JPH1132561A - 脱穀機の機側カバー構造 - Google Patents

脱穀機の機側カバー構造

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JPH1132561A
JPH1132561A JP19256797A JP19256797A JPH1132561A JP H1132561 A JPH1132561 A JP H1132561A JP 19256797 A JP19256797 A JP 19256797A JP 19256797 A JP19256797 A JP 19256797A JP H1132561 A JPH1132561 A JP H1132561A
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JP
Japan
Prior art keywords
machine
side cover
threshing machine
engaging
threshing
Prior art date
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Pending
Application number
JP19256797A
Other languages
English (en)
Inventor
Katsumi Kurihara
克己 栗原
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Agricultural Machinery Co Ltd
Original Assignee
Mitsubishi Agricultural Machinery Co Ltd
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Publication date
Application filed by Mitsubishi Agricultural Machinery Co Ltd filed Critical Mitsubishi Agricultural Machinery Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 機側カバーを脱穀機枠に対し簡単且つ的確に
固定すると共に、脱穀部の側面を広く開放してメンテナ
ンス作業を能率よく行うことができる脱穀機の機側カバ
ー構造を提供する。 【解決手段】 フィードチェン5の側方を覆う機側カバ
ー6を、脱穀機枠30の前後部に設けた係合部31a,
36aに、前側の固定具8と後側の固定具8aを介して
係脱可能に固定するようにした脱穀機において、前記前
側の固定具8側に長いガイド片90を有する係止片9を
設けると共に、後側の固定具8a側の下方にフック片9
1を有する係止片9dを設け、両係止片9,9dを前後
の係合部31a,36aに係合させた状態で固定具8,
8aを固定することにより機側カバー6を取付ける機側
カバー構造にしている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、脱穀機の機側カバ
ー構造に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、コンバイン等に搭載される脱穀機
のフィードチェンの傾斜に合わせて側方を覆う機側カバ
ーは、脱穀機枠の前後部から突設させた係合部に対し、
機側カバーの前側と後側に設けた固定具を介して係脱可
能に固定することにより、フィードチェン及び脱穀機内
部の掃除或いは修理や点検等のメンテナンス作業を行う
際に、上記機側カバーを固定具を操作して取り外し機側
を広く開放させてメンテナンス作業を行うように構成さ
れている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】然し、上記従来のよう
な構成による脱穀機の機側カバー構造は、機側カバーの
固定具が係合する係合部を脱穀機枠の外側面に直接的に
突設しているので、メンテナンス作業時に側面に突出す
る係合部が邪魔になり作業に支障をきたしたり、身体が
係合部に接触する等の不具合を生じさせる等の欠点があ
る。また、特に小型の脱穀機においては、機側カバーの
高さ巾が特に前側で巾狭になると共に、前側と後側の固
定具との間隔(スパン)を大きくとることが困難にな
り、機側カバーを安定よく取付固定することができない
と共に、係合部を形成するための構造が複雑化しコスト
高になる等の問題がある。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に本発明の脱穀機の機側カバー構造は、第1に、フィー
ドチェンの側方を覆う機側カバーを、脱穀機枠の前後部
に設けた係合部に、前側の固定具と後側の固定具を介し
て係脱可能に固定するようにした脱穀機において、前記
前側の固定具側に固定具を係合部へ案内する長いガイド
片を有する係止片を設けると共に、後側の固定具側の下
方にフック片を有する係止片を設け、両係止片を前後の
係合部に係合させた状態で各固定具を固定することによ
り、機側カバーを取付けるように構成したことを特徴と
している。
【0005】第2に、前側の係合部を、フィードチェン
の始端部を覆う側面カバーに設けることを特徴としてい
る。
【0006】第3に、後側の係合部を、フィードチェン
の後方に形成される空間部に設けることを特徴としてい
る。
【0007】
【発明の実施の形態】本発明の一実施形態を図面に基づ
いて説明する。図1において、1はクローラ式の走行装
置1aを有する機台1bの前部側に刈取部2を設け、こ
の後方に本発明に係わる機側カバー構造を備えた脱穀機
3を在来の構成を以て搭載したコンバインであり、この
脱穀機3は、扱室の扱口3aに沿ってフィードチェン
(無端帯)5を前後方向に張設し、刈取部2で刈り取ら
れた穀稈を搬送装置2aから継送して扱室内に供給し脱
穀を行うようにしている。
【0008】また、上記フィードチェン5は図2,図3
に示すように、脱穀機枠(機壁)30の扱口側に前下り
状に横設したフィードチェンフレーム32の前後に軸支
する従動輪50,51に巻掛けて、搬送面を前傾姿勢に
すると共にフィードチェンフレーム32の始端部に巻き
付き防止用の側面カバー31を設けて上記フィードチェ
ン5の始端側面を覆うようにしている。上記フィードチ
ェン5は、上部側の穀稈搬送面を該フィードチェン5及
び脱穀機枠30の側面を覆う後述する上カバー(機側カ
バー)6の上縁から露出させた状態で、非搬送側の中途
部を駆動輪52に張架して回転駆動させるようにしてい
ると共に、フィードチェン5の上記搬送面側に脱穀機枠
30の扱口3aの上側で弾性支持される挟持レール53
を対設している。
【0009】そして、この脱穀機3は、フィードチェン
5の傾斜に合わせその側面及び脱穀機枠30後方側の側
面を図示する形状、即ち前側の高さ巾を巾狭となし且つ
後側の高さ巾を広巾に形成した上カバー6で開閉可能に
覆うと共に、フィードチェン5の下方側の機側を下カバ
ー7で開閉可能に覆う機側カバー構造にしており、これ
により、フィードチェン5及び機側の伝動機構並びに扱
網等の点検,修理,交換等のメンテナンス作業を行い易
くしている。33は、フィードチェン5の後部において
基部が脱穀機枠3に取着され、排藁通路を迂回するよう
に逆コ字状に湾曲させて、上辺部で排藁部の天板カバー
35等を取付支持する支持フレームである。
【0010】次に前記機側カバー構造について説明す
る。先ず上カバー6は、図2〜図4に示すように、その
内側面の前後に後述する係合杆(係合部)31aと36
aとに係脱操作可能に係合する、操作片80付のロック
