JPH1132208A - 画像変倍処理装置 - Google Patents

画像変倍処理装置

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JPH1132208A
JPH1132208A JP9200815A JP20081597A JPH1132208A JP H1132208 A JPH1132208 A JP H1132208A JP 9200815 A JP9200815 A JP 9200815A JP 20081597 A JP20081597 A JP 20081597A JP H1132208 A JPH1132208 A JP H1132208A
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JP
Japan
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scaling
image
image data
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JP9200815A
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English (en)
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Fumiko Koshimizu
文子 輿水
Shinichi Sato
真一 佐藤
Yoshikazu Naito
義和 内藤
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Panasonic System Solutions Japan Co Ltd
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Matsushita Graphic Communication Systems Inc
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    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06TIMAGE DATA PROCESSING OR GENERATION, IN GENERAL
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    • G06T3/40Scaling of whole images or parts thereof, e.g. expanding or contracting

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 単純な回路構成で、2値化の画像を任意
倍率で拡大縮小処理することができ、文字部は拡大時ス
ムージングされ、また縮小時には黒線が保存され、また
ハーフトーン部は拡大縮小率の値によってノイズ等が発
生せずに中間調の階調再現性が保持されるようにするこ
と。 【解決手段】 像域分離回路2により原画像データを画
素単位に文字画像か中間調画像かを判別する一方、文字
変倍処理回路3により前記画像データを所定変倍率で変
倍処理するとともに、中間調変倍処理回路4により前記
画像データを前記変倍率で変倍処理した後、前記像域分
離手段の判別結果に応じて画信号合成回路7により前記
文字変倍処理回路3の出力と前記中間調変倍処理回路4
の出力とを合成して出力する。併せて、文字変倍処理回
路3では、黒細線保存とスムージング処理とを行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ファクシミリ、ス
キャナ、ディジタルコピーなどのディジタルデータの画
像処理装置に係り、特に、中間調を含む画像を任意の倍
率で拡大、縮小する画像変倍処理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の2値化された画像の拡
大、縮小機能を有する画像変倍処理装置では、縮小時に
は縮小率に応じた間隔で間引き処理し、また拡大時には
整数倍拡大した後に縮小時と同一処理により拡大率に応
じた周期により間引き処理して任意倍率の拡大縮小処理
が行われていた。特開平6−164896号、特開平6
−253140号等には、このような技術が開示されて
いる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上述の従来技
術の構成では、入力画像データに関わりなく、周期的に
間引き処理が行われるため、入力画像の文字部について
はスムージングされた画像が得られるが、ハーフトーン
化された中間調部ではノイズが増加し、階調の再現性が
失われる。また縮小時には黒線が消去され再現性が失わ
れる。また、拡大時には拡大率が大きくなるほど画像処
理後のデータを保管するためのメモリも多く必要とな
る。
【0004】本発明は、上述の課題に鑑みて為されたも
ので、2値化の画像を任意倍率で拡大縮小処理すること
ができ、文字部は拡大時スムージングされ、縮小時には
黒線が保存され、また、ハーフトーン部は拡大縮小率の
