JP2003528395A - コンピュータネットワーク内でデータを自動的に配置するための方法及び装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 ネットワーク（122）内のウェブサイト開発ソフトウェアアプリケーション内でデータを自動的に配置するための方法及び装置が提供される。より詳細には、本発明は、その使用と動作中に、そのようなウェブサイトアプリケーションと対応付けられた異なったソースからの一定の事象の発生に応じるデータの自動検索に向けられる。本発明を利用するシステムは、生成され，修正され，あるいは変更されたデータを検索して記憶するためのアプリケーションと同期を取って動作し得る。他のソリューションと異なり、本発明の自動同期の特徴は、ウェブサイト開発者のようなユーザに透明なやり方で、データを検索して記憶する能力を提供し、ユーザに、データが記憶されているか否か、あるいはどこに記憶されているかについての懸念無しに、ウェブサイトを開発して維持する自由を与える。

Description

【発明の詳細な説明】 【０００１】 【発明の属する技術分野】 本発明は一般的に、コンピュータネットワーク内のデータの配置に関し、より
詳細には、データが送出された時に、あるいは別の状況でコンテント開発アプリ
ケーションと連携してデータが変更された時に、データを自動的に一定の位置に
配置するための方法及び装置に関する。 【０００２】 【従来の技術】 ウェブサイト開発業界で良く知られるようなインターネットウェブサイトを開
発するために、アプリケーションが特にあつらえられる（tailored）。多くのそ
のようなアプリケーションは、ウェブサイトを設計して維持するために（ウェブ
サイト内の情報を受け取り、記憶し、調整し、配送するように）、単純化された
方法を提供する。より進んだシステムでは、アプリケーションプログラムの他の
進歩的機能が動作し得、一定の情報にアクセスを持つように、情報は複数の位置
、そして異なったファイルに記憶されなければならない。 【０００３】 多くのコントリビュータ（contributors）の努力を調整する必要があるので、
大規模なウェブサイトを開発することはしばしば挑戦である。その結果、複数の
ワークステーションが同時にウェブサイトのコンテントを生成することを可能と
する、現代的なウェブサイトの開発ツールが開発されてきた。更に、多くのウェ
ブサイトが頻繁に修正される必要があり、コントリビュータは通常、処理中に及
び臨時にそれらを修正する。別個のワークステーションからのユーザが、ウェブ
サイト上の同じ情報をアップデートしようと試みる時に問題が発生し、プロセス
を混乱させる。多くのビジネスは彼らのインターネットサイトが、1日毎に、一
時間毎に、あるいは一分毎に、膨大なコントリビュータによってアップデートさ
れることを要求するため、この問題が表面化する。そして、コントリビュタの数
が増加するにつれて、コンテントの量及び複雑さ、及びその使用も増加する。情
報が生成されるにつれて、その全てがコントリビュータ（この人は、適切なデー
タ保護手続を維持することについて、勤勉であるかもしれず、勤勉でないかもし
れない）によって保管されなければならない。その結果、効率的にウェブサイト
を管理すること、及び品質管理は困難となってきた。 【０００４】 これらの問題に対応して、ウェブサイト開発を管理するためのシステムアプリ
ケーションが開発されてきた。これらのいくつかは、ソフトウェア構成管理シス
テム,文書管理システム，及びデータベース出版システムを含む。そのようなア
プリケーションの一つで、個々のウェブサイト開発者がウェブサイトを規定する
コンテントの別個の部分を構築あるいは維持する作業エリア内で、ウェブサイト
は開発されうる。これは、ウェブサイト開発のタスクを多くの人に分散すること
に役立つ。各開発者からの最終的な貢献は、その後、最終ウェブサイト内に採り
込まれ得る。 【０００５】 そのような既知のウェブサイト開発システムに関連する、いくつかの不都合な
点が存在する。例えば、ウェブサイトを維持することが、多数の人々の努力を要
求する場合には、ウェブサイトコントリビュータが並列的に働くことが望ましい
。ソフトウェア構成管理システムは、コントリビュータが同時に、同じウェブサ
イトのエリアに変更を為すことを許容しない。そして、通常のシステムは一般的
に、ウェブサイトへ出版すること（publishing）無しに、個々のコントリビュー
タが別個に彼ら自身の作業を試験することを許容しない。その結果、個々のコン
トリビュータは、他の貢献と結合された時に、彼らの貢献の努力を予測出来ない
こととなる。その結果、衝突する変更がウェブサイトに貼りつけられ得、そのコ
ンテントを劣化させ、ウェブサイトの統合性を崩壊させる。 【０００６】 通常のシステムは時として、ウェブサイトに貼られた（posted）全ての変更を
統合するために、中央ウェブサイト制御人員（“ウェブマスター”として知られ
る）に依存する。このウェブマスターは、唯一、ウェブサイトの品質制御、及び
全コンテントの統合について責任を担う。複数のコンテントコントリビュータの
存在によって、ウェブマスターがしばしば、ウェブサイトの維持と開発における
ボトルネックとなる。複数のコントリビュータの作業を統合することは、時間が
掛かり、労力集中的なタスクであり、コンテントのデバッギングと、コントリビ
ュータ間のコンフリクト（conflict）の解決を含む。更に複雑な物として、ウェ
ブマスターは、貢献プロセスについての実時間制御を持たない。もしウェブマス
ターにとって適切にウェブサイトを組織化して維持することが不可能でないなら
ば、これを困難とする。ウェブマスターは、コンフリクトを解決し、コンテント
が配送された（delivered）後にウェブの変更をスケジュール管理するために、
エラーの山の中を潜り抜けるように任される。 【０００７】 そのようなシステムは、情報が、多くの異なるファイル内の、そしてアプリケ
ーション内で情報が容易にアクセスされて相互参照されうるフォーマットで、複
数の位置に記憶されることを要求する。通常のアプリケーションは、ユーザがマ
ニュアルで、いくつかの位置に情報を提出して保存することを要求する。もしユ
ーザが、複数の位置（locations）内に提出することあるいは保管することを要
望するならば、それらは通常別個になされ、ユ−ザに、データを保存するための
適切な保存位置を決定するタスクを、そして情報をマニュアルで保存する責任を
、渡したままとすることになる。何れの場合でも、情報の配置は、ソフトウェア
開発，ウェブサイト開発の原則的な目的から外れる、面倒な業務を要求する。 【０００８】 それ故、ウェブサイト開発アプリケーション内のデータを、より効率的に配置
し、保存するための方法及び装置に対する、ウェブサイト開発業界内でのニーズ
が存在する。 【０００９】 【発明の概要】 本出願は、2000年３月２２日に出願された米国仮出願Ｎｏ.60/192,244に基づ
く優先権を主張する。本出願と同日に出願され、“ソフトウェアアプリケーショ
ンで為されたプロセス内変更を検索する方法及びそのための装置”なる名称の米
国特許出願No.09/815,541、及び本出願と同日に出願され、“ファイルコンテン
ツの追加のコピーを記憶すること無しにファイル属性への変更を記憶するための
方法及び装置”なる名称の米国特許出願No.09/815,971はここに、参照として取
り込まれる。 【００１０】 本発明は、ウェブサイト開発ソフトウェアアプリケーション内のデータを自動
的に配置するための方法及び装置に向けられる。より詳細には、本発明は、その
使用及び動作の間の、そのようなウェブサイトアプリケーションと対応する、異
なるソースからの一定の事象の発生に基づく、データの自動検索に向けられる。
本発明を利用するシステムは、生成され、修正され、あるいは変更されたデータ
を検索して保存するアプリケーションと同期して動作し得る。他の解決法と異な
り、本発明の自動的同期の特徴は、ユーザ（例えばウェブサイト開発者）に透明
なやり方で、データを検索して保存する能力を提供し、ユーザに、データが保存
されているか否か、どこに保存されているかを気にすること無しに、ウェブサイ
トを開発あるいは維持する自由を与える。ジョン発明のこれら及び他の特徴が、
以下の説明で明らかになる。 【００１１】 【発明の実施の形態】 本発明は、データの効率的な保存と配置ための方法及び装置に向けられる。本
発明を利用するシステムは、生成され，修正され，あるいは変更されたデータを
検索して保存するアプリケーションと同期的に作動し得る。データの配置と保存
もまた自動的で有り得、オペレーション（システムオペレータに対して透明（tr
ansparent）である）をアプリケーションの背景（background）で動作させる。
本発明の一つの実施例で、コンピュータシステムが、本発明によるデータ検索と
保存動作を実行するための、関連する機能を規定するソフトウェアコードを実行
するように構成され得る。 【００１２】 本発明の一つの実施例は、事象に基づいてソースからデータコンテント記録（
ＤＣＲｓ）を読み取る、記録志向の（record oriented）データポンプアプリケ
ーション（data pump application）として特徴付けられる。ポンプは、事象，
トリガ事象の発生によって検索アクションにトリガーを与えるように、そして多
分、事象のタイプに依存して、引き続くアクションあるいは同時発生のアクショ
ンを実行するように構成され得る。データポンプはその後、結果を、目的地に保
存，修正，移転，フィルタ，ライト（write）し得るか、若しくは、予め規定さ
れたパラメータに基づいてデータを変更する。本発明は特に、インターネット・
ウェブサイト開発ソフトウェアアプリケーションでデータを配置することに応用
され、その文脈で記述される。しかし、これは、本発明の有用性の一つの説明に
過ぎず、本発明はより大きな応用と有用性があることが理解されるであろう。 【００１３】 ウェブサイト開発アプリケーションにおいて、データの変化に関連する事象は
、多くの様式を採り得る。例えば、作業エリア（work area）でデータが生成さ
れる時に、なんとかして、そのデータを捕捉し、その生成と関連するアプリケー
ションデータの変更を維持することが重要である。他の例には、データの目的地
への移転，ウェブサイト上に表示されるべき実際のコンテントの変更，ファイル
内でコンテントの使用に影響を与え得るファイルの属性の変更，及び、コンテン
ト，属性，及び他の記録，に関連する他のアクション（action），及びウェブサ
イトの開発と維持に関連するデータが含まれる。本発明は、これらのタイプのデ
ータの効率的な検索，配置，及び記憶に向けられ、そのオペレーションは自動的
、及び、データが使用されるところの、基礎をなすアプリケーションと同期的（
synchronous）で有り得る。 【００１４】 大量のデータ（a quantity of data）を管理するコンピュータシステムにおい
て、データはファイルの形式でコンピュータメモリに記憶される。例えば、ウェ
ブサイト，エクストラネット，あるいはイントラネットサイトについてコンテン
トを維持し、変更を為すためのシステムにおいて、物理的メモリが、作業エリア
，ステージングエリア，及びエディションエリアに対して割当てられ得る。作業
エリアは、個々のコントリビュータ（contributor）あるいはコントリビュータ
のグループによってコンテントに対して為されることになる、進行中の変化を記
憶し得る。通常のシステムとは異なり、本発明を具体化するシステムは、これら
の進行中の変更を、コンテントを維持して開発しているユーザに対して透明なや
り方で、自動的に検索，配置，そして記憶するように構成され得る。作業エリア
