内に属する確定時刻と対応付けて記憶された前記識別情報が前記第2の記憶領域に存在することを検出すると、検出した該識別情報に対応付けて前記第1の記憶領域に記憶された更新データを、前記所定の時間帯内に更新処理が確定した処理対象のデータとして特定する実行部を、
    有することを特徴とするデータベースサーバ。
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