値によってノイズ等が発生せずに中間調の階調再現性が
保持される画像変倍処理装置を提供することを目的とす
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記課題を解
決するため、以下の構成を採る。
【0006】請求項1記載の発明に係る画像変倍処理装
置は、原画像データを画素単位に文字画像か中間調画像
かを判別する像域分離手段と、変倍率を設定する倍率設
定手段と、前記画像データを前記変倍率で変倍処理する
文字変倍処理手段と、前記画像データを前記変倍率で変
倍処理する中間調変倍処理手段と、前記像域分離手段の
判別結果が文字画像である場合には前記文字変倍処理手
段の出力を選択する一方、前記判別結果が中間調画像で
ある場合には前記中間調変倍処理手段の出力を選択しつ
つ前記文字変倍処理手段の出力と前記中間調変倍処理手
段の出力とを合成する画信号合成手段と、を具備する構
成とした。
【0007】この構成により、文字データと中間調デー
タとを区別しつつデータに応じた、階調再現性の高い変
倍処理ができることとなる。
【0008】また、請求項2記載の発明は、請求項1記
載の画像変倍処理装置において、文字変倍処理手段の変
倍処理は、所望変倍率L倍の画像データを得る場合に、
縦横方向に画像データを各々2n倍(nは整数、L<
n)拡大する第1変倍処理と、この2n倍された画像デ
ータをL/2n倍に縮小する第2変倍処理と、により行
うこととした。
【0009】また、請求項3記載の発明は、請求項1記
載の画像変倍処理装置において、中間調変倍処理手段の
変倍処理は、所望変倍率L倍の画像データを得る場合
に、画像データを縦横方向に各々2n倍(nは整数、L
>2n)拡大する第1変倍処理と、この2n倍された画像
データを縦横方向に各々L/2n倍に変倍する第2変倍
処理と、により行うこととした。
【0010】また、請求項4記載の発明は、請求項1記
載の画像変倍処理装置において、文字変倍処理手段の変
倍を、所望変倍率L倍の画像データを得る場合に、縦横
方向に画像データを各々2n倍(nは整数、L<2n)拡
大する第1変倍処理と、この2n倍された画像データを
L/2n倍に縮小する第2変倍処理と、により実行し、
中間調変倍処理手段による変倍を、画像データを縦横方
向に各々2n倍(nは整数、L>2n)拡大する第1変倍
処理と、この2n倍された画像データを縦横方向に各々
L/2n倍に変倍する第2変倍処理と、により行うこと
とした。
【0011】これらの構成により、主走査副方向走査方
向に各々2.0倍拡大に必要な回路を配置することで、
2.0倍以上の自由な変倍率の拡大が可能となる。文字
データの変倍処理は、第1変倍処理にあたる拡大処理と
第2変倍処理にあたる間引き縮小処理とを組み合わせて
行うことで、最低限の回路規模で高速に自由な倍率の変
倍処理を行うことができる。一方、中間調データの変倍
処理は、第1変倍処理にあたる単純拡大処理と第2変倍
処理にあたる投影法による変倍処理とを組み合わせて行
うことで、最低限の回路規模で高速に、しかも階調再現
性を損なうことなく、自由な倍率の変倍処理を行うこと
ができる。
【0012】具体的には、請求項5記載の発明のよう
に、文字変倍処理手段と中間調変倍処理手段との第1変
倍処理を、画像データを固定変倍率の変倍手段を複数回
循環させることにより行うとともに、双方の第2変倍処
理を、演算処理によりビットを増減することにより行う
構成とすればよい。
【0013】この場合、画像データの循環は、請求項6
記載の発明のように、第1変倍処理の画像データの循環
を、各々文字変倍処理手段と中間調変倍処理手段との内
部で実行するようにしてもよいし、請求項7記載の発明
のように、第1変倍処理の画像データの循環を、画信号
合成手段による合成出力を帰還させることにより行うよ
うにしてもよい。
【0014】また、請求項8記載の発明のように、第1
変倍処理を、設定変倍率Lにより定まる変倍手段の循環
回数nをセットしたカウンタのカウント値に基づいて行
うことにより、変倍率の設定・第1変倍処理の実行回数
の設定等が容易になる。
【0015】また、請求項9記載の発明は、請求項1乃
至請求項8のいずれかに記載の画像変倍処理装置におい
て、文字変倍処理手段の第2変倍処理に際して、予め記
憶した原画像データの黒細線を間引き縮小処理の対象と
しない構成とした。
【0016】この構成により、縮小処理、拡大処理の過
程での第2変倍処理の際に、細い黒線が欠落することな
く変倍データに反映されるため、再現性のよい変倍デー
タが得られる。
【0017】また、請求項10記載の発明は、請求項1
乃至請求項9のいずれかに記載の画像変倍処理装置にお
いて、文字変倍処理手段の変倍処理に際して、スムージ
ング処理を実行する構成とした。
【0018】この構成により、上記の変倍処理と同時
に、変倍の都度スムージング処理が行われるため、高精
細な変倍データを得ることができる。
【0019】また、請求項11記載の発明は、画像変倍
処理方法の発明であり、像域分離手段により原画像デー
タを画素単位に文字画像か中間調画像かを判別する一
方、文字変倍処理手段により前記画像データを所定変倍
率で変倍処理するとともに、中間調変倍処理手段により
