JPH11322186A - テープ剥ぎ取り装置 - Google Patents
テープ剥ぎ取り装置Info
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- JPH11322186A JPH11322186A JP12758298A JP12758298A JPH11322186A JP H11322186 A JPH11322186 A JP H11322186A JP 12758298 A JP12758298 A JP 12758298A JP 12758298 A JP12758298 A JP 12758298A JP H11322186 A JPH11322186 A JP H11322186A
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Abstract
に、しかも剥ぎ取り材料の無駄が生ずることなく剥ぎ取
り可能なテープ剥ぎ取り装置を提供することにある。 【解決手段】 ICチップ9が搭載される部位にICチ
ップ接着用の接着剤層2が形成され、該接着剤層2上に
保護用のカバーテープ3が積層された絶縁性フィルム基
材6より、前記カバーテープ3を剥ぎ取るテープ剥ぎ取
り装置において、前記絶縁性フィルム基材6が搬送され
る際に、粘着テープ12を介して前記カバーテープ2に
圧接して回転し、前記粘着テープ12を前記カバーテー
プ3に圧着させて剥ぎ取る剥ぎ取りローラ21を装備し
ており、前記剥ぎ取りローラ21の周面には、前記カバ
ーテープ3に対応する部位のみで前記粘着テープ12を
押圧可能な凹凸面22が形成されている。
Description
れる部位に半導体素子接着用の接着剤層が形成され、該
接着剤層上に保護用のカバーテープが積層された絶縁性
フィルム基材より、前記カバーテープを剥ぎ取るテープ
剥ぎ取り装置に関する。
パソコンなどの電子機器が普及しており、これらの電子
機器の制御部には、制御用のICチップや記憶用のフラ
ッシュメモリなどの半導体装置が内蔵されている。この
半導体装置は、小型・軽量化が進んでおり、該半導体装
置を構成するICチップの固定に、接着テープ(ダイボ
ンドテープ)が用いられている。この接着テープを切断
して接着剤層を予め基板上のダイパッド部に接着してお
き、該接着剤層を介して上記ICチップを固定するよう
になっている。例えば、μ−BGAタイプの半導体装置
について説明すると、ポリイミドフィルム上に銅箔を貼
り合わせた絶縁性フィルム基材に、露光、エッチングな
どを施すフォトリソグラフィ工程を経て配線パターンを
形成しておき、この配線パターン上に上記接着テープを
切断して接着剤層を貼り付けた後、ICチップを該接着
剤層に接着して固定するようになっている。
扱いを容易にするために、接着剤層の両面にカバーテー
プが積層されている。長尺状に形成された上記接着テー
プは、繰り出し側のリールより繰り出して、テープ切断
用金型装置の直前で一方側(接着面側)のカバーテープ
が剥がされて搬入される。そして、上下金型によりクラ
ンプされてパンチにより打ち抜かれた上記接着剤層は、
上記ダイの下方に設けられたヒータブロック上に搬送さ
れた絶縁性フィルム基材のICチップのダイパッド部に
加熱加圧されて接着される。上記絶縁性フィルム基材に
マトリクス状に貼り付けられた接着剤層にICチップを
固定するためには、上側に積層されたカバーテープを剥
がす必要がある。このカバーテープは、作業者が手作業
で剥がしても良いが、作業性や生産性が悪いことから、
粘着テープを用いて剥ぎ取るテープ剥ぎ取り装置があ
る。この装置について、図5及び図6を参照して説明す
る。尚、図6は図5の矢印A−A方向断面図である。
材51のダイパッド部には、接着剤層52が幅方向に5
か所に貼り付けられている。上記接着剤層52上には、
予め保護用のカバーテープ53が積層されている。上記
接着剤層52は、両面に上記カバーテープ53が積層さ
れた接着テープを、一方側(接着面側)を剥がしなが
ら、テープ切断用金型装置により打ち抜かれて、切断さ
れた上記接着剤層52が上記絶縁性フィルム基材51上
に貼り付けられている。長尺状の絶縁性フィルム基材5
1は、図6の矢印B方向より搬送される。また、上記絶
縁性フィルム基材51の搬送路には、円柱状の剥ぎ取り
ローラ54が近接して配設されている。この剥ぎ取りロ
ーラ54の周囲には長尺状の粘着テープ55が一定のテ