で一旦変更が為されると、変更されたコンテントは一つあるいは複数のステージ
ングエリアに提出され（submitted）得る。 【００１５】 ステージングエリア（staging area）において、コンテントの変更は結合され
得る。ステージングエリアから、変更されたコンテントは一つあるいは複数のエ
ディションエリア(edition area)に進められ得る。エディションエリアは、ウェ
ブサイト，エクストラネットサイト，あるいはイントラネットサイトに対するコ
ンテントのバージョンあるいはエディションを記憶し得る。 【００１６】 上述の種々の目的に対して割り当てられ得るメモリに加えて、変更、及び他の
コンテントに対する永続的な（persistent）記憶を提供するために、物理的補助
記憶メモリもまた提供され得る。永続的の語は、システム（補助記憶はその一部
である）に起こるシャットダウンあるいは電源断にも関らず、補助記憶のコンテ
ントが、好ましくは保管されることを意味する。進行中の変更を維持するために
、本発明はに、ユ−ザに対して透明なやり方による、そのようなデータの自動検
索，配置，及び記憶に向けられる。 【００１７】 ウェブサイト，エクストラネットサイト，あるいはイントラネットサイトが、
例えばテキスト，グラフィックス，及び音声情報を含む大量のデータへのアクセ
スを許容し得るので、補助記憶メモリは、大量のデータを記憶する必要が有り得
る。補助記憶が進行中の作業（work in progress），ウェブサイト，エクストラ
ネットサイト，あるいはイントラネットサイトに対するコンテントの複数のエデ
ィションあるいうはバージョンを記憶することを考慮すると、このことは特に正
しい。例えば補助記憶メモリは、ウェブサイト，エクストラネットサイト，ある
いはイントラネットサイトの全コンテントのサイズの最大３倍あるいはそれ以上
を記憶することを要求され得る。 【００１８】 補助記憶あるいは他のメモリ内のファイルはそれぞれ、コンテンツと属性を含
む。ファイルのコンテンツは、ファイル内に記憶された情報を含む。これは例え
ば、ウェブサイト，エクストラネットサイト，あるいはイントラネットサイトを
介してアクセス可能な、テキスト，グラフィックス，及び音声情報を含み得る。
ファイルの属性（属性はまた“メタデータ”とも呼ばれ得る。）は、ファイルに
関連する情報を含む。これは例えば、ファイルコンテンツのサイズ，いつファイ
ルが生成されたか、あるいはいつファイルコンテンツが最後に変更されたかを示
すタイムスタンプ，ファイルについて責任を持つコントリビュータである所有者
の識別，それに対してファイルあるいは所有者が属するグループの識別，及び，
ファイル上でリード及びライト操作を実行するための、ファイルへのアクセスへ
の制限に対する許可情報を含み得る。この情報は、一つの作業エリアで生成され
たコンテントと、他のエリアで生成されたコンテントとを統合するためのコンテ
ントと同様に重要である。本発明は、効率的なやり方での、このデータの記憶に
向けられる。 【００１９】 ファイルの属性は、補助記憶等の中に、ファイルに対するコンテンツと関連付
けられて記憶される。ファイルコンテンツに対して変更が為される時に、ファイ
ルコンテンツの変更されたバージョンと、変更以前のバージョンとの双方が、補
助記憶に記憶され得る。各バージョンのファイルコンテンツについて、対応付け
られた属性もまた記憶される。属性は、ファイルのサイズ及び、いつファイルが
最後に変更されたかを示すタイムスタンプを含み得るので、ファイルコンテンツ
における変更は、一般的に結果として、属性への変更をもたらす。従って、各バ
ージョンのファイルコンテンツに対して、異なる組の属性が記憶される。システ
ムが最適に動作するために、これらの属性は、連続的に，自動的に，そしてシス
テムと同期をとって記憶されなければならない。本発明は、正にそのことを行う
ことに向けられる。 【００２０】 しかし、ファイルのコンテンツへの変更無しに属性に対して変更が為される時
には、補助記憶等の中に、以前のバージョンの属性と共に、新規に変更された属
性が記憶され得る。新規に変更された属性と以前のバージョンの属性は，その後
同じバージョンのファイルコンテンツを共有する。このやり方で、複数バージョ
ンの属性が、一つのファイルコンテンツのコピーと対応付けられ得る。このよう
にして、補助記憶内の記憶空間が保存される。というのは、各バージョンのファ
イル属性と対応付けられた別個のファイルコンテンツのコピーの記憶が避けられ
るためである。補助記憶内におけるような、対応付けられたファイルコンテンツ
の同じコピーに対する、新規に変更された属性と以前の属性の双方とリンクする
ポインタが提供され得る。 【００２１】 本発明の一つの実施例で、インターネットウェブサイトを開発し維持するため
の解決法が構成される。そのようなシステムを通じて、ウェブサイトが開発され
維持される間に、データは記憶される必要が有り得る。従来技術においては、ユ
ーザはデータを、それが生成され維持されるに応じて、マニュアルで記憶するこ
とを要求され得る。しかし本発明を利用して、ユーザから透明な（transparent
）一定のパラメータに従って、データは自動的に検索，記憶，及び可能であれば
修正され得る。 【００２２】 本出願は、そこでデータが記憶され提示されるステージングエリアを含み得る
。図１を参照する。ここで、そのようなアプリケーションのブロック図が示され
る。ワークステーション102を占有するユーザによってウェブサイトが維持され
る（maintained）。ユーザは、作業エリア内のウェブサイト内の特定のエリア（
他のエリアとは別個に記憶される）を開発する。一旦、作業エリア内で作業する
ユーザがウェブサイトに対するタスクを完了すれば、ユーザはコンテントを、検
討のためにステージングエリアに提出し得る。ステージングエリアは、複数の作
業エリアから、ウェブサイト内のエリアに関係する情報を保持するように構成さ
れる。ウェブサイトへの提案された変更は、それらが最終ウェブサイトで出版さ
れる（published）前に、検討のためにステージングエリアで表示され得る。ス
テージングエリアで一旦変更が承認されると、変更は出版されウェブサイトは修
正される。 【００２３】 この機能を実行するためにデータは、開発プロセスを通じてデータベースに記
憶されねばならない。再度図１を参照する。ここで開発サーバ104が、ウェブ開
発の各ステージに対して、データベースへのアクセスを与える。この構成は、各
ステージから取られたデータ、あるいは送られたデータの記憶を許容する。ウェ
ブサイト自体は直接修正されないので、作業エリアで為された変更を一時的にそ
して別個に記憶するために、データのテーブルは確立され得る。ベーステーブル
（base table）は、ウェブサイト上で現在出版されるデータを記憶するために開
発され得、これによって各作業エリアに、その上で情報を修正するベース（base
）を与える。デルタテーブル（delta table）は、ベーステーブルに対する提案
されたウェブサイトへの変更を記憶するために、開発され特定の作業エリアと対
応付けられ得る。ユーザが特定の作業エリアについて変更を為す時に、この変更
は対応するデルタテーブル内に記憶され得る。引き続いて、作業エリアで為され
た変更は、ステージングエリアに提出され得、ここで、全ての作業エリアからの
提案された変更が眺められ得る。ステージングエリアは、個々の作業エリアによ
って提出されたベーステーブルとデルタテーブルとの組み合わせを保持する。変
更は、それらが別個にアップデータされ得るように、データベース内に、デルタ
テーブル自身から別個に記憶される。同様に、ステージングエリア内の情報がウ
ェブサイト上での表示のために出版される時に、データベ−ス内に記憶されたウ
ェブサイトデータがそれに従って修正される。 【００２４】 特定の情報を適切に記憶するために、従来の方法を利用するユーザは一般的に
、作業エリアで生成された変更をファイル内に集め（compile）、ファイルをデ
ータベース内に記憶しなければならない。作業エリアの情報が大量であることと
、種々の情報が生成されることを考慮すると、これは、相当の実行時間を必要と
する困難なタスクとなり得る。勿論これは、ウェブサイトを生成し維持するタス
クの貴重な時間を消費する。 【００２５】 本発明によれば、情報を記憶する問題は殆ど解消される。作業エリアで発生す
る一定の事象は、自動的に保存され可能であれば修正され得、そのオペレーショ
ンはユーザに透明で有り得る。例えばコンテントと関連するデータは、ステージ
ングエリアに運ばれる時、データの変更を維持するために、及び古いバージョン
のデータを維持するために自動的にアップデータされ得る。これによって、ユー
ザが、データの組織化と適切な記憶についての時間の浪費について心配すること
無しに、ウェブサイト開発タスクを継続できる。実際のソフトウェアアプリケー
ションでの、この適用（application）で、この改善が、ウェブサイト開発プロ
セスを大きく能率化することが証明された。 【００２６】 ウェブサイト開発と維持方法（maintenance solution）に関連する本発明の一
つの実施例を理解するために、そのような方法（solution）の例を理解すること
が有用である。図１から図７は、そのようなシステムのそのような例を示す。図
１を参照する。ここで、ウェブサイト開発のためのコンピュータネットワークシ
ステム100が示される。一つあるいはそれ以上の開発ワークステーション102で、
ウェブサイト開発者は、ウェブサイトに対するファイルを付加，編集，及び検査
し得る。開発ワークステーションは、従来のパーソナルコンピュータ，ＵＮＩＸ
（Ｒ）ワークステーション，あるいは、コンテントの開発用に構成され得る他の
ワークステーションを含み得る。開発ワークステーション102は、インターネッ
トあるいはＬＡＮのようなコンピュータネットワーク106を介して開発サーバ104
に接続され得る。 【００２７】 開発サーバ104は、ウェブサイトコンテントのバージョンを記憶するためにコ
ンテントをウェブブラウザ及び補助記憶110に供給するためのウェブサーバ108を
含み得る。サーバ108は、ウェブサイトコンテント（例えばファイル）について
の開発ステーション102からのＨＴＴＰリクエストを処理する。ウェブサイトフ
ァイルは、補助記憶110（マイクロソフト社より商業的に入手可能なウィンドウ
ズＮＴファイリングシステムのように従来のもので有り得る）に物理的に記憶さ
れ得る。補助記憶は、生成，移動，あるいはシステム内で維持される全てのデー
タを記憶するための中央位置としての役割を担い得る。本発明によって、データ
の記憶は、ユーザに透明（transparent）に実行され得る。 【００２８】 開発サーバ104は、従来の（conventional）メモリ112（例えばＲＡＭ）と、従
来のプロセッサ114（メモリ112に記憶されたソフトウェアコード116を実行する
ことによって本発明のウェブサイト開発方法を実行する）をも含み得る。ＨＴＴ
Ｐプロトコル仮想化（virtualization）モジュール118は、プロセッサ114によっ
て実行され得、ウェブサーバ108が、あたかもそれがマルチプルサーバであるか
のように動作することを可能とする。モジュールは、メモリ112にも記憶され得
る。開発サーバ104は、ネットワーク122を介してウェブサイト・プロダクション
・ウェブ・サーバ（website production web server）120に結合され得る。ネッ
トワーク122は、ネットワーク106と同じネットワークで有り得るし、異なるネッ
トワークでも有り得る。ウェブサーバ120は、インターネットあるいはイントラ
ネットにも結合され得る。ウェブサイトが、ワールドワイドウェブ上あるいはイ
ントラネットに掲示されるために準備完了の時に、開発サーバ104が、プロダク