前記画像データを前記変倍率で変倍処理した後、画信号
合成手段により前記像域分離手段の判別結果が文字画像
である場合には前記文字変倍処理手段の出力を選択する
一方、前記判別結果が中間調画像である場合には前記中
間調変倍処理手段の出力を選択しつつ前記文字変倍処理
手段の出力と前記中間調変倍処理手段の出力とを合成し
て変倍処理を行う構成とした。
【0020】この構成により、請求項1記載の発明と同
様に、文字データと中間調データとを区別しつつデータ
に応じた、階調再現性の高い変倍処理ができる。
【0021】その際に、請求項12記載の発明のよう
に、文字変倍処理手段の変倍処理は、所望変倍率L倍の
画像データを得る場合に、スムージング処理を実行しつ
つ縦横方向に画像データを各々2n倍(nは整数、L<
n)拡大する第1変倍処理と、原画像データの黒細線
を間引き縮小処理の対象とすることなく前記2n倍され
た画像データをL/2n倍に縮小する第2変倍処理と、
により行えばよい。
【0022】また、請求項13記載の発明のように、中
間調変倍処理手段の変倍処理は、所望変倍率L倍の画像
データを得る場合に、画像データを縦横方向に各々2n
倍(nは整数、L>2n)拡大する第1変倍処理と、こ
の2n倍された画像データを縦横方向に各々L/2n倍に
拡大する第2変倍処理と、により行えばよい。
【0023】これらの構成によれば、主走査副方向走査
方向に各々2.0倍拡大に必要な回路を配置すること
で、2.0倍以上の拡大が可能となり、2値画像を任意
の倍率で拡大縮小処理ができ、文字変倍処理部では、拡
大時にスムージング処理されるとともに、縮小時には黒
細線が保存される一方、中間調変倍処理部では、拡大縮
小の倍率によってノイズ等が発生せずに中間調の階調再
現性が保持されることとなる。
【0024】
【発明の実施の形態】
(実施の形態1)図1は、本発明の実施の形態1に係る
画像変倍処理装置の概略を示すブロック図である。装置
は、画像メモリ1、像域分離回路2、文字補正処理回路
3と、投影処理回路4、倍率カウンタ演算回路5、制御
回路6、画像信号合成回路7、誤差拡散処理回路8、及
び白黒強制改組回路9、から構成される。
【0025】画像メモリ1は、端子aから入力される2
値画像データを複数ライン記憶するメモリである。
【0026】像域分離回路2は、画像メモリ1より読み
出されるm×n画素の画信号の所定エリアを参照し、注
目画素がハーフトーン(中間調)か文字であるかを1画
素毎に判定し、像域判別結果を画像処理のタイミングに
合わせて出力する回路であり、所定エリアの白黒変化点
数によりハーフトーンか文字かを判別する像域判別回路
21と、判定結果を後述する制御回路6からのアドレス
指示により書き込み制御する判別データ書き込み制御回
路22と、判別結果を記憶する判別結果メモリ23とを
備えている。
【0027】文字補正処理回路3は、画像メモリ1から
m×n画素の画信号を読み出し、拡大時は参照パターン
によるパターンマッチングによってスムージング処理を
行い、縮小時は黒細線を保存する処理を行い、後述する
投影処理回路4に同期してこれらの文字補正処理結果デ
ータを出力する回路である。所定エリア内の画素が黒細
線であるか否かを判別する黒細線判別回路31と、m×
n画素の所定エリアとあらかじめ定められた参照パター
ンとのパターンマッチングを行うことによりスムージン
グ補間データを発生し主副走査方向に各々2.0倍拡大
を行うスムージング処理回路32と、黒細線判別回路3
1の判別結果と制御回路6からの文字アドレスとにより
スムージング補間データの書き込みの要否及び書込み位
置を制御する文字データ書き込み制御回路33と、この
文字書き込み制御回路33から出力された文字データを
記憶する文字画像メモリ34とを備えている。
【0028】スムージング処理回路32は、倍率カウン
タ演算回路5に拡大率がセットされている場合には(B
M≠0)、文字画像メモリ34の出力画像データを再度
入力し、セットされた回数に応じて同様の動作を繰り返
す。このとき、最初の黒細線判別結果データが文字デー
タ書き込み制御回路33に保持されており、そのデータ
は最終変倍処理で使用される。
【0029】なお、倍率カウンタ演算回路5は、端子b
から主走査拡大率を入力し、端子cから副走査拡大率を
入力することにより、主副走査方向に各々2.0倍拡大
を行う回数(BM,BH)と、端数の変倍率(BMX,
BMY,BHX,BHY)とを算出する倍率演算を実行
する。
【0030】投影処理回路4は、設定倍率により入力画
像の注目画素の出力画素への投影データを出力する回路
であり、注目画素と同じデータを用いて2ライン2列4
画素の補間データを発生し主副走査方向に各々2.0倍
拡大を行う単純拡大処理回路41と、この単純拡大処理
回路41の出力データを記憶するための画像拡大メモリ
42と、注目画素と後述する投影係数から注目画素の出
力画素への投影データを求め対応する注目画素が複数あ
れば、それらの投影値の積算値を求めて投影された黒画
素の面積率から多値化投影データを演算する投影データ
演算回路43と、この投影データ演算回路43の出力デ
ータを格納する投影画像メモリ44とから構成される。
【0031】投影データ演算回路43は、倍率カウンタ