爪81を有する公知の構成からなる固定具(固定部)8
と8aを埋込み状に設けると共に、各固定具8,8aの
側方に係合溝9M付の係止片9と9aをそれぞれ突設し
ている。また、上記固定具8aの下方には所定の支持間
隔を有して係止片9aと同形状の係止片9cと、係合溝
9Mの上部から先端に向けて下向きに屈曲させたフック
片91を形成した係止片9dを全前後方向に突設してい
る。
【0011】そして、上記係止片9の係合溝9Mの上部
には下片より長く突出させたガイド片90を設けること
により、上カバー6を装着する際に、前記係止片9dの
フック片91を係合杆36bに先端部を引っかけた状態
となし、これを支点として上記ガイド片90を係合杆3
1aに載せかけて上カバー6の前後を安定よく仮支持さ
せることを可能にすると共に、長いガイド片90によっ
て前側の固定具8を係合杆31aに的確に案内し、これ
により各係止片9,9c,9dの係合溝9M内に係合杆
31a,36bを確実且つ速やかに係合させて、該係合
杆31a,36bを各固定具8,8aで係止することが
でき、上カバー6の取付作業を簡単且つ能率よく行うこ
とができるようにしている。
【0012】また、前出の係合杆36a,36bは一本
の棒杆材を側面視で逆コ字状に屈曲して形成しており、
両者の中途部を板状の連杆36cで連結補強することに
よって上カバー6の取付具(取付部)36になし、且
つ、該取付具36の後部を前記支持フレーム33に着脱
自在に取付固定することにより、フィードチェン5の後
方に形成される空間部位に上下の係合杆36a,36b
を簡潔で剛性の高い構成を以て垂設している。
【0013】一方、前出の係合杆31aはフィードチェ
ンフレーム32の前部に設けた側面カバー31の後端で
上カバー6と重合する部位に後方に向けて突設すること
により、前記取付具36との前後間隔を可及的に大きく
とるようにし、固定具8と固定具8aとを充分な前後距
離(スパン)を有して上カバー6に設置させることがで
き、該上カバー6を脱穀機枠30に安定よく取付固定す
ることができるようになり、小型の脱穀機の上カバー
(機側カバー)においても充分な上記のスパンを確保し
て好適化することができるものである。従って、上記構
成からなる上カバー6は、従来の脱穀機枠の外側面から
係合部を突設したもののように、メンテナンス作業時に
側面に突出する係合部に邪魔されてメンテナンス作業に
支障をきたしたり、身体が係合部に接触する等の不具合
を生じさせることなく、脱穀機枠の側面を広く開放する
ことができ、また係合部を形成するために構造を複雑化
させることなく簡潔で廉価な構成になるようにしてい
る。
【0014】次に、図2,図3を参照し下カバー7の取
付構造について説明する。この下カバー7は、断面視逆
L字状で前後長さを略扱室巾に形成し、その前後部に前
述の上カバー6のものと同様な固定具7a,7b及び係
止片7cを設け、これらを脱穀機枠3から突設された係
合杆37に係脱可能に係合固定するようにしていると共
に、下カバー7の下部側には係合溝7M付の取付片70
を設け、該取付片70を機台1b側に設けた係合杆10
に係脱可能に係止するようにしている。これにより、下
カバー7は、その上下を上カバー6の取付けと同様に係
合杆10及び37に対し着脱可能に取付固定をすること
ができる。尚、係合杆10はその前端部を機台1bに立
設した取付片11の通孔内に挿通させた状態で、その中
途部を機台1bから側方に突出しているフレーム杆12
に取付ネジ13を以て着脱可能に取付固定している。
【0015】本発明は以上のように構成したことによ
り、上カバー6の取付けを行う際には図3に点線で示す
ように、先ず後方の係止片9aのフック片91を係合杆
36bに引っ掛けた状態になして、前方の係止片9の長
いガイド片90を係合杆31a上に載せかけて上カバー
6の下方の位置決めをしたのち、上カバー6を係合杆3
31a,6bを支点に矢印方向に回動させてこれを機体
側に向けて押動すると、前側の固定具8は長いガイド片
90によって係合杆31aを係止する適正位置に案内さ
れ、これによって固定具8のロック爪81が内部に設け
られたスプリング圧に抗して係合杆31aを噛み込み、
係止片9の係合溝9Mとの間でこれを的確に挟持固定す
ることができて、上カバー6の前部側を良好に固定する
ことができる。
【0016】また、上カバー6の後部側は、係止片9
c,9dの係合溝9Mを係合杆36bに噛合させること
により下部側の固定が簡単且つ確実に行われるものであ
り、この状態において上部を下部の係合杆31a,36
bを支点に回動し係止片9aを係合杆36aに係合させ
ながら押圧すると、固定具8aが係合杆36aを噛み込
み固定することができる。以上の操作によって、上カバ
ー6はその前後及び上下を係合杆31a並びに取付具3
6に安定よく簡単に取付固定することができるものであ
る。また、上カバー6を取り外す場合には、前述と逆な
手順を以て行うことにより、上カバー6を係合杆31a
及び36bを仮支持部材となして簡単且つ速やかに取り
外すことができると共に、脱穀部3の側面を広く開放す
ることができるから、脱穀部内部の清掃や点検並びにフ
ィードチェン5の交換等のメンテナンス作業を能率よく
容易に行うことができる。
【0017】
【発明の効果】本発明は以上のように構成したので次の
ような効果を奏することができる。機側カバーの取付け
を行う際に、後側の係止片のフック片を係合部に引っ掛
けると共に、前側の係止片の長いガイド片を係合部に載
せかけることにより、機側カバーの下方側の仮支持と位
置決めを容易に行うことができると共に、固定具による
固定操作を確実に行うことができて、機側カバーを脱穀
機枠に対し簡単且つ的確に固定することができる。ま
た、機側カバーを取り外す際には、前述と逆な手順を以
て機側カバーを係合部を仮支持部材となして側方に回動
させながら簡単且つ速やかに取り外すことができるの
で、脱穀部の側面を広く開放して内部の清掃や点検並び
にフィードチェンの交換等のメンテナンス作業を能率よ
く容易に行うことができる。
【0018】また、前側の係合部は、フィードチェンの
始端部を覆う側面カバーに兼ねて構成することにより、
前側の固定具と後側の固定具とに充分な前後距離を設け
ることができるので、小型の脱穀機における機側カバー
のように前側の高さ巾が狭い場合でも、機側カバーを脱
穀機枠に安定よく取付固定することができる。
【0019】さらに、後側の係合部を、フィードチェン
後方の空間部に設けることにより、フィードチェンの後
方に形成される空間部位を利用して機側カバーの後方部
を安定よく取付固定することができる。
【0020】従って、係合部を脱穀機枠の外側面に突設
した従来の脱穀機のように、メンテナンス作業を行う際
に、係合部に邪魔されてメンテナンス作業に支障をきた
したり、身体が係合部に接触する等の不具合を生じさせ
ることなく、脱穀機枠の側面を広く開放することがで
き、また係合部を形成するために構造を複雑化させるこ
となく簡潔で廉価な機側カバー構造にすることができる
と共に、小型の脱穀機における機側カバーに対しても好
適な機側カバー構造にすることができる等の利点があ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明装置を備えた脱穀機を搭載したコンバイ
ンの側面図。
【図2】機側カバー構造の要部を示す側面図。
【図3】図2の取付け態様を示す正面図。
【図4】上カバーの取付構造を示す斜視図。
【符号の説明】
3 脱穀機 5 フィードチェン 6 上カバー(機側カバー) 8,8a 固定具 9,9a,9c,9d 係止片 30 脱穀機枠 31 側面カバー 31a,36a,36b 係合杆(係合部) 90 ガイド片 91 フック片