ション・ウェブ・サーバ120（システム構成に基づいて、これがその後、インタ
ーネットあるいはイントラネットに、ウェブサイトへのアクセスを提供する）に
ウェブサイトコンテントを送る。ネットワーク122は、クライアント・データベ
ース140に、開発サーバ104から生じるデータを配置し得る。ベーステーブルは、
クライアント・データベース140に確立され得る。ベーステーブルは、開発サー
バ104内に位置するステージングエリアのスナップショット（snapshot）で有り
得る。これらのベーステーブルは、ステージングエリアが、更なるデータ配置（
data deployments）を介して変更されるに際してアップデートされ得る。データ
ベースは、クライアント・アプリケーション142（それ自身のウェブサイトある
いは開発サーバがサービスする他のアプリケーションを維持するために、これが
変更を為し得る）をサービスする。この面において、デルタテーブルは、ユーザ
がクライアント・アプリケーション142に為しうる変更を維持するために、デー
タベース140内に確立されうる。一つの面で、デルタテーブルとベーステーブル
は、クライアント・アプリケーションと共に動作する（ステージングエリアに変
更を送る開発ワークステーション102の機能と類似する）。この面で、クライア
ント・アプリケーションは、ワークステーションとして動作し得るし、デルタ及
びベーステーブルは、ステージングエリアとして動作し得る。この構成の利点は
、ウェブサイトの維持が、開発サーバの制御下となること、あるいは、別個に、
クライアント・データベースと共に（in conjunction with）クライアント・ア
プリケーションの制御下となることである。 【００２９】 ウェブサイトは一般的に、任意のファイルシステムのコンテンツを含む。本発
明のウェブサイト開発システム100は、階層的ファイルシステムを含み得る。本
発明のそのような各ファイルシステムは、個々のファイルを管理し操作するため
の環境を提供する。実行されたとき、ウェブサイト開発ソフトウェア116は、フ
ァイルの管理と操作（management and manipulation）を可能とする。補助記憶
（backing storage）110は、ファイルと対応するメタデータが物理的に記憶され
得る場所である。メタデータは一般的に、作業コンテントに関連するデータであ
る。いくつかの例は、例示コンテント所有者識別，グループ識別，アクセス制御
，ファイル名，修正時間，生成時間，拡張された属性（extended attributes）
（ＥＡｓ），コンテントと対応するウェブサイト・アドレス，及び、コンテント
に関連する他の情報を含む。 【００３０】 本発明の階層的なファイルシステムは、業界で“エリア”と呼ばれ得る。作業
エリア，ステージングエリア，及びエディションエリアを含む、異なるタイプの
エリアが存在し得る。作業エリアは、最終的にウェブサイトで使用されるための
、作業ファイルでウェブコンテントを生成して維持する人員によって用いられる
修正可能なファイルシステムで有り得る。ステージングエリアは、これらの作業
ファイルからのコンテントが、それが出版される前に集められるところのエリア
で有り得る。ウェブマスタのような中央制御人員が、ステージングエリアあるい
はエディションエリア内の作業エリアから提出されたコンテントを編集し得る。
作業エリアは一般的に、コンテントを専ら生成して維持するためのエリアなので
、ステージングとエディションエリアは、コンテントの収集と表示だけに制限さ
れ得る。その時の設計によって、これらは、読取り専用ファイルシステムとして
構成され得る。コンテントに対するいかなる修正も、その後場合によっては、必
要とされ得るいかなる変更をも実行するために、編集者からワークステーション
に返送される必要があり得る。このことは、コンテントの統合性を維持し、プロ
セスを簡易とする助けとなる。しかし、ビジネスは、システム100がより柔軟に
され、編集者のような他の人々が、その発行前にコンテントを修正することを可
能とすることを希望し得る。ステージングとエディションエリアはその後、修正
可能なファイルシステムとして構成され得る。いずれの場合にも、自動記憶と、
一定の事象の発生に基づくデータのありうる修正が、ウェブサイトの開発あるい
は維持の間に生成されたあるいは修正されたデータを維持するために所望され得
る。このようにして、異なるバージョンのコンテントが維持され得、タイムスタ
ンプされ得、開発者及び潜在的エディタ及び管理者（administrators）に、異な
るバージョンのコンテントに復帰する能力を与えることを可能とする。 【００３１】 例えば、コンテントは、検討用にステージングエリアに提出（submit）され得
る。データの提出の発生に応じて、そのようなコンテントと対応付けられたメタ
データが、為された変更から、オリジナルのバージョンを区別するために修正さ
れ得る。このようにして、異なるバージョンが維持され、組織化され（organize
d）得る。空間を節約するためにデルタのみが、あるいは実際の変更が、各バー
ジョンから記憶され得る。これは、ウェブサイトの毎日のオペレーションで有用
である。例えば航空会社は、異なる料金（その料金に対して購入者が搭乗切符を
注文し得る）を宣伝し得る。料金の出版（publication）の誤り（例えば、計画
よりも非常に低い料金）が発生し得、購入者に“たなぼた”を与え得る。ウェブ
サイトの管理者はその場合、以前のウェブサイト復帰し得、余りにも多くの低価
格料金で販売することによる損失を避け得る。コンテントの古いバージョンを持
つことは、それ故、一定のビジネスにとって重要である。 【００３２】 現存するウェブサイトが存在しない、という場合（この場合には作業エリアは
空で有り得る）を除いて、作業エリアは最初は、全体のウェブサイトの仮想コピ
ーを含み得る。言いかえれば作業エリアは、最初は、ウェブサイトとして設計さ
れたファイルシステムと同じコンテンツを持つ。作業エリアは、開発者の、ウェ
ブサイトについての個人的ビュー（view）（その中で開発者がウェブサイトに貢
献し得る）を提供する。例えば、作業エリアで、開発者は自由に、ウェブサイト
のコンテントを付加，削除，及び修正出来、どのようにこれらの変更が、全体の
ウェブサイトのコンテント内にフィットするかを見ることが出来る。作業エリア
内の開発者によって為された変更は、好ましくは、他の作業エリアの他のコント
リビュータのウェブサイトあるいは作業に影響を与えない。これは、各作業が別
個のファイルシステムで構成され得るためである。一般的に、作業エリアは、一
つあるいはそれ以上のワークステーション102に位置する。 【００３３】 開発者は、彼らの作業エリアのコンテンツを、ステージングエリア内に提出す
ることによって、ステージングエリアでの彼らの作業を統合し得る。このアクシ
ョンは、内部配置、あるいは単純にデータ配置（data deploy^TM）と呼ばれる。
ここでデータは、補助記憶（これはウェブコンテントのファイルバージョンを含
む）に移動される。ステージングエリアは、共有されたウェブサイトのビューを
提供する複数の開発者に利用可能なファイルシステムである。したがって、ステ
ージングエリアは、複数の開発者の作業エリアの全体的な作業を保持し得、開発
者が、彼らの変更を共有して統合することを許容し得る。ステージングエリアで
開発者は、彼らの変更がいかに互いにフィットするかを見ることができる。ステ
ージングエリアは一般的に、開発サーバ104に位置する。本発明の一つの実施例
によると、作業エリアからステージングエリアへのコンテントの提出に基づいて
、属性に関連するコンテントが自動的に記憶され得、そのような事象に応じてコ
ンテントのバージョンを維持するために更に修正され得る。このオペレーション
は、ユーザに透明に実行され得、作業は、開発システムと同期をとって為され得
る。 【００３４】 エリアが、ディレクトリツリーが物理的にコピーされる必要が無いようなディ
レクトリツリーを共有する場合に、コピーすることは、“仮想的である”と言わ
れる。ソフトウェア・アプリケーションのオペレーションにおいて、ステージン
グエリアでの全体的作業（collective work）は、異なるコントリビュータが新
規のコンテントを作業エリアから提出する毎に変化する。ステージングエリアの
コンテントと他の情報が仮想的にコピーされて、一つあるいはそれ以上のプライ
ベート作業エリアに戻される時に、作業エリアは最も効果的である。これは、コ
ントリビュータがコンテント生成や維持のようなウェブサイト関連のタスクを実
行する間、個人の作業エリアを、ステージングエリアに関して最新に維持するこ
との助けとなる。 【００３５】 ステージングエリアでの全体的な作業が最終とみなされる時に、そのコンテン
トは出版され（published）、ウェブサイトのエディション（edition）を生成す
ることが可能である。本発明によると、一定のイベントに基づいて配置は発生し
得、それに引き続き、いずれかのコンテントあるいはメタデータの記憶が行われ
得る。本発明によって、このデータの検索と維持は、自動的に、そして同期をと
って為され得る。これは、ステージングエリアのコンテンツを仮想的に、エディ
ションエリアにコピーすることによって達成され得る。エディションは一般的に
リードオンリー（読取り専用）ファイルシステムなので、それは、全ウェブサイ
トのコンテントの凍結されたスナップショットである。ウェブサイトの開発での
連続したポイントで採用された各エディションは、保存され、開発者が即座にフ
ァイル，全体のディレクトリを呼び出せるように、あるいは、全体の過去のウェ
ブサイトのバージョンを再構築できるように、全ての開発者にアクセス可能とさ
れ得る。例えば、エディションのコンテントは、ウェブサイト更なる開発のため
の基礎として使用されるために作業エリア内に仮想的にコピーされ得る。エディ
ションエリアは一般的に、開発サーバ120に位置する。本発明は、情報の仮想コ
ピーがワークステーションにとって利用可能となるように、そのようなデータの
配置を提供する。 【００３６】 ウェブサイト配置と維持作業は、予測可能な順序立ったやり方で進行するので
、タスクは、ワークフロー（workflow）（業界で“ジョブ”としても知られる）
に従って割り当てられ、実行される。ワークフロー構成即ちジョブは、計算され
た、実行されるべきタスクの配列である。この配列は、互いに並列に，直列的に
，あるいは直列と並列の運用の組み合わせで、実行されるタスクを含み得る。作
業フローモデルは、反復して使用され得る一般的なワークフロー構成である。各
ワークフローモデルは、ユーザのタスク及び多くの種類の自動化されたタスクを
含み得るプロセスを記述する。ワークフローモデルは一般的に、ビジネスマネジ
ーャによって設計され、システム管理者によって構成される。本発明は、システ
ム内で確立された基準に従って、ワークフロー構成が組織化され、管理されるこ
とを可能とする能力を提供する。本発明の一つの実施例は、対応付けられたメタ
データ及びコンテントを含むファイルに対応付けられた属性による、異なるバー
ジョンのコンテントの保管（preservation）に向けられる。 【００３７】 図２を参照する。ウェブサイト開発システムの一般的なブロック図が、ファイ
ルが生成され維持されるところの位置に関連する用語と図面で示される。一つの
実施例で、システム200は、別個のセクションに（開発サーバに関連してコンテ
ントが生成され維持される開発セクション201，及び、上述のように別個のクラ
イアント・アプリケーションに関連してコンテントが生成され維持されるクライ
アント・アプリケーション203）分割される。いずれのアプリケーションでも、
コンテントに為された変更の制御は、異なる位置に位置する。クライアント・ア