演算回路5に拡大率がセットされている場合には(BH
≠0)、画像拡大メモリ44の出力データが、単純拡大
処理回路41に再入力され、再度2.0倍拡大を行うこ
とが可能な構成になっている。更に、倍率カウンタ演算
回路5のカウンタ値BHが0になった場合に、単純拡大
処理回路41の出力データが投影データ演算回路43に
おいて制御回路6からの投影係数にしたがった投影処理
がなされる構成になっている。
【0032】但し、画像拡大メモリ42を用いないで投
影画像メモリ44を代用することで拡大処理を実行する
ことも可能である。つまり単純拡大処理回路41の出力
データを投影データ演算回路43に入力し、投影データ
演算回路43において前記カウンタ値のBM=0ならば
制御回路からの投影係数を用いて演算を行い、BM≠0
ならば投影演算を行わないで入力した画信号を投影画像
メモリ44に出力し、単純拡大処理回路41に再入力す
る構成とすることもできる。
【0033】制御回路6は、倍率カウンタ演算回路5よ
り出力された倍率データBHを入力することにより、入
力画素の出力画素への投影面積を算出するための投影係
数を算出し投影データ演算回路43へ出力すると共に、
投影画像メモリ44への投影アドレスAX、AYと、判
別結果メモリ23、文字データ書き込み制御回路33、
文字画像メモリ34への文字アドレスCX、CYと、を
発生する。
【0034】画像信号合成回路7は、像域分離回路2の
像域判別結果データ出力と、文字補正処理回路3の文字
画像処理結果データ出力と、投影処理回路4の投影画像
データ出力と、により多値化画像データを合成する回路
である。像域判別結果が文字であり且つ文字補正処理出
力データが黒である場合には、合成多値出力レベルの最
小値0を出力し、また像域判別結果が文字であり且つ文
字補正処理出力データが白である場合には合成多値出力
レベルの最大値(256階調の場合は255)を出力
し、像域判別結果データがハーフトーンである場合に
は、投影画像データを出力する。
【0035】誤差拡散処理回路8は、画像信号合成回路
7により合成された多値画像データ出力を誤差拡散処理
し、2値画像データを出力する理回路であり、入力画像
信号を過去の誤差データにより補正する画像信号補正回
路81、この補正結果を2値化する2値化回路82、こ
の2値化結果と前記補正結果より誤差を求める誤差演算
回路83、この誤差データを以降の処理画素に分配し現
処理画素の誤差データを求める誤差分配集積回路84、
誤差データを記憶する誤差メモリ85とから構成され
る。画像信号合成回路7の出力結果により、文字データ
は最大値あるいは最小値となるためこの誤差拡散処理回
路を通っても、文字データは誤差拡散処理の影響を受け
ないようになっている。
【0036】白黒強制改組回路9は、誤差拡散入力デー
タのレベルが最小レベルの場合には、2値化回路82の
出力を強制的に黒にし、最大レベルの場合は強制的に白
にし、その他の場合は2値化回路82の出力をそのまま
出力する回路である。この処理により、文字情報は確実
に白または黒になり誤差拡散処理の誤差伝播により希に
発生する白黒反転が文字部に発生しないようにしてい
る。
【0037】以上のように構成された画像処理装置の動
作を、動作フロー図に沿って、更に具体的に説明する。
図2は本実施の形態1の動作フロー図であり、主走査倍
率をMX、副走査倍率をMYとした場合の処理を例に説
明する。
【0038】まず、倍率カウンタ演算回路5は、設定さ
れた主走査倍率MXと副走査倍率MYとにより補間処理
による2.0倍拡大の回数を算出する(ST201)。
この時、スムージング処理を行う回数をBM、その端数
の変倍率BMX、BMYとし、単純拡大を行う回数をB
H、その端数の変倍率をBHX,BHYとすると、スム
ージング処理の場合には、一旦所望の拡大率以上になる
ようにスムージング処理を行う回数BMを定め、その後
に間引きを行い縮小処理を実行することにより所望拡大
率のデータを得るよう端数の変倍率BMX、BMYを定
める(端数の変倍率は1.0以下)。一方、投影処理の
場合は、所望の拡大率を超えないように単純拡大処理を
行う回数BHを定め、その単純拡大処理後のデータを変
倍することにより所望拡大率のデータを得るよう端数の
変倍率BHX、BHYを定める(端数の変倍率は1.0
以上)。
【0039】例えば、2.0倍拡大の場合には、スムー
ジング処理は、2.0=21×1.0であるから、BM
=1、BMX=BMY=1.0、となり、投影処理は、
2.0=20×2.0であるから、BH=0、BHX=
BHY=2.0となる。また、3.0倍拡大の場合に
は、スムージング処理は、3.0=22×0.75であ
るから、BM=2, BMX=BMY=0.75とな
り、3.0=21×1.5であるから、BH=1、BH
X=BHY=1.5となる。
【0040】同様に、4.0倍拡大の場合には、スムー
ジング処理は、4.0=22×1.0であるから、BM
=2, BMX=BMY=1.0、となり、投影処理
は、4.0=21×2.0であるから、BH=1、BH
X=BHY=2.0となる。また、5.0倍拡大の場合
には、5.0=23×5/8であるから、BM=3,B
MX=BMY=0.625、となり、投影処理は、5.