ンションで張設されており、該剥ぎ取りローラ54を矢
印C方向へ回転駆動することにより上記粘着テープ55
を矢印D方向へ搬送する。上記絶縁性フィルム基材51
が上記剥ぎ取りローラ54を通過する際に、上記粘着テ
ープ55を上記カバーテープ53に圧着させて剥ぎ取
り、上記粘着テープ55は剥ぎ取った上記カバーテープ
53と共に巻き取られるようになっている。
材51上に貼り付けられた接着剤層52に積層されたカ
バーテープ53には、接着テープからの切断によるバリ
や反りが生じ易い。従って、図5及び図6に示すテープ
剥ぎ取り装置において、剥ぎ取りローラ54を粘着テー
プ55を介して上記カバーテープ53上に圧着させよう
としても、部分的に接着状態が不十分となり、剥ぎ取れ
ないカバーテープ53が生ずるおそれがあった。また、
上記剥ぎ取りローラ54は、円柱状のローラの母線方向
に全範囲で上記粘着テープ55をカバーテープ53に押
圧しているため、上記接着剤層52の厚さが薄い場合に
は、配線パターンが形成された絶縁性フィルム基材51
上に上記粘着テープ55が貼り付いて、該絶縁性フィル
ム基材51の表面や配線パターンを変形させたり傷付け
たりするおそれもあった。また、図6において、上記粘
着テープ55を矢印C方向に回転駆動する剥ぎ取りロー
ラ54によって搬送しているので、矢印B方向に搬送さ
れる上記絶縁性フィルム基材51の長手方向に間欠的に
形成されたカバーテープ53を剥ぎ取るためには、上記
絶縁性フィルム基材51が形成ピッチE分だけ搬送され
る間は、上記粘着テープ55が剥ぎ取りローラ54によ
って空送りされるため、上記粘着テープ55の無駄が生
ずるという課題もあった。
決し、接着剤層よりカバーテープを確実かつ容易に、し
かも剥ぎ取り材料の無駄が生ずることなく剥ぎ取り可能
なテープ剥ぎ取り装置を提供することにある。
するため次の構成を備える。即ち、半導体素子が搭載さ
れる部位に半導体素子接着用の接着剤層が形成され、該
接着剤層上に保護用のカバーテープが積層された絶縁性
フィルム基材より、前記カバーテープを剥ぎ取るテープ
剥ぎ取り装置において、前記絶縁性フィルム基材が搬送
される際に、粘着テープを介して前記カバーテープに圧
接して回転し、前記粘着テープを前記カバーテープに圧
着させて剥ぎ取る剥ぎ取りローラを装備しており、前記
剥ぎ取りローラの周面には、前記カバーテープに対応す
る部位のみで前記粘着テープを押圧可能な凹凸面が形成
されていることを特徴とする。
径部と小径部が交互に形成されており、前記大径部は前
記カバーテープ幅より幅狭に形成されており、前記大径
部が前記粘着テープを前記カバーテープに圧着させる際
に、前記粘着テープの非圧接部位を前記小径部側に逃が
すようにするのが好ましい。また、前記剥ぎ取りローラ
は、前記絶縁性フィルム基材が搬送される際に、前記粘
着テープが前記カバーテープに圧着されている間だけ間
欠的に従動回転して、前記カバーテープを剥ぎ取るよう
にするのが好ましい。また、前記粘着テープは長尺状テ
ープが用いられ、繰り出しローラより繰り出されて、前
記剥ぎ取りローラの周囲に一定のテンションを保って張
設されており、前記剥ぎ取ったカバーテープと共に巻き
取りローラに巻き取られるようにしても良い。また、前
記接着剤層には、弾性を有する絶縁樹脂層が用いられて
おり、前記絶縁性フィルム基材は、長尺状のポリイミド
フィルムに金属箔を貼り合わせ、該金属箔に配線パター
ンが形成されていても良い。
に形成された凹凸面により、前記カバーテープに対応す
る部位のみで前記粘着テープを押圧して前記カバーテー
プに圧着させるので、前記カバーテープに対する前記粘
着テープの圧着力を強めて確実かつ容易にカバーテープ
を剥ぎ取ることができる。特に、前記剥ぎ取りローラの
凹凸面は、大径部と小径部が交互に形成されており、前
記大径部は前記カバーテープ幅より幅狭に形成されてい
る場合には、前記カバーテープにバリや反りが生じてい
ても、確実に剥ぎ取ることができる。また、前記接着テ
ープの厚さが薄くても、前記粘着テープの非圧着部位を
前記小径部側に逃がすことができるので、絶縁性フィル
ム基材に接着して配線パターンや絶縁性フィルム基材を
変形させたり、傷付けたりするのを防止できる。また、
前記剥ぎ取りローラは、前記絶縁性フィルム基材が搬送
される際に、前記粘着テープが前記カバーテープに圧着
されている間だけ間欠的に従動回転するので、前記接着
テープの形成ピッチ間に相当する分だけ前記絶縁性フィ