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 フィードチェンの側方を覆う機側カバー
    を、脱穀機枠の前後部に設けた係合部に、前側の固定具
    と後側の固定具を介して係脱可能に固定するようにした
    脱穀機において、前記前側の固定具側に固定具を係合部
    へ案内する長いガイド片を有する係止片を設けると共
    に、後側の固定具側の下方にフック片を有する係止片を
    設け、両係止片を前後の係合部に係合させた状態で各固
    定具を固定することにより、機側カバーを取付けるよう
    に構成した脱穀機の機側カバー構造。
  2. 【請求項2】 前側の係合部を、フィードチェンの始端
    部を覆う側面カバーに設ける請求項1の脱穀機の機側カ
    バー構造。
  3. 【請求項3】 後側の係合部を、フィードチェンの後方
    に形成される空間部に設ける請求項1又は2の脱穀機の
    機側カバー構造。
JP19256797A 1997-07-17 1997-07-17 脱穀機の機側カバー構造 Pending JPH1132561A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002330615A (ja) * 2001-05-07 2002-11-19 Seirei Ind Co Ltd コンバイン

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002330615A (ja) * 2001-05-07 2002-11-19 Seirei Ind Co Ltd コンバイン
JP4499954B2 (ja) * 2001-05-07 2010-07-14 セイレイ工業株式会社 コンバイン

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