0=22×1.25であるから、BH=2、BHX=B
HY=1.25となる。
【0041】次に、制御回路6で、副走査方向の投影ア
ドレスAY,投影係数KY、文字アドレスCYを発生さ
せる(ST202)。投影法のアドレスの取得は、変倍
率BHX,BHYより投影アドレスAY、投影係数KY
を、変倍率BMX,BMYより文字アドレスCYを算出
する公知の手法を用いる。
【0042】次に、制御回路6で、主走査方向の投影ア
ドレスAX,投影係数KX、文字アドレスCXを発生さ
せる(ST203)。この場合も、変倍率BHX,BH
Yより投影アドレスAX、投影係数KX、変倍率BM
X,BMYより文字アドレスCXを算出する公知の投影
法の手法を用いる。
【0043】次に、像域分離回路2、文字補正処理回路
3、投影処理回路4は、それぞれ画像メモリ2から画像
処理に必要なmラインn列の画像データを読み込む(S
T204)。ここから各処理内容によって流れが分かれ
る。
【0044】まず、画像メモリ1から画像データを入力
した投影処理回路4は、倍率カウンタ演算回路5から入
力したデータBHを基に単純拡大処理を行うかどうかを
判断する(ST205)。画像メモリ2から入力した2
値画像に対してBH=0ならば単純拡大処理を行わず、
BH=1以上ならばその回数の単純拡大処理を行うよう
にする。単純拡大処理回路41よりの出力画像データ
は、BH=(BH−1)が0でなければ、画像拡大メモ
リ42に記憶され、この画像拡大メモリ42より画像デ
ータを読み出して単純拡大処理回路41に再入力するこ
とにより単純2.0倍拡大を行い(ST206)、BH
=(BH−1)=0になるまで、単純2.0倍拡大を繰
返す(ST207)。
【0045】BH=(BH−1)=0であれば、拡大処
理後のデータは、投影データ演算回路43に出力され、
投影処理を行う(ST208)。この投影処理は、制御
回路6からの投影係数KX、KYを用いて投影面積を求
め、この投影面積の黒の面積が投影出力画素に占める面
積比により多値画素を生成することにより行う。1つの
出力画素は最大4個の入力画素からの投影を受けるの
で、投影を受ける度に投影面積を計算して投影画像メモ
リ44に入力し、それを再び読み出し次の投影の面積を
加算する動作を最大4回繰り返す。
【0046】画像メモリ1から画像データを入力した文
字補正処理回路3は、倍率カウンタ演算回路5から入力
したデータBMを基にスムージング補間処理を行うかど
うかを判断する(ST209)。BM=0であれば、画
像メモリ1から入力した2値画像に対してスムージング
補間処理を行わず、BM=1以上であれば、その回数の
スムージング補間処理を行う(ST210)。スムージ
ング処理回路32では、画像メモリ1から読み出された
mラインn列のエリアの画像データを参照してあらかじ
め定められたパターンとのパターンマッチングによって
注目画素の補間データを発生させる。BM=1以上の場
合には、スムージング処理回路10の出力データは文字
データ書き込み制御回路33を抜けそのまま文字画像メ
モリ34に記憶され、スムージング処理回路32へ再入
力される。BM=0の場合には、拡大処理は行われずに
縮小処理に移る(ST212)。このときm×n画素の
画像データより主走査方向副走査方向それぞれについて
前回の注目画素が細線パターンを一致するかどうかをパ
ターンマッチングによって判別し、その結果一致してい
た場合には、今回の文字中核データの書き込みを禁止す
る。また、文字アドレスCX,CYより補間データが既
に書き込まれている文字中核データと重なった場合に
は、上書きを禁止する。これらの処理を実行した出力デ
ータを文字画像メモリ34に記憶する。
【0047】次に、画像メモリ1から画像データを入力
した像域分離回路2は、m×n画素の画像データの変化
点をカウントし所定の値より多い場合はハーフトーン
(中間調)ZD=0、少ない場合は文字ZD=1と判定
し、その結果を判別結果メモリ23に記憶する。
【0048】以上の3つの処理が終了した画像データを
像域判定結果に従い合成する。像域判定結果がハーフト
ーンである場合(ZD=0)には、投影処理回路4の出
力画像データを、像域判定結果が文字である場合(ZD
=1)には、文字補正処理回路3の出力画像データを、
それぞれ選択して合成する(ST213)。
【0049】これら一連の処理は1画素毎に行われ主走
査方向の画素数分の処理を行った後(ST214)、画
像信号合成回路7により合成され、その合成多値データ
は誤差拡散処理回路8で誤差拡散され2値化される(S
T215)。そして次のラインへ処理を移し、同様の処