ルム基材が搬送される間は、前記粘着テープが搬送され
ないので、空送りを防止して使用量を節約することがで
きる。
について添付図面に基づいて詳細に説明する。図1はテ
ープ剥ぎ取り装置の概略構成を示す説明図、図2は剥ぎ
取りローラのテープ剥ぎ取り動作を示す正面図、図3は
図2の剥ぎ取りローラの矢印A−A断面図、図4(a)
〜(c)はμ−BGAタイプの半導体装置の製造工程を
示す説明図である。尚、本実施例に係るテープ剥ぎ取り
装置は、μ−BGAタイプの半導体装置の製造用に適用
される場合について説明するものとする。
造工程について図4(a)〜(c)を参照して説明す
る。図4(a)において、1は長尺状の接着テープであ
り、接着剤層2の両面に保護用のカバーテープ3が積層
されている。上記接着剤層2は、ICチップを固定する
と共に該ICチップに作用する熱応力を吸収するため、
弾性を有する絶縁樹脂層、例えばエラストマーテープが
好適に用いられる。また、上記カバーテープ3は、接着
面の保護と取扱い性を考慮して、予め上記接着剤層2の
両面に積層して貼り付けられている。上記接着テープ1
は、矢印F方向より搬送されてテープ切断用金型装置に
搬入する前に、一方側(接着面側)のカバーテープ3が
剥ぎ取られる。そして、上記切断用プレス金型装置にお
いて、パンチ4aとダイ4bとの協働により、マトリク
ス状に打ち抜かれる。この打ち抜かれた接着剤層2は、
上記パンチ4aの先端面に上記カバーテープ3側より吸
着保持されたまま、上記ダイ4bの下方に設けられたヒ
ータブロック5上に搬入された絶縁性フィルム基材6の
ICチップが搭載される部位(ダイパッド部)に接着さ
れる。上記絶縁性フィルム基材6は、ポリイミドフィル
ム7上に銅箔などの金属箔8を貼り合わせたものが好適
に用いられ、該金属箔8に対して露光、エッチングなど
を施すフォトリソグラフィ工程を経て配線パターンが形
成されている。この絶縁性フィルム基材6のダイパッド
部に、切断された上記接着剤層2が加熱加圧されて接着
される。
テープ剥ぎ取り装置に、上記接着剤層2が接着された絶
縁性フィルム基材6を搬入して、図の破線に示すように
矢印G方向にカバーテープ3が剥ぎ取られる。そして、
図4(c)に示すように、ICチップ9の電極端子形成
面に、上記個片に切断された絶縁性フィルム基材6が上
記接着テープ1を介して接着して固定され、金めっき層
などを介して電極端子9aにビームリードボンデイング
或いはワイヤボンディングなどにより電気的に接続され
る。また、上記絶縁性フィルム基材6を形成するポリイ
ミドフィルム7にはスルーホールが形成されており、該
スルーホールに外部接続端子としてはんだボール10が
接合されている。
ープ剥ぎ取り装置について図1〜図3を参照して説明す
る。先ず、テープ剥ぎ取り装置の全体構成について図1
を参照して説明する。11は搬送ローラであり、図示し
ないモータにより矢印H方向に回転駆動され、長尺状の
絶縁性フィルム基材6を搬送する。この絶縁性フィルム
基材6の配線パターン形成面6aには、前工程で接着テ
ープ1より切断された接着剤層2が接着されている。上
記絶縁性フィルム基材6は、図示しない繰り出しローラ
より繰り出されて、上記搬送ローラ11により矢印B方
向に搬送され、図示しない巻き取りローラに巻き取られ
るようになっている。
ともカバーテープ3と接着剤層2との粘着力よりは上記
カバーテープ3との粘着力が大きいものが用いられる。
上記粘着テープ12は、繰り出しローラ13より繰り出
されて巻き取りローラ14に巻き取られるようになって
いる。上記繰り出しローラ13及び巻き取りローラ14
は、図示しない駆動源によって各々回転駆動可能になっ
ている。上記巻き取りローラ14にはトルクリミッタが
内蔵されており、過負荷が加わると滑りが生じて常時一
定のテンションで上記粘着テープ12を巻き取るように
なっている。
ーラ13より繰り出された粘着テープ12を送り出す。
16は上記送りローラ15に押圧して従動回転する押さ
えローラである。17はダンサーローラであり、上記送
りローラ15を経て送り出された上記粘着テープ12を
引っ張り出す。このダンサーローラ17は、装置本体に
設けられたガイドレール18上をスライド可能な移動体
19に回動自在に取り付けられている。上記移動体19
は、ダンサーローラ17の周囲に張設された粘着テープ
12が送り出される度に上記ガイドレール18に沿って
上方へスライドし、搬送が停止すると自重により下方へ