プリケーションは、そのベーステーブル210を常にアップデートするために、開
発システム内で統合されたコンテントファイルを含むステージングエリア208で
維持されるコンテントにも依存し得る。一つの実施例でステージングエリアは、
テンプレート，変更されないコンテント，及び他の情報のような基本的変更が存
在するところの支配的位置で有り得る。構成に依存して、作業エリアか、クライ
アント・アプリケーションかのいずれか、あるいはその双方が、進行中のウェブ
サイトファイルの維持のためのコンテントを生成し得る。図１のデータベース10
4に位置する作業エリア202とデルタテーブル206は、間接的に関連し得、ここで
、システム構成に基づいて変更はいずれかの位置で記録され得る。 【００３８】 これらのファイルは、ウェブサイトの開発と維持に関連する一定の結果を確立
するための異なるやり方で生成され維持される。以下に説明するように、ウェブ
サイトコンテント，コンテントを含むファイルの属性，及び他のデータ，の記憶
と送出のやり方が、ウェブサイトの効率的で便利な開発と維持にとって重要で有
り得る。本発明は、異なるバージョンのコンテントの自動的な、開発アプリケー
ションと同期を取られた記憶によるデータの有用な表現を容易にすることによっ
て、まさにそれを確立するための方法及び装置に向けられる。図２に示されるシ
ステムで第１の作業エリア202は、ファイル204を一時的に記憶するためのメモリ
を含む。ファイル204は、ウェブサイトの一部分（それに対して作業エリア202の
ユーザが貢献する）及びユーザが為している変更を規定する。ファイルは、その
ような貢献（contributions）に関連するコンテントとファイル属性を含み得る
。作業エリア202と通信状態にあるのは、以後デルタテーブルと呼ばれるテーブ
ル206である。デルタテーブル206は、メモリ内あるいはメモリ装置自身（クライ
アントアプリケーション内のユーザによって為された変更のしるしに関連するデ
ータを記憶するように構成される）内の位置で有り得る。作業エリア202は、ユ
ーザが他のウェブサイトのコンテントとともにステージングの表示のために貢献
を提出ことを許容するように構成されるステージングエリア208と通信状態にあ
る。同様に図示されるように、追加の作業エリアの数（作業エリア1-Ｎ）が、シ
ステムと対応付けられ得る。各作業エリアは、そのそれぞれがステージングエリ
ア208と通信状態であり得る、デルタテーブル（デルタテーブル1-Ｎ）を含み得
る。これらは、一つあるいはそれ以上のユーザが、コンテントを開発して、他の
作業エリアからのコンテントとともに彼らの貢献をステージする（stage）ため
に、別個の作業エリアで操作することを許容する。本発明によってデルタテーブ
ルは、コンテント内の、そして別個にファイルの属性内の、変更を記憶するよう
に構成され得る。これによってデルタテーブルに、多分クライアントアプリケー
ション内での異なる作業エリアから、あるいは為された変更に従って他のエリア
から、異なるバージョンのコンテントを維持する能力が与えられる。もしシステ
ムが、全体のバージョンのコンテントではなく、それら自身の変更を記憶するよ
うに構成されるならば、これが利点で有り得、貴重な記憶空間を節約することに
なる。 【００３９】 ステージングエリア208で、種々の作業エリアからの個々のコントリビュータ
（contributor）は、他のコンテントと結合されて、組織化され得、そして、シ
ステム中において時間を通じた変更に応じて追跡され得る。ベーステーブル201
は、ベースウェブサイト構成（例えば、それが一つあるいはそれ以上のワークス
テーションで修正される前のオリジナルのバージョン）のしるしを維持するクラ
イアントアプリケーションの記憶エリアで有り得る。これは、クライアント・ア
プリケーション内の各作業エリアに、ベースライン（baseline）（そこからコン
テントを付加，削除，あるいは修正する）を与える。デルタテーブルで維持され
る情報は、ベーステーブル210で維持されるオリジナルのウェブサイト構成情報
に関するものである。従って、デルタテーブル206のコンテンツと組み合わされ
て、ベーステーブル210のコンテンツは、クライアント・アプリケーションで修
正されたウェブサイトを指定する。ステージングエリアとベーステーブル210は
、機能的に相関する（ここでステージングエリアは作業エリアの統合された貢献
を記憶し、ベーステーブルはステージングエリアのミラー（mirror）である）。
ステージングエリアのコンテンツは、クライアント・アプリケーションのために
アップデートされたベース情報を確立するために、ベーステーブルに移動させら
れ得る。 【００４０】 動作において、作業エリア202内のユーザは、ウェブサイト上に現れるいくら
かのあるいは全ての現在のデータを含むファイルあるいは複数のファイルをダウ
ンロードし得る。このデータファイルは、コンテント，メタデータ，拡張された
属性，及びコンテントに関連する他のデータを含み得る。コンテントは、作業エ
リアのユーザの作業プロダクト（work product）であり、メタデータは、その使
用を規定して、その意図される使用に従って、システムにコンテントを類別する
能力を与えるコンテントに関連する情報である。拡張された属性は、ファイルに
付着された情報（ファイルに含まれる情報を表す）である。このデータを利用し
て、システムは、生成データ，ウェブサイトの位置，作業エリアの位置，以前の
配置日，及び他の情報、のような異なるパラメータに従って、コンテントのバー
ジョンを追跡，記憶，及び組織化し得る。一定の事象に従ったこのデータの生成
は、開発アプリケーションは、自動的かつユーザに透明に、コンテントについて
作業を実行出来る。ダウンロードされたファイル、あるいは複数のファイルは、
それが特定の時刻で存在するに際しての、ウェブサイトの“スナップショット（
snapshot）”のタイプと捉えられ得る。作業エリア202のユーザは、その後、一
つあるいはそれ以上のタスクを実行し得る（これが結果として、ウェブサイトス
ナップショットを変更する）。本発明に従って、スナップショットに関する変更
は、ステージングエリア208で自動的に記録され得る。同様に、クライアントア
プリケーション内のユーザは、一つあるいはそれ以上のタスクの実行もし得る（
これが結果として、クライアントのウェブサイトのスナップショットを変更する
）。本発明によって、スナップショットに関する変更は、クライアントのデルタ
テーブルに自動的に記録され得る。 【００４１】 一旦ユーザのタスクが完了すると、ユーザは提案された変更をステージングエ
リア208に提出（submit）できる。変更はその後、クライアント・ベーステーブ
ル210に提出され得る。クライアント・データベースに位置するクライアント・
コンテントに有用な更新を提供するために、そのような提出は、クライアント・
アプリケーションと、必要的に同期をとって為されなければならない。本発明に
よって、ステージングエリアとベーステーブルへの提出によって、コンテントバ
ージョンの変更を反映するためにメタデータは修正され得る。一旦コンテントが
ステージングエリアに提出されると、その後、変更に対応して最終ウェブサイト
をアップデートするために変更を採りこむか否かについて、判断実行権限（例え
ば指定された“ウェブマスタ”）によって判断が為される。 【００４２】 作業エリア202のユーザ、あるいはクライアント・アプリケーションの作業エ
リアもまた、ステージングエリア208からアップデートを要求することによって
、ウェブサイトのスナップショットをアップデートし得る。条件に基づいて、こ
のアップデートは、ウェブサイトのユーザのスナップショットに、多くの異なる
やり方で影響を与え得る。一つの実施例では、他の作業エリアウェブサイトに為
された変更は、ユーザのスナップショットに取り込まれ、このようにして、ユー
ザのスナップショットをアップデートする。他の実施例で、スナップショットは
、作業エリア202で、ステージングエリア208のそれから変化せずに維持される（
データベースの同じスナップショットが、他の作業エリアで為された変更によっ
て影響を被らない各作業エリアで使用され得るように）。これは、開発アプリケ
ーション（ここで、個々のユーザの作業が、他のユーザの作業エリアから別個に
維持される）にとって独特である。 【００４３】 対照的に、クライアントアプリケーションは、デルタテーブルとベーステーブ
ル（これらが一緒となって、開発システムに見つかったステージングエリアをエ
ミュレート（emulate）する）の変更を維持するように構成され得る。追跡テー
ブル212は、各クライアント作業エリアによって提案された変更に応答して修正
された際に、ウェブサイトに対して提案された異なる変更を追跡し、そして、ク
ライアントの権威（authority）によって受け入れられ得る。追跡テーブル212は
、ベーステーブルのような、生成された種々のテーブルを追跡するように構成さ
れ、また、種々のテーブル中の相互関係を追跡する。追跡テーブルは、異なるテ
ーブルの特性（それらが生成された時間と日のような），テーブルの相互関係（
どのベーステーブルが異なるデルタテーブルと対応するか、のような），及び他
の特性を追跡し得る。 【００４４】 図３を参照する。システム100（図１）の動作フロー図が示される。図示され
るデータ配置方法は、ウェブサイト開発環境内にデータを配置するためにコンピ
ュータによって実行される。そのような環境の例は、図１のネットワーク106に
よって接続された開発ワークステーション102，及び開発サーバ104からなる開発
システムである。これらの配置は、開発システムの外側の目的地への配置となる
外部配置とは反対に、開発システムに対して内部のものである。外部配置の例は
、開発システム（上述の102，104，126のような）から、ネットワーク122を介し
て、プロダクション・サーバ120へのものであろう。開発システムは、協力する
ユーザによるウェブサイト開発動作を組織化して追跡するために、システム内で
データを有用なやり方で移動するように構成される。 【００４５】 情報はタプル（tuples）の形式で、開発システム内を移動させられ、追跡され
得る。一般的にタプルは、順序付けられた特定の要素の組である。本発明に特有
には、タプルは、作業エリアによる、ウェブサイトへの提案された変更を規定す
る標準の組である。例えば、各タプルは、以下の情報フィールドを含み得る。 パス（Path）: キー値（key-value）の組（下記参照）と対応付けられたファ
イルのエリアに関連するパス名。 キー（Key）：拡張された（extended）属性キーの名称（拡張された属性クラ
スとしても知られる）。例えば、“ニュース−セクション”は、拡張された属性
“ニュース−セクション：スポーツ”のキーである。 バリュー（Value）：タプルのキーフィールド内に記憶されたアイテムのため
のデータ値。上述の例では、“スポーツ”がバリューである。従って、キーバリ
ューの組は、キー及びそれと対応付けられたバリューを含む。 ステート（State）：タプルの状態。例えば、タプルによって表される、提案
されたウェブサイトへの変更は、“新規”，“修正された”，“削除された”，
あるいは“存在せず”として特徴付けられる。もしウェブサイトに対する情報が
変化していないなら、用語“オリジナル”がそのような変化しない情報のステー
トを特徴付け得る。 【００４６】 データの配置についてのタプルの使用（内部的と外部的の双方）は、ウェブサ
イト維持アプリケーションが、システム100（図１）を通じてデータ配置（deta
deployment）を追跡する（track）ことを許容する。タプルは、データが突き止
められたシステム内で，それが配置されるべき位置で，あるいはそれらの間のど