理を実行し、以上の動作を繰返し1ページ分の画像処理
を行う(ST216)。
【0050】(実施の形態2)次に、図3は、本発明の
実施の形態2による画像処理装置の概略を示すブロック
図である。基本的な回路構成は、実施の形態1と同様で
あるが、スムージング処理及び投影処理を、実施の形態
1では文字補正処理回路3と投影処理回路4との内部で
画像データを複数回帰還する構成としたが、実施の形態
2では、画像処理装置全体の出力信号を複数回帰還して
行う構成とした。そのために、出力画像メモリ10と画
像切り替え回路11と出力画像選択回路45とを備える
構成とした。
【0051】出力画像メモリ10は、変倍処理結果を記
憶する出力画像メモリであり、2.0倍以上の拡大を行
う場合には、その出力データが画像切り替え回路11に
入力される。画像切り替え回路11は、入力画像データ
を端子aからの2値原画像データとするか、2.0倍拡
大を行った後の後述する出力画像メモリ10からの画像
データにするか、を切り替えるための回路である。ま
た、投影処理回路4内部に、変倍率により単純拡大処理
回路41と投影データ演算回路43とのどちらを出力す
るかを選択する出力画像選択回路45を設けて、出力画
像メモリ10からの帰還信号を投影処理に反映させるよ
うにした。
【0052】以上のように構成された画像処理装置の動
作を、図5の動作フロー図に従って説明する。
【0053】まず、設定された主走査倍率MXと副走査
倍率MYより補間処理による2.0倍拡大の回数を算出
する(ST401)。スムージング処理を行う回数をB
M、その端数の変倍率BMX、BMYとし、単純拡大を
行う回数をBH、その端数の変倍率をBHX,BXYと
する。これらの変倍率の設定は実施の形態1と同様であ
る。
【0054】次に、制御回路6で、副走査方向の投影ア
ドレスAY,投影係数KY、文字アドレスCYを発生さ
せる(ST402)。投影法のアドレスの取得は、変倍
率BHX,BHYより投影アドレスAY、投影係数KY
を、変倍率BMX,BMYより文字アドレスCYを算出
する公知の手法を用いる。
【0055】次に、制御回路6で、主走査方向の投影ア
ドレスAX,投影係数KX、文字アドレスCXを発生さ
せる(ST403)。この場合も、変倍率BHX,BH
Yより投影アドレスAX、投影係数KX、変倍率BM
X,BMYより文字アドレスCXを算出する公知の投影
法の手法を用いる。
【0056】次に、像域分離回路2、文字補正処理回路
3、投影処理回路4は、それぞれ画像メモリ2から画像
処理に必要なmラインn列の画像データを読み込む(S
T404)。ここから各処理内容によって流れが分かれ
る。
【0057】まず、画像メモリ1から画像データを入力
した投影処理回路4は、単純拡大処理回路41と投影デ
ータ演算回路43とを平行に動作させ、倍率カウンタ演
算回路5から入力したデータBHをもとに、いずれの出
力データを選択するかを判断し、BH=0ならば投影デ
ータ演算回路43の出力データを、BH=1以上ならば
単純拡大処理回路41の出力データをそれぞれ選択する
(ST405、ST406)。BH=0の場合には、投
影データ演算回路43では制御回路6からの投影係数K
X、KYを用いて投影面積を求め、この投影面積の黒の
面積が投影出力画素に占める面積比により多値画素を生
成する。1つの出力画素は最大4個の入力画素からの投
影を受けるので、投影を受ける度に投影面積を計算して
投影画像メモリ44に入力し、それを再び読み出し次の
投影の面積を加算する動作を最大4回繰り返す。
【0058】次に、画像メモリ1から画像データを入力
した文字補正処理回路3は、倍率カウンタ演算回路5か
ら入力したデータBMをもとにスムージング補間処理を
行うかどうかを判断し(ST407)、入力した画像に
対してBM=0ならばスムージング補間処理を行わずに
縮小処理をし(ST408)、BM=1以上ならばスム
ージング補間処理による拡大処理を行う(ST40
9)。スムージング処理回路32では、画像メモリ1か
ら読み出されたmラインn列のエリアの画像データを参
照してあらかじめ定められたパターンとのパターンマッ
チングによって注目画素の補間データを発生させる。
【0059】また、黒細線判別回路31では、m×n画
素の画像データより主走査方向副走査方向それぞれにつ
いて前回の注目画素が細線パターンと一致するかどうか
をパターンマッチングによって判別し、その判断結果を
文字データ書き込み制御回路33に渡す。文字データ書
き込み制御回路33では、2倍以上の拡大処理を行うか
否かに応じて、適宜、黒細線判別回路31の出力を参照