スライドして粘着テープ12に所定のテンションを付与
して繰り出すようになっている。20はガイドローラで
あり、装置本体に回動自在に設けられている。
ーラ11に近接して装置本体に回動自在に設けられてい
る。上記ガイドローラ20を経た上記粘着テープ12
は、上記剥ぎ取りローラ21の周囲に張設されて巻き取
りローラ14へ巻き取られる。上記搬送ローラ11によ
り搬送される絶縁性フィルム基材6は、上記剥ぎ取りロ
ーラ21を通過する際に、上記粘着テープ12が圧着し
てカバーテープ3を剥ぎ取られる。上記剥ぎ取りローラ
21は、上記粘着テープ12が上記カバーテープ3に圧
着している間だけ連れ回りする。尚、上記カバーテープ
3を剥ぎ取った上記粘着テープ12は、該カバーテープ
3と共に巻き取りローラ14に巻き取られる。また、上
記カバーテープ3を剥ぎ取られた上記絶縁性フィルム基
材6も、図示しない巻き取りローラに巻き取られる。
び剥ぎ取り動作について図2及び図3を参照して説明す
る。図2において、上記剥ぎ取りローラ21の周面に
は、上記カバーテープ3に対応する部位のみで粘着テー
プ12を押圧可能な凹凸面22が形成されている。具体
的には、上記凹凸面22は、大径部22aと小径部22
bが母線方向に交互に形成されており、上記大径部22
aは上記カバーテープ2の幅より幅狭に形成されてい
る。これによって、上記剥ぎ取りローラ21によるカバ
ーテープ3への押圧力が強まり、該カバーテープ2にバ
リや反りが生じていても、確実かつ容易に剥ぎ取ること
ができる。また、上記大径部22aが上記粘着テープ1
2を上記カバーテープ3に圧着させる際に、上記粘着テ
ープ12の非圧着部位は上記小径部22b側に逃がすよ
うになっている。これによって、接着テープ1の厚さが
薄くても、上記粘着テープ12の非圧着部位を上記小径
部22b側に逃がすことができるので、絶縁性フィルム
基材6に接着して配線パターンや絶縁性フィルム基材6
を変形させたり、傷付けたりするのを防止できる。
送ローラ11により搬送されて剥ぎ取りローラ21を通
過する際に、大径部22aにより上記粘着テープ12を
上記カバーテープ3に圧着させて剥ぎ取り、上記粘着テ
ープ12は剥ぎ取った上記カバーテープ3と共に巻き取
りローラ14に巻き取られるようになっている。上記剥
ぎ取りローラ21は、上記絶縁性フィルム基材6が通過
する際に、上記粘着テープ12がカバーテープ3に圧着
している間だけ間欠的に従動回転して、上記カバーテー
プ3が剥ぎ取られるようになっている。これによって、
接着テープ1の形成ピッチE間に相当する分だけ上記絶
縁性フィルム基材6が矢印B方向に搬送される間は、上
記粘着テープ12が搬送されないので、空送りを防止し
て上記粘着テープ12の使用量を節約することができ
る。
なく、上記テープ剥ぎ取り装置は、μ−BGAタイプの
半導体装置の製造用に用いたがテープBGAタイプの半
導体装置など他の接着テープ1を用いる半導体装置の製
造用に好適に用いることも可能である。また、上記絶縁
性フィルム基材6は長尺状のフィルムを用いたが短冊状
のフィルムを用いても良い等、発明の精神を逸脱しない
範囲で種々の改変をなし得ることは勿論である。
ーラの周面に形成された凹凸面により、前記カバーテー
プに対応する部位のみで前記粘着テープを押圧して前記
カバーテープに圧着させるので、前記カバーテープに対
する前記粘着テープの圧着力を強めて確実かつ容易にカ
バーテープを剥ぎ取ることができる。特に、前記剥ぎ取
りローラの凹凸面は、大径部と小径部が交互に形成され
ており、前記大径部は前記カバーテープ幅より幅狭に形
成されている場合には、前記カバーテープにバリや反り
が生じていても、確実に剥ぎ取ることができる。また、
前記接着テープの厚さが薄くても、前記粘着テープの非
圧着部位を前記小径部側に逃がすことができるので、絶
縁性フィルム基材に接着して配線パターンや絶縁性フィ
ルム基材を変形させたり、傷付けたりするのを防止でき
る。また、前記剥ぎ取りローラは、前記絶縁性フィルム
基材が搬送される際に、前記粘着テープが前記カバーテ
ープに圧着されている間だけ間欠的に従動回転するの
で、前記接着テープの形成ピッチ間に相当する分だけ前
記絶縁性フィルム基材が搬送される間は、前記粘着テー
プが搬送されないので、空送りを防止して使用量を節約
することができる。
ある。
面図である。
る。
す説明図である。
示す正面図である。
る。
Claims (6)