こかで，生成され得る。例えば情報は、作業エリア202から、それに対応付けら
れたデルタテーブル206に配置され得る。この状況で、タプルプロデューサ302（
これは実際には、作業エリア202自身で有り得る。）は、データをタプルとして
実装し得、それを、データベースあるいは他の記憶エリア，ステージングエリア
，のようなタプル目的地312に送り、最終的には、クライアント・アプリケーシ
ョンのベーステーブル，デルタテーブル，等に移動され得る。タプルはその後、
記憶のために、ステージングエリア208のベーステーブル210のようなリレーショ
ナル・データベース314に移動され得る。そのようなリレーショナル・データベ
ースでの、タプルのマッピングは、タプルの記憶の動作によって自動的にトリガ
ーされ得る。 【００４７】 そのようなタプルのフォーマットの一つが、以下に示される。この例で、タプ
ル１は、ファイル“docroot/news/front.html”からの、“ニュースセクション
：スポーツ”の拡張された属性のためのものである。タプル２は、同じファイル
からの“Local:SF”拡張された属性のためのものである。一旦タプルフォーマッ
トに構成されるとタプルは、以下に記述する配置のセクションとフォーマッティ
ングルールを用いて、ベーステーブル，デルタテーブル，あるいは記憶機構のよ
うな特定の目的地内に、あるいはプロダクションサーバに、配置され得る。 【００４８】 【表１】 【００４９】 上述のように、リレーショナル・データベース314は、ステージングエリア208
のベーステーブル210（ベースウェブサイト情報に関連する全ての情報を記憶す
る）であり得る。他の例として、リレーショナル・データベース314は、デルタ
テーブル206のような、作業エリアのデルタテーブル（作業エリア202によって為
された変更を記憶する）を記憶し得る。タプルはまた、メモリ320に送られ得、
ＸＭＬファイル318に記憶され得る。これは例えば、作業エリア202のファイル記
憶204内のウェブサイトのスナップショットの記憶を表し得る。タプルはまた、
リレーショナル・データベース314，316の間を移動され得る。これは、変更の提
出が作業エリアからステージングエリアに為される時のような、デルタテーブル
206からベーステーブル210へのデータの移動を表し得る。ウェブサイトの貢献が
組織化され追跡されるように、データ配置のこのシステムを用いて情報は容易に
、作業エリアとステージングエリアの間を移動され得る。 【００５０】 タプルはまた、フィルタ308内におけるように、フィルタを通過させられ得る
。フィルタは、システムの何らかのポイントに配置されたソフトウェア・モジュ
ール（これがタプルを読み、修正し、そして送る）であり得る。このようにして
タプルは、システムのどこででも修正され得る。フィルタは、タプルの一定の属
性を変更し得、タプルの変換のための表現を持ち得る。例えば、特定のキーが、
特定の時点での特定の人の年令であることを想定し得る。フィルタは、全てのそ
のようなキーを、年令の範囲に変換し得、これにより、各人と特定の年令ではな
く、各人と年令グループとを対応付け得る。本発明によって、タプルをフィルタ
あるいは修正する能力は、拡張された属性及び他の情報のようなタプル情報を修
正することによって、システムが自動的にコンテントのバージョンを構成するこ
とを許容する。これによって、データベースとの自動同期が為され得、一定の事
象に応じて自動的にデータが記憶される。タプルはまた、クライアントアプリケ
ーション内のデータ送出ためのベースライン（ここでそれらが、クライアントデ
ータベースのデルタ内及びベーステーブル内に維持される）であり得る。 【００５１】 図４を参照する。ここで、図２のウェブサイト開発システムの記憶機能のブロ
ック図がより詳細に示される。ステージングエリア208は、ウェブサイトファイ
ル402（これは、異なる作業エリアによって貢献された、拡張された属性の合計
を含み得る）を含む。そのような合計は、結果としての統合された努力（作業エ
リアで生成される、エンドユーザの作業の協働によって生成された）を反映し得
る。上述のように一つの実施例でシステム200は、別個のセクション（コンテン
トが生成され、開発サーバと関連して維持される開発セクション201，及び、上
述のように、コンテントが生成され、別個のクライアント・アプリケーションと
関連して維持されるクライアント・アプリケーション203）に分割される。いず
れのアプリケーションでも、コンテントに為された変更の制御は、異なる位置に
設置される。クライアント・アプリケーションはまた、そのベーステーブル210
をアップデートし続けるために、開発システム内の統合されたコンテントファイ
ルを含むステージングエリア208で維持されたコンテントに依存し得る。一つの
実施例で、ステージングエリアは、テンプレート，変化しないコンテント，及び
他の情報，のような基本的な変更が存在する、支配的位置で有り得る。構成に依
存して、作業エリアか、クライアント・アプリケーションかのいずれか、あるい
はその双方が、進行中のウェブサイトファイルの維持のためのコンテントを生成
し得る。図１のデータベース140に位置する、作業エリア202とデータテーブル20
6は、間接的に関連し得る（システム構成に依存して、ここで変更がいずれかの
位置に記録され得る）。 【００５２】 本発明によって拡張された属性が、自動的に対応するファイルから抽出され得
、タプルプロデューサ（tuple producer）によってタプルに変換され得、ステー
ジングエリア208に記憶され得る。ステージングエリア208に記憶されたタプルは
、ベーステーブル210で組織化され得、ウェブサイトのバージョンがトラッキン
グテーブル（tracking table）212で追跡され得る。ベーステーブル210は、情報
（例えば、ウェブサイトに関連するタプルに変換された拡張された属性）のパス
，キー，バリュー，及びステートを追跡する。図４のベーステーブル210に見ら
れるように、ステートは、オリジナルの目的地（即ち“Orig”），新規の目的地
（即ち“New”），修正された目的地（即ち“Mod”）及び削除された目的地（即
ち“Del”）を含み得る。ベーステーブル210は、情報が存在しないフィールドを
も含み得る。 【００５３】 作業エリア202は、作業エリア202のユーザのウェブサイトへの貢献に関連する
情報を含む、拡張された属性ファイル204を含み得る。拡張された属性は、タプ
ルに変換され得る。デルタテーブル206は、ベースウェブサイトに関して作業エ
リア202に関連したタプルのようなウェブサイト情報を組織化する。例えば、オ
リジナルである（あるいは言い換えれば、オリジナルのウェブサイトのスナップ
ショットから変化していない）、パスＰ1情報が含まれる。 【００５４】 動作において作業エリア202は、ベーステーブル210からデータベースのスナッ
プショット（ウェブサイトの全ての関連情報を含む）を受け取り得る。ウェブサ
イトに対して作業する間、作業エリア202は、ユーザによって為された変更をデ
ルタテーブル206で追跡する。ベーステーブル210から受け取られた情報は、その
後、情報のパス，キー，バリュー，あるいは多分ステートを変更することによっ
て修正される。一旦作業エリアがタスクを完了すると、それは、変更の記録ため
にタプルをステージングエリアに提出できる。本発明によって変更は、ベーステ
ーブル210上に記録され得る。変更は、追跡テーブル212（これはワークステーシ
ョンによって為されている変更をダイナミックに追跡する）にも記録され得る。 【００５５】 図５Ａを参照する。この図は、ステージングエリア208の、より詳細な図面で
ある。ここで作業エリアは、ウェブサイト（その中でユーザが作業している）の
スナップショットをアップデートするために、アップデート（タプルの形式で送
られた）を受け取り得る。開発システムは、例えばユーザから要求された時に、
作業エリアをアップデートするように構成され得る。好ましい実施例で、作業エ
リアへのアップデートは、提出されて、最終ウェブサイトについて承認された情
報に限定される。これは、自動的、あるいは作業エリアからの要求に応答して、
のいずれかによって為され得る。この特徴はシステムに、全ての作業エリアが同
じスナップショットを用いてウェブサイトを修正するように、一貫性を維持する
ことを許容する。図５Ｂを参照する。ここに開発サーバとベーステーブルとの間
の関係の図が示される。ベーステーブル210は、開発サーバから（例えばステー
ジングエリアから）アップデートされ得るタプル情報を含み得る。 【００５６】 図６を参照する。ここで、内部配置を追跡するための使用のための追跡テーブ
ルが示される。追跡テーブル（tracker table）は、開発システムに存在する、
テーブルのレジストリである。追跡テーブルは、例えば、ベースあるいはデルタ
テーブルのようなテーブル名，対応付けられたベーステーブル，及びアップデー
トが為された時間を追跡し得る。例えば図４に示されるように、デルタテーブル
206は、ベーステーブル210と対応付けられる。そして追跡テーブル内においても
そのように表されることになろう。追跡テーブルを用いて、ウェブコンテントに
為された全ての変更は、システムによる使用のために、メモリに維持され得る。 【００５７】 図７を参照する。ここに、本発明に従って配置アプリケーションを採用するシ
ステムのブロック図が示される。そのような配置アプリケーションが、上述のウ
ェブサイト開発と維持ソリューションとの関連で議論される。システムは、ユー
ザにデータを表示するためのディスプレー706を持つモニタ704に接続された作業
エリアコンピュータ702を含む。作業エリアコンピュータ702は、コンピュータの
内部作業（inter-workings）を制御するためのＣＰＵ708、及び、情報を他の目
的地に送るためにネットワーク711に接続されたモデム710を含む。作業エリアコ
ンピュータ702は、更に、しばしば用いられたデータを記憶するためのキャッシ
ュ712を含む。ＣＰＵ708によって制御されるメモリ714は、通常のメモリであり
得、ランダム・アクセス・メモリ（ＲＡＭ），ダイナミック・ランダム・アクセ
ス・メモリ（ＤＲＡＭ），スタチック・ランダム・アクセス・メモリ（ＳＲＡＭ
），あるいは、そこからデジタルデータを記憶して移動するように構成されるい
かなる他のメモリでも有り得る。作業エリアは、開発サーバ上に位置するディレ
クトリの集合としても（つまり、それ自身の中で（in itself）、あるいはそれ
自身の(of itself)別個のコンピュータでは無く）規定され得る。従って、作業
エリアは単に、開発コンピュータにおけるユーザがアクセスする権限（authorit
y）を持つ、ファイルの組として規定され得る。 【００５８】 もし別個のコンピュータ上であれば、コンピュータ702が通常のものであって
、種々の修正がそれに対して為され得ることが明らかとなる。また、作業エリア
コンピュータ702との通信は、ユーザによって容易にアクセスされるデータを記
憶するための、オプションのデータベース722である。データは、オプションで
データファイル723（これがユーザに、データを記憶するための、組織化された
方法を与える）に記憶され得る。メモリ714は、更なる開発と維持のために開発
サーバからコンテントを受け取るための、ウィンドウズのような通常の動作シス
テムをも含み得る。作業エリアコンピュータ702は、ユーザがデータを入力する
ことを可能とするキーボード724及びマウス726をも含み得る。 【００５９】 図７のウェブサイト構築システムは、更に、サーバ730の内部作業（inter-wor
king）を制御するためのＣＰＵ732、及び、ネットワーク712を用いてデータを移
動するためにネットワーク712に接続されたモデム734を持つ開発サーバ730を含