して文字画像メモリ34への書込みを制御する。
【0060】具体的には、2倍以上の拡大処理を行う場
合(BM=1以上の場合)には、文字データ書き込み制
御回路33は、黒細線判別回路31の出力を参照せず、
スムージング処理回路32の出力データをそのまま文字
画像メモリ34に出力する。また、縮小処理と2倍以下
の拡大処理を行う場合(BM=0の場合)には、黒細線
判別回路31の出力を参照して、注目画像の処理データ
の該当文字アドレスへの書き込みを禁止する。このよう
な処理により、黒細線が損なわれることなく変倍データ
に反映される。一方、スムージング処理による補間デー
タの書込アドレスが既に書き込まれている文字アドレス
と重なった場合には、上書きを禁止し、その結果を文字
画像メモリ34に記憶する。このような処理により、画
素を間引く際に黒細線が損なわれることはなくなる。
【0061】次に、画像メモリ1からm×n画素の画像
データを入力した像域分離回路2は、読込んだ画像デー
タの変化点をカウントし、所定の値より多い場合はハー
フトーン(中間調)ZD=0、少ない場合は文字ZD=
1と判定し、その結果を判別結果メモリ23に記憶する
(ST410)。2.0倍以上の拡大処理の場合には、
2.0倍したデータが再入力され処理されるが、判別精
度を上げるため、その場合でも1回目の処理の結果を最
終処理に入るまで維持し、これを画像合成信号回路7に
出力するようにした。
【0062】上記3つの処理が終了した後に、画像デー
タを像域判定結果に従い合成する(ST411)。像域
判定結果がハーフトーンZD=0の場合には、投影処理
回路4の出力画像データを、像域判定結果が文字ZD=
1の場合文字には、補正処理回路3の出力画像データ
を、それぞれ選択して合成する。
【0063】これら一連の処理は、1画素毎に行われ主
走査方向の画素数分の処理を行った後(ST412)、
2.0倍以上の拡大処理で途中経過にある場合は画像信
号合成回路7の出力データは出力画像メモリ10に格納
され、画像切り替え回路11に再入力され、設定された
倍率に応じて変倍処理が繰り返される(ST413)。
最終の変倍処理が終わると画像信号合成回路7の出力で
ある合成多値データは誤差拡散処理回路8で誤差拡散に
て2値化され(ST414)、出力画像メモリ10に記
憶され、外部へ出力される。以上の1ライン分の処理を
1ページ分の処理が終わるまで繰り返すことにより、変
倍処理を終了する(ST415)。
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
によれば、最低限の回路構成で2値化の画像を任意倍率
で拡大縮小処理することができ、文字部は拡大時にスム
ージングされ、縮小時には黒線が保存され、また、ハー
フトーン部は拡大縮小率の値によってノイズ等が発生せ
ずに中間調の階調再現性が保持される画像変倍処理装置
を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態1による画像変倍処理装置
の構成を示すブロック図。
【図2】実施の形態1による画像変倍処理装置の動作フ
ロー図。
【図3】本発明の実施の形態2による画像変倍処理装置
の構成を示すブロック図。
【図4】実施の形態2による画像変倍処理装置の動作フ
ロー図。
【符号の説明】
2 像域分離回路 3 文字補正処理回路 31 黒細線判別回路 32 スムージング処理回路 4 投影処理回路 41 単純拡大処理回路 43 投影データ演算回路 5 倍率カウンタ演算回路 7 画像信号合成回路 8 誤差拡散処理回路 11 出力画像選択回路

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 原画像データを画素単位に文字画像か中
    間調画像かを判別する像域分離手段と、変倍率を設定す
    る倍率設定手段と、前記画像データを前記変倍率で変倍
    処理する文字変倍処理手段と、前記画像データを前記変
    倍率で変倍処理する中間調変倍処理手段と、前記像域分
    離手段の判別結果が文字画像である場合には前記文字変
    倍処理手段の出力を選択する一方、前記判別結果が中間
    調画像である場合には前記中間調変倍処理手段の出力を
    選択しつつ前記文字変倍処理手段の出力と前記中間調変
    倍処理手段の出力とを合成する画信号合成手段と、を具
    備することを特徴とする画像変倍処理装置。
  2. 【請求項2】 文字変倍処理手段の変倍処理は、所望変
    倍率L倍の画像データを得る場合に、縦横方向に画像デ
    ータを各々2n倍(nは整数、L<2n)拡大する第1変