- 【請求項1】 半導体素子が搭載される部位に半導体素
子接着用の接着剤層が形成され、該接着剤層上に保護用
のカバーテープが積層された絶縁性フィルム基材より、
前記カバーテープを剥ぎ取るテープ剥ぎ取り装置におい
て、 前記絶縁性フィルム基材が搬送される際に、粘着テープ
を介して前記カバーテープに圧接して回転し、前記粘着
テープを前記カバーテープに圧着させて剥ぎ取る剥ぎ取
りローラを装備しており、前記剥ぎ取りローラの周面に
は、前記カバーテープに対応する部位のみで前記粘着テ
ープを押圧可能な凹凸面が形成されていることを特徴と
するテープ剥ぎ取り装置。 - 【請求項2】 前記剥ぎ取りローラの凹凸面は、大径部
と小径部が交互に形成されており、前記大径部は前記カ
バーテープ幅より幅狭に形成されており、前記大径部が
前記粘着テープを前記カバーテープに圧着させる際に、
前記粘着テープの非圧着部位を前記小径部側に逃がすこ
とを特徴とする請求項1記載のテープ剥ぎ取り装置。 - 【請求項3】 前記剥ぎ取りローラは、前記絶縁性フィ
ルム基材が搬送される際に、前記粘着テープが前記カバ
ーテープに圧着されている間だけ間欠的に従動回転し
て、前記カバーテープを剥ぎ取ることを特徴とする請求
項1又は請求項2記載のテープ剥ぎ取り装置。 - 【請求項4】 前記粘着テープは長尺状テープが用いら
れ、繰り出しローラより繰り出されて、前記剥ぎ取りロ
ーラの周囲に一定のテンションを保って張設されてお
り、前記剥ぎ取ったカバーテープと共に巻き取りローラ
に巻き取られることを特徴とする請求項1、2又は請求
項3記載のテープ剥ぎ取り装置。 - 【請求項5】 前記接着剤層には、弾性を有する絶縁樹
脂層が用いられていることを特徴とする請求項1、2、
3又は請求項4記載のテープ剥ぎ取り装置。 - 【請求項6】 前記絶縁性フィルム基材は、長尺状のポ
リイミドフィルムに金属箔を貼り合わせ、該金属箔に配
線パターンが形成されていることを特徴とする請求項
1、2、3、4又は請求項5記載のテープ剥ぎ取り装
置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12758298A JP2960713B1 (ja) | 1998-05-11 | 1998-05-11 | テープ剥ぎ取り装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12758298A JP2960713B1 (ja) | 1998-05-11 | 1998-05-11 | テープ剥ぎ取り装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2960713B1 JP2960713B1 (ja) | 1999-10-12 |
JPH11322186A true JPH11322186A (ja) | 1999-11-24 |
Family
ID=14963641
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP12758298A Expired - Fee Related JP2960713B1 (ja) | 1998-05-11 | 1998-05-11 | テープ剥ぎ取り装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2960713B1 (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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KR100583985B1 (ko) | 2004-12-10 | 2006-05-29 | 주식회사 쎄크 | 칩본딩용 테이프의 지지필름 제거장치 |
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JP2012134267A (ja) * | 2010-12-21 | 2012-07-12 | Hitachi Chem Co Ltd | 金属箔張積層板の製造方法 |
-
1998
- 1998-05-11 JP JP12758298A patent/JP2960713B1/ja not_active Expired - Fee Related
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