む。開発サーバ730は、データを表示するために使用されたテンプレートを生成
して記憶するためのテンプレートコードを含む、作業エリアソフトウェア・アプ
リケーション716を含むメモリ738を含む。これらのテンプレートは、ウェブサイ
ト上で使用されたディスプレーを規定するので、グラフィック・ユーザインター
フェース（ＧＵＩ）を持つユーザは、選択されたテンプレート・フォーマットで
表示されたデータを読むことができる。メモリ714中に記憶されるものとして、
タプルフォーマットでデータを記憶して移動するためのデータタプルコード720
も存在する。サーバ730は更に、しばしば使用されたデ−タを記憶するためのキ
ャッシュメモリ736、及び通常のメモリ738を含む。このキャッシュ736は、メモ
リ738内のソフトウェアにも存在し得る。よって、サーバ730は通常のサーバであ
ること、及び、種々の修正がそれに為され得ることが明白となる。メモリ738は
、ウェブサイトシ上で使用されることとなるテンプレートを記憶して生成するた
めのテンプレートコード740を含み得る。サーバ730は更に、データをタプルフォ
ーマッとで記憶して移動させるためのタプルコード742を含み得る。タプルコー
ドは、データを配置するように構成されたソフトウェアアプリケーションであり
得る。更に含まれるものとして、複数の作業エリアによる貢献をウェブサイトに
ステージする（staging）ためのステージングアプリケーション744が挙げられる
。ステージングアプリケーション744は、与えられたテンプレートフォーマット
でウェブサイト上にデータを表示するために、テンプレートコードとタプルコー
ドを構成できる。更に含まれるものは、開発サーバ730によってアクセスされる
べきデータを記憶するためのオプションのデータベース746である。ＩＳＰ748も
また、作業エリアコンピュータ702と開発サーバ730が、インターネット（ネット
ワーク711の他の例）を介してデータを交換することを可能とするために、図７
ののシステムに含まれ得る。データ配置デーモン（data deploy daemon）752は
、一定のトリガ事象に基づいてデータを配置するように構成されるソフトウェア
アプリケーションで有り得る。デーモンの機能は、以下により詳細に記述される
。 【００６０】 上述のようにデータ配置は、一定のシステム事象トリガに応答して、あるいは
、それに引き続いて発生し得る。そのような事象に応答して、特定の事象に従っ
て、デルタテーブルとベーステーブルはアップデートされ得る。ウェブサイト開
発システムと対応付けられ得るいくつかの事象が、表Ａに示される。デルタテー
ブルとベーステーブルは、行と列（ここに対応するデータが記憶される）で表現
される。また、テーブルが生成される時に、将来のデータに対するプレースホー
ルダー （placeholder）として動作するために空白のエリアが生成され得る。 【００６１】 表Ａ 【００６２】 本発明の一つの実施例は、特定の事象の発生（通常、貴重なデータが生成され
た時）に応じた一定の情報の配置に向けられる。ユーザが作業エリアで作業して
いる間、一定の事象が、一定のデータが特定の位置に記憶されるようにトリガー
し得る。上記の表を参照する。データテーブルへの対応する動作（action）に対
応した事象のリストが表にされる。ブランチの生成、及び作業エリアの生成のよ
うなリストされた事象が、適切な時にデルタテーブル内とベーステーブル内で動
作が起こるようにトリガーする。一旦トリガーされると、データは捕獲され、適
切な位置に記憶される。この実施例ではこれらのトリガーは、ウェブサイトを開
発（developing）あるいは維持（maintaining）する間に、アプリケーションユ
ーザがデータコンテント記録を生成した時あるいは変更した時はいつでも、デー
タコンテント記録を自動的にデータベースに配置するように同期が取られる。上
述のように、何のシステムが、ウェブサイトサーバに為された変更を制御するか
に応じて、配置は少なくとも２つの異なる多様性（variety）を持つもので有り
得る。もしクライアントアプリケーションが存在すれば、ウェブコンテントの日
々の開発と維持のための制御は、クライアントに常駐（reside）する。ステージ
ングエリアでの変更は、基本的なコンテントをアップデートするために、クライ
アントデータベースに位置するベーステーブルに移動され得る。そして、クライ
アントアプリケーションと通信する作業エリアからの変更は更なる変更（デルタ
テーブルに記憶される）を為し得る。しかしもし、別個のクライアントアプリケ
ーションが存在しないなら、制御は開発サーバに存在（reside）し、作業エリア
で為された変更（開発サーバと通信する）は、他のコンテントと統合するために
、ステージングエリア（ベーステーブルに類似する）に提出される。 【００６３】 図８を参照する。ここにウェブサイトを開発して維持するために構成されたシ
ステムの他の実施例が示される。コンテントを開発して維持するために、図７に
示されるようなワークステーション102が含まれる。開発のために一旦コンテン
トが設計されると、データ配置デーモン802は、データを適切に維持するような
やり方で、そして、ウェブサイトの開発と維持にとって有用なやり方でデータを
配置するように構成され得る。データの、データベース804内に位置するデルタ
テーブルあるいはベーステーブルのような位置への配置をトリガーするために、
あるいは、データが必要あるいは所望とされ得る種々のアプリケーション806，8
08，810への配置をトリガーするために、そのような配置に基づいて、トリガ信
号803が、デーモンに送られ得る。デーモンは、装置（その中でそれが実行され
得る）に位置するソフトウェアアプリケーションで有り得、それは単純なあるい
は複雑なハードウェアあるいはファームウェアアプリケーションであり得、ある
いは、一定の基準に従ってデータをインテリジェントに配置するように構成され
た事象サーバ（event server）で有り得る。 【００６４】 図９を参照する。ここで、いかにトリガー事象が、データの配置を改善し得る
かの例を表すフロー図が示される。ステップ901においてプロセスを開始（例え
ばワークステーションシステムを開始）した後、ステップ902でユーザは、コン
テント（コンテント自身を含む）に関連するデータを生成，修正，あるいは変更
し得る。その後、ステップ904で、コンテントに関連する事象が発生し得る。ス
テップ906で、その後信号が、データ配置デーモンに送出される（起こり得るト
リガ事象の発生を示す）。その後ステップ908で、デーモンあるいはワークステ
ーションのいずれかによって、事象が実際にトリガー事象であるか否かの判断が
為される。それがトリガー事象でなければ、ステップ901でプロセスは再度開始
するか、あるいはシステムは単に動作を継続する。もしトリガ事象が実際に発生
していれば、ステップ910で事象のタイプがその後調査される。これは、信号（
これが発生した実際の事象のタイプを示し得る）を読むことによって達成され得
る。デーモン内に、あるいはデーモンと関連して、ルックアップテーブルあるい
は、トリガー事象に応じて実行されるべきアクション項目を持つ他の類似の想致
のような機構が存在し得る。そのような装置は、表Ａに示されるもののようなテ
ーブル化された情報を含み得る。一旦事象が識別されると、事象のタイプに基づ
いてステップ912でアクション（action）が、採られ得る。 【００６５】 ステップ914において、コンテントあるいは他のデータが作業エリアからステ
ージングエリアに提出されたか否かに応じて、例えば質問が為され得る。もしこ
れが実際に起こった事象であったなら、より早期の時刻において、あるいは異な
るワークステーションによって既に提出されたかもしれない、他のバージョンか
らステージングエリアに提出された（submitted）新規のコンテントを区別する
ために、ステップ916でファイルの属性が修正され得る。ステップ918においてデ
ータはその後、特定のクライアントアプリケーション（それに対してデルタとベ
ーステーブルが対応付けられる）で規定されたベーステーブルあるいはデルタテ
ーブル内のデータベースに記憶され得る。プロセスはその後、ステップ901で、
開始点に復帰するか、あるいは多分、他のアクティビティー（activity）に進行
する。 【００６６】 依然として図９を参照する。もしステップ914でアクションが、ステージング
エリアに対する提出でないということが判断されたならば、それは、他のタイプ
のアクションをトリガーする事象で有り得る。その後、プロセスは、ステップ91
4からステップ920（ここで、他のアプリケーションに対してデータが提出された
か否かが判断される）に進み得る。もし他のアプリケーションに対してデータが
提出されていなければ、プロセスは、開始（ステップ901）に復帰し得るか、あ
るいは、他のアクティビティー（activity）に進む。もし、他のアプリケーショ
ンに対してデータが提出されていれば、多分事前に判断されたか、あるいは事前
に規定されたアプリケーション，アクションが、ステップ922で、アプリケーシ
ョンのパラメータに従って、データについて実行され得る。表Ａ内のもののよう
な情報のテーブルが、そのようなステップで利用され得る 図１０を参照する。ここで、事象サーバのようなプログラム可能な装置で具体
化された、データ配置デーモン802の一つの例が示される。デーモンは、デーモ
ンの機能を規定するか、あるいは支配するソフトウェアコードを実行するように
構成されたＣＰＵ1006を含み得る。デーモンは、ネットワーク1028あるいは他の
システムと通信するためのモデム1008を含み得る。デーモンは、ＤＳＬ，Ｔ1接
続，ワイヤレス通信，及び他の通信構成、のような他のタイプの通信メディアを
も利用し得る。デーモンは、キャッシュメモリ1009，あるいは、ＣＰＵによる容
易で迅速なアクセスのための、ソフトウェアコードの一時的な記憶のための永続
性のメモリ（図示せず）のような他のタイプのメモリをも含み得る。主メモリ10
10は、トリガ事象に従ってデータを配置するためのソフトウェアコードで構成さ
れ得る。トリガアプリケーション1012は、一定の配置あるいは他のアクションを
トリガーする、（発生し得る）特定の事象を規定する事象リスト1014で構成され
得る。主メモリは、いくらかのタイプのアクションリスト（action lists）（そ
のようなトリガー事象に応じて発生するアクションを規定する）1016をも含み得
る。例は、一つの位置から他への、データの記憶、あるいはデータの送出を含み
得る。他の例には、属性，拡張された属性，及び、システムで生成されあるいは
維持される実際のコンテント、のようなデータの修正が含まれ得る。このコード
の実行に応じてトリガ事象が、特定の事象と対応付けられたアクションを実行す
ることによって、デーモンによって応答され得る。 【００６７】 配置位置（そこに対してデータが送出される）を規定するために、配置位置に
関連する、配置位置ソフトウェアコードあるいはデータ1018もまた、デーモン80
2に含まれ得る。データが特定の目的地に配置されるようにするトリガー事象に
応じて、ＣＰＵはそのようなコードを実行し得る。配置コードは、そのような、
データを配置するために採られるべきパスを規定し得る。配置制御ソフトウェア
コードあるいはデータ1020もまた、図９に示される機能フロー図に関連して説明
されたもののような、配置の他の制御面を規定するためにメモリ1010に含まれ得
る。 【００６８】 配置ログソフトウェアコードあるいはデータ1022は、配置の詳細の記録を維持
するように構成され得る。記録は、いつ配置が起こったかの時間と日にち，配置
のソースと目的地位置，及び、ウェブサイトあるいは他の類似のアプリケーショ