    倍処理と、この2n倍された画像データをL/2n倍に縮
    小する第2変倍処理と、であることを特徴とする請求項
    1記載の画像変倍処理装置。
  3. 【請求項3】 中間調変倍処理手段の変倍処理は、所望
    変倍率L倍の画像データを得る場合に、画像データを縦
    横方向に各々2n倍(nは整数、L>2n)拡大する第1
    変倍処理と、この2n倍された画像データを縦横方向に
    各々L/2n倍に拡大する第2変倍処理と、であること
    を特徴とする請求項1記載の画像変倍処理装置。
  4. 【請求項4】 文字変倍処理手段の変倍を、所望変倍率
    L倍の画像データを得る場合に、縦横方向に画像データ
    を各々2n倍(nは整数、L<2n)拡大する第1変倍処
    理と、この2n倍された画像データをL/2n倍に縮小す
    る第2変倍処理と、により実行し、 中間調変倍処理手段による変倍を、画像データを縦横方
    向に各々2n倍(nは整数、L>2n)拡大する第1変倍
    処理と、この2n倍された画像データを縦横方向に各々
    L/2n倍に拡大する第2変倍処理と、を実行すること
    を特徴とする請求項1記載の画像変倍処理装置。
  5. 【請求項5】 文字変倍処理手段と中間調変倍処理手段
    との第1変倍処理を、画像データを固定変倍率の変倍手
    段を複数回循環させることにより行うとともに、双方の
    第2変倍処理を、演算処理によりビットを増減すること
    により行うことを特徴とする請求項4記載の画像変倍処
    理装置。
  6. 【請求項6】 第1変倍処理の画像データの循環を、各
    々文字変倍処理手段と中間調変倍処理手段との内部で実
    行することを特徴とする請求項5記載の画像変倍処理装
    置。
  7. 【請求項7】 第1変倍処理の画像データの循環を、画
    信号合成手段による合成出力を帰還させることにより行
    うことを特徴とする請求項5記載の画像変倍処理装置。
  8. 【請求項8】 第1変倍処理を、設定変倍率Lにより定
    まる変倍手段の循環回数nをセットしたカウンタのカウ
    ント値に基づいて行うことを特徴とする請求項5乃至請
    求項7記載の画像変倍処理装置。
  9. 【請求項9】 文字変倍処理手段の第2変倍処理に際し
    て、予め記憶した原画像データの黒細線を間引き縮小処
    理の対象としないことを特徴とする請求項1乃至請求項
    8のいずれかに記載の画像変倍処理装置。
  10. 【請求項10】 文字変倍処理手段の変倍処理に際し
    て、スムージング処理を実行することを特徴とする請求
    項1乃至請求項9のいずれかに記載の画像変倍処理装
    置。
  11. 【請求項11】 像域分離手段により原画像データを画
    素単位に文字画像か中間調画像かを判別する一方、文字
    変倍処理手段により前記画像データを所定変倍率で変倍
    処理するとともに、中間調変倍処理手段により前記画像
    データを前記変倍率で変倍処理した後、 画信号合成手段により前記像域分離手段の判別結果が文
    字画像である場合には前記文字変倍処理手段の出力を選
    択する一方、前記判別結果が中間調画像である場合には
    前記中間調変倍処理手段の出力を選択しつつ前記文字変
    倍処理手段の出力と前記中間調変倍処理手段の出力とを
    合成して変倍処理を行うことを特徴とする画像変倍処理
    方法。
  12. 【請求項12】 文字変倍処理手段の変倍処理は、所望
    変倍率L倍の画像データを得る場合に、スムージング処
    理を実行しつつ縦横方向に画像データを各々2n倍(n
    は整数、L<2n)拡大する第1変倍処理と、原画像デ
    ータの黒細線を間引き縮小処理の対象とすることなく前
    記2n倍された画像データをL/2n倍に縮小する第2変
    倍処理と、であることを特徴とする請求項11記載の画
    像変倍処理方法。
  13. 【請求項13】 中間調変倍処理手段の変倍処理は、所
    望変倍率L倍の画像データを得る場合に、画像データを
    縦横方向に各々2n倍(nは整数、L>2n)拡大する第
    1変倍処理と、この2n倍された画像データを縦横方向
    に各々L/2n倍に拡大する第2変倍処理と、であるこ
    とを特徴とする請求項11記載の画像変倍処理方法。
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