ンの開発と維持のために構成されたアプリケーションにおいて有用でありうる配
置に関連する他の情報，を含み得る。ＣＰＵによって実行された時に、そのよう
なコードは、そのようなログを有用なやり方で記録するように構成され得る。 【００６９】 ファイル記憶1024は、コンテント，属性，拡張された属性，及び他のデータを
記憶するために主メモリ1010に含まれ得る。データベース1026は、配置用にそし
て他の機能のために、データを記憶して検索するためにデーモン802によっても
アクセス可能である。主メモリ1010あるいはデータベース1026のいずれかが、デ
ーモンが採用されるシステムで用いるためのデータの記憶と検索のために、その
ようなデーモンによって使用され得る。 【００７０】 一般的に本発明は、専用のプロセッサ，ブラウザの要求を受け取りルーティン
グするように構成されたウェブサーバ，アプリケーションサーバ，ステートサー
バ（state server），及び、お互いの間で通信するように構成され、一つあるい
はそれ以上のネットワークに接続され得る、他のタイプのコンピュータプロセッ
サ（ローカルエリアネットワーク（ＬＡＮ），イントラネット，及びインターネ
ットを含む）の利用を含み得る。しかし、当業者によって、そのようなそのよう
な装置とシステムの具体化は、本発明の利用の、数少ない説明の一部に過ぎない
であること、及び、本発明は、一つあるいはそれ以上のネットワークが関連する
場合でのデータの効率的なルーティングと処理であるような多くの他のアプリケ
ーションで、より大きな応用可能性と利用性を持ち得ること、が理解されるであ
ろう。本発明の精神と視野から離れること無しに、そのようなアプリケーション
のために本発明を具体化する均等な構造が構成され得る。コンピュータシステム
あるいはネットワークのユーザの間でデータを交換するための装置とシステムと
の関係でこの実施例が記載され図示されて来たが、本発明は、類似の特徴が有用
である他のアプリケーションまで広がる。本発明は、設計され、コンピュータ上
で具体化された、パーソナルコンピュータ，アプリケーションサーバ，ステート
サーバ，あるいはインターネット・ウェブサーバを含み得、本発明を実施するた
めに他のコンピュータと通信するためのネットワークに接続され得る。本発明に
従って動作するように構成されたシステムは、個々のモデムあるいは、ワイヤレ
ス通信のような他の通信手段を介してインターネットに接続された複数のパーソ
ナルコンピュータを含み得る。 【００７１】 本発明は、マイクロプロセッサのようなコンピュータプロセッサによって実行
される多くの機能にも関連し得る。マイクロプロセッサは、特定のタスクを規定
する、機械読取り可能なソフトウェアコードを実行することによって特定のタス
クを実行するように構成された、特定化あるいは専用化されたマイクロプロセッ
サであり得る。マイクロプロセッサは、動作して、他の装置（直接メモリアクセ
スモジュール，メモリ格納装置，インターネット関連ハードウェア，及び本発明
によるデータの送出と関連する他の装置のようなもの）と通信するようにも構成
され得る。ソフトウェアコードは、Java,C++,XML(Extensible Mark-up Language
)及び、本発明に関連する機能的動作（functional operations）を遂行すること
が要求される装置の動作に関連する関数（function）を定義するために使用され
得る他の言語のようなソフトウェアフォーマットを用いて構成され得る。コード
は、異なるフォーム（forms）及びスタイル（その多くは当業者に既知のもの）
で書かれ得る。ソフトウェアプログラムの、異なるコードフォーマット，コード
構成，スタイル，及びフォーム、及び、本発明に従ってマイクロプロセッサの動
作を定義するためにコードを構成する他の手段は、添付の特許請求の範囲によっ
て規定される本発明の精神と視野から離れるものではない。 【００７２】 本発明を利用するコンピュータサーバのような、異なるタイプのコンピュータ
の中で、本発明に従って機能を実行する間に、情報を記憶し、検索するための、
異なるタイプのメモリ装置が存在する。キャッシュメモリ装置は、中央処理ユニ
ットによる、頻繁に記憶されて検索される情報の便利な記憶場所としての使用の
ために、そのようなコンピュータにしばしば含まれる。同様に永続的メモリもま
た、中央処理ユニットによって頻繁に検索されるが、キャッシュメモリとは異な
り永続的メモリ内ではさほど頻繁には変更されない情報を維持するために、その
ようなコンピュータとともに使用される。主メモリもまた、データとソフトウェ
アアプリケーション（中央処理ユニットによって実行されたときに本発明による
機能を実行するように構成される）のような、より大きな量の情報を記憶して検
索するために通常含まれる。これらのメモリ装置は、ランダムアクセスメモリ（
ＲＡＭ），スタチックランダムアクセスメモリ（ＳＲＡＭ），ダイナミックラン
ダムアクセスメモリ（ＤＲＡＭ），フラッシュメモリ，及び、情報を記憶して検
索するために中央処理ユニットによってアクセスされ得る他のメモリ記憶装置と
して構成され得る。本発明は、いかなる特定のタイプのメモリ装置にも限定され
ないし、これらのメモリ装置から、そしてこれらのメモリ装置へ、それぞれ情報
を記憶して検索するための、いかなる共通に用いられるプロトコルにも限定され
ない。 【００７３】 装置及び方法は、ソフトウェアアプリケーション内で、そしてソフトウェアア
プリケーションの動作と同期を取って、データを自動的に配置するための方法及
び装置を含む。インターネットウェブサイトの開発のためのソフトウェアアプリ
ケーションとの関連でこの実施例が説明され図示されてきたが、本発明の視野は
、データソースあるいは目的地かのいずれかにおけるデータの維持が有用である
ような他のアプリケーションまで拡張される。更に、以上の説明は本発明の特定
の実施例を参照して為された一方、これらは、本発明の説明目的に過ぎないこと
、及び、本発明（その視野が以後なされる、本出願に基づく優先権を主張する特
許出願で規定される）の原理から離れること無しに、これらの実施例に対して変
更が為され得ることが理解される。 【図面の簡単な説明】 【図１】 本発明によるウェブ開発ためのコンピュータネットワークシステム。 【図２】 本発明による開発システム。 【図３】 本発明による開発システム。 【図４】 本発明による開発システム。 【図５Ａ】 本発明による開発システム。 【図５Ｂ】 本発明による開発システム。 【図６】 本発明よる追跡テーブル（tracker table）。 【図７】 本発明による開発システム。 【図８】 本発明による開発システム。 【図９】 本発明による配置技術の動作のためのフローチャート。 【図１０】 本発明による配置のために使用される要素のブロック概略図。

【手続補正書】 【提出日】平成１４年１２月１０日（２００２．１２．１０） 【手続補正１】 【補正対象書類名】明細書 【補正対象項目名】特許請求の範囲 【補正方法】変更 【補正の内容】 【特許請求の範囲】 【請求項１】 ウェブサイトの使用及び運用中に、ウェブサイト開発及び維
持のアプリケーションに関連して、異なるソースからの一定の事象の発生に基づ
いて、データを自動的に検索して、目的地に配置するように構成された検索機構
、及び、 事象の発生に基づいて、ユーザに透明なやり方でデータを記憶するように構成
された記憶機構、 を備える、コンピュータネットワーク内でデータを自動的に配置するためのシ
ステム。 【請求項２】 ウェブサイト内での使用のための一つあるいはそれ以上の作 業エリア内からのウェブコンテントを生成及び維持するように構成されたウェブ コンテントの開発と維持のためのシステムにおける使用のための、事象の発生に 応じて、コンピュータネットワーク内でデータを自動的に配置するためのシステ ムであって、 ウェブサイト上に表示されるべきウェブコンテント，及び他の関連データ，を 開発するために構成された開発サーバ、及び、 開発サーバから信号を受け取るために構成された配置デーモンであって、当該 信号がデータが配置されることを引き起こし得るトリガ事象の発生を示し、その ようなトリガ事象の発生に応じて、データを自動的に目的地に配置するために構 成されたデーモン、 を備えるシステム。 【請求項３】 上記配置デーモンが、事象がトリガ事象か否かを確認するた めに，そして上記トリガ事象に応じて動作を実行するために，構成されたソフト ウェアコードを含む、 請求項２に記載のシステム。 【請求項４】 上記配置デーモンが、事象がトリガ事象か否かを確認するた めに，そして所定のパラメータに従って上記トリガ事象に応じてデータを配置す るために，構成されたソフトウェアコードを含む、 請求項２に記載のシステム。 【請求項５】 上記配置デーモンが、事象がトリガ事象か否かを確認するた めに，そして上記トリガ事象に応じてデータを配置するために，構成されたソフ トウェアコードを含む、 請求項２に記載のシステム。 【請求項６】 上記配置デーモンが、事象がトリガ事象か否かを確認するた めに，パラメータに従って上記トリガ事象に応じてデータを配置するために，そ してデータを配置する前に配置されるべきデータについての動作を実行するため に，構成されたソフトウェアコードを含む、 請求項２に記載のシステム。 【請求項７】 上記配置デーモンが、事象がトリガ事象か否かを確認するた めに，そしてシステムの作業エリアで発生する変更を記録するテーブルを更新す るために，構成されたソフトウェアコードを含む、 請求項２に記載のシステム。 【請求項８】 上記配置デーモンが、事象がトリガ事象か否かを確認するた めに，システム作業エリアで維持されているウェブサイトのスナップショットを 表すベーステーブルを更新するために，構成されたソフトウェアコードを含む、 請求項２に記載のシステム。 【請求項９】 上記配置デーモンが、事象がトリガ事象か否かを確認するた めに，そしてトリガ事象に応じて、ウェブサイトに関連する拡張された属性を記 録するベーステーブルを更新するために，構成されたソフトウェアコードを含む 、 請求項２に記載のシステム。 【請求項１０】 上記配置デーモンが、事象がトリガ事象か否かを確認する ために，そしてトリガ事象に応じて、作業エリアで為されたウェブサイトコンテ ント及び関連情報への変更を表すデルタテーブルを更新するために，構成された ソフトウェアコードを含む、 請求項２に記載のシステム。 【請求項１１】 請求項２に記載のシステムであって、 上記配置デーモンが、事象がトリガ事象か否かを確認するために構成されたソ フトウェアコードを含み、 上記システムが更に、 作業エリアで為されたウェブサイトコンテント及び関連情報への変更を表すデ ルタテーブル、及び、 ウェブサイトに関連する拡張された属性を記録するベーステーブル、 を備え、 トリガ事象に応じて、上記システムが、上記デルタテーブル及びベーステーブ ルを更新するために構成される、 システム。 【請求項１２】 請求項２に記載のシステムであって、 上記配置デーモンが、事象がトリガ事象か否かを確認するために構成されたソ フトウェアコードを含み、 上記システムが更に、 作業エリアで為されたウェブサイトコンテント及び関連情報への変更を表すデ ルタテーブル、 ウェブサイトに関連する拡張された属性を記録するベーステーブル、 及び、ワークステーションによって為される変更を動的に追跡するために構成 された追跡テーブル、 を備え、 トリガ事象に応じて、上記システムが上記デルタテーブル及びベーステーブル を更新するために構成される、 システム。 【請求項１３】 請求項２に記載のシステムであって、 上記配置デーモンが、事象がトリガ事象か否かを確認するために構成されたソ フトウェアコードを含み、 上記システムが、クライアント・アプリケーションと対応付けられたベーステ ーブルへの更新を配置するために構成され、 上記ベーステーブルが、作業エリアでウェブサイト及び関連情報に為された変 更を表し、 上記システムが更に、 ワークステーションによって為される変更を動的に追跡するために構成された 追跡テーブル、 を備える、 システム。 【請求項１４】 上記システムが、トリガ事象に応じて、上記ベーステーブ ルを更新するために構成される、 請求項１３に記載のシステム。 【請求項１５】 請求項２に記載のシステムであって、 上記配置デーモンが、事象がトリガ事象か否かを確認するために構成されたソ フトウェアコードを含み、そして、 上記システムが、クライアント・アプリケーションと対応付けられたベーステ ーブルへの更新を配置するために構成され、 上記ベーステーブルが、作業エリアでウェブサイトコンテント及び関連情報に 為された変更を表し、 上記システムが更に、 ワークステーションによって為される変更を動的に追跡するために構成された 追跡テーブル、及び、 作業エリアでウェブサイトコンテント及び関連情報に為された変更を表す上記 クライアント・アプリケーションと対応付けられたデルタテーブル、 を備える、 システム。 【請求項１６】 上記システムが、トリガ事象に応じて、上記ベーステーブ ルを更新するために構成される、請求項１５に記載のシステム。 【請求項１７】 作業エリアからの上記データの記憶がトリガ事象であり、 上記配置デーモンが、そのような記憶が発生したか否かを確認するために，及び そのような記憶に応じて動作を実行するために，構成されたソフトウェアコード を含む、請求項２に記載のシステム。 【請求項１８】 データの上記記憶が、ウェブコンテントの記憶を含む、請 求項１７に記載のシステム。 【請求項１９】 データの上記記憶が、メタデータの記憶を含む、請求項１ ７に記載のシステム。 【請求項２０】 データの上記記憶が、拡張された属性の記憶を含む、請求 項１７に記載のシステム。 【請求項２１】 ウェブサイトでの使用のための一つあるいはそれ以上の作 業エリア内からのウェブコンテントの生成及び維持のために構成されたウェブコ ンテントの、開発及び維持のためのシステムでの使用のための、事象の発生に応 じてコンピュータネットワーク内でデータを自動的に配置する方法であって、 作業エリアでウェブサイトコンテントを開発し、 事象の発生に応じて、作業エリア内の進捗中のデータを自動的に検索し、当該 事象がウェブサイト出版アプリケーションと対応付けられた複数のソースの一つ から生成され得るものであり、そして、 上記事象に応じて所定の動作を実行する、 ステップを含む方法。 【請求項２２】 事象がトリガ事象か否かを確認し、当該トリガ事象に応じ て動作を実行するステップを更に含む、請求項２１に記載の方法。 【請求項２３】 事象がトリガ事象か否かを確認し、そして、 所定のパラメータによって、当該トリガ事象に応じてデータを配置する、 ステップを更に含む請求項２１に記載の方法。 【請求項２４】 事象がトリガ事象か否かを確認し、そして、 当該トリガ事象に応じてデータを配置する、 ステップを更に含む、請求項２１に記載の方法。 【請求項２５】 事象がトリガ事象か否かを確認し、 パラメータに応じて、当該トリガ事象に応じてデータを配置し、そして、 データを配置する前に、配置されるべきデータについて動作を実行する、 ステップを更に含む、請求項２１に記載の方法。 【請求項２６】 事象がトリガ事象か否かを確認し、そして、 システムの作業エリアで発生する変更を記録するテーブルを更新する、 ステップを更に含む、請求項２１に記載の方法。 【請求項２７】 事象がトリガ事象か否かを確認し、そして、 システムの作業エリアで維持されているウェブサイトのスナップショットを表 すベーステーブルを更新する、 ステップを更に含む、請求項２１に記載の方法。 【請求項２８】 事象がトリガ事象か否かを確認し、そして、 トリガ事象に応じて、ウェブサイトに関連する拡張された属性を記録するベー ステーブルを更新する、 ステップを更に含む、請求項２１に記載の方法。 【請求項２９】 事象がトリガ事象か否かを確認し、そして、 トリガ事象に応じて、作業エリアで為されたウェブサイト・コンテント及び関 連情報への変更を表すデルタテーブルを更新する、 ステップを更に含む、請求項２１に記載の方法。 【請求項３０】 トリガ事象に応じてデルタテーブル及びベーステーブルを 更新し、 事象がトリガ事象か否かを確認する、 ステップを更に含み、 上記デルタテーブルが作業エリアでウェブサイト・コンテント及び関連情報に 為された変更を表し、上記ベーステーブルがウェブサイトに関連する拡張された 属性を記録する、 請求項２１に記載の方法。 【請求項３１】 トリガ事象に応じてデルタテーブル及びベーステーブルを 更新し、 追跡テーブルを更新し、そして、 事象がトリガ事象か否かを確認するステップを更に含み、 上記デルタテーブルが作業エリアで為されたウェブサイト・コンテント及び関 連情報への変更を表し、上記ベーステーブルがウェブサイトに関連する拡張され た属性を記録し、上記追跡テーブルが、ワークステーションによって為されてい る変更を動的に追跡する、 請求項２１に記載の方法。 【請求項３２】 事象がトリガ事象か否かを確認し、そして、 更新を、クライアント・アプリケーションに対応付けられたベーステーブルに 配置し、当該ベーステーブルが、作業エリアでウェブサイト・コンテント及び関 連情報に為された変更を表すものであり、そして、 追跡テーブルでワークステーションによって為されている変更を動的に追跡す る、 ステップを更に含む、請求項２１に記載の方法。 【請求項３３】 トリガ事象に応じて上記ベーステーブルを更新するステッ プを更に含む、請求項３２に記載の方法。 【請求項３４】 事象がトリガ事象か否かを確認し、そして、 クライアント・アプリケーションと対応付けられたベーステーブルへの更新を 配置し、当該ベーステーブルが、作業エリアでウェブサイト・コンテント及び関 連情報に為された変更を表すものであり、 追跡テーブルについてワークステーションによって為されている変更を動的に 追跡し、そして、 作業エリアでウェブサイト・コンテント及び関連情報に為された変更を表す上 記クライアント・アプリケーションと対応付けられたデルタテーブルを更新する 、 ステップを更に含む、請求項２１に記載の方法。 【請求項３５】 トリガ事象に応じて上記ベーステーブルを更新するステッ プを更に含む、請求項３４に記載の方法。 【請求項３６】 請求項２１に記載の方法において、作業エリアからのデー タの記憶が事象であり、当該方法が、 そのような記憶が発生したか否かを確認し、 そのような記憶に応じて動作を実行する、 ステップを更に含む方法。 【請求項３７】 上記データの記憶がウェブコンテントの記憶を含む、請求 項３６に記載の方法。 【請求項３８】 上記データの記憶がメタデータの記憶を含む、請求項３６ に記載の方法。 【請求項３９】 上記データの記憶が拡張された属性の記憶を含む、請求項 ３６に記載の方法。 【請求項４０】 所定の動作を実行するステップが更に、 検索されたウェブコンテントを記憶位置に送出し、そして、 上記検索されたウェブコンテントを上記記憶位置に記憶する、 ステップを含む請求項２１に記載の方法。 【請求項４１】 所定の動作を実行するステップが更に、 上記ウェブコンテントを修正し、 上記検索されたデータを記憶位置に送出し、そして、 検索されたウェブコンテントを上記記憶位置に記憶する、 ステップを含む、請求項２１に記載の方法。 【請求項４２】 所定の動作を実行するステップが更に、 上記ウェブコンテントの拡張された属性を修正し、 上記検索されたデータを記憶位置に送出し、そして、 検索されたウェブコンテントを上記記憶位置に記憶する、 ステップを含む、請求項２１に記載の方法。 【請求項４３】 所定の動作を実行するステップが更に、上記検索されたデ ータを所定の位置に配置するステップを含む請求項２１に記載の方法。 【請求項４４】 所定の動作を実行するステップが更に、上記検索されたデ ータを複数の所定の位置の１つに配置するステップを含む請求項２１に記載の方 法。 【請求項４５】 所定の動作を実行するステップが更に、上記検索されたデ ータを複数の所定のソフトウェア・アプリケーションの１つに配置するステップ を含む、請求項２１に記載の方法。 【請求項４６】 所定の動作を実行するステップが、上記検索されたデータ を、データベースのような記憶位置に配置するステップを更に含む、請求項２１ に記載の方法。 【請求項４７】 ウェブサイト出版アプリケーションでの使用のために、作 業エリアから生成されているウェブサイトコンテント，及び、作業エリアから為 されているウェブコンテントの進捗中の変化，を自動的に検索及び配置する方法 を実行するために構成された、ウェブコンテントの配置及び維持のためのシステ ムであって、 ウェブサイト・コンテントが開発及び維持されている間に作業エリアの動作を モニタするために構成されたサーバモニタ、 作業エリア内から配置されたウェブコンテントの、進捗中の変更，及び進捗中 の開発，を電子的に記憶するために構成されたキャッシュメモリ、及び、 検索されたウェブコンテントをある位置に記憶するために構成されたデータ配 置デーモンであって、当該データ配置デーモンが、上記ウェブサイト出版アプリ ケーションの動作で発生する事象を含む事象のリストを含み，更に動作リストを 含む、トリガ・アプリケーションを含むものであり、特定の事象の発生が、採ら れるべき特定の動作を応答として引き起こす、当該データ配置デーモン、 を備えるシステム。

───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 ＥＰ(ＡＴ，ＢＥ，ＣＨ，ＣＹ， ＤＥ，ＤＫ，ＥＳ，ＦＩ，ＦＲ，ＧＢ，ＧＲ，ＩＥ，Ｉ Ｔ，ＬＵ，ＭＣ，ＮＬ，ＰＴ，ＳＥ，ＴＲ)，ＯＡ(ＢＦ ，ＢＪ，ＣＦ，ＣＧ，ＣＩ，ＣＭ，ＧＡ，ＧＮ，ＧＷ， ＭＬ，ＭＲ，ＮＥ，ＳＮ，ＴＤ，ＴＧ)，ＡＰ(ＧＨ，Ｇ Ｍ，ＫＥ，ＬＳ，ＭＷ，ＭＺ，ＳＤ，ＳＬ，ＳＺ，ＴＺ ，ＵＧ，ＺＷ)，ＥＡ(ＡＭ，ＡＺ，ＢＹ，ＫＧ，ＫＺ， ＭＤ，ＲＵ，ＴＪ，ＴＭ)，ＡＥ，ＡＧ，ＡＬ，ＡＭ， ＡＴ，ＡＵ，ＡＺ，ＢＡ，ＢＢ，ＢＧ，ＢＲ，ＢＹ，Ｂ Ｚ，ＣＡ，ＣＨ，ＣＮ，ＣＲ，ＣＵ，ＣＺ，ＤＥ，ＤＫ ，ＤＭ，ＤＺ，ＥＥ，ＥＳ，ＦＩ，ＧＢ，ＧＤ，ＧＥ， ＧＨ，ＧＭ，ＨＲ，ＨＵ，ＩＤ，ＩＬ，ＩＮ，ＩＳ，Ｊ Ｐ，ＫＥ，ＫＧ，ＫＰ，ＫＲ，ＫＺ，ＬＣ，ＬＫ，ＬＲ ，ＬＳ，ＬＴ，ＬＵ，ＬＶ，ＭＡ，ＭＤ，ＭＧ，ＭＫ， ＭＮ，ＭＷ，ＭＸ，ＭＺ，ＮＯ，ＮＺ，ＰＬ，ＰＴ，Ｒ Ｏ，ＲＵ，ＳＤ，ＳＥ，ＳＧ，ＳＩ，ＳＫ，ＳＬ，ＴＪ ，ＴＭ，ＴＲ，ＴＴ，ＴＺ，ＵＡ，ＵＧ，ＵＳ，ＵＺ， ＶＮ，ＹＵ，ＺＡ，ＺＷ (72)発明者 コッチレーン ケヴィン アメリカ合衆国 カリフォルニア州 94089 サニーヴェイル イレヴンス ア ベニュー 803 (72)発明者 クアン ビル アメリカ合衆国 カリフォルニア州 94089 サニーヴェイル イレヴンス ア ベニュー 803 (72)発明者 パーク ブリット アメリカ合衆国 カリフォルニア州 94089 サニーヴェイル イレヴンス ア ベニュー 803 Ｆターム(参考） 5B076 DD06 5B082 CA18 HA03

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 【請求項１】 ウェブサイトの使用及び運用中に、ウェブサイト開発及び維
   持のアプリケーションに関連して、異なるソースからの一定の事象の発生に基づ
   いて、データを自動的に検索して、目的地に配置するように構成された検索機構
   、及び、 事象の発生に基づいて、ユーザに透明なやり方でデータを記憶するように構成
   された記憶機構、 を備える、コンピュータネットワーク内でデータを自動的に配置するためのシ
   